JPH02222235A - スタッフ多重変換装置の監視装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】

この発明は、ディジタル通信方式に利用されるスタッフ
多重変換装置の回路障害を監視するスタッフ多重変換装
置の監視装置に関するものである。 ｒ従来の技術】 第２図は、例えば、特開昭６３−２０９２３８に示され
た、従来のスタッフ多重変換装置の監視装置のブロック
図である。図において、■、〜１ｎは低次群入力信号の
入力端子、２１〜２ｏはスタッフ回路、３は多重化回路
、４は監視回路を成す分離回路、５Ｉ〜５７は同じく監
視回路を成すパリティチェック回路、６は多重化信号で
ある多重化信号の出力端子である。 次に動作について説明する。入力端子１．〜１゜に印加
された低次群入力信号は、多重化回路３からのクロック
信号によりスタッフ回路２１〜２．。 により同期化されるが、そのとき、位相差のずれにより
スタッフィングが行われ、高次群多重化フオーマットに
したがってスタッフパルスが挿入される。このスタッフ
パルスは受信側装置において消去されるため、そのビッ
トのマーク信号″１″スペース信号”０”の規定は行わ
れていない。 そこで、このスタッフパルスをパリティビットとして使
用し、スタッフパルスが挿入されるまでのデータビット
のマークの数をカウントし、偶数ならばパリティビット
として°１″を挿入（奇数パリティ方式）、または”０
”を挿入（偶数パリティ方式）するように決めておく。 次に、このように多重化回路３により多重化された信号
は出力端子６を介し本装置より送出されるが、一方、そ
の一部は監視回路に分岐され、即ち、分離回路４に送ら
れて逆変換され、低次群信号に分離される。ここで、各
低次群信号はパリティチェック回路５１〜５７に入力し
、前記マーク信号の数をカウントされ、偶数パリティま
たは奇数パリティのチエツクを行われ、パリティビット
の整合が行われる。したがって、もしもハードウェアの
障害がある場合にはその整合がとれなくなり、障害の発
見が可能となる。

【発明が解決しようとする課題】

従来のスタッフ多重変換装置の監視装置は、以上のよう
に構成されていたので、ある時間内におけるパリティチ
ェック回路５１〜５、の監視の回数は、パルススタッフ
ィングの回数と同一となる。 そのため通常、パルススタッフィングは、例えば、４次
群スタッフ多重変換装置の場合では、１００フレームあ
たり約４回のパルススタッフィングしか行われないため
、監視の回数が１００フレームにつき約４回と少なく、
自装置の回路障害検出の信頼性が悪いという問題点があ
った。 この発明は、上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、パリティ情報の監視回数を多くすることに
より、自装置の回路障害検出の信頼性を向上させたスタ
ッフ多重変換装置の監視装置を得ることを目的とする。

【課題を解決するための手段】

この発明に係るスタッフ多重変換装置の監視装置は、ス
タッフ要求信号を出力するスタッフ回路と、このスタッ
フ要求信号が無意のときにはフレームフォーマット上に
パリティ情報を付加されたスタッフ指定パルスを挿入す
る多重化回路と、多重化された信号から低次群信号を分
離する分離回路と、この低次群信号のマーク信号の数と
前記パリティ情報とからパリティチェックを行うパリテ
ィチェック回路とを備えたものである。

【作用】

この発明におけるスタッフ多重変換装置の監視装置は、
スタッフ指定パルスに挿入されたパリティ情報と、パリ
ティチェック回路に入力された低次群信号中のマーク信
号数を計数した計数結果とを監視することにより、同じ
時間内に、従来例のスタッフ多重変換装置の監視装置よ
りも監視回数を多くすることができることにより、回路
障害検出の信頼性を向上することができる。

【実施例１ 以下、この発明の一実施例を図について説明する。第１
図において、前述した従来技術を示す第２図と同一また
は、相当部分については、同一符号をつけて示している
。 しかして図中、７Ｉ〜７７は、スタッフ回路２１〜２７
がそれぞれ、低次群入力信号に同期したクロック信号と
、多重化回路３からの同期化クロック信号との位相差に
より作成出力するスタッフ要求信号である。 次に動作について説明する。入力端子１．〜１７から入
力する低次群入力信号はスタッフ回路２１〜２、に送ら
れて該低次群入力信号に同期したクロック信号と、多重
化回路３からの同期化クロック信号との位相差からスタ
ッフ要求信号７．〜７７が出力し、多重化回路３と、対
応するパリティチェック回路５．〜５．．に与えられる
。しかして、前記スタッフ要求信号７１〜７７が有意の
時にはパルススタッフィングが行われ、フレームフォー
マットに従ってスタッフパルスが挿入される。そしてこ
のパルススタッフィングにより同期化された低次群信号
は、多重化回路３に出力される。 多重化回路３は同期化された低次群入力信号を多重化し
、前記スタッフ要求信号７１〜７．、が有意のときには
、フレームフォーマット上に、有意のスタッフ指定パル
ス“１″を挿入し、他方、無意のときには°“０”を挿
入する。そこで、スタッフ要求信号７１〜７７が無意の
ときには前記スタッフ指定パルスをパリティピットとし
て使用し、任意のスタッフ指定パルスから、次のフレー
ムのスタッフ指定パルスまでのデータビットのマーク信
号数を計数し、偶数ならパリティピットに°“１゛。 のパリティ情報を挿入（奇数パリティ方式）あるいは“
０”のパリティ情報を挿入（偶数パリティ方式）するよ
うに決めておく。そして多重化回路３で多重化された高
次群出力信号は、出力端子６を介し装置から送出される
信号と監視回路への信号に分岐される。 即ち、監視回路の先ず分離回路４に人力した高次群出力
信号は逆変換されて低次群信号となり、パリティチェッ
ク回路５１〜５゜に入力する。 パリティチェック回路５１〜５．ではこの低次群信号の
マーク信号の数を計数し、その計数の結果と、前記スタ
ッフ要求信号７．〜７ｎが無意であるフレームの、スタ
ッフ指定パルスに挿入したパリティ情報とを監視するこ
とにより、自装置の回路障害を検出する。通常、パルス
スタッフィングは、例えば、４次群スタッフ多重変換装
置では、１００フレームあたり約４回のパルススタッフ
ィングを行うので、従来例のスタッフ多重変換装置の監
視装置では、１００フレームに対して約４回、スタッフ
パルスへのパリティ情報の挿入およびパリティチェック
回路５Ｉ〜５ｎでの監視をするのに対し、本発明のスタ
ッフ多重変換装置の監視装置では１００フレームに対し
て約９６回のスタッフ指定パルスへのパリティ情報の挿
入およびパリティチェック回路５、〜５．．での監視を
することができる。 【発明の効果】 以上のように、この発明によれば、スタッフ多重変換装
置の監視装置を、フレームフォーマット上にスタッフパ
ルスの有無を示すスタッフ指定パルスを挿入してそのス
タッフ指定パルスに更にパリティ情報を挿入するように
構成したので、パリティ情報の挿入回数を多（でき、し
たがってパリティチェック回路で監視する回数を増加で
きることにより、自装置の回路障害検出の信幀性を向上
できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例によるスタッフ多重変換装置
の監視装置のブロック図、第２図は従来のスタッフ多重
変換装置の監視装置のブロック図である。 ２１〜２７はスタッフ回路、３は多重化回路、４は分離
回路、５１〜５ｏはパリティチェック回路、７．〜７７
はスタッフ要求信号である。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。 第１図 ス （外２名） 即１ ７１〜７ｎ スタッフ９求侶号

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 低次群入力信号に同期したクロック信号と同期化クロッ
   ク信号との位相差からスタッフ要求信号を出力すると共
   に、フレームフォーマットに従ったパルススタッフイン
   グを行い該低次群入力信号を同期化する、複数の並列に
   配したスタッフ回路と、このスタッフ回路の出力信号を
   多重化し且つ前記同期化クロック信号を出力すると共に
   、前記フレームフォーマット上に有意のスタッフ指定パ
   ルスを挿入するか、又は無意のスタッフ指定パルスにパ
   リテイ情報を挿入する多重化回路と、前記多重化された
   信号を逆変換して低次群信号に分離する分離回路と、こ
   の分離回路により分離された低次群信号のマーク信号を
   計数してその計数結果と前記スタッフ指定パルスに挿入
   されたパリテイ情報とからパリテイチェックを行う、複
   数の並列に配したパリテイチェック回路とを備えたスタ
   ッフ多重変換装置の監視装置。