JPH02225119A - 流体圧式サスペンション - Google Patents

流体圧式サスペンション

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JPH02225119A
JPH02225119A JP1079781A JP7978189A JPH02225119A JP H02225119 A JPH02225119 A JP H02225119A JP 1079781 A JP1079781 A JP 1079781A JP 7978189 A JP7978189 A JP 7978189A JP H02225119 A JPH02225119 A JP H02225119A
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JP
Japan
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working fluid
pressure
flow path
flow
throttle
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Application number
JP1079781A
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English (en)
Inventor
Shuichi Takema
修一 武馬
Takashi Yonekawa
米川 隆
Toshio Onuma
敏男 大沼
Katsuhiko Hattori
勝彦 服部
Osamu Komazawa
修 駒沢
Shigetaka Isotani
成孝 磯谷
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Priority to US07/432,901 priority patent/US4971353A/en
Priority to EP89120813A priority patent/EP0368321B1/en
Priority to DE89120813T priority patent/DE68908846T2/de
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    • B60G17/00Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load
    • B60G17/02Spring characteristics, e.g. mechanical springs and mechanical adjusting means
    • B60G17/04Spring characteristics, e.g. mechanical springs and mechanical adjusting means fluid spring characteristics
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2400/00Indexing codes relating to detected, measured or calculated conditions or factors
    • B60G2400/20Speed
    • B60G2400/208Speed of wheel rotation
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B60G2600/00Indexing codes relating to particular elements, systems or processes used on suspension systems or suspension control systems
    • B60G2600/22Magnetic elements
    • B60G2600/26Electromagnets; Solenoids
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、自動車等の車輌のサスペンションに係り、更
に詳細には流体圧式のサスペンションに係る。
従来の技術 自動車等の車輌の流体圧式サスペンションの一つとして
、例えば特開昭63−219408号公報に記載されて
いる如く、作動流体室に対し作動流体が給排されること
により車高を増減するアクチュエータと、絞り通路を介
して作動流体室と連通するアキュムレータと、作動流体
室へ作動流体を供給する作動流体供給通路と、作動流体
室より作動流体を排出する作動流体排出通路と、作動流
体供給通路及び作動流体排出通路の途中に設けられ作動
流体室に対する作動流体の給排を制御すると共に作動流
体室内の圧力を制御する圧力制御手段とを有するサスペ
ンションが従来よりよく知られている。
かかる流体圧式のサスペンションに於ては、車輪のバウ
ンド、リバウンドに起因してアクチュエータの作動流体
室内の圧力が繰返し増減すると、作動流体室に対し作動
流体の給排が繰返し行われ、そのため作動流体の消費量
が増大する。かかる点に鑑み、例えば特開昭62−29
2517号公報に記載されている如く、圧力制御弁を含
む第一の流体圧系の減衰力が、アクチュエータに伝達さ
れる振動入力の周波数が所定周波数以上であるときには
アキュムレータ及び絞り通路により構成される第二の流
体圧系の減衰力以上になるよう設定され、これにより高
周波の振動入力に対し圧力制御弁の作動を制限し、これ
により車輪のバウンド、リバウンドに伴なう作動流体の
消費量の増大を回避するよう構成された流体圧式サスペ
ンションが既に知られている。
発明が解決しようとする課題 しかし上述の特開昭62−292517号公報に記載さ
れた流体圧式サスペンションに於ては、圧力制御弁とア
クチュエータとの間の流路の直径及び長さの設定によっ
て第一の流体圧系の流路抵抗が上述の関係を満すよう設
定されるので、上述の関係を満す設定の自由度が小さい
。即ち高周波の振動入力に対し圧力制御弁の作動が効果
的に制限されるよう第一の流体圧系の流路抵抗を高い値
に設定すると、低周波の振動入力に対しても第一の流体
圧系の流路抵抗が増大してしまい、そのため車体の姿勢
制御の応答性が悪化し、逆に第一の流体圧系の流路抵抗
が十分な値に設定されなければ作動流体の消費量を十分
に低減することができない。
本発明は、特開昭62−292517号公報に記載され
ている如き従来の流体圧式サスペンションに於ける上述
の如き問題に鑑み、車体の姿勢制御の応答性を悪化させ
ることなく作動流体の消費量を低減し得るよう改良され
た流体圧式サスペンションを提供することを目的として
いる。
課題を解決するための手段 上述の如き目的は、本発明によれば、作動流体室に対し
作動流体が給排されることにより車高を増減するアクチ
ュエータと、前記作動流体室と連通ずるアキュムレータ
と、前記作動流体室へ作動流体を供給する作動流体供給
通路手段と、前記作動流体室より作動流体を排出する作
動流体排出通路手段と、前記作動流体供給通路手段及び
前記作動流体排出通路手段の途中に設けられ前記作動流
体室に対する作動流体の給排を制御すると共に前記作動
流体室内の圧力を制御する圧力制御手段と、前記作動流
体排出通路手段内を流れる作動流体の排出流量に応答し
排出流量が多い程前記作動流体室と前記アキュムレータ
との間の流路抵抗に対する前記作動流体排出通路手段の
流路抵抗の比が高くなるようこれらの流路抵抗の少くと
も一方を調整する流路抵抗制御手段とを有する流体圧式
サスペンションによって達成される。
発明の作用及び効果 周知の如く、車輪のリバウンド、バウンドに伴なうアク
チュエータの作動流体室の容積の単位時間当りの増減量
をそれぞれQSQ’ とし、アキュムレータより作動流
体室へ流入する作動流体の流量をQ+とじ、作動流体室
よりアキュムレータへ流入する作動流体の流量をQ+ 
’とし、作動流体供給通路手段を経て作動流体室へ供給
される作動流体の流量をQ2とし、作動流体室より作動
流体排出通路手段を経て排出される作動流体の流量をQ
!゛とすると、 Q−Q+ +01! Q’ =Q+ ’ +Q! の関係がある。
上述の如き構成によれば、作動流体室とアキュムレータ
との間の流路抵抗及び作動流体排出通路手段の流路抵抗
の少くとも一方を調整する流路抵抗制御手段が設けられ
、該流路抵抗制御手段は作動流体排出通路手段内を流れ
る作動流体の排出流量に応答し排出流量が多い程作動流
体室とアキュムレータとの間の流路抵抗に対する作動流
体排出通路手段の流路抵抗の比が高くなるようこれらの
流路抵抗の少くとも一方を調整するよう構成されている
ので、車輌が悪路を走行する場合の如くアクチュエータ
に高周波且高振幅の振動が入力されると、作動流体排出
通路手段内を流れる作動流体の排出流量が増大すること
に応答して流路抵抗制御手段により作動流体室とアキュ
ムレータとの間の流路抵抗に対する作動流体排出通路手
段の流路抵抗の比が増大され、これにより作動流体室よ
り作動流体排出通路手段を経て排出される作動流体の流
ff1Q= ’が低減されると共に、作動流体室よりア
キュムレータへ流入する作動流体の流量。鵞が増大され
、これにより作動流体の消費量が低減される。
また車輌の良路走行時や車体の姿勢制御時の如(、アク
チュエータの作動流体室の容積が比較的緩やかに変化す
る場合には、作動流体排出通路手段内を流れる作動流体
の排出流量は少ないので、流路抵抗制御手段により作動
流体室とアキュムレータとの間の流路抵抗に対する作動
流体排出通路手段の流路抵抗の比が低い値に維持され、
これにより作動流体室より作動流体排出通路手段を経て
作動流体が支障なく排出し得る状態が確保され、これに
より車輌の乗り心地制御や車体の姿勢制御が応答遅れな
く良好に達成される。
本発明の一つの実施例によれば、作動流体排出通路手段
の途中に該通路手段内を流れる作動流体の排出流量を検
出する流量検出手段が設けられ、流路抵抗制御手段は流
量検出手段により検出された排出流量に応答するよう構
成される。
本発明の他の一つの実施例によれば、作動流体供給通路
手段及び作動流体排出通路手段は圧力制御手段とアクチ
ュエータとの間に於て共通であり、流量検出手段は圧力
制御手段より下流側の作動流体排出通路手段の途中に設
けられる。
本発明の更に他の一つの実施例によれば、作動流体供給
通路手段及び作動流体排出通路手段は圧力制御手段とア
クチュエータとの間に於て共通であり、流量検出手段は
該共通部分に設けられる。
本発明の更に他の一つの実施例によれば、作動流体供給
通路手段及び作動流体排出通路手段は圧力制御手段とア
クチュエータとの間に於て共通であり、流路抵抗制御手
段は該共通部分に設けられる。
本発明の更に他の一つの実施例によれば、作動流体供給
通路手段及び作動流体排出通路手段は圧力制御手段とア
クチュエータとの間に於て共通であり、流路抵抗制御手
段は圧力制御手段より下流側の作動流体排出通路手段の
途中に設けられる。
本発明の更に他の一つの実施例によれば、流路抵抗制御
手段は作動流体排出通路手段の途中に設けられ、作動流
体供給通路手段内の圧力が所定値以下のときには作動流
体排出通路手段の連通を遮断するよう構成される。従っ
てこの実施例によれば、流路抵抗制御手段は特願昭63
−284278号明細書に記載された車高調整装置に於
ける遮断弁と同様の機能をも果すことができ、これによ
り流路抵抗制御手段に加えて遮断弁を組込むことを省略
し、これにより流体圧式サスペンションの構造を簡略化
することができる。
また本発明の更に他の一つの実施例によれば、流路抵抗
制御手段は上述の特願昭63−284278号明細書に
記載されている如き遮断弁とは独立に設けられる。かか
る構成によれば、流路抵抗制御手段が遮断弁の機能を兼
ね備える場合に比して流路抵抗の制御を一層適正に行う
ことができる。
本発明の更に他の一つの実施例によれば、作動流体供給
通路手段及び作動流体排出通路手段は圧力制御手段とア
クチュエータとの間に於て共通であり、流量検出手段は
圧力制御手段より下流側の作動流体排出通路手段の途中
に設けられ、流路抵抗制御手段は流量検出手段に応答し
、作動流体排出通路手段内を流れる作動流体の排出流量
が多い程作動流体室とアキュムレータとの間の流路抵抗
に対する作動流体排出通路手段の流路抵抗の比が高くな
るよう作動流体室とアキュムレータとの間の流路抵抗を
低減するよう構成される。
本発明の更に他の一つの実施例によれば、作動流体供給
通路手段及び作動流体排出通路手段は圧力制御手段とア
クチュエータとの間に於て共通であり、流量検出手段は
該共通部分の途中に設けられ、流路抵抗制御手段は流量
検出手段に応答し、共通部分内を流れる作動流体の排出
流量及び供給流量が多い程作動流体室とアキュムレータ
との間の流路抵抗に対する作動流体排出通路手段の流路
抵抗の比が高くなるよう作動流体室とアキュムレータと
の間の流路抵抗を低減するよう構成される。
本発明の更に他の一つの実施例によれば、アキュムレー
タは主アキュムレータと補助アキュムレータとを含み、
流路抵抗制御手段は作動流体排出通路手段内を流れる作
動流体の排出流量が多い程作動流体室と補助アキュムレ
ータとの間の流路抵抗を低減するよう構成される。
以下に添付の図を参照しつつ、本発明を実施例について
詳細に説明する。
実施例 第1図は本発明による流体圧式サスペンションの第一の
実施例を示す概略構成図である。図示の流体圧式サスペ
ンションは、それぞれ図には示されていない車輌の右前
輪、左前輪、右後輪、左後輪に対応して設けられたアク
チュエータIPR,IPL、 IRR,IRLを有して
おり、これらのアクチュエータはそれぞれ作動流体室2
PR,2PL、 2RR。
2RLを有している。
また図に於て、4は作動流体としての作動油を貯容する
リザーブタンクを示しており、リザーブタンク4は途中
に異物を除去するフィルタ8が設けられた吸入流路10
によりポンプ6の吸入側と連通接続されている。ポンプ
6にはその内部にて漏洩した作動流体をリザーブタンク
4に回収するドレン流路12が接続されている。ポンプ
6はエンジン14により回転駆動されるようになってお
り、エンジン14の回転数が回転数センサ16により検
出されるようになっている。
ポンプ6の吐出側には高圧流路18が接続されている。
高圧流路18の途中にはポンプより各アクチュエータへ
向かう作動流体の流れのみを許す逆止弁20が設けられ
ており、ポンプ6と逆止弁20との間にはポンプより吐
出された作動流体の圧力脈動を吸収してその圧力変化を
低減するアテニュエータ22が設けられている。高圧流
路18には前輪用高圧流路18F及び後輪用高圧流路1
8Rの一端が接続されており、これらの高圧流路にはそ
れぞれアキュムレータ24及び26が接続されている。
これらのアキュムレータはそれぞれ内部に高圧ガスが封
入され作動流体の圧力脈動を吸収すると共に蓄圧作用を
なすようになっている。
また高圧流路18F及び18Rにはそれぞれ右前輪用高
圧流路18PR,左前輪用高圧流路18PL及び右後輪
用高圧流路18RR,左後輪用高圧流路18RLの一端
が接続されている。高圧流路ispg。
18PL、 18RR,18RLの途中にはそれぞれフ
ィルタ28PR,28PL、 28RR,28RLが設
けられており、これらの高圧流路の他端はそれぞれ圧力
制御弁32.34.36.38のパイロット操作型の3
ボート切換え制御弁40.42.44.46のPボート
に接続されている。
圧力制御弁32は切換え制御弁40と、高圧流路18F
Rと右前輪用の低圧流路48PRとを連通接続する流路
50と、該流路の途中に設けられた固定絞り52及び可
変絞り54とよりなっている。
切換え制御弁40のRボートには低圧流路48PRが接
続されており、Aボートには接続流路56が接続されて
いる。切換え制御弁40は固定絞り52と可変絞り−5
4との間の流路50内の圧力Pp及び接続流路56内の
圧力Paをパイロット圧力として取込むスプール弁であ
り、圧力Ppが圧力Paより高いときにはボートPとボ
ートAとを連通接続する切換え位置40aに切換わり、
圧力Pp及びPaが互いに等しいときには全てのボート
の連通を遮断する切換え位置40bに切換わり、圧力P
pが圧力Paより低いときにはボートRとボートAとを
連通接続する切換え位置40eに切換わるようになって
いる。また可変絞り54はそのソレノイド58へ通電さ
れる電流を制御されることにより絞りの実効通路断面積
を変化し、これにより固定絞り52と共働して圧力Pp
を変化させるようになっている。
同様に圧力制御弁34〜38はそれぞれ圧力制御弁32
の切換え制御弁40に対応するパイロット操作型の3ボ
ート切換え制御弁42.44.46と、流路50に対応
する流路60.62.64と、固定絞り52に対応する
固定絞り66.68.70と、可変絞り54に対応する
可変絞り72.74.76とよりなっており、可変絞り
72〜76はそれぞれソレノイド78.80.82を有
している。
また切換え制御弁42.44.46は切換え制御弁40
と同様に構成されており、そのRボートにはそれぞれ左
後輪用の低圧流路48 FL、右後輪用の低圧流路48
RR,左後輪用の低圧流路48RLの一端が接続されて
おり、Aボートにはそれぞれ接続流路84.86.88
の一端が接続されている。また切換え制御弁42〜46
はそれぞれ対応する固定絞りと可変絞りとの間の流路6
0〜64内の圧力Pp及び対応する接続流路84〜88
内の圧力Paをパイロット圧力として取込むスプール弁
であり、圧力Ppが圧力Paより高いときにはボートP
とボートAとを連通接続する切換え位置42a、44a
、46aに切換わり、圧力Pp及びPaが互いに等しい
ときには全てのボートの連通を遮断する切換え位置42
b、44b、46bに切換わり、圧力Ppが圧力Paよ
り低いときにはボートRとボートAとを連通接続する切
換え位置42c、44c、46eに切換わるようになっ
ている。
第1図に解図的に示されている如く、各アクチュエータ
I FR,I PL、 I RR,I RLはそれぞれ
作動流体室2PR,2PL、 2RR,2RLを郭定す
るシリンダ106FR,106FL、106RR,10
6RLと、それぞれ対応するシリンダに嵌合するピスト
ン108PR,108PL、 108RR,108RL
とよりなっており、それぞれシリンダにて図には示され
ていないサスペンションアームに連結され、ピストンの
ロッド部の先端にて図には示されていない車体に連結さ
れている。また各アクチュエータのシリンダ10’6P
l?、 106PL、 106RR,106RLにはド
レン流路110.112.114.116の一端が接続
されている。ドレン流路110.112.114.11
6の他端はドレン流路118に接続されており、該ドレ
ン流路はフィルタ120を介してリザーブタンク4に接
続されており、これにより作動流体室より漏洩した作動
流体がリザーブタンクへ戻されるようになっている。
作動流体室2PR,2PL、 2RR,2RLにはそれ
ぞれ絞り通路124.126.128.130を介して
流体圧式のスプリングとして機能するアキュムレータ1
32.134.136.138が接続されている。また
ピストン108PR,108PL。
1081?J?、 108RLにはそれぞれ流路140
 PR。
140FL、140RR,140ピLが設けられている
これらの流路はそれぞれ対応する流路56.84〜88
と作動流体室2PR,2FL、 2RR,2RLとを連
通接続し、それぞれ途中にフィルタ142 PR。
142FL、 142RR,142RLを有している。
またアクチュエータI PR,I PL、 I RR,
I RLに近接した位置には、車体と対応する車輪との
間の間隔を検出する車高センサ144FR,144PL
、144RR,144RLが設けられている。
接続流路56.84〜88の途中にはそれぞれパイロッ
ト操作型の遮断弁150.152.154.156が設
けられており、接続流路56.84〜88の対応する圧
力制御弁と遮断弁との間の部分がそれぞれ流路158.
160.162.164により対応する圧力制御弁の流
路50.60.62.64の可変絞りより下流側の部分
と連通接続されている。流路158〜164の途中には
それぞれリリーフ弁166.168.170.172が
設けられており、これらのリリーフ弁はそれぞれ対応す
る流路158.160.162.164の上流側の部分
、即ち対応する接続流路の側の圧力をパイロット圧力と
して取込み、該パイロット圧力が所定値を越えるときに
は開弁して対応する接続流路内の作動流体の一部を流路
48PR,48FL、 48RR,48RLへ導くよう
になっている。
遮断弁150.152.154.156はそれぞれ対応
する圧力制御弁40.42.44.46より上流側の高
圧流路18PR,18FL、 18RR。
18RL内の圧力と、それぞれ対応するリリーフ弁16
6.168.170.172より下流側の流路158.
160.162.164内の圧力、従って流路48PR
,48FL、 48RR,48RL内の圧力との間の差
圧が所定値以下のときには閉弁状態を維持し、差圧が所
定値を越えると差圧の増大につれて開弁量が漸次増大す
るようになっている。
低圧流路48PR及び48PLの他端は前輪用の低圧流
路48Fの一端に連通接続され、低圧流路48RR及び
RLの他端は後輪用の低圧流路48Hの一端に連通接続
されている。低圧流路48F及び48Rの他端は低圧流
路48の一端に連通接続されている。低圧流路48は途
中にオイルクーラ174を有し他端にてフィルタ176
を介してリザーブタンク4に接続されている。高圧流路
18の逆止弁20とアテニュエータ22との間の部分は
流路178により低圧流路48と連通接続されている。
流路178の途中には予め所定の圧力に設定されたリリ
ーフ弁180が設けられている。
図示の実施例に於ては、高圧流路18R及び低圧流路4
8Rは途中にフィルタ182、絞り184、及び常開型
の流量調整可能な電磁開閉弁186を有する流路188
により互いに接続されている。電磁開閉弁186はその
ソレノイド190が励磁されその励磁電流が変化される
ことにより開弁すると共に弁を通過する作動流体の流量
を調整し得るよう構成されている。また高圧流路18R
及び低圧流路48Rは途中にパイロット操作型の開閉弁
192を有する流路194により互いに接続されている
。開閉弁192は絞り184の両側の圧力をパイロット
圧力として取込み、絞り184の両側に差圧が存在しな
いときには閉弁位置192aを維持し、絞り184に対
し高圧流路18Rの側の圧力が高いときには開弁位置1
92bに切換わるようになっている。かくして絞り18
4、電磁開閉弁186及び開閉弁192は互いに共働し
て高圧流路18Rと低圧流路48R1従って高圧流路1
8と低圧流路48とを選択的に連通接続して高圧流路よ
り低圧流路へ流れる作動流体の流量を制御するバイパス
弁196を構成している。
更に図示の実施例に於ては、高圧流路18Rには圧力セ
ンサ198が設けられており、該圧力センサにより高圧
流路内の作動流体の圧力が検出されるようになっている
。また各アクチュエータのピストンのロッド部に固定さ
れたアッパシートとシリンダに固定されたロアシートと
の間にはそれぞれサスペンションスプリングとしての圧
縮コイルばね199PR,199PL、199RR,1
99RLが弾装されている。
この実施例によれば、遮断弁150〜156は高圧流路
18PR,18PL、 18RR,18RL内の圧力と
流路158〜164内の圧力との間の差圧と内蔵するば
ねの反力との兼合いによって作動するので、車輌が悪路
を走行する場合の如く、アクチュエータに高周波且高振
幅の振動入力が与えられ、低圧流路48FR,48PL
、 48RR,48RL内を流れる作動流体の流量が増
大すると、これに伴う流路158〜162内の圧力の上
昇により遮断弁は閉弁方向へ駆動され、部分的に閉じら
れた状態になる。かくして遮断弁が部分的に閉じらると
、圧力制御弁32〜38の切換え制御弁40〜46と作
動流体室2PR,2PL、 2RR,2RLとの間の流
路56.84〜88の途中にオリフィスが形成されたこ
とと同様の効果が生じ、絞り通路124〜130の流路
抵抗に対する接続流路の流路抵抗の比が増大され、これ
により圧力制御弁と作動流体室との間に作動流体が流れ
難くなって流ff1Q2 が低減され、これにより作動
流体の消費量が低減される。
また車輌の良路走行時の如くアクチュエータに与えられ
る振動入力が低周波且低振幅の振動入力である場合には
、低圧流路48PR,48PL、 48RR,48RL
内を流れる作動流体の流量はそれほど高(はならず、高
圧流路18PR,18FL、 18RR。
18RL内の圧力が高い圧力である限り各遮断弁は開弁
状態に維持され、これにより車輌の乗心地性の制御や車
体の姿勢制御が支障なく行われる状態が確保される。
従ってこの実施例によれば、各遮断弁は高圧流路と低圧
流路との間の差圧が所定値以下のときには閉弁状態に維
持され、これにより作動流体室より作動流体が流出する
ことに起因する車高の低下を防止するという遮断弁とし
ての本来の機能に加えて、低圧流路内を流れる作動流体
の流量に応答して該流量が高い程絞り通路124〜13
0の流路抵抗に対する接続流路56.84〜88の流路
抵抗の比を増大する流路抵抗制御手段としての機能をも
果すことができる。またこの実施例によれば、本来の遮
断弁と流路抵抗制御手段とが独立に設けられる場合に比
して部品点数を低減し、流体圧式サスペンションの構造
を簡略化することができる。
更に流路抵抗制御手段が低圧流路48PR,48FL、
 48RR,48RLの途中に設けられる場合には、排
出流mQt’を低減することはできるが供給流量Q2を
低減することはできないので、作動流体室内の作動流体
の流量が漸次増大し、これにより車高が漸次増大する傾
向が生じ易いが、この実施例によれば、供給流量Q2及
び排出流量Q2′の両方が低減されるので、車高が漸次
増大する傾向を排除することができる。
第2図は本発明による流体圧式サスペンションの第二の
実施例の右後輪に対応する部分を示す概略構成図である
この実施例に於ては、低圧流路48RRの途中に絞り2
00が設けられており、流路62は絞り200より下流
側にて低圧流路48RRに接続されている。また遮断弁
154は高圧流路18RR内の圧力及び絞り200より
上流側の低圧流路4SRR内の圧力をパイロット圧力と
して取込み、これらのパイロット圧力の間の差圧が所定
値以下のときには閉弁状態を維持し、差圧が所定値を越
えると差圧の増大につれて開弁量が漸次増大するように
なっている。
この実施例によれば、作動流体が低圧流路481?I?
内を流れると、その流れが絞り200によって絞られ、
これにより絞りより上流側の低圧流路4gRR内の圧力
が増大するので、絞り200は低圧流路4RRR内を流
れる作動流体の流量を検出する流量検出手段として作用
する。また遮断弁154は絞り200より上流側の低圧
流路4gRR内の圧力を一方のパイロット圧力として取
込むようになっているので、第1図に示された実施例の
場合に比して、低圧流路4gRR内を流れる作動流体の
流量に一層良好に応答する。
従ってこの実・絶倒によれば、第1図に示された実施例
の場合と同様の作用効果が得られることに加えて、圧力
制御弁とアクチュエータと間の流路抵抗の制御がより一
層確実に行われる。
第3図は本発明による流体圧式サスペンションの第三の
実施例を示す第2図と同様の概略構成図、第4図は第3
図に示された可変絞りの特性を示すグラフである。
この実施例に於ては、第2図に示された実施例の場合と
同様、流量検出手段としての絞り200が低圧流路48
RHの途中に設けられている。また流路抵抗制御手段と
しての可変絞り202が圧力制御弁36と遮断弁154
との間の接続流路86の途中に設けられている。可変絞
り202は絞り200の上流側及び下流側の圧力をパイ
ロット圧力として取込み、第4図に示されている如くこ
れらのパイロット圧力の間の差圧ΔPが第一の所定値P
、以下であるときにはその内部通路の断面積が最大値A
、に維持され、差圧ΔPが第一の所定値piより第二の
所定値P!!までの範囲に於ては差圧が増大するにつれ
て内部通路の断面積が最大値A、より最小値A!まで漸
次低減され、差圧ΔPが第二の所定値12以上の範囲に
於ては内部通路の断面積が最小値A2に維持されるよう
構成されている。
第5図は第3図に示された実施例の修正例を示す第3図
と同様の概略構成図である。
この修正例に於ては、遮断弁154とアクチュエータI
RRとの間の接続流路86には絞り204が設けられて
いる。接続流路86の絞り204の両側の部分はバイパ
ス流路206により互いに接続されており、該バイパス
流路の途中に可変絞り202が設けられている。
第3図に示された実施例及び第5図に示された修正例に
よれば、低圧流路4gRR内を流れる作動流体の流量が
増大することにより、可変絞り202のパイロット圧力
の間の差圧ΔPが第一の所定値P、以上且第二の所定値
P2以下になると、差圧の増大につれて可変絞りの内部
通路の断面積Aが漸次低減されることにより絞り通路1
28の流路抵抗に対する接続流路86の流路抵抗の比が
増大され、これにより圧力制御弁136及び低圧流路4
8RI?を経て排出される作動流体の流Et Q ?。
が低減され、これにより作動流体の消費量が低減される
またこれらの実施例によれば、流路抵抗ホIノ御手段と
しての可変絞り202及び遮断弁154が相互に独立し
て設けられているので、第1図及び第2図に示された実
施例の場合の如く遮断弁が流路抵抗制御手段を兼ねてい
る場合に比して、絞り通路128の流路抵抗に対する接
続流路86の流路抵抗の比の制御及び接続流路の連通の
遮断を確実に行わせることができる。
第6図は本発明による流体圧式サスペンションの第四の
実施例を示す第2図と同様の概略構成図、第7図は第6
図に示された可変絞りの特性を示すグラフである。
この実施例に於ては、絞り200は圧力制御弁36と遮
断弁154との間の接続流路86の途中に設けられてお
り、絞り200と遮断弁154との間に可変絞り208
が設けられている。この可変絞り208は絞り200の
両側の圧力をパイロット圧力として取込み、第7図に示
されている如く、それらのパイロット圧力の間の差圧Δ
Pの絶対値が第一の所定値PI以下であるときにはその
内部通路の断面積Aが最大値A、に維持され、差圧ΔP
の絶対値が第一の所定値PIより第二の所定値P2まで
の範囲に於ては差圧の絶対値の増大につれて内部通路の
断面積AがA、より最小値A2まで漸次低減され、差圧
の絶対値が第二の所定値P、以上の範囲に於ては通路の
断面mAが最小値A、に維持されるよう構成されている
この実施例によれば、絞り200及び可変絞り208の
両方が接続流路86の途中に設けられているので、作動
流体が排出方向及び供給方向の何れの方向に流れる場合
にも、絞り200の両側の差圧ΔPの絶対値が第一の所
定値以上で第二の所定値以下の範囲に増大すると、差圧
の絶対値の増大につれて可変絞りの内部通路の断面積A
が漸次減少し、これにより作動流体の排出流量Q!!゛
及び供給流it Q 1!の両方が低減され、作動流体
の消費量が低減される。
またこの実施例によれば、上述の如く作動流体の排出流
量に加えて供給流量も低減されるので、第一乃至第三の
実施例の場合の如く車輪のバウンド、リバウンドに伴な
い車高が漸増する傾向が排除される。
尚この実施例に於て、絞り200は遮断弁154と可変
絞り208との間の接続流路の途中に設けられてもよい
第8図は本発明による流体圧式サスペンションの第五の
実施例を示す第2図と同様の概略構成図である。
この実施例に於ては、流量検出手段としての絞り200
は第2図に示された実施例の場合と同様低圧流路48R
Hの途中に設けられており、また絞り200と圧力制御
弁の切換え制御弁44との間の低圧流路48RHの途中
には可変絞り210が設けられている。可変絞り210
は絞り200の上流側及び下流側の圧力をパイロット圧
力として取込むようになっており、第3図に示された可
変絞り202と同様の構成を有し、従って第4図に示さ
れている如き特性を有している。
この実施例によれば、低圧流路48RR内を流れる作動
流体の流量が増大し、これにより絞り200の両側の圧
力の間の差圧が増大すると、可変絞り210の内部通路
の断面積が低減されることにより、低圧流路48RHの
流路抵抗が増大して作動流体が流れ難くなり、逆に低圧
流路481?R内を流れる作動流体の流量が低下し、絞
り200の両側の圧力の間の差圧が減少すると可変絞り
210の内部通路の断面積が増大され、これにより低圧
流路の流路抵抗が低下して作動流体が流れ品くなる。
かくして絞り200及び可変絞り210は互いに共働し
て流出する作動流体の流量を所定値以下に制限する定流
量弁を構成している。
従ってこの実施例に於てアクチュエータの作動流体室2
RRの容積が所定値以上の速さにて減少すると、絞り通
路128の流路抵抗に対する低圧流路48RRの流路抵
抗の比が増大され、低圧流路48RHには所定値以下の
流量の作動流体しか流れず、結果的にアキュムレータ1
36へ流れる作動流体の流gkQ +  が増大され、
これにより作動流体の消費量が低減される。
尚この実施例に於て、絞り200は可変絞り210の上
流側に設けられてもよい。
第9図は本発明による流体圧式サスペンションの第六の
実施例の後輪に対応する部分を示す概略構成図である。
この実施例に於ては、後輪用の低圧流路48Hの途中に
絞り200及び可変絞り212が設けられており、図示
の実施例に於ては可変絞り212は絞り200の下流側
に設けられている。可変絞り212は絞り200の上流
側及び下流側の圧力をパイロット圧力として取込むよう
になっており、第6図に示された可変絞り208と同様
の構成を有し、従って第7図に示されている如き特性を
有している。
かくして絞り200及び可変絞り212は第8図に示さ
れた実施例の場合と同様互いに共働して定流量弁を構成
している。この場合絞り200及び可変絞り212は後
輪用の低圧流路48Rの途中に設けられているので、流
路抵抗制御手段としての可変絞り212は低圧流路48
R内を流れる作動流体の流量が増大するにつれて絞り通
路128及び130の流路抵抗に対する低圧流路48H
の流路抵抗の比を増大し、これにより作動流体の消費量
を低減する。
またこの実施例によれば、絞り200及び可変絞り21
2は各車輪に対応する低圧流路に設けられるのではなく
、左右一対の車輪に共通の低圧流路の途中に設けられて
いるので、第一乃至第五の実施例の場合に比して絞り及
び可変絞りの数を低減し、これ゛により流体圧式サスベ
ンジジンの構造を簡略化することができる。
尚この実施例に於て、絞り200は可変絞り212の下
流側に設けられてもよく、絞り200及び可変絞りが全
輪に共通の低圧流路(第1図の流路48)の途中に設け
られてもよい。
第10図及び第12図はそれぞれ本発明による流体圧式
サスペンションの第七及び第への実施例を示す第2図と
同様の概略構成図、第11図及び第13図はそれぞれ第
10図及び第12図に示された可変絞りの特性を示すグ
ラフである。
これらの実施例に於ては、アキュムレータ136は絞り
214及び流路216よりなる絞り通路128により接
続流路86に連通接続されている。
特に第10図に示された第七の実施例に於ては、流路2
16のアキュムレータ136と絞り214との間の部分
は流路218により接続流路86と接続されており、流
路218の途中には可変絞り220が設けられている。
この可変絞り220は低圧流路48RRの途中に設けら
れた絞り200の上流側及び下流側の圧力をパイロット
圧力として取込むようになっており、第11図に示され
ている如くこれらのパイロット圧力の間の差圧ΔPが第
一の所定値P1以下であるときにはその内部通路の断面
積が最小値A、(Oであってもよい)に維持され、差圧
ΔPが第一の所定値P、より第二の所定値P2までの範
囲に於ては差圧が増大するにつれて内部通路の断面積が
最小値A、より最大値A2まで漸次増大され、差圧ΔP
が第二の所定値22以上の範囲に於ては内部通路の断面
積が最大値A!に維持されるよう構成されている。
この実施例によれば、低圧流路48RR内を流れる作動
流体の流量が増大し、絞り200の両側の圧力の間の差
圧ΔPが第一の所定値以上で第二の所定値以下の範囲に
増大すると、差圧の増大につれて可変絞り220の内部
通路の断面積Aが漸次増大し、これによりアキュムレー
タ136と作動流体室2RRの間の流路抵抗に対する接
続流路86及び低圧流路48RRの流路抵抗の比が増大
する。
従ってアキュムレータ136へ流入する作動流体の流量
Qr’が増大し、低圧流路488Rを経て流出する作動
流体の流量Qt’が相対的に減少し、これにより作動流
体の消費量が低減される。
また第12図に示された実施例に於ては、流路216の
アキュムレータ136と絞り214との間の部分が同じ
く流路218により接続流路86と接続されており、流
路218の途中には可変絞り222が設けられている。
この可変絞り222は接続流路86の途中に設けられた
絞り200の両側の圧力をパイロット圧力と1−で取込
むようになっており、第13図に示されている如く、そ
れらのパイロット圧力の間の差圧ΔPの絶対値が第一の
所定値P、以下であるときにはその内部通路の断面積A
が最小値A+  (0であってもよい)に維持され、差
圧ΔPの絶対値が第一の所定値P。
より第二の所定値P2までの範囲に於ては差圧の絶対値
の増大につれて内部通路の断面積AがA。
より最大値A2まで漸次増大され、差圧の絶対が第二の
所定値P!!以上の範囲に於ては内部通路の断面積Aが
最大値A2に維持されるよう構成されている。
この実施例によれば、接続流路86を通過する作動流体
の流量が増大することにより絞り200の両側の圧力の
間の差圧ΔPの絶対値が第一の所定値以上で第二の所定
値以下に増大すると、差圧の増大につれて可変絞り22
2の内部通路の断面積Aが漸次増大され、これによりア
キュムレータ136と作動流体室2RRとの間の流路抵
抗が漸次低減される。従ってこの実施例によれば、第6
図に示された実施例の場合と同様低圧流路48RRを経
て流出する作動流体の排出流ff1Q= ’が低減され
ると共に圧力制御弁を経て供給される作動流体の供給流
ff1Q= も低減され、これにより作動流体の消費量
が低減されるだけでなく、車輪のバウンド、リバウンド
に伴ない車高が漸次増大する傾向が排除される。
尚第10図及び第12図に示された実施例に於ては絞り
通路128が省略され、アキュムレータ136が流路2
18のみにより接続流路86と接続されてもよい。
第14図は本発明による流体圧式サスペンションの第九
の実施例を示す第2図と同様の概略構成図、第15図は
第14図に示された可変絞りの特性を示すグラフである
この実施例に於ては、接続流路86には途中に可変絞り
224を有する流路226により補助アキュムレータ2
28が接続されている。可変絞り224は接続流路86
の途中に設けられた絞り200の両側の圧力をパイロッ
ト圧力として取込むようになっており、第12図に示さ
れた可変絞り222と同様の構成を有し、第15図に示
されている如き特性を有している。
この実施例によれば、絞り200の両側の圧力の間の差
圧の絶対値が第一の所定値以下の範囲に於ては可変絞り
224の内部通路の断面積が0に維持され、これにより
補助アキュムレータと接続流路86との間の連通が遮断
された状態に維持され、差圧ΔPの絶対値が第一の所定
値以上で第二の所定値以下の範囲に増大すると、差圧の
絶対値の増大につれて可変絞り224の内部通路の断面
積Aが漸次増大し、これにより補助アキュムレータ22
8と接続流路86とが連通接続されると共に、これらの
間の流路抵抗が漸次低減される。
従ってこの実施例によれば、第12図に示された実施例
の場合と同様作動流体の排出流ff1Q2及び作動流体
の供給流量Q2が低減されることにより作動流体の消費
量が低減されることに加えて、車輪が激しくバウンド、
リバウンドする場合には補助アキュムレータ228もば
ねとして作用するようになり、全体としてのばね定数が
低減され、これにより車輌の乗り心地性が向上される。
尚この実施例に於ても絞り200は低圧流路48RHの
途中に設けられてもよい。
上述の第一乃至第六の実施例に於ては接続流路86又は
低圧流路48RR(又は48R)の流路抵抗が増大され
ることにより、また第七乃至第九の実施例に於ては作動
流体室とアキュムレータとの間の流路抵抗が低減される
ことにより、作動流体の排出流量の増大につれて作動流
体室とアキュムレータとの間の流路抵抗に対する作動流
体排出通路の流路抵抗の比が増大されるようになってい
るが、第一乃至第六の実施例と第七乃至第九の実施例と
が任意の態様にて組合されてもよい。
また第二乃至第九の何れの実施例に於ても流路抵抗制御
手段は流量検出手段により検出された流出流量に流体圧
式に応答するようになっているが、流量検出手段により
検出された流出流量を示す例えば電気信号の如き信号に
応答するよう構成されてもよい。
また作動流体室内の圧力を制御する手段は図示の実施例
の如く圧力制御弁に限定されるものではなく、例えば作
動流体室内の圧力を検出する圧力センサの検出結果に応
答して作動流体室に対し給排される作動流体の流量を制
御し、これにより作動流体室内の圧力を所定の圧力に制
御するよう構成された流量制御弁であってもよい。
以上に於ては本発明を幾つかの実施例について詳細に説
明したが、本発明はこれらの実施例に限定されるもので
はなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施例が可能で
あることは当業者にとって明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による流体圧式サスペンションの第一の
実施例を示す概略構成図、第2図は本発明による流体圧
式サスペンションの第二の実施例の右後輪に対応する部
分を示す概略構成図、第3図は本発明による流体圧式サ
スペンションの第三の実施例を示す第2図と同様の概略
構成図、第4図は第3図に示された可変絞りの特性を示
すグラフ、第5図は第3図に示された実施例の修正例を
示す概略構成図、第6図は本発明による流体圧式サスペ
ンションの第四の実施例を示す第2図と同様の概略構成
図、第7図は第6図に示された可変絞りの特性を示すグ
ラフ、第8図は本発明による流体圧式サスペンションの
第五の実施例を示す第2図と同様の概略構成図、第9図
は本発明による流体圧式サスベンジジンの第六の実施例
の後輪に対応する部分を示す概略構成図、第10図は本
発明による流体圧式サスペンションの第七の実施例を示
す第2図と同様の概略構成図、第11図は第10図に示
された可変絞りの特性を示すグラフ、第12図は本発明
による流体圧式サスペンションの第への実施例を示す第
2図と同様の概略構成図、第13図は第12図に示され
た可変絞りの特性を示すグラフ、第14図は本発明によ
る流体圧式サスペンションの第九の実施例を示す第2図
と同様の概略構成図、第15図は第14図に示された可
変絞りの特性を示すグラフである。 I PR,I PL、 I RR,I RL・・・アク
チュエータ、2PR,2PL、 2RR,2RL・・・
作動流体室、4・・・リザーブ−タンク、6・・・ポン
プ、8・・・フィルタ、10・・・吸入流路、12・・
・ドレン流路、14・・・エンジン。 16・・・回転数センサ、18・・・高圧流路、20・
・・逆止弁、22・・・アテニュエータ、24.26・
・・アキュムレータ、32.34.36.38・・・圧
力制御弁、40.42.44.46・・・切換え制御弁
、48・・・低圧流路、52・・・固定絞り、54・・
・可変絞り。 56・・・接続流路、58・・・ソレノイド、66.6
8.70・・・固定絞り、72.74.76・・・可変
絞り。 78.80.82・・・ソレノイド、84.86.88
・・・接続流路、110〜118・・・ドレン流路、1
20・・・フィルタ、124〜130・・・絞り通路、
132〜138・・・アキュムレータ、144PR,1
44PL、144RR,144RL・・・車高センサ、
50〜156・・・遮断弁、166〜172・・・リリ
ーフ弁。 174・・・作動流体クーラ、176・・・フィルタ、
180・・・リリーフ弁、182・・・フィルタ、18
4・・・絞り、186・・・電磁開閉弁、190・・・
ソレノイド。 192・・・開閉弁、196・・・バイパス弁、198
.199・・・PR,199PL、 199RR,19
9RL・・・圧縮コイルばね、200・・・絞り、2o
2・・・可変絞り。 204・・・絞り、206・・・バイパス流路、208
.210・・・可変絞り、214・・・絞り、216.
218・・・流路、220.222.224・・・可変
絞り。 226・・・流路、228・・・補助アキュムレータ特
 許 出 願 人   トヨタ自動車株式会社代   
理   人   弁理士  明石 昌毅第 図 第3図 第 図 第 図 zUz・・・口」貿枚す 第 図 210・・・0J朶政り 第 図 第 図 第 図 212・・・Ill失軟す 第10 図 第11 図 ΔF 第12 図 第13 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 作動流体室に対し作動流体が給排されることにより車高
    を増減するアクチュエータと、前記作動流体室と連通す
    るアキュムレータと、前記作動流体室へ作動流体を供給
    する作動流体供給通路手段と、前記作動流体室より作動
    流体を排出する作動流体排出通路手段と、前記作動流体
    供給通路手段及び前記作動流体排出通路手段の途中に設
    けられ前記作動流体室に対する作動流体の給排を制御す
    ると共に前記作動流体室内の圧力を制御する圧力制御手
    段と、前記作動流体排出通路手段内を流れる作動流体の
    排出流量に応答し排出流量が多い程前記作動流体室と前
    記アキュムレータとの間の流路抵抗に対する前記作動流
    体排出通路手段の流路抵抗の比が高くなるようこれらの
    流路抵抗の少くとも一方を調整する流路抵抗制御手段と
    を有する流体圧式サスペンション。
JP1079781A 1988-11-10 1989-03-30 流体圧式サスペンション Pending JPH02225119A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1079781A JPH02225119A (ja) 1988-11-10 1989-03-30 流体圧式サスペンション
US07/432,901 US4971353A (en) 1988-11-10 1989-11-07 Hydraulic suspension system for a vehicle
EP89120813A EP0368321B1 (en) 1988-11-10 1989-11-09 A hydraulic suspension system for a vehicle
DE89120813T DE68908846T2 (de) 1988-11-10 1989-11-09 Hydraulisches Fahrzeugaufhängungssystem.

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