JPH02221886A - 回転検出器 - Google Patents

回転検出器

Info

Publication number
JPH02221886A
JPH02221886A JP1041426A JP4142689A JPH02221886A JP H02221886 A JPH02221886 A JP H02221886A JP 1041426 A JP1041426 A JP 1041426A JP 4142689 A JP4142689 A JP 4142689A JP H02221886 A JPH02221886 A JP H02221886A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotating
rotating body
beams
rotary body
rotation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1041426A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshito Miyano
宮野 義人
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
New Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
New Japan Radio Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by New Japan Radio Co Ltd filed Critical New Japan Radio Co Ltd
Priority to JP1041426A priority Critical patent/JPH02221886A/ja
Publication of JPH02221886A publication Critical patent/JPH02221886A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Transform (AREA)
  • Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、工作機械やロボット等のように精密な位置決
め・速度制御が必要とされる機械の回転の検出装置に関
し、特に減速機を介さないで直接モータの回転を負荷に
伝えて制御する回転系の回転を検出する系に好適な回転
検出器に関する。
〔発明の背景〕
従来、回転体の回転位置、回転速度の検出装置は多種多
様あり、まず、第1の回転位置の検出装置として、広く
利用されている光学式ロータリーエンコーダがある。こ
のエンコーダは、光源と受光素子の間に回転スリット板
と固定スリット板を備えた構成となっている。これは回
転スリット板を検出しようとする回転体に連結させて回
転させると、回転スリット板のスリットが固定スリット
板のスリットと合致する毎に光源からの光が受光素子側
へ透過してパルスを発生するので、そのパルスを計数す
ることにより回転体の回転位置を知ることができる。
第2の回転位置検出装置として同様に光学式で、回折格
子を通過する回折光の位相は格子の移動に伴って変化す
るという原理を応用した検出装置がある。この検出装置
は、回転スリットにレーザ光を通して回折させ、回折光
の位相変化を干渉によるビート信号とし捉えるヘテロダ
イン検出方法を利用している。
光学式以外の位置検出装置としては、回転体を磁性体で
構成し、該磁性体表面に磁気信号を記録し、テープレコ
ー多゛と同様の原理つまり磁気ヘッドで回転による磁気
信号の移動を読取るようにした第3の位置検出装置があ
る。
以上は回転体の位置検出装置であるが、モータ等の制御
には位置制御の他、速度を制御することも多く行われて
いる。また、位置制御を行う場合でも位置のフィードバ
ックのみのでなく、速度フィードバック補償を併用する
と過渡応答を改善できることは以前から知られていた。
さらに、最近では従来の一変数フイードバック制御より
さらに応答性を大きく改善できる状態ベクトルフィード
バック制御が実用化されている。この状態ベクトルフィ
ードバックでは、位置、電圧、電流以外に速度も重要な
変数ベクトルとして採用されている。
また、−役向に高精度の速度検出ができれば積分器を用
いて同程度の精度で位置情報を得ることができる。
回転速度を検出する装置としては、低電磁誘導を利用し
たタコメータ(第1の回転速度検出装置)やロータリエ
ンコーダを利用した検出装置(第2の回転速度検出装置
)がある。この第2の回転速度検出装置ではロークリエ
ンコーダからの位置信号を時間で近似微分して速度を検
出するようにしている。
光学的な他の速度検出装置としてはレーザ光によるドツ
プラ効果を利用した装置(第3の回転速度検出装置)が
ある。この装置は、回転速度を検出しようとする軸にレ
ーザ光を投射し、該軸で散乱させて、ドツプラ効果によ
り周波数が偏移した光を捉え干渉を利用して速度をビー
ト信号として取り出す検出装置である。この装置に類似
した装置で、回転する光ファイバのコイル中を伝送する
レーザ光の周波数が回転速度に比例して偏移するサニア
ック効果を利用した光フアイバジャイロ(第4の回転速
度検出装置)がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、上記の回転位置及び回転速度の各検出装置に
は、各々に特有の利点を存する反面以下に述べるような
問題も有している。
まず、ロータリエンコーダを利用した第1の回転位置検
出装置では、分解能の精度を高めるために、スリット幅
を狭くする必要がある。しかし、スリット幅を狭くして
いくと、光の回折率がより大きくなり受光素子に到達す
る光量が減少しS/N比が低下するという欠点があった
。スリット幅を変えないで分解能の精度を高めることは
、スリット板の径を大きくして、スリット本数を増大さ
せることにより可能であるが、装置全体が大型化し高価
となる問題が発生する。
また、回折光の位相を利用した第2の回転位置検出装置
では、半導体レーザの温度変化に伴う波長変動の影響を
排除する対策を施せば、小型で高精度のロータリエンコ
ーダが実現できる。しかし、この場合1μ幅程度の高精
度のスリットを形成すること及びLSI作成技術に利用
されるリソグラフィやエツチング等の技術が必要となり
、小さいエンコーダでも直径2〜3C11程度になるた
め、単位当たりの作業で作成できる個数が少なく高価に
なることが避けられない。
第3の磁気式の回転位置検出装置では、信号を読み出す
場合磁気ヘッドを磁性体に接触させて行うので摩擦によ
る摩耗が発生し易く耐久性に問題があると共に、磁気に
対するシールドを十分に施さないと強い外部磁界によっ
て磁性体上の磁気信号が消失するという問題があった。
次に速度検出装置で、タコメータを利用した第1の速度
検出装置は、低速領域では線形性が悪く、ある速度以上
の領域でないと精度が低いという問題があった。これを
解決するためにモータの回転数を減速機等で落す使用が
なされるが、煩雑で装置が大型化する問題があった。こ
の場合、回転位置の同時検出するためにロークリエンコ
ーダと併用して使用することもあるが、モータ軸にロー
クリエンコーダの回転スリット板及びタコメータの回転
子を連結する必要があり、取付けが複雑となる他、モー
タの慣性モーメント負荷が増大する等の問題もあった。
ロータリエンコーダを用いた第2の速度検出装置では、
ロータリエンコーダからの位置信号を時間で近4g11
分して速度を検出しているが、この近似微分は精度が低
く、特に低速度域ではパルス間隔が長くなり精度がさら
に低下する欠点があった。
よって、この検出装置でも、ある程度以上の高速度領域
で行うか、減速機を使用せざるを得ない。
しかし、減速機には特有のバックラッシュという非線形
要素があり、位置・速度精度の向上には限界があった。
また、ドツプラ効果を利用した第3の回転速度検出装置
は、信号取出部が非接触型で低速度域でも高精度の速度
検出ができる点で有利であるが、弱い散乱光を捉え、か
つ速度範囲を広くとるための光電子増倍管を必要とし、
やはり装置の大型化、高価格化となるきらいがあった。
また、回転軸上に粗面があると乱反射したレーザ光同志
が干渉しあってスペックルノイズが生じると共に、レー
ザ光の角度や入射位置の設定が簡単にはできないという
問題もあった。
第4の回転速度検出装置で用いられる光フアイバジャイ
ロは、一般には船舶、航空機、車輌等に固定して使用す
るもので、回転軸の検出用に用いる場合は、ファイバコ
イル及び光の発振・検出部等の全体を軸に連結する必要
があり、このためモータの負荷が増大し実用的ではない
本発明は上述の如き事情に鑑みてなされたもので、上記
の各問題を解消し高精度の回転速度・位置検出を可能と
した検出器を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
このために本発明は、被回転検出体に結合され回転透明
部を有する回転体と、該回転体の回転透明部に回転方向
の斜め方向からレーザビームを入射する手段と、上記回
転体の回転透明部を通過する上記ビームの周波数変化を
検出する手段とから構成した。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例の回転検出器について述べる。
第1図はその模試図である。核間において、1は半導体
レーザ発生装置、2は該半導体レーザ発生装置1からの
レーザビームを集束して平行ビームとするコリメータレ
ンズ、3.4は8亥コリメータレンズの出射側に配設し
たハーフミラ−である。該ハーフミラ−3では、コリメ
ータレンズ2からのビームの一部は反射し、残りは透過
する。透過したビームはハーフミラ−4に入射してハー
フミラ−3と同様に、その一部が反射し、残りが透過す
る。
5は偏光ビームスプリフタで、ハーフミラ−4を透過し
たビームを内部の偏光膜に入射させて偏光方向が互いに
垂直な直線偏光ビームに2分割する。分割された一方の
直線偏光ビームb1は偏光膜で直角方向に反射し、他方
の直線偏光ビームb2は透過する。
61.62は2波長板で、一方のA波長板61には偏光
ビームスプリンタ5の偏光膜で反射された直線偏光ビー
ムblを、他方のA波長板62には偏光膜を透過した直
線偏光ビームb2を各々透過し、各々円偏光に変換する
71.72.73は反射鏡で、反射鏡71はA波長板6
1からの円偏光ビームb1を反射・変向させ、反射鏡7
2は反射鏡71からの反射ビームb1をさらに反射させ
て、進行方向を斜下向に変更させ、反射鏡73はA波長
板62からの円偏光ビームb2を反射させて進行方向を
斜下向にする。
8は検出しようとする回転体の軸に連結されて軸と共に
回転する回転板で、全体は透明部81でなり、周囲部が
不透明部82となっている。上記で説明した偏光ビーム
スプリッタ5.2波長板61.62、反射鏡71.72
.73等の光学構成部は回転板8の上方側に配設されて
いる。反射鏡72.73で反射された円偏光ビームbi
b2は回転板8の透明部81のPl、P3に各々ある入
射角度で入射し、回転板8の下面から出射する。
91.92は回転板8の下方に配置した反射鏡で、回転
板8の下面から出射する2つの円偏光ビームb1、b2
を再び透明部81へ入射させる。
透明部81へ入射した円偏光ビームb1、b2は透明部
81のP2、P4から各々出射る。従って各円偏光ビー
ムb1、b2は回転板8の透明部81を2回通過するこ
とになる。
今、回転板8が回転しているとすると、゛回転板8の透
明部81を通過するビームはドツプラ効果により回転速
度に比例して周波数が変更する0例えば、反時計方向(
矢印X方向)に回転している場合、ビームの周波数をf
とすると、Plを通過するビームb1は周波数が増加(
f+Δf)L、P3を透過するビームb2は減少(r−
八f)する、また、反射鏡91.92で反射された後、
再び透明部81を透過し、P2から出射するビームb1
は周波数が増加し、P4から出射するビームb2は減少
する。即ち、Pl、P2を通過するビームb1は2回周
波数が増加し、P3、P4を通過するビームb2は2回
周波数が減少する。
この場合の周波数の増減は、回転板8の回転速度、回転
方向及び入射角度の相互関係で決定される。即ち、第2
図(a)に示すように、ビームb1の回転板8に対する
入射方向が回転板8の進行方向Xに沿う方向の場合には
周波数が増加し、反対に第2図(b)に示すようにビー
ムb2の回転板8に対する入射方向が回転板8の進行方
向Xに逆らう方向の場合には周波数が減少する。つまり
ビームb1、b2の回転板8に対する入射方向のX方向
の成分がXと同符号となる場合は前者(第2図(a))
であり、異符号となる場合は後者(第2図(b))であ
る。なお、周波数の増減はこの時のcosθ1、cos
 θ2の成分及び回転速度によって比例的に変化する。
なお、Pl、24点及びP2.23点は回転板8の中心
に対し点対称の位置となっている。
10A、IOBは回転板8の上側に配設した反射鏡で、
反射鏡10Aは22点からの出射ビームb1を反射鏡7
1側へ、反射鏡10Bは24点からの出射ビームb2を
A波長板82側へ各々反射させて帰還させる。
反射鏡71に帰還にしたビームb1は反射してA波長板
61側に再入射し、円偏光から直線偏光に戻され偏光ビ
ームスプリンタ5に再入射する。
また、2波長板62に帰還して入射したビームb2も同
様に円偏光から直線偏光に戻され偏光ビームスプリッタ
5に再入射する。
偏光ビームスプリッタ5に再入射した直線偏光ビームb
1、blの各々は偏光方位がπ/2変化しているので、
今度は冥波長板61から入射したビームb1は偏光ビー
ムスプリッタ5を直進して反対側に配設された×波長板
11側に入射し、A波長板°62から入射したビームb
2は偏光ビームスプリンタ5内で反射してA波長板ll
側に入射する。この時点では両ビームb1、b2は相互
に偏光方位がπ/2ずれているので干渉しない。両ビー
ムb1、b2がA波長板11側を通過すると各々逆回り
の円偏光となり干渉する。2つの円偏光が合成されると
1つの直線偏光となりその波形は周知の如くレーザの基
本波に回転板8の回転速度に比例した(増減した)周波
数で振動する(2つの)波が重なったビート信号となる
。また、その偏光方位も回転速度の大きさに比例して回
転する。
12は第3の〃波長板11の出射側に配設した偏光ビー
ムスプリフタで、A波長板11で合成されたビート信号
を分割し、その一方の分割ビート信号を直進させ偏光板
13Aを介してフォトダイオード14Aに入射させ、ま
た、他方の分割ビート信号を反射させ偏光板13Bを介
してフォトダイオード14Bに入射させる。偏光板13
A、13Bの方位角を互いに反対方向にπ/4ずっ傾け
ることにより、π/2の位相差のついたビート信号をフ
ォトダイオード14A、14Bから電気信号として取り
出すことができ、これにより回転速度及び回転方向を知
ることができる。
15は回転板8の不透明部分82に穿設した小孔で、ハ
ーフミラ−3で反射されたビームを回転板8の1回転に
1回だけ透過させ回転板8の下側に配設したフォトダイ
オード16に照射する。該フォトダイオード16で検出
された信号が原点信号として利用される。
また、一般に半導体レーザは温度変化によって発振波長
が変動し測定誤差を発生する。そこで波長変動を測定し
補正する必要がある。17はハーフミラ−4で反射され
たビームの出射側に配設した回折格子板で、その出射側
には、反射鏡18、収束レンズ19、遮光板20を備え
た位置センサ21が配列されている。ハーフミラ−4で
反射されたビームは回折格子板18を通過してその一部
が回折し、反射鏡18で反射され、収束レンズ19で収
束されて位置センサ21に入射してスポットを生じさせ
る。ここで、遮光板20は余分な0次、マイナス1次光
を遮る。回折光の回折角はその変動の変化が小さい時波
長に比例する。従って、波長の変動を位置センサ21上
のスポット位置の変化によって読み取ることができ、そ
れにより半導体レーザの波長(周波数)の変化を知るこ
とができる。
なお、22は本例レーザ形エンコーダを収納する外枠で
ある。
さて、回転体の回転速度及び回転位置を測定するには、
測定すべき回転体の軸と本例エンコーダの回転体8の軸
とを連結すると共に、反射鏡91.92の上下方向の位
置を調節してレーデビームが偏光ビームスプリンタ5で
分割され再び合成されるまでの両ビーム光路長を等しく
するようにする。
次に検出すべき回転体の回転により回転体8を回転させ
、半導体レーザ発生装置lを作動させてレーザビームを
発生させる。
該半導体レーザ発生装置1で発生したレーザビームは第
1の偏光ビームスプリンタ5で2つの直線偏光ビームb
1、b2に分割される。分割された各ビームb1、b2
は各々別の光路で一旦円偏光ビームに変換され、回転体
8の透明部の軸対称位置P1、P3に入射して通過し、
反射して再び回転体8を通過してP2、P4から出射す
る。このとき一方のビームb1の周波数は回転体8の回
転速度に応じて増大し、他方のビームb2の周波数は減
少する。そして両ビームb1、b2は円偏光ビームから
直線偏光ビームに戻されて偏光ビームスプリッタ5に帰
還される0両ビームは偏光ビームスプリンタ5から同じ
方向に出射し、A波長板11を通過することにより円偏
光ビームに変換され合成される。合成されたビームは干
渉しビート信号となる。そのビート信号はビームスプリ
ッタ12で2分割され、偏光板13A、13Bを通過し
てπ/2位相差のついたビート信号としてフォトダイオ
ード14A、14Bに受光されて電気信号に変換される
。このフォトダイオード14A、14Bからのビート信
号と位置センサ21からの波長変動信号とを演算器に通
すことにより回転速度及び回転方向が検出されると共に
、得られた回転速度と原点位置信号とを積分器に通せば
回転位置が検出される。
なお、本実施例では反射鏡は多数配設されているが、部
品点数の削減のため反射鏡に代えて多面カットの反射プ
リズムを用いることもできる。
本実施例は半導体レーザと透明回転板を利用する方式で
あるため小型で高精度の回転速度・位置検出器が可能と
なる。
また、高精度の回転スリット板を必要としないので製作
が容易となる。
また、干渉計測であるため受光素子の出力は完全な正弦
波信号となる。よって分解能を上げるため電気分割を行
っても精度を保証することができる。
また、回転板へ2つのビームで各々2回通過させている
ので、1本のビームの1回の入射の4倍の周波数偏移を
得ることができ、より高精度な回転速度・位置検出が可
能となる。
また、2つビームの4個の入射点を各々180度の角度
点とすれば、回転板の軸への取り付は偏心によって各点
の速度が異なってもその平均値が出力されるので誤差を
軽減できる。また、同じ効果を従来の光学式ロークリエ
ンコーダで実現しようとすると発光・受光素子、固定ス
リットの組合わせを2箇所以上設ける必要があるが本発
明では発光・受光素子はlで実現でき有利である。
また、偏光ビームスプリンタ、A波長板、偏光板の組合
わせにより172位相差をもった2つの信号が得られる
ので、回転方向の判別が容易にできる。
また、回折格子、レンズ、位置センサの組合わせにより
波長変動を計測し捕正することが可能である。ここで、
回折角を大きく取るためスリット幅の小さい高精度のも
のを作ってもその大きさは数ミリ角なのでその単価を安
くできる。また、位置センサの読み取り精度を高めるた
めにスポット径をなるべく小さくする必要があるが、非
球面レンズが安価に入手できるため限界に近い径までス
ポットを小さくできる。また、位置センサにはPSDと
呼ばれるフォトダイオード型のものを用いて上記の微小
スポットを当てればサブミクロン程度の位置分解能を得
ることができ、しかも構造を極めて単純に安価にするこ
とができる。
また、回転円板の透明部分が上下しても2つのビームの
光路長に変化はない。したがって、円板のソリによって
光路差が生じることもない。
また、回転円板表面を平滑にすれば粗面の散乱光による
スペクトルノイズがほとんどなくなる。
また、ビーム信号を捉える検出器に届く光量が多いため
、感度は悪いが、高速応答可能なPINフォトダイオー
ドの使用が可能で検出器の小型化が図れる。
また、軸に取り付けるのは回転円板のみで、モータへの
負荷は極めて小さい。また、従来のドツプラ型の検出器
のように取り付ける毎に光学系の調整や速度の校正を行
う必要がない。また、タコメータも取り付ける必要がな
いため取り付けも非常に簡単で重量も軽減できる。
〔発明の効果〕
以上から本発明によれば、広い回転領域で高精度の回転
速度、回転位置の検出が可能となる。また、装置の製作
、取扱いが容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の回転検出器の模試図、第2
図は回転板(透明部)を透過するビームのドツプラ効果
の説明である。 1・・・半導体レーザ、2・・・コリメータレンズ、3
.4・・・ハーフミラ−15・・・偏光ビームスプリッ
タ、61.62・・・A波長板、71.72.73・・
・反射鏡、8・・・回転円板、91.92・・・反射鏡
、IOA、10B・・・反射鏡、11・・・A波長板、
12・・・ビームスプリンタ、13A、13B・・・偏
光板、14A114B・・・フォトダイオード、17・
・・回折格子板、18・・・反射鏡、19・・・レンズ
、20・・・遮蔽板、21・・・位置センサ、22・・
・外枠。 代理人 弁理士 長 尾 常 明

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、被回転検出体に結合され回転透明部を有する回
    転体と、該回転体の回転透明部に回転方向の斜め方向か
    らレーザビームを入射する手段と、上記回転体の回転透
    明部を通過する上記ビームの周波数変化を検出する手段
    とを有し、該検出手段からの信号により上記被回転検出
    体の回転速度を検出することを特徴とする回転検出器。
  2. (2)、上記回転体の回転透明部に入射する上記ビーム
    を2つのビームに分割する手段と、該分割された両ビー
    ムを上記回転体の回転透明部に回転方向に沿った斜め方
    向から及び回転方向に逆らった斜め方向から各々をπの
    角度間隔で入射させる手段と、上記回転体の回転透明部
    を通過する上記両ビームを同一光路長の位置で合成干渉
    させ、上記被回転検出体の回転速度情報を担持したビー
    ト信号を得る手段とを有することを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の回転検出器。
  3. (3)、上記回転体の回転透明部に入射する上記ビーム
    を2つの直線偏光ビームに分割する手段と、該両直線偏
    光ビームを円偏光ビームに変換する手段と、上記一方の
    円偏光ビームを上記回転体の回転透明部の回転方向に沿
    った斜め方向から透過させ再度同方向に再通過させる第
    1の反射手段と、上記他方の円偏光ビームを上記回転体
    の回転透明部の回転方向に逆らった斜め方向から透過さ
    せ再度同方向に再通過させる第2の反射手段と、上記両
    反射手段からの上記両円偏光ビームを上記ビーム変換手
    段を介して上記ビーム分割手段に帰還させる手段と、該
    ビーム分割手段に帰還した両ビームを同一光路長の位置
    で合成干渉させ、上記被回転検出体の回転速度情報を担
    持したビート信号を得る手段とを有することを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の回転検出器。
JP1041426A 1989-02-21 1989-02-21 回転検出器 Pending JPH02221886A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1041426A JPH02221886A (ja) 1989-02-21 1989-02-21 回転検出器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1041426A JPH02221886A (ja) 1989-02-21 1989-02-21 回転検出器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02221886A true JPH02221886A (ja) 1990-09-04

Family

ID=12608036

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1041426A Pending JPH02221886A (ja) 1989-02-21 1989-02-21 回転検出器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02221886A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5517307A (en) Probe measurement apparatus using a curved grating displacement interferometer
US5394233A (en) Apparatus for measuring high frequency vibration, motion, or displacement
CN109883362B (zh) 一种基于光栅干涉原理的直线度测量***
JPH056853B2 (ja)
US5336983A (en) Accelerometer and angular accelerometer
EP2963392B1 (en) Displacement detecting device
EP2933609B1 (en) Displacement detecting device
US6473184B1 (en) Interferometer which divides light beams into a plurality of beams with different optical paths
JP2683117B2 (ja) エンコーダー
TWI502170B (zh) 光學量測系統及以此系統量測線性位移、轉動角度、滾動角度之方法
US5157460A (en) Method and apparatus for measuring rotary speed using polarized light
JPS62200225A (ja) ロ−タリ−エンコ−ダ−
JPH02221886A (ja) 回転検出器
JPH01232214A (ja) エンコーダ
US5724130A (en) Technique for the measurement and calibration of angular position
JP5902891B2 (ja) エンコーダ及び校正方法
Chen et al. Multi-DOF incremental optical encoder with laser wavelength compensation
CN108931190A (zh) 位移检测装置
JPH02298804A (ja) 干渉計測装置
JPH07117426B2 (ja) 光学式エンコーダー
JP5868058B2 (ja) 位置計測装置、光学部品の製造方法、および型の製造方法
JPH045142B2 (ja)
JPH04155260A (ja) 回転速度測定装置
JPH0285717A (ja) エンコーダ
JPH01207664A (ja) 加速度計