JPH022024Y2 - - Google Patents

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JPH022024Y2
JPH022024Y2 JP18438584U JP18438584U JPH022024Y2 JP H022024 Y2 JPH022024 Y2 JP H022024Y2 JP 18438584 U JP18438584 U JP 18438584U JP 18438584 U JP18438584 U JP 18438584U JP H022024 Y2 JPH022024 Y2 JP H022024Y2
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JP
Japan
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clamp body
ground wire
steel tower
angle iron
washer
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JP18438584U
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JPS6198327U (ja
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  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
  • Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、光フアイバケーブルを架空地線内に
収容してなる光フアイバ複合架空地線を鉄塔部分
で鉄塔頂部から引き下す際に、光フアイバ複合架
空地線を鉄塔部材に固定するための鉄塔引下し部
の固定具に関する。
〔従来技術とその問題点〕
鉄塔の両側の光フアイバ複合架空地線の光フア
イバケーブルをその鉄塔部において相互に接続す
る場合、光フアイバ複合架空地線(以下、複合地
線と略す)を鉄塔頂部に一旦引き留めた後、その
余長部分を無張力状態で下方位置の光ケーブル接
続箱まで引き下して光ケーブル接続を行うが、そ
の際、鉄塔部材に沿わせて引き下された複合地線
が不安定とならないように、該複合地線を固定具
を用いて鉄塔部材に固定する必要があるが、従来
は種々異なるサイズの鉄塔部材に対しても対応す
ることのできる適切な複合地線の固定具が開発さ
れていないものであつた。
〔考案の目的〕
本考案は上記事情に鑑み、いかなるサイズの鉄
塔部材(一般に山形鋼)にも対応できる複合地線
の鉄塔引下し部の固定具を得ることを目的とする
ものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案においては、上記目的を達成するため、
固定具を両辺部分がねじ棒とされた直角をなすク
ランプ本体と、そのクランプ本体の直角部に向い
た凹面を持つ樋状ワツシヤおよび前記ねじ棒に螺
合したナツトにより構成した。
〔作用〕
クランプ本体を鉄塔部材の山形鋼に互いの直角
方向を合わせて当て、両辺側のそれぞれにおいて
ねじ棒部に通したワツシヤを、その樋状の凹面側
で山形鋼の縁部を抱き込むように当て、ナツトで
締め付ける。この状態でクランプ本体は、山形鋼
の縁部を抱き込んだワツシヤによる係止力で山形
剛に固定される。複合地線は、クランプ本体に固
定された支持板において支持される。
〔実施例〕
以下本考案の一実施例を第1図〜第4図に従つ
て説明する。
まず、第3図により光フアイバ複合架空地線1
0の鉄塔頂部からの引下しの状態を説明すると、
鉄塔11の両側の複合地線10は、引留めクラン
プ12により鉄塔頂部に一旦引き留められた後、
その余長部分10aが下方位置にある光ケーブル
接続箱13まで引き下され、この複合地線10の
内部の光ケーブルが光ケーブル接続箱13内で相
互に接続される。そして、引き下される複合地線
10は、複数個所において、鉄塔部材である山形
鋼14に対して第1図、第2図に示す如く、本考
案の固定具15により固定される。
固定具15は、棒材を直角に屈曲してなるクラ
ンプ本体16の両辺部分にねじを切つてこの両辺
部分をねじ棒16aとなし、各ねじ棒16aに、
クランプ本体16の直角部16bに向いた凹面1
7aを持つ樋状のワツシヤ17、およびナツト1
8を設け、一方のねじ棒16aに支持板19の長
孔19aの部分を2個のナツト20により固定し
たものである。そして複合地線10は、ケーブル
受溝21aを持つ押え金具21と前記支持板19
とで挟み、ボルト22、ナツト23により両者2
1,19を締め合わせて支持板19に固定する。
前記固定具15の山形鋼14への固定は、第1
図に示す如く、クランプ本体16を山形鋼14に
互いの直角方向を合わせて当て、ねじ棒16aに
通したワツシヤ17の外側からナツト18を締め
付けて行う。これにより、樋状のワツシヤ17が
その凹面17aの一縁部近傍で山形鋼14の縁部
14aを抱き、ワツシヤ17の他縁部17bがク
ランプ本体16の外面に当つて山形鋼14の縁部
14aを安定して掴み、クランプ本体16の山形
鋼14への固定が行われる。
山形鋼14の辺の長さが変化しても、ナツト1
8の締付け位置が変わるだけであるから、いかな
る辺の長さにも対応でき、また山形鋼14の板厚
が変化しても、樋状のワツシヤ17の凹面17a
側で掴むので、いかなる板厚寸法にも対応でき
る。
なお、実施例のワツシヤ17は半円弧状断面の
樋状であるが、例えば、第4図の如き角形開放断
面の樋状のワツシヤ24、その他種々のものが考
えられ、要するに、単なる平面的なワツシヤでな
く、山形鋼の縁部14aに係止可能な縁部17
c,24a、およびクランプ本体16の外面に当
る縁部17b,24bを持つものであればよい。
また、クランプ本体16の山形鋼14への固定
は、実施例の如く山形鋼14の外面側に当てて行
うものに限らず、内面側に当てて行うこともでき
る。
また、クランプ本体16の山形鋼14に当てる
部分は、実施例の如き棒状のものに限らず、直角
をなすものであれば、板状、その他の形状でもよ
い。
また、支持板19のクランプ本体16への固定
は、実施例の如くねじ棒16a部分に2個のナツ
ト20により締め付けて行うものに限らず、任意
である。
なお、支持板19に設ける押え金具21は、通
常、複合地線10の外傷を極力防ぐために、鉄塔
の内側に配置する。
〔効果〕
以上の如く本考案によれば、固定具を両辺部分
がねじ棒とされた直角をなすクランプ本体と、そ
のクランプ本体の直角部に向いた凹面を持つ樋状
のワツシヤおよび前記ねじ棒に螺合したナツトに
より構成したので、1種類の固定具を用意するだ
けであらゆるサイズの山形の鉄塔部材に対応する
ことができる。したがつて、設計あるいは製作上
の繁雑さがなく、汎用性に富むので大きなコスト
低減効果がもたらされるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の固定具の一実施例を示す平面
図、第2図は第1図の側面図、第3図は上記固定
具の使用状態を示す鉄塔部分の概略側面図、第4
図は本考案の固定具におけるワツシヤの他の実施
例を示す平面図である。 10……光フアイバ複合架空地線(複合地線)、
14……山形鋼(鉄塔部材)、15……固定具、
16……クランプ本体、16a……ねじ棒、16
b……直角部、17,24……ワツシヤ、17a
……凹面、18……ナツト、19……支持板、2
1……押え金具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 直角をなすクランプ本体16の両辺部分がねじ
    棒16aにより形成され、このねじ棒16a部分
    に前記クランプ本体16の直角部16bに向いた
    凹面17aを持つ樋状のワツシヤ17、およびナ
    ツト18を備え、光フアイバ複合架空地線10を
    支持する支持板19が前記クランプ本体16に固
    定された光フアイバ複合架空地線の鉄塔引下し部
    の固定具。
JP18438584U 1984-12-05 1984-12-05 Expired JPH022024Y2 (ja)

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JP18438584U JPH022024Y2 (ja) 1984-12-05 1984-12-05

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JP18438584U JPH022024Y2 (ja) 1984-12-05 1984-12-05

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JPS6198327U JPS6198327U (ja) 1986-06-24
JPH022024Y2 true JPH022024Y2 (ja) 1990-01-18

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JP18438584U Expired JPH022024Y2 (ja) 1984-12-05 1984-12-05

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JP4868567B2 (ja) * 2004-10-29 2012-02-01 東邦電気工業株式会社 電柱用光ドロップケーブル引留具

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JPS6198327U (ja) 1986-06-24

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