JPH0223523A - 磁気記録媒体の製造方法およびその製造装置 - Google Patents

磁気記録媒体の製造方法およびその製造装置

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JPH0223523A
JPH0223523A JP17424288A JP17424288A JPH0223523A JP H0223523 A JPH0223523 A JP H0223523A JP 17424288 A JP17424288 A JP 17424288A JP 17424288 A JP17424288 A JP 17424288A JP H0223523 A JPH0223523 A JP H0223523A
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JP
Japan
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magnetic
gravure roll
recording medium
magnetic recording
base film
Prior art date
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Pending
Application number
JP17424288A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Tsukamoto
塚本 均
Ichiro Hasegawa
一郎 長谷川
Yasuo Sasaki
康夫 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maxell Ltd
Original Assignee
Hitachi Maxell Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0223523A publication Critical patent/JPH0223523A/ja
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  • Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、グラビアロールを用いてベースフィルム上
に磁性塗料を塗布し、磁性層を形成して磁気記録媒体原
反を形成する際、磁気記録媒体原反の厚みむらを防止し
、伸び変形のない磁気記録媒体原反を形成して、良好な
歩留まりで効率よくかつ安価に磁気記録媒体を製造する
方法およびその製造装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に、磁気記録媒体は第7図に示すように、磁性塗料
槽2内の磁性塗料3中にグラビアロール1の下部を浸漬
して矢印Aで示す方向に回転させドクターブレード4で
グラビアロール1の表面に付着した余分な磁性塗料を掻
き取った後、ポリエステルフィルムなどのベースフィル
ム5をグラビアロール1とこのグラビアロール1に対し
て矢印B方向に回転する圧胴ロール6との間に走行させ
、ベースフィルム5上に磁性塗料3を塗布し、乾燥して
磁気記録媒体原反を形成した後、これを適宜の形状に裁
断してつくられている。(植松健−−)瀬昇「磁気材料
の革命」、1985年7月10日、工業調査会173頁
) 〔発明が解決しようとする課題] ところが、このような従来のグラビア塗布機を用いる方
法では、圧胴ロール6で押圧されながら塗布形成される
磁気記録媒体原反の両耳部近辺の塗布厚みが厚くなると
いう欠点があり、そのままロール状に巻かれると、その
部分が盛り上がり変形して伸びてしまい、この変形した
部分は磁気記録媒体として使用できなくなる。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、かかる現状に鑑み種々検討を行つた結果な
されたもので、磁性塗料をグラビアロールを用いてベー
スフィルム上に塗布するに際し、グラビアロールの特定
の部分のみを磁化させて塗布することによって、磁性塗
料をグラビアロール上の磁化された部分に磁力で吸引し
、この磁化部分でベースフィルム上に塗布される磁性塗
料を少なくして、形成する磁性層の厚みを調整し、塗布
厚みむらのない均一な磁性層を形成して、伸び変形など
の無い磁気記録媒体原反が得られるようにしたものであ
る。また、この磁気記録媒体原反を適宜に裁断して得ら
れる磁気記録媒体を、歩留まりよく、効率的かつ安価に
製造できるようにしたものである。
以下、この発明において使用する磁気記録媒体製造装置
の図面を参照しながら説明する。
第1図および第2図は、この発明において使用する磁気
記録媒体製造装置の一例を示したものであり、1はグラ
ビアロールであって、下部を磁性塗料槽2内の磁性塗料
3中に浸漬して矢印A方向に回転する。
4はドクターブレードであって、その先端をグラビアロ
ールlの胴周表面に当接し、回転するグラビアロール1
の表面に付着して引き上げられる余分な磁性塗料3を掻
き取るようにしである。
5は連続走行するポリエステルフィルム、6はポリエス
テルフィルム5をグラビアロール1に対し押圧して矢印
B方向に回転するゴム製の圧胴ロールであって、この圧
胴ロール6の押圧によって、グラビアロール1との間を
走行するポリエステルフィルム5上に、所定量の磁性塗
料3が塗布され、磁性層が形成される。
7はグラビアロール1の走行するポリエステルフィルム
5の両耳部に対応する内部に配設したリング状の磁石で
あって、このリング状磁石7の磁力によって、走行する
ポリエステルフィルム5の両耳部に塗布される磁性塗料
3が吸引され、ポリエステルフィルム5の両耳部への磁
性塗料3の塗布が抑制される。
しかして、圧胴ロール6の押圧によって、グラビアロー
ル1との間を走行するポリエステルフィルム5に磁性塗
料3が塗布される際、ポリエステルフィルム5の両耳部
に塗布される磁性塗料3が少なくなり、両耳部における
磁性塗料3の厚みが薄くなるように調整されて、均一な
磁性層が形成され、巻き取りロールに巻き取られても厚
みむらがなく、伸び変形のない磁気記録媒体原反が得ら
れる。
このように、グラビアロール1の走行するポリエステル
フィルム50両耳部に対応する部分の磁化は、第1図な
いし第3図に示すように円周方向にN−3極が交互に分
極されたリング状磁石7を、その磁力線8がグラビアロ
ールlの表面に届くように、グラビアロール1内のポリ
エステルフィルム50両耳部に対応する位置に配設して
行われ、この磁力線80作用によってポリエステルフィ
ルム50両耳部に塗布される磁性塗料3が吸引され、磁
性塗料3の塗布が抑制されて均一な磁性層が形成される
。このとき磁力線8の強さはグラビアロール1の表面に
効果的に作用するようにするため、10ガウス以上にす
るのが好ましい。
なお、グラビアロール1内のポリエステルフィルム5の
両耳部に対応する位置に配設する磁石は、第4図に示す
ようにN−3極が表裏に分極されたリング状磁石71に
したり、第5図に示すように円周方向にN−3極が交互
に分極された単磁石を配置してリング状磁石72にした
り、第6図に示すようにN−3極が表裏に分極された単
磁石を配置してリング状磁石73にしてもよく、いずれ
の方法によっても同様の効果が得られる。
このようにして、リング状磁石フないし73を配設した
グラビアロールを用いて、ベースフィルム5上に磁性塗
料3を塗布すると、ポリエステルフィルム5の両耳部に
塗布される磁性塗料が少なくなり、両耳部における磁性
塗料3の厚みが薄(なるように調整されて、均一な磁性
層が形成され、巻き取りロールに巻き取られても厚みむ
らがなく、伸び変形のない磁気記録媒体原反が得られる
、またその結果、磁気記録媒体原反の両耳部近辺を不良
品として捨てる必要もないため、磁気記録媒体の歩留り
が向上し、効率よ(かつ安価に磁気記録媒体を製造する
ことができる。
〔実施例〕
次ぎに、この発明Φ実施例について説明する。
実施例1 cx−FeT!i性粉末       800重量部エ
スレックA(種水化学工業社  90〃L塩化ビニル−
酢酸ビニル 一ビニルアルコール共重合体) YT−400(旭電化社製、ポ  55〃リオール) コロネー)L(日本ポリウレタ  55〃ン工業社製、
三官能性低分子 量イソシアネート化合物) カーボンブラック        10#α−A 1 
! Ox粉末       60〃ミリスチン酸   
       15〃ステアリン酸−n−ブチル   
 10〃シクロヘキサノン        800〃ト
ルエン           800〃上記組成からな
る磁性塗料を調製し、第1図ないし第3図に示すように
、圧胴ロール6によって押圧されるポリエステルフィル
ム5の両耳部に相半する内部に、外径が230mm、内
径が210mm、幅が10mm、磁場が300ガウスの
リング状磁石7を取りつけた直径が250mmのグラビ
アロール1を用いて、磁性塗料を塗布し、乾燥後の厚さ
が5μmの磁性層を形成して、巻き取りロールに巻き取
った。次いで、巻き取りロールに巻き取られた磁気記録
媒体原反を巻き解き、所定の巾に裁断して磁気テープを
つくったところ、磁気記録媒体原反の両耳部の伸び変形
が全く見られず、歩留まりが向上して磁気テープが効率
よく得られた。
実施例2 実施例1において、圧胴ロール6によって押圧されるポ
リエステルフィルム5の両耳部に相当する内部に、外径
が230mm、内径が210mm、幅が10mm、磁場
が300ガウスのリング状磁石7を取りつけた直径が2
50mmのグラビアロール1に代えて、第4図に示すよ
うに、外径が230 mm、内径が210mm、幅が1
0mm。
磁場が300ガウスのN−3極が表裏に分極されたリン
グ状磁石71を取りつけた直径が250mmのグラビア
ロール1を使用した以外は、実施例1と同様にして磁気
テープをつくった。このようにして得られた磁気記録媒
体原反は、実施例1の場合と同様に両耳部の伸び変形が
全(見られず、歩留まりが向上して磁気テープが効率よ
く得られた。
比較例1 実施例1において、第1図ないし第3図に示す磁気記録
媒体製造装置に代えて、第7図に示す従来の磁気記録媒
体製造装置を用いた以外は、実施例1と同様にして磁気
テープをつくった。このようにして得られた磁気記録媒
体原反は、両耳部に伸び変形があり、この両耳部からは
磁気テープが得られなかった。
〔発明の効果〕
実施例1.2および比較例1から明らかなように、比較
例1で得られた磁気記録媒体原反は両耳部に伸び変形が
あって、この両耳部からは磁気テープが得られないが、
この発明の製造装置および製造方法で得られた磁気記録
媒体原反は、伸び変形がなく、これを裁断して得られる
磁気テープの歩留まりが向上して磁気テープが効率よく
かつ安価に得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明で使用する磁気記録媒体製造装置の概
略側面図、第2図は同概略正面図、第3図(イ)はこの
発明でグラビアロールにとりつけて使用するリング状磁
石の1例を示す正面図、第3図(ロ)は同側面図、第4
図(イ)は同リング状磁石の他の例を示す正面図、第4
図(ロ)は同側面図、第5図は同リング状磁石のその他
の例を示す正面図、第6図(イ)は同リング状磁石のさ
らにその他の例を示す正面図、第6図(ロ)は第6図(
イ)に示すリング状磁石のA−A線断面図、第7図は従
来の磁気記録媒体製造装置の概略側面図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、磁性塗料をグラビアロールを用いてベースフィルム
    上に塗布するに際し、グラビアロールの特定の部分のみ
    を磁化させて塗布し、ベースフィルム上に厚みを調整し
    た磁性層を形成することを特徴とする磁気記録媒体の製
    造方法 2、磁性塗料をグラビアロールを用いてベースフィルム
    上に塗布するに際し、グラビアロールのグラビアロール
    に巻回されるベースフィルムの両耳部に当たる部分のみ
    を磁化させて塗布し、ベースフィルム上に両耳部の厚み
    を調整した磁性層を形成することを特徴とする磁気記録
    媒体の製造方法 3、磁性塗料の塗布工程に、特定の部分のみを磁化させ
    たグラビアロールを配設し、このグラビアロールの表面
    に磁性塗料を付着し、ベースフィルム上に塗布して、厚
    みを調整した磁性層を形成する磁気記録媒体の製造装置 4、磁性塗料の塗布工程に、グラビアロールに巻回され
    るベースフィルムの両耳部に当たる部分のみを磁化させ
    たグラビアロールを配設し、このグラビアロールの表面
    に磁性塗料を付着し、ベースフィルム上に塗布して、両
    耳部の厚みを調整した磁性層を形成する磁気記録媒体の
    製造装置
JP17424288A 1988-07-12 1988-07-12 磁気記録媒体の製造方法およびその製造装置 Pending JPH0223523A (ja)

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JP (1) JPH0223523A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998002878A1 (fr) * 1996-07-12 1998-01-22 Hitachi Maxell, Ltd. Support d'enregistrement magneto-optique, procede de reproduction et dispositif de reproduction
JP2013089765A (ja) * 2011-10-18 2013-05-13 Murata Mfg Co Ltd グラビア印刷装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998002878A1 (fr) * 1996-07-12 1998-01-22 Hitachi Maxell, Ltd. Support d'enregistrement magneto-optique, procede de reproduction et dispositif de reproduction
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