JPH0222189B2 - - Google Patents

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JPH0222189B2
JPH0222189B2 JP11812583A JP11812583A JPH0222189B2 JP H0222189 B2 JPH0222189 B2 JP H0222189B2 JP 11812583 A JP11812583 A JP 11812583A JP 11812583 A JP11812583 A JP 11812583A JP H0222189 B2 JPH0222189 B2 JP H0222189B2
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JP
Japan
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board
door
wainscot
floorboard
toilet
Prior art date
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JP11812583A
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English (en)
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JPS6012025A (ja
Inventor
Takayoshi Oono
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  • Non-Flushing Toilets (AREA)
  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
  • Residential Or Office Buildings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は住宅用トイレを構築するトイレユニツ
トに係り、建築現場におけるトイレの工事期間を
大巾に減少することを目的とした発明である。
一般的な木造住宅におけるトイレの構造は第1
図に示す如く、5本の柱Aの間に床板Bを住居の
床面と同じ水平位置に設定し、各柱Aの間に腰板
Cを立設し、各腰板Cの上面に壁Dを塗付して真
壁を構成すると共に、空間部Eに所要のドアFを
取付けて成る。
従来は上記のようなトイレを構築する場合、搬
入した木材を建築現場において所定の寸法形状に
加工して床板B、腰板C及びドアFを形成し、こ
れらの部材を順次所定の位置に設定して釘着する
建築方法が一般にとられている。
しかしながら、トイレは単に大工が床板B、腰
板C及びドアFを設置すれば工事が完了するもの
ではなく、大工による工事が終了した後床板Bの
裏面に防水加工を施す塗装業者、床板及び腰板の
内面に内装材を貼着する内装業者、真壁を構築す
る左官、水道工事を行う水道業者が順次工事を行
わねば完成されないものである。
従つて大工には他業者とのスケジユールの調整
及び工事の遅延防止のため迅速な工事が要請され
るが、トイレは比較的狭い空間内の工事であるた
め、多数人で工事しても互いに邪魔になつて却つ
て効率が上がらないという事情があり、通常一人
で工事せざるを得ず、それ程迅速な工事が望めな
いという問題がある。
この場合搬入した材料を建築現場にていちいち
加工するのではなく、予め必要な部材を必要な寸
法形状に加工しておき、これを建築現場に搬入し
て組立て、直ちに所定位置に設定できたるすこぶ
る便利である。
従来より、必要な部材を予め所要の寸法、形状
に加工しておき、建築現場における工数の低減を
図るという家屋の建築方法は広く知られている。
しかしながらトイレの場合、第2図のF1〜F6
示すように、家屋の構造によつてドアFを取付け
るべき位置が一軒ごとに異るため規格化が困難で
あり、従来トイレに関してはユニツト化がし得な
いとされていた。
本発明は上記の要請に基いて発明されたもので
あつて、トイレを構成する床板とドア取付部の腰
板とドア取付部以外の三枚の腰板とを夫々規格化
することによつて、より少ない部品点数であらゆ
るタイプのトイレを組立てることができるように
すると共に、前記各部材の各接合部に予め蟻と蟻
溝など所要の接合手段を形成し、現場においてト
イレを容易かつ迅速に組立てられるようにしたこ
とを特徴とするものである。
次に本発明の実施例を添付の図面の基いて説明
する。
本発明のトイレユニツトには、床板の短辺方向
にドアFを設定するタイプ(第2図のF1,F2
と、床板の長辺方向にドアFを設定するタイプ
(第2図のF3,F4,F5,F6)の2タイプがある
が、いずれも以下の図中1は床板、2は腰板、3
はドア側板を示す。
床板1は第3図及び第4図に示す如く、四本の
柱Aの間に設定するに足る所要の形状及び寸法に
形成し、上面の外周面の凹溝4を周設して、該凹
溝4を除く上面にP−タイルまたはクツシヨンフ
ロアーなど所要の内装材5を貼着すると共に、裏
面全体にメラニン樹脂塗装など所要の防水加工6
を施す。尚、内装材5は必要に応じて貼着すれば
足りるのであつて、例えば床板1の素材としてデ
コラ板など予め表装を施したものを用いる場合に
はこれを貼着する必要はない。
腰板2は第5図に示す如く、表装板7の裏面に
所要の補強材8を格子状に裏打ちしたものであつ
て、床板1の長辺側に設定する腰板2aは第6図
のように、床板1の長辺と等しい長さLと所要の
巾W(例えば910mm)に形成し、下辺に前記床板1
の凹溝4に嵌合する突条9を形成すると共に、両
端部に凹溝10,10を垂直に穿設し、該凹溝1
0,10を除く表装板7の全表面に所要の内装材
11を貼着する。また床板1の短辺側に設定する
腰板2bは第7図のように、床板1の短辺と等し
い長さlと、前記の腰板2aの巾と等しい巾Wに
形成し、下辺に前記床板1の凹溝4に嵌合する突
条9を形成すると共に、一方または両方の側縁部
に前記長手方向の腰板2aの凹溝10,10に嵌
合する突条12を突設する。
ドア側板3は前記腰板2と同様表装板7の裏面
に補強材8を裏打ちして、床板1の長辺または短
辺の長さよりドアFの巾分だけ短い長さL′に形成
したものである。即ち、第2図のF1,F2の如く
ドアFを床板1の短辺側に設定するタイプのドア
側板3aにおいては、下辺に前記床板1の凹溝4
に嵌合する突条9を形成すると共に、腰板2aと
連結する一方の側縁にのみ突条12を形成する。
また第2図のF3,F4,F5,F6の如く、床板1の
長辺側にドアFを設定するタイプのドア側板3b
においては、下辺に前記床板1の凹溝4に嵌合す
る突条9を形成すると共に、表装板7の両端に短
辺方向の腰板2bに突設した突条12を嵌合する
凹溝10,10を垂直に穿設する。この場合、表
装板7に凹溝10,10を穿設、加工した後に所
要の内装材11を貼着して凹溝10,10を被覆
しておき、トイレユニツトを組立てる際必要に応
じて一方の凹溝部の内装材を切り取り凹溝10を
露出するようにすると、他方の不必要な凹溝が外
見されず美観上有利である。尚上記の構成に代
え、当初より両方の凹溝10,10を開設してお
き、トイレユニツト組立後不必要な凹溝を内装材
11にて目張りすることも自由である。
次に上記の如くして構成した床板1、腰板2及
びドア側板3を用いてトイレユニツトを組立てる
方法について説明する。
まず、ドアFを床板1の短辺側に設定するタイ
プのトイレは、一枚の床板1と、二枚の長辺側の
腰板2aと、両側縁の突条12を突設した一枚の
短辺側の腰板2bと、一枚の短辺側のドア側板3
aとを用い、第10図に示す如く水平に静置した
床板1の凹溝4に腰板2a,2b及びドア側板3
aの下辺に突設した突条9を夫々嵌合し、続いて
長辺側の腰板2aに穿設した凹溝10,10に短
辺側の腰板2b及びドア側板3aに突設した突条
12を順次嵌合して組立てを完了する。
また、第11図及び第12図に示す如くドアF
の床板1の長辺側に設定するタイプのトイレを構
築する場合は、一枚の床板1と、一枚の長辺側の
腰板2aと、腰板2aと連結する一方の側縁にの
み突条12を突設した短辺側の腰板2b及び両側
縁に突条12を突設した短辺側の腰板2bと、一
枚の長辺側のドア側板を用い、前記タイプのトイ
レと同様水平に静置した床板1の長手方向の所要
の凹溝4に長辺側の腰板2aとドア側板3bを立
設し、床板1の短辺側の凹溝に夫々各部に適合す
る短辺側の腰板2a,2bを立設し、相隣接する
腰板2及びドア側板3の凹溝10と突条12を連
結して組立てを終了する。
上記の如くして組立てたトイレユニツトは、所
要の向きに向けて柱Aの間に設定し、適宜柱Aま
たは梁、根太などに釘着する。その後所要の水道
工事、下水工事と壁塗り工事を行い、最後にドア
Fを取付け、ドアの取付部に露出する床板1の凹
溝4を任意の目隠し板にて被蔽してトイレの構築
を完了する。
尚、上記は床板1、腰板2、及びドア側板3の
連結手段として凹溝及び突条の組合わせを用いた
場合の実施例について説明したが、本発明の要旨
はこれに限定されるものではなく、例えば第13
図に示す如くコ字形の連結金具13を用いるな
ど、公知に属するあらゆる部材の連結方式を用い
ることができるものである。
また上記の実施例では平板状の床板についての
み図示したが、第14図に示す如く、平板状の床
板1の一方寄りに下向きコ字状に形成した踏台1
4を設定することによつて、和式の段付きトイレ
を構築することもできる。
最後に本発明の効果について言及すると、本発
明のトイレユニツトは各部材を規格化した結果、
トイレを構成する部材の工業化が達成され、製品
が安価になると共に、工事が容易となる。即ち、 A:床板 B:長辺側の腰板 C:両側縁に突条を突設した短辺側の腰板 D:一側縁に突条を突設した短辺側の腰板 E:短辺側のドア側板 F:長辺側のドア側板 という6種類の部材を適宜組合わせることによつ
て第2図に示すようなあらゆるタイプのトイレを
構築することができる。
また建築現場においては、単に各部材を組立て
て所定の場所に設置し、柱、梁、根太等に釘着す
るだけで工事を完了できる。更に床板、腰板、ド
ア側板には必要な内装材や防水加工を予め施して
おくので、従来の如く内装業者や塗装業者の参加
が不要となり、スケジユールの調整が容易となる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はトイレの構造を示す前面の壁を取去し
た斜視図、第2図はトイレにおけるドアの取付位
置を示す平面図、第3図は床板の斜視図、第4図
は床板のA−A断面図、第5図は腰板の裏面側か
ら見た斜視図、第6図は長辺側の腰板の表面側か
ら見た斜視図、第7図は短辺側の腰板の斜視図、
第8図は床板の短辺側に設定するドア側板の斜視
図、第9図は床板の長辺側に設定するドア側板の
斜視図、第10図乃至第12図は本発明において
実施するトイレユニツトの平面図、第13図は他
の実施例を示す斜視図、第14図は段付きトイレ
の実施例を示す斜視図である。 1:床板、2:腰板、3:ドア側板、4:凹
溝、5:内装材、6:防水加工、7:表装板、
8:補強材、9:突条、10:凹溝、11:内装
材、12:突条、13:連結金具、14:踏台。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 外周縁に沿つて上面の外周部に腰板2を接続
    する手段を周設し、必要に応じて表面に所要の内
    装材を張設すると共に、裏面に所要の防水処理を
    施した床板1と、 前記床板1の長辺又は短辺の長さと相等しい巾
    と所要の高さとを有し、下縁に前記床板1に設け
    た接続手段と接続する接続部を形成すると共に、
    両側辺に夫々相隣接する腰板を連結する手段を設
    けた三方の腰板と、 前記床板1の長辺又は短辺の長さより、このト
    イレユニツトに使用するドアFの巾分だけ狭い巾
    と前記腰板の高さと相等しい高さとを有し、下縁
    に前記床板1に設けた接続手段と接続する接続部
    を形成すると共に、一方または両方の側辺に相隣
    接する腰板に連結する接続手段を設けた一枚のド
    ア側板 とから構成されるトイレユニツト。
JP11812583A 1983-07-01 1983-07-01 トイレユニツト Granted JPS6012025A (ja)

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JP11812583A JPS6012025A (ja) 1983-07-01 1983-07-01 トイレユニツト

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JPS6012025A JPS6012025A (ja) 1985-01-22
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JP2582101B2 (ja) * 1987-12-26 1997-02-19 東陶機器株式会社 化粧用スペース画成ユニット

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