JPH0220553A - ポリカーボネート、サーモトロピツクポリマー、グラフトポリマー及びフツ化ポリオレフインの成形組成物 - Google Patents

ポリカーボネート、サーモトロピツクポリマー、グラフトポリマー及びフツ化ポリオレフインの成形組成物

Info

Publication number
JPH0220553A
JPH0220553A JP63156047A JP15604788A JPH0220553A JP H0220553 A JPH0220553 A JP H0220553A JP 63156047 A JP63156047 A JP 63156047A JP 15604788 A JP15604788 A JP 15604788A JP H0220553 A JPH0220553 A JP H0220553A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polymer
weight
acid
aromatic
graft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63156047A
Other languages
English (en)
Inventor
Joachim Genz
ヨアヒム・ゲンツ
Hans-Rudolf Dicke
ハンス‐ルドルフ・デイツケ
Ulrich Grigo
ウルリツヒ・グリゴ
Werner Nouvertne
ベルナー・ノウフエルトネ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bayer AG
Original Assignee
Bayer AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bayer AG filed Critical Bayer AG
Publication of JPH0220553A publication Critical patent/JPH0220553A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L67/00Compositions of polyesters obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L69/00Compositions of polycarbonates; Compositions of derivatives of polycarbonates

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、芳香族ポリカーボネート、サーモトロピック
ポリマー、エラストマーのグラフトポリマー及びフッ化
ポリオレフィンの熱可塑性成形組成物、これらの成形組
成物の製造方法、及び成形物品(主に射出成形による)
、単繊維、繊維及びフィルムの製造のためのそれらの使
用に関する。
芳香族ポリカーボネート及びサーモトロピックポリマー
の混合物は公知である(E P−A 33175、G 
B −P 1.538,632)。これらの混合物は多
くの望ましい性質を有するけれども、それらはまた欠点
をも有する。例えば、それらから製造された成形された
物品は、薄片に裂ける(dela+*1nate)傾向
がある。この傾向は、成形された物品、例えばシートを
、切ること、のこぎりでひくこと、打ち抜くこと(st
amping)などによって分割する時に特に明らかで
ある。薄片に裂ける一層の傾向は、特に力が切断表面に
作用する時に観察される。このような力は、成形された
物品の望ましくない裂けをもたらし得る。
従って、本発明は、 A、lないし98.87、好ましくは50ないし94.
4、そしてさらに好ましくは80ないし94.4重量%
の芳香族ポリカーボネート、 B、lないし86、好ましくは5ないし44.4、さら
に好ましくは5ないし19.4重量%のサーモトロピッ
クポリマー c、0.05ないし5、そして好ましくは帆lなし1し
1重量%のフッ化ポリオレフィン、及びD、0.08な
いし8、そして好ましくは0.5なし1し5重量%のエ
ラストマーのグラフトポリマにしたホモ−及びコーポリ
カーボネートである:式中、 CH。
二二で、パーセントは、各々の場合におし1て成分Aな
いしDの和に基づく、 の熱可塑性成形組成物に関する。
芳香族ポリカーボネートA 好ましい芳香族ポリカーボネートAは、以下の式に対応
する少なくとも一つのジフェノールを基であD、そして YIないしY4は、お互いに独立に、水素、C3−〇、
アルキル、好ましくはメチル、あるいはノ為ロゲン、好
ましくは塩素または臭素を表す。
これらのそしてその他の適当なジフェノールは、例えば
U S −P 3,028.365.3,275,60
1.3,148,172.3,062.781.2,9
91,273.3,271,367.2,999,83
5.2,970.131及び2,999.846中に;
 DE−OSS  1570703.2063050.
2063052.2211956.2211957; 
F R−P  l 561518中に、そして“ポリカ
ーボネートの化学及び物理”という標題の、インターサ
イエンス出版社(Interscienca Publ
ishers)、ニューヨーク、1964のエッチ、シ
ュネル(H,5chnel 1)による著作中に述べら
れている。
好ましいジフェノールは、例えば、2.2−ビス−(4
−ヒドロキシフェニル)−プロパン、1.1−ビス−(
4−ヒドロキシフェニル)−シクロヘキサン、2,2−
ヒス−(3,5−シクロロー4−ヒドロキシフェニル)
−プロパン、2.2−ビス−(3,5−ジメチル−4−
ヒドロキシ7エ二ル)−プロパン、1.1−ビス−(3
,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)−エタン、
ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)
−メタン及びビス−(4−ヒドロキシフェニル)−スル
フィドである。
芳香族ポリカーボネートAは、小量、好ましくは0.0
5ないし2.0モル%(使用されるジフェノールを基に
して)の三官能基のまたは三官能基以上の化合物の混入
によって分岐されてよい。
ポリカーボネートAのための好ましい分岐剤は、例えば
、DE−OSS  l 570533及びl 5957
62中にそしてU S −P 3.544.514中に
述べられているタイプの少なくとも三官能基の化合物、
即ち好ましくは三水酸基のフェノール、芳香族トリカル
ボン酸またはそれらの反応性誘導体、及び少なくとも三
官能基を含むヒドロキシカルボン酸である。
好ましい分岐剤の例は、2.4−ビス−(4−ヒドロキ
シフェニルイソプロピル)−フェノール、2.6−ビス
−(2゛−ヒドロキシ−5′−メチルベンジル)−4−
メチルフェノール、2−(4−ヒドロキシフェニル)−
2−(2,4−ジヒドロキシフェニル)−プロパン、l
、4−ビス−(4゜4′−ジヒドロキシトリフェニルメ
チル)−ベンゼン、2.4−ジヒドロキシ安息香酸、ト
リメシン酸、塩化シアヌル、3.3−ビス−(4−ヒド
ロキシフェニル)−2−オキソ−2,3−ジヒドロイン
ドール及び3.3−ビス−(4−ヒドロキシ−3−メチ
ルフェニル)−2−オキソ−2,3−ジヒドロインドー
ルである。
芳香族ポリカーボネートAは、一般にto、oooない
し200,000、そして好ましくは20,000ない
し80゜000の、光散乱によって測定された平均分子
量MWを有する。
ポリカーボネートAの分子量Mwを調節するために、連
鎖停止剤を、公知の方法で計算された量だけ使用してよ
い。
ポリカーボネートAのための好ましい末端基は、フェノ
ール、安息香酸、七ノー及びジアルキルフェノール、並
びに七ノー及びジアルキル安息香酸の残基であD、これ
らのもののアルキル置換基は一末端基あたり全部で20
までの炭素原子を含んでよい。特に好ましい末端基は、
以下の式 式中、 Zは、−〇−または−C−を表す、 に対応する。
好ましい末端基の例は、フェノール、p−tart。
−ブチルフェノール、p−インオクチルフェノール、p
−n−ノニルフェノール、3.5−ジーLert、−ブ
チルフェノール、2−(3,5−ジメチルへブチル)−
フェノール&(/3−(3,5−ジメチルへブチル)−
フェノールの残基である。
遊離の7エノールの代わりに、それらの/\口炭酸エス
テルを、そしてカルボン酸の代わりに、それらの酸塩化
物を使用することが可能である。末端基が存在する量は
、好ましくはポリカーボネートAのジンエノール残基を
基にしてlないし10モル%である。
サーモトロピックポリマーB “サーモトロピック”材料は、液晶融液を形成する材料
である。サーモトロピックポリマーは十分によく知られ
ている。例えば以下を参照されたい。
エフ、イー、マクファージン(F、E、McFarla
ne)ら、液晶ポリマー■、ポリマー科学における現代
のトビツク、2巻、プレナム(Plenum)出版社、
1977;ダブリュー、ジェイ、ジャクソン(W、J、
JBckson)及びエイチ、エフ、り7ス(lJ、K
uhfuss)、ジエイ(J)、ポリマー サイエンス
、ポリマー ケム(Chem)、  ニド(Ed)、 
 14.2042(1976) ;ダブり二一、シー、
ウートン(W、C,Wooten)ら、エイ、シフェリ
(A、C1ferri)“ウルトラ−ハイ モジュラス
 ポリマーズ、アプライド サイエンス 出版社、ロン
ドン 1979.362頁以降中で;エイ、ブルムスタ
イン(A、Blumstein)ら、“ポリマー中の液
晶の配列(Order)”アカデミツク プレス 19
78; ジエイ、ブレストン(J、Preston)、アンケバ
。マクロモル、ケム、 (Angew、Makromo
l、Chem、)  109/110 1−19頁(1
982) ; エイ、シフェリ、ダブリュー、アール、クリグバウム(
W、R,Kr igbaum)、アール、ビー、メイヤ
ー(R。
B、Mayer)“ポリマー液晶”、アカデミツク プ
レス、ニューヨーク 1982; E P  1185.1340.8855.11640
.15856.17310.18 145.18 70
9,22344.44 205.49 615;US 
  3,991,013.3,991,014.4,0
66.620.4,067゜852.4,083,82
9.4,107,143;WO79/797.79/1
034.79/1040゜ポリマー融液の液晶の状態は
偏光顕微鏡を用いて検査してよい。この目的のために、
接眼レンズには、接眼レンズの焦点に配置された光ダイ
オードから成る付属品を取り付けた。調節装置を有する
以下の計量拡大レンズ(ampl i f 1er)を
用いてそして顕微鏡のスイッチを入れて、ニコルプリズ
ムを平行に配置してサンプルの非存在下で測定値を10
0スケール目盛りに調節した。次に、ニコルプリズムを
直角にして、o、oi目盛りの値が得られた。
検査された重縮合物融液の層の厚さは100μmであっ
た。
重縮合物は、サンプルが280ないし400℃の温度で
溶融された後で検査された。もし直角のニコルプリズム
の間で観察された融液が、この範囲全体でまたはその一
部で明るくなれば、この重縮合物はサーモトロピック液
晶として分類された。
液晶の重縮合物は、測定装置においてlスケール目盛り
より大きい値、そして、一般には、3ないし90スケー
ル目盛りの値を示す。対照的に、無定形の融液、例えば
芳香族ポリカーボネートは0゜1目盛りより小さな値を
与えた。
上に述べられた方法は、実験室における速い測定に特に
適当でありそして殆どすべての場合に決定的な結果を与
える。疑わしい場合には、例えばジー、ダブリュー、グ
レイ(G、W、Gray)及びビーエイ、ウィンザー(
P、A、Windsor)、“プラスチック結晶、物理
化学的性質及び検査の方法″、さらに特別には第3章、
ジョン ワイリー アンドサンズ(John Wile
y & 5ons)、ニューヨーク/シトニー トロン
ト、1974中に述べられたようにして、X線広角散乱
によって融液中の液晶成分の存在を示すことが有効であ
ることができる。
例えば以下のサーモトロピックポリマーBが、本発明に
よる混合物の製造のために適当である:ポリエステル、
ポリチオエステル、ポリエステルアミド、ポリエステル
イミド、ポリアゾメチン、ポリエステルカーボネート。
好ましいサーモトロピックポリマーBは、a、芳香族ジ
カルボン酸、 b、ジフェノール及び、随時、 C0芳香族ヒドロキシカルボン酸、 を基にし、共縮合された芳香族ジカルボン酸の残基の共
縮合されたジフェノールの残基に対するモル比が195
ないし1.05であD、モして共縮合された芳香族ヒド
ロキシカルボン酸の残基が共縮合された残基a)及びC
)を基に、してOないし100モル%、好ましくは30
ないし80モル%、そしてさらに好ましくは50ないし
70モル%を構成する、全芳香族ポリエステルである。
芳香族ジカルボン酸a)は、カルボキシル基が直接に芳
香族環に付着しているすべてのジカルボン酸である。
好ましい芳香族ジカルボン酸a)は、以下の式%式%(
) 式中、 Aは、6ないし24の炭素原子そして好ましくは6ない
し16の炭素原子を含む二価の芳香族基である、 に対応する。
好ましい芳香族基Aは、カルボキシル基への二つの結合
が同軸的に反対の方向に伸びる、例えば1.4−フェニ
レン、1.4−ナフチレンまたは4.4′−ビフェニレ
ンのような、あるいは反対方向に伸びるこれらの結合が
お互いに平行にずれて配置されている、例えば1.5−
ナフチレン、2,6−ナフ・チジンまたは3.5′−ビ
フェニレンのようなものである。
カルボキシル基への二つの結合が反対方向に同軸的にま
たはずれて平行に伸びていない芳香族基Aもまた、もし
、例えば1.3−フェニレン、l、3−1l、6−11
.7−または2,7−ナフチレンまたは3.4″−ビフ
ェニレンにおけるように、これらの二つの結合が45な
いし180°より小さい角度を含み、そしてすぐ隣の炭
素原子に配置されていなければ、適当である。
好ましい芳香族ジカルボン酸a)は、例えば1゜4−六
フタレンジカルボン酸、1.5−ナフタレンジカルボン
酸、2.6−す7タレンジカルボンil、4.4’−ビ
フェニルジカルボン酸、3.3’−ビフェニルジカルボ
ン酸、4.4″−ジフェノキシエタンジカルボン酸、4
.4’−ジフェニルエーテルジカルボン酸、メチルテレ
フタル酸、メトキシテレフタル酸、クロロテレフタル酸
、4−クロロナフタレン−2,7−ジカルボン酸、1.
3−ナフタレンジカルボン酸、1.6−ナフタレンジカ
ルボン酸、l、7−ナフタレンジカルボン酸、2.7−
す7タレンジカルボン酸、3.4’−ビフェニルジカル
ボン酸、3+4’−ジフェニルエーテルジカルボン酸、
4−メチルイソフタル酸、5−メチルイソフタルa、4
t4’−ジクロロジフェニルエーテル−3,3′−ジカ
ルボン酸、 4.4″−ベンゾフェノンジカルボン酸及
び3.4″〜ベンゾフエノンジカルボン酸である。
特に好ましい芳香族ジカルボン酸a)は、イソフタル及
びテレフタル酸である。
好ましいジフェノールb)は、以下の式%式%() 式中、 Dは、二官能基の、単核または多核の、6ないし30の
炭素原子を含む芳香族基であD、Dの構造は、二つのO
H基が各々直接に芳香族系の炭素原子に付着しそしてフ
ェノールのヒドロキシル基への二つの結合が45ないし
180’の角度を形成するようなものである、 に対応する。基りの構造は、芳香族基Aのために上で述
べられたのと同じ条件によって支配される。
特に好ましいジフェノールb)は、例えば、ヒドロキノ
ン、4.4’−ジヒドロキシジフェニル、4.4’−ジ
ヒドロキシジフェニルエーテル、4.4’−ジヒドロキ
シジフェニルエタン、4.4″−ジヒドロキシジフェノ
キシエタン、3.5′−ジヒドロキシジフェニル、3.
5’−ジヒドロキシジフェニルエーテル、1.5−ジヒ
ドロキシナフタレン、2,6−ジヒドロキシナフタレン
、■、4−ジヒドロキシナフタレン、クロロヒドロキノ
ン、ブロモヒドロキノン、メチルヒドロキノン、フェニ
ルヒドロキノン、エチルヒドロキノン、2.2’−ジメ
チル−4,4′−ジヒドロキシジフェニル、3.3’ 
、5.5’−テトラメチル−4,4°−ジヒドロキシジ
フェニル、 3.5’−ジメトキシ−4,4′−ジヒド
ロキシジフェニルエーテル、 1.2−(2−クロロ−
4−ヒドロキシフェノキシ)−エタン、4−メトキシ−
2,6−ジヒドロキシナフタレン、レソルシノール、3
.4’−ジヒドロキシジフェニル、 3.4’−ジヒド
ロキシジフェニルエーテル、3.4’−ジヒドロキシジ
フェノキシエタン、l、3−ジヒドロキシナフタレン、
1.6−ジヒドロキシナフタレン、l、7−ジヒドロキ
シナフタレン、2.7−ジヒドロキシナフタレン、4−
クロロレソルシノール、4−プロモレツルシノール、4
−メチルレソルシノール、4−フェニルレソルシノール
、4−エトキシレソルシノール、2.5−ジクロロ−1
,6−ジヒドロキシナフタレン及び4−メトキシ−2,
7−ジヒドロキシナフタレンである。
特に好ましいジフェノールb)は、ヒドロキノン、レソ
ルシノール及び4.4′−ジヒドロキシジフェニルであ
る。
好ましい芳香族ヒドロキシカルボン酸C)は、例えば、
以下の式 %式%() 式中、 R”ないLR’はC,−C,フルキル、CI−C4フル
コキシ、C,−C,。アリールまたはアリールオキシ、
Cy−C1tアラルキル(好ましくはベンジル)、ハロ
ゲン(好ましくは塩素及び臭素)または水素を表し、そ
して核とヒドロキシル基またはカルボキシル基との間の
結合は45°ないし180°の角度を形成する、 に対応する化合物である。
特に好ましい芳香族ヒドロキシカルボン酸C)は、例え
ば、4−ヒドロキシ−3−メチル安息香酸、4−ヒドロ
キシ−3−フェニル安息香酸、4−ヒドロキシ−2−エ
チル安息香酸、3−クロロ−4−ヒドロキシ安息香酸、
3−ブロモー4−ヒドロキシ安息香酸、4−ヒドロキシ
−3−メトキシ安息香酸、4−メチル−3−ヒドロキシ
安息香酸、4−ヒドロキシ−3−フェノキシ安息香酸、
6−ヒドロキシ−5−クロロ−2−す7トエ酸、6−ヒ
ドロキシ−5−メチル−2−す7トエ酸、6−ヒドロキ
シ−5−メトキシ−2−ナフトエ酸、6−ヒドロキシ−
4,7−ジクロロ−2−す7トエ酸である。
とりわけ好ましい芳香族ヒドロキシカルボン酸C)は、
置換されていないヒドロキシカルボン酸、例えばp−ヒ
ドロキシ安息香酸及び6−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸
である。
上で挙げられた出発材料のすべての組み合わせがサーモ
トロピックポリエステルを与えるわけではない。専門家
であれば、上で引用された文献を基にして選択できるで
あろうし、あるいはその経験を基にして適当な組み合わ
せを選択できるであろう。
サーモトロピックポリエステルは、末端基として、−C
OOH,H,−OH,−0CaHいアシルオキシまたは
連鎖停止剤の残基を含んでよい。
好ましい連鎖停止剤は、−官能基の芳香族ヒドロキ・シ
ル化合物、例えば4−ヒドロキシジフェニル、p−ノニ
ルフェノール、4−(1,1,3,3−テトラメチルブ
チル)−フェノール、β−ナフトール、及ヒ芳香族モノ
カルボン酸、例えばジフェニルカルボン酸及びナフタレ
ンカルボン酸である。末端基は、芳香族ジカルボン酸残
基a)及びジフェノール残基b)の和を基にして0.5
ないし5モル%の量だけ存在してよい。
サーモトロピックポリエステルBはまた、三官能基のま
たは一層高次の、好ましくは芳香族の、モノマーによっ
て分岐されてよい。分岐化合物は、一般に、芳香族ジカ
ルボン酸残基a)及びジフェノール残基b)の和を基に
して0.1ないし1モル%の量だけ使用される。好まし
い分岐剤の例は、70口グルシノール、 1.3.5−
ベンゼントリカルボン酸及び3,5−ジヒドロキシ安息
香酸である。
その他の好ましいサーモトロピックポリマーBは、全芳
香族ポリエステルカーボネート、即ち、例えば上で述べ
られたタイプの全芳香族ポリエステルで、それらのジカ
ルボン酸残基のいくらか、好ましくは60ないし90モ
ル%がカルボニル基によって置き換えられたものである
好ましいサーモトロピック全芳香族ポリエステルカーボ
ネートBは、 a)(随時置換された)p−ヒドロキシ安息香酸、b)
ジフェノール、 C)炭酸、随時、 d)芳香族ジカルボン酸及び、随時、 e)連鎖停止剤、 を基にし、ジフェノール残基(b)が部分的に4゜4°
−ジヒドロキシビフェニル残基Cf)として存在し、そ
して −末端基は別にして−残基のモル比に以下が適用
される、重縮合物である:a十す醜11 b−c+d。
f−0,1ないし0.9、好ましくは0.11ないし0
.7そしてさらに好ましくは0.125ないし0.4、
そして c/ (c+d)=0.6ないし11好ましくは0.6
ないし0.9; a   −0,4ないし0.8、好ましくは0.6ない
し0.75、 b −f−0,02ないし0.53、好ましくは0.0
6ないし0.36、さらに好ましくは0.1ないしo、
35、c   =0.12ないし0.6、好ましくは0
.175ないし0.4、 d   =Qナイし0.24、好ましくは0なイLO,
I2、そして f   −0,02ないし0.53、好ましくは0.0
275ないし0.28、そしてさらに好ましくは0.3
ないし0.16゜ サーモトロピックポリエステル及びポリエステルカーボ
ネートBは、一般に、少なくとも0.5、好ましくは少
なくとも1.Odl/g (45℃で5mg重縮合物/
ml p−クロロフェノールの溶液で測定して)の固有
粘度を有する。もし重縮合物がp−クロロフェノール中
に溶けなければ、それらは示された最小粘度を有すると
見なされる。
それらの性質を改良するために、サーモトロピックポリ
マーBを固相後縮合してもよく、これは通常200ない
し300℃及び減圧下で1ないし25時間実施される。
フッ化ポリオレフィンC フッ化ポリオレフィンCは、高分子量であD、そして−
30℃以上、そして一般には100℃以上のガラス転移
温度、59ないし76、好ましくは65ないし76、そ
してさらl;好ましくは70ないし76重量%のフッ素
含量、及び0.05ないし20、そして好ましくは0.
08ないし10μmの平均粒子径d、。を有する。
好ましいフッ化ポリオレフィンCは、ポリテトラフルオ
ロエチレン、ポリビニリデンフルオライド、テトラフル
オロエチジン/ヘキサ゛フルオロプロピレン及ヒエチレ
ン/テトラフルオロエチレンコポリマーである。フッ化
ポリオレフィンは公知である(シルドクネヒト(Sch
ildknecht)による“ビニル及び関連ポリマー
 、ジョン ワイリー アンド サンズ、インク、 (
John Wiley & 5ons、Inc、)、ニ
ューヨーク、1962.484−494頁;ウオール(
Wal+)による“フルオロポリマー 、ワイリーイン
ターサイエンス(Wiley−alnterscien
ce)、ジョン ワイリー アンド サンズ、インク、
ニューヨーク、13巻1970.623−654頁; 
“現代プラスチック百科事典”、1970−1971.
47巻、no、10A、 1970年lθ月、マグロ−
ヒル、インク、 (McGraw Hill、Inc、
)、ニューヨーク、134及び774頁; “現代プラ
スチック百科事典”、1975−1976.1975年
lθ月、52巻、no、 10A、マグロ−ヒル、イン
ク9、ニューヨーク、27.28及び472頁、及びU
 S −P 3,671,487.3,723.373
及び3,838.092参照)。
フッ化ポリオレフィンCは、好ましくは焼結されていな
い(non−sintered)形で使用される。
エラストマーのグラフトポリマーD 本発明の明細書中のエラストマーのグラフトポリマーD
は、少なくとも10℃以下、好ましくは0℃以下、そし
てさらに好ましくは一20℃以下のガラス転移温度(示
差熱分析によって測定された)を有するグラフトポリマ
ーである。それらは、少なくとも二つの以下のモノマー
から本質的に得られるグラフトポリマーから成る:クロ
ロプレン、1.3−ブタジェン、イソプレン、スチレン
、アクリロニトリル、エチレン、プロピレン、酢酸ビニ
ル及びアルコール成分中にlないし18の炭素原子を含
む(メタ)アクリレート;即ち、例えば、゛有機化学の
方法” (ホーベン−ビル(Houben−Weyl)
)、14/1巻、ゲオルグ チーメ フェルラーク(G
eorgThieme Verlag)、シュツットガ
ルト(Stuttgart)1961、393ないし4
06頁中に、及びシー、ビー6プツクナル(C,B、B
ucknal 1)、“強化されたプラスチック”、ア
プラ、サイエンス(Appl、5cience)出版社
、ロンドン 1977中に述べられたタイプのグラフト
ポリマーから成る。好ましいグラフトポリマー〇は、少
なくとも部分的に橋かけ結合されていて、そして20重
量%以上、好ましくは40重量%以上、そしてさらに好
ましくは60重量%以上のゲル含量を有する。
橋かけ結合されたジエンゴムのゲル含量は25℃でトル
エン中で測定され、一方橋かけ結合されたアクリレート
ゴムのゲル含量は25℃でジメチルホルムアミド中で測
定される(エム6.ホフマン、エッチ、クレーマー、ア
ール、クーツ(M−Hoffmann+H−Kr5me
r、R,kuhn)、ポリマー分析I及び■、ゲオルグ
 チーメ フエルラーク、シュツットガルト 1977
 )。
好ましいグラ7トポリマーDは、例えば、スチレン及び
/またはアクリロニトリル及び/またはアルキル(メタ
)アクリレートでグラフトされたポリブタジェン、ブタ
ジェン/スチレンコポリマー及びアクリレートゴム、即
ちDE−051694173(−u s −p  3,
564.077)中で述べられたタイプのコポリマー;
例えばDE−OS 2348377(−u s −p 
3.919.353)中で述べられたタイプの、アルキ
ルアクリレートまたはメタクリレート、酢酸ビニル、ア
クリロニトリル、スチレン及び/またはアルキルスチレ
ンでグラフトされた、ポリブタジェン、ブタジェン/ス
チレンまたはブタジェン/アクリロニトリルコポリマー
、ポリイソブチンまたはポリイソプレンである。
グラフトポリマー〇の製造のための適当なグラフトベー
スは、特に、グラフトベースを基にして30重量%まで
のアクリルまたはメタクリル酸の低級アルキルエステル
(例えばメチルメタクリレート、エチルアクリレート、
メチルアクリレートまたはエチルメタクリレート)を含
むポリブタジェン、−ブタジェン/スチレンコポリマー
である。
特に好ましいグラフトポリマーDは、例えば、DE−O
S2035390(−US−P 3.644.574)
中でまたはDE−OS 2248242(=GB−P 
1,409゜275)中で述べられたような、例えば、
ABSポリマーである。
特に好ましいグラフトポリマーDは、 ■、グラフトベースとして、グラフト生成物を基にして
30ないし90、好ましくは50ないし85、そしてさ
らに好ましくは60ないし80重量%のブタジェンポリ
マーで、■を基にして少なくとも50重量%のブタジェ
ン残基を含むものの上の、 ■、グラフト生成物を基にして10ないし70.好まし
くは15ないし50、そしてさらに好ましくは20ない
し40重量%の、少なくともlの(メタ)アクリレート
、あるいはIOないし70、好ましくは15ないし50
、そしてさらに好ましくは2゜ないし40重量%の混合
物、この混合物は、混金物を基にしてIOないし50、
そして好ましくは20ないし35重量%のアクリロニト
リルまたは(メタ)アクリレート及び混合物を基にして
50ないし90.そして好ましくは65ないし80重量
%のスチレンの混合物であるが、 のグラフト反応によって得られるポリマーである。
(メタ)アクリレートIは、アクリルまたはメタクリル
酸と−の水酸基を含むC、−C、アルコールのエステル
である。メチル、エチル及びプロピルメタクリレートが
特に好ましい。
ブタジェン残基に加えて、グラフトベース■は、■を基
にして50重量%までの、その他のエチレン様不飽和七
ツマ−1例えばスチレン、アクリロニトリル、アルコー
ル成分中に1ないし4の炭素原子を含むアクリレートま
たはメタクリレート(例えばメチルアクリレート、エチ
ルアクリレート、メチルメタクリレート、エチルメタク
リレート)、ビニルエステル及びビニルエーテル、の残
基を含んでよい。好ましいグラフトベース■は純粋なポ
リブタジェンから成る。
グラフト反応においてグラフトモノマー■は、いつでも
完全にグラフトベース■上にグラフトされるわけではな
いことが知られているので、本発明の明細書中のグラフ
トポリマーDはまた、ベースHの存在下での七ノマーエ
の重合によって得られる生成物も含むと理解される。
本発明による成形組成物は、遊離の(コ)ポリマーの量
が、成分りを基にして、15重量%、好ましくは10重
量%、そしてさらに好ましくは7重量%を越えない時に
、最適の性質を示す。これらの遊離の(コ)ポリマーの
シュタウディンガー(Staudinger)係数は、
25℃でジメチルホルムアミド中で測定して、0.6d
l/gより小さく、そして好ましくは0.4dl/gよ
り小さくあるべきである。
その他の適当なグラフトベースは、例えば、ポリイソプ
レン、あるいはC、−C、アルキルアクリレート、特に
エチル、ブチル、エチルへキシルアクリレートを基にし
たアルキルアクリレートゴムである。グラフトベースと
して使用されるこれらのアルキルアクリレートゴムは、
随時、グラフトベースを基にして30重量%までの共重
合されたモノマー、例えば酢酸ビニル、アクリロニトリ
ル、スチレン、メチルメタクリレート及び/またはビニ
ルエーテルを含んでよい。グラフトベースとして使用さ
れるこれらのアルキルアクリレートゴムはまた、比較的
小量、グラフトベースを基にして好ましくは0.02な
いし5重量%、そしてさらに好ましくは0.05ないし
2重量%の僑かけ結合するエチレン様不飽和七ツマ−を
も含んでよい。このような橋かけ結合剤は、例えば、ア
ルキレンジオールジ(メタ)アクリレート、ポリエステ
ルジ(メタ)アクリレート、ジビニルベンゼン、トリビ
ニルベンゼン、トリアリルシアヌレート、アリル(メタ
)アクリレート、ブタジェンまたはイソグレンである。
グラフトベースとしてのアルキルゴムはまた、−または
それ以上の共役ジエンの橘かけ結合されたジエンゴム、
例えばポリブタジェンを、あるいは共役ジエンとエチレ
ン様不飽和七ツマ−例えばスチレン及び/またはアクリ
ロニトリルとのコポリマーを、コアとして含む生成物で
もよい。
その他の適当なグラフトベースは、例えば、EPDMゴ
ム、即ちエチレン、プロピレン及び非共役のジエンモノ
マーのゴムである。
グラフトポリマーDの製造のための特に好ましいグラフ
トベースは、ジエン及びアルキルアクリレートゴムであ
る。
特に好ましいグラフトモノマー組成物は、1.50ない
し95重量%のスチレン、α−メチルスチレン、2.4
−ジメチルスチレン、メチルメタクリレートまたはこれ
らの混合物、そして2.50ないし5重量%の(メタ)
アクリロニトリル、メチルメタクリレート、マレイン酸
無水物、N−置換マレインイミドまたはこれらの混合物
、 ここで、パーセントは成分l)及び2)の和に基づく、 を含む。
特に好ましいグラフトポリマーDは、 5ないし90、そして好ましくは3oないし80重量部
のグラフトモノマー、及び 95ないしIOlそして好ましくは70ないし20重量
部のグラフトベース から得ることができる。
一般に、グラフトポリマー〇は、0.工ないし2μm1
そして好ましくは0.2ないし0.6μmの平均。
粒子大きさを存する、少なくとも部分的に橋かけ結合さ
れた粒子の形で存在する。グラフトポリマーDは、グラ
フトされるべきグラフトベースの存在下での上述の七ツ
マ−のラジカルグラフト共重合によって製造されてよい
。グラフトポリマー〇のための好ましい製造方法は、乳
化、溶液、塊状(mass)または懸濁重合である。
本発明に従って使用されるグラ7トボリマーDは、好ま
しくはそれらの分散液と成分Cの分散液とを予備混合す
ることによって使用されるので、成分りは、乳化重合に
よって製造されるのが一番よい。
本発明に従った使用のために適当なグラフトポリマーD
は、 0.1ないし2μm1そして好ましくは0.2な
いし0.6μmの粒子大きさを有する水性分散液の形で
使用される。このような分散液は、公知であるか、ある
いは上述のグラフトポリマーDから公知の方法で製造す
ることができるか、あるいはグラフトポリマーの笑際の
製造において生成する。
一つの好ましい具体例においては、フッ化ポリオレフィ
ンC及びグラフトポリマーDの水性分散液を混合し、そ
してこの二つのポリマーヲー緒に凝固させる。これは、
例えば、スプレー乾燥、凍結乾燥、あるいは好ましくは
20ないし150℃の温度での、そしてさらに好ましく
は50ないし100℃の温度での、無機または有機の塩
、酸、塩基または有機の水と混ざる溶媒の添加による凝
固によって実施される。もし必要ならば、50ないし2
00℃で、そして好ましくは70ないし150℃で、乾
燥を実施してもよい。
分散液混合物中におけるグラフトポリマーDのフッ化ポ
リオレアインCに対する重量比は、95:5ないし60
740でよい。
この目的のために適当な7ツ化ポリオレフインCの分散
液は、30ないし70重量%、キして好ましくは50な
いし60重量%の固体含量を有する。分散液中の平均粒
子径d、。は、好ましくは0.05ないし0.8、そし
てさらに好ましくは0.1ないし0.5μmである。グ
ラフトポリマーDの分散液は、一般に、25ないし60
重量%、そして好ましくは30ないし45重量%の固体
含量を有する。
グラフトポリマーD及び7ツ化ポリオレフインCを一緒
に沈澱させる、好ましい具体例の変形例においては、共
沈澱された生成物をグラフトポリマーD(これはフッ化
ポリオレフィンCを含まない)と合わせてよい。例えば
、この変形例に従って、 a)25ないし75、そして好ましくは40ないし60
重量部のグラフトポリマーD及び7ツ化ポリオレフイン
C5これらは両方のポリマーの水性分散液の混合物から
共沈澱されたものであるが、 b)75ないし25、そして好ましくは6oないし40
重量部のグラフトポリマーD(これは、フッ化ポリオレ
フィンCを含まない)及び、随時、C)適当な量の、即
ち成分a+b+cを成分A十Bと混合した後で、成形組
成物A+B+C+D中の7フ化ポリオレフインの特許請
求の範囲記載の含量が得られるような量の、2ツ化ポリ
オレフインC1 を使用することが可能である。逆に、 a) −30℃以下のガラス転移温度を有するグラフト
ポリマーD及び7ツ化ポリオレフインc1これらは両方
のポリマーの水性分散液の混合物から共沈澱されたもの
であるが、及びb)フッ化ポリオレフィンC を−緒に使用することも勿論可能である。
本発明による成形組成物中のフッ化ポリオレアインCの
小さな含量に鑑みて、この場合には、可能な混合比率の
範囲は、対応して一層狭い。
本発明によれば、゛粒子大きさ”は、いつでもダブり二
一、ショルタン、エッチ、ラング(W、5cho1ta
n、H,Lange)、コロイド ゼット(Z)、及び
ゼット(Z)、ポリマー鵞i0 (1972)、782
−796に従って超遠心分離測定によって測定された平
均粒子径d、。を意味する。
本発明による成形組成物は、標準的な添加物、例えば潤
滑剤及び離型剤、凝集剤(nucleating ag
ents)、安定剤、充填剤及び強化材料、防炎剤及び
また染料及び顔料を含んでよい。
充填剤を含むまたは強化された成形i酸物は、充填剤を
含むまたは強化された成形組成物を基にして60重量%
までの、そして好ましくはIOないし60重量%の充填
剤及び/または強化材料を含んでよい。好ましい強化材
料はガラス繊維である。強化効果をもまた持つかもしれ
ない好ましい充填剤は、ガラスピーズ、雲母、ケイ酸塩
、石英、タルカム、二酸化チタン、珪灰石である。
防炎成形組成物は、防炎成形組成物を基にして一般Iこ
3ないし15重量%の濃度で防炎剤を含む。
成分AないしD及び、随時、その他の助剤の、あるいは
成分A及びBと、成分C及びDの混合物及び、随時、そ
の他の助剤との混合は、公知の方法で引き続いてか単一
の工程でかのどちらかで、約20℃(室温)及びそれよ
り高い温度の両方で行うことができる。
一つの好ましい具体例においては、本発明による成形組
成物は、成分A及びBのお互いの望ましくないエステル
化をできる限り防ぐために効果的な量の安定剤を含む。
与えられた量の安定剤が効果的に所望されないエステル
交換を抑制するかどうかを判定するために、以下の方法
が推奨される。こね機械中で、好ましくは粒の形の成分
A及びBを、300’Oの温度でモして60r、p、m
、で15分間安定剤とともに混合する。かくシ二得られ
た混合物の、25℃でCH2Cl。
中に溶ける部分を、’H−NMR分光学によってエステ
ル交換に関して調査する;ジェイ、デフォ−(J、De
faux)、ピー、ゴダード(P、Godard)、ジ
ェイ。
ピー、メルシア(J、P、Mercier)、ジェイ、
ポリマ。
サイ、 (J、Polym、Sci、)、ポリマ、フィ
ジクス ニド、 (Polym、physics Ed
、)、銭、1881−1894(1982)参照。もし
かくして測定されたエステル交換の程度が、化学量論以
下の成分を基にして5モル%以下ならば、試験された安
定剤の量は、本発明の明細書中では“効果的゛°と分類
される。
エステル交換を防ぐことができる化合物は、専門家には
公知であD、そして、例えば、正リン酸、亜リン酸、及
びそれらの脂肪族、芳香族または芳香脂肪族(aral
iphatic)エステル、例えばアルコール成分中に
6ないし18の炭素原子を含むアルキルエステル、フェ
ニル基が随時lないし3のC6−Cl3置換基によって
置換されていてよいフェニルエステル、例エバリン酸ト
リノニルフェニル、リン酸ドデシルフェニル及びリン酸
トリフェニル:ヒ素化合物、例えば厳化ヒ素<m>及び
ヒ素(V);ホウ酸誘導体;アセト酢酸エステルを含む
。問題のタイプの安定剤の概観は、エッチ、ルードビッ
ヒ(H,Ludewig)、ポリエステル繊維、第二版
、アカデミイー−7エルラーク(Akademie−V
erlag)、ベルリン1974中に見いだすことがで
きる。本発明による特に好ましい安定剤は、例えば、及
び■0までの繰り返し単位Xを含む、それらのホルムア
ル乞ヒト縮金物、 (HO)、P−0 H 111i CHx−C−CH2−C−0−(CHz)a0−C−C
Hz−C−CHs  (X IV )C,H。
CH2−0 (Xff) である。
本発明による成形組成物は、好ましくは押出機中で種々
の成分から製造されるが、ニーダ−1混合ロールまたは
撹拌容器もまた適当である。従って、本発明はまた、融
液中での、好ましくは280ないし320℃の温度での
、本発明による成形組成物の製造方法にも関する。
本発明による成形混合物は、融液から加工されて射出成
形された物品、単繊維、繊維、リボン及びフィルムを形
成することができ、発生されたせん断力は、せん断力の
強さによって高度に影響される、液晶相中の分子の配向
(orientation)を生成する。従って、それ
らは、せん断力が増加するとかなり減少する際立った構
造(structural)粘度を示す。適当な加工技
術は、射出成形、押出し、圧縮成形及び溶融紡糸である
本発明による成形組成物から製造された成形物品は、特
に以下の物の製造のために使用される:電気技術の物品
、例えば絶縁物、印刷回路、プラグ、部品(fitti
ngs)、 航空機の内部を装備するための部品(parts)、例
えば空調設備の構成部品、パルプの構成部品を含む、医
学技術設備の部品。
しかしながら、本発明による成形組成物はまた、(粉の
形または分散液(dispersion)で)被覆材料
として使用することもできる。
従って、本発明は、成形物品、単繊維、繊維及びフィル
ムの製造のだめの、新規な成形組成物の使用に関する。
実施例 使用された成分: A)25℃でCH、CI2中で0.5重量%溶液で測定
して1.32の相対溶液粘度を有し、そして連鎖停止剤
としてフェノールを使用して製造されたビスフェノール
Aを基にしたホモポリカーボネート。
B)0.65モルのp−ヒドロキシ安息香酸、0.3モ
ルのヒドロキノン、0.3モルのイソフタル酸、0゜0
5モルのテレフタル酸及び0.05モルの4.4’−ジ
ヒドロキシジフェニルを基にした全芳香族ポリエステル
C)500ないし650μmの粒子大きさ及び2.18
ないし2.20g/cm3の密度を有する、粉の形のテ
トラフルオロエチレンポリマー(ホスタフロン(Hos
taflon)TF 2026@、ヘキストの製品)。
D)’0.3ないし0.4μmの平均粒子大きさ(d、
。)を有しそして乳化重合によって得られた、50重量
%のポリブタジェン上の、50重量%の、スチレン及び
アクリロニトリル(重量比72:28)の混合物のグラ
フトポリマー C/D)グラフトポリマーDの分散液及びテトラフルオ
ロエチレンポリマー〇の水中の分散液の凝固された混合
物:混合物中のテトラフルオロエチレンポリマーの含量
:PTFE及びグラフトポリマーの混合物を基にして1
0重量%。テトラフルオロエチレンポリマー分散液は、
60重量%の固体含量及び0.05ないし0.5μmの
粒子大きさを有する。グラフトポリマー分散液は、34
重量%の固体含量及び0.3ないし0.4μmのラテッ
クス粒子大きさを有する。
C/Dの製造 テトラフルオロエチレンポリマーC)の分散液をグラフ
トポリマーD)の分散液と混合し、そして固体を基にし
て1.8重量%のフェノールの抗酸化剤で安定化する。
85ないし95℃で、この混合物を、pH4ないし5で
Mg5O,(ニブツム塩)及び酢酸の水溶液で凝固し、
濾過し、そして電解質が実質的に無くなるまで洗浄し、
引き続いて遠心分離によって大部分の水を除去し、そし
て次に100°Cで乾燥して粉を生成する。次にこの粉
を、上で述べられた装置中でその他の成分と混合してよ
い。
成形組成物を製造するために、これらの成分をまず90
°Cで16時間真空中で乾燥した。粒状の成分を一緒に
混合し、そして次に溶融し、モして二軸スクリュー押出
機中で完全に混合し、押出物の形で排出した。押出物を
冷却しそして粒に切断した。
混合物の粒を、その後の加工の直前に再乾燥した。
3番(number 3)試験バーを、60barの圧
力下で、330°C(±3°C)の溶融温度で、そして
90℃の成形温度で、射出成形によって製作した。
改質されていないポリカーボネート/LCポリエステル
混合物の評価からの典型的な結果を、比較のために示す
試験標本の°薄片に裂ける傾向を、まず応力をかけない
試験標本を用いて視覚的に評価した。次に試験標本をポ
ンチ(punch)によって分割し、そして切断表面か
ら生じる薄片への裂けを評価した。
薄片に裂ける傾向は、以下の基準を基にして評価し に
 二 5:応力をかけない試験標本の自動的な薄片への裂け; 4:応力をかけない試験標本の薄片への裂けはないが、
切断表面から生じる自動的な薄片への裂け; 3:自動的な、薄片への裂けはないが、試験標本は、切
断表面から最小の力で裂くことができる;2:自動的な
薄片への裂けはない:試験標本は、切断表面から力での
み裂くことができる;1:均質である;試験標本は、か
なりの力の下でさえ裂けない。
結果を以下の表に示す: 本発明の主なる特徴及び態様は以下の通りである。
1、A、lないし98.87重量%の芳香族ポリカーボ
ネート、 8.1ないし86重量%のサーモトロピックポリマー C,0,05ないし5重量%の7フ化ポリオレフイン、
及び D、0.08ないし8重量%のエラストマーのグラフト
ポリマー ここで、パーセントは、各々の場合において成分Aない
しDの和に基づく、 の熱可塑性成形組成物。
2.50ないし94.4重量%の成分A15ないし44
.4重量%の成分B1 0.1ないし1重量%の成分C1及び 0.5ないし5重量%の成分り の、上記lに記載の成形組成物。
3.80ないし94.4重量%の成分A及び5ないし1
9.4重量%の成分Bを含む、上記l及び2に記載の成
形組成物。
4、成分C+Dの水性分散液の混合、これらの成分の共
沈殿、そして随時、通常の方法での後処理によって得ら
れた製品C+Dを用いることによって得られる、上記l
ないし3に記載の成形組成物。
5、融液中の成分の混合による、上記lないし4に記載
の成形組成物の製造方法。
6、成形物品、単繊維、繊維及びフィルムの製造のため
の、上記lないし4に記載の成形組成物の使用。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、A、1ないし98.87重量%の芳香族ポリカーボ
    ネート、 B、1ないし86重量%のサーモトロピックポリマー、 C、0.05ないし5重量%のフッ化ポリオレフィン、
    及び D、0.08ないし8重量%のエラストマーのグラフト
    ポリマー、 ここで、パーセントは、各々の場合にお いて成分AないしDの和に基づく、 の熱可塑性成形組成物。 2、融液中の成分の混合による特許請求の範囲第1項記
    載の成形組成物の製造方法。 3、成形物品、単繊維、繊維及びフィルムの製造のため
    の特許請求の範囲第1項記載の成形組成物の使用。
JP63156047A 1987-06-27 1988-06-25 ポリカーボネート、サーモトロピツクポリマー、グラフトポリマー及びフツ化ポリオレフインの成形組成物 Pending JPH0220553A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19873721239 DE3721239A1 (de) 1987-06-27 1987-06-27 Formmassen aus polycarbonat, thermotropem polymer, pfropfpolymerisat und fluoriertem polyolefin
DE3721239.7 1987-06-27

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0220553A true JPH0220553A (ja) 1990-01-24

Family

ID=6330398

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63156047A Pending JPH0220553A (ja) 1987-06-27 1988-06-25 ポリカーボネート、サーモトロピツクポリマー、グラフトポリマー及びフツ化ポリオレフインの成形組成物

Country Status (4)

Country Link
US (1) US4945130A (ja)
EP (1) EP0297353A3 (ja)
JP (1) JPH0220553A (ja)
DE (1) DE3721239A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2120094A2 (en) 2008-05-12 2009-11-18 Fujifilm Corporation Black photosensitive resin composition, and color filter and method of producing the same

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA1340125C (en) * 1988-10-06 1998-11-10 Dieter Freitag Mixture of special new polycarbonates with other thermoplastics or with elastomers
DE3903102A1 (de) * 1989-02-02 1990-08-09 Bayer Ag Mischungen aus polyalkylenterephthalaten, neuen polycarbonaten und elastomeren
KR930004941B1 (ko) * 1989-01-26 1993-06-10 가와사끼 세이데쓰 가부시끼가이샤 수지 조성물
US5242981A (en) * 1989-01-26 1993-09-07 Kawasaki Steel Corporation Resin composition
JPH05230356A (ja) * 1991-11-30 1993-09-07 Hoechst Ag 液晶コポリマーおよびフッ素熱可塑性樹脂の混合物、ならびにその使用方法
JPH07331051A (ja) * 1994-05-31 1995-12-19 Nippon G Ii Plast Kk 難燃性ポリカーボネート系樹脂組成物
US6777484B2 (en) * 2001-08-08 2004-08-17 Basell Poliolefine Italia S.P.A. Polypropylene graft copolymer/fluorinated polyolefin blends
DE20118862U1 (de) 2001-11-19 2002-02-21 ALLOD GmbH & Co. KG, 91587 Adelshofen Kunststoffcompound für die Beschichtung von Oberflächen von aus synthetischen Werkstoffen hergestellten Erzeugnissen
KR100557684B1 (ko) * 2003-12-23 2006-03-07 제일모직주식회사 내피로 특성이 우수한 폴리카보네이트계 수지 조성물
KR100625306B1 (ko) * 2004-10-28 2006-09-18 제일모직주식회사 내화학성이 우수한 폴리카보네이트계 수지 조성물

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3644574A (en) * 1969-07-17 1972-02-22 Eastman Kodak Co Shaped articles of blends of polyesters and polyvinyls
US3723373A (en) * 1971-10-04 1973-03-27 American Cyanamid Co 0.1% to about 2.0% by weight polytetrafluoroethylene emulsion modified polyethylene terephthalate with improved processing characteristics
FR2356697A1 (fr) * 1976-06-30 1978-01-27 Sumitomo Chemical Co Composition de resine de polyester renfermant un polycarbonate et un polyester aromatique
DE3418750A1 (de) * 1984-05-19 1985-11-21 Bayer Ag, 5090 Leverkusen Thermoplastische formmassen auf basis von polyalkylenterephthalat, polycarbonat und polymerisat und verfahren zu ihrer herstellung
DE3521388A1 (de) * 1985-06-14 1986-12-18 Bayer Ag, 5090 Leverkusen Thermoplastische formmassen mit flammwidrigen eigenschaften

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2120094A2 (en) 2008-05-12 2009-11-18 Fujifilm Corporation Black photosensitive resin composition, and color filter and method of producing the same

Also Published As

Publication number Publication date
EP0297353A2 (de) 1989-01-04
EP0297353A3 (de) 1990-01-31
DE3721239A1 (de) 1989-01-05
US4945130A (en) 1990-07-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4937285A (en) Use of redox graft polymers to improve the petroleum-resistance of thermoplastic, aromatic polycarbonate and/or polyester carbonate moulding compositions
JPH10505380A (ja) ポリカーボネートとエチレンポリマーとのブレンド
WO1985005117A1 (en) Polyester composition and moldings thereof
JPH0220553A (ja) ポリカーボネート、サーモトロピツクポリマー、グラフトポリマー及びフツ化ポリオレフインの成形組成物
EP0264291A2 (en) Polyester resin composition
JP2592107B2 (ja) 改良された継ぎ目線強さを示す、ポリカーボネートとポリアルキレンテレフタレートの成形組成物
KR101719828B1 (ko) 폴리카르보네이트 성형 조성물
TW455605B (en) Flame retardant carbonate polymer composition with improved hydrolytic stability
US4683265A (en) Thermoplastic moulding compositions consisting of polycarbonates, graft polymers and copolymers
KR101386342B1 (ko) 폴리카르보네이트 성형 조성물
JP2010065237A (ja) 難燃性ポリカーボネート/abs成形用組成物
US4622363A (en) Thermoplastic moulding compositions with an improved heat distortion point
CN117157359A (zh) 用于生产半透明热塑性聚碳酸酯/聚甲基丙烯酸甲酯模塑料的组合物和方法
JP2980054B2 (ja) 熱可塑性樹脂組成物
US4740554A (en) Thermoplastic moulding compositions based on polyphenylene oxide/polycarbonate block condensates
JPH06207109A (ja) 熱可塑的に加工し得る熱互変性成形用混和物
US5733957A (en) Flame retardant polycarbonate containing polycyclic phosphoric acid esters
JPH01121357A (ja) 芳香族ポリエステル組成物
DE3607288A1 (de) Mischungen aus polycarbonatpolysiloxan-blockcokondensaten und thermotropen polymeren, verfahren zu ihrer herstellung und ihre verwendung zur herstellung von formkoerpern, filamenten, fasern und folien
JPH02105848A (ja) 芳香族ポリエステルカーボネートおよびポリアルキレンテレフタレートの耐衝撃性熱可塑性成形コンパウンド
JP3001945B2 (ja) 溶融時に異方性を示すポリエステル
JPH01292057A (ja) 高分子組成物
JP2699465B2 (ja) 成形品
JP2579742B2 (ja) 射出成型用組成物
JP3238234B2 (ja) 液晶性ポリエステル系グラフトポリマーおよびそれを用いた複合材組成物