JPH02217417A - Dwtt特性の優れた非調質高張力鋼板の製造方法 - Google Patents

Dwtt特性の優れた非調質高張力鋼板の製造方法

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JPH02217417A
JPH02217417A JP3608289A JP3608289A JPH02217417A JP H02217417 A JPH02217417 A JP H02217417A JP 3608289 A JP3608289 A JP 3608289A JP 3608289 A JP3608289 A JP 3608289A JP H02217417 A JPH02217417 A JP H02217417A
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reduction
cooling
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Taneo Hatomura
波戸村 太根生
Kenichi Amano
虔一 天野
Yoshiyuki Saito
斉藤 良行
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Kawasaki Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は原油や天然ガス等を輸送するパイプラインに使
われる厚肉UOE鋼管に用いられるDWTT特性の優れ
た非調質高張力鋼板に関するものである。
〈従来の技術〉 最近は、原油や天然ガスなどを輸送するパイプラインに
おいては、輸送の効率を上げるため高圧の操業が指向さ
れ、強度が高く、かつ板厚が厚いUOE鋼管用鋼板が要
求されている。これらのパイプラインは脆性破壊に対す
る安全性を高めるため、脆性破壊の発生特性を向上させ
ることは勿論、発生した脆性亀裂を停止する能力を向上
させる必要がある。前者はシャルピー衝撃試験の破面遷
移温度やCTOD試験にて評価されるのに対し、後者は
DWTT(Drop 14eight Tear Te
5t)の破面遷移温度で評価される。
従来DWTTの破面遷移温度(85%5ATT)を低下
させて脆性亀裂の伝播停止特性を向上させるには、シャ
ルピー衝撃試験の遷移温度とDWTTの破面遷移温度と
が相関ありとの考えから、結晶粒の微細化を達成するこ
とが重要であり、そのためたとえば制御圧延などの結晶
粒微細化技術が発展してきたことは周知のことである。
しかしながら、板厚が20閾を越えるような場合には、
細粒化を行えばシャルピーの遷移温度は低温側に移行す
るもののDWTTの遷移温度は必ずしも低温側に移行せ
ず、したがって要求特性を満足させ得ない場合が往々に
して出てきた。
また、(α+y)2相域圧延を実施することにより、鯛
仮に(100)集合組織を発達せしめ、Z方向のへき開
強度を低下させてDWTT片破面上にセパレーシッンを
生じさせることにより亀裂先端の3軸応力を緩和させて
り、T方向の靭性を向上させる方法もしばしば用いられ
ている。
しかしながら、この方法は圧延機に過大な負荷を与え、
また圧延能率を低下させるので好ましくない。
〈発明が解決しようとする課題〉 本発明の目的はこのような厚肉材のDWTT特性を向上
させる製造方法を提供することである。
く課題を解決するための手段〉 本発明は、重量比にて、C:  0.005〜0.15
%。
Si: 0.05〜1.0%、 Mn :  0.6〜
2.5%、 A1: 0.005〜0,08%、 Nb
:  0.005〜0.1%を含み、さらに必要に応じ
てV : o、oi 〜o、to%、(:u:  1.
0%以下。
Nt:I、0%以下、Cr:1.0%以下、 Mo: 
0.5%以下、 Ti : 0.005〜0.1%、 
B : 0.0003〜0.0020%。
Ca :  0.001〜0.010%、  rl E
M :  0.001〜0.010%のいずれか1種又
は2種以上を含有し、残部がFe及び不可避的不純物よ
りなるスラブを1050〜1250℃の温度範囲に加熱
後(Ars+150℃)以上の再結晶T域で5%/パス
以下の軽圧下を1〜3パス含む30%以上の圧下を与え
、さらに引続いて(Ars+150℃)未満静1以上の
未再結晶T域で65〜90%の圧下を与え、その後空冷
し、次いで(静、−20℃) 〜(Ars  70℃)
の温度範囲から3〜30℃/sの冷却速度で650〜4
00℃の温度範囲まで加速冷却することを特徴とするD
WTT特性の優れた非!11質高張力鋼板の製造方法で
ある。
〈作 用〉 本発明者らは厚肉材のDWTT特性を向上させるミクロ
組織を検討したところ、単にフェライト結晶粒を微細化
させるよりもある程度粗大なポリゴナルフエライトを混
入させた方が、DWTT特性が向上することを見出した
。すなわち組織中に10〜25nのポリゴナルフエライ
トを5〜40%含ませることによりDWTT特性が向上
し、一方シャルビー特性は劣化しない。
本発明は上記の組織を工業的に実現するための製造方法
に係わる。
まず本発明の基礎となった実験について説明する。
第1図は0.06%C−0,20%5t−1,,15%
Mn−0,03%Nb−0,05%V−0.2%Cu−
0.2%N1fiを1150℃に加熱後、(Ar2 +
 1.50℃)以上の再結晶T域で60%の圧下を与え
た後、(Ar3+I50℃)〜^r。
の未再粘晶T域で0〜90%の圧下を与え、その後空冷
し、(Ars40℃)からlO℃/sの冷却速度で50
0℃まで冷却したときのシャルピー特性およびDWTT
特性の変化を示したものである。
このときの仕上厚は25mとした。(Δrs+150”
C)以上の再結晶γ域で60%の圧下を与える際、Δ印
(比較鋼)は10%/パスで圧下を与えたが、一方O印
(本発明tI4)は再結晶域圧延終了前2パスの圧下を
3%/パスとし、その他は10%/パスで圧下を与えた
この図に示す結果より、比較鋼の場合、未再結晶γ域で
の圧下率を65%以上にしてもシャルピー特性およびD
WTT特性は大きく向上しないのに対して本発明鋼の場
合、未再結晶γ域での圧下率が65%以上になると、シ
ャルピー特性は変わらないが、DWTT特性は著しく向
上することがわかる。
これは再結晶γ域での低圧下率/パスの圧下を加えるこ
とにより1粒界が歪誘起移動を起こし、適度の混粒状態
となる。この混粒子を(Ars + 150℃)以下の
未再結晶γ域で65%以上の圧下を与えた後、(Ars
20℃)以下まで空冷後加速冷却することにより、平均
粒径が6n以下の中に加速冷却部に生成した歪の少ない
IO〜25μの粗大フェライト粒が生成する。
このような歪の少ない粗大フェライトが存在した場合、
DWTT特性が著しく向上することが明らかとなった。
その理由は進行する脆性亀裂先端に出来る塑性域が歪の
少ないボリゴナルフエライトの存在により拡がりやすく
なり、その結果亀裂先端の応力を緩和するためと考えら
れるが、詳細は明らかでない。
なお従来から圧延後の冷却開始温度を計、以下とする例
がたとえば特開昭52−123921号公報や特開昭5
8−77529号公報に見られるが、いずれも本発明の
ように再結晶γ域で軽圧下することによりフェライトの
適切な混粒化を図り、DWTT特性を向上させることに
ついての開示は見られない。
次に、本発明において用いる材料の成分組成の限定理由
について説明する。
C: Cは0.005%未満では鋼板強度が不足し、また、溶
接熱影響部(以下、HA Zと記す)の軟化を来し、一
方0,15%を越えると母材の靭性が劣化するとともに
溶接部の硬化に加え、耐割れ性の劣化も著しくなるので
、Cはo、oos〜0.15%の範囲内にする必要があ
る。
Sj : Slは鋼精錬時に脱酸上必然的に含有される元素である
が、0.05%未満では母材靭性が不足し、−方、1.
0%を越えると鋼の清浄度が劣化して靭性低下の原因に
なるので、Slは0.05〜1.0%の範囲内にする必
要がある。
hn: Mnは0.6%未満では鋼板の強度および靭性が不足し
、さらにT(A、 Zの軟化がひどくなり、一方、2.
5%を越えるとI(A Zの靭性が劣化するので、Mn
は0.6〜2.5%の範囲内にする必要がある。
八l! 鋼の脱酸上最低0.005%の八lを固溶するよう含有
させることが必要であり、一方、0.08%を越えると
HA Zの靭性のみならず溶接金属の靭性も著しく劣化
するので、A/は0゜005〜0.08%の範囲内にす
る必要がある。
Nb: Nbばフェライトの細粒化に効果があるが、0.005
%未満でその効果は発現せず、一方、0.1%を越える
と溶接時に溶接金属中に拡散し、溶接金属の靭性を低下
させるので、Nbは0.005〜0.10%の範囲内に
限定した。
以上の成分組成において、本発明の方法による所期した
効果を奏するが、その他以下に掲げる成分がそれらの添
加目的の下で含有される場合にあっても、この発明によ
る効果の達成を妨げることはない。
Ni: NiはIIAZの硬化性および靭性に悪い影響を与える
ことなく、母材の強度、靭性を向上させるのに有用であ
るが、1.0%を越えて含有させるのは製造コストの上
昇を招くので1.0%以下にする。
Cu; Cuは後述のNiとほぼ同様の効果があるだけでなく、
耐食性の向上にも寄与するが、1.0%を越えると熱間
圧延中にクラックが発生しやすくなり、鋼板の表面性状
が劣化するので、1.0%以下にする必要がある。
MO= Moは圧延時の1粒を整粒となし、なおかつ微細なベイ
ナイトを生成するので強度、靭性の向上に有用であるが
、0.5%を越える必要はなく、却って製造コストの上
昇を招く不利を来すのでMOは0.5%以下に限定する
■: ■は鋼板の母材の強度と靭性向上、継手強度確保のため
、むしろ0.01%以上の含有を可とするが、0.10
%を越えると母材およびHA Zの靭性を著しく劣化さ
せるので、■は0.1θ%以下の範囲内に制限する。
Cr: C「は鋼板の母材強度と継手強度確保のために含有させ
得るが、1.0%を越えると母材の靭性ばかりか溶接部
靭性にも悪影響が生じるので、1.0%以下にする必要
がある。
Ti : Tiは1粒の微細化効果による靭性向上とT+炭窒化物
の強度上昇を目的として添加する。しかし、Ti1lが
0.005%未満ではその効果はなく、また、0.10
%を越えると靭性が劣化するのでTi1lの範囲をo、
oos〜0.10%とする。
B: Bは焼入性を向上させ、ベイナイト体積率の増大により
強度上昇を目的として添加する。しかし、Bfiが0.
0003%未満では強度上昇効果がなく、また、0.0
02%を越えるとマルテンサイトが生じ、靭性が劣化す
るのでB量の範囲は0.0003〜0.002%とする
Ca: Caは0.001%程度の@量にてMnSの形態制御に
効果をもたらし、鋼板の圧延と直角方向の靭性向上に有
効であるが、0.010%を越えると鋼の清浄度が悪く
なり内部欠陥の原因となるので、0.001〜0.01
0%の範囲に限定した。
REM: REM  (La、  Ce、  Pr+  Nd+ 
 Ilo  Ss、  I!u、  Gd+  Tb+
Dy、 Ilo、 Er、 Tu、 Yb、 Lu+ 
Sc+ Ytの希土類元素)は、0.003%程度の微
量にてやはりMnSの形態制御効果をあられし、鋼板の
圧延と直角方向の靭性向上に有効であるが、o、oto
%を越えると鋼の清浄度が悪くなるほかにアーク溶接の
面でも不利があるので、0.001〜0.01.0%の
範囲に限定した。
次に本発明の第2の構成要件である加熱、圧延、冷却条
件の限定理由について説明する。
はじめにスラブを加熱するが、加熱温度が1050℃未
満ではNbの固溶量が0.01%未満となるため、高強
度化が達成できない、また綱を1250℃を越えて加熱
すると、続く再結晶γ域での圧延を行ってもオーステナ
イト粒の細粒化が不十分となり靭性が劣化する。よって
加熱温度は1050〜1250℃の範囲にする必要があ
る。
上記条件により加熱されたスラブを(Ari+150℃
)以上の再結晶γ域で圧延を施す、この温度域では歪誘
起粒界移動によるγ粒の粗大化と、圧延−再結晶の繰り
返しにより結晶粒の細粒化の双方を同時に行う重要な工
程である。歪誘起粒界移動による1粒の粗大化は低圧下
率/パスの圧下率が5%以下でないと起こらない、また
このパス回数も3回を越えるとγ粒が成長しすぎるため
、最終のα粒径が25n以上となり靭性が劣化する。よ
って低圧下率/パスの圧下率は5%以下、このパス回数
は3回以下にする必要がある。この低圧下率/パスを与
える温度域は(Ars + 150 ℃)以上の再結晶
γ域であれば良いが、好ましくは圧延開始初期に与える
より圧延途上や圧延終了近傍で与える方が良い。
一方圧延一再結晶の繰り返しにより1粒の細粒化を行う
が、再結晶γ域での圧下率が30%未満ではγ粒の細粒
化が不十分となり、続(未再結晶γ域での圧下を行って
も靭性が劣化する。よって再結晶γ域での圧下率は30
%以上とする必要がある。
次に(^ri+150℃)未満Ar、以上の未再結晶γ
域での圧延は、1粒の伸長化やγ粒内に変形帯を導入す
るために行うが、(Ars+150℃)以上の温度域あ
るいは計1未満の温度域では前記目的が達成されない。
次にこの温度域での圧下率を65〜90%の範囲にする
必要がある。圧下率が65%未満ではオーステナイトの
伸長化、変形帯の導入が不十分となり、この後に続く空
冷中にフェライトが粗大化するため、靭性が著しく劣化
する。よって圧下率の上限を65%とした。また90%
を越える圧下率で圧延しても前記効果が飽和し、フェラ
イト粒径の微細化効果が小さくなるため、90%を上限
とした。
続いて(Ars  20”C) 〜(Ars  70℃
)の温度範囲まで空冷するが、これは本発明の主目的で
あるDWTT特性を向上させるために粗大ボリゴナルフ
ェライトを生成させるために行う、空冷の終了温度が(
Ars20℃)より高い場合、粗大、ボリゴナルフェラ
イト粒径が10p11以上とならず、またその体積率も
5%以上とならない、一方空冷終了温度が(Ars70
℃)より低い場合、粗大ポリゴナルフェライト粒径が2
5μ−以上となり、またその体積率も40%以上となり
、いずれもDWTT特性は劣化する。よって空冷の温度
範囲は(Ars20℃)〜(Ars  70℃)の範囲
に限定した。
上記範囲まで空冷後加速冷却を行うが、冷却速度は3℃
/Sに満たないと加速冷却の効果がなく、一方30℃/
Sを越えると焼入組織となり焼戻工程が必要となるので
冷却速度を3〜30℃/sの範囲に限定した。前記加速
冷却は650℃以下400℃までの加速冷却を続けるが
、650℃を越える温度で冷却を停止すると加速冷却の
効果が生じないため、また400℃未満で冷却を停止す
ると鋼板内に歪が生じやすくなるため、加速冷却の停止
温度は650〜400℃の範囲とする。
〈実施例〉 第1表に成分組成を示した供試鋼について、第2表に示
す加熱−圧延−冷却条件により処理した。
鋼板の機械的性質およびフェライト組織の変化について
調査し、その結果を第2表にまとめて示す。
第2表において試験8thl〜8は本発明で限定した範
囲内の成分組成からなる第1表のA鋼のスラブに種々の
加熱−圧延−冷却条件を施し、いずれも板厚22鵡の製
品としたものである。まず試験Nα1はスラブ加熱温度
が1000°c (1050℃未満)と低いため、TS
が低い、試験に2,3.4は再結晶γ域での圧下条件が
15%(30%未満)と低いため、また再結晶γ域での
5%/パス以下の軽圧下のパス回数が5パス(3パス越
)と多いため、シャルピー特性およびDWTT特性が悪
い、試験漱4は未再結晶γ域での圧下率が30%(65
%未満)と低いためシャルピー特性、DWTT特性が悪
い、試験N(15は冷却開始温度が790℃((Ars
  20℃)越)と高いためDWTT特性が悪い、試験
魔6は冷却開始温度が670℃N^rs  70℃)未
溝)と低いため、TSが低く、DWTT特性が悪い、こ
れらに対して試験Nα7.8はこの発明の構成要件に従
い製造したため、高い強度と優れたシャルピー特性(v
Trsが一100℃以下)およびDWTT特性(85%
FATTが一20℃以下)を有していることがわかる。
次に試験阻9〜13はこの発明に従う成分組成によりな
るB−E鋼のスラブについて、しかもこの発明の構成要
件を全て満足して製造した板J!X20〜30mの鋼板
の機械的性質とミクロ組織の変化を示す、いずれも高い
強度と優れたDWTT特性をイfする鋼板であることが
わかる。
〈発明の効果〉 以上述べた如く本発明によれば再結晶γ域での圧延にお
いて、軽圧下のパスを含ませ、かつ冷却開始温度をAr
+以下とすることにより、微細フェライト中に適度な粗
大フェライト粒を混入させ、DWTT特性を向上させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は未再結晶γ域での圧下率と破面遷移温度との関
係を示すグラフである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、重量比にて、C:0.005〜0.15%、Si:
    0.05〜1.0%、Mn:0.6〜2.5%、Al:
    0.005〜0.08%、Nb:0.005〜0.1%
    を含み、残部がFe及び不可避的不純物よりなるスラブ
    を1050〜1250℃の温度範囲に加熱後(Ar_3
    +150℃)以上の再結晶γ域で5%/パス以下の軽圧
    下を1〜3パス含む30%以上の圧下を与え、さらに引
    続いて(Ar_3+150℃)未満Ar_3以上の未再
    結晶γ域で65〜90%の圧下を与え、その後空冷し、
    次いで(Ar_3−20℃)〜(Ar_3−70℃)の
    温度範囲から3〜30℃/sの冷却速度で650〜40
    0℃の温度範囲まで加速冷却することを特徴とするDW
    TT特性の優れた非調質高張力鋼板の製造方法。 2、重量比にて、C:0.005〜0.15%、Si:
    0.05〜1.0%、Mn:0.6〜2.5%、Al:
    0.005〜0.08%、Nb:0.005〜0.1%
    を含み、さらにV:0.01〜0.10%、Cu:1.
    0%以下、Ni:1.0%以下、Cr:1.0%以下、
    Mo:0.5%以下、Ti:0.005〜0.1%、B
    :0.0003〜0.0020%、Ca:0.001〜
    0.010%、REM:0.001〜0.010%のい
    ずれか1種又は2種以上を含有し、残部がFe及び不可
    避的不純物よりなるスラブを1050〜1250℃の温
    度範囲に加熱後(Ar_3+150℃)以上の再結晶γ
    域で5%/パス以下の軽圧下を1〜3パス含む30%以
    上の圧下を与え、さらに引続いて(Ar_3+150℃
    )未満Ar_3以上の未再結晶γ域で65〜90%の圧
    下を与え、その後空冷し、次いで(Ar_3−20℃)
    〜(Ar_3−70℃)の温度範囲から3〜30℃/s
    の冷却速度で650〜400℃の温度範囲まで加速冷却
    することを特徴とするDWTT特性の優れた非調質高張
    力鋼板の製造方法。
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