JPH0214283Y2 - - Google Patents

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JPH0214283Y2
JPH0214283Y2 JP10015381U JP10015381U JPH0214283Y2 JP H0214283 Y2 JPH0214283 Y2 JP H0214283Y2 JP 10015381 U JP10015381 U JP 10015381U JP 10015381 U JP10015381 U JP 10015381U JP H0214283 Y2 JPH0214283 Y2 JP H0214283Y2
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JP
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voltage
power
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disconnector
network
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JP10015381U
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JPS586543U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は配電保護装置に係り、特に送電力しや
断保護手段を備えた配電保護装置の改良に関す
る。
(従来の技術) 配電系統において、停電することなしに安定し
た電力を供給する方式の1つに、ネツトワーク配
電方式がある。この配電方式は、第1図に示すよ
うに1次側の配電用き電線を複数にすると共に、
この各き電線を受電用断路器、ネツトワーク変圧
器、保護装置を介してネツトワーク母線、あるい
はケーブルにより並列接続したものである。この
保護装置は、ネツトワークプロテクタと呼ばれ、
無電圧投入、差電圧投入、送電力しや断の3つの
特性により、自動運転を行う機能を有している。
ここで無電圧投入特性とは、1次き電線が充電
され、ネツトワーク回路が無電圧の場合、プロテ
クタしや断器が自動投入される特性である。ま
た、差電圧投入特性とは、ネツトワーク回路が充
電され、任意のプロテクタしや断器が引外されて
いる場合、1次き電線側の電圧とネツトワーク回
路側の電圧差、及び両電圧の位相差を検出し、条
件を満たした時にプロテクタしや断器が自動投入
される特性である。
さらに、逆電力しや断特性とは、1次き電線の
事故により給電所のしや断器が引はずしされた場
合や、作業停電等でき電線が停止した場合、ネツ
トワーク回路から1次き電線側へ逆流する電流を
検出して、プロテクタしや断器が自動引はずしさ
れる特性である。
第1図は、1次き電線が3回線であるスポツト
ネツトワーク配電装置の概略単線結線図である。
すなわち電源変電所の送り出ししや断器1を介し
て、それぞれ1次き電線2a,2b,2cにそれ
ぞれ受電用断路器3a,3b,3c、ネツトワー
ク変圧器4a,4b,4c、ネツトワークプロテ
クタ5a,5b,5cが接続され、このプロテク
タの2次側はネツトワーク母線6で並列接続さ
れ、負荷しや断装置7a・・7nを介して図示し
ない各負荷に接続されている。
第2図はネツトワークプロテクタ5a〜5cの
概要を示す単線結線図である。これはネツトワー
ク変圧器4の2次側に接続され、プロテクタヒユ
ーズ8、プロテクタしや断器9、ネツトワーク継
電装置である電力方向継電器10、位相継電器1
1とこれらの動作入力を得るための変流器12、
ならびに必要に応じて補助変圧器13、ネツトワ
ーク変圧器2次電圧を検出する電圧継電器18に
より構成されている。
第3図はプロテクタしや断器9の操作回路であ
り、電力方向継電器10の投入信号接点10aに
より投入コイルを励磁し、電力方向継電器10の
引はずし信号接点10b、変圧器内部事故故障接
点14、プロテクタヒユーズ8の故障接点15な
どの出力によりトリツプコイルを励磁してプロテ
クタしや断器9の投入・しや断を行う制御回路で
ある。また、電流コイル16cと電圧コイル16
dを有する補助継電器を備え、電流コイル16c
に引はずし電流が流れたときその接点16aによ
り電圧コイル16dが励磁され自己保持回路を形
成し、接点16bを開路して再投入をロツクす
る。押ボタンスイツチ17は自己保持回路を解除
して投入ロツクを解除するものである。
また、電圧継電器18は受電する系統電圧の有
無を図示しない表示回路でランプ表示するもので
ある。
(考案が解決しようとする課題) このように構成されたものにおいて、送電力し
や断特性による自動運転には、以下に述べる問題
を有している。
第3図において、プロテクタ側の故障、すなわ
ち変圧器内部故障接点14、プロテクタヒユーズ
断接点15により引きはずしが行われると自己保
持回路が形成され、故障原因を除去した後に保守
員の手動操作により押ボタンスイツチ17を開路
するまで投入回路はロツクされる。また、外部故
障により電力方向継電器の引きはずし信号接点1
0bにより引きはずしが行れた場合も同様に作用
する。
しかしながらこのような方式において、プロテ
クタ回路側の故障のように、プロテクタ回路側で
なんらかの対策を行う必要がある場合には、再投
入防止、安全対策の意味から自己保持、投入ロツ
ク回路が必要であるが、逆電力しや断のように外
部事故においても投入ロツクされると保守員によ
る投入ロツク解除の操作が必要となりネツトワー
ク配電方式の特長である自動運転の特性がそこな
われる。
本考案は上記欠点を除去するためになされ、逆
電力しや断特性により引はずしされた際、1次き
電線側の無電圧を確認して、投入ロツク回路を自
動的に解除するようにして、ネツトワーク配電方
式の特徴を有効に活用することのできる配電保護
装置を提供することを目的とする。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段と作用) 本考案は、上記目的を達成するために、逆電力
を検出してプロテクタしや断器を開放する逆電力
しや断保護手段を備えた配電保護装置において、
受電側の電圧の有無を検出する電圧検出手段と、
前記プロテクタしや断器が引きはずしされたとき
再投入を禁止する投入ロツク手段と、前記電圧検
出手段が無電圧を検出したとき投入ロツクを解除
する投入ロツク解除手段を設け逆電力しや断保護
手段によりプロテクタしや断器が引きはずしされ
たときは自動投入するように構成した配電保護装
置である。
(実施例) 第4図に本考案の一実施例を示す。本考案にお
いては、補助継電器の電圧コイル16d、その補
助接点16a、手動解除用リセツト押ボタンスイ
ツチ17で成る自己保持回路と直列に、ネツトワ
ーク変圧器4の2次電圧検出用電圧継電器18の
補助接点18aを接続する。
このように構成されたものにおいて、系統の送
電が停止して逆電力しや断引はずしが行なわれる
と、補助継電器16により自己保持回路が形成さ
れ、補助接点16bにより投入ロツクされる。一
方、1次き電線の送り出ししや断器1も解放され
るので、ネツトワーク変圧器4の2次側は無電圧
となる。このため電圧継電器18は無励磁とな
り、補助接点18aが開路し、自己保持回路が解
放され、投入ロツク回路も解除される。これによ
り系統の送電が再開されるとプロテクタしや断器
9は自動投入される。
また、逆電力しや断によつてプロテクタしや断
器9の引きはずしが行われた場合に、電圧検出用
継電器の接点18aにより投入ロツクを行なうこ
とにより、ネツトワーク配電方式の特性のばらつ
きにより、他のスポツトネツトワークの該当する
系統のプロテクタしや断器の解放が遅れたとき、
他の建全系統の回り込み電源により、プロテクタ
しや断器9が再投入されるのを防止することがで
きる。
なお、本実施例では、ネツトワーク変圧器4の
2次電圧の電圧検出継電器8により投入ロツクを
解除する例で示したが、限時継電器を使用しても
よく、また、本考案の要旨を変えることなく逆電
力しや断信号回路のみ、投入ロツク解除を行うよ
うにすることもできる。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案によれば、逆電力しや
断のような外部事故の場合には、ネツトワーク回
路側は保守員による投入ロツク解除の操作を行う
ことなく、ネツトワーク配電方式の特長である自
動運転の特性を有効に活用することのできる配電
保護装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はスポツトネツトワーク配電装置の概略
単線結線図、第2図はネツトワークプロテクタの
概要図、第3図は従来のプロテクタしや断器制御
回路図、第4図は本考案の一実施例を示すプロテ
クタしや断器の制御回路である。 1……送り出ししや断器、4……ネツトワーク
変圧器、9……プロテクタしや断器、10……電
流方向継電器、11……位相継電器、16……補
助継電器、17……リセツト押ボタンスイツチ、
18……電圧継電器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 送電力を検出してプロテクタしや断器を開放す
    る送電力しや断保護手段を備えた配電保護装置に
    おいて、受電側の電圧の有無を検出する電圧検出
    手段と、前記プロテクタしや断器が引きはずしさ
    れたとき再投入を禁止する投入ロツク手段と、前
    記電圧検出手段が無電圧を検出したとき投入ロツ
    クを解除する投入ロツク解除手段を設けたことを
    特徴とする配電保護装置。
JP10015381U 1981-07-07 1981-07-07 配電保護装置 Granted JPS586543U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10015381U JPS586543U (ja) 1981-07-07 1981-07-07 配電保護装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10015381U JPS586543U (ja) 1981-07-07 1981-07-07 配電保護装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS586543U JPS586543U (ja) 1983-01-17
JPH0214283Y2 true JPH0214283Y2 (ja) 1990-04-18

Family

ID=29894858

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JP10015381U Granted JPS586543U (ja) 1981-07-07 1981-07-07 配電保護装置

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JPS586543U (ja) 1983-01-17

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