JPH0222610B2 - - Google Patents

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JPH0222610B2
JPH0222610B2 JP56084294A JP8429481A JPH0222610B2 JP H0222610 B2 JPH0222610 B2 JP H0222610B2 JP 56084294 A JP56084294 A JP 56084294A JP 8429481 A JP8429481 A JP 8429481A JP H0222610 B2 JPH0222610 B2 JP H0222610B2
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JP
Japan
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power
relay
company
operates
underpower
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Application number
JP56084294A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57199429A (en
Inventor
Osamu Kamimura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP56084294A priority Critical patent/JPS57199429A/ja
Publication of JPS57199429A publication Critical patent/JPS57199429A/ja
Publication of JPH0222610B2 publication Critical patent/JPH0222610B2/ja
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  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は不足電力継電器を用いた系統分離装置
に関するものである。
従来の系統分離保護回路を設けた系統の一例を
第1図により説明すると、1は大容量電源を有す
る電力会社の変電設備で、電源11、電源用しや
断器12、送電用しや断器13,14を備え、各
需要家の受電設備2,3へ電力供給を行なう。需
要家受電設備2は受電用しや断器21、変圧器2
7、変圧器二次しや断器22、母線しや断器2
3、自家用発電機連絡しや断器24、配電線しや
断器25,26、自家用発電機28等により構成
されており、この系統における定常運用は電力会
社の電源11と自家用発電機28の並列運転によ
つて配電線しや断器25,26を介し負荷A,B
に電力を供給するものである。
このような系統の並列運転時電力会社電源11
が送電停止となつた場合、全負荷を自家用発電機
電源28が負担することになりその際発電機出力
容量に対し全運転負荷量が多過ぎると自家用発電
機28が過負荷になりしや断器24が過電流保護
によりしや断され設備全体が停電することにな
る。
そこでこのような全停電を防止するために従来
は需要家受変電設備2の受電電源引込点に計器用
変圧器29,計器用変流器30を設けその二次側
に接続した不足電力継電器31により不足電力検
出を行ない受電電力値が一定値以下に減少した場
合は電力会社電源11の送電停止と判定し、自家
用発電機28の出力容量とバランスする程度の負
荷Bを継続して運転するように母線しや断器23
をしや断して、電力会社電源11に接続された系
統と自家用発電機28に接続された系統との分離
を行なつている。この場合不足電力継電器31の
設定値は定常運用される設備運転の中で考えられ
る最少負荷量に近い値である。
第2図は従来の不足電力継電器による系統分離
保護回路であつて、直流制御電源P・N間に不足
電力保護使用設定の開閉器41、不足電力継電器
31の動作接点31−b、補助継電器42を直列
接続し、補助継電器42の動作接点42−aをし
や断器23の引外し信号回路に挿入したものであ
る。すなわち不足電力保護使用設定用の切換開閉
器41が使用側に設定されているとき、不足電力
継電器31(第1図参照)が動作(復帰)する
と、その接点31−bが閉ぢることにより補助継
電器42が励磁されその接点42−aが閉ぢて母
線しや断器23が引外され電力会社電源11と自
家用発電機電源28との系統分離を行ない、自家
用発電機系統の負荷Bの運転を継続するものであ
る。不足電力保護使用設定用切換開閉器41は母
線しや断器23の外し引外し信号を除外するため
のものであり、設備が全停電の状態から電力会社
電源11を引込む場合、あるいは自家用発電機2
8の単独運転から電力会社電源11を並入すると
きの引込みを行なう場合、不使用側に切換えて母
線しや断器23の投入を可能にしておき、一定の
電力を引込んだことを確認してから使用側に切換
えて電力会社電源停止時の系統分離に待機させる
ものである。
このように従来の系統分離保護回路は設備が全
停電状態から電力会社電源11を引込むとき、受
電系統のしや断器21,22を投入し、次に母線
しや断器23を投入する前に不足電力保護使用設
定用切換開閉器41を不使用側にしておくことを
手順とする。従つてこれを怠たると母線しや断器
23の投入ができない。また電力会社電源11と
自家用発電機28との並列運転中に上記切換開閉
器41を不使用側にしたまゝであると、電力会社
電源停止時の系統分離が不可能になり設備が全停
電になつてしまう。また電力会社変電設備1の系
統の例ばF点で短絡事故が発生すると短絡無効電
流により系統電圧が著しく低下し当然この設備の
しや断器14で保護しや断が行なわれるが、需要
家受変電設備2の受電々力も著しく低下するので
不足電力を継電器31も動作し母線しや断器23
が不必要に引き外し動作することがある。
本発明の目的は電力会社からの送電停止時にお
ける系統分離を確実に行い、しかも全停止状態か
ら電力会社からの電源引込時等における面倒な作
業や操作ミスによる不具合を解消した配電系統の
電力供給安定化に有効な系統分離装置を提供する
とともに、あわせて電力会社側の短絡による無用
な系統分離動作を防止できる系統分離装置を提供
することにある。
以下本発明の一実施例を図面を参照して説明す
る。第3図は本発明による一実施例を示し、図に
示す符号1〜3,11〜14,21〜31は第1
図に同符号で示す部分と同一であつて、需要家受
変電設備2の受電点に設けた計器用変圧器29お
よび計器用変流器30の二次側に不足電力継電器
31を設けた上に電力継電器32と短絡方向継電
器33を設けた点が第1図と相違している。電力
継電器32は誘導円板形の反時限特性のものを用
い電力会社電源11からの受電々力が電力継電器
32の設定電力値以上の状態で動作するものであ
り、その設定値は系統の定常運転中において予想
される受電々力の最小値とし、受電々力がこの最
小値以上にあるときは動作を継続するものであ
る。一方不足電力継電器31の動作値は極力小さ
く設定するものとし、また短絡方向継電器33は
電力会社変電設備1への流出無効電力を検出する
もので電力会社変電設備1の短絡事故発生時等に
動作するものである。
第4図は系統分離保護回路を示し、直流制御電
源P−N間に、電力継電器32のa接点32−a
とオフデイレタイマ43とを直列接続し、またP
−N間に短絡方向継電33のb接点33−b、不
足電力継電器31のb接点31−b、オフデイレ
タイマ43のa接点43−aを直列に介してオン
デイレ機能を有する引外し制御リレー44を接続
すると共に、電源Pと引出し制御リレー44の図
示上端との間に母線しや断器223の補助接点2
3−aと引外し制御リレー44のa接点44−a1
とを直列接続して保持回路を構成する。引外し制
御リレー44の他の接点44−a2は母線しや断器
23の引外し信号回路に直列に挿入される。
次に上記回路の作用について説明する。電力会
社電源11からの受電々力が定常運転中において
予想される受電々力の最小値(不足電力継電器3
1が復帰する値)以上にあるときは電力継電器3
2は動作を継続し、その接点32−aが閉ぢてい
るのでオフデイレタイマ43が励磁され不足電力
保護に備えている。
いま不足電力保護の待機状態(オフデイレタイ
マ43の動作中)に、電力会社電源11が停止す
ると、不足電力継電器31が動作しその接点31
−bが閉ぢ、同時に電力継電器32は復帰しその
接点32−aが開くが、オフデイレタイマ43の
オフデイレ時間を引外し制御リレー44のオンデ
イレタイマ時間よりも多少長く設定しておくこと
により引外し制御リレー44が動作しその接点4
4−a2により母線しや断器23に引外し指令を出
力する。
また引外し制御リレー44の接点44−a1、母
線しや断器23の補助接点23−aを直列に設け
た自己保持回路が閉成されて充分の信号時間長さ
で引外し指令が出力される。一方電力会社電源1
1が停止状態から再び電力を引込むときはオフデ
イレタイマ43の接点が開放復帰しており、引外
し制御レー44の励磁回路が無効になつているの
で受電系統のしや断器21,22を投入した後母
線しや断器23の投入も可能でる。また引込電力
が電力継電器32の動作範囲まで回復するとオフ
デイレタイマ43が動作して不足電力保護に待機
した状態に入る。また不足電力保護の待機状態に
電力会社変電設備系統で短絡事故が起きた場合
は、短絡方向継電器33が動作し、その接点33
−bが開くことにより引外し制御リレー44の励
磁回路が無効になり不必要にしや断器23が引外
しされることがない。この場合引外し制御リレー
44は、上記短絡事故時に不足電力継電器31が
動作しその接点31−bが閉ぢても短絡方向継電
器33が動作しその接点33−bが開いて不足電
力保護を除外できるように両接点33−b,31
−bの動作時間協調を行なう。
また定常運転中電力会社電源11からの受電電
力が人間系の操作により電力継電器32の動作範
囲の状態から負荷量が徐々に減少される場合は不
足電圧継電器31が動作する値の前段の負荷減少
操作時点で電力継電器32が復帰しオフデイレタ
イマ43も復帰しその接点43−aが開くことに
より不足電力保護が除外され母線しや断器23が
不必要に引外しされることがない。
以上のように第1の発明によれば、定常運転時
は電力継電器が動作を継続することにより不足電
力保護を待機状態に保ち、電力会社変電設備から
の送電停止時は不足電力継電器が動作することに
より系統分離が行なわれ、さらに全停状態から電
力会社電源を引込むときも電力継電器が復帰して
いることから不足電力保護が除外され、母線しや
断器の投入に支障がいようにしたので、従来装置
のような切換開閉器により不足電圧保護を使用
側・不使用側に設定する面倒な作業や操作ミスを
ともなうことなく、配電系統の安定した電力供給
が期待できる。
また第2の発明によれば電力会社変電設備の短
絡事故時は短絡方向継電器が動作することにより
不足電力保護が除外されて不必要な母線しや断器
の引外しが防止でき、この点からも安定した電力
供給が期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の系統分離保護回路を設けた受電
設備の系統図、第2図は同系統分離保護回路の結
線図、第3図は本発明による系統分離保護回路を
設けた受電設備の系統図、第4図は同系統分離保
護回路の一実施例を示す結線図である。 1……電力会社変電設備、2……受電設備、2
3……母線しや断器、28……自家用発電機、3
1……不足電力継電器、31a……不足電力継電
器のb接点、32……電力継電器、32−a……
電力継電器のa接点、33……短絡方向継電器、
33−b……短絡方向継電器のb接点、43……
オフデイレタイマ、43−b……オフデイレタイ
マのa接点、44……引外し制御リレー、44−
a2……引外し制御リレーのa接点。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 電力会社からの電力供給系統および自家用発
    電機による電力供給系統との間に定常時閉成する
    母線しや断器を設けた受電設備に設けられ前記電
    力会社からの送電停止時前記母線しや断器を引外
    して系統分離を行なう系統分離装置において、前
    記電力会社からの送電々力の電力値が定常運転時
    において予想される最小値以上になると動作する
    電力継電器と、前記送電々力がこの電力継電器の
    復帰電力値より低い値になると検出動作する不足
    電力継電器と、この不足電力継電器の検出動作お
    よび前記電力継電器が復帰後一定時間内であるこ
    とを条件に動作し前記母線しや断器に引外し指令
    を与える引外し制御リレーとを備えた系統分離装
    置。 2 電力会社からの電力供給系統および自家用発
    電機による電力供給系統との間に定常時閉成する
    母線しや断器を設けた受電設備に設けられ、前記
    電力会社からの送電停止時前記母線しや断器を引
    外して系統分離を行なう系統分離装置において、
    電力会社からの送電々力が定常運転時において予
    想される最小値以上になると動作する電力継電器
    と、前記送電々力がこの電力継電器の復帰電力値
    より低い値になると検出動作する不足電力継電器
    と、前記電力会社からの受電点より外部に生じる
    短絡事故を検出する短絡方向継電器と、この短絡
    方向継電器の不動作、前記不足電力継電器の検出
    動作及び前記電力継電器が復帰後一定時間内であ
    ることをアンド条件として動作し一定時間後前記
    母線しや断器に引外し指令を与える引外し制御リ
    レーとを備えた系統分離装置。
JP56084294A 1981-06-03 1981-06-03 System separating device Granted JPS57199429A (en)

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JPS57199429A JPS57199429A (en) 1982-12-07
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JPH01114332A (ja) * 1987-10-26 1989-05-08 Hitachi Ltd 受変電設備の保護装置

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