JPH02223625A - 脱硝装置におけるアンモニア水噴霧ノズルの閉塞防止装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明は排気ガスの脱硝装置におけるアンモニア水噴霧
ノズルのｒｙｊ塞防止装置に関するものである。

［従来の技術］ 先ず２本発明のアンモニア水噴霧ノズルが適用される脱
硝装置の構成の概要を第３図により説明する。

同図において、ｌはディーゼルエンジン等のエンジン、
２は触媒反応器、旦はエルボ４．アンモニア水噴霧ノズ
ル５より成るアンモニア混合装置、６．７はそれぞれ供
給管、８は排気管で、エンジン１から供給管６を経て排
出される排気ガスは混合装置旦において噴霧化されたア
ンモニア水と混合されることによりアンモニアガスを混
入した気体となって供給管７を経て触媒反応器２に供給
され１同反応器２内で触媒のもとてかなりの量のＮ　Ｏ
Ｘは窒素と水に還元されてＮＯ８の量を適正値に低下さ
せて排気管８から、排出するようにしている。

ところで、上記アンモニア混合装！３に組み込まれるア
ンモニア水噴霧ノズル５の内部構造は第２図に示すよう
になっている。

即ち、同図に示すように、アンモニア水噴霧ノズル５は
、アンモニア水を供給する内部筒９と圧縮空気を供給す
る外部筒１０との２重構造となっている。

なお、内部筒９の下方端に形成されたアンモニア水供給
口９ａに連通し７て段階的に先細りとなるアンモニア水
道路９ｂが内方に形成され、この最先端部にはノズル部
９Ｃが形成される。

又、外部筒１０の横部には圧縮空気の供給口１０ａどこ
れと連通ずる圧縮空気通路１０ｂが外部筒の内壁と内部
筒の外壁の間隙で形成される。

［発明が解決しようとする課題］ 従来のアンモニア水噴霧ノズル５では排気ガス中に混在
しているススが、アンモニア混合装置１内でのアンモニ
ア水と排気ガスとのミキシングの過程で、一部のススＳ
、は逆流によってノズル部９ｃ内に逆流したり、又他の
一部のススＳ２はノズル部９ｃの先端部に付着する。

この場合、第２図示のようにアンモニア水は圧縮空気と
は別の供給口９ａｌｌｌから落差を利用して供給され、
その圧力は低いためススＳ１．Ｓ２の存在によってアン
モニア水の噴出が支障をきたらずという事態を生じる。

このため、従来のものではアンモニア水噴霧ノズル５の
ノズル部９Ｃ内にススが逆流したり、ノズル部９ｃ先端
に付着し、アンモニア水通路９ｂを詰まらせる前に、定
期的にアンモニア水噴霧ノズル５をアンモニア混合装置
旦から取り外し、ススの除去を行う清掃をしていたが、
このような清掃を定期的に行うことは煩雑であり、又、
この清掃の区間中、アンモニア水を触媒反応器２に送れ
なくなるため、脱硝作用がこの間なされなくなるという
欠点（課題）があった。

本発明はこのような課題を解決するようにした脱硝装置
におけるアンモニア水噴霧ノズルの開基防止装置を提供
することを目的とする。

［課題を解決するための手段］ 本発明はアンモニア水噴霧ノズルのアンモニア水供給源
に対して逆止弁、アンモニア水用のｔｔ　ｍ弁を介して
アンモニア水供給源を接続し、一方上記アンモニア水噴
霧ノズルの圧縮空気供給口に対して圧縮空気供給用用の
電磁弁を介して圧縮空気源を接続し、さらに、洗浄用空
気供給用の電磁弁を逆止弁を介して上記噴霧ノズルのア
ンモニア水供給口に接続して成り９上記アンモニア噴霧
ノズルの作動中に上記洗浄用空気供給用の電磁弁を定期
的に短時間開くようにした脱硝装置におけるアンモニア
水噴霧ノズルの閉塞防止装置に関する。

［実施例］ 以下第１図に示す実施例について本発明を具体的に説明
する。

同図において、５゛はアンモニア混合装置ユに組み込ま
れるアンモニア水噴霧ノズルで、基本的には第２図のア
ンモニア水噴霧ノズル５と同様な構成で良い。

アンモニア水噴霧ノズル５゛の外形がアンモニア水噴霧
ノズル５と若干相違するのは、アンモニア水噴霧ノズル
５′では第２図示のアンモニア水噴霧ノズル５′をノズ
ル収納筒に収納し、外形を整えたものを表示したためで
ある。

したがって、アンモニア供給口９ａ、圧縮空気供給口１
０ａは対応部分に同一符号で示しである。

またその他の対応部分の説明も第２図の符号を用いて説
明する。

１１は圧縮空気供給用の電磁弁で、圧縮空気源とアンモ
ニア水噴霧ノズル５′の圧縮空気供給口１０ａ間に配管
を介して接続される。１２はアンモニア供給用の電磁弁
で、逆止弁１２ａを介してアンモニア水供給源にアンモ
ニア水噴霧ノズル５′のアンモニア水供給口９ａを接続
する。

１３は洗浄用空気供給用の電磁弁で、逆止弁１３ａを介
して圧縮空気源にアンモニア水供給口９ａを接続する。

［作用］ 電磁弁１１．１２を作動して開き、供給口９ａからアン
モニア水を、また、供給口１０ａから圧縮空気を供給す
れば、アンモニア水噴霧ノズル５′の先端のノズル部９
Ｃから噴霧化されたアンモニア水が噴出される。

ところで、アンモニア水噴霧ノズル５゛は、脱硝装置用
としては、第３図に示すように排気ガスが供給されるエ
ルボ４内にその先端部が突入されるように組み込まれて
、アンモニア混合装置旦を構成しているため、前述のよ
うに排気ガス中に混在するススが逆流等によって第２図
でｓ、、Ｓ２で示すように、ノズル部９Ｃの内部に入り
込んだり先端部に付着する。

ところで、本発明のものでは、エンジン１の運転中のア
ンモニア水噴霧ノズル５′の作動中即ちアンモニア水の
噴射中に、洗浄用空気供給用の電磁弁１３を短詩ｍ（た
とえば、３０秒）開くことにより、圧縮空気が電磁弁１
３逆止弁１３ａを介して供給口９ａからアンモニア水通
路９ｂを経てノズル部９Ｃへ噴出されるので、ススＳ１
．Ｓ２を瞬時に吹き飛ばすことができる。

なお、この間、圧縮空気供給用の電磁弁１１およびアン
モニア水供給用の電磁弁１２は、わざわざ閉ざさなくと
も逆止弁１２ａを介して圧縮空気が働いているためアン
モニア水の供給は自動的に停止される。

［発明の効果］ 本発明は上記のように従来のものに、電磁弁１３、逆止
弁１３ａ、］、２ａを付加するだけの簡単な構成によっ
て次のような優れた効果を有する。

■アンモニア水噴霧ノズルに入り込んだり付着した排気
ガス中すススは、洗浄用空気供給用の電磁弁を介して供
給される圧縮空気によって瞬時に除去される。

■このような洗浄は、たとえば５時間おきに３０秒とい
う短時間で良いので、この間、アンモニア水の供給は一
旦停止するが、脱硝作用には実質上差し支えない。

■従来のもののように、アンモニア水噴霧ノズルをアン
モニア混合装置から取り外して、ススの清掃を行う煩雑
な保守が不要となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す系統図、第２図はアン
モニア水噴霧ノズルの内部構造を示す縦断正面図、第３
図は本発明のアンモニア水噴霧ノズルが適用される脱硝
装置の構成を示す系統図である。 、アンモニア水噴霧ノズル ９二内部筒 １０：外部筒 ９ａ：アンモニア水供給口 １０ａ：圧縮空気供給口 １１　圧縮空気用の電磁弁 １２、アンモニア水用電磁弁 １３：洗浄用空気供給用の電磁弁 １２ａ、逆止弁 １３ａ：逆止弁 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. アンモニア水噴霧ノズルのアンモニア水供給源に対して
   逆止弁、アンモニア水用の電磁弁を介してアンモニア水
   供給源を接続し、一方、上記アンモニア水噴霧ノズルの
   圧縮空気供給口に対して圧縮空気用の電磁弁を介して圧
   縮空気源を接続し、さらに、洗浄用空気供給用の電磁弁
   を逆止弁を介して上記噴霧ノズルのアンモニア水供給口
   に接続して成り、上記アンモニア水噴霧ノズルの作動中
   に上記洗浄用空気供給用の電磁弁を定期的に短時間開く
   ようにしたことを特徴とする脱硝装置におけるアンモニ
   ア水噴霧ノズルの閉塞防止装置。