JPH02212593A - 重質炭化水素供給原料の変換方法 - Google Patents

重質炭化水素供給原料の変換方法

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JPH02212593A
JPH02212593A JP1314504A JP31450489A JPH02212593A JP H02212593 A JPH02212593 A JP H02212593A JP 1314504 A JP1314504 A JP 1314504A JP 31450489 A JP31450489 A JP 31450489A JP H02212593 A JPH02212593 A JP H02212593A
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    • C10G9/28Thermal non-catalytic cracking, in the absence of hydrogen, of hydrocarbon oils with preheated moving solid material
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、少なくとも520℃の沸点を有する少なくと
も25重量%の炭化水素からなる重質アスファルテン含
有炭化水素供給原料をそれより低い沸点の生成物に変換
する方法に関するものである。
熱分解は、重質アスファルテン含有炭化水素供給原料を
それより低い平均沸点を有する生成物に変換するのに適
した方法である。熱分解はかなり簡単な方法であって、
供給原料を適当な温度まで予熱すると共に予熱された供
給原料を熱分解帯域に移送することからなっており、こ
こで熱分解が生ずる。熱分解帯域の出口で流出物を一般
に急冷して熱分解反応を停止させ、かつ流出物を分別し
て1種もしくはそれ以上の蒸留フラクションと残留物と
を得る。残留物は熱分解生成物中に存在するほぼ全部の
アスファルテンを含有するが、一般にもはや処理されず
に精製所もしくは市販燃料として処分される。
この方法の重要な特徴は、適当な希釈剤と配合して得ら
れた燃料にたとえば粘度、硫黄含有量、密度およびコン
ラドソン炭素数のような所望の生成物特性を与えた後の
熱分解残油の安定性に関する。熱分解が過度になると、
アスファルテンおよび油の特性が変化してスラッジを形
成することが知られている。スラッジ形成は、特にアス
ファルテン含有供給原料の加熱分解の際に生ずる。供給
原料が脱アスフアルト化されておりかつ脱アスファルト
油を熱分解する場合、極めて高い変換率においてのみ、
成る程度のスラッジが形成する。基本的にスラッジは、
分解残油を配合して燃料を生成させた際に分解油および
/または燃料に熔解しないコークス粒子からなっている
。スラッジ形成が成る特定限界を越えると、燃料は市販
燃料の仕様に一致しなくなる。
スラッジを防止する方法は、熱分解処理の程度を緩和す
ることにある。したがって、供給原料の種類に応じ、熱
分解の程度は、重質炭化水素(すなわち520℃以上の
沸点を有する炭化水素)の変換率が約30重量%以下に
なるよう選択される。
スラッジ形成の問題は、この変換率レベルにて回避され
る。この場合、蒸留物に関する収率は最適でないことが
明らかであろう、スラッジ形成を防止する他の方法は、
熱分解処理の前に供給原料を脱アスフアルト化すること
である。この場合は、30重量%より高い変換率レベル
が得られる。しかしながら、除去されたアスファルテン
は蒸留物の生成にもはや貢献せず、したがってこの場合
も蒸留物に関する収率は最適でない。
蒸留物に関する収率を最大化させようと試みるバッチ法
は、コークス形成が遅延する。この方法において、供給
原料は、いわゆるコーカードラム内に滞留して分解しか
つ蒸留物およびコークスを生成する。重質生成物を循環
させ、かつコーカードラムがコークスで満たされた際、
処理を他のコーカードラムで継続する。したがって、コ
ーカードラムはバッチ式に充填/排出される。コークス
形成遅延をバッチ式に操作し、かつ処理せねばならない
固体コークスが多かれ少なかれこの方法の欠点となるこ
とは明白である。
本発明は、不安定な残留物およびバッチ式操作の問題を
伴わず、かつ蒸留物の収率を増大させながら変換率を向
上させる方法を提供する。
したがって本発明は、少なくとも520℃の沸点を有す
る少なくとも25重量%の炭化水素からなる重質アスフ
ァルテン含有の炭化水素供給原料をそれより低い沸点を
有する生成物に変換するに際し、炭化水素供給原料を予
熱し、520 ’C以上の沸点を有する炭化水素の少な
くとも35重量%の変換率を得るよう前記予熱された供
給原料を熱分解帯域に通過させ、熱分解帯域からの流出
物を1種もしくはそれ以上の蒸留フラクションおよび残
留フラクションに分離し、かつ残留フラクションを脱ア
スフアルト化してアスファルトと脱アスファルト油とを
得ることを加熱分解する重質アスファルテン含有の炭化
水素供給原料の変換方法を提供する。
得られるアスファルトは熱分解反応の間に形成されうる
固体コークス粒子を含有し、脱アスファルト油は殆んど
アスファルテンを含有せず、かっ熱分解帯域から流出物
を分離して得られる残留フラクションよりも低い粘度と
低い密度と低いコンラドソン炭素数とを有する。脱アス
ファルト油は何ら安定性の問題を示さず、市販燃料の製
造に配合成分として直接使用することができ、或いは異
なる目的に使用することもできる。
本発明の方法に使用される重質炭化水素供給原料は、少
なくとも520℃の沸点を有する炭化水素(520℃゛
炭化水素)の少な(とも25重量%からなっている。5
20℃゛炭化水素の比率が低い場合、安定性の問題は生
じにくいと思われる。
便利な供給原料は原油の大気圧残油(いわゆる長残油)
を含む。好適には、供給原料は37.5重量%より多い
、より好ましくは75重量%より多い、特に有利には9
0重量%より多い520℃゛炭化水素で構成される。極
めて便利な供給原料は原油の減圧残油(いわゆる短残油
)である。
勿論、たとえば合成ガスから合成原油を製造する際に得
られる異なる原料の大気圧もしくは減圧残油を、本発明
の方法に使用することができる。
所望ならば、重質供給原料は接触熱分解により得られる
サイクル油および/またはタールサンドおよびシェール
油から得られる残油で構成することができる。
供給原料はアスファルテンを含有する。特記しない限り
、本明細書における「アスファルテン」という用語はI
P143の方法と同様にして測定されるがC3炭化水素
を用いて決定されるC3−アスファルテンを意味する。
アスファルテン含有量を表わす他の方法は、IP143
に従ってC?−アスファルテンを使用するecs−アス
ファルテンに関する数値はC?−アスファルテンよりも
大であることが了解されよう。
この方法はアスファルテンを含有しない供給原料を用い
て行ないうるが、アスファルテンを含有しない供給原料
の熱分解は安定性の問題および/またはスラッジ形成を
生ずる傾向の低いことが観察される。典型的な脱アスフ
ァルト油のアスファルテン含有量は5重量%未満である
。本発明の方法の供給原料におけるアスファルテン含有
量は、その由来する原料に応じて変化することがある。
好適には、供給原料におけるC3−アスファルテン含有
量は、改変IP143法により測定して5〜50重量%
の範囲である。
熱分解帯域中に移送する前に、供給原料を予熱する。一
般に、これは1つもしくはそれ以上の炉もしくは炉セク
ションで行なわれ、ただし熱交換チューブもしくはコイ
ルを設けて、ここに予熱すべき供給原料を通過させる。
供給原料を予熱する温度は好ましくは350〜600℃
である。
このように予熱された供給原料を熱分解帯域に通過させ
る。供給原料は、分解帯域中に上方向もしくは下方向に
、通過させることができる。好ましくは、流動は上方向
である。供給原料は、たとえば米国特許第1.899.
889号公報に記載されたような空容器として構成され
る分解帯域に通過させることができる。好ましくは、熱
分解帯域を、内在物(internals )を有する
浸漬容器に位置せしめる。内在物は好ましくは穿孔板の
形態である。
この種の浸漬容器において、内在物は分室を与え、これ
によりバックミキシングの発生を減少させる。
極めて適する浸漬容器はヨーロッパ特許出願第7656
号に記載されている。内在物に関しより詳細な情報につ
いては、この特許出願明細書が参照される。
本発明は、520℃゛炭化水素の高変換率を与える。こ
のことは、蒸留フラクションに関する収率が高いことを
意味する。好ましくは、520“C+炭化水素の変換率
は35〜70重量%である。30重量%未満の変換率に
おいて殆んど安定性の問題が生じないのに対し、70重
重合より高ければ残留フラクションは粘稠となりかつコ
ークスが多量となって、その取扱いが極めて面倒になる
。40〜60重量%の520℃“炭化水素の変換率にて
、極めて良好な結果が得られた。
熱分解は一般に、たとえば水素のような還元性ガスの不
存在下で行なわれる。熱分解は水蒸気の存在下に行なう
ことができる。熱分解を行ないうる条件は変化すること
ができる。所望の変換率が得られるよう温度と圧力と滞
留時間とを任意に調整することができるであろう、一方
では高温度と短い滞留時間にて、かつ他方ではより低い
温度であるがより長い滞留時間にて、同じ変換率が得ら
れることは当業者に明らかであろう、さらに、分解反応
は吸熱的であり、したがって浸漬分解の場合には分解帯
域にわたり温度が低下する傾向を有する。したがって、
当業者は所望の変換レベルが得られるよう分解帯域にお
ける条件を選択することができるであろう。適する熱分
解条件は350〜600℃の温度、1〜100バールの
圧力かつ0.5〜60m1nの滞留時間を包含する。滞
留時間は常温供給原料に関するものである。
熱分解帯域からの流出物を急冷した後に、これを1つも
しくはそれ以上の蒸留フラクションと残留フラクション
とに分離するのが有利である。急冷は、流出物をより冷
たい急冷液と接触させて行なうことができる。適する急
冷液は比較的軽質の炭化水素油、たとえばガソリンまた
は流出物から得られる循環冷却残留フラクションを包含
する。
必要に応じ流出物を急冷した後、この流出物を1つもし
くはそれ以上のMWIフラクシゴンと残留フラクション
とに分離する。蒸留フラクションは、たとえばガス(C
+−4炭化水素)、ガソリン、中間留分および必要に応
じ1種もしくはそれ以上の減圧蒸留物を包含する。得ら
れる残留フラクションは重質520℃゛炭化水素を含有
する。
上記したように、得られる残留フラクションは極めて粘
性である。所望ならば、残留フラクションを希釈剤と配
合して、得られる混合物の取扱いを容易化させることも
できる。適する希釈剤はカッター油、たとえばガソリン
、ガス油およびその他の直留および接触熱分解の両者か
ら得られる炭化水素流を包含する。混合物の取扱いはよ
り容易となるが、この希釈剤の添加の欠点は脱アスフア
ルト工程にかけねばならない容積が増大することにある
。希釈剤の添加が有利であるかないかを評価するには、
経済的考慮が決定的である。
残留フラクションの脱アスフアルト化は常法で行なうこ
とができる。溶剤脱アスフアルト化が当業界で知られて
いる。この工程においては残留フラクションを一般に、
パラフィン系化合物を含有する軽質炭化水素溶剤、好ま
しくはC5〜8パラフイン系炭化水素、より好ましくは
ブタン、ペンタンおよび/またはヘキサン、特にペンタ
ンである抽出媒体で自流処理する。回転円盤型接触器も
しくはプレートカラムを使用することができ、残留フラ
クションを頂部から流入させると共に抽出媒体を底部か
ら流入させる。パラフィン系化合物は抽出媒体中に溶解
して、装置の頂部から抜取られる。抽出媒体に不溶性で
あるアスファルトンは装置の底部から抜取られる。脱ア
スフアルト化の条件は好適には1.5〜8,0重量/重
量の全溶剤対残留フラクションの比、1〜50バールの
圧力、および160〜230℃の温度である。これらの
条件は、極めて重質のアスファルトの生成を可能にする
。この種の重質アスファルトの取扱いを可能にするため
、アスファルトに対するカッター油の添加が望ましい。
好適には脱アスフアルト化は、残留フラクションにおけ
るアスファルトンの35重量%以上が除去されるように
行なわれる。好ましくは、50重量%以上、より好まし
くは80重量%以上のアスファルテンが除去される。
好ましくは、残留フラクションの15重量%以上がアス
ファルトとして回収される。これは全固体粒子の完全除
去と大部分のアスファルテンの除去とを確保する。かく
して、得られた脱アスファルト油は密度、コンラドソン
炭素数および粘度に関し優れた性質を有し、したがって
燃料の製造に使用する際に何らの問題も生じない、供給
原料の種類および熱分解の変換率レベルに応じて、便利
には15〜50重量%、好ましくは20〜45重量%の
残留フラクションがアスファルトとして分離される。
上記したように、脱アスフアルト工程から得られる脱ア
スファルト油は残留燃料として使用することができ、或
いは残留燃料用の配合成分として使用することもできる
。燃料の詳細は、好ましくは脱アスファルト油をいわゆ
るカッター油と配合して、得られる混合物を所望の生成
物仕様に合致させるようなものである。詳細は安定性に
間するだけでなく、たとえばコンラドソン炭素含有量、
粘度および密度のような他の特性にも関係する。
脱アスファルト油の他の有用な用途は、水添処理または
水添熱分解法、接触熱分解法または加熱分解法に対する
供給物としての油の使用を包含する。
好適にはアスファルトは、たとえば流動床燃焼ユニット
にて或いは気化燃料の形態で燃焼させることができる。
アスファルトの他の有用な用途は、合成ガスもしくは燃
料ガスを生成させるためのガス化装置に対する供給物と
しての用途である。
以下、本発明を実施例によりさらに説明する。
1施■ 加熱されるコイルを備えたパイロットプラント装置で熱
分解実験を行ない、供給原料をコイルと浸漬容器とに通
過させた。供給物の供給速度は、加熱コイルにおける滞
留時間(低温供給原料に対する)が2分間となりかつ浸
漬容器における滞留時間が38分間となるように選択し
た。これら実験においては、温度を所望の変換率に応じ
て変化させた。浸漬容器の後に熱交換器を配置し、かつ
分別装置を配置して浸漬容器からの流出物を冷却し、次
いで流出物を気体(C4〜4)フラクションとガソリン
(Cs−165℃)フラクションとガス油(165−3
50℃)フラクションと残留(350℃”)フラクショ
ンとに分離した。
2.0〜2.2のペンタン:残留フラクションの重量比
、約2.0kg残留フラクシジン/hの供給速度、およ
び40バールの圧力で操作する回転円盤接触器にて脱ア
スフアルト実験を行なった。
接触器における温度は170〜210℃の範囲で変化さ
せた。
これら実験において、種々異なる供給原料を使用した:
すなわち中近東産の短残油(供給原料■)、ベネズエラ
産の短残油(供給原料H)、および北海産の短残油(供
給原料III)、これら供給原料の幾つかの特性を下記
第1表に示す。
実JiLL 上記供給原料1を用いて熱分解実験を行なった。
熱分解条件およびこれら実験の結果を第■表に示す。
得られた350’C”残留フラクシジンを2. 0kg
/hの供給原料速度と2.0のペンタン/350℃0残
留フラクシツンの重量比と40バールの圧力と180℃
の平均温度とにより脱アスフアルト工程にかけた場合、
次の収率および第■表に示す性質を有する脱アスファル
ト油(DAO)およびアスファルト(ASP)が得られ
た。
;       ω 実111− 他の供給原料を用いて熱分解実験を行ない、上記第■表
の結果を得た。
本発明にしたがう実験、すなわちそれぞれ実験klO,
ii、13.および14で得られた350℃゛残留フラ
クションを2.0kg/hの供給原料速度と2.0のペ
ンタン/350℃3フラクションの重量比と40バール
の圧力と185℃の平均温度とにおける脱アスフアルト
工程にかけた場合、次の収率にて第7表に示した性質を
有する脱アスファルト油(DAO)とアスファルト(A
sP)とが得られた。
、ミロ: の目の。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)少なくとも520℃の沸点を有する少なくとも2
    5重量%の炭化水素からなる重質アスファルテン含有の
    炭化水素供給原料をそれより低い沸点を有する生成物に
    変換するに際し、炭化水素供給原料を予熱し、520℃
    以上の沸点を有する炭化水素の少なくとも35重量%の
    変換率を得るよう前記予熱された供給原料を熱分解帯域
    に通過させ、熱分解帯域からの流出物を1種もしくはそ
    れ以上の蒸留フラクションおよび残留フラクションに分
    離し、かつ残留フラクションを脱アスファルト化してア
    スフアルトと脱アスファルト油とを得ることを特徴とす
    る重質アスファルテン含有の炭化水素供給原料の変換方
    法。 (2)炭化水素供給原料が原油の減圧残油である請求項
    1記載の方法。 (3)供給原料を350〜600℃の温度まで予熱する
    請求項1または2記載の方法。 (4)予熱された供給原料を熱分解帯域中に上方向に通
    過させる請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。 (5)熱分解帯域を内在物を含む浸漬容器に位置せしめ
    る請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。 (6)内在物が穿孔板からなる請求項5記載の方法。 (7)熱分解帯域内に存在する条件が350〜600℃
    の温度、1〜100バールの圧力および0.5〜60m
    in.の平均滞留時間である請求項1〜6のいずれか一
    項に記載の方法。 (8)熱分解帯域における少なくとも520℃の沸点を
    有する炭化水素の変換率が35〜70重量%、特に40
    〜60重量%である請求項1〜7のいずれか一項に記載
    の方法。 (9)C_3_〜_8パラフィン系炭化水素を用いて残
    留フラクションを脱アスファルト化する請求項1〜8の
    いずれか一項に記載の方法。 (10)パラフィン系炭化水素がブタン、ペンタンおよ
    び/またはヘキサン、特にペンタンからなる請求項9記
    載の方法。 (11)脱アスファルト化を1.5〜8重量/重量の全
    溶剤/残留フラクションの比、1〜50バールの圧力お
    よび160〜230℃の温度にて行なう請求項1〜10
    のいずれか一項に記載の方法。 (12)脱アスファルト油をカッター油と配合する請求
    項1〜11のいずれか一項に記載の方法。 (13)脱アスファルト油を接触熱分解する請求項1〜
    11のいずれか一項に記載の方法。 (14)脱アスファルト油を水添処理もしくは水添熱分
    解する請求項1〜11のいずれか一項に記載の方法。 (15)脱アスファルト油を加熱分解する請求項1〜1
    1のいずれか一項に記載の方法。(16)アスファルト
    を流動床燃焼ユニットで燃焼させる請求項1〜15のい
    ずれか一項に記載の方法。 (17)アスファルトをガス化させて合成ガスを得る請
    求項1〜15のいずれか一項に記載の方法。 (18)アスファルトを乳化燃料の製造に使用する請求
    項1〜15のいずれか一項に記載の方法。
JP1314504A 1988-12-05 1989-12-05 重質炭化水素供給原料の変換方法 Expired - Lifetime JP2926415B2 (ja)

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