JPH02208943A - シリコン薄膜半導体装置の製造方法 - Google Patents

シリコン薄膜半導体装置の製造方法

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JPH02208943A
JPH02208943A JP2939189A JP2939189A JPH02208943A JP H02208943 A JPH02208943 A JP H02208943A JP 2939189 A JP2939189 A JP 2939189A JP 2939189 A JP2939189 A JP 2939189A JP H02208943 A JPH02208943 A JP H02208943A
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JP
Japan
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thin film
wiring
region
fet
film
Prior art date
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Pending
Application number
JP2939189A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Tanaka
浩行 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、例えばファクシミリ、イメージスキャナ等に
おけるセンサ駆動用TFT (薄膜トランジシスタ)或
いはフラットパネル型デイスプレィ駆動用TPT等とし
て用いられるMOS  FET(電界効果型トランジス
タ)なるシリコン薄膜半導体装置の製造方法に関する。
従来の技術 従来、TPT構成のMOS  FETとして、第3図及
び第4図に示すように、ソース電極&配線l、ドレイン
電極&配線2及びゲート電極3をともにシリコンによる
半導体薄膜4の上部に形成するようにしたものがある。
その製造方法をみると、特開昭58−28871号公報
中の従来例として示されるように、まず、石英等の絶縁
性基板5上に半導体薄膜4を島状に形成する。次に、こ
の半導体薄膜4及び絶縁性基板5の全面を絶縁膜6で覆
い、これをゲート絶縁膜とする。そして、半導体薄膜4
の島を横切る形でゲート電極3を形成し、さらに、これ
らの上面を全面的に厚めの層間絶縁膜7で覆う。次に、
これらの絶縁膜6,7の適所にコンタクトホール8を形
成し、ソース電極&配線l、ドレイン電極&配線2及び
ゲート電極用配線9を形成するというものである。
このような製造方法によると、半導体薄膜4の島状領域
を横切ってゲート電極3を形成するため、ゲート電極3
・半導体薄膜4間の絶縁性をよくするにはゲート絶縁膜
6を厚くしなければならない。
また、ゲート電極3や各配線1,2.9の段切れを防止
するためには半導体薄膜4をより薄膜化し、かつ、その
島状部分の側面を傾斜させ、かつ、ゲート電極3や各配
線1,2.9を厚めにしなければならない。しかし、こ
のような対処法によると、微細な寸法の電極、配線を正
確に形成することが難しくなり、高集積化を図る上で不
利となる。
このようなことから、例えば上記特開昭58−2887
1号公報に示されるように、半導体薄膜の島状領域を、
FETとしての動作領域のみに形成するのではなく、ソ
ース、ドレイン及びゲート電極及びこれらの電極につな
がる配線全体の下部領域に対しても残して形成し、この
内、動作領域以外の領域については酸素イオンや窒素イ
オンの注入により絶縁化するようにしたものがある。こ
れにより、FET動作領域において素子の段差が少なく
なって段切れが軽減され、かつ、ゲート電極を薄くする
ことが可能でFETのしきい値電圧を下げ得るというも
のである。
また、特開昭59−18672号公報に示されるように
、絶縁性基板上に多結晶シリコン薄膜を形成し、FET
動作領域以外の領域を選択的に熱酸化してFET動作領
域の分離を行うようにしたものもある。これにより、素
子の段差が少なくされ、段切れを減らし得るというもの
である。
発明が解決しようとする課題 ところが、前者の特開昭58−28871号公報方法に
よる場合、配線の下部の半導体薄膜のみを残して絶縁化
するため、配線が交差する部分においては、第3図等に
示す従来方式よりも段差が大きくなってしまう。さらに
、動作領域と配線の下部に半導体薄膜を残すための工程
も必要であり、量産的にも不利である。
また、特開昭59−18672号公報方式による場合、
選択熱酸化というプロセスを用いているため、プロセス
全体の低温化を図る上で不利となる。
課題を解決するための手段 絶縁性基板の表面にシリコン薄膜を形成し、このシリコ
ン薄膜中のFET動作領域以外の領域に対して酸素イオ
ン又は窒素イオンを注入して絶縁化し、この絶縁領域に
よりシリコン薄膜中に個別化されたFET動作領域を形
成し、個別化されたこのFET動作領域についてFET
を形成するようにした。
作用 絶縁性基板上に形成されたシリコン薄膜についての部分
的なイオン注入法による絶縁化処理により、絶縁領域を
形成して、FET動作領域を段差の全くない状態で個別
化しているので、このようなFET動作領域に対する電
極配線処理等に際して、段切れの生ずる可能性が殆どな
くなる。これは、配線交差部等についても同様であり、
必然的な最小限の段差による交差に抑えることができ、
段切れが防止される。このためにも、酸素イオン等のイ
オン注入法による絶縁化処理によるため、プロセスの低
温化も可能となる。
実施例 本発明の一実施例を第1図及び第2図に基づいて説明す
る。
第1図は本実施例方法の原理を示すもので、まず、同図
(a)に示すように石英等の絶縁性基板lOの表面上に
シリコン薄膜として、例えば多結晶シリコン薄膜11を
形成する。このような多結晶シリコン薄膜11の内でF
ET動作領域となる領域に対してマスク12を形成する
。このようなマスク12は例えばスパッタ法によるSi
n、膜として形成される。このようなマスク12が形成
された状態で、矢印13で示すように、全面的に酸素イ
オン又は窒素イオンの注入を行う。これにより、多結晶
シリコン薄膜11はマスク12で覆われたFET動作領
域以外の領域が同図(b)に示すように絶縁化されて絶
縁領域tiaとなる。絶縁化のためのイオン注入は、加
速電圧を変えて数回又は1回行い、絶縁領域11aを完
全に絶縁化する。第1図(b)に示すように絶縁領域1
1aが形成された状態では、多結晶シリコン薄膜11に
全く段差を生ずることなく、絶縁領域11aにより個別
化されたFET動作領域11bが形成されることになる
。よって、この後は、FET動作領域11bについて従
来法等に準じて各電極、配線、絶縁膜等を形成すること
によりFETを作製すればよいことになる。
第2図には、このように個別化されるFET動作領域1
1bの形成を含むFET作製プロセスの一例を示す。ま
ず、絶縁性基板11として石英板を用い、その表面上に
多結晶シリコン簿gzを減圧CVD法により堆積形成す
る。この時、基板温度は630℃、膜厚は1000人と
した。このような多結晶シリコン薄膜ll上にRFスパ
ッタ装置によりSin、を膜厚800Aに堆積形成し、
フォトリソグラフィ法によりパターニングし、これをイ
オン注入による絶縁化のためのマスク12とする。この
後で、酸素イオンを加速電圧30keV、  ドーズ量
1 、 OX 10”am−”で注入させ(イオン注入
13)、マスク12で覆われたFET動作領域11b以
外の領域の多結晶シリコン薄膜11を絶縁化する。これ
により、絶縁領域11aを形成し、FET動作領域11
bを個別化する。
次に、同図(b)に示すように、マスク12をそのまま
ゲート絶縁膜として用いてその上にゲート電極14を多
結晶シリコンにより形成する。また、マスク(ゲート絶
縁膜)12なるSin、膜を通るように、加速電圧30
keV、ドーズ量1.0×10“’cm−′にてボロン
イオンの注入15を行い、多結晶シリコン薄膜11にお
けるFET動作領域11b中のソース及びドレインへ不
純物を打ち込む。
そして、同図(C)に示すように、これらの上に層間絶
縁膜16を膜厚5000人にて堆積させ、ソース、ドレ
イン箇所にコンタクトホール17を形成する。この上に
、AQを5000人の膜厚で堆積させバターニングして
、ソース電極&配線18及びドレイン電極&配線19を
形成する。ゲート電極14に対するゲート電極用配線に
ついても同様である。
このように、本実施例によれば、FET動作領域11b
はそれ以外の全領域をなして残存する絶縁領域11aと
の間で全く段差のないものとなる。
つまり、絶縁性基板の一部を凹ませてこの凹部にのみ半
導体薄膜を堆積させて基板表面と同一表面となるFET
動作領域を形成したと仮定したものと等測的なものとな
り、配線全体の下部も含めてFET動作領域11b等が
絶縁性基板10上で島状となって存在することはない。
この結果、ゲート電極や各配線が、従来のように、半導
体の島状領域を横切ったり、その段差を越えるといった
ことがなくなり、段切れの生ずる可能性が殆どなくなる
。即ち、配線部以外の領域についても多結晶シリコン薄
膜11が絶縁領域11aとして残っているので、配線の
交差部における段差もその交差部での下部配線側の膜厚
のみとなるからである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 絶縁性基板の表面にシリコン薄膜を形成し、このシリコ
    ン薄膜中のFET動作領域以外の領域に対して酸素イオ
    ン又は窒素イオンを注入して絶縁化し、この絶縁領域に
    よりシリコン薄膜中に個別化されたFET動作領域を形
    成し、個別化されたこのFET動作領域についてFET
    を形成するようにしたことを特徴とするシリコン薄膜半
    導体装置の製造方法。
JP2939189A 1989-02-08 1989-02-08 シリコン薄膜半導体装置の製造方法 Pending JPH02208943A (ja)

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JP2007318110A (ja) * 2006-04-28 2007-12-06 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体装置、及び半導体装置の作製方法
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