JPH0221272B2 - - Google Patents
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- JPH0221272B2 JPH0221272B2 JP59108063A JP10806384A JPH0221272B2 JP H0221272 B2 JPH0221272 B2 JP H0221272B2 JP 59108063 A JP59108063 A JP 59108063A JP 10806384 A JP10806384 A JP 10806384A JP H0221272 B2 JPH0221272 B2 JP H0221272B2
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- Brushes (AREA)
- Electrotherapy Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は高電位歯ブラシに関し、特に高電位発
生回路を内蔵し、歯茎部等に高い陰電極を付与し
うる高電位歯ブラシに関する。
生回路を内蔵し、歯茎部等に高い陰電極を付与し
うる高電位歯ブラシに関する。
[従来技術]
病気や外傷等によつて、それらの障害が存在す
る部位に関連・対応した体表上の部位に圧痛や凝
り、硬結あるいは知覚変化などの異常現象の生じ
ることがあるということが知られているが、こう
した体表上の部位が針灸や指圧といつた医療分野
で言われる経穴(所謂ツボ)に対応していること
はもはや周知のことであろう。近年、人体の皮膚
表面に分布している微小電位や人体中を流れる微
小な電流を測定する技術が進み、人体の皮膚表面
(角質層)が通常マイナスに、真皮側がプラスに
荷電しているのに対して、病変等の異常が体内に
存在すると、この異常部位に対応した体表上の部
位(例えば、前述の所謂ツボ)の電気的極性が逆
転するという現象、即ち内部の故障の皮膚への反
射が観察されることがわかつてきた。
る部位に関連・対応した体表上の部位に圧痛や凝
り、硬結あるいは知覚変化などの異常現象の生じ
ることがあるということが知られているが、こう
した体表上の部位が針灸や指圧といつた医療分野
で言われる経穴(所謂ツボ)に対応していること
はもはや周知のことであろう。近年、人体の皮膚
表面に分布している微小電位や人体中を流れる微
小な電流を測定する技術が進み、人体の皮膚表面
(角質層)が通常マイナスに、真皮側がプラスに
荷電しているのに対して、病変等の異常が体内に
存在すると、この異常部位に対応した体表上の部
位(例えば、前述の所謂ツボ)の電気的極性が逆
転するという現象、即ち内部の故障の皮膚への反
射が観察されることがわかつてきた。
一方、人体の電位に関する知見に基き、古くか
ら電位治療と呼ばれる治療が行なわれてきた。こ
れは「特別高圧線下の長期居住者に病気が少な
く、又農作物の生育がよい」といつた疫学的所見
に基き、地球表面の電位に対して所定の電位を人
体にかける治療器である。直流型(人体に陰電極
を付与)の高電圧治療器は、体液中の組成蛋白質
の等電位を変動させ、蛋白質のアルブミンとグロ
ブリンとの比を、印加電位の極性によつて変化さ
せることが実証されており、先述の皮膚電位の逆
転に対してこれを正常に復する働きをなし、異常
の存在する部位を治癒するものと考えられてい
る。
ら電位治療と呼ばれる治療が行なわれてきた。こ
れは「特別高圧線下の長期居住者に病気が少な
く、又農作物の生育がよい」といつた疫学的所見
に基き、地球表面の電位に対して所定の電位を人
体にかける治療器である。直流型(人体に陰電極
を付与)の高電圧治療器は、体液中の組成蛋白質
の等電位を変動させ、蛋白質のアルブミンとグロ
ブリンとの比を、印加電位の極性によつて変化さ
せることが実証されており、先述の皮膚電位の逆
転に対してこれを正常に復する働きをなし、異常
の存在する部位を治癒するものと考えられてい
る。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、従来用いられてきた高電圧治療
器は専用の高圧電源又は商用電源を必要とし、治
療に利用する為には専用の電極を用いるなど、使
いにくいものであつた。当然、治療器そのものも
大型であり、どこでも、いつでも使えるというも
のでもなかつた。又、従来の治療器は上肢、下肢
等の体表に電極を取付ける為、口腔内、例えば歯
茎を介しての治療は行なうことができないなどの
問題があつた。
器は専用の高圧電源又は商用電源を必要とし、治
療に利用する為には専用の電極を用いるなど、使
いにくいものであつた。当然、治療器そのものも
大型であり、どこでも、いつでも使えるというも
のでもなかつた。又、従来の治療器は上肢、下肢
等の体表に電極を取付ける為、口腔内、例えば歯
茎を介しての治療は行なうことができないなどの
問題があつた。
また、口腔内に使用しようとすると、唾液が導
電性を有するため、唾液によつて電極間が短絡す
ることがあり、治療効果が得られない場合も考え
られる。
電性を有するため、唾液によつて電極間が短絡す
ることがあり、治療効果が得られない場合も考え
られる。
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、その
目的とするところは、小型・取扱い容易であつ
て、口腔内に使用しうる高電位治療器としての高
電位歯ブラシを提供することにある。
目的とするところは、小型・取扱い容易であつ
て、口腔内に使用しうる高電位治療器としての高
電位歯ブラシを提供することにある。
[課題を解決するための手段]
かかる目的を達成する為になされた本発明の構
成は、 把手部とブラシ部とを着脱自在に形成し、 該把手部は、その内部に高電位発生回路を収納
すると共に、該高電位発生回路の陽電極を露出し
て形成し、 前記ブラシ部には、該ブラシ部が前記把手部に
係合されたとき前記高電位発生回路に電気的に接
続される陰電極を露出して形成し、 該ブラシ部の把手部側から前記把手部の陽電極
までの間に段付部を形成してなる高電位歯ブラシ
を要旨としている。
成は、 把手部とブラシ部とを着脱自在に形成し、 該把手部は、その内部に高電位発生回路を収納
すると共に、該高電位発生回路の陽電極を露出し
て形成し、 前記ブラシ部には、該ブラシ部が前記把手部に
係合されたとき前記高電位発生回路に電気的に接
続される陰電極を露出して形成し、 該ブラシ部の把手部側から前記把手部の陽電極
までの間に段付部を形成してなる高電位歯ブラシ
を要旨としている。
[実施例]
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
説明する。
第1図は本発明一実施例の概略構成を示す斜視
図、第2図はそのブラシ部1の断面図、第3図は
本実施例の電気回路図である。図において、1は
ブラシ部、2は把手部であり、このブラシ部1と
把手部2とは後述の如く着脱自在に構成されてい
る。
図、第2図はそのブラシ部1の断面図、第3図は
本実施例の電気回路図である。図において、1は
ブラシ部、2は把手部であり、このブラシ部1と
把手部2とは後述の如く着脱自在に構成されてい
る。
ブラシ部1は、絶縁性の材料、例えば合成樹脂
等によつてボデイ22が形成されており、その植
毛側に軸方向に沿つて開溝されている。この溝部
23には把手部2との係合用の凸部24を貫通す
る形で金属性の電極26が嵌め込まれている。ブ
ラシ部1の先端の植毛部分にも小さな溝が設けら
れており、この溝は先の溝部23と滑らかにつな
がつている。一方、ボデイ22の把手部2との係
合側には段付部としての鍔部30が形成されてい
るが、これは唾液等がボデイ22を伝わつて把手
部2の電極4の部位まで到達し、高電圧発生回路
3の出力側が人体を介することなく電気的につな
がつてしまう事(一種の短絡)を防ぐ為に設けら
れている。
等によつてボデイ22が形成されており、その植
毛側に軸方向に沿つて開溝されている。この溝部
23には把手部2との係合用の凸部24を貫通す
る形で金属性の電極26が嵌め込まれている。ブ
ラシ部1の先端の植毛部分にも小さな溝が設けら
れており、この溝は先の溝部23と滑らかにつな
がつている。一方、ボデイ22の把手部2との係
合側には段付部としての鍔部30が形成されてい
るが、これは唾液等がボデイ22を伝わつて把手
部2の電極4の部位まで到達し、高電圧発生回路
3の出力側が人体を介することなく電気的につな
がつてしまう事(一種の短絡)を防ぐ為に設けら
れている。
一方、把手部2は絶縁性材料にて形成されて、
内部に高電位発生回路としての高電圧発生回路3
を組込み、表面の一部を導電性材料で被つて電極
4を形成している。又、6は高電圧発生回路3の
電源としての乾電置、8は高電圧発生回路3への
乾電池6の電力の供給を入・切する為のスイツ
チ、10はブラシ部1と高電圧発生回路3の出力
のマイナス側とを電気的に接続する為の板バネ状
の端子、24はブラシ部1と把手部2との着脱を
行なう際に把手部2の凹部13に嵌合する凸部、
14は凸部24上に3ケ所設けられた係止用の突
起、16は把手部2の凹部13の内周面上に突起
14に対応して切設されたL字形の溝(3ケ所)、
を各々表わしている。ブラシ部1は、凸部24の
突起14をL字形の溝16の端部に合わせて把手
部2の凹部13に押し込んだ上で回転させること
により、把手部2に固定・一体化される。
内部に高電位発生回路としての高電圧発生回路3
を組込み、表面の一部を導電性材料で被つて電極
4を形成している。又、6は高電圧発生回路3の
電源としての乾電置、8は高電圧発生回路3への
乾電池6の電力の供給を入・切する為のスイツ
チ、10はブラシ部1と高電圧発生回路3の出力
のマイナス側とを電気的に接続する為の板バネ状
の端子、24はブラシ部1と把手部2との着脱を
行なう際に把手部2の凹部13に嵌合する凸部、
14は凸部24上に3ケ所設けられた係止用の突
起、16は把手部2の凹部13の内周面上に突起
14に対応して切設されたL字形の溝(3ケ所)、
を各々表わしている。ブラシ部1は、凸部24の
突起14をL字形の溝16の端部に合わせて把手
部2の凹部13に押し込んだ上で回転させること
により、把手部2に固定・一体化される。
第3図は高電圧発生回路3の回路を中心とした
本実施例の回路図であるが、高電圧発生回路3は
図示する如く発振・昇圧両用のトランスT1、発
振用トランジスタTr1を要部として所謂自走型の
ブロツキング発振回路として構成されている。図
において、R1はトランジスタTr1のベース電流を
限流する抵抗器、D1はトランスT1の出力回路に
あつて整流用として働くダイオード、Ne1は高電
圧発生回路3が動作中に点灯し外部よりこれを視
認できるネオン管、R2は保護用の抵抗器である。
尚、トランスT1は200程度の巻数比をもつ2次ト
ランスであつて、一次側のコイルの中間タツプに
乾電池6のプラス側が接続されており、コイルの
一端が抵抗器R1を介してトランジスタTr1のベー
スに、他端がトランジスタTr1のコレクタに、
各々接続され、トランジスタTr1のエミクタが乾
電池6のマイナス側にスイツチ8の接点を介して
接続されると、トランスT1とトランジスタTr1と
で構成された一次側回路はおよそ2〜3K1で発振
し、トランスT1の2次側には最大400V程度の電
圧が発生する。従つて、使用者が高電位歯ブラシ
を手にとつてその把手部2を握つて歯茎等をブラ
ツシングすると、当然その掌は電極4を握り、一
方ブラシ部1の電極26は口腔内にあつて植毛さ
れたブラシ1aを介して歯茎等と唾液等によつて
電気的につながる為、トランスT1の2次側に発
生した高電圧が人体に印加されることになる。も
とより、2次側の閉回路にはネオン管Ne1、保護
用抵抗R2、整流用ダイオードD1が直列につなが
れていることから、人体抵抗が唾液等によつてか
なり低下したとしても、数十〜200μA程度の直流
電流しか流れないので安全上の問題は全く生じな
い。
本実施例の回路図であるが、高電圧発生回路3は
図示する如く発振・昇圧両用のトランスT1、発
振用トランジスタTr1を要部として所謂自走型の
ブロツキング発振回路として構成されている。図
において、R1はトランジスタTr1のベース電流を
限流する抵抗器、D1はトランスT1の出力回路に
あつて整流用として働くダイオード、Ne1は高電
圧発生回路3が動作中に点灯し外部よりこれを視
認できるネオン管、R2は保護用の抵抗器である。
尚、トランスT1は200程度の巻数比をもつ2次ト
ランスであつて、一次側のコイルの中間タツプに
乾電池6のプラス側が接続されており、コイルの
一端が抵抗器R1を介してトランジスタTr1のベー
スに、他端がトランジスタTr1のコレクタに、
各々接続され、トランジスタTr1のエミクタが乾
電池6のマイナス側にスイツチ8の接点を介して
接続されると、トランスT1とトランジスタTr1と
で構成された一次側回路はおよそ2〜3K1で発振
し、トランスT1の2次側には最大400V程度の電
圧が発生する。従つて、使用者が高電位歯ブラシ
を手にとつてその把手部2を握つて歯茎等をブラ
ツシングすると、当然その掌は電極4を握り、一
方ブラシ部1の電極26は口腔内にあつて植毛さ
れたブラシ1aを介して歯茎等と唾液等によつて
電気的につながる為、トランスT1の2次側に発
生した高電圧が人体に印加されることになる。も
とより、2次側の閉回路にはネオン管Ne1、保護
用抵抗R2、整流用ダイオードD1が直列につなが
れていることから、人体抵抗が唾液等によつてか
なり低下したとしても、数十〜200μA程度の直流
電流しか流れないので安全上の問題は全く生じな
い。
この電流はダイオードD1により整流されてい
ることから、把手部2の電極4を基準電位とする
と、高電位歯ブラシによつてブラツシングされる
歯茎部にはマイナス側の高電位が印加されること
になり、歯茎部はその皮膚表面の電位を正常に維
持又は復するような作用をうけることから、歯茎
の強化、歯槽膿漏の予防・治療を行なうことが可
能となる。又、本実施例の高電位歯ブラシは、電
源に小型の乾電池6を用い、特に商用電源等を用
いることなく高電位治療を行なえるものであるこ
とから、いつでも、どこでも使用することができ
るという利点を有し、継続した反復使用によつ
て、上記の効果をより一層高めることができる。
更に、実施例の高電位歯ブラシでは、ブラシ部1
の一部を軸方向に開溝してここに電極26を配設
して構成していることから、全体が軽量化でき、
口腔内の感触も通常の歯ブラシとほとんどかわら
ないことから、より良い使用感を得ることができ
る。しかも、ボデイ22の把手部2との係合側に
鍔部30を設けていることから唾液等が把手部2
まで伝わることがなく、使用上の不快感がない
上、両電極間の電気的な絶縁性を維持することも
容易である。
ることから、把手部2の電極4を基準電位とする
と、高電位歯ブラシによつてブラツシングされる
歯茎部にはマイナス側の高電位が印加されること
になり、歯茎部はその皮膚表面の電位を正常に維
持又は復するような作用をうけることから、歯茎
の強化、歯槽膿漏の予防・治療を行なうことが可
能となる。又、本実施例の高電位歯ブラシは、電
源に小型の乾電池6を用い、特に商用電源等を用
いることなく高電位治療を行なえるものであるこ
とから、いつでも、どこでも使用することができ
るという利点を有し、継続した反復使用によつ
て、上記の効果をより一層高めることができる。
更に、実施例の高電位歯ブラシでは、ブラシ部1
の一部を軸方向に開溝してここに電極26を配設
して構成していることから、全体が軽量化でき、
口腔内の感触も通常の歯ブラシとほとんどかわら
ないことから、より良い使用感を得ることができ
る。しかも、ボデイ22の把手部2との係合側に
鍔部30を設けていることから唾液等が把手部2
まで伝わることがなく、使用上の不快感がない
上、両電極間の電気的な絶縁性を維持することも
容易である。
また、この高電位歯ブラシは、把手部2との着
脱が自在であることとも相俟つて、洗滌等の手入
れも行ない易く、ブラシ部1を清潔に保つことも
容易である。更に、使用中には、トランスT1の
2次側に流れる電流に応じてネオン管Ne1が点灯
しこれを視認できることから、乾電池6の消耗を
容易に知ることもできる。
脱が自在であることとも相俟つて、洗滌等の手入
れも行ない易く、ブラシ部1を清潔に保つことも
容易である。更に、使用中には、トランスT1の
2次側に流れる電流に応じてネオン管Ne1が点灯
しこれを視認できることから、乾電池6の消耗を
容易に知ることもできる。
尚、以上の実施例では電源として通常の乾電池
を用い、自走型の発振回路と昇圧トランスにより
高電圧として取り出しているが、昇圧回路ならば
どのようなものでも用いることが出来る他、例え
ば多層に構成されて高い起電圧を有するリチウム
乾電池等によつて直接、高電位発生回路としても
良い。又、乾電池6に替えて商用電源により充電
される充電式電池を使用しても良い。更には、こ
れらの実施例ではブラシ部の電極として導電性の
材料(例えば金属)を用い、これとは別に植毛し
てブラシ部としたが、例えば炭素繊維のように導
電性に優れた材質によりつくられた毛を直接電極
としてブラシ部の先端部に植毛して使用すること
もできる。
を用い、自走型の発振回路と昇圧トランスにより
高電圧として取り出しているが、昇圧回路ならば
どのようなものでも用いることが出来る他、例え
ば多層に構成されて高い起電圧を有するリチウム
乾電池等によつて直接、高電位発生回路としても
良い。又、乾電池6に替えて商用電源により充電
される充電式電池を使用しても良い。更には、こ
れらの実施例ではブラシ部の電極として導電性の
材料(例えば金属)を用い、これとは別に植毛し
てブラシ部としたが、例えば炭素繊維のように導
電性に優れた材質によりつくられた毛を直接電極
としてブラシ部の先端部に植毛して使用すること
もできる。
以上本発明のいくつかの実施例について説明し
たが、本発明はこのような実施例に何等限定され
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
において、種々なる態様で実施し得ることは勿論
である。
たが、本発明はこのような実施例に何等限定され
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
において、種々なる態様で実施し得ることは勿論
である。
[発明の効果]
以上詳述したように、本発明の高電位歯ブラシ
は、高電位発生回路を内蔵し、把手部に該高電位
発生回路の陽電極を露出して形成し、ブラシ部に
前記高電位発生回路の陰電極を露出して形成し、
しかもブラシ部の把手部側から把手部の陽電極の
間までに段付部を形成したものである。
は、高電位発生回路を内蔵し、把手部に該高電位
発生回路の陽電極を露出して形成し、ブラシ部に
前記高電位発生回路の陰電極を露出して形成し、
しかもブラシ部の把手部側から把手部の陽電極の
間までに段付部を形成したものである。
従つて、使用者が把手部を握つて歯茎部等をブ
ラツシングすると、その掌は当然陽電極を握るこ
とになり、一方、ブラシ部の陰電極は口腔内にあ
つて唾液等によつて歯茎と電気的につながつたこ
とになる。この結果マイナス側の高電位が歯茎部
等に印加されることになつて、歯茎部等はその皮
膚表面の電位を正常に維持、又は復するような作
用をうける。従つて、歯茎の強化、歯槽膿漏の予
防・治療を行なうことが可能となり、この際、ブ
ラシ部側からの唾液を段付部によつて遮り、使用
中の高電位治療の効果を確実なものにすることが
できる。
ラツシングすると、その掌は当然陽電極を握るこ
とになり、一方、ブラシ部の陰電極は口腔内にあ
つて唾液等によつて歯茎と電気的につながつたこ
とになる。この結果マイナス側の高電位が歯茎部
等に印加されることになつて、歯茎部等はその皮
膚表面の電位を正常に維持、又は復するような作
用をうける。従つて、歯茎の強化、歯槽膿漏の予
防・治療を行なうことが可能となり、この際、ブ
ラシ部側からの唾液を段付部によつて遮り、使用
中の高電位治療の効果を確実なものにすることが
できる。
第1図は本発明第1実施例の斜視図、第2図は
そのブラシ部21の断面図、第3図はその電気回
路図である。 1……ブラシ部、2……把手部、3……高電圧
発生回路、4,26……電極、6……乾電池、8
……スイツチ、T1……トランス、Tr1……トラン
ジスタ、Ne1……ネオン管。
そのブラシ部21の断面図、第3図はその電気回
路図である。 1……ブラシ部、2……把手部、3……高電圧
発生回路、4,26……電極、6……乾電池、8
……スイツチ、T1……トランス、Tr1……トラン
ジスタ、Ne1……ネオン管。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 把手部とブラシ部とを着脱自在に形成し、該
把手部は、その内部に高電位発生回路を収納する
と共に、該高電位発生回路の陽電極を露出して形
成し、 前記ブラシ部には、該ブラシ部が前記把手部に
係合されたとき前記高電位発生回路に電気的に接
続される陰電極を露出して形成し、 該ブラシ部の把手部側から前記把手部の陽電極
までの間に段付部を形成してなる高電位歯ブラ
シ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10806384A JPS60253461A (ja) | 1984-05-28 | 1984-05-28 | 高電位歯ブラシ |
US06/734,653 US4665921A (en) | 1984-05-28 | 1985-05-16 | High potential generating toothbrush |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10806384A JPS60253461A (ja) | 1984-05-28 | 1984-05-28 | 高電位歯ブラシ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60253461A JPS60253461A (ja) | 1985-12-14 |
JPH0221272B2 true JPH0221272B2 (ja) | 1990-05-14 |
Family
ID=14474950
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10806384A Granted JPS60253461A (ja) | 1984-05-28 | 1984-05-28 | 高電位歯ブラシ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60253461A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2610973B2 (ja) * | 1988-12-14 | 1997-05-14 | 博 福場 | イオン歯ブラシ |
JP4255452B2 (ja) | 2004-05-28 | 2009-04-15 | フクバデンタル株式会社 | イオン歯ブラシ |
JP2006167382A (ja) * | 2004-12-14 | 2006-06-29 | Asahi Irika Kk | ブラシ部を着脱可能にした歯ブラシ |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5324426A (en) * | 1976-08-14 | 1978-03-07 | Matsushita Electric Works Ltd | Surface treatment of inorganic fibers |
JPS5643966A (en) * | 1979-09-14 | 1981-04-22 | Deni Igaku Kenkyusho Kk | Potential treating instrument |
JPS5841549A (ja) * | 1981-09-02 | 1983-03-10 | 中川 善典 | 光電気化学反応式口腔衛生器 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5491969U (ja) * | 1977-12-13 | 1979-06-29 | ||
JPS57152158U (ja) * | 1981-03-20 | 1982-09-24 |
-
1984
- 1984-05-28 JP JP10806384A patent/JPS60253461A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5324426A (en) * | 1976-08-14 | 1978-03-07 | Matsushita Electric Works Ltd | Surface treatment of inorganic fibers |
JPS5643966A (en) * | 1979-09-14 | 1981-04-22 | Deni Igaku Kenkyusho Kk | Potential treating instrument |
JPS5841549A (ja) * | 1981-09-02 | 1983-03-10 | 中川 善典 | 光電気化学反応式口腔衛生器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60253461A (ja) | 1985-12-14 |
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