JPH02222653A - 冷凍冷蔵庫用クリーマ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、冷凍冷蔵庫の冷凍室内で使用されるクリー
マ装置に関するものである。

［従来の技術］ 第５図および第６図は実公昭５２−１８７８０号公報に
示された従来のクリーマ装置を内蔵した冷凍室の断面図
であり、図において（１）は冷蔵庫本体、（２）は冷凍
室、（３）はクリーマ本体であり、アイスクリームの原
料を入れる原料容器（４）とこの原料容器（４）内に回
転自在に配置したかく拌羽根（５）とから成り、それが
冷凍室床面（２ａ）上に載置されている。

そしてクリーマ本体（３）の背面にはかく拌用モータ（
６）と複数の減速ギヤ（７）と最終減速ギヤ（８）およ
び上記かく拌羽根（５）に取付けられたギヤ（９）とを
有している。

次に動作について説明する。クリーム原料を原料容器（
４）に入れ、かく拌羽根（５）を挿入し冷凍室（２）内
の所定位置にセットする。セットされると上記クリーマ
本体（３）の最終減速ギヤ（８）とかく拌羽根（５）に
取付けたギヤ（９）とが嵌着される。そして使用者が開
始スイッチ（図示せず）′を押すと、かく拌用モータ（
６）は回転を始め減速ギヤ（７）を介してかく拌羽根（
５）が回転し、原料容器（４）内のアイスクリーム原料
を冷却しながらかく拌してアイスクリームが作られる。

［発明が解決しようとする課題］ 従来のクリーマ装置は以上のように構成され使用されて
いるので１Ｍ料容器の取付は位置に「ばらつき」ができ
やすく、その場合がく拌羽根に取付けられたギヤとかく
性用モータの回転を伝達するギヤの嵌着が適正にできず
、したがって適正な回転運動の伝達がされず、無理な力
がかかりギヤやモータの寿命に悪影響がでるという問題
点があった・ この発明は上記の問題点を解消するためになされたもの
で、［料容器のセット位置の「ばらつき」や冷凍室床面
の平坦度の「ばらつき」があっても。

かく拌羽根に回転運動を適正に伝達されるようにするこ
とを目的とする。

［課題を解決するための手段］ この発明に係るクリーマ装置は、かく性用モータの回転
運動を伝達する最終減速ギヤの回転軸と受動側の原料容
器内のかく拌羽根の回転軸とを、原料容器のセット装置
の「ばらつき」を吸収できる調整金具を介して連結させ
ている。

［作　用］ この発明のクリーマ装置では、原料容器のセット位置に
「ばらつき」があっても最終減速ギヤの回転軸と、かく
拌羽根の回転軸との軸心ずれおよび双方の上下方向の間
隔をその間の調整金具により吸収し、かく性用モータか
らの回転を常にかく拌羽根に正確に伝達する。

［実施例］ 以下この発明の一実施例について説明する。すなわち第
１図ないし第４図において、（１）は冷凍冷蔵庫本体、
（２）は冷凍室、（３）はクリーマ本体で冷凍室（２）
内を区画する区画棚（１０）の背面に例えばねじ等で重
合固定されている。そしてこのクリーマ本体（３）には
その背面にかく性用モータ（６）と複数の減速ギヤ（７
）を有し、最終減速ギヤ（８）には第３図のように駆動
側の回転軸（１１）’が設けられている。　（１２）は
この回転軸（Ｉ］）と受動側のかく拌羽根（５）の回転
軸（５ａ）との間に挿入された調整金具で、この調整金
具（１２）と最終減速ギヤ（８）に設けた上記の回転軸
（１１）とは原料容器（４）のセット位置の「ばらつき
」を吸収できるように、第３図のように相互間にすき間
（イ）を設はピン（１３）で回転可能に連結されており
、このピン（１３）を介して上記調整金具（１２）は第
４図矢印で示すように最終減速ギヤ（８）の回転軸（１
１）と直交する両方向にそれぞれ９０”折りたたみ可能
となっている。

さらに上記の調整金具（１２）は上部の駆動側部材（＋
２ａ）と、これに進退自在に挿入された下部の受動側部
材（１２ｂ）とから成り、その間に抗圧ばね（１２ｃ）
が挿入され、この抗圧ばねに抗して上記受動側部材（１
２ｂ）を上昇させることにより、かく拌羽根（５）の回
転軸（５ａ）の頂部係止片（ロ）との係合が外れ、上記
ピン（１３）を支点として第４図矢印で示すように自由
に回動できるようになっている。

なお駆動側部材（１２ａ）と受動側部材（１２ｂ）とは
もちろん回り止めされている。その地図中の（４ａ）は
かく拌羽根（５）の回転軸（５ａ）の下端支承突部、（
１４）は原料容器（４）の蓋で、中心部に上記回転軸（
５ａ）の上端部を貫挿支持する軸受部（１４ａ）を有し
ている。

次に動作について説明する。アイスクリーム原料を原料
容器（４）に入れ、かく拌羽根（５）と蓋（１４）をセ
ットしてこれを冷凍室（２）内の所定位置にセットする
。次にクリーマ本体（３）の最終減速ギヤ（８）にピン
（１３）を介して連結された調整金具（１２）の受動側
部材（１２ｂ）を垂直下方におろしながら、これをかく
拌羽根（５）の回転軸（５ａ）の頂部係止片（ロ）に嵌
合させて一体化する。

この状態でスイッチを押すとかく性用モータ（６）が回
転を始め、複数の減速ギヤ（７）を介して最終減速ギヤ
（８）に回転が伝達され、この回転は調整金具（１２）
を介してかく拌羽根（５）に伝達されてアイスクリーム
が作られる。

アイスクリームの作成完了後原料容器（４）をセット位
置から外すには、上記の頂部係止片（ロ）との係合を、
Ｔｌ４１１金具（１２）の上記の上昇動作と回動動作と
によってこれから外して例えば手前側に弓出せばよい。

また原料容器が右または左にずれて位置して回転軸（１
１）と回転軸（５ａ）の軸心とがずれている場合は上記
のすき間（イ）によって調整すればよく、さらにまた原
料容器（４）の高さ位置の「ばらつき」は上記の抗圧ば
ね（１２ｃ）の圧縮度によって調整すればよい。

［発明の効果］ この発明は以上のように、かく性用モータの回転運動を
伝達する最終減速ギヤの回転軸と受動側のかく拌羽根の
回転軸との結合を、原料容器のセット位置の左右、前後
および上下の「ばらつき」を吸収できる調整金具を介し
て行なっているので原料容器の冷凍室内へのセットが楽
になり、またかく性用モータに過度の負荷がかかること
なく、常にかく性用モータの回転を円滑にかく拌羽根に
伝達できるという使い勝手の良いクリーマ装置が得られ
るという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の冷凍冷蔵庫用クリーマ装置の一実施
例を示す冷凍室の垂直断面図、第２図はこの発明のクリ
ーマ装置の拡大垂直断面図、第３図および第４図はこの
発明のものに使用される調整金具を示す垂直断面図およ
び側面図、第５図は従来の冷凍冷蔵庫の冷凍室の垂直断
面図、第６図はそのクリーマ装置の拡大垂直断面図であ
る。 なお図中（４）は原料容器、（５）はかく拌羽根、（５
ａ）は回転軸、（８）は最終減速ギヤ、（１１）は回転
第 図 第 図 （１２）は調整金具である。 リーーー１．」 ５ａ。 第４図 ＼ヘ一一一／

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 駆動側の最終減速ギヤの回転軸と受動側のアイスクリー
   ム原料容器内のかく拌羽根の回転軸とを、上下方向に伸
   縮自在でかつ上記両回転軸の軸心のずれを吸収する調整
   金具で連結したことを特徴とする冷凍冷蔵庫用クリーマ
   装置。