JPH02211199A - 脱水洗たく機 - Google Patents

脱水洗たく機

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Publication number
JPH02211199A
JPH02211199A JP1032066A JP3206689A JPH02211199A JP H02211199 A JPH02211199 A JP H02211199A JP 1032066 A JP1032066 A JP 1032066A JP 3206689 A JP3206689 A JP 3206689A JP H02211199 A JPH02211199 A JP H02211199A
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JP
Japan
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tank
inner tank
overflow port
outer tank
washing
Prior art date
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Pending
Application number
JP1032066A
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English (en)
Inventor
Masayuki Arakawa
眞行 荒川
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、洗たく物の洗たく及び脱水を行うことがで
きる脱水洗たく機に関するものである。
[従来の技術] 従来、洗たく機の典型的な構成としては、次の2つのタ
イプが知られている。
まず、第1のタイプは、水槽と、その水槽内に垂直軸線
の周りで回転可能に支持され、周壁に多数の小孔を透設
した脱水槽と、その脱水槽内に垂直軸線の周りで回転可
能に支持された攪拌翼とを備え、撹拌翼の回転により、
洗たく物の洗たくを行うと共に、脱水槽の高速回転によ
り、洗たく後の洗たく物の脱水を行うようにした脱水洗
たく機である。
また、第2のタイプは、水槽と、その水槽内に水平軸線
の周りで回転可能に支持され、周壁に多数の小孔を透設
した回転ドラムとを備え、水槽内に水を収容した状態で
回転ドラムを回転させることにより、回転ドラム内の洗
たく物の洗たくを行うようにした乾燥洗たく機である。
[発明が解決しようとする問題点] ところが、前記第1のタイプにおいては、水槽内の水に
洗たく物を浸した状態で、それらを撹拌翼により撹拌し
て水流により洗たくを行うものであるため、洗たく時に
多量の水が必要であり、しかも、洗たく動作にともなっ
て洗たく物に捩れや絡み合いが生じやすく、洗たく動作
の終了後に、この洗たく物の捩れや絡み合いを修正しな
いと、脱水槽の重心バランスがくずれて脱水動作が円滑
に行われず、洗たくおよび脱水の動作を連続して行うこ
とができないことがあった。
また、前記第2のタイプにおいては、回転ドラムを水平
軸線の周りで回転させて水流によらず洗たく物を転勤さ
せることにより、洗たくを行うものであるため、第1の
タイプに比叙して、洗たく時の使用水量が少なくなると
共に、洗たく物の捩れや絡み合いもなくなる。ところが
、この第2のタイプでは、洗たく動作の終了時に、洗た
く物が自身のmuにより回転ドラム内の下部に偏在して
、回転ドラムの重心バランスがくずれた状態になるため
、このままの状態で回転ドラムを水平軸線の周りで高速
回転させて、脱水動作を行うことはできなかった。この
ため、このタイプの洗たく機において脱水を行うもので
は、振動をおさえるために、フライホイールのような大
きな重量のあるおもりを使用している。従って、この種
の洗たく機は重量の大なるものしかなく、家庭用として
は不向きであった。
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に
着目してなされたものであって、その目的とするところ
は、洗たく物に捩れや絡み合い及び布いたみがほとんど
生じることなく、洗たく、すすぎや脱水を順次連続的か
つ効果的に行うことができる脱水洗たく機を提供するこ
とにある。
さらに、この発明の目的とするところは、洗たく物のす
ずぎ時において、洗たく水の水位を一定に保持するため
の溢水口から溢れ出る泡を溢水口の外側において消去す
ることができると共に、溢水口から槽内に泡が逆流する
のを防止することができ、泡切れに優れた脱水洗たく機
を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、この発明の脱水洗たく機
においては、外槽と、その外槽内に垂直軸線の周りで回
転可能に支持された支持体と、その支持体に水平軸線若
しくは水平軸線に対し所定角度で傾斜した傾斜軸線の周
りで回転可能に支持され、周壁に多数の小孔を透設した
内槽と、前記内槽内部に水位が達するように外槽内に水
を収容すると共に、内槽内に洗たく物を収容した状態で
、内槽を前記水平軸線若しくは傾斜軸線の周りで回転さ
せて洗たくを行う洗たく用駆動手段と、前記内槽内に洗
たく後の洗たく物を収容した状態で、支持体を内槽と一
体的に前記垂直軸線の周りで高速回転させて脱水を行う
脱水用駆動手段とを備え、前記外槽の側部に溢水口を設
けると共に、その溢水口の外側には排水ホースに連通ず
る泡消し用の拡張室を設け、前記溢水口には拡張室から
外槽内への泡の逆流を防止するための堰部材を設けると
共に、その堰部材の一部には排水路を切欠形成したもの
である。
[作 用コ 上記のように構成された脱水洗たく機においては、外槽
内に水が収容されると共に、内槽内に洗たく物が収容さ
れた状態で、内槽が水平軸線若しくは傾斜軸線の周りで
回転されて、洗たく物の洗たくが行われる。また、内槽
内に洗たく後の洗たく物が収容された状態で、支持体が
内槽と一体的に垂直軸線の周りで高速回転されて、洗た
く物の脱水が行われる。
さらに、この脱水洗たく機においては、洗たく物のすす
ぎ時に、溢水口から外槽の外側に溢れ出た泡は、排水ホ
ース内に流入する前に拡張室内に一旦留められて消去さ
れると共に、拡張室から溢水口を通って外槽内へ泡が逆
流するのが、溢水口に設けられた堰部材により防止され
る。
[実施例] 以下、この発明を具体化した脱水乾燥洗たく機の一実施
例を、図面の記載に基づいて詳細に説明する。
(本体ケース、外槽および中槽の関連構成)第1図、第
2図および第6図に示すように、本体ケース1は鉄板に
よりほぼ箱型に形成され、その上部には洗たく物を出し
入れするための開口3を有する合成樹脂製の本体カバー
2が取着されている6合成樹脂製の本体開閉蓋4は後端
部において支軸5により本体カバー2の開口3に開閉回
動可能に取着され、その前部上面には手掛は部6が設け
られると共に、下面には彌閉鎖時に熱気や湿気あるいは
騒音が外部に漏れるのを防止するためのパツキン7が取
り付けられている。ロック部材8は本体カバー2内の前
部に設けられ、蓋ロツク用ソレノイド9の励磁にともな
い閉鎖位置の本体開閉M4に係合されて、その本体開閉
蓋4を閉鎖位置にロックする。
洗たく水を貯留するための外槽15は合成樹脂によりほ
ぼ有底円筒状に形成され、図示しない緩衝支持装置を介
して前記本体ケース1内に揺動可能に吊下支持されてい
る0合成樹脂製の外槽カバー16は外槽15の上部に取
着され、その前部上面には本体カバー2の開口3と対向
する開口17が形成されている。可撓性を有する蛇腹筒
状のシールド部材18は本体カバー2の開口3と外槽カ
バー16の開口17との間に装着され、前記外槽15の
揺動にかかわらず常に、両開口3,17間を気密状態に
連結して、外槽15内の熱気や湿気が外槽15と本体ケ
ース2との間に侵入しないと共に、外槽15の振動が本
体ゲース1及び本体カバー2に伝達ぎれないようにして
いる。
支持体としての中槽21は合成樹脂により前記外槽15
と近似のほぼ有底円筒状に形成され、その上端部には環
状のバランサ22が取着されている。中槽21の底部中
央は補強用の鉄板製の支持板23により形成され、その
下面には土中空軸24が突出固定されている。そして、
中槽21は外槽15内において、土中空軸24を外槽1
5の底部にシール部材25を介して貫通させた状態で、
軸受26により垂直軸線Y−Yの周りで回転可能に支持
されている。
多数の環状凸部27は前記中槽21の周壁を補強するた
めに、中槽21の外周面に上下方向へ所定間隔おきに形
成されている。水抜き部としての多数の小孔28は水平
方向へ延びるように、環状凸部27間において中槽21
の周壁に透設されている。多数の水抜き孔29は垂直方
向へ延びるように、中槽21の底壁および支持板23に
透設され、前記小孔28よりも大径状に形成されている
一対の軸受部30は中槽21の周壁のほぼ中間部に対向
して形成され、上方に向けて開口されている。
(内槽の関連構成) 第1図および第2図に示すように、洗たく物を収容する
ための内槽33は合成樹脂よりなる一対のほぼ半球形状
の部材を結合固定して、全体がほぼ球形状となるように
構成されている。一対の短円筒状の軸部34は内槽33
の両側外面に一体に突出形成され、一方の軸部34には
内槽33内の洗たく物の飛出しを防止するための保護網
35が装着されて、この一方の軸部34および軸受部3
0により送風口が兼用されると共に、後方の軸部34の
開口は蓋板36により塞がれている。そして、この両軸
部34を中!a21の軸受部30にそれぞれ局舎させる
と共に、軸部34の上部を押え部材37にて押さえるこ
とにより、内槽33が中槽21内において水平軸線X−
Xの周りで回転可能に支持されている。
一対の洗たく物反転用の突条38は前記内槽33の回転
軸線とほぼ平行に延びるように、内槽33の内周面に所
定間隔をおいて形成されている。
多数の環状凸部39は前記内槽33の周壁を補強するた
めに、内槽33の外周面に上下方向へ所定間隔おきに形
成されている。多数の小孔40は水平方向へ延びるよう
に、環状凸部39間において内槽33の周壁に透設され
ている。そして、この実施例においては、前記内$13
3の小孔40の径が、内槽33の回転軸線X−Xを含む
水平面内の外周近付から遠ざかるに従って次第に大きく
なり、しかも、最も大きな小孔40が中槽21の周壁の
小孔28よりも小さくなるように構成されている。
洗たく物を出し入れするための出入口41は、前記本体
カバー2の開口3および外槽カバー16の開口17と対
向するように、前記内槽33の上端に形成されている6
合成樹脂製の蓋体42は本体開閉蓋4の開閉方向と同一
方向となるように、前記外槽15の上端とほぼ同一高さ
の位置にて後端縁においてヒンジ43により内槽33の
出入口41に開閉回動可能に取着され、バネ44の作用
により、常に開放方向(第1図の反時計方向)に回動付
勢されている。多数の小孔45は垂直方向に延びるよう
に、前記W体42に透設されている。
洗たく物反転用の突条46は前記内槽33の内周面にそ
の回転軸線とほぼ平行に形成された部分突条54と連な
るように、蓋体42の内面に形成され、内槽33の内周
面の突条38と所定の等間隔をおいて対向配置されてい
る。係止手段としての合成樹脂製の係止部材47は中間
部において支軸48により前記突条46の外側凹部内に
回動可能に取り付けられ、図示しないバネ手段により、
常には出入口41の開口縁と係合する方向(第1図の反
時計方向)に回動付勢されて、この係合により蓋体42
を閉鎖位置に係止保持するようになっている。
段部49は前記内槽33における一方の半球形状部材の
外周面に形成され、この段部49には水平方向に延びる
多数の歯部を備えた被動部体としての被動歯車50が、
内槽33の最下部付近を通るように一体に形成されてい
る。そして、内槽33の上端外周部が外槽カバー16に
近接して配置され、その外槽カバー16により被動歯車
50の上方が覆われている。
(内槽および中槽の駆動構成) 第1図に示すように、正逆回転可能な種部動用モータ5
5は図示しないブラケット等を介して前記外槽15の下
面に装着され、そのモータ軸にはモータ冷却用ファン1
02を備えた駆動プーリ56が固定されている。上申空
軸57は前記土中空軸24の下方において同一軸線上に
位置するように、種部動用モータ55の側部に支持板5
8および軸受59を介して回転可能に支持され、歯車ケ
ース60を介して土中空軸24に連結されている。
下回転軸61は支持メタルを介して上申空軸57内に相
対回転可能に支持され、その下端には筒状のクラッチ継
手62および前記駆動プーリ56にベルト63を介して
連結される被動グーリ64が固定されている。
上回転軸65は支持メタルを介して前記土中空軸24内
に相対回転可能に支持され、その上端には傘歯車66が
固定されている0合成樹脂製の歯車カバー67は前記内
槽33の下方において、中槽21の内底部の支持板23
上にパツキン68を介して水密状態で配設されている。
横方向に延びる伝達軸69は軸受70を介して歯車カバ
ー67に回転可能に支持され、その前端には歯車カバー
67内において前記重両fL66に噛み合う傘歯車71
が固定されると共に、後端には内槽33の下方において
その外周の被動歯車50に噛み合う駆動部体としての駆
動歯車72が固定されている。
遊星歯車減速装置73は前記歯車ケース60内において
、下回転軸61と上回転軸65との間に設けられている
。バネクラッチ74は前記上申空軸57およびクラッチ
継手62の外周に跨がって設けられ、クラッチ爪75が
クラッチハウジング76から離脱されたときには、下回
転軸61と上申空軸57とがバネクラッチ74を介して
作動連結され、クラッチ爪75がクラッチハウジング7
6に係合されたときには、下回転軸61と上申空軸57
との連結が断たれる。ブレーキドラム77は歯車ゲース
60の外周に設けられ、このブレーキドラム77にブレ
ーキ体78が接合されることにより、中槽21の回転が
上下中空軸24.57と共に制動される。
そして、洗たく時、すすぎ時および乾燥時においては、
バネクラッチ74が遮断状態になるとともにブレーキ体
78が制動状態になり、種卵動用モータ55の回転が駆
動プーリ56、ベルト63、被動プーリ64、下回転軸
61、遊星歯車減速装置73、上回転軸65、傘歯車6
6.71、伝達軸69、駆動歯車72および被動歯車5
0を介して内槽33に伝達されて、内槽33が水平軸線
X−Xの周りで低速回転される(30rpm程度)。
また、脱水時においては、バネクラッチ74が連結状態
になるとともにブレーキ体78が非制動状態になり、種
卵動用モータ55の回転が駆動プーリ56、ベルト63
、被動プーリ64、下回転軸61、バネクラッチ74、
上申空軸57、歯車ケース60および・土中空軸24を
介して中槽21に伝達されて、中槽21が内槽33と一
体的に垂直軸線Y−Yの周りで高速回転される<900
rpm程度)。
なお、前記洗たく、すすぎおよび乾燥時における遊星歯
本減速装置73等を含む駆動系により、洗たく用駆動手
段および乾燥用駆動手段としての第1駆動m楕79が構
成され、前記脱水時におけるバネクラッチ74等を含む
駆動系により、脱水用駆動手段としての第2駆動8m+
1180が構成されている。
(給水および排水構成) 第1図、第2図、第5図および第6図に示すように、給
水装置83は前記本体カバー2の内部に配設され、給水
弁84と、内槽33の上方外周近傍位置にて開口された
第1給水口85と、後述する温風供給装置104の送風
通路112を介して内槽33の内部に開口された第2給
水口86とを有している。そして、給水時およびすすぎ
時において、給水弁84の開放により第1および第2給
水口85.86から内槽33の外側および内側に向けて
に給水が行われる。
排水口87は前記外槽15の底部に設けられ、排水弁8
8を介して排水ホース89に連結されている。そして、
この実施例では、排水弁88が図示しないソレノイドに
より、前記バネクラッチ74のクラッチ爪75およびブ
レーキ体78と連動して開閉され、洗たく時、すすぎ時
および乾燥時等において、バネクラ・ツチ74が遮断状
態にあると共にブレーキ体78が制動状態にあるときに
は、排水弁88が閉鎖状態にあり、脱水時等において、
バネクラッチ74が連結状態に切り換えられると共にブ
レーキ体78が非制動状態にされたときには、排水弁8
8が開放される。
(溢水構成) 第3図、第4図および第6図に示すように、温風の排気
口を兼用する溢水口95は前記内槽33の送風口を兼用
する後軸部34と反対側に位置するように、外槽15の
…J壁に形成され、その外側には泡消し用の拡張室96
が設けられている。溢水ホース97は溢水口95と排水
ホース89との間に設けられ、その途中には乾燥時にお
いて溢水口95から溢水ホース97を介して排出される
高温多湿の空気を冷却および除湿するための拡張冷却室
98が設けられている。堰部材99は拡張室96から外
槽15内に泡が逆流するのを防止するために溢水口95
に設けられ、その中間部には縦消状の排水路100が切
欠形成されている。
そして、この実施例では前記溢水口95が、内槽33の
送風口を兼用する後軸部34よりも低い位置において、
前記第1および第2給水口85゜86からの給水量より
も多い排水量を有するように設けられている。これによ
って、第3図に示すように、すすぎ時における外槽15
内の水位L1は、内槽33の回転軸線X−Xよりも下方
で、洗たく時に洗たく物の量に応じて決定される水位L
2よりも上方の位置に設定され、洗たく時あるいはすす
ぎ時において、外槽15内の泡が送風口兼用の軸部34
から送風通路112側へ侵入しないようになっている。
(温風供給装置の構成) 第1図、第5図および第6図に示すように、加熱手段と
しての温風供給装置104は、前記外槽15、中槽21
および内槽33よりも上方において本体ケース1と本体
カバー2との間に支持され、洗たく物の乾燥時に内1f
1133内に温風を供給して。
内I!33内の空気の温度を上昇させるようになってい
る。
すなわち、鉄製の支持板105は本体カバー2の頂壁内
面に一体形成されたリブにネジ手段等によって取付けら
れ、その下面にはファン用モータ106が装着されてい
る0合成樹脂製のモータカバー107はファン用モータ
106を覆うように支持板105の下面に収り付けられ
、その外周の一部には本体カバー2の後側外面に開口す
る空気取り入れ口(図示しない)が設けられている。フ
ァン108は支持板105の上部においてファン用モー
タ106のモータ軸に固定され、本体カバー2の頂壁内
面に一体形成されたファンカバー109によって覆われ
ている。なお、前記支持板105にはファン用モータ1
06のモータ軸が通る開口105aが形成されている。
耐熱合成樹脂よりなる筒状の送風ガイド110は前記フ
ァンカバー109に連結した状態で、本体カバー3の頂
壁内面形成されなリブにネジ手段などによってに固定さ
れ、その内部には加熱用ヒータ111が配置されている
。送風通路112は外槽15および外槽カバー16の後
面中央部に一体に形成され、下方に向かって縦方向へ延
びている。可視性を有する蛇腹状の連結筒体113は送
風ガイド110の先端部と送風通路112の上端部9と
の間に設けられ、外槽15の揺動にかかわらず、送風ガ
イド110と送風通路112とを常に連結状態に保持す
ると共に、外槽15の振動がこの連結筒体143におい
て吸収されて上方に伝達されないようにしている。そし
て、モータ106の駆動によるファン108の回転によ
り外気が空気取り入れ口からモータカバー107.開口
105a及びファンカバー109を経て加熱用ヒータ1
11に導かれ、そのヒータ111で加熱されて送風通路
112及び送風ガイド110に送出される。
送風口114は前述した送風口を兼用する中槽21の後
軸受部30および内槽33の後軸部34と若干の間隙を
おいて近接対向するように、送風通路112の下端に連
通して外槽15のf&壁に形成されている。そして、こ
の実施例では、後軸受部30および後軸部34の開口面
積が送風口114の開口面積よりも大きく設定され、温
風供給装置104から供給されるmmが、送風口114
から後軸受部30および後軸部34を通して内槽33内
へ効果的に導入されるようになっている。
(動作) 次に、前記のように構成された脱水乾燥洗たく機の動作
を説明する。
さて、この脱水乾燥洗たく機において、本体開閉蓋4お
よび内′WIM体42を開放した状態で、内槽33内に
洗たく物を投入した後、内槽′ii体42を閉じると共
に、本体開閉蓋を閉じて図示しないスタートスイッチを
オンすると、第7図のタイムチャートに示す一連の動作
が順次自動的に行われる。すなわち、まず蓋ロツク用ソ
レノイド9により本体開閉蓋4が閉鎖位置にロックされ
、一連の動作が終了するまでこのロック状態に保持され
る。
その後、給水装置83による給水動作、第1駆動機楕7
9による内槽33の回転に基づく洗たく動作、排水弁8
8の開放による排水動作、第2駆動機横80による中槽
21の回転に基づく脱水動作、給水装置83による給水
動作、給水装置83の給水および第1駆動機構79によ
る内Wj33の回転に基づくすすぎ動作、排水弁88の
開放による排水動作、第2駆動機梢80による中槽21
の回転に基づく脱水動作、および温風供給装置104に
よるa風供給および第1駆動機構79による内槽33の
回転に基づく乾燥動作が行われる。
そして、前記洗たく物の洗たくが行われる場合には、排
水弁およびクラッチ用のソレノイド(図示しない)がオ
フされ、バネクラッチ74が遮断状態になって第1駆@
機構79が形成されると共に、ブレーキ体78が制動状
態になって中槽21の回転が規制される。この状態で種
部動用モータ55が回転され、第1駆動機構79を介し
て内槽33が水平軸線X−Xの周りで回転されて、複数
の反転用突fIe38,46.54により洗たく物が転
動されながら、いわゆるたたき洗いの洗たくが行われる
従って、パルセータ等により洗たく物を水と共に撹拌す
る方式に比較して、洗たく時の使用水蓋が少なくてよい
、また、洗たく動作時に洗たく物に捩れや絡み合いがほ
とんど生じないので、布いたみもほとんど生じることな
く洗たく動作を効果的に行うことができ、しかも、洗た
く動作の終了後に、洗たく物の捩れや絡み合いを修正す
るという面倒な作業を必要とせず、洗たく動作から排水
動作および脱水動作へと自動的に移行するとができる。
また、洗たく物の洗たく後にすすぎが行われる場合には
、前記洗たく時と同様に、摺部動用モータ55により第
1駆動a構79を介して内槽33が水平軸線X−Xの周
りで回転されると共に、給水装置83の給水弁84の開
放により、第1給水口85から内槽33の外周面に向け
て水が供給されると共に、第2給水口86から送風通路
99、送風口101および後軸部34を介して内槽33
の内部に水が供給され、外槽15内のすすぎ水が溢水口
95の排水路100から排出されて水位が一定に保持さ
れる。従って、すすぎ水が順次入れ替わると共に、内槽
33の外周面に付着している泡が、第1給水口85から
の水により球形状の外周面に沿って静かに洗い流される
と共に、内W2B5内の洗たく物に付着している泡が、
第2給水口86からの水により効果的に洗い流される。
また、このすすぎ時には、溢水口95に堰部材99が設
けられると共に、その中間部に縦溝状の排水路100が
切欠形成されているため、外槽15内の水の表面に浮遊
している泡が堰部材99のをのり越して拡張室96内に
一旦入ってしまうと、拡張室96から外槽15内への泡
の逆流がこの堰部材99によって確実に防止される。そ
して、拡張室96に入った泡は溢水口95にもれ出した
水と共に除々に溢水ホース97及び排水ホース89を介
して外部に排出される。
さらに、洗たく物の洗たくやすすぎの終了後に脱水が行
われる場合には、排水弁およびクラッチ用のソレノイド
がオンされ、バネクラッチ74が連結状態になって第2
駆動m梢80が形成されると共に、ブレーキ体78が非
制動状態になって中槽21の回転が許容される。この状
態で、摺部動用モータ55が回転され、第2駆動機構8
0を介して中槽21が内槽33と一体的に垂直軸線Y−
Yの周りで高速回転されて、洗たく物の脱水が行われる
。従って、洗たく動作またはずすぎ動作から脱水動作へ
の移行を、槽の姿勢を変更することなく、洗たく物を収
容しな内槽33の回転軸線を水平軸線X−Xから垂直軸
線Y−Yに変更することによって、短時間に円滑に行う
ことができる。
また、洗たく物の脱水後に乾燥が行われる場合には、前
記洗たく時と同様に、摺部動用モータ55により第1駆
動機m79を介して内槽33が水平軸線X−Xの周りで
回転されると共に、ファン用モータ106および加熱用
ヒータ111の通電により、温風供給装置104から発
生される温風が、可視性を有する蛇腹状の連結筒体11
3、送風通N112.送風口114および後軸部34を
介して内槽33内に供給される。従って、内槽33の回
転にともない洗たく物が転勤されて、乾燥動作が行われ
る。
そして、この乾燥動作時においては、内槽33内の高温
多湿の空気が、送風口を兼用する内槽33の後軸部34
と反対側において外槽15の側壁に形成された温風排気
口を兼用する溢水口95から、溢水ホース97内に排出
されると共に、溢水ホース97をはじめ、拡張冷却室9
8及び排水ホース89がモータ冷却用ファン102にて
発生する気流により効果的に冷却されることにより、そ
れらホース89.97及び拡張冷却室98を通る高温多
湿の空気が冷却および除湿された後に、排水ホース89
を通して外部に排出される。従って、内槽33内の高温
多湿の空気がそのまま外部に排出されることは少ない、
またはほとんどない。
(変形例) なお、この発明は前記実施例の構成に限定されるもので
はなく、次のように変更して具体化することも可能であ
る。
(1)前記実施例においては、中槽21が合成樹脂によ
りほぼ円筒状に形成されて、その周壁に水抜き部として
の多数の小孔28が透設されているが、中槽21を金網
等によりほぼ円筒状に形成し、周壁の網目を水抜き部と
すること、あるいは複数個の支柱等を組合わせてほぼ円
筒状の枠組を抜き用の小孔を形成したりすること、中槽
21を内槽33と共にステンレス等の金属で成形した場
合には特に強固で熱に強いものとなる。
(2)前記実施例においては、温風供給装M、104に
より、内#I33内の空気の温度を上昇させるための加
熱手段が構成されているが、内WJ33自体を加熱した
り、内槽33内の雰囲気温度を上昇させたりするための
装置に変更すること。
(3)前記実施例においては、内槽33が中槽21内に
水平軸線X−xの周りで回転可能に支持されているが、
内槽33を水平軸線X−Xに対し所定角度で傾斜した傾
斜軸線の周りで回転可能に支持すること。
(4)前記実施例においては、内槽33の外周面に複数
の補強用の環状凸部39が形成されているが、この環状
凸部39を内槽33の内周面に形成すること。
このように環状凸部39を内槽33の内周面に形成した
場合には、外周面に形成した場合に比較して、すすぎ動
作等の内槽33の回転時において、環状凸部39による
水の撹拌に起因して、泡が発生するのを抑制することが
でき、乾燥の際には洗たく物が内槽33の内周面に密着
するのを防止して、効果的に乾燥を行うことができる。
[発明の効果] この発明は、以上説明したように構成されているため、
次のような効果を奏する。
支持体が外槽内に垂直軸線の周りで回転可能に支持され
ると共に、内槽が支持体に水平軸線若しくは傾斜軸線の
周りで回転可能に支持され、支持体の姿勢を変更するこ
となく、支持体及び内槽の回転軸線を使い分けて、洗た
く、すすぎ、脱水の各動作を行うように構成されている
ため、各動作が、槽の姿勢を変更することなく、順次移
行して行われ、それらの動作を連続して短時間に行うこ
とができる。
しかも、洗たくおよび脱水の個々の動作においては、ま
ず、洗たく物を収容した内槽が水平軸線若しくは傾斜軸
線の周りで回転されて、旋回水流によることなく洗たく
物の洗たくが行われるようになっているため、洗たく時
の使用水址が少なくてよい、また、洗たく動作時に洗た
く物に捩れや絡み合いがほとんど生じないので、布いた
みを生じることもほとんどなく洗たく動作を効果的に行
うことができると共に、洗たく動作の終了後に、洗たく
物の捩れや絡み合いを修正するという面倒な作業を必要
とせず、洗たく動作から脱水動作へ自動的に移行するこ
とができる。
しかも、溢水口の外1llICご泡消し用の拡張室が設
けられると共に、溢水口には排水路を有するU部材が設
けられているため、洗たく物のすすぎ時において、溢水
口から溢れ出る泡を、排水ホース内に流入する前に拡張
室内に一旦留めて容易に消去することができると共に、
溢水口から槽内に泡が逆流するのを堰部材により確実に
防止することができ、すすぎを泡切れよく行うことかで
き構造が簡単である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を具体化した脱水乾燥洗たく機の一実
施例を示す側断面図、第2図は脱水乾燥洗たく機の一部
破断正面図、第3図は外槽の側部の溢水構成を示す脱水
乾燥洗たく機の部分断面図、第4図は同じく溢水構成を
外槽の内側から見て示す部分側面図、第5図は温風供給
装置部分を破断して示す脱水乾燥洗たく機の部分正面図
、第6図は同じく温風供給装置部分を破断して示す脱水
乾燥洗たく機の平面図、第7図は動作の概要を示すタイ
ムチャートである。 15・・・外槽、21・・・支持体を構成する中槽、3
3・・・内槽、40山小孔、55・・・種部動用モータ
、79・・・洗たく用駆動手段および乾燥用駆動手段を
構成する第1駆動機構、80・・・脱水用駆動手段を構
成する第2駆動II構、95・・・溢水口、96・・・
泡消し用の拡張室、9つ・・・堰部材、100・・・排
水路、104・・・加熱手段としての温風供給装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、外槽(15)と、 その外槽(15)内に垂直軸線(Y−Y)の周りで回転
    可能に支持された支持体(21)と、その支持体(21
    )に水平軸線(X−X)若しくは水平軸線に対し所定角
    度で傾斜した傾斜軸線の周りで回転可能に支持され、周
    壁に多数の小孔(40)を透設した内槽(33)と、 前記内槽(33)内部に水位が達するように外槽(15
    )内に水を収容すると共に、内槽(33)内に洗たく物
    を収容した状態で、内槽(33)を前記水平軸線(X−
    X)若しくは傾斜軸線の周りで回転させて洗たくを行う
    洗たく用駆動手段(79)と、 前記内槽(33)内に洗たく後の洗たく物を収容した状
    態で、支持体(21)を内槽(33)と一体的に前記垂
    直軸線(Y−Y)の周りで高速回転させて脱水を行う脱
    水用駆動手段(80)とを備え、 前記外槽(15)の側部に溢水口(95)を設けると共
    に、その溢水口(95)の外側には排水ホース(97)
    に連通する泡消し用の拡張室(96)を設け、前記溢水
    口(95)には拡張室(96)から外槽(15)内への
    泡の逆流を防止するための堰部材(99)を設けると共
    に、その堰部材(99)の一部には排水路(100)を
    切欠形成したことを特徴とする脱水洗たく機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101851845A (zh) * 2009-03-31 2010-10-06 海尔集团公司 防止泡沫溢出的装置及具有该装置的滚筒洗衣机

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