JPH0220379B2 - - Google Patents

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JPH0220379B2
JPH0220379B2 JP57067552A JP6755282A JPH0220379B2 JP H0220379 B2 JPH0220379 B2 JP H0220379B2 JP 57067552 A JP57067552 A JP 57067552A JP 6755282 A JP6755282 A JP 6755282A JP H0220379 B2 JPH0220379 B2 JP H0220379B2
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JP
Japan
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distribution
grinding wheel
numerical control
pulse distribution
axis
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JP57067552A
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JPS58186561A (ja
Inventor
Takao Yoneda
Yasuji Sakakibara
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Toyoda Koki KK
Original Assignee
Toyoda Koki KK
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Publication date
Application filed by Toyoda Koki KK filed Critical Toyoda Koki KK
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Publication of JPS58186561A publication Critical patent/JPS58186561A/ja
Publication of JPH0220379B2 publication Critical patent/JPH0220379B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B49/00Measuring or gauging equipment for controlling the feed movement of the grinding tool or work; Arrangements of indicating or measuring equipment, e.g. for indicating the start of the grinding operation
    • B24B49/18Measuring or gauging equipment for controlling the feed movement of the grinding tool or work; Arrangements of indicating or measuring equipment, e.g. for indicating the start of the grinding operation taking regard of the presence of dressing tools
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/34Director, elements to supervisory
    • G05B2219/34388Detect correct moment, position, advanced, delayed, then next command
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/45Nc applications
    • G05B2219/45159Dressing, sharpening, trueing tool
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/45Nc applications
    • G05B2219/45161Grinding machine

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、予め入力された数値制御データに従
つて複数の制御軸にパルス分配を行なうことによ
つて工作機械の動作を制御するようにした数値制
御装置に関するもので、その目的とするところは
加工工具等の移動を制御する主の制御軸に対する
パルス分配を主の数値制御プログラムに従つて行
なうと同時に、主の数値制御プログラムが所定の
位置まで実行された時点から副制御軸に対するパ
ルス分配を主制御軸に対するパルス分配と独立し
て同時に実行する等の処理ができるようにし、加
工工具の移動工程の途中の位置から加工工具の移
動と関連のない他の動作を開始できるようにする
ことにある。
近年の数値制御研削盤においては、工作物に対
する砥石車の進退動作だけではなくく、砥石修正
のための砥石車に対する砥石修正工具の進退動
作、工作物テーブルの割出し、レスト装置の送込
み等の制御も数値制御で行なうようになつて来て
いるが、従来の数値制御装置では砥石車の進退と
それ以外の動作を並行して行なうことはできず、
加工のサイクルタイムを短縮できない一因となつ
ていた。
すなわち、砥石修正のための修正工具の移動を
例にして考えると、この動作は加工中には行なえ
ないものの砥石車が後退を開始した直後から送り
を開始して砥石車の後退動作中に砥石車を修正す
ることは可能で、このようにすると、砥石車が後
退端まで戻つた時には砥石修正が完了しているこ
とになつて引続く加工を直ぐに開始することがで
きて加工のサイクルタイムを短縮できる。しかし
ながら、従来の数値制御装置においては、直線補
間のように移動の開始時間と完了時期が同一とな
るような複数軸への同時パルス分配は行なえるも
のの、独立して動作する複数の軸に対して同時に
パルス分配を行なうことは全くできないため、上
記のように砥石車を後退させるためのパルス分配
と並行して砥石修正工具を砥石修正のために進退
させるためのパルス分配を行つて加工のサイクル
タイムを短縮することはできなかつた。
本発明はこのような従来の問題点に鑑みてなれ
たもので、独立して動作させる必要のある複数の
制御軸のそれぞれに対応してプログラムされた複
数の数値制御データを記憶手段に記憶させておく
とともに、各軸毎に、互いに独立してパルス分配
の可能なパルス発生回路を設け、起動指令が与え
られると、前記記憶手段に記憶された複数の数値
制御データの内1つの数値制御データに基づくパ
ルス分配のみを行ない、この1つの数値制御デー
タが所定のステツプまで実行されたことに応答し
て、この1つの数値制御データに基づくパルス分
配と同時に、他の数値制御データに基づくパルス
分配並行して行なうようにしたことを特徴とする
ものである。
以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。第1図において10は、砥石車Gの工作物W
に対する進退動作を制御して工作物Wを数値制御
加工するととに、砥石車Gに対する砥石修正工具
DTの進退動作を制御して砥石車Gの修正を数値
制御で行なう数値制御装置であり、演算処理装置
11、メモリ12、パルス発生回路13a,13
bによつて主に構成されている。そして、演算処
理装置11には、プログラム書込装置15と、シ
ーケンス制御回路16とが図略のインタフエイス
を介して接続されている。
前記プログラム書込装置15は工作物加工に先
立つて第2図aに示す工作物加工用の数値制御プ
ログラムと第2図bに示す砥石修正用の数値制御
プログラムとを書込むもので、この書込まれた数
値制御プログラムはメモリ12内の主プログラム
エリアMPAとサブプログラムエリアSPAとにそ
れぞれ記憶される。前記工作物加工用の数値制御
プログラムは砥石車Gを距離D0だけ早送り前進
させた後、粗研削送り速度F1で距離D1、精研
削送り速度F2で距離D2だけ前進させて工作物
Wの加工を行ない、この後、距離D3の早送り後
退によつて砥石車Gを後退端まで戻すもので、こ
の砥石車Gの後退動作を指令する数値制御データ
がプログラムされたブロツクN004の前のブロ
ツクN003には、砥石修正の開始を指令する補
助機能コードM03がプログラムされている。
また、砥石修正用のプログラムは、前記砥石修
正工具DTがロータリ形であるので砥石修正工具
DTを早送りで距離D5だけ前進させた後、速度
F3で距離D6だけ前進させて砥石修正を完了
し、この後、修正工具DTを距離D5だけ戻した
後、砥石車Gを距離D6だけ前進させて砥石修正
による砥石車Gの径の減少を補償するものであ
る。
一方、パルス発生回路13a,13bは、演算
処理装置11の指令によつて、砥石車G進退用の
サーボモータ17および修正工具DT進退用のサ
ーボモータ18をそれぞれ駆動するドライブユニ
ツトDUX,DUUにパルスを送出するもので、パ
ルス発生回路13a,13bのそれぞれには、パ
ルス周期を設定する速度レジスタ20a,20
b、この速度レジスタ20a,20bに設定され
た速度でパルスを発生する発振器21a,21
b、この発振器21a,21bからの出力を正、
負のパルスとして分配するゲート回路23a,2
3b、発振器21a,21bから出力されるパル
スを計算しその計数値がプリセツト値と等しくな
るとパルス分配完了信号DENX,DENUを出力
するプリセツトカウンタ22a,22bとによつ
て構成されている。そして、演算処理装置11
は、パルス発生回路13a,13b内のプリセツ
トカウンタ22a,22bからパルス分配完了信
号DENX,DENUが出力される度に、新たな移
動量をパルス分配完了信号DENX,DENUが送
出されたプリセツトカウンタ22aもしくは22
bにセツトすることで連続的なパルス分配を行な
うようになつている。
さらに、シーケンス制御回路16は、第3図に
示す回路構成となつており、起動ボタンSTART
を押圧すると、加工サイクル指令用のリレーCR
10がオンとなつて数値制御装置10に対してメ
インプログラムである第2図aに示す加工用プロ
グラムの実行の開始を指令する。また、このプロ
グラムの実行の途中で補助機能コードMO3が読
出されると数値制御装置10からシーケンス制御
回路16に対してM03のコードが出力され、こ
れに応答して接点m03が閉じられると砥石修正
サイクル指令用のリレーCR20がオンとなつて
数値制御装置10に対してサブプログラムである
第2図bに示す砥石修正用プログラムの実行の開
始を指令する。
砥石修正の開始を指令する補助機能コードM0
3は前述したように、砥石車の後退指令の前にプ
ログラムされているため、第4図に示されるよう
に、砥石車Gの後退動作と砥石修正動作は並行し
て行なわれる。
次に、前記数値制御装置10の動作、特に砥石
車Gの後退動作と砥石車Gの修正動作を同時に行
なわせる処理について説明する。
前記数値制御装置10内の演算処理装置11
は、運転が開始されると第5図a,bに示すプロ
グラムをリアルタイムロツク発生回路25からの
割込み信号に応答して一定時間毎に実行する。こ
のプログラムの内、ステツプ(31)〜(43)のプ
ログラムはメモリ12のメインプログラムエリア
MPAに記憶された加工用数値制御プログラムを
実行するものであり、ステツプ(51)〜(63)の
プログラムはメモリ12のサブプログラムエリア
SPAに記憶された砥石修正用プログラムを実行
するものであり、ステツプ(30)において、シー
ケンス制御回路16のリレーCR10がオンして
いることで砥石修正指令が送出されていることが
判別されるとステツプ(31)〜(43)のプログラ
ムを実行する。また、シーケンス制御回路16の
リレーCR20がオンとなつている場合には、ス
テツプ(31)〜(43)によつて加工用プログラム
を実行するための処理が完了した時点で、ステツ
プ(30)もしくはステツプ(33)からステツプ
(50)を介してステツプ(51)へ移行し、これに
引続くステツプ(51)からステツプ(63)のプロ
グラムを実行することによつてサブプログラムエ
リアSPAの砥石修正プログラムを実行するため
の処理を行なう。
ステツプ(31)〜(43)のプログラムとステツ
プ(51)〜(63)のプログラムの処理内容はほぼ
同じで、ステツプ(31)〜(43)のプログラムで
は、メインプログラムカウンタMPCの指定する
ブロツクの数値制御データをメインプログラムエ
リアMPAから読出して実行するのに対し、ステ
ツプ(51)〜(63)のプログラムでは、サブプロ
グラムカウンタSPCの指定するブロツクの数値制
御データをサブプログラムエリアSPAから読出
して実行する点だけが異なつている。なお、メイ
ンプログラムカウンタMPCおよびサブプログラ
ムカウンタSPCはメリ12内の所定のエリアに形
成されている。
今、シーケンス制御回路16の起動スイツチ
STARTが押圧されてリレーCR10がオンし、
数値制御装置10に対して加工用プログラムの実
行が指令されると、数値制御装置10の演算処理
装置11は、ステツプ(30)にてこれを検知し、
ステツプ(32)にてメインプログラムカウンタ
MPCを零リセツトするイニシヤライズ処理を実
行する。そして、この後、ステツプ(33)を介し
てステツプ(35)へ移行し、メインプログラムカ
ウンタMPCの指定するブロツクN000の数値
制御データG00 XD0を読出し、この後、ス
テツプ(36)において、パルス分配軸であるX軸
が現在パルス分配中であるか否かを後述のインタ
ロツクテーブルIRTを参照して判別し、分配中で
なければ、ステツプ(37)以後のプログラムによ
り数値制御データに応じた処理を行なう。
この場合には、数値制御データにGコードが含
まれているため、ステツプ(37)からステツプ
(37a)へ移行してGコードに応じた処理を行な
つた後、ステツプ(38),(40)を介してステツプ
(41)へ移行し、パルス分配の処理を行なう。こ
のパルス分配の処理では、ステツプ(41)におい
て、移動量D1のデータを図略のバツフアゾーン
に形成された移動量カウンタXPTOTLにセツト
した後、ステツプ(42)において、メモリ12の
所定のエリアに形成されたインタロツクテーブル
IRTにX軸のパルス分配を開始したことを示す情
報を書込むとともに、ステツプ(43)にてメイン
プログラムカウンタMPCを歩進させ、この後、
第6図に示すパルス分配ルーチンPGRのステツ
プ(70)へ移行し、パルス分配ルーチン1回実行
する。なお、パルス分配ルーチンが1回実行され
ることでX軸に対するパルス分配が開始される
が、以後のパルス分配の処理はパルス分配ルーチ
ンのみで行なわる。
すなわち、パルス分配ルーチンのステツプ
(70)から処理が開始されると、まず、ステツプ
(70)において、X,U軸のそれぞれに設けられ
たパルス分配完了フラツグDEFX,DEFUの内、
移動軸に対応したX軸のパルス分配完了フラツグ
DEFXをリセツトし、この後、移動方向を表わす
データをX軸のパルス発生回路13aに出力して
ゲートの切換えを行なう。そして、この後、X軸
移動量カウンタXPTOTLの計数値が零であるか
否かでX軸に対するパルス分配が完了したか否か
を判別し、パルス分配が完了していない場合に
は、ステツプ(73)から(77)へ移行して、速度
データと、1回分のパルス分配数を表わすデータ
をパルス発生回路13aに出力して、パルス分配
開始指令を出力し、この後、パルス分配数を移動
量カウンタXPTOTLから減じてベースルーチン
へ移行する。
これにより、パルス発生回路13aは指定され
た速度で設定された数のパルスをX軸へ分配し、
これが完了すると、演算処理装置11に分配完了
信号DENXを送出する。これにより、演算処理
装置11は第6図に示すパルス分配ルーチンのス
テツプ(72)から実行を開始し、まず最初に、ど
ちらのパルス発生回路から分配完了信号が送出さ
れたかによつてパルス分配軸を判断した後、ステ
ツプ(73)へ移行し、前述の場合と同様の処理を
行なう。そしてこの処理が完了するとベースルー
チンへ復帰する。以下同様の動作の繰返しによ
り、X軸に対するパルス分配が継続され、砥石車
Gが早送り前進される。
なお、このパルス分配ルーチンによるパルス分
配動作中も、RTC回路25からの割込信号に同
期して第5図aのプログラムが一定時間毎に実行
されるが、X軸のパルス分配は完了しておらず、
またリレーCR20はオフの状態のままで数値制
御装置10に対して砥石修正指令も与えられてい
ないため、ステツプ(33)からステツプ(50)を
介してベースルーチンへ復帰し、実質的な処理は
何も行なわない。
上記の動作によつて指令された移動量D1に応
じた数のパルスが分配されて移動量カウンタ
XPTOTLの内容が零になると、すなわち、砥石
車Gの早送り前進が完了すると、ステツプ(75)
においてインタロツクテーブルIRTのX軸パルス
分配中を表わすデータを消去するとともに、ステ
ツプ(76)でX軸のパルス分配完了フラツグをセ
ツトし、これにより、この後で第5図aのルーチ
ンが実行されるとステツプ(33)によつてX軸の
パルス分配が完了したことが判別される。
すると、ステツプ(33)から(35)へ移行して
ステツプ(33)〜(43)の処理が再び行なわれ、
メインプログラムである加工プログラムのブロツ
クN001にプログラムされている数値制御デー
タG01 XDI FIが読出され、前述と同様にし
てX軸にパルスが分配されて砥石車Gの粗研削送
りが行なわれる。そして、これに続いてプログラ
ムされているG0 XD2 F2が読出されると
同様にしてX軸に粗研削送りに応じた速度でパル
スが分配され、これが完了すると、ブロツクN0
03にプログラムされているM03のデータが読
出され、ステツプ(38a)において、このM03
のコードをシーケンス制御回路16に送出する処
理を行なう。そして、この後、ベースルーチンへ
戻つた後、再び第5図aに示す処理が実行される
と、ステツプ(35)においてブロツクN004に
プログラムされている砥石車G後退用のプログラ
ムGOOX―D3F3が読出され、砥石車Gの後
退用のパルス分配が開始される。前述したよう
に、第5図aのプログラムはRTC回路25から
の割込み信号に応答して実行されるため、このパ
ルス分配の開始処理は第7図に示すようにRTC
回路25からの信号が送出された時点から開始さ
れ、次の信号が送出されるまでにその処理は完了
する。
一方、M03作コードがシーケンス制御回路1
6に送出されるとリレーCR20が付勢され、数
値制御装置10にサブプログラム実行指令が送出
される。すると、演算処理装置11は第7図に示
すように、X軸のパルス分配がが行なわれた直後
にRTC回路25から送出される信号に応答して
第5図aに示すプログラムを実行した時に、ステ
ツプ(33)からステツプ(50)へ移行してステツ
プ(50)でこれを検知し、第5図bに示すステツ
プ(51)以降のサブプログラム実行処理を行な
う。これにより、まず、サブプログラムの最初の
ブロツクN100にプログラムされている修正工
具早送り前進用の数値制御データG00 UD5
のプログラムが読出され、この後、プリセツト
(56)にて現在U軸に対してパルス分配が行なわ
れているか否かをインタロツクテーブルIRTを参
照して判別し、U軸に対してパルス分配が行なわ
れていなければ、ステツプ(57)以後へ移行し
て、パルス分配の処理を行なう。この場合にはU
軸に対するパルス分配は行なわれていないため、
ステツプ(56)からステツプ(57)へ移行し、ス
テツプ(57a)にてGコード処理を行なつた後、
ステツプ(61)でU軸移動量D5をU軸移動量カ
ウンタUPTOTLにセツトし、さらに、ステツプ
(62)にてインタロツクテーブルIRTにU軸移動
中のデータを書込むとともに、ステツプ(63)に
てサブプログラムカウンタPSCを歩進してパルス
分配ルーチンへ移行する。
これにより、パルス発生回路13aに、砥石車
後退用のパルス分配速度と最初の分配パルス数が
セツトされてX軸に対するパルス分配が開始され
た後で、パルス発生回路13bに、砥石修正工具
早送り用のパルス分配速度と最初の分配パルス数
がセツトされてU軸に対するパルス分配が開始さ
れる。これにより、砥石車Gの後退動作と砥石修
正工具DTの早送り前進の動作とが同時に開始さ
れることになる。
そして、パルス分配回路13a,13bに設定
された数のパルスがそれぞれX軸、U軸に分配さ
れると、パルス発生回路13a,13bから分配
完了信号DENX,DENUが送出され、これに応
じて前記のパルス分配ルーチンが再び実行され
る。両軸の送り速度は通常異なるため、パルス発
生回路13a,13bがパルス分配を完了するま
でに要する時間は相違し、このため、通常はパル
ス分配完了信号DENX,DENUは異なつた時期
に送出され、パルス分配ルーチンはX軸に対する
パルス分配の処理とU軸に対するパルス分配の処
理を交互に時分割的に行なう。なお、フローチヤ
ートでは略してあるがパルス発生回路13a,1
3bの両方からパルス分配完了信号が同時に送出
された場合には、X軸に対するパルス分配処理を
最初に行なつた後、U軸に対するパルス分配処理
行なうようになつている。
このような処理が繰返されることにより、砥石
車Gの後退動作が制御されるとともに、砥石修正
用のサブプログラムが順番に読出され、これに応
じて砥石修正工具DTが砥石修正のために、早送
り前進、切込み前進、早送り後退のパルス分配が
行なわれ、これが完了すると、サブプログラムの
ブロツクN103にプログラムされている砥石車
位置補正用のプログラムG00 XD6が読出さ
れ、サブプログラムに基づいてX軸に対するパル
ス分配が行なわれる。しかしながら、第4図に示
すようにこの時点で砥石車Gの後退が完了してお
らず、X軸に対するパルス分配が継続している場
合には、インタロツクテーブルIRTにX軸がパル
ス分配中であることを表わすデータが書込まれて
いるため、このことがサブプログラム実行ルーチ
ンのステツプ(56)にて判別され、X軸のパルス
分配が完了するまでは何らの処理を行なわずにベ
ースルーチンへ復帰する。これにより、メインプ
ログラムに基づく砥石車Gの後退処理が完了する
まで、サブプログラムに基づくパルス分配処理は
中断され、砥石車Gが後退端まで後退してメイン
プログラムに基づくX軸へのパルス分配が完了
し、インタロツクテーブルIRTからX軸に対する
パルス分配を実行中であることを表わすデータが
消去されると、サブプログラムに基づくX軸への
パルス分配が開始され、砥石車Gの位置補正が行
なわれる。
そして、これが完了すると、サブプログラムの
実行が完了して、数値制御装置10は待期状態と
なる。
以下、起動スイツチが押圧される度に上記の動
作が繰返され、工作物加工と砥石修正が行なわれ
るが、砥石車Gの後退動作と並行して砥石修正が
行なわれるため、引続く加工をすぐに開始するこ
とができ、加工能率を向上できる。
以上述べたように本発明においては、互いに独
立して作動させる必要のある複数の制御軸のそれ
ぞれ毎にプログラムされた数値制御プログラムを
記憶する記憶手段を設けるとともに、複数の制御
軸のそれぞれに設けられ入力されたパルス分配指
令データに応答して互いに独立してパルス分配を
行ない、パルス分配完了を独立的に送出可能なパ
ルス発生回路を設け、主の起動指令が与えられる
と、1つの制御軸に対するパルス分配処理だけを
対応する数値制御データに従つて行ない、この数
値制御データが所定のステツプまで実行された時
点からは他の制御軸に対するパルス分配も他の数
値制御データに従つて同時に行なうようにしてい
るので、予め定められた所定の時点から互いに独
立して作動する複数の制御軸に対して同時にパル
ス分配を行なわせることができ、かかる数値制御
装置を研削盤等の工作機械に用いた場合には、工
具の戻し動作中に他の動作を行なえて加工のサイ
クルタイムを大幅に短縮できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は
数値制御装置の全体構成を示すブロツク図に砥石
台の概略構成図を併記した図、第2図a,bは第
1図のメモリ12に記憶される加工用数値制御プ
ログラムと砥石修正用数値制御プログラムを示す
図、第3図は第1図のシーケンス制御回路16の
詳細な回路を示す図、第4図は研削サイクルの一
例を示すサイクル線図、第5図a,bおよび第6
図は第1図における演算処理装置11の動作を示
すフローチヤート、第7図は各軸へのパルス分配
とそのパルス分配を行なわせる処理の時間的な関
係を示すタイムチヤートである。 10……数値制御装置、11……演算処理装
置、12……メモリ、13a,13b……パルス
発生回路、15……プログラム書込装置、20
a,20b……速度レジスタ、21a,21b…
…発振器、22a,22b……プリセツトカウン
タ、23a,23b……ゲート回路、DT……修
正工具、G……砥石車、W……工作物。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 複数の制御軸にパルス分配を行なうことによ
    つて工作機械の動作を制御すようにした数値制御
    装置において、互いに独立して作動させるべき複
    数の制御軸の移動をそれぞれ定義する複数の数値
    制御データを記憶する記憶手段と、前記独立して
    作動させるべき複数の制御軸のそれぞれに設けら
    れ入力された分配データに従つて互いに独立して
    パルス分配を行ない、分配が完了すると互いに独
    立に分配完了信号を送出する複数のパルス発生手
    段と、第1の起動指令のみが与えられた場合には
    前記複数の制御軸の内の特定の軸に対応するパル
    ス発生手段から分配完了信号が送出される度にこ
    れに対応する数値制御データに基づく分配データ
    を分配完了信号が送出された前記パルス発生手段
    にセツトし、第1の起動指令と第2の起動指令の
    両方が与えられた場合には前記特定の軸とこれと
    異なる他の制御軸のいずれかから分配完了信号が
    送出される度に分配完了信号が送出された制御軸
    に対応する数値制御データに従つた分配データを
    対応するパルス分配手段にセツトする処理手段
    と、前記特定の制御軸に対応する数値制御プログ
    ラムが所定の位置まで実行されたことに応答して
    前記第2の起動指令を発生するタイミング制御手
    段とを設けたことを特徴とする数値制御装置。
JP6755282A 1982-04-22 1982-04-22 数値制御装置 Granted JPS58186561A (ja)

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JPS57108905A (en) * 1980-12-25 1982-07-07 Okuma Mach Works Ltd Synchronous queuing system for machine tool with plural movable members

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