JPH02232067A - 尿道カテーテル及びその製法 - Google Patents

尿道カテーテル及びその製法

Info

Publication number
JPH02232067A
JPH02232067A JP1278541A JP27854189A JPH02232067A JP H02232067 A JPH02232067 A JP H02232067A JP 1278541 A JP1278541 A JP 1278541A JP 27854189 A JP27854189 A JP 27854189A JP H02232067 A JPH02232067 A JP H02232067A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft tube
balloon
urinary catheter
manufacturing
catheter according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1278541A
Other languages
English (en)
Inventor
Michio Takeoka
竹岡 教夫
Yasuhiko Sugisawa
杉澤 恭彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Terumo Corp
Original Assignee
Terumo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=26552915&utm_source=***_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH02232067(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Terumo Corp filed Critical Terumo Corp
Priority to JP1278541A priority Critical patent/JPH02232067A/ja
Priority to EP19890122072 priority patent/EP0371497B2/en
Priority to DE1989614951 priority patent/DE68914951T3/de
Publication of JPH02232067A publication Critical patent/JPH02232067A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M25/00Catheters; Hollow probes
    • A61M25/10Balloon catheters
    • A61M25/1027Making of balloon catheters
    • A61M25/1036Making parts for balloon catheter systems, e.g. shafts or distal ends
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M25/00Catheters; Hollow probes
    • A61M25/10Balloon catheters
    • A61M25/1027Making of balloon catheters
    • A61M25/1029Production methods of the balloon members, e.g. blow-moulding, extruding, deposition or by wrapping a plurality of layers of balloon material around a mandril
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M25/00Catheters; Hollow probes
    • A61M25/10Balloon catheters
    • A61M25/1027Making of balloon catheters
    • A61M25/1034Joining of shaft and balloon

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Pulmonology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Anesthesiology (AREA)
  • Child & Adolescent Psychology (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)
  • External Artificial Organs (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、尿道から膀胱に留置し、持続排尿に用いられ
る尿道カテーテル及びその製法に関する. [従来の技術] 一Mに、尿道カテーテルは、メインルーメンとサブルー
メンを備えるとともに、メインルーメンに通じる導尿口
を先端部に備えるシャフトチューブと、上記シャフトチ
ューブの先端側外周部で、該シャフトチューブに設けた
エアルーメン開口部まわりに被着されるバルーンと,上
記シャフトチューブの基端側に設けられ、上記メインル
ーメンに連通ずる排尿口を備えるとともに、上記サブル
ーメンに連通しバルーン膨張用流体を注入或いは排出す
る流体注入/排出口を備える基部とを有して構成される
. 従来、尿道カテーテルは、上記シャフトチュ−ブと上記
バルブと上記基部のそれぞれを、ラテックスゴム或いは
シリコーンゴムにて形成している. [発明が解決しようとする課!I] 然しなから、上記ラテックスゴムにて形成される尿道カ
テーテルにあっては、■加硫剤等を用いているため、使
用上の安全性において溶出物が多く手術後の長期体内留
置に適当とはいえない.又、■バルーンをディップ成形
により加工するものであるためその肉厚がばらつきやす
く、この点において加工性が悪い. 又、上記シリコーンゴムにて形成される尿道カテーテル
にあっては、溶出物は少ないが、シャフトチューブへの
バルーンの固着、シャフトチューブの先端面封止用キャ
ップの固着等にシリコーン製の接着剤を使用しなければ
ならず、この点において加工性が悪く、又体内留置した
場合に接着剤からの溶出物のため使用上の安全性を損な
う虞れがある. 本発明は、使用上の安全性及び加工性に優れた尿道カテ
ーテル及びその製法を提供することを目的とする. [課組を解決するための手段] 請求項1に記載の尿道カテーテルは、メインルーメンと
サブルーメンを備えるとともに、メインルーメンに通ず
る導尿口を先端部に備えるシャフトチューブと、上記シ
ャフトチューブの先端側外周部で、該シャフトチューブ
に設けたサブルーメン開口部まわりに被着されるバルー
ンと、上記シャフトチューブの基端側に設けられ,上記
メインルーメンに連通ずる排尿口を備えるとともに、上
記サブルーメンに連通しバルーン膨張用流体を注入或い
は排出しうる流体注入/排出口を備える基部とを有して
なる尿道カテーテルにおいて、上記シャフトチューブと
上記バルーンと上記基部の少なくとも1つをポリスチレ
ン系、ポリオレフィン系,ポリウレタン系及びビニル系
の熱可塑性エラストマーからなる群から選ばれた少なく
とも1種より形成したものである. 請求項2に記載の尿道カテーテルは、錆求項1に記載の
尿道カテーテルにおいて、前記シャフトチューブと前記
バルーンのそれぞれを、前記群より選ばれた少なくとも
1種より形成したものである. 蹟求項3に記載の尿道カテーテルは、請求項1に記載の
尿道カテーテルにおいて、前記シャフトチューブと前記
バルーンとを、前記群より選ばれた同一種の材質より形
成したものである.請求項4に記載の尿道カテーテルは
、請求項3に記載の尿道カテーテルにおいて、前記シャ
フトチューブと前記バルーンとを、前記ポリスチレン系
の熱可塑性エラストマーより形成したものである. 請求項5に記載の尿道カテーテルは、請求項1に記載の
尿道カテーテルにおいて、前記シャフトチューブと前記
バルーンと前記基部のそれぞれを、前記群より選ばれた
少なくとも1種より形成したものである. 請求項6に記載の尿道カテーテルは、請求項1に記載の
尿道カテーテルにおいて、前記シャフトチューブと前記
バルーンと前記基部とを、前記群より選ばれた同一種の
材質より形成したものである. 請求項7に記載の尿道カテーテルは、請求項6に記載の
尿道カテーテルにおいて、前記シャフトチューブと前記
バルーンと前記基部とを、前記ポリスチレン系の熱可塑
性エラストマーより形成したものである. 請求項8に記載の尿道カテーテルの製法は、請求項1に
記載の尿道カテーテルの製法であって、前記シャフトチ
ューブを作製、及び前記バルーンを作製する工程と、該
バルーンを該シャフトチューブの先端側外周部に被覆し
た後、該バルーンの両端部を加熱して該シャフトチュー
ブに融着する工程と、該シャフトチューブの基端側に前
記基部を作製する工程と、該シャフトチューブの先端を
加工する工程とを備えるようにしたものである. 鎮求項9に記載の尿道カテーテルの製法は、請求項8に
記載の尿道カテーテルの製法において、前記シャフトチ
ューブを作製する工程が、シャフトチューブな押出成形
する工程と、所定長に切断する工程と、該シャフトチュ
ーブの先端部を所定長縮径させる工程と、該所定長縮径
させた先端部に前記サブルーメンに連通する開ロ部を設
ける工程とからなるようにしたものである. 請求項10に記載の尿道カテーテルの製法は、蹟求項8
に記載の尿道カテーテルの製法において,前記バルーン
を作製する工程が、押出成形又は射出成形からなるよう
にしたものである.請求項1lに記載の尿道カテーテル
の製法は、請求項8に記載の尿道カテーテルの製法にお
いて,前記バルーンをシャフトチューブに融着する工程
が、前記バルーンを前記シャフトチューブの先端側外周
部に被覆し、前記シャフトチューブのメインルーメンに
芯金な通した状態で、前記バルーンの両端部を加熱され
た型が当接して該芯金な回転させることにより融着する
ようにしたものである. 請求項12に記載の尿道カテーテルの製法は、請求項8
に記載の尿道カテーテルの製法において、前記シャフト
チューブの基端{■に前記基部を作製する工程が、前記
基部をインサート成形により前記シャフトチューブに成
形するようにしたものである. 請求項13に記載の尿道カテーテルの製法は、請求項8
に記載の尿道カテーテルの製法において、前記シャフト
チューブの基端側に前記基部を作製する工程が、射出成
形により作られた基部を前記シャフトチューブの基端側
に加熱融着するようにしたものである. 請求項14に記載の尿道カテーテルの製法は、請求項8
に記載の尿道カテーテルの製法において、前記シャフト
ヂューブの先端を加工する工程が、前記シャフトチュー
ブの前記バルーンよりも先端側において前記メインルー
メンと連通ずる開口部を設ける工程と、該シャフトチュ
ーブの先端面を加熱状態で型加工することにより,該先
端面に半球状で、かつ該メインルーメンと前記サブルー
メンとが閉塞された外面を形成するようにしたものであ
る. [作用] ■請求項1に記載の本発明によれば、シャフトチューブ
とバルーンと基部の少なくとも1つを熱可塑性エラスト
マーにて形成することになる。然るに、熱可塑性エラス
トマーは、加硫剤を使用していないこと、及び融着性が
あるので接着剤を用いる必要がないことにより、体内留
置した場合に溶出物がなく使用上安全である。
■請求項2に記載の本発明によれば、体内に挿入される
シャフトチューブとバルーンとを熱可塑性エラストマー
にて形成することになる。従って、人体と接触する構成
部分の外表面からの溶出物の虞れがなく、使用上より安
全である。
■請求項3に記載の本発明によれば、体内に挿入される
シャフトチューブとバルーンとを同一種の熱可塑性エラ
ストマーにて形成することになる.従って、上記■の効
果に加え、同一種であるために融着かしやすい. ■請求項4に記載の本発明によれば、体内に装入される
シャフトチューブとバルーンとをポリスチレン系の熱可
塑性エラストマーにて形成することになる。従って、上
記■の効果を備える他,耐薬品性が高い. ■請求項5に記載の本発明によれば、全体(バルブやか
しめゴムは除く、バルブはサブルーメンと連通している
ので外表面及び尿の流通するメインルーメンとは関係が
ない)熱可塑性エラストマーにて形成するこζになる.
従って、人体と接触する構成部分の外表面、及び尿が流
通するメインルーメンともに溶出物がなく使用上極めて
安全である. ■請求項6に記載の本発明によれば、全体を同一種の熱
可塑性エラストマーにて形成することになる.従ワ℃、
上記■の効果に加え、同一種であるために融着かしやす
い。
■請求項7に記載の本発明によれば、全体をポリスチレ
ン系の熱可塑性エラストマーにて形成することになる.
従って、上記■の効果を備える他、耐薬品性が高い. ■請求項8に記載の本発明によれば、熱可塑性エラスト
マーの特徴を利用した成形方法と加熱融着方式により各
構成部分を成形し組立てるものであるから、寸法形状の
良好な尿道カテーテルを、接着剤を用いることなく製造
でき、加工性が良い. ■請求項9に記載の本発明によれば、シャフトチューブ
の先端部を縮径させて(バルーンの厚み分だけ) そこ
にバルーンを融着させ゛ることより、バルーンの取付部
分の径とその他の部分の径とが同一になって段差がなく
なり、挿入時の抵抗が少なくなる. [相]請求項10に記載の本発明によれば、バルーンを
押出成形又は射出成形にて作成することによって、安定
した厚みを持つバルーンを提供できる. ■請求項11に記載の本発明によれば、シャフトチュー
ブの先端側外周部に被覆したバルーンの両端部を加熱さ
れた型に、当接させる状態で、シャフトチューブのメイ
ンルーメンに通した芯金な回転させるものであるから、
シャフトチューブに対するバルーンの融着な確実にむら
なく行なうことかできる. ■請求項12に記載の本発明によれば、基部をシャフト
チューブにインサート成形することにより、基部の取付
けを確実に行なうことができる。
0請求項13に記載の本発明によれば、射出成形により
作られた基部をシャフトチューブの基端側に加熱融着す
るものであるから、作業能率が良い. ■請求項14に記載の本発明によれば、シャフトチュー
ブの先端面を加熱状態で型加工するものであるから、シ
ャフトチューブの先端表面の仕上りにむらやばらつきが
なく、該先端面を封正できる。
[実施例] 第1図は本発明の一実施例に係る尿道カテーテルを示す
外観図、第2図は第1図の要部断面図、第3図は第1図
のバルーン部分を示す断面図、第4図は第1図のシャフ
トチューブ部分を示す断面図、第5図は尿道カテーテル
の製法を示す加工流れ図である. 尿道カテーテル10は、第1図、第2図に示す如く、シ
ャフトチューブ11とバルーン12と基部13にて構成
されている. シャフトチューブ11は、第3図、第4図に示す如く、
メインルーメン14とサブルーメン15を備えるととも
に、メインルーメン14に通ずる導尿口16を先端部の
側部に備える. バルーン12は、シャフトチューブ11の先端側外周部
で、該シャフトチューブ11に設けたサブルーメン15
の開口部17まわりに被着される. 基部13は、シャフトチューブ11の基端側に設けられ
、メインルーメン14に連通ずる排尿口18を備えると
ともに、サブルーメン15に連通しバルーン膨張用流体
を注入或いは排出するバルブ19(流体注入/排出口)
を備える.バルブ19は、基部13の末端部に嵌合され
、その嵌合状態をかしめゴム20により固定される.上
記尿道カテーテル10は、蓄尿バッグに通ずる排尿チュ
ーブを排尿口18に接続して用いられ、シャフトチュー
ブ11の導尿口16から導いた尿をメインルーメン14
、排尿口18を経て排出可能とする.尚、バルーン12
は、バルブ19に差し込まれるシリンジから注入される
滅菌水等のバルーン膨張用流体をサブルーメン15にて
供給され、膨張せしめられる. 尚、尿道カテーテル10は、シャフトチューブ11に、
その長手方向に沿うX線造影ライン21を備えている. 然して、尿道カテーテル10はシャフトチューブ11と
バルーン12と基部13の材質として、下記の(A)〜
(D)の群にて規定される熱可塑性エラストマーを選択
して使用できる.(A)ポリスチレン系熱可塑性エラス
トマー例えばSEBS (スチレンーエチレンーブチレ
ンースチレン)  SBS(スチレンーブタジエンース
チレン>,SIS(スチレンーイソブレンースチレン) 尚、本発明において好適なSEBSとしては三菱油化−
一のラバロン(RABALON)  (商品名)がある
. (B)ポリオレフィン系熱可塑性エラストマー例えばE
PBM−ポリエチレン、プチルゴムーポリプワピレン等
の部分架橋型ポリオレフィン系熱可塑性エラストマー (C)ポリウレタン系熱可塑性エラストマー例えばポリ
ウレタンーポリエステル、ポリウレタンーボリオール (D)ビニル系熱可塑性エラストマー 例えばエチレンー酢酸ビニル系熱可塑性エラストマー 
ボリ塩化ビニル系熱可塑性エラストマー この時、尿道カテーテル10は、具体的には、下記(1
)〜(7)のいずれかの態様にて構成される. (1)シャフトチューブ11とバルーン12と基13の
少なくとも1つを、上記群より選ばれた少なくとも1種
より形成したもの. (2)シャフトチューブ11とバルーン12のそれぞれ
を、上記群より選ばれた少なくとも1種より形成したも
の. (3)シャフトチューブ11とバルーン12とを、上記
群より選ばれた同一種の材質より形成したもの. (4)シャフトチューブ11とバルーン12とを、上記
ポリスチレン系の熱可塑性エラストマーより形成したも
の. (5) シャフトチューブl1とバルーン12と基部1
3のそれぞれを、上記群より選ばれた少なくとも1種よ
り形成したもの. (6)シャフトチューブ11とバルーン12と基部13
とを、上記群より選ばれた同一種の材質より形成したも
の. (7)シャフトチューブ11とバルーン12と基部13
とを、上記ポリスチレン系の熱可塑性エラストマーより
形成したもの. 以下、上記尿道カテーテル10の製法について説明する
. 尿道カテーテル10は、下記(1)〜(6)の工程にて
製造される(第5図参照). (1)シャフトチューブ11を作製する工程(ステップ
■、■、■) この工程は、更に詳しくは、■シャフトチューブ11を
押出成形し、該シャフトチューブ11を成形後に定寸長
(6, 8Frのものについては280mm長、10〜
26Frのものにつレ1ては370mm長)にてカット
する工程(ステップ■)と、■加熱したサイジイング用
ダイ101を用いて該シャフトチューブ11の先端部を
所定長(β)wI径させる工程(ステップ■)と、■該
所定長縮径させた先端部に前記サブルーメン15に連通
ずる開口部17を設ける工程(ステップ■)とからなる
. 尚、縮径されるサイズとしては、後述するバルーン12
の肉厚と同じ程度にする.これにより、バルーンを取付
けた部分とそれ以外の部分のシャフトチューブ11とで
段差ができない.(2)バルーン12を作製する工程(
ステップ■) この工程はバルーン12を押出成形又は射出成形し、該
バルーン12を成形後に定寸長(15〜21mm)にて
カットするものである.カット長は上述したシャフトチ
ューブ11を縮径させた所定長Cと同等であることが好
ましい. 尚、バルーン12の肉厚は0.4mmである.(3)バ
ルーン12をシャフトチューブ11の先端側外周部に被
覆し、該バルーン12の両端部を加熱して該シャフトチ
ューブ11に融着する工程(ステップ■) この工程は、バルーン12をシャフトチューブ1lの先
端側外周部に被覆し、シャフトチューブ11のメインル
ーメン14に芯金102を通した状態で、バルーン12
の両端部を加熱した例えば真鍮製の型103の凹面部に
当接させて該芯金102を回転させることにより、該バ
ルーン12の両端部を外部加熱方式(ヒータにより外部
から加熱する方式》により該シャフトチューブ11に融
着する. 尚、融着部は先端側をより大きくとることにより、後述
する先端加工がし易くなるので好ましい. 型103の凹面部表面はテフロンコートされている.そ
して、型103はヒータにて240°C程度に加熱され
る. 尚、バルーン12は内部加熱方式によりシャフトチュー
ブ11に融着されるものであっても良い.内部加熱方式
は、高周波電流を通電されたコイル内に被加熱物を置き
、被加熱物の内部発熱により加熱する方式であり、均一
な加熱ができる. 《4》シャフトチューブ11の基端側に基部13を作製
する工程(ステップ■) この工程は、基部13をインサート成形によりシャフト
チューブ11に成形するものである.尚、この工程は、
別の態様として、予め基部13のみを射出成形により作
り、該基部13をシャフトチューブ11の基端側に高周
波融着等により加熱融着する方法を採用することもでき
る. (5)シャフトチューブ11の先端を加工する工程(ス
テップ■、■) この工程は、更に詳しくは、■シャフトチューブ1lの
先端にシリコンオイルを少し塗布し、この先端を加熱し
た有底筒状のガラス型104(又は金型)に回転しなが
ら押し込み、素材の熱可塑性を利用してその先端を封止
して丸める如くに型加工する工程《ステップ■)と、■
シャフトチューブ11のバルーン12よりも先端側にお
いてメインルーメン14と連通する導尿口16(側孔)
を設ける工程(ステップ■)とからなる.これにより、
シャフトチューブ11の先端面に半球状で、かつメイン
ルーメン14とサブルーメン15とか閉塞された外面を
形成する工程とからなる. (6》基部13にバルブ19を取付ける工程(ステップ
■) 基部13の末端部にバルブl9を嵌合し、その嵌合状態
をかしめゴム20により固定する.以下、上記尿道カテ
ーテル10の作用について説明する. ■シャフトチューブ11とバルーン12と基部13の少
なくとも1つを熱可塑性エラストマーにて形成する場合
、熱可塑性エラストマーが加硫剤を使用していないこと
、及び融着性があるので接着剤を用いる必要がないこと
により、体内留置した場合に溶出物がなく使用上安全で
ある.■体内に装入されるシャフトチューブ11とバル
ーン12とを熱可塑性エラストマーにて形成する場合、
人体と接触する構成部分の外表面からの溶出物の虞れが
なく、使用上より安全である.■体内に挿入されるシャ
フトチューブ11とバルーン12とを同一種の熱可塑性
エラストマーにて形成する場合、上記■の効果に加え、
同一種であるために融着かしやすい. ■体内に装入されるシャフトチューブ11とバルーン1
2とをポリスチレン系の熱可塑性エラストマーにて形成
する場合、上記■の効果を備える他、耐薬品性が高い. ■シャフトチューブ11とバルーン12と基部13の全
体(バルブ19やかしめゴム20は除く、バルブ19は
サツルーメン15と連通しているので外表面及び尿の流
通するメインルーメン14とは関係がない.)を熱可塑
性エラストマーにて形成する場合、人体と接触する構成
部分の外表面、及び尿が流通するメインルーメン14と
もに溶出物がなく使用上極めて安全である.■シャフト
チューブ11とバルーン12と基部13の全体を同一種
の熱可塑性エラストマーにて形成する場合、上記■の効
果に加え、同一種であるために融着かしやすい. ■シャフトチューブ11とバルーン12と基部13の全
体をポリスチレン系の熱可塑性エラストマーにて形成す
る場合、上記■の効果を備える他、耐薬品性が高い。
上記、尿道カテーテル10の製法の作用について説明す
る。
■熱可塑性エラストマーの特徴を利用した成形方法と加
熱融着方式により各構成部分を形成し組立てるものであ
るから、寸法形.状の良好な尿道カテーテル10を、接
着剤を用いることなく製造でき、加工性が良い. ■シャフトチューブ11の先端部を縮径させて(バルー
ン12の厚み分だけ)そこにバルーン12を融着させる
ことより、バルーン12の取付部分の径とその他の部分
の径とが同一になって段差がなくなり、挿入時の抵抗が
少なくなる.[相]バルーン12を押出成形又は射出成
形にて作成することによって、安定した厚みを持つバル
ーン12を提供できる. ■シャフトチューブ11の先端側外周部に被覆したバル
ーン12の両端部を加熱型103に当接させる状態で、
シャフトチューブ11のメインルーメン14に通した芯
金102を回転させるものであるから、シャフトチュー
ブ11に対するバルーン12の融着な確実にむらなく行
なうことができる. @基部13をシャフトチューツ11にインサート成形す
ることにより、基部13の取付けを確実に行なうことが
できる. ■射出成形により作られた蟇部13をシャフトチューブ
11の基端側に加熱融着するものであるから、作業能率
が良い. [相]シャフトチューブ1lの先端面を加熱状態でガラ
ス型104にて型加工するものであるからシャフトチュ
ーブ11の先端表面の仕上りにむらやばらつきがなく、
該先端面を封止できる.表1は本発明例と比較例の各尿
道カテーテルについて行なった溶出物試験の結果である
.本発明例の(A)は素材としてポリスチレン系熱可塑
性エラストマーを用いたものであり、実施例1、2、3
はそれぞれSEBS%SBS.SISからなるものであ
る. 又、本発明例の(B)は素材としてポリオレフィン系熱
可塑性エラストマーを用いたものであり、実施例4、5
はそれぞれ部分架橋型の、EPDM−ポリエチレン、プ
チルゴムーボリブロピレンからなるものである. 又、本発明例の(C)は素材としてポリウレタン系熱可
塑性エラストマーを用いたものであり、実施例6、7は
それぞれポリウレタンーポリエステル、ポリウレタンー
ボリオールからなるものである. 又、本発明例の(D)は素材としてビニル系熱可塑性エ
ラストマーを用いたものであり、実施例8、9はそれぞ
れエチレンー酢酸ビニル系、ポリ塩化ビニル系の熱可塑
性エラストマーからなるものである. 尚、表1のΔK M n 0 4 、ΔPHの試験方法
は、ディスポーザプル輸血セット及び輸液セット基準の
ゴム試験法に基づいた.又、UV吸光度の試験方法は、
上記ゴム試験法の試験液につき空試験液を対照として層
長10mmで波長220n園における吸光度を測定する
ようにしたものである.尚、UV吸光度は試験液の紫外
線(220nm )吸光度であり、吸光度が小なる程、
溶出部が少ないことを意味する. 表1によれば、本発明により、溶出物をシリコーンゴム
と同等以上に少なくし、使用上の安全性を確保できるこ
とが認められる. [発明の効果] 以上のように、本発明によれば、使用上の安全性及び加
工性に優れた尿道カテーテルを得ることができる.
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例にかかる尿道カテーテルを示
す外観図、第2図は第1図の要部断面図,第3図は第1
図のバルーン部分を示す断面図、第4図は第1図のシャ
フトチューブ部分を示す断面図、第5図は尿道カテーテ
ルの製法を示す加工流れ図である. 10・・・尿道カテーテル、 11・・・シャフトチューブ、 l2・・・バルーン、 13・・・基部、 14…メインルーメン. 15・・・サブルーメン、 16・・・導尿口、 17・・・開口部、 18・・・排尿口、 19・・・バルブ(流体注入/排出口)。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)メインルーメンとサブルーメンを備えるとともに
    、メインルーメンに通ずる導尿口を先端部に備えるシャ
    フトチューブと、上記シャフトチューブの先端側外周部
    で、該シャフトチューブに設けたサブルーメン開口部ま
    わりに被着されるバルーンと、上記シャフトチューブの
    基端側に設けられ、上記メインルーメンに連通する排尿
    口を備えるとともに、上記サブルーメンに連通しバルー
    ン膨張用流体を注入或いは排出しうる流体注入/排出口
    を備える基部とを有してなる尿道カテーテルにおいて、
    上記シャフトチューブと上記バルーンと上記基部の少な
    くとも1つをポリスチレン系、ポリオレフィン系、ポリ
    ウレタン系及びビニル系の熱可塑性エラストマーからな
    る群から選ばれた少なくとも1種より形成したことを特
    徴とする尿道カテーテル。
  2. (2)前記シャフトチューブと前記バルーンのそれぞれ
    を、前記群より選ばれた少なくとも1種より形成した請
    求項1記載の尿道カテーテル。
  3. (3)前記シャフトチューブと前記バルーンとを、前記
    群より選ばれた同一種の材質より形成した請求項1記載
    の尿道カテーテル。
  4. (4)前記シャフトチューブと前記バルーンとを、前記
    ポリスチレン系の熱可塑性エラストマーより形成した請
    求項3記載の尿道カテーテル。
  5. (5)前記シャフトチューブと前記バルーンと前記基部
    のそれぞれを、前記群より選ばれた少なくとも1種より
    形成した請求項1記載の尿道カテーテル。
  6. (6)前記シャフトチューブと前記バルーンと前記基部
    とを、前記群より選ばれた同一種の材質より形成した請
    求項1記載の尿道カテーテル。
  7. (7)前記シャフトチューブと前記バルーンと前記基部
    とを、前記ポリスチレン系の熱可塑性エラストマーより
    形成した請求項6記載の尿道カテーテル。
  8. (8)請求項1に記載の尿道カテーテルの製法であって
    、前記シャフトチューブを作製、及び前記バルーンを作
    製する工程と、該バルーンを該シャフトチューブの先端
    側外周部に被覆した後、該バルーンの両端部を加熱して
    該シャフトチューブに融着する工程と、該シャフトチュ
    ーブの基端側に前記基部を作製する工程と、該シャフト
    チューブの先端を加工する工程とを備える尿道カテーテ
    ルの製法。
  9. (9)前記シャフトチューブを作製する工程は、シャフ
    トチューブを押出成形する工程と、所定長に切断する工
    程と、該シャフトチューブの先端部を所定長縮径させる
    工程と、該所定長縮径させた先端部に前記サブルーメン
    に連通する開口部を設ける工程とからなる請求項8に記
    載の尿道カテーテルの製法。
  10. (10)前記バルーンを作製する工程は、押出成形又は
    射出成形からなる請求項8に記載の尿道カテーテルの製
    法。
  11. (11)前記バルーンをシャフトチューブに融着する工
    程は、前記バルーンを前記シャフトチューブの先端側外
    周部に被覆し、前記シャフトチューブのメインルーメン
    に芯金を通した状態で、前記バルーンの両端部を加熱さ
    れた型が当接して該芯金を回転させることにより融着す
    る請求項8に記載の尿道カテーテルの製法。
  12. (12)前記シャフトチューブの基端側に前記基部を作
    製する工程は、前記基部をインサート成形により前記シ
    ャフトチューブに成形する請求項8に記載の尿道カテー
    テルの製法。
  13. (13)前記シャフトチューブの基端側に前記基部を作
    製する工程は、射出成形により作られた基部を前記シャ
    フトチューブの基端側に加熱融着する請求項8に記載の
    尿道カテーテルの製法。
  14. (14)前記シャフトチューブの先端を加工する工程は
    、前記シャフトチューブの前記バルーンよりも先端側に
    おいて前記メインルーメンと連通する開口部を設ける工
    程と、該シャフトチューブの先端面を加熱状態で型加工
    することにより、該先端面に半球状で、かつ該メインル
    ーメンと前記サブルーメンとが閉塞された外面を形成す
    る請求項8に記載の尿道カテーテルの製法。
JP1278541A 1988-11-29 1989-10-27 尿道カテーテル及びその製法 Pending JPH02232067A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1278541A JPH02232067A (ja) 1988-11-29 1989-10-27 尿道カテーテル及びその製法
EP19890122072 EP0371497B2 (en) 1988-11-29 1989-11-29 Urethra catheter and manufacturing method therefor
DE1989614951 DE68914951T3 (de) 1988-11-29 1989-11-29 Urethralkatheter und dessen Herstellungsverfahren.

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29968588 1988-11-29
JP63-299685 1988-11-29
JP1278541A JPH02232067A (ja) 1988-11-29 1989-10-27 尿道カテーテル及びその製法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02232067A true JPH02232067A (ja) 1990-09-14

Family

ID=26552915

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1278541A Pending JPH02232067A (ja) 1988-11-29 1989-10-27 尿道カテーテル及びその製法

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP0371497B2 (ja)
JP (1) JPH02232067A (ja)
DE (1) DE68914951T3 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20210075464A (ko) * 2019-12-13 2021-06-23 아이메디컴(주) 풍선카테터

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB9323143D0 (en) * 1993-11-10 1994-01-05 Smiths Industries Plc Catheters and their manufacture
KR100434720B1 (ko) * 2001-01-03 2004-06-07 이근호 발룬 카테테르의 제조방법
EP1585627A1 (en) 2003-01-24 2005-10-19 Medtronic Vascular, Inc. Post-weld necking of welded plastic joints
JP4359285B2 (ja) * 2003-08-21 2009-11-04 株式会社塚田メディカル・リサーチ 間欠尿道留置カテーテルセット
ES2805324T3 (es) 2012-09-28 2021-02-11 Hollister Inc Un procedimiento y aparato para el moldeado por inyección de un artículo hueco alargado
CN104784808A (zh) * 2015-05-04 2015-07-22 广州维力医疗器械股份有限公司 新型球囊导尿管的制备工艺及采用该工艺获得的新型球囊导尿管
WO2017039992A1 (en) 2015-08-28 2017-03-09 Hollister Incorporated A method and apparatus for molding an elongated hollow article

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1428766A (en) * 1973-02-22 1976-03-17 Ogley W Catheter
US4119099A (en) * 1976-11-26 1978-10-10 The Kendall Company Catheter

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20210075464A (ko) * 2019-12-13 2021-06-23 아이메디컴(주) 풍선카테터

Also Published As

Publication number Publication date
DE68914951D1 (de) 1994-06-01
EP0371497B1 (en) 1994-04-27
DE68914951T2 (de) 1994-10-06
EP0371497B2 (en) 1996-10-02
EP0371497A1 (en) 1990-06-06
DE68914951T3 (de) 1997-04-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2716584B2 (ja) バルブおよび風船部を備えた単一内腔型小断面カテーテル
US4254774A (en) Balloon catheter and technique for the manufacture thereof
US5176637A (en) Catheter equipped with a dilation element
US9901704B2 (en) Multilumen catheters and method of manufacturing
US5593718A (en) Method of making catheter
EP0597506B1 (en) Catheter equipped with expansible member and method of manufacturing the same
CA2206722C (en) Process for manufacturing a catheter and catheter made by the process
EP3685872B1 (en) A method of manufacuring a urinary catheter having an injection molded tip and the urinary catheter
EP0514913A2 (en) A polymeric article, such as a medical catheter, and method for making the same
IL166908A (en) Balloon catheter with improved balloon attachment
EP3377004B1 (en) Apparatus for enhanced drug delivery
US6878329B2 (en) Method of making a catheter balloon using a polyimide covered mandrel
EP0452901B1 (en) Catheter equipped with a dilatation element
JPH02232067A (ja) 尿道カテーテル及びその製法
JPH084628B2 (ja) 拡張体付カテーテル
JPH0318904B2 (ja)
US7695753B2 (en) Method of making catheters with porous structure for carrying additional agents
JPH03280968A (ja) バルーンカテーテルの製法
JPH06335530A (ja) バルーンカテーテルの製造方法および製造装置
JPH01121066A (ja) 拡張体付カテーテル
JP3684146B2 (ja) カテーテル
KR930003425Y1 (ko) 확장체 부착 카테테르
CA2070252C (en) A polymeric article such as a medical catheter and method for making the same
JPH01121067A (ja) 拡張体付カテーテル
JPS59111767A (ja) 段差のないカテ−テルの製造方法