JPH02212695A - 輪転印刷機における中央潤滑油給油装置を有する機械組立体の制御方法および機械組立体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、輪転印刷機例えば印刷ユニットにおける中央
潤滑油給油装置を有する機械組立体の制御方法に関する
。

［従来の技術］ このような機械組立体の場合、多くの軸受部、歯の咬合
い部、カム駆動部などがあり、これらには、機械の運転
中に個々の潤滑計画によって必要量の潤滑油が供給され
る。個々の潤滑部への合理的な供給によって、比較的少
量の潤滑油が可動部に供給される必要がある。

潤滑媒体の供給量が必要量より僅か多いのが通常であり
、その場合、潤滑部によっては、少量の潤滑油しか必要
でない場合がある。この少量の油供給過剰分が、個々の
潤滑部から滴下または流出し、油溝またはその他の油受
は容器に集められる。しかしながら、輪転印刷機の特定
の機械組立体、例えばインキ装置にローラ冷却装置が設
けられた印刷ユニットの場合においては、冷却媒体の供
給管路に生じる漏れ損失をなくすことか不可能である。

冷却媒体として水が使用される場合、例えは冷却媒体供
給用の回転継ぎ手に、機械の長１１ＪＩ間運転後、少量
の水滴が漏れることを確実になくすことは不可能である
。この水が蒸発されない限り、水滴の状態で、流出する
かまたは滴下した潤滑油に達し、この油と共に集められ
る。

集められた油が中央潤滑油給油装置の貯蔵容器内に満た
された場合、水滴も潤滑部に供給される危険がある。こ
の場合、潤滑すべき機械部分が、機械の運転中に、供給
された水によって障害を受ける場合がある。これは、集
められた油が浄化されるか、または使用済み油として廃
棄される場合にだけ、確実に回避することかてきる。こ
の油損失は中央潤滑油給油装置における油量不足によっ
ても観察することが可能であるけれとｌ、この油損失、
または油の浄化が、輪転印刷機の運転に対して著しい経
費の要因となる。

［発明が解決しようとする課題］ この現状から出発して、本発明の目的は、潤滑部から集
められ中央潤滑油給油装置から供給された潤滑油を水成
分について管理し、高い経費を必要とせずに、軸受の損
傷などの危険を懸念する必要がなく、水分のない再使用
油だけを供給し得るようにすることである。

［課題を解決するための手段］ この課題の解決は、中央潤滑油給油装置から供給され軸
受部から出た潤滑油が、機械組立体に集められて接続管
路を通して油収集容器に導かれ、接続管路を通して油収
集容器に導かれた油が、先ず、小さな方の油容器に導か
れ、この油容器が満たされることによって油が油収集容
器に溢れ出し、導かれた油に水が生じたときに信号を送
出する手段が、小さな方の油容器内に設けられ、油収集
容器に溢れ出た油が、接続管路を通して中央給油装置に
供給されることを特徴としている。このような中央の油
収集容器による制御方法は、印刷工が多くの場所におい
て潤滑油を集める必要がなく、油収集容器への油の排出
が自動的に行われる利点を有している。最初に、油が、
センサを備えた小さい方の油容器に導かれることば、潤
滑油に水が生した場合に信号が送出され、したがって、
潤滑油を再使用するための中央潤滑油給油装置に水が導
かれない利点を有している。さらに、本発明によれば、
この中間管理によって油収集容器に集められた油が、ポ
ンプによって中央潤滑油給油装置の油容器に供給され、
したがって、この油を潤滑部への供給に危険なく使用す
ることができる。

特許請求の範囲の従属項は、本発明の好適な実施態様を
特徴づけている。油収集容器内に小さい方の油容器が取
出し可能に吊されているため、潤滑油内に水が生じた場
合、使用油再利用のための少量の油を供給するだけでよ
い。小さい方の油容器の下部に水が集まり、重力によっ
て油が常に水の上に浮くため、小さい方の油容器から水
が流出しないことが保証される。

小さい方の油容器内のセンサから送出された信号によっ
て、ポンプを合理的に停止させることができ、したがっ
て油収集容器から中央潤滑油給油装置に油が供給されな
くなり、さらに操作員に警報信号を出すことができるた
め、冷却媒体管路の漏れ個所を密閉することができる。

油収集容器内の油のレベルが所定の高さ標示点に達した
ときだけ、油収集容器内に設けられたフロー；・によっ
てポンプを短時間の間接続することができる。

［実施例］ 本発明の実施例が、図に概略的に示されている。

油収集容器１が、例えば印刷ユニットの領域における輪
転印刷機の操作側に設けられ、軸受は部から出る潤滑油
を接続管路２を介して受は取る。

図示の実施例において、油収集容器１内に小さい方の油
容器３か設けられ、この内部に、接続管路２を蓮して供
給された油が流入する。小さい方の油容器３は、油収集
容器１から取り出すことができ、そのため蓋４が設けら
れ、この蓋４に接続管路２が管継ぎ手５によって固定さ
れている。例えば油容器３を洗滌するため、蓋４を接続
管路２と共に外した後、小さい方の油容器３を取出すこ
とかできる。

接続管路２を通して供給された油は、この油が溢れ出る
まて小さい方の油容器３を満たし、その場合、溢れ出た
油が油収集容器１によって受は入れられる。油収集容器
１のカバー６にフロート７が支承され、このフロート７
は、上側の切換部８と下側の切換部９とを有している。

油収集容器ｌ内の油が上昇し、フロート７が上側の切換
部８に接触した場合、電気信号を発生し、この電気信号
が信号取出し装置ｌＯを介して制御部に供給される。こ
の制御部がモータ１１を接続し、モータ１１がポンプ１
２を駆動し、フロート７が下側の切換部９に接触して別
の信号によってモータ１１が遮断されるまで、ポンプ１
２が吸込み管１３を通して油を油収集容器１から排出す
る。排出された油は、接続管路１４を通して中央潤滑油
於抽装置に導かれる。

例えば冷却水管路の漏れ口から水が出る場合かあるが、
接続管路２を通して供給された潤滑油に水分が含まれる
ようになった場合、油容器３の下部に水が集められる。

この場合、水滴が少ない場合には、装置に被害が生じる
ことなく、水滴が長時間にわたって油容器３内に残留す
ることがてきる。しかしながら、油容器３内の水量が増
加した場合、所定の水準に達したとき、センサ１５によ
って信号が発生され、この信号がポンプ月の接続を遮断
し、同時に例えば機械操作装置の領域に警報信号が生じ
、したがって印刷工か給水装置の故障を確認して停止す
ることができ、小さい方の油容器３を空にした後、再び
装置が作動される。

センサ１５は保持器１６に固定することができ、この保
持器がビン１７によって油収集容器１に取付けられ、セ
ンサ１５を備えた保持器１６を油収集容器ｌ内に吊すこ
とができる。このようにすることによって、例えばセン
サ１５を洗滌するために、センサ１５を容易に外すこと
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す断面図である。 １・・・・油収集容器、　　２・・・・接続管路、３・
・・・油容器、　　　　　４・・・・蓋、５・・・・管
継ぎ手、　　　　６・・・・カバー７・・・・フロート
、　　　　８．９・・・・切換部、１０・・・・信号取
出し装置、 １２・・・・ポンプ、 １４・・・・接続管路、 １６・・・・保持器、

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）輪転印刷機における中央潤滑油給油装置を有する機
   械組立体の制御方法において、 中央給油装置から供給され軸受部から出た潤滑油が、機
   械組立体に集められて接続管路（２）を通して油収集容
   器（１）に導かれ、 接続管路（２）を通して油収集容器（１）に導かれた油
   が、先ず、小さな方の油容器（３）に導かれ、この油容
   器（３）が満たされるにしたがって油が油収集容器（１
   ）に溢れ出し、 導かれた油に水が発生したときに信号を送出する手段が
   、小さな方の油容器（３）内に設けられ、 油収集容器（１）に溢れ出た油が、接続管路（１４）を
   通して中央給油装置に供給されることを特徴とする、輪
   転印刷機における中央潤滑油給油装置を有する機械組立
   体の制御方法。 ２）中央の油収集容器（１）が輪転印刷機に設けられ、
   油収集容器（１）に油を導く小さな方の油容器（３）が
   設けられ、小さな方の油容器（３）が油収集容器（１）
   に取出し可能に吊され、小さな方の油容器（３）に水検
   出用のセンサ（１５）が設けられ、油収集容器（１）に
   ポンプ（１２）が設けられている、特に請求項１の制御
   方法を実施するための機械組立体。 ３）水が小さな方の油容器（３）の所定の水準に達した
   場合、はじめてセンサ（１５）が信号を送出し、この信
   号が、ポンプ（１２）の接続を遮断し、同時に操作員に
   対する警報信号を発生する、請求項２記載の機械組立体
   。 ４）油収集容器（１）内にフロート（７）が設けられ、
   該フロート（７）は油が所定のレベルに達した場合にポ
   ンプ（１２）を接続する、請求項２記載の機械組立体。