JPH02201497A - デジタル信号記録再生装置 - Google Patents

デジタル信号記録再生装置

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JPH02201497A
JPH02201497A JP1021169A JP2116989A JPH02201497A JP H02201497 A JPH02201497 A JP H02201497A JP 1021169 A JP1021169 A JP 1021169A JP 2116989 A JP2116989 A JP 2116989A JP H02201497 A JPH02201497 A JP H02201497A
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JP
Japan
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data
midi
time difference
signal recording
frame
Prior art date
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Application number
JP1021169A
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English (en)
Inventor
Kazuo Hikawa
和生 飛河
Tsuneo Kosugi
小杉 恒夫
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はデジタル信号の記録再生に関し、特に電子楽器
を制御するためのMIDI信号処理装置に関する。
[従来の技術] 種々の電子楽器を所定のフォーマットに従ったデジタル
信号で駆動制御するものとしてMIDI規格がある。こ
のMIDI規格に従ったキーボード装置、電子楽器等が
既に実用化されており、単一のキーボード装置の操作に
より、多数の電子楽器を駆動しえるようになっている。
又、本出願人はMIDI規格に基づく8ビツトのデータ
(以下MIDIワードという)を予め磁気テープに記録
しておき、これを再生することにより、キーボードの操
作なしに1又は複数の電子楽器を駆動するデジタル情報
記録及び記録再生方式を開発し特許出願している。これ
は特開昭H−148470号公報に示されているように
楽器の演奏に関するデジタル情報、すなわち音程、音階
及び音の長さ等の楽器制御情報をMIDIワードとして
ヘリカルスキャン方式の磁気記録再生装置にて予め記録
しておき、これを再生してスタートビットとストップビ
ットを付加して10ビツトのMIDI信号を各楽器に与
えて駆動するものである。
[発明が解決しようとする課題] 上記磁気記録再生装置を用いればスタートビットとスト
ップビットを含む計10ビットで構成されるMIDI信
号からスタートビットとストップビットを除いた8ビツ
トからなるMIDIワードをそのまま磁気テープに記録
、再生できるが、コンパクトディスクのサブコードにM
IDIワードを記録しておきコンパクトディスクプレー
ヤにて再生することができなかった。これは1つのMI
DIワードが8ビツトで構成されているのに対して、コ
ンパクトディスク(以下CDという)のサブコードの1
フレーム中、タイムコード等に用いられる2ビツトを除
いた部分はR,S・・・Wからなる6ビツトで構成され
ているので、MIDIワードをそのままCDのサブコー
ドチャンネルに記録することができないからである。ま
た、伝送レートも3,600BPS (バイトバーセカ
ンド)、すなわち2g、800bpsであり、31 、
250bpsのMIDIID−そのまま記録することは
できない。
更に、MIDIID−電子楽器等発音源に与えられてい
る場合、発音源がMIDIID−受信してから実際の音
がでるまでの所要時間は、所謂シンセサイザ等の電子楽
器においては、メーカや機種間による差はそれ程ないが
、例えばMIDIID−よって、自動演奏が可能なグラ
ンドピアノ等が商品化されているが、このピアノはMI
DIID−入力されてからこの信号をデコードしピアノ
の機構部分に制御内容を伝達し、この機構部分が実際に
ピアノのハンマを動かして弦をたたき弦が振動して音が
でるまでの所要時間は0.5秒程度必要とされる。従っ
てCDのオーディオ信号再生音とMIDIID−よる自
動演奏時の楽器発生音との時間間隔が約0.5秒程度ず
れてしまい、双方の音声を同時に聴いた場合、違和感を
生じ、またピアノの自動演奏によるレッスンを行う場合
にも支障をきたすという問題があった。
更に、所定の時間差を設けてMIDIID−デジタル音
声信号とともにCDに記録を行うものが特開昭63−3
0900号公報により提案されているが、これは固定の
時間差をもって記録を行うもので、個々の楽器による演
奏タイミングのずれを考慮したものではなかった。
従って本発明はCDやDAT等のデジタル信号記録媒体
のサブコニトチヤンネルにMIDIID−記録しておき
、これをで再生して元のMIDIID−作ることができ
ると共に、発音源が異なってもこれに応じてMIDII
D−音声信号との時間差を設定でき、再生時のそれぞれ
の信号の出力タイミングを制御して聴感上の時間のずれ
をなくすことができるデジタル信号記録再生装置を提供
することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記目的を達成するためになされたもので、本
発明によるデジタル信号記録再生装置は、補助信号記録
領域にMIDIデータと共にメインデータと前記MID
Iデータの時間差データを記録したデジタル信号記録媒
体からの信号を読込みEFM1n調する復調手段と、前
記時間差データに基づいてメインデータ再生系及び又は
MIDIデータ再生系の出力送出タイミングを制御する
制御手段とを有することを特徴とするものである。
[作 用] 本発明のデジタル信号記録再生装置は上記の如く構成さ
れているので、復調時、デジタル信号記録媒体の補助信
号記録領域に記録された時間差データに基づいてメイン
データ再生系及び又はMIDIデータ再生系の出力送出
タイミングが制御されて、メインデータとMIDIデー
タとの再生時の聴感上の時間的ずれが解消されるのであ
る。
[実施例] 以下図面と共に本発明の実施例について説明する。
第1図は本発明のデジタル信号記録再生装置の1実施例
を示すブロック図である。信号記録再生装置は、デジタ
ル記録再生媒体としてのCDIからCDデータを読取る
光ピツクアップ2、その読取りデータをフォトディテク
タプリアンプ3を介して増幅して入力し、EFM復調し
て主信号記録領域に記録されたメインデータとしてのオ
ーディオデータと補助信号記録領域に記録されたサブコ
ードデータをそれぞれオーディオデータ誤り訂正、補間
回路5の出力をオーディオデータバッファ6を介したオ
ーディオデータをデジタル・アナログCD/A)変換し
て出力するD/A変換回路7、前記サブコードデータ誤
り訂正回路8を介したサブコードデータからビット変換
してMIDIデータを復調すると共にオーディオデータ
とMIDI信号との時間差データを得て前記オーディオ
データバッファ6とMIDIデータバッファ10の読出
し遅延量を制御するサブコード信号処理回路9、復調さ
れたMIDIデータをMIDIデータバッファ9を介し
て受け、M I D I出力を送出するMIDI変調回
路11を有する。
前記MIDI出力は、MIDI楽器12を介してオーデ
ィオ出力に変換され前記D/A変換回路7を介したオー
ディオ出力と共にオーディオミキサ13に入力され、そ
の後オーディオアンプ14を介してスピーカ15により
出力される。
第2図はCDのサブコードチャンネルの1バック分、す
なわちフレームOからフレーム23までのデータの格納
状況を示す図である。各フレームについてRからWまで
の6ビツトのデータが格納されるようになっており、フ
レーム1に示すインストラクション部のR,Sに2ビツ
トで示されるサブアイテム部の0,1“はCD−MID
Iの楽器設定用のデータ内容で、フレーム18.19に
時間差データがあることを示す。
なお、このサブアイテム部に“0.0#が入っていると
きは、本来のMIDIデータ領域(フレーム4〜19)
にはMIDIデータが入っていて、時間差データは記録
されていない。各フレームは6ビツト構成であ、す、上
記のように格納されているMIDIデータはバイト、す
なわち8ビット単位である。1バイトのMIDIデータ
は例えばフレーム4のR−Wにaoで示される6ビツト
とフレーム5のR,Sにa ′2ビットの計8とットか
らっている。以下同様にフレーム5の残りのT〜Wに4
ビツトのboとフレーム6のR−Uに4ビツトのb ′
の組合せにより1バイトのデータが構成されるという態
様で、フレーム4からフレーム19までの16フレーム
にわたって12バイトのMIDIデータが格納されてい
る。
第2図では、サブアイテム部が“0,1°でありフレー
ム18.19に12ビツトの時間差データが記録されて
いる様子を示しており、フレーム4〜11のM I D
 I信号は無視されることとなる。
時間差の値は2の補数表示でなされ、1ビツトは320
μSeeの時間間隔を表すから、従ってその設定範囲は
−(2’X320X10−8)see  〜+ ((2
1)x320xlo−6)  See  −−655,
36m5〜+ 655.04m5となる。このとき最初
の1ビツト目の符号が例えば十の場合はMIDIデータ
に対するオーディオデータの遅延時間差を示す(−の場
合はその逆)。この時間差データに基づいて次のバック
のMIDIデータが制御される。
なおフレーム4〜6にトラックナンバおよびインデック
スナンバを書き込む場合は、該当するMIDIデータが
時間差データに基づいて制御される。
ここで具体例について説明すると、オーディオデータに
対してMIDIデータが065秒早く入っているとする
と、設定値は0.5+(320X10=)−1563で
あるから、これを2進表示すると、 フレーム18−011000 フレーム19−011011   となる。
ここで、320μsecはMIDIの転送バイトレート
であるから、この遅延量はMIDIのバイトクロックの
数で設定することと同義で、このように設定されるとM
IDIデータ送り出し用のデータ遅延処理が簡単に行い
得るというメリットがある。しかし、オーディオの遅延
の場合はオーディオクロック周波数Fsは44.1kl
lzであり、MIDIバイトレートは1 / 320 
u −3,125kllzであるから非同期のバッファ
メモリが必要である。
しかし、通常のCD−MIDIシステムではMIDIの
方が先行するよう記録されることが殆どであり、コスト
ダウン等でオーディオ系の遅延は入れない場合が多いた
めMIDI側のレートに合わせて設定される。すなわち
オーディオ再生系の遅延は略一定であり、また楽器側の
遅延の方が大きく、またF s 44.1kHz 、 
16ビツト、2チヤンネルのCDオーディオデータを最
大遅延時間差855.36a+sec分遅らせるのに必
要なバッファメモリハ0.65536 X44.lX 
103x 2 X 164924.844ビット;tt
s、e Kバイトの容量が必要となる。従って、通常は
MIDIの方が先行するため、時間差データは正の値で
表示し、第1図の構成においてオーディオデータバッフ
ァ6を省略することもできる。
第3図は最終的に送り出すべきMIDIデータの1バイ
ト分の信号波形図であり、8ビツトのMIDIデータの
先頭に論理0のスタートビットと末尾に論理1のストッ
プビットが加えられている。
第4図は送り出されるべき1パツク中のMIDIデータ
の構成を示している。第4図中のao 、ao  、b
o等は第2図のサブコード内のデータとの対応を示すも
のである。ここでMIDI規格について簡単に説明する
と、MIDIデータは1秒当り3125バイトの速度で
送信される。又第2図のサブコードは24フレームから
なる1バツクを示しているがCDからは1秒当り300
バツクが再生されるので、MIDIデータは6ビツト×
16フレーム×300パツク−28800bpsで再生
される。これをバイト単位で表すと28800bps/
8−3600 BPSとなりMIDIデータの3125
8PS  (バイトパーセカンド)を上回ってしまう。
従って全てのバックについて1バック当り12バイトの
MIDIデータを格納しておくことはMIDI規格上規
格上戸い。
そこで、その対策として300バツクで3125バイト
となるように予めCDのサブコードに記録するときに工
夫しておくことが必要である。例えば300バツクを1
2パツク毎に25分割し、各12バツクのグループ毎に
MIDIデータが最大11バイト入っているものを5パ
ツク、MIDIデータが最大10バイト入っているもの
を7バツクとすれば、このグループのMIDIバイトの
総計は最大125バイトとなり、300パック全体で3
125以下とすることができる。
しかし、MIDIデータの多くはノートオンコマンドと
ノートオフコマンドであり、これらは各々3バイトから
なっているので3の倍数の12バイトを基準に考えた方
がよい。そこで上記各グループにおいていくつかのバッ
クには12バイトを入れ、残りのバックには11バイト
以下のデータを入れて全体として125バイト以下とな
るようにすることが好ましい。
第5図は第1図のサブコードデータ誤り訂正回路8とサ
ブコード信号処理回路9のCPUによる処理フローを示
す図である。ここで、前記サブコードデータ誤り訂正回
路8は公知のCDグラフィクスのデコーダにて用いられ
ているものと同一でよく、フレーム20〜23のパリテ
ィ−用ビットip  −p3及びフレーム2,3のパリ
ティ−用ビ ット を行うものであり、従来のCDグラフィクスデコーダと
の共用部分も多いので、CDグラフィクス及びMIDI
信号記録再生装置とすることもでき、エラー検出はハー
ドウェア以外にもソフトウェアで実現することもできる
。このようにCDグラフィクスデコーダと兼用する場合
には、第2図のフレーム1及びフレーム4〜19に入っ
ているデータがグラフィクスデータかMIDIデータか
を識別する必要がある。第2図のフレームOのモードを
示す3ビツトはこの目的で用いられ、グラフィクスの場
合は001、MIDIの場合は011とされ、同様にフ
レーム0の後半の3ビツトはアイテムでありグラフィク
ス等の種類を示すものである。
なお、MIDIデータが入っている場合のアイテムは0
00である。
すなわち、第5図の最初の判断ステップではMODE−
3、ITEM−0の時にMIDIモードであることを検
出し、次の判断ステップでは第2図のフレーム1のサブ
アイテムが“01”の時フレーム18.19に時間差デ
ータが、また“00#の時MIDIデータが格納されて
いることを検出する。前記サブアイテムが01”即ち1
の時は時間差データの設定処理がなされ、また“00”
即ち0の時はMIDIデータの6ビツト=8.ビット変
換処理及び内部バッファへのMIDIデータ送出処理が
なされ、このようにしてパック内の全てのデータ変換が
なされ、M I D Iバイトは、スタートビットとス
トップビットが付加された10ビツトのシリアルなMI
DI信号となって送出される。
第6図は第1図のサブコード信号処理回路9のCPU及
びMIDIデータバッファ10にて割込処理を行う場合
の処理シーケンスを示し、図中、RAMはデータバッフ
ァ10を示す。又、IRTはMIDI送出用割込みクロ
ックで3.125kllzで入力され一定時間毎に割込
処理が実行される。Tはフォーマット上の時間差データ
、CTL−5Wは時間補正を行うか否かを設定するため
のハード上の設定スイッチで、例えばグランドピアノを
演奏させる時は0FFS[子楽器等を接続するときなど
に出力時間差をなくしたい時はONとし、この設定スイ
ッチを何種類か用いて電子楽器毎の出力時間差に応じて
より細かいタイミング設定をすることもできる。DFは
デイレイフラグを示し、DF−1の時、時間差データに
基づいて遅延制御を行う。すなわち、内部バッファの内
容をRAM(第1図のMIDIデータバッファ10に対
応)に書込み(なお、内部バッファにデータがない時は
、そのエリアをF F uとし空送りデータとする)書
込アドレスをMA’ とし、((MA’ −T)MOD
40961即ち、1時間分だけ前のRAM内データの読
込処理を実施する。そして、そのデータがデーターF 
F n即ち空送りデータの場合はMA’ −(MA’ 
+1)MOD40’96即ちアドレスを1つ進ませてリ
ターンする。前記空送りデータでない場合はMIDIデ
ータを前述したシリアルデータに変換して送出する。ま
た、時間差データがない時及び設定スイッチの設定がな
い時は内部バッファの読込処理を経てデータが空送りデ
ータの場合はリターンし、空送りデータでない場合は前
述と同様にMIDIデータをシリアルデータに変換して
送出する。なお、送出後は時間差データが設定されてい
る場合はアドレス−((M A ’−T)MOD409
6)のデータを空送りデータFFHとしてリターンし、
時間差データが設定されていない場合はアドレスをMA
’ −(MA’ 十1)MOD4096によって1つ、
進ませてリターンする。このようにして、オーディオ信
号に対するMIDI信号の出力送出タイミングが制御さ
れる。
第7図は第3図のビット変換処理以降のより詳細な処理
シーケンスを示し、!2図のサブコードバック分を第4
図の最大12バイトのMIDIデータに変換するための
処理フローを示している。
第7図中、BYTESは第2図のフレームに示したn3
〜nOの値で、これは1バツク内でデータが入っていな
いMIDIデータエリアのデータは“FF   とし、
これはMIDIでシステムリセットを意味するが、通常
4使われない上ディスクに入れることは考えにくいので
、この値を空送りのためのデータとして使用する。
また、FAは、サブコードのフレームアドレス、MAは
MiDIデータを格納するメモリのアドレス、MBはM
IDIデータのバイト番号を示し、又nは(FA−4)
を4で割った商である。なお最初の判断ステップのBY
TES−07はM I D I ハイドが1つ以上存在
することの検出、次の判断ステップの(FA−4)MO
D4?は(FA−4)を4で割った余りを求めるステッ
プであり、余りが0〜3のいずれかであるかによって以
下のフローが定められる。このフローによって1つのパ
ックについて、すなわち第2図のフレーム4からフレー
ム19までについて変換を行い第4図の12バイトのM
II)Iデータが作られ、その後火のパックについて同
様の処理を行うものである。
このようにして作られた最大12バイトのMIDIデー
タは第1図のバッファ10に送られMIDI送り出しク
ロックに同期してP/S変換及びビット付加されてMI
DIバイトは第3図に示すようにスタートビットとスト
ップビットが付加されたlOビットのシリアルなMID
I信号となって外部へ送出される。この場合もMIDI
送り出しクロックに同期して送出される。
従って、上記実施例によれば、特にCD上に記録される
オーディオデータとM I D Iデータの再生時点で
の時間差を固定せずに、所定範囲での時間差設定の自由
度を持たせた時間差データを、CDサブコード領域で、
MIDIデータとは別の領域にこのデータを記録し、こ
のディスク再生時に、前記時間差データを再生し、この
値に基づいてオーディオ再生音声と、MIDIによる楽
器演奏音声とで聴感上の時間のずれをなくす様に、タイ
ミングを自動[Eする事が可能となる。また、本発明に
より以下の事が可能となる。
■)音声とMIDIとの時間差が数値としてCDディス
ク上に記録されるため、接続する楽器に応じて、任意に
時間差を設定できる。
2)上記時間差が、曲毎、ディスク毎に変わる様な場合
に、その時間差に関係なく接続された楽器に対応した一
定の時間差をもって自動的に補正して出力する事のでき
るデコーダを提供できる。
3)音声とMIDIの時間差の進み、遅れ、双方に対応
できる。
4)上記2)とは逆に、曲毎にあるいは一音声毎に時間
差設定を変える事も可能で、例えば、グランドピアノは
、音程が低くなる程、ノートオンが入力されてから実際
の音が出る迄に要する時間が長くなるため、音程毎にデ
イレイ量を変えたりする必要も考えられる。このときは
、時間差設定を変えたい音のノートオン情報の入ったバ
ックよりも前のバックに設定データを入れる事で実現で
きる。
なお、上記実施例において、時間差データは、CDフォ
ーマットのサブアイテムに記録したが、CDのサブコー
ド領域で、MIDIデータ再生に影響がなければ、同領
域のどこに記録したフォーマットでも良い。
また、サブアイテムを設けずに、MIDIデー少データ
上テムエクスクル−シブを用いて時間差データを記録し
ても良い。このとき、第5図のS ub −1ten 
?の分岐の1の部分はなくなり、MIDI6blt→8
bitID後にシステムエクスクル−シブメツセージを
解読して時間差データを設定する。
また、上記実施例において、MIDIデータはリアルタ
イム性が重視されるため、CDサブコードに他のデータ
(例えばグラフィックスデータ)よりも優先して記録し
なければならなく、このような場合、MIDIデータを
エンコードしてバックに入れ、その後の余ったバックを
用いて、グラフィックスデータを入れる事になるがグラ
フィックスデータの中で、連続するバックに入れたいデ
ータや、規格上連続して入れなければならないデータが
ある。例えばCDグラフィックスのPRESET  M
EMORYというインストラクションは、連続する16
バツクに入れなければならないとされ、このインストラ
クションをディスクに入れる際、前述の様に、先にMI
DIデータを入れた後であると、16バツク連続して入
れる場所がなくなってしまっている恐れがある。この様
なとき、時間差データを利用し、16バツク連続して入
れたい場所に既に入っているMIDIバックを動かして
、その動かした分の時間差データを入れておくことによ
り、上記の問題も解決される。
さらに、本発明は、上記実施例の他に例えば、MIDI
データをもとにしてパソコン等で楽譜を作成する時に、
音声と同時に表示を行なう様に制御を行なったり、ある
いは時間差の設定範囲をもっと拡げて、音声の出る数秒
前に譜面をCRT等に表示する音で、音声ともに演奏が
可能なシステムをも提供できる。このとき、パソコンで
のデータ処理や表示のための時間をも考慮した上でMI
DIやオーディオの出力タイミングを制御することが可
能である。尚、時間差の設定範囲を拡げるためには、第
2図に示される時間差データの12ビツトのビット数を
増やすか、あるいは1ビツトあたりの分解能を321μ
secよりも粗くする(例えば、10倍にして1ビット
−3,2m5ecとすると、士約6.55秒に拡ρ(る
)ことで対応できる。
また、記録媒体としてはCDの他に主情報と副情報領域
の両者を持つものであれば適用できる。
上記実施例はMIDI信号をCDに記録しておき、これ
を再生するものであったが、本発明は。
CDに限らずDAT等のデジタル信号記録媒体に予め記
録しておいて再生する場合にも適用できる。
第8図にMIDI信号をDATに記録した場合の実施例
を示す。第8図中(a)は一般に知られているDATの
フレームフォーマットを、(b)はその中の1トラツク
の1つのサブコード領域について示したものであり、(
e)は(b)におけるブロック内のフォーマットを示し
、BAEvelは偶数アドレス内のフォーマットを、B
AOddは奇数アドレス内のフォーマットを示すもので
あり、これらはいずれも公知となっているものである。
更に第8図中(d)のFormat(I) 、  (I
I)はDATのバックフォーマットにMIDI信号を記
録した様子を示す図であり、図中ITEMとPARIT
Y部は公知である。
ITEMの値は、現在のDATフォーマット(1987
年7月DATコンファレンスにより発行)に於いて未定
義とされている1000〜1110のうちのひとつ、例
えば1000をMIDIモードとして用いる。(1)の
SUBITEMは、MIDIモードの中でさらに詳細に
82〜B7の内容を識別するもので、例えばMIDIデ
ータを入れる場合に、0000とする。
ADRSは00000 (0)〜10010 (18)
の19アドレスであり、1フレーム内のMIDIデータ
の位置を表わす。ここで、1バツクには5バイト入るの
で、1フレームには、 5バイト×19(アドレス)−95バイトのMIDIデ
ータが入り、1フレームは周知の様に30 m5ecで
あるから、この様にして入れると、1秒間に入れられる
MIDIデータ数は となり、MIDIの最大転送容量を越えてしまう。
従って、CDの場合と同様にMIDIデータの記録デー
タ量に制限を加える必要がある。
第8図(e)は、この制限を加えた場合で、4フレーム
で、MIDIデータを375バイトを入る様にしたもの
である。DATは、前述の様に1秒間に、1 sec 
/ 30 wsecフレームであるから、−3,125
(Kバイト/秒) となり、MIDI規格に一致する。
この時の実際のデータは、前記4フレームを1単位とし
、最初の3フレーム即ち、フレームアドレス−4n〜4
n+2のときに94バイト、最後の1フレーム即ちフレ
ームアドレス−40+3のとき93バイトのMIDIデ
ータを入れて、トータルで94X3+93−375バイ
トとなる様に入れられる。
また、各フレーム内のアドレス0〜18には、前記4フ
レームの1単位の中で、アドレスO〜17については全
て5バイトのMIDIデータを入れるものとし、アドレ
ス18については、フレームアドレス−4n〜4n+2
のときは4バイト、フレームアドレス−4n+3のとき
には、3バイトのデータを入れる様にする。また再生時
には時間軸上で伸長してMIDIデータが出力される。
さらに、第8図(d)のF orIlat(II )は
、MIDIのために必要なパック数を減らすために、1
パツクに6バイトのMIDIデータを入れたもので、A
DRSの意味はF ormat(I )と同様である。
このとき、ADRSには、0〜15(0000〜111
1)のデータが与えられ、F orIlat(1)と同
様に、MIDIの転送レートを満足させるために、フレ
ームアドレス4n〜4n+2には94バイト、フレーム
アドレス4n+3には95バイトのMIDIデータを入
れ、各フ、レーム内の最終アドレス、即ち、アドレス1
5には、フレームアドレス−4n〜4n+2には4バイ
ト、フレームアドレス−40+3のときには3バイトの
データを入れる様にする。
同図F ormat  (I )では、その第−案を示
す。
ここで、SUB  ITEMの4 bitを用いて、例
えばSUB  ITEM’−0000のとき、MIDI
データをB3〜7に記録し、5UBITE¥−0001
に、時間差データを入れても良い。このとき、ADRS
は1フレームに必ず0〜1・6の17パツク分を記録し
、これを17レーム0に延長して、MIDIデータを出
力する。
同図F ormat(I! )では、SUB  ITE
M。
BYTESを持たない代わり、1パツクに6バイトのM
 I D Iデータを入れる。このとき、ADR5は0
〜15の16バツク分を必ず1フレームに入れ、再生時
にはFormat(I)と同様、時間軸上で伸長してM
IDIデータを出力する。
Audioデータは、エラー訂正等で、1フレーム後に
出力されるから、MIDIデータも、この1フレーム内
で全データがエラー訂正されてアドレス0〜15の分が
準備されれば良い。
このとき、BYTESがないので、MIDIデータが入
っていない部分は、この様なシステムでは使われる事の
ない、システムリセットのF F 。
を入れる。エラー訂正はバックC1を用いて、行なわれ
る(第6図参照)。
また、SUB  ITEMもないので、時間差データは
、別のITEM番号を用意するか、MIDIのシステム
エクスクル−シブメツセージを用いて、MIDIデータ
内に記録する事になる。
[発明の効果] 以上詳細に説明したことから明らかなように、本発明の
デジタル信号記録再生装置では、デジタル信号記録媒体
に記録された時間差データに基づいてメインデータ再生
系とMIDIデータ再生系の出力送出タイミングを制御
するので、再生時、メインデータとMIDIデータとの
聴感上の時間的ずれをなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のデジタル信号記録再生装置の1実施例
を示すブロック図、第2図はCDのサブコードのR−W
チャンネルの1バツク分を示す図、第3図は送出すべき
MIDI信号の1バイト分の波形図、第4図は第2図の
1バツクのサブコード内のMIDIデータを12バイト
のMIDI信号とし、第3図の波形図に従ったものとし
た図、第5図は第1図のサブコードデータ誤り訂正回路
とサブコード信号処理回路を構成するマイクロコンピュ
ータの処理を示すフローチャート、第6図は割込処理に
よ、る時間差データに基づくバッファの読出制御を示す
フローチャート、第7図は第5図のビット変換処理以降
の詳細なフローチャートであり、第8図はMIDI信号
をDATに記録した実施例を示す図である。 1・・・CD、4・・・PLLEFM復調回路、6・・
・オーディオデータバッファ、8・・・サブコードデー
タ誤り訂正回路、9・・・サブコード信号処理回路、1
0・・・MIDIデータバッファ。 箪7図 発  明  者

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 補助信号記録領域にMIDIデータと共にメインデータ
    と前記MIDIデータの時間差データを記録したデジタ
    ル信号記録媒体からの信号を読込みEFM復調する復調
    手段と、前記時間差データに基づいてメインデータ再生
    系及び又はMIDIデータ再生系の出力送出タイミング
    を制御する制御手段とを有するデジタル信号記録再生装
    置。
JP1021169A 1989-01-31 1989-01-31 デジタル信号記録再生装置 Pending JPH02201497A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003208166A (ja) * 2002-01-16 2003-07-25 Yamaha Corp 楽音再生記録装置、記録装置及び記録方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003208166A (ja) * 2002-01-16 2003-07-25 Yamaha Corp 楽音再生記録装置、記録装置及び記録方法

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