JPH02223869A - 雑音測定装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はビデオ信号中の雑音を測定する装置に関するも
のである。

（従来の技術） テレビジョン画像信号は種々の雑音源からのランダム雑
音を含んでいる。これらの雑音源は送信機内、受信機内
及び送信機及び受信機間の環境内で発生された電子雑音
を含む。多くのテレビジョン信号受信機は雑音低減回路
を含み、この回路は受信テレビジョン信号の処理に悪影
響を与えることなく雑音のレベルを低減するよう調整す
ることができる。多くの場合、この雑音低減回路は予想
される雑音の平均レベルに対応する雑音低減レベルに手
動的に調整される。テレビジョン受像機で受信される雑
音が予想より大きいとき又は小さいときは手動的に調整
された雑音低減システムは最適な調整にならない。自動
雑音測定システムはこれによりテレビジョン受信機内の
雑音低減回路を制御して低雑音期間中は低い雑音低減レ
ベルが、高雑音期間中は高い雑音低減レベルが供給され
るようにする手段をもたらす。

スト−レイはテレビジョン信号の走査ラインを用いて差
信号を発生させ、この差信号を雑音低減回路に供給する
ようにしたビデオ雑音低減システムを提案している（米
国特許出願第４，２４９，２０９号及び同第４，２４９
，２１０号）。順次の走査ラインに対し画像情報を選択
する。順次のライン間の画像情報の差が非常に大きいと
きは画像内に動きがあるものと仮定する。差が小さいと
きはその差は信号内の雑音によるものと仮定する。この
場合には雑音信号をスケーリングした後に雑音低減回路
に供給する。スト−レイにより提案されたこのシステム
は画像が急速に変化している場合には信号内に存在する
雑音を連続的に測定することができない。

バルベス等は複合テレビジョン画像信号の同期信号の先
端を大地電位にクランプし、クランプした同期信号を精
密整流器に供給することによって同期信号先端上の雑音
を測定することを提案している　（米国特許出願第４．
１８９，７５５号）。整流器の出力は信号内の雑音レベ
ルを表わし、テレビジョン信号のレベルは同期信号先端
とバックポーチとの間の大きさの差から決まる。両レベ
ルから信号対雑音比を発生させ、受信機の帯域幅をこの
信号対雑音比に応答して調整する。

（発明が解決しようとする課Ｂ） 本発明の目的は複合テレビジョン画像信号の雑音レベル
を測定する節単且つ有効な手段を提供することにある。

本発明の他の目的は雑音低減回路を具えたテレビジョン
システムにおいて雑音低減レベルを設定する制御信号を
発生させることにある。更に他の目的はビデオシステム
において雑音低減レベルを調整するのに手動制御の必要
を除去することにある。

（課題を解決するための手段） 本発明の第１の特徴は、雑音と、画像情報と、画像フレ
ームを示す垂直同期信号と、画像水平ラインを示す水平
同期信号と、複合画像信号内に繰り返し発生し雑音がな
ければその発生毎に同一である標準信号とを有する複合
画像信号を受信する手段を有する画像信号受信機内の雑
音測定装置において、異なる時間において前記標準信号
の少な（とも２つのサンプルを発生させる手段と、少な
くとも２つの標準信号サンプルを比較し、少なくとも２
つの標準信号サンプルの比較結果を表わす比較信号を発
生する手段と、前記比較信号を受信し、少なくとも１つ
の比較信号により測定された複合画像信号内の雑音を表
わす測定雑音信号を発生させる手段とを具えた点にある
。

本発明の第２の特徴は、雑音と、画像情報と、画像フレ
ームを示すトリガパルスと、画像走査ラインを示す水平
同期パルスと、水平同期パルスに時間的に隣接してこの
パルスより後に位置する信号であって画像信号内に繰り
返し発生し雑音がなければその発生ごとに同一である標
準信号とを有する複合画像信号を受信する手段と、雑音
低減回路とを有する画像信号受信機内の雑音測定装置に
おいて、水平同期パルスを受信し、時間可調整クロック
パルスを発生する可調整遅延回路と、画像信号を受信し
、前記クロックパルスの受信時に第１遅延出力信号を発
生する第１遅延回路と、第１遅延出力信号を受信し、前
記クロックパルスの受信時に第２遅延出力信号を発生す
る第２遅延回路と、第２遅延出力信号を受信し、前記ク
ロックパルスの受信時に第３遅延出力信号を発生する第
３遅延回路と、第３遅延出力信号と前記第１遅延出力信
号との差を検出し、第３遅延出力信号と前記第１遅延出
力信号との差を表わす差信号を発生する減算回路と、前
記差信号を受信し、第１遅延出力信号と第３遅延出力信
号との差の絶対値を表わす絶対値信号を発生する絶対値
回路と、前記絶対値回路からの絶対値信号の加算和に対
応する和信号を発生し、この和信号を前記クロックパル
スの受信時に出力し、次いでこの和信号をリセットする
累算回路と、前記累算回路からの和信号を受信し、前記
トリガ信号の受信時に測定雑音信号を発生する出力回路
と、前記測定雑音信号を受信し、前記雑音低減回路に対
する制御信号を発生するエンコーダ回路とを具え、前記
雑音低減回路が複合画像信号全体に亘る雑音を表わす制
御信号を受信するようにした点にある。

本発明の第３の特徴は、雑音と、画像情報と、画像フレ
ームを示すトリガパルスと、画像走査ラインを示す水平
同期ハルスと、水平同期パルスに時間的に隣接しこのパ
ルスより後に位置する標準信号とを有する複合画像信号
内の雑音を測定するに当り、少なくとも２つの標準信号
サンプルを発生させると共に比較し、少なくとも２つの
標準信号サンプルの比較結果を表わす比較信号を発生さ
せ、前記比較信号を受信し、少なくとも１つの比較信号
により測定させた複合画像信号内の雑音を表わす測定雑
音信号を発生させる点にある。

本発明はテレビジョン信号受信機内の雑音測定システム
を提供するものである。雑音測定システムは受信機内の
雑音低減回路に対する自動制御信号を供給する。テレビ
ジョン受信機は画像情報と、トリガパルス（テレビジョ
ン画像フレームを示し、好ましくは垂直同期パルス）と
、水平同期パルス（テレビジョンの走査ラインを示す）
と、水平同期パルスに時間的に隣接しこのパルスより後
に位置する標準信号と、画像信号全体に亘って分布して
いる雑音とを含む複合テレビジョン画像信号を受信する
。雑音測定システムは２つの異なる時間に取り出した標
準信号の少なくとも２つのサンプルを比較する手段を具
える。これにより２つの標準信号サンプルの比較結果を
表わす比較信号を発生させる。次いでこの比較信号を用
いて複合テレビジョン画像信号内の雑音を表わす測定雑
音信号を発生させる。この雑音は少なくとも１つの比較
信号により測定される。測定雑音信号はトリガパルスの
受信時に雑音低減回路に伝送される。このようにして、
雑音低減回路は複合テレビジョン画像信号内の雑音を表
わす制御信号を受信する。

前記のバルベス等の特許では、バックポーチにカラーバ
ースト信号がある場合にはこれをフィルタで除去してお
り、このフィルタにより測定すべき雑音の一部も除去さ
れ得る。スト−レイもバルベスも１走査ラインからのバ
ックポーチ信号（又はカラーバースト信号）を他の走査
ラインがらの同一の信号と比較することにより雑音レベ
ルを決定することは提案していない。

トリガパルスは１テレビジョン画像につき少なくとも１
度発生する垂直同期パルスとすることができ、標準信号
はバックポーチ信号又はポックポーチ信号に時間的に隣
接してこの信号の後に位置するカラーバースト信号とす
ることができる。カラーＮＴＳＣ信号では、カラーバー
スト信号はラインごとに位相が１８０°シフトされ、１
ライン置きに同相である。これがため、バックポーチ及
びカラーバースト信号は１ライン置きに同一であるはず
であり、受信側で検出されるこれらの信号間の差は送信
機からの信号路において入り込んだ雑音のはずである。

１つのカラーバースト信号で隔てられた２つのカラーバ
ースト信号間の差は雑音が存在しなければ零であるはず
である。１ライン置きの走査ラインのカラーバースト信
号の間の差を加算して総合雑音測定値を得、これを用い
て雑音低減回路を自動的に調整することができる。カラ
ーバースト差信号の累算を、累算雑音信号の雑音低減回
路への伝送をトリガするのに用いるのと同一のトリガパ
ルスでクリアすることができる。このことは雑音低減回
路が画像フレームごとに新しい雑音情報で調整されるこ
とを意味する。或は又、画像信号内の雑音を表わす信号
を累算する代りに、再帰形フィルタを用いて雑音低減回
路をフィールドごとに１回更新する代りに連続的に更新
することができる。

（実施例） 図面につき本発明を説明する。

第１図は雑音低減回路（図示せず）を有するテレビジョ
ン信号受信機内の本発明による雑音測定システムＩＯを
示す。各ビデオ走査ラインに１度発生する水平同期パル
スＨ５ｙｎｃを可調整遅延回路１２に供給する。水平同
期パルス（Ｈ５ｙｎｃ）を複合テレビジョン画像信号上
の雑音の測定中に時間可調整クロックパルスとして使用
する。第２図に示すように、Ｈ５ｙｎｃパルス３２の後
にはバックポーチ信号３４及びカラーバースト信号３６
（カラー複合テレビジョン画像信号の場合）が続く。Ｈ
５ｙｎｃパルス３２の前にはフロントポーチ信号３８が
存在する。画像情報４０は黒レベルＢと白レベルＷとの
間の輝度を表わす種々の電圧レベルを有する。Ｈｓｙｎ
ｃパルスの時間幅調整及び遅延時間調整が可能であるこ
とにより、調整及び遅延したＨ　５ｙｎｃパルスをクロ
ックパルスとして用いて複合テレビジョン画像信号の特
定の部分をサンプリングすることができる。

可調整遅延回路１２はバックポーチ信号３４又はカラー
バースト信号３６をサンプルするように調整される。

再び第１図に戻り説明すると、ディジタル化されたビデ
オ信号ＤＶが８ビツト遅延フリップフロップ回路１４に
供給される。可調整遅延回路１２がらのＨ５ｙｎｃパル
スがフリップフロップ回路１４にクロック入力端子に供
給されるとフリップフロップ回路１４からディジタルビ
デオ信号の一部分が出力される。この出力されるディジ
タルビデオ信号部分は可調整遅延回路１２，４こて調整
された遅延時間により決まる。Ｈｓｙｎｃパノυスはバ
ックポーチ信号３４又はカラーバースト信号３６がフリ
ップフロップ回路１４からの出力となるように時間調整
される。フリップフロップ回路Ｉ４の出力は次いで８ビ
ツト遅延フリップフロップ回路１６に供給され、このフ
リンプフロッ７”　回路１６　モＨ５ｙｎｃパルスをク
ロックパルスとして用いる。フリップフロップ回路１６
の出力は８ビツト遅延フリップフロップ回路１８に供給
され、このフリップフロップ回路１８も可調整遅延回路
１２からのＨｓｙｎｃパルスをクロックパルスとして用
いる。

遅延フリップフロップ回路１４．１６及び１８の組合せ
は３ライン遅延回路１９を構成する。例えば、第１ビデ
オラインの一部分からの信号（即ちバックポーチ信号３
４又はカラーバースト信号）がフリップフロップ回路１
８の出力端子に存在する場合、第２ビデオラインの一部
分からの信号がフリップフロップ回路１６の出力端子に
存在し、第３ビデオラインの一部分からの信号がフリッ
プフロップ回路１４の出力端子に存在する。フリップフ
ロップ回路１４の出力が減算回路２０の第１入力端子Ａ
に供給されると共にフリップフロップ回路１８の出力が
減算回路２０の第２入力端子Ｂに供給される。減算回路
２０の出力は１ライン置きのビデオラインの信号の差Ａ
−Ｂであり、換言すれば１ライン置きのビデオラインの
信号が比較される。

全てのビデオラインの信号（バッチポーチ信号３４又は
カラーバースト信号）は雑音がなければビデオラインご
とに同一である。これがため、１ライン置きの２ライン
間の差は複合テレビジョン画像信号上の雑音を表わす。

カラーバースト信号３６の位相はビデオライン毎に１８
０’　シフトされるため１ライン置きのラインを比較す
る。

カラーバースト信号がない場合、即ち白黒複合テレビジ
ョン画像信号の場合には、フリップフロップ回路１８は
不要であり、フリップフロップ回路１６の出力を減算回
路２０の第２入力端子に直接供給することができる。他
方、バッチポーチ信号を比較する場合には追加の遅延回
路の挿入により何の問題も生じない。

減算回路２０からの差信号は絶対値回路２２の入力端子
に供給される。絶対値回路２２の出力ＩＡ−Ｂは比較さ
れた２つのビデオライン間の差の絶対値である。この出
力は１６ビツト加算回路２４の第１入力端子りに供給さ
れる。この加算回路２４の出力Ｃ＋Ｄは１６ビツト遅延
フリップフロンプ回路２６に供給され、このフリップフ
ロップ回路の出力は１６ビツト加算回路２２の第２入力
端子Ｃに供給される。この加算回路２４とフリップフロ
ップ回路２６の組合せは絶対値回路２２からの出力に加
算器２４の出力を反復加算して絶対値回路２２からの絶
対値信号を累算するアキュムレータ回路２７を構成する
。これにより１ライン置きのビデオラインの比較結果が
累算され、即ちライン１及び３の比較結果がライン３及
び５の比較結果に加算され、その和がライン５及び７の
比較結果に加算され、以下同様に加算される。フリップ
フロップ回路２６に対するクロックパルスも可調整遅延
回路１２からのＨｓｙｎｃパルスである。遅延フリップ
フロップ回路２６の出力は遅延フリップフロップ回路２
８に供給される。この遅延フリップフロップ回路２８の
クロックパルスは好ましくは垂直同期パルス（Ｖ　５ｙ
ｎｃ）であり、Ｖ　５ｙｎｃパルスはフリップフロップ
回路２６のリセットパルスとしても用いる。Ｖ　５ｙｎ
ｃパルスが１ビデオフレームにつき１度発生すると、遅
延フリップフロップ回路２８がトリガされて累算雑音信
号をエンコーダ回路３０に出力する。同時に、Ｖｓｙｎ
ｃパルスがフリップフロップ回路２６をリセットする。

エンコーダ回路（Ｅ　ｎｃ）　３０は累算雑音信号をテ
レビジョン受信機内の雑音低減回路（図示せず）に供給
する。

次いで次のビデオフレームに対する雑音信号の累算が再
び始まる。

このようにして複合テレビジョン画像信号を表わす信号
が雑音低減回路に直接紐供給され、テレビジョン画像信
号を信号上に存在する雑音の量に応じて調整する。従っ
て、雑音低減回路を予想平均雑音レベルに手動的に調整
する必要はない。雑音低減回路は受信信号内の雑音の連
続的な変化を補償するよう連続的に調整される。

以上は本発明の一例として一つの好適実施例を説明した
ものにすぎず、本発明はこれに限定されるものでない。

標準信号又はトリガ信号として特別の信号を使用するよ
うな多くの変更が可能である。例えば、フリップフロッ
プ２６及び２８のトリガ信号としてＶ　５ｙｎｃ信号を
用いる代りに、全く独立のトリガパルスを用いて雑音レ
ベルを任意の走査ライン数後にサンプルすることができ
る。斯るトリガ信号はＶ　５ｙｎｃ又はＨ５ｙｎｃ信号
と同期させるのが好ましい。また、アキュムレータ回路
２７を再帰形フィルタと置き換えて出力（雑音測定信号
）がサンプルレートに等しい周波数で更新されるように
することもできる。特許請求の範囲に記載された本発明
の技術の範囲はこれらの変更その他を含むものである。

本明細書において、「標準信号」とはテレビジョン信号
中に繰り返えし発生し、雑音がなければその発生毎に同
一である信号を意味する。バックポーチ信号及びカラー
バースト信号はテレビジョン信号内の標準信号の２つの
例である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明雑音測定システムの好適実施例のブロッ
ク図、 第２図は複合テレビジョン画像信号のタイミング図であ
る。 １２・・・可調整遅延回路 １４、１６．１８・・・遅延フリップフロップ回路１９
・・・３ライン遅延回路 ２０・・・減算回路 ２２・・・絶対値回路 ２４・・・加算回路 ２６・・・遅延フリップフロップ回路 ２７・・・アキュムレータ回路 ２８・・・遅延フリップフロップ回路 ３０・・・エンコーダ回路

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、雑音と、画像情報と、画像フレームを示す垂直同期
   信号と、画像水平ラインを示す水平同期信号と、複合画
   像信号内に繰り返し発生し雑音がなければその発生毎に
   同一である標準信号とを有する複合画像信号を受信する
   手段を有する画像信号受信機内の雑音測定装置において
   、 異なる時間において前記標準信号の少なく とも２つのサンプルを発生させる手段と、 少なくとも２つの標準信号サンプルを比較 し、少なくとも２つの標準信号サンプルの比較結果を表
   わす比較信号を発生する手段と、前記比較信号を受信し
   、少なくとも１つの 比較信号により測定された複合画像信号内の雑音を表わ
   す測定雑音信号を発生させる手段とを具えたことを特徴
   とする雑音測定装置。 ２、前記受信機は雑音低減回路を具え、当該装置は更に トリガパルスを選択した時間間隔で発生す る手段と、 前記トリガパルスを受信し、各トリガパル スの受信時に測定雑音信号を雑音低減回路に制御信号と
   して伝送する手段とを具えていることを特徴とする特許
   請求の範囲１記載の装置。 ３、前記トリガパルスは垂直同期パルスであることを特
   徴とする特許請求の範囲２記載の装置。 ４、前記複合画像信号はバックポーチ信号を含み、前記
   標準信号はバックポーチ信号であることを特徴とする特
   許請求の範囲１記載の装置。 ５、前記複合画像信号はカラーバースト信号を含み、前
   記標準信号はカラーバースト信号であることを特徴とす
   る特許請求の範囲１記載の装置。 ６、前記少なくとも２つの標準信号サンプルを発生させ
   る手段は第１走査ラインから第１サンプルを発生させ、
   第２走査ラインから第２サンプルを発生させる手段を具
   え、前記第１及び第２走査ラインはともに偶数走査ライ
   ン又は奇数走査ラインであることを特徴とする特許請求
   の範囲１記載の装置。 ７、前記比較手段は ２つの標準信号サンプル間の差を検出し、 この差を表わす差信号を発生する手段と、 この差信号の絶対値に相当する絶対値信号 を発生する手段とを具えていることを特徴とする特許請
   求の範囲１記載の装置。 ８、前記比較信号を受信し測定雑音信号を発生する手段
   は、 順次の比較信号を累算する手段と、 累算した順次の比較信号及び従って複合テ レビジョン画像信号内の雑音を表わす測定雑音信号を発
   生する手段とを具えていることを特徴とする特許請求の
   範囲１記載の装置。 ９、前記累算手段は 第１及び第２入力端子と１つの出力端子を 有する記憶手段と、 前記比較信号を前記記憶手段の第１入力端 子に供給させ、前記記憶手段の出力信号をその第２入力
   端子に供給させる手段と、 前記比較信号を前記記憶手段の出力信号に 加算して和を発生させ、その和を前記記憶手段に記憶さ
   せる手段とを具え、前記記憶手段の出力信号が累算され
   た順次の比較信号を構成するようにしたことを特徴とす
   る特許請求の範囲８記載の装置。 １０、雑音と、画像情報と、画像フレームを示すトリガ
   パルスと、画像走査ラインを示す水平同期パルスと、水
   平同期パルスに時間的に隣接してこのパルスより後に位
   置する信号であって画像信号内に繰り返し発生し雑音が
   なければその発生ごとに同一である標準信号とを有する
   複合画像信号を受信する手段と、雑音低減回路とを有す
   る画像信号受信機内の雑音測定装置において、 水平同期パルスを受信し、時間可調整クロ ックパルスを発生する可調整遅延回路と、 画像信号を受信し、前記クロックパルスの 受信時に第１遅延出力信号を発生する第１遅延回路と、 第１遅延出力信号を受信し、前記クロック パルスの受信時に第２遅延出力信号を発生する第２遅延
   回路と、 第２遅延出力信号を受信し、前記クロック パルスの受信時に第３遅延出力信号を発生する第３遅延
   回路と、 第３遅延出力信号と前記第１遅延出力信号 との差を検出し、第３遅延出力信号と前記第１遅延出力
   信号との差を表わす差信号を発生する減算回路と、 前記差信号を受信し、第１遅延出力信号と 第３遅延出力信号との差の絶対値を表わす絶対値信号を
   発生する絶対値回路と、 前記絶対値回路からの絶対値信号の加算和 に対応する和信号を発生し、この和信号を前記クロック
   パルスの受信時に出力し、次いでこの和信号をリセット
   する累算回路と、 前記累算回路からの和信号を受信し、前記 トリガ信号の受信時に測定雑音信号を発生する出力回路
   と、 前記測定雑音信号を受信し、前記雑音低減 回路に対する制御信号を発生するエンコーダ回路とを具
   え、 前記雑音低減回路が複合画像信号全体に亘 る雑音を表わす制御信号を受信するようにしたことを特
   徴とする雑音測定装置。 １１、前記画像信号はバックポーチ信号及びカラーバー
   スト信号を含み、前記標準信号としてバックポーチ信号
   又はカラーバースト信号の何れか一方を選択したことを
   特徴とする特許請求の範囲１０記載の装置。 １２、前記トリガパルスは垂直同期パルスであることを
   特徴とする特許請求の範囲１０記載の装置。 １３、雑音と、画像情報と、画像フレームを示すトリガ
   パルスと、画像走査ラインを示す水平同期パルスと、水
   平同期パルスに時間的に隣接しこのパルスより後に位置
   する標準信号とを有する複合画像信号内の雑音を測定す
   るに当り、 少なくとも２つの標準信号サンプルを発生 させると共に比較し、 少なくとも２つの標準信号サンプルの比較 結果を表わす比較信号を発生させ、 前記比較信号を受信し、少なくとも１つの 比較信号により測定させた複合画像信号内の雑音を表わ
   す測定雑音信号を発生させることを特徴とする雑音測定
   方法。