JPH0221852B2 - - Google Patents
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- JPH0221852B2 JPH0221852B2 JP10036882A JP10036882A JPH0221852B2 JP H0221852 B2 JPH0221852 B2 JP H0221852B2 JP 10036882 A JP10036882 A JP 10036882A JP 10036882 A JP10036882 A JP 10036882A JP H0221852 B2 JPH0221852 B2 JP H0221852B2
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Landscapes
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、石炭火力発電所等における排煙処
理技術の分野に属し、特に排煙系統中に電気集じ
ん器(以下EPという)および石灰・石こう法を
用いるスーツ混合湿式脱硫装置(以下湿式脱硫装
置という)を備えてなる排煙処理設備において湿
式脱硫装置で生成される石こうの純度を一定に管
理する排煙処理設備の運転方法に関するものであ
る。
理技術の分野に属し、特に排煙系統中に電気集じ
ん器(以下EPという)および石灰・石こう法を
用いるスーツ混合湿式脱硫装置(以下湿式脱硫装
置という)を備えてなる排煙処理設備において湿
式脱硫装置で生成される石こうの純度を一定に管
理する排煙処理設備の運転方法に関するものであ
る。
石炭火力発電所等での石炭だきボイラーの燃料
である石炭には、燃料の主成分をなす炭素C分の
ほかに産炭地により多少の違いがあるが15〜20%
程度の灰分、1〜2%程度の窒素N分および0.5
〜3%程度の硫黄S分が含まれている。石炭の燃
焼によつて発生した灰の一部は、ボイラーの下の
クリンカーホツパーや節炭器ホツパーにたまり、
残りはダストとして排煙中に含まれる。また、ボ
イラーでの燃焼温度は約1500℃にもなるので、石
炭中に含まれるN分や燃焼空気中のN分が酸素と
化学反応をおこして窒素酸化物NOxを発生し、
同じく石炭中に含まれるS分は硫黄酸化物SOxを
発生し、これらは前記ダストとともに排ガスとな
つてボイラーから排出される。
である石炭には、燃料の主成分をなす炭素C分の
ほかに産炭地により多少の違いがあるが15〜20%
程度の灰分、1〜2%程度の窒素N分および0.5
〜3%程度の硫黄S分が含まれている。石炭の燃
焼によつて発生した灰の一部は、ボイラーの下の
クリンカーホツパーや節炭器ホツパーにたまり、
残りはダストとして排煙中に含まれる。また、ボ
イラーでの燃焼温度は約1500℃にもなるので、石
炭中に含まれるN分や燃焼空気中のN分が酸素と
化学反応をおこして窒素酸化物NOxを発生し、
同じく石炭中に含まれるS分は硫黄酸化物SOxを
発生し、これらは前記ダストとともに排ガスとな
つてボイラーから排出される。
排煙中のダスト、NOxおよびSOxは公害防止
の目的で、煙突出口において条令等で定める規制
値以下に抑える必要があり、そのためボイラーか
ら煙突に至る排煙系統中には、ダスト除去手段、
NOx除去手段およびSOx除去手段等からなる排
煙処理設備が設けられている。第1図a,bはダ
スト除去手段、NOx除去手段およびSOx除去手
段としてそれぞれEP、脱硝装置および石灰・石
こう法による湿式脱硫装置を使用した代表的な排
煙処理設備の二つの例を模式的に示すものであ
る。第1図aに示す例ではボイラー1からの排ガ
スは矢印で示すように高温EP2、脱硝装置3、
AH(エアヒータ)4、GGH(ガスガスヒータ)
5および湿式脱硫装置6を通つて煙突7から大気
中へ放出される。また、第1図bに示す例では、
ボイラー1からの排ガスは同様にまず脱硝装置
3、AH4、低温EP2、GGH5および湿式脱硫
装置6を通つて煙突7ら大気中へ放出される。前
者第1図aに示すものは低ダスト系脱硝排煙処理
系統と称され、後者第1図bに示すものは高ダス
ト系脱硝排煙処理系統と称され、それぞれ一長一
短はあるが脱硫に関していえば、両者ともにEP
が湿式脱硫装置の上流側に配設されており、石
灰・石こう法によるスーツ混合脱硫方式である点
において変わりはない。ここに脱硝装置3、AH
4およびGGH5は、本発明の排煙処理設備の運
転方法とは特に関連性がないのでその説明を省略
することとし、本発明に直接関係のあるEPおよ
び湿式脱硫装置について以下に概要を説明する。
の目的で、煙突出口において条令等で定める規制
値以下に抑える必要があり、そのためボイラーか
ら煙突に至る排煙系統中には、ダスト除去手段、
NOx除去手段およびSOx除去手段等からなる排
煙処理設備が設けられている。第1図a,bはダ
スト除去手段、NOx除去手段およびSOx除去手
段としてそれぞれEP、脱硝装置および石灰・石
こう法による湿式脱硫装置を使用した代表的な排
煙処理設備の二つの例を模式的に示すものであ
る。第1図aに示す例ではボイラー1からの排ガ
スは矢印で示すように高温EP2、脱硝装置3、
AH(エアヒータ)4、GGH(ガスガスヒータ)
5および湿式脱硫装置6を通つて煙突7から大気
中へ放出される。また、第1図bに示す例では、
ボイラー1からの排ガスは同様にまず脱硝装置
3、AH4、低温EP2、GGH5および湿式脱硫
装置6を通つて煙突7ら大気中へ放出される。前
者第1図aに示すものは低ダスト系脱硝排煙処理
系統と称され、後者第1図bに示すものは高ダス
ト系脱硝排煙処理系統と称され、それぞれ一長一
短はあるが脱硫に関していえば、両者ともにEP
が湿式脱硫装置の上流側に配設されており、石
灰・石こう法によるスーツ混合脱硫方式である点
において変わりはない。ここに脱硝装置3、AH
4およびGGH5は、本発明の排煙処理設備の運
転方法とは特に関連性がないのでその説明を省略
することとし、本発明に直接関係のあるEPおよ
び湿式脱硫装置について以下に概要を説明する。
EPは第2図の原理図に示すように電源11に
よつて直流高電圧をつくり、該高電圧を印加した
放電電極12と集じん電極13との両電極間にダ
ストを含んだ煙を流すように構成されている。
EPを通して流れる排煙中のダストは、の電気
を帯びて側の集じん電極13に吸寄せられ、該
電極13に吸着堆積したダストは、槌打機(図示
せず)による周期的な槌打によつて下部に落とさ
れ、EP外へ排除される。EPにおける集じん面積
Am2と処理ガス量Qm3/sとの比A/Qを比集じ
ん面積SCAと称しEPが発揮する性能に関係する。
したがつてEPの運転は、電圧電流(V−i)制
御、SCA制御および槌打機制御によつて行なわ
れる。排煙中に含まれるダストの量は燃料炭種に
よつても異なるが炭種が一定している場合、ボイ
ラー負荷の変動に左右されるからEPの性能は、
使用石炭のうち最も集じん性の悪い石炭と最大ボ
イラー負荷時の処理ガス量とを想定して設計さ
れ、排煙処理設備の運転に際し、主としてEPの
前記電圧・電流(V−i)制御および槌打機制御
を行なつてEP出口におけるダスト濃度が所定の
設計値以下となるようにし煙突出口におけるダス
ト濃度を規制値以下に抑えている。
よつて直流高電圧をつくり、該高電圧を印加した
放電電極12と集じん電極13との両電極間にダ
ストを含んだ煙を流すように構成されている。
EPを通して流れる排煙中のダストは、の電気
を帯びて側の集じん電極13に吸寄せられ、該
電極13に吸着堆積したダストは、槌打機(図示
せず)による周期的な槌打によつて下部に落とさ
れ、EP外へ排除される。EPにおける集じん面積
Am2と処理ガス量Qm3/sとの比A/Qを比集じ
ん面積SCAと称しEPが発揮する性能に関係する。
したがつてEPの運転は、電圧電流(V−i)制
御、SCA制御および槌打機制御によつて行なわ
れる。排煙中に含まれるダストの量は燃料炭種に
よつても異なるが炭種が一定している場合、ボイ
ラー負荷の変動に左右されるからEPの性能は、
使用石炭のうち最も集じん性の悪い石炭と最大ボ
イラー負荷時の処理ガス量とを想定して設計さ
れ、排煙処理設備の運転に際し、主としてEPの
前記電圧・電流(V−i)制御および槌打機制御
を行なつてEP出口におけるダスト濃度が所定の
設計値以下となるようにし煙突出口におけるダス
ト濃度を規制値以下に抑えている。
石灰・石こう法による湿式脱硫装置は、排煙中
の硫黄酸化物除去手段として除去効率も高くしか
も長期間の安定した運転実績があるほか、排煙中
からその殆んどがSO2である硫黄酸化物を除去す
る過程でダストも合せて除去するものであり、
EPとの組合せで一層除じん効果を高める機能を
もつている。したがつて実際の排煙処理設備の一
例をあげると、EP出口ダスト濃度を100mg/Nm3
以下の値に保つEP制御運転を行なつて、煙突出
口のダスト濃度を30mg/Nm3以下に抑えることが
可能となつている。
の硫黄酸化物除去手段として除去効率も高くしか
も長期間の安定した運転実績があるほか、排煙中
からその殆んどがSO2である硫黄酸化物を除去す
る過程でダストも合せて除去するものであり、
EPとの組合せで一層除じん効果を高める機能を
もつている。したがつて実際の排煙処理設備の一
例をあげると、EP出口ダスト濃度を100mg/Nm3
以下の値に保つEP制御運転を行なつて、煙突出
口のダスト濃度を30mg/Nm3以下に抑えることが
可能となつている。
湿式脱硫装置による脱硫原理は、第3図の原理
図に示すようにSO2ガスを含む処理ガスを吸収塔
21に通して脱硫するように構成されている。す
なわち槽22で石灰石と水とを混合してつくつた
石灰石スラリーを吸収剤としてポンプ23、導管
24を介して吸収塔21内に導き、噴霧管25を
通してSO2ガスを含む処理ガスに噴霧すると、
SO2と石灰CaCO3が反応して亜硫酸カルシウム
CaSO3となり、この亜硫酸カルシウムを含んだス
ラリーをポンプ26、導管27を介して酸化塔2
8に導いて酸素と反応させると石こうCaSO4とな
る。なお29は脱水機である。このようにして脱
硫目的が達成されるのであるが、吸収塔21にお
ける吸収工程および酸化塔28における酸化工程
の各反応式は次のとおりである。
図に示すようにSO2ガスを含む処理ガスを吸収塔
21に通して脱硫するように構成されている。す
なわち槽22で石灰石と水とを混合してつくつた
石灰石スラリーを吸収剤としてポンプ23、導管
24を介して吸収塔21内に導き、噴霧管25を
通してSO2ガスを含む処理ガスに噴霧すると、
SO2と石灰CaCO3が反応して亜硫酸カルシウム
CaSO3となり、この亜硫酸カルシウムを含んだス
ラリーをポンプ26、導管27を介して酸化塔2
8に導いて酸素と反応させると石こうCaSO4とな
る。なお29は脱水機である。このようにして脱
硫目的が達成されるのであるが、吸収塔21にお
ける吸収工程および酸化塔28における酸化工程
の各反応式は次のとおりである。
吸収工程:
CaCO3+SO2+1/2H2O
→CaSO3・1/2H2O+CO2
酸化工程:
CaSO3・1/2H2O+1/2O2+3/2H2O
→CaSO42H2O
吸収塔21への石灰石スラリー供給量は、処理
ガス中のSO2ガス量に応じて完全脱硫の目的が達
成されるように制御される。
ガス中のSO2ガス量に応じて完全脱硫の目的が達
成されるように制御される。
上記した湿式脱硫装置において生成された石こ
うは、排煙中から硫黄酸化物を除去することに伴
う副生品であるが、セメント原料や石こうボード
原料等に利用できる。この場合の石こう純度は、 A:不純物を含まないCaSO4・2H2Oの量 B:吸収剤中の不純物の石こうへの混入量 C:石こう中に混入するダスト量 とすると 石こう純度(%)=A/A+B+C×100(%) であらわされるが、Bは吸収剤中の不純物でその
量は比較的少ないから、石こう純度は実質的に湿
式脱硫装置の吸収塔で混入するダスト量によつて
左右される。一方副生品としての石こう純度は、
セメント原料に対して86%程度、石こうボード原
料に対しては93%程度が要望されているから、前
記EPの除じん性能はこの要件をもみたさなけれ
ばならない。
うは、排煙中から硫黄酸化物を除去することに伴
う副生品であるが、セメント原料や石こうボード
原料等に利用できる。この場合の石こう純度は、 A:不純物を含まないCaSO4・2H2Oの量 B:吸収剤中の不純物の石こうへの混入量 C:石こう中に混入するダスト量 とすると 石こう純度(%)=A/A+B+C×100(%) であらわされるが、Bは吸収剤中の不純物でその
量は比較的少ないから、石こう純度は実質的に湿
式脱硫装置の吸収塔で混入するダスト量によつて
左右される。一方副生品としての石こう純度は、
セメント原料に対して86%程度、石こうボード原
料に対しては93%程度が要望されているから、前
記EPの除じん性能はこの要件をもみたさなけれ
ばならない。
排煙系統中に上記したEPおよび湿式脱硫装置
を備えている排煙処理設備の従来の運転方法は、
前記したようにEP出口のダスト濃度を一定の設
計値以下に保つEPの制御運転を行なうものであ
つた。
を備えている排煙処理設備の従来の運転方法は、
前記したようにEP出口のダスト濃度を一定の設
計値以下に保つEPの制御運転を行なうものであ
つた。
このため、燃料石炭中のS分が多くなると発生
するSO2ガス量も多くなり、かつEPにおけるダ
ストの捕集性も高まる傾向があるから、EP出口
のダスト濃度に対するSO2ガスつまりS分の相対
比率があがつて石こう純度が前記の要望されてい
る石こう純度に比べて増々高純度となる結果を招
いていた。このことは湿式脱硫装置で生成される
石こう純度が不必要な程度まで高くなることを意
味するとともにそれだけEP運転において無駄に
電力消費していることを意味し、排煙処理設備の
運転管理上得策ではない。
するSO2ガス量も多くなり、かつEPにおけるダ
ストの捕集性も高まる傾向があるから、EP出口
のダスト濃度に対するSO2ガスつまりS分の相対
比率があがつて石こう純度が前記の要望されてい
る石こう純度に比べて増々高純度となる結果を招
いていた。このことは湿式脱硫装置で生成される
石こう純度が不必要な程度まで高くなることを意
味するとともにそれだけEP運転において無駄に
電力消費していることを意味し、排煙処理設備の
運転管理上得策ではない。
本発明は石炭火力発電所における排煙処理設備
の上記した実状に鑑みてなされたもので、ボイラ
ー負荷の変動や燃料石炭中のS分に変動があつて
も所期の脱じん脱硫効率を確保しながら湿式脱硫
装置において生成される石こうの純度を所望の一
定値に保持することを目的とする。該目的を達成
するため、本発明の要旨とするところは、石炭だ
きボイラーから煙突に至る排煙系統中にEPおよ
び石灰・石こう法によるスーツ混合湿式脱硫装置
を備えてなる排煙処理設備において、EP出口に
おけるダスト濃度およびSO2濃度を測定し、該
SO2濃度測定値に基づいて前記湿式脱硫装置にお
いて生成される石こうの純度を所定値にするため
のEP出口における許容ダスト濃度を算出し、前
記測定ダスト濃度を前記算出値に一致させるよう
にEP運転の制御を行なうことを特徴とする排煙
処理設備の運転方法にある。
の上記した実状に鑑みてなされたもので、ボイラ
ー負荷の変動や燃料石炭中のS分に変動があつて
も所期の脱じん脱硫効率を確保しながら湿式脱硫
装置において生成される石こうの純度を所望の一
定値に保持することを目的とする。該目的を達成
するため、本発明の要旨とするところは、石炭だ
きボイラーから煙突に至る排煙系統中にEPおよ
び石灰・石こう法によるスーツ混合湿式脱硫装置
を備えてなる排煙処理設備において、EP出口に
おけるダスト濃度およびSO2濃度を測定し、該
SO2濃度測定値に基づいて前記湿式脱硫装置にお
いて生成される石こうの純度を所定値にするため
のEP出口における許容ダスト濃度を算出し、前
記測定ダスト濃度を前記算出値に一致させるよう
にEP運転の制御を行なうことを特徴とする排煙
処理設備の運転方法にある。
以下図面第4図乃至第7図を参照して本発明の
実施例について詳細に説明する。
実施例について詳細に説明する。
第4図は排煙処理設備のEP出口におけるダス
ト濃度をパラメータとして湿式脱硫装置で生成さ
れる石こうの純度(%)と、処理ガス中のSO2濃
度(ppm)に換算できる石炭中のS分(%)の関
係を示すグラフ図である。この図において曲線
a,bおよびcはそれぞれEP出口ダスト濃度100
mg/Nm3、200mg/Nm3および300mg/Nm3をあら
わしており、石炭中のS分が0.4%の場合EP出口
ダスト濃度が100mg/Nm3となるようにEP運転の
制御を行なえば95%の石こう純度が得られること
を示している。
ト濃度をパラメータとして湿式脱硫装置で生成さ
れる石こうの純度(%)と、処理ガス中のSO2濃
度(ppm)に換算できる石炭中のS分(%)の関
係を示すグラフ図である。この図において曲線
a,bおよびcはそれぞれEP出口ダスト濃度100
mg/Nm3、200mg/Nm3および300mg/Nm3をあら
わしており、石炭中のS分が0.4%の場合EP出口
ダスト濃度が100mg/Nm3となるようにEP運転の
制御を行なえば95%の石こう純度が得られること
を示している。
本実施例において、石炭中のS分が0.4%から
1.2%まで変動するものとし、脱硫石こう純度の
所定値を95%に定めるとすると、石炭中のS分が
0.8%になればEP出口のダスト濃度は200mg/N
m3でよいことになり、さらに石炭中のS分が1.2
%になればEP出口のダスト濃度は300mg/Nm3で
もよいことになる。換言すれば、石炭中のS分%
に換算できるEP出口のSO2濃度が高くなるに従
つて、EP出口のダスト濃度も高くなる方向にEP
運転の制御を行なうことにより得られる石こうの
純度を所定値、実施例についていえば95%に保持
できることを意味しており、かつEP出口のダス
ト濃度を高くするEP運転の制御はそれだけ消費
電力の低減をもたらすことになる。
1.2%まで変動するものとし、脱硫石こう純度の
所定値を95%に定めるとすると、石炭中のS分が
0.8%になればEP出口のダスト濃度は200mg/N
m3でよいことになり、さらに石炭中のS分が1.2
%になればEP出口のダスト濃度は300mg/Nm3で
もよいことになる。換言すれば、石炭中のS分%
に換算できるEP出口のSO2濃度が高くなるに従
つて、EP出口のダスト濃度も高くなる方向にEP
運転の制御を行なうことにより得られる石こうの
純度を所定値、実施例についていえば95%に保持
できることを意味しており、かつEP出口のダス
ト濃度を高くするEP運転の制御はそれだけ消費
電力の低減をもたらすことになる。
最近のこの種排煙処理設備におけるEPの設計
は、EP出口ダスト濃度を100mg/Nm3とし石炭中
のS分を0.4%としたときに石こうの純度95%を
保障する第4図に示す曲線a上の点を設計点に
定めている。そして該EPの従来の運転方法によ
れば、石炭中のS分の変動を考慮することなく
EP出口ダスト濃度を常に100mg/Nm3以下に維持
するように制御するものであつた。したがつてか
かる従来のEP運転思想は、石炭中のS分増加に
伴ない曲線aより上方の領域内で矢印方向の制
御がなされるものであつた。このことはEP出口
ダスト濃度が常に100mg/Nm3以下に維持される
ものとして石炭中S分が1.2%に変つた場合、得
られる石こう純度は97.5%以上になり、均一な石
こう品質管理を行なわないことおよびEPの消費
電力に無駄があることを意味している。
は、EP出口ダスト濃度を100mg/Nm3とし石炭中
のS分を0.4%としたときに石こうの純度95%を
保障する第4図に示す曲線a上の点を設計点に
定めている。そして該EPの従来の運転方法によ
れば、石炭中のS分の変動を考慮することなく
EP出口ダスト濃度を常に100mg/Nm3以下に維持
するように制御するものであつた。したがつてか
かる従来のEP運転思想は、石炭中のS分増加に
伴ない曲線aより上方の領域内で矢印方向の制
御がなされるものであつた。このことはEP出口
ダスト濃度が常に100mg/Nm3以下に維持される
ものとして石炭中S分が1.2%に変つた場合、得
られる石こう純度は97.5%以上になり、均一な石
こう品質管理を行なわないことおよびEPの消費
電力に無駄があることを意味している。
本発明は、上記従来のEP運転思想とは異なり
第4図についていえば石炭中のS分増加に伴い曲
線aより下で石こう純度95%の線より上のハツチ
ングで示す領域内で矢印方向の制御がなされる
ものであり、理論的には石こう純度95%の線上で
の制御を行なうというEP運転思想に基づいてい
る。この場合EP出口におけるダスト濃度に影響
を与える要因の一つにボイラー負荷の変動がある
から、本発明によるEP運転の制御に際してボイ
ラー負荷を考慮しなければならない。
第4図についていえば石炭中のS分増加に伴い曲
線aより下で石こう純度95%の線より上のハツチ
ングで示す領域内で矢印方向の制御がなされる
ものであり、理論的には石こう純度95%の線上で
の制御を行なうというEP運転思想に基づいてい
る。この場合EP出口におけるダスト濃度に影響
を与える要因の一つにボイラー負荷の変動がある
から、本発明によるEP運転の制御に際してボイ
ラー負荷を考慮しなければならない。
一般にEPの集じん性能は第5図に示すように
ボイラー負荷が4/4の全負荷から3/4負荷、2/4負
荷へと変動するにつれてEP出口ダスト量(%)
は低下するから算出される許容ダスト濃度にEP
出口ダスト濃度を一致させるためには、ボイラー
負荷信号をフイードフオワードしてEPの前記V
−i制御域はSCA制御を行なわなければならな
い。したがつて本発明におけるEP運転制御を自
動的に行なう場合には、EP出口におけるSO2濃
度の測定値から算出されるEP出口における許容
ダスト濃度とフイードフオワードされるボイラー
の負荷信号とに基づいて行なわれるものである。
ボイラー負荷が4/4の全負荷から3/4負荷、2/4負
荷へと変動するにつれてEP出口ダスト量(%)
は低下するから算出される許容ダスト濃度にEP
出口ダスト濃度を一致させるためには、ボイラー
負荷信号をフイードフオワードしてEPの前記V
−i制御域はSCA制御を行なわなければならな
い。したがつて本発明におけるEP運転制御を自
動的に行なう場合には、EP出口におけるSO2濃
度の測定値から算出されるEP出口における許容
ダスト濃度とフイードフオワードされるボイラー
の負荷信号とに基づいて行なわれるものである。
第6図は、本発明によるEP運転制御の説明の
一例であり、第1図aに示す排煙処理設備のうち
EP2のみをとり出し他の諸装置の図示を省略し
てある。本発明の運転方法を実施するためEP2
の出口にはダスト濃度検出器31およびSO2濃度
検出器32が設けられ、それぞれEP運転制御の
ためにダスト濃度信号およびSO2濃度信号をフイ
ードバツクし、またボイラー負荷は同じくEP運
転制御のためにボイラー負荷信号としてフイード
フオワードするように構成されている。前記SO2
濃度信号は演算器33に入力されてSO2濃度測定
値に基づき湿式脱硫装置において生成される石こ
う純度を所定値例えば95%に保持するためのEP
出口における許容ダスト濃度が算出される。この
算出値は前記ダスト濃度信号としてフイードバツ
クされているEP出口のダスト濃度測定値と比較
され、さらにフイードフオワードされているボイ
ラー負荷信号に基づく補正がなされて算出許容
EP出口ダスト濃度と測定ダスト濃度とが一致す
るようにEPのV−i制御器34、SCA制御器3
5および槌打機用制御器36を介してEP2の動
作を制御するものである。
一例であり、第1図aに示す排煙処理設備のうち
EP2のみをとり出し他の諸装置の図示を省略し
てある。本発明の運転方法を実施するためEP2
の出口にはダスト濃度検出器31およびSO2濃度
検出器32が設けられ、それぞれEP運転制御の
ためにダスト濃度信号およびSO2濃度信号をフイ
ードバツクし、またボイラー負荷は同じくEP運
転制御のためにボイラー負荷信号としてフイード
フオワードするように構成されている。前記SO2
濃度信号は演算器33に入力されてSO2濃度測定
値に基づき湿式脱硫装置において生成される石こ
う純度を所定値例えば95%に保持するためのEP
出口における許容ダスト濃度が算出される。この
算出値は前記ダスト濃度信号としてフイードバツ
クされているEP出口のダスト濃度測定値と比較
され、さらにフイードフオワードされているボイ
ラー負荷信号に基づく補正がなされて算出許容
EP出口ダスト濃度と測定ダスト濃度とが一致す
るようにEPのV−i制御器34、SCA制御器3
5および槌打機用制御器36を介してEP2の動
作を制御するものである。
以上説明したように、EPと湿式脱硫装置の組
合わせかなる排煙処理設備の運転に関するEPの
運転制御において従来第4図の→で行なつて
いたものを本発明においては→で行なうもの
で、本発明によれば需要者の要求する石こう純度
を十分に満足する均質な95%純度の石こうが副生
品として生成され、しかもEP消費電力の節約が
果されることとなつて省エネルギー化の効果があ
る。
合わせかなる排煙処理設備の運転に関するEPの
運転制御において従来第4図の→で行なつて
いたものを本発明においては→で行なうもの
で、本発明によれば需要者の要求する石こう純度
を十分に満足する均質な95%純度の石こうが副生
品として生成され、しかもEP消費電力の節約が
果されることとなつて省エネルギー化の効果があ
る。
第7図は、容量1000MWのEP運転に関し石炭
中のS分%をパラメータとしてEP消費電力
KWH/HとEP出口ダスト濃度mg/Nm3との関
係を示すグラフ図で、同図中の符号,および
は第4図について説明したものと同じである。
すなわちはS分が0.4%、石こう純度95%の設
計点であり、→は従来のEP運転制御→
は本発明によるEP運転制御の挙動を示し、−
=700KWH/Hが節約された消費電力を示し
ている。
中のS分%をパラメータとしてEP消費電力
KWH/HとEP出口ダスト濃度mg/Nm3との関
係を示すグラフ図で、同図中の符号,および
は第4図について説明したものと同じである。
すなわちはS分が0.4%、石こう純度95%の設
計点であり、→は従来のEP運転制御→
は本発明によるEP運転制御の挙動を示し、−
=700KWH/Hが節約された消費電力を示し
ている。
前記したように本発明は、石灰・石こう法によ
るスーツ混合湿式脱硫装置に前置してEPを備え
た排煙処理設備の運転に関するものであるから、
第1図a,bに示す低ダスト系脱硝方式、高ダス
ト系脱硝方式のいずれの排煙処理設備に対しては
勿論のこと脱硝装置を含まないこの種の従来排煙
処理設備の全般にわたつて等しく適用が可能であ
る。
るスーツ混合湿式脱硫装置に前置してEPを備え
た排煙処理設備の運転に関するものであるから、
第1図a,bに示す低ダスト系脱硝方式、高ダス
ト系脱硝方式のいずれの排煙処理設備に対しては
勿論のこと脱硝装置を含まないこの種の従来排煙
処理設備の全般にわたつて等しく適用が可能であ
る。
以上の説明によつて明らかなように、本発明の
排煙系統中にEPおよび石灰・石こう法によるス
ーツ混合湿式脱硫装置を備えた排煙処理設備の運
転方法によれば、高効率の脱じんおよび脱硫目的
を達成しながら燃料石炭の炭種がかわつても脱硫
装置において生成される石こうの均一な品質管理
が可能となり、かつEPの消費電力を節約するこ
ととなつて省エネルギー化に寄与するところが大
である。
排煙系統中にEPおよび石灰・石こう法によるス
ーツ混合湿式脱硫装置を備えた排煙処理設備の運
転方法によれば、高効率の脱じんおよび脱硫目的
を達成しながら燃料石炭の炭種がかわつても脱硫
装置において生成される石こうの均一な品質管理
が可能となり、かつEPの消費電力を節約するこ
ととなつて省エネルギー化に寄与するところが大
である。
第1図a,bは本発明が適用される排煙処理設
備の一例を示す概略説明図、第2図はEPの除じ
ん原理説明図、第3図は石灰・石こう法による湿
式脱硫装置の脱硫原理説明図、第4図はEP出口
ダスト濃度をパラメータとする石こう純度と石炭
中S分との関係を示すグラフ図、第5図はEP出
口ダスト濃度とボイラー負荷の関係を示すグラフ
図、第6図は本発明によるEP運転の説明図、第
7図はEP出口ダスト量と消費電力の関係を示す
グラフ図である。 1……ボイラー、2……電気集じん器EP、6
……湿式脱硫装置、11……電源、12……放電
電極、13……集じん電極、21……吸収塔、2
8……酸化塔、31……ダスト濃度検出器、32
……SO2濃度検出器、33……演算器、34……
V−i制御器、35……SCA制御器、36……
槌打機用制御器。
備の一例を示す概略説明図、第2図はEPの除じ
ん原理説明図、第3図は石灰・石こう法による湿
式脱硫装置の脱硫原理説明図、第4図はEP出口
ダスト濃度をパラメータとする石こう純度と石炭
中S分との関係を示すグラフ図、第5図はEP出
口ダスト濃度とボイラー負荷の関係を示すグラフ
図、第6図は本発明によるEP運転の説明図、第
7図はEP出口ダスト量と消費電力の関係を示す
グラフ図である。 1……ボイラー、2……電気集じん器EP、6
……湿式脱硫装置、11……電源、12……放電
電極、13……集じん電極、21……吸収塔、2
8……酸化塔、31……ダスト濃度検出器、32
……SO2濃度検出器、33……演算器、34……
V−i制御器、35……SCA制御器、36……
槌打機用制御器。
Claims (1)
- 1 石炭だきボイラーから煙突に至る排煙系統中
に電気集じん器および石灰・石こう法によるスー
ツ混合湿式脱硫装置を備えた排煙処理設備におい
て、電気集じん器出口におけるダスト濃度および
SO2濃度を測定し、該SO2濃度測定値に基づいて
前記湿式脱硫装置において生成される石こうの純
度を所定値にするための前記電気集じん器出口に
おける許容ダスト濃度を算出し、前記測定ダスト
濃度を前記算出値に一致させるように前記電気集
じん器の運転の制御を行なうことを特徴とする排
煙処理設備の運転方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57100368A JPS58216718A (ja) | 1982-06-11 | 1982-06-11 | 排煙処理設備の運転方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57100368A JPS58216718A (ja) | 1982-06-11 | 1982-06-11 | 排煙処理設備の運転方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58216718A JPS58216718A (ja) | 1983-12-16 |
JPH0221852B2 true JPH0221852B2 (ja) | 1990-05-16 |
Family
ID=14272110
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57100368A Granted JPS58216718A (ja) | 1982-06-11 | 1982-06-11 | 排煙処理設備の運転方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58216718A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2510583B2 (ja) * | 1987-05-26 | 1996-06-26 | バブコツク日立株式会社 | 排ガス処理装置 |
-
1982
- 1982-06-11 JP JP57100368A patent/JPS58216718A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58216718A (ja) | 1983-12-16 |
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