JPH02198445A - 銀塩拡散転写による画像形成方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、銀塩拡散転写による画像形成方法並びにそこ
で使用するフィルムユニットに関するものである。

（従来の技術） ハロゲン化銀等の銀塩を使用する拡散転写による画像形
成方法は周知である。該方法を具体的に説明すると、例
えば画像露光された感光性ハロゲン化銀乳剤を現像剤、
ハロゲン化銀溶剤およびフィルム形成剤（増粘剤）を含
むアルカリ水溶液で処理して、露光されたハロゲン化銀
粒子全現像剤によシ銀に還元し、一方、残された未簾光
のハロゲン化銀粒子をハロゲン化銀溶剤によシ転写性の
銀錯塩とし、この銀錯塩を前記乳剤層と重ね合わされた
銀沈殿剤含有層（受像層）へインビビションによシ拡散
・転写させ、そこで銀錯塩を銀沈殿剤の助けを借シて現
像剤で還元して銀像を得ることからなる。

この方法を実施するに際しては、例えば通常支持体上に
感光性ハロゲン化銀乳剤層を設けた感光要素、支持体上
に銀沈殿剤を含有する受像層を設けた受像要素および現
像剤、ハロゲン化銀溶剤やフィルム形成剤を含む活性ア
ルカリ水溶液よシなる処理要素を組合せてなるフィルム
ユニットが使用される。

先ず感光要素の乳剤層を画像露光したのち、該乳剤層と
受像要素の受像層とが対向するように感光要素を重ね合
わせつつ、その間に処理要素の粘性アルカリ水溶液が展
開されるように一対のロラーの間を通す。そして、所定
の時間放置したのちに受像要素を感光要素から剥離する
と、受像層に所望の画像が形成されたプリントを得るこ
とができる。

（発明が解決しようとする問題点） 銀塩拡散転写法では、短時間に最高濃度を得ようとする
ときには、最高濃度が飽和するのに対し、転写される銀
イオンは引続き受像層に拡散してくるので肩階調がかた
くなってしまう。これに対し、大きな平均粒子サイズか
らなる高感度の乳剤を混合すると感度は高くなるが、肩
階調は予想よシも軟らかくならず、粒状が粗くなったシ
、転写進行性が悪くなってしまう。

（発明の目的） 本発明の目的は銀塩拡散転写による新規画像形成方法を
提供することにある。

本発明の他の目的は、画像の粒状性や転写進行性を悪化
させないで、肩階調を軟らかくすることによって、低濃
度領域から高濃度領域までの広い範囲にわたって階調を
もつ好ましい画像を提供することにある。

（問題点を解決するための方法） 前記の目的は、画像露光された感光性ハロゲン化銀乳剤
層を含む感光要素をハロゲン化銀溶剤の存在下で、アル
カリ処理組成物を用いて現像して、該乳剤層の未熟光ハ
ロゲン化銀の少なくとも一部を転写性銀錯塩とし、該錯
塩の少なくとも一部を銀沈殿剤含有受像層へ転写して該
受像層に画像を形成させることを含む銀塩拡散転写によ
る画像形成方法において、該感光要素を構成する少くと
も一層中に、実質的に非感光性の、ヨウ化銀を１０モル
チ以上含むハロゲン化銀を含有させる事によシ達成する
ことができた。

銀塩拡散転写法において、粒子サイズの異るハロゲン化
銀乳剤を併用して転写速度が速く、かつ高い濃度が得ら
れること（特開昭６／−≠Ｑ≠Ｏ）、粒状の細かい画像
が得られることＣ特開昭４７−７２２３０）、等写真特
性上野ましい例が開示されているが、いずれも肩階調が
硬く、コンベンショナル銀塩写真法で既知の異種乳剤を
併用して階調設計するという技術を、銀塩拡散転写法に
そのまま適用しただけでは、高濃度部から中及び低濃度
部にわたって、ガンマ特性が一定値に近いいわゆる直線
性の良い、好ましい階調を得ることはできなかった。

通常の、いわゆるコンベンショナル銀塩写真法において
、感度、階調等の写真特性は、使用するハロゲン化銀の
感度・階調を単一乳剤で、又は複数種の乳剤を組み合せ
併用する事によル可能であシ、実用的には必要な特性に
合わせて設計する事は、既知の技術で可能である。

ところが、銀塩拡散転写法においては、画像を得る過程
で、ハロゲン化銀の現像、溶解、及びポジ核への沈積過
程が複雑に関与するため、ハロゲン化銀の感光特性だけ
から感度・階調を目的に沿−！− うように設計する事が困難であシ、特に転写速度が速く
かつ肩階調が硬くなり過ぎずに適度な階調を保つこと、
即ち高濃度部から、中低濃度部にわたってガンマ特性が
一定値に近い、いわゆる直線性の良い階調を得る手段が
なかった。

銀塩拡散転写法の大きな欠点の一つである肩階調が硬い
ことを改良するために鋭意検討してきたところ、本発明
の方法によシ達成することができたが、この方法が従来
技術からは予想できないことは容易に理解できるであろ
う。

本発明の好ましい態様は次の様である、■　非感光性ハ
ロゲン化銀は沃化銀、沃臭化銀、沃塩臭化銀、沃塩化銀
のいずれかから選ぶ事ができるが、好ましくは沃化銀を
ｉｓモル饅以上含むハロゲン化銀、更には純沃化銀が特
に好ましい。

■　非感光性ハロゲン化銀の粒子サイズは０．０１μ以
上、０．ｊμ以下であシ、特に０．０３μ以上、０．１
μ以下が好ましい。

■　非感光性ハロゲン化銀含有層は、感光要素をｊ− 構成する非感光性層、感光性層のいずれでも良いが、非
感光性層が好ましく、特に支持体から最も遠い位置にあ
る非感光性層に含有させる事が好ましい。

■　非感光性ハロゲン化銀の含有量は単位面積当シの鋼
量（Ｐ／ｍ２　）に換算してｏ、ｏｉ以上０．３６以下
が好ましく、０．０３以上Ｏ０／！以下が特に好ましい
。

本発明では感光性ハロゲン化銀乳剤を支持体上に塗布し
て得られる感光要素が好ましく用いられる。

本発明に用いる感光性ノ・ロゲン化銀乳剤にはノ・ロゲ
ン化銀として臭化銀、沃臭化銀、沃塩臭化銀、塩臭化銀
および塩化銀のいずれを用いてもよい。

好ましいハロゲン化銀はｉｏモルチ以下の沃化銀を含む
沃臭化銀または沃塩臭化銀である。特に好ましいのは１
モルチから７．０モルチまでの沃化銀を含む沃臭化銀又
は塩沃臭化銀である。

感光性乳剤中のハロゲン化銀粒子の平均粒子サイズ（球
状または球に近似の粒子の場合は粒子直径、立方体粒子
の場合は控長を粒子サイズとし、投影面積にもとづく平
均で表わす）は特に問わないが３μ以下が好ましく、さ
らに７．７μ以下が好ましいが、特に好ましいのは０８
．２〜／、４（μである。

粒子サイズ分布はせまくても広くてもいずれでもよい。

感光性乳剤中のハロゲン化銀粒子は、立方体、八面体の
ような等軸晶系結晶形を有するものでもよく、また球状
、板状などのような異形結晶形をもつもの、あるいはこ
れらの結晶形の複合形をもつものでもよい。種々の結晶
形の粒子の混合物から成っていてもよい。

また粒子の直径がその厚みの５倍以上の超平板のハロゲ
ン化銀粒子が全投影面積の３０％以上を占めるような乳
剤を使用してもよい。

ハロゲン化銀粒子は内部と表層とが異なる相で構成され
ていても、均一な相から成っていてもよい。また潜像が
主として表面に形成されるような粒子でもよく、粒子内
部に主として形成されるような粒子であってもよい。潜
像が主として表面に形成される粒子の方が好ましい。

本発明に用いられる写真乳剤はＰ　、Ｇ１ａｆｋｉｄｅ
ｓ著「写真の化学及び物理学Ｊ　（Ｃｈｉｍｉｅ　　ｅ
ｔＰｈｙｓｉｑｕｅ　Ｐｈｏｔｏｇｒａｐｈｉｑｕｅ　
）（Ｐａｕ１Ｍｏｎｔｅ１社刊、／り６７年）、Ｇ、Ｆ
、Ｄｕｆｆｉｎ著「写真乳剤化学Ｊ　（Ｐｈｏｔｏｇｒ
ａｐｈｉｃＥｍｕｌｓｉｏｎ　Ｃｈｅｍｉｓｔｒｙ　）
（Ｔｈｅ　ｌ’□ｃａｌＰｒｅｓｓ刊、／り６６年）、
Ｖ、Ｌ、Ｚｅｌｉｋｍａｎｅｔ　　ａｌ著［写真乳剤の
製造と塗布Ｊ（Ｍａｋｉｎｇａｎｄ　Ｃｏａｔｉｎｇ　
Ｐｈｏｔｏｇｒａｐｈｉｃ　Ｅｍｕｌｓｉ□ｎ）（Ｔｈ
ｅ　Ｆｏｃａｌ　Ｐｒｅｓｓ刊、ｌりＡ４（年）などに
記載された方法を用いて調整することができる。

即ち、酸性法、中性法、アンモニア法等のいずれでもよ
く、又可溶性銀塩と可溶性ハロゲン塩を反応させる形式
としては、片側混合法、同時混合法、それらの組合せな
どのいずれを用いてもよい。

粒子を銀イオン過剰の下において形成させる方法（いわ
ゆる逆混合法）を用いることもできる。

同時混合法の一つの形式としてハロゲン化銀の化ター 成される液相中のｐＡｇを一定゛に保つ方法、即ち、い
わゆるコンドロールド・ダブルジェット法を用いること
もできる。

この方法によると、結晶形が規則的で粒子サイズが均一
に近いハロゲン化銀乳剤が得られる。

ハロゲン化銀粒子形成又は物理熟成の過程において、カ
ドミウム塩、亜鉛塩、鉛塩、タリウム塩、イリジウム塩
又はその錯塩、ロジウム塩又はその錯塩、鉄塩又は鉄錯
塩などを、共存させてもよい。

乳剤は沈澱形成後あるいは物理熟成後に、通常可溶性塩
類を除去されるが、そのための手段としては古くから知
られたゼラチンをゲル化させて行うターデル水洗法を用
いてもよく、また多価アニオンよ構成る無機塩類、例え
ば硫酸ナトリウム、アニオン性界面活性剤、アニオン性
ポリマー（例エバポリスチレンスルホン酸）、するいは
ゼラチン誘導体（例えば脂肪族アシル化ゼラチン、芳香
族アシル化ゼラチン、芳香族カルバモイル化ゼラチンな
ど）を利用した沈降法（フロキュレーション）を用いて
もよい。

ハロゲン化銀乳剤は、通常は化学増感される。

化学増感のためには、例えばＨ，Ｆｒｌｅｓｅｒ編ハロ
ゲン化銀写真プロセスの原理（１）ｉｅＧｒｕｎｄｌａ
ｇｅｎ　　ｄｅｒ　Ｐｈｏｔｏｇｒａｐｈｉｓｃｈｅｎ
ＰｒＯｚｅｓｓｅ　ｍｉｔ　　５ｉｌｂｅｒｈａｌ□ｇ
ｅｎｉｄｅｎ　）（Ａｋａｄｅｍｉｓｃｈｅ　Ｖｅｒｌ
ａｇｓｇｅｓｅｌｌｓｃｈａｆｔ。

ｌりｔｒ）６’ｙｓ〜７！≠頁に記載の方法を用いるこ
とができる。

すなわち、活性ゼラチンや銀と反応しうる硫黄を含む化
合物（例えば、チオ硫酸塩、チオ銀系類、メルカプト化
合物類、ローダニン類）を用いる硫黄増感法；還元性物
質（例えば、第一すず塩、アミン類、ヒドラジン誘導体
、ホルムアミジンスルフィン酸、シラン化合物）を還元
増感法；貴金属化合物（例えば、全錯塩のほかＰｔ、Ｉ
ｒ％Ｐｄなどの周期律表■族の金属の錯塩）を用いる貴
金属増感法などを単独または組み合わせて用いることが
できる。

感光要素の構成層として、非感光性銀沈澱剤含有層を設
けても良い。非感光性銀沈澱剤の具体例としては重金属
、例えば鉄、鉛、亜鉛、ニッケル、カドミウム、スズ、
クロム、銅、コバルト、特ニ貴金属、例えば金、銀（微
小コロイド銀をも含む）、白金およびノぐラジウムがあ
る。他の有用な鋏沈澱剤は貴金属の硫化物およびセレン
化物、特に水銀、銅、アルミニウム、亜鉛、カドミウム
、コバルト、ニッケル、銀、鉛、アンチモン、ビスマス
、セリウム、マグネシウム、金、白金、及びパラジウム
の硫化物、および鉛、亜鉛、アンチモンおよびニッケル
のセレン化物をあげることができる。又、あらかじめか
ぶらせたノ・ログ／化銀粒子も、現像によシ還元され、
金属銀としての銀沈澱剤としてあげることができる。

感光性乳剤層の厚さはｏ、ｒ−ｒ、ｏμ、特にｏ、ｔ−
ｔ、ｏμであシ、ハロゲン化鍋粒子の塗布量はＯ０ｌ〜
３Ｐ／ｒｒＬ２、好ましくは０．２〜／　、　ｊｙ／ｍ
２である。

感光要素の層構成として、二酸化チタンまたはカーボン
ブラックを含むポリエチレンテレフタレートの両面に下
塗シ層を有する支持体の一方に感光性ハロゲン化銀乳剤
層、その上に保護層を設け、もう一方の面にはカーボン
ブラック層とその上に保護層を設けることが好ましい。

上記層構成のほか、二酸化チタンまたはカーボンブラッ
クを含むポリエチレンテレフタレートフィルムの両面に
下塗シ層を有する支持体の一方に二酸化チタンの層、そ
の上に感光性ハロゲン化銀乳剤層、さらＫその上に保護
層をもうけ、もう−方の面にはカーボンブラック層とそ
の上に保護層を設ける感光要素が好ましく用いられる。

また上述のカーボンブラックの代わシ、または、それに
追加して有色染料を用いることができる。また、ポリエ
チレンテレフタレートにカーボンブラックおよび／また
は有色染料を含む場合は、一方の面にカーボンブラック
および／または有色染料の層を設けなくても良い。また
、上記二酸化チタンは他の白色顔料に置き換えても良い
。

支持体としては、上記ポリエステル化合物のポリエチレ
ンでラミネートされた紙、バライタ紙および三酢酸セル
ロースが用いられる。

／　３− 上記の感光性ハロゲン化銀乳剤層、保護層、カーボンブ
ラック層などには、通常、親水性バインダー、例えば、
ゼラチンなどを含む。

感光性乳剤層には、写真材料の製造工程、保存中あるい
は写真処理中のかぶりを防止し、おるいは写真性能を安
定化させる目的で種々の化合物を含有させることができ
る。すなわち、アゾール類、例えば、ベンゾチアゾリウ
ム塩、ニトロイミダゾール類、ニトロベンズイミダソー
ル類、クロロヘンズイミダゾール類、ブロモベンズイミ
ダゾール類、メルカプトチアゾール類、メルカプトベン
ゾチアゾール類、メルカプトベンズイミダゾール類、メ
ルカプトチアジアゾール類、アミノトリアゾール類、ニ
トロベンシトリアゾール類、ベンゾトリアゾール類など
が好ましい。例えば、ｌ−７二二ルー２−メルカプトテ
トラゾールが代表的である。

またメルカプトピリミジン類、メルカプトトリアジン類
、例えばオキサドリンチオンのようなチオケト化合物、
アザインデン類、例えばトリアザインデン類、テトラザ
インデン類、ペンタアザイン−／　≠ ダン類が好ましい。例えば、≠−ヒドロキシーを一メチ
ル、／、！、３ａ、７−チトラザインデンカ代表的であ
る。また、ベンゼンスルフォン［［、ベンゼンスルフィ
ン酸類、ベンゼンスルフオン酸アミド類やα−リポ酸な
どのよく知られたかぶシ防止剤や安定剤が用いられる。

これらの更に詳しい具体例およびその使用方法について
は、例えば米国特許３り！≠弘７≠、同３９１ｒ２９４
ｔ７、特公昭！２−２１ｔｔＯに記載されたものを用い
ることができる。

また、本発明で用いる感光要素はメチン色素などで分光
増感することができる。用いられる増感色素は、シアニ
ン色素、メロシアニン色素、複合シアニン色素、複合メ
ロシアニン色素、ホロポーラ−シアニン色素、ヘミシア
ニン色Ｌスチリル色素およびヘミオキソノール色素が好
ましい。特に有用な色素は、シアニン色素、メロシアニ
ン色素および複合メロシアニン色素に属する色素である
。また特開昭ｊター／ｌ弘ｊ３３、同４１−／６３３３
≠に記載されているよう孔増感色素を複数組み合わせて
使用することができる。

本発明の感光要素には無機または有機の硬膜剤を含ませ
ることができる。例えば、クロム塩（クロムミョウバン
、酢酸クロムなど）、アルデヒド類（ホルムアルデヒド
、グリオキザール、ゲルタールアルデヒドなど）、Ｎ−
メチロール化合物（ジメチロール尿素、メチロールジメ
チルヒダントインなど）、ジオキサン誘導体（２，３−
ジヒドロキシジオキサンなど）、活性ビニル化合物（／
、３．ｊ−）リアクリロイル−へキサヒドロ−Ｓ−トリ
アジンなど）、ムコハロゲン酸類（ムコクロル酸、ムコ
フェノキシクロル酸なト）などを単独または組み合わせ
て用いることができる。

本発明の感光要素のハロゲン化銀乳剤層およびその他の
親水性コロイド層には塗布助剤を用いることができる。

塗布助剤として、リサーチ・ジスクロジャー（Ｒｅ５ｅ
ａｒｃｈ　Ｄｉｓｃｌｏｓｕｒｅ　）第１７４巻、／７
４≠３．２を頁（／り７１ｒ、／２発行）の「ｃｏａｔ
ｉｎｇ　ａｉｄｓ　Ｊの項に記載されている化合物や特
開昭Ａ／−２００３！に記載されている化合物を用いる
ことができる。

本発明の感光要素のハロゲン化銀乳剤層およびその他の
親水性コロイド層には感度上昇、コントラスト上昇、ま
たは、現像促進の目的で、例えば、ポリアルキレンオキ
シドまたはそのエーテル、エステル、アミンなどの誘導
体、チオエーテル化合物、チオモルフォリン類、四級ア
ンモニウム化合物、ウレタン誘導体、尿素誘導体、イミ
ダゾール誘導体、３−ピラゾリドン類などの化合物を含
んでも良い。このような化合物例として米国特許２ダＯ
Ｏ！３コ、同λダλ３ｊダタ、同２７／４０ｔ２、同！
６１７２１０．同３７７２０２／、同、１ｒｏｒｏｏ３
などに記載されている化合物を用いることができる。

本発明の感光要素のハロゲン化銀乳剤層およびその他の
親水性コロイド層には寸度安定性の改良の目的で、水不
溶性または難溶性合成ポリマーの分散物を含むことがで
きる。例えば、アルキル（メタ）アクリレート、グリシ
ジル（メタ）アクリルアミド、（メタ）アクリルアミド
、ビニルエｌ　７− ステル（例えば、酢酸ビニル）、アクリロニトリル、オ
レフィン、スチレンなどの単独もしくは組み合わせ、ま
たはこれらとアクリル酸、メタクリル酸、α、β−不飽
和ジカルボン酸、ヒドロキシアルキル（メタ）アクリレ
ート、スチレンスルホン酸などの組合せを煙量体成分と
するポリマーを用いることができる。

本発明の感光要素に用いるハロゲン化銀乳剤層の上に保
護層を設けることができる。その保護層はゼラチンなど
の親水性ポリマーからなシ、特開昭Ａ／−４’７２参ｔ
１同ｊ／−７３３３１に記載されているようなポリメチ
ルメタアクリレートラテックスやシリカなどのマット剤
またはすペシ剤を含むことができる。前記の如く、非感
光性ハロゲン化銀を保護層に含有させることができる。

本発明の感光要素には、感光性ハロゲン化銀乳剤層およ
びその他の親水性コロイド層にフィルター染料として、
あるいは、イラジェーション防止などの目的で染料や紫
外線吸収剤を含ませても良い。

−／Ｉ− その他、本発明の感光要素には、帯電防止剤、可塑剤や
空気かぶ夛防止剤を含むことができる。

本発明の感光要素の構成としては、感光要素単独であっ
たシ、感光要素と受像要素とが同じ支持体上に設けるこ
ともできるが、特に、感光要素単独が好ましい。

本発明における受像要素は、銀沈殿剤を含有する受像層
を担持する支持体、例えば、バライタ紙、三酢酸セルロ
ースあるいはポリエステル化合物上に塗布される。この
ような受像要素は、好ましくは、銀沈殿剤を分散させた
適当なセルロースエステル、例えば二酢酸セルロースの
被覆用溶液で、必要によシ、下塗シした支持体を被覆す
ることによシ作ることができる。円・）れたセルロース
エステルの層をアルカリ加水分解させて、セルロースエ
ステルの深度方向の少なくとも一部分をセルロースに変
える。特に有用な具体例において、銀沈殿層および／あ
るいは下にある加水分解を受けなかった下層のセルロー
スエステル、例えば二酢酸セルロースをｉ有するセルロ
ースエステル層の加水分解を受けなかった部分は、銀転
写像の色調、安定性あるいは他の写真性能を改良するの
に適している７種あるいはそれ以上のメルカプト化合物
を含んでいる。このようなメルカプト化合物はインビビ
ション中に、これが最初に置かれた位置から拡散して利
用される。この型の受像要素は米国特許３，６０７，２
４９号に記載されている。

該メルカプト化合物として特開昭弘ターｌλＱ６３≠、
特公昭！ｔ−グ弘≠ｉｔ、英国特許ｌλ７６り７／１特
公昭！乙−２／／１１０１特開昭ｊターコ３／１３７、
特開昭＆０−／２２り３りに記載されている化合物が好
ましい。

銀沈殿剤の具体例としては重金属、例えば鉄、鉛、亜鉛
、ニッケル、カドミウム、錫、クロム、銅、コバルト、
特に貴金属、例えば金、銀、白金およびパラジウムがあ
る。他の有用な銀沈殿剤は重金属や貴金属の硫化物およ
びセレン化物、特に水銀、銅、アルミニウム、亜鉛、カ
ドミウム、コバルト、ニッケル、銀、鉛、アンチモン、
ビスマス、セリウム、マグネシウム、金、白金およびノ
ミラジウムの硫化物および鉛、亜鉛、アンチモンおよび
ニッケルのセレン化物を挙げることができる。

特に、金、白金、パラジウムかそれらの硫化物が好まし
い。

また該未ケ／化層（タイミング層）と支持体との間に中
和用酸性ポリマー層（アルカリ中和層）を設けることが
好ましい。

本発明に用いるアルカリ中和層には例えば特公昭ψｌ−
３３１，タフに記載の重合体酸などが用いられる。好ま
しい重合体酸としては無水マレイン酸共重合体例えばス
チレン−無水マレイン酸共重合体、メチルビニルエーテ
ル−無水マレイン酸共重合体、エチレン−無水マレイン
酸共重合体など、（メタ）アクリル酸（共）重合体例え
ば、アクリル酸−アルキルアクリレート共重合体、アク
リル酸−アルキルメタアクリレート共重合体、メタアク
リル酸−アルキルアクリレート共重合体、メタアクリル
酸−アルキルメタアクリレート共重合体などが挙げられ
る。

この他にポリスチレンスルホン酸、ペンズアルーコ　！ デヒドスルホン酸とポリビニルアルコールトノアセター
ル化物のようなスルホン酸基を含むポリマーも有用であ
る。

また中和層にタイミング層で用いられるメルカプト化合
物を含んでいても良い。また膜物理性改良の目的でこれ
らの重合体酸と加水分解可能なアルカリ非浸透性ポリマ
ー（特に前期のセルロースエステルが好ましい）または
アルカリ浸透性ポリマーを混合しても良い。

また受像シートには、画像保存性を良化するための画像
安定化層を有することが好ましく、この安定化剤として
カチオン高分子電解質が好ましく、特に特開昭！ター１
ｔｔｔｙ≠０１米国特許３りｊｒｙり、特開昭ｊ１−／
グ２３３？、同ｊ弘−／２４０２７、同！弘−／ｊｊ１
．３ｊ、同！３−３０３２１！、同ｊグー２２２７≠に
記載されている水分散ラテックスや米国特許、ｚｊＩ／
−ｔｚｔ弘、同３１’１１０４１．同ｊ　７　、ｔ　ｊ
　Ｉｒ　／　４ＺＫ記載（７）ホリビニルピリジニウム
塩や米国特許３７０りｔりＯに記載の水溶性四級アンモ
ニウム塩ポリマーや米国特許３ｔｙｒｏｒｒに記載の水
不溶性四級アンモニウム塩ポリマーがカチオン高分子電
解質として好ましい。

また、画像安定化層のバインダーとして、酢酸スルロー
スが好ましく、特に酢化度がグ０〜≠タチの二酢酸セル
ロースが好ましい。この画像安定化層は前述の中和層と
タイミング層の間に設けることが好ましい。

また、タイミング層には、長期保存したときにセルロー
スエステルの変化によってタイミング時間が長くなるこ
とを防いだシ、タイミング時間を短縮したシする目的の
ために、酸ポリマー（例えば、メチルビニルエーテルと
無水マレイン酸の共重合体やメチルビニルエーテルと無
水マレイン酸ハーフエステルの共重合体）を含ませるこ
とができる。

さらに、タイミング層や中和層には、光がシトの断面方
向から内部まで浸入すること（ライトパイピング）を防
ぐ目的で、白色顔料（例えば、二酸化チタン、二酸化珪
素、カオリン、二酸化亜鉛、硫酸バリウム）を含ませる
ことができる。

また、受像層とタイミング層との間に中間層を設けるこ
ともある。中間層として好ましいものは、アラビアゴム
、ポリビニルアルコール、ポロアクリルアミドなどの親
水性ポリマーを使用することができる。

また、特公昭１２−／１６／で記載されているように蛍
光増白剤を加水分解されていないセルロースエステル層
に添加することができる。

蛍光増白剤はタイミング層及び／又はアルカリ中和層に
添加することが好ましい。また蛍光増白剤ハセルロール
エステルの溶液に添加して塗布することもできるし、セ
ルロールエステルの溶剤に溶けない場合は乳化などの分
散状態で添加して塗布することもできる。蛍光増白剤と
しては紫外線を吸収して蛍光を発する化合物であれば良
く、特に限定されない。

また、受像層の表面には、処理液展開後の剥離時に処理
液が受像層の表面に付着するのを防止するために、剥離
層を設けることが好ましい。このような剥離層として好
ましいものは、アラビアゴム、ヒドロキシエチルセルロ
ース、メチルセルロース、ポリビニルアルコール、ポリ
アクリルアミド、アルギン酸ソーダの他に、米国特許３
７７２０λ≠、同３ｔコ０タタタおよび英国特許／３６
０ｔｊｊに記載されているものを挙げることができる。

遮光の方法として、支持体の紙の中に遮光剤（例えば、
カーボンブラックや有機黒色顔料）を含ませる方法や、
支持体の裏面に上記遮光剤を塗布する方法がある。さら
に、遮光剤によって黒くなった裏面を白くするために白
色顔料（例えば、二酸化チタン、二酸化珪素、カオリン
、二酸化亜鉛や硫酸バリウム）を塗布することが好まし
い。

また、カールや脆性を良くする目的で、グリセリンなど
の吸湿剤やポリエテルアクリレートラテックスのような
膜質改良剤を含ませてもよい。

また、それらの最上層に保護層を設けることが好ましい
。その保護層には、マット剤を含ませて接着性を良化さ
せたり、筆記性を持たせたシする−２　！− ことができる。

これらのバインダーとしては、ゼラチン、セルロースエ
ステルやポリヒニルアルコールｆ！トカ用いられる。

処理用材戦は感光要素もしくは好ましくはアルカリ処理
組成物に存在しうる。処理用材料は、基本的には現像剤
、ハロゲン化銀溶剤、アルカリ剤から成ル、その他、増
粘剤、かぶシ防止剤、色調剤、安定化剤、画像安定化剤
や剥離良化剤などが含まれる。

現像剤は、例えば、ヒドロキノン、第三ブチルヒドロキ
ノン、パラまたはオルト位にヒドロキシ基を有するベン
ゼンまたはす７タレン系の有機化合物が用いられる。

さらに米国特許３ｔｉｓ≠≠Ｑに記載されているような
レダクチン酸や米国特許７７０７／ｌに記載されている
ようなα、β−エンジオールが好ましく用いられる。さ
らに、米国特許３２１ｒ７／コ！および同３コタ３０３
４／−に記載されているようなヒドロキシアミン現像剤
が特に好ましく用いられる。

現像剤の使用量は処理組成物１００ｆ尚た９ｏ。

／ｆ−≠Ｏｙ含有させることが好ましく、／−２ｏｙが
最も好ましい。

また現像剤として特公昭ゲタ−／３ｊ１０に記載されて
いるｌ−アリール−３−ピラゾリジノン化合物やアルキ
ル置換ｐ−アミンフェノールを上記ヒドロキシルアミン
現像剤と併用しても良い。

ハロゲン化銀溶剤は処理要素、感光要素および／または
受像要素に存在しうる。その中でも処理要素が最も好ま
しい。米国特許２１！７２７弘、同２１！７．２７３お
よび同ａｌｔ７２７Ａに記載されている環状化合物が適
しておシ、その中でもウラシル、ｔ−メチルウラシルな
どが好ましい例である。

さらにアルカリ金属チオ硫酸塩、特にナトリウムまたは
カリウム塩が好ましい。また米国特許３りｓｒタタλ、
同３り７ＡＡ４Ａ７、同≠ｏｏｙｉｔ７、同４ＡＯ３２
ｊ３１．同４ｔｏｑｔｚｔｒ１同４ｔ０≠７り！≠、同
≠Ｏ≠７２！！、同≠１０７／７６および特開昭≠７−
ｊＪＯのジスルホニルメタン化合物や米国特許≠／２６
≠！り、同グ／、ｔ０２２１．同≠、２／／ｊｊりおよ
び同≠ａｌｌ！６２のチオエーテル基をもつジヒドロキ
シピリミジン化合物などや米国特許弘コｊ／ｌ／７、同
≠ＪＪ７．２ｊ≠および同≠、２１，７．２！ｌ、のア
ミノチオエーテルから選ぶことができる。これらは単独
または複数で使用することができ、二種以上の環状イミ
ド化合物やチオエーテル基をもつジヒドロキシピリミジ
ンを併用する場合には長時間プリントを保存してもその
表面に白い結晶が析出することがなくなる利点がある。

ハロゲン化銀溶剤の添加量はアルカリ性処理組成物１０
０ｆ当たＢｏ、ｉ〜３ｏｙ含有させることが好ましく、
θ、ｊ−ｉｏｙが最も好ましい。

アルカリ剤としては、水酸化アルカリ（例えば、水酸化
ナトリウム、水酸化カリウムや水酸化リチウム）、リン
酸塩や炭酸塩が用いられる。とくに、水酸化カリウムが
好ましい。

重ね合わされた感ｊｔ要素と受像要素との間に処理液を
薄い層として展開される場合、処理液は重合体フィルム
形成剤、濃厚化剤おるいは増粘剤を含んでいることが好
ましい。ヒドロキシエチルセルロースおよびナトリウム
カルボキシメチルセルロースは、この目的のために特に
有用であシ、拡散転写写真法の公知の原理によシ適轟な
粘度を与えるのに効果的邊濃度で処理液中に含有させる
。

処理液にはさらに、銀塩拡散転写法において公知の別の
助剤、例えばかぶシ防止剤、色調剤、安定化剤、画像安
定化剤や剥離性良化剤等を含有させても良い。特に、色
調剤としてテトラヒドロピリミジンチオン、２．≠−ジ
メルカプトピリミジンや３−（！−メルカプトテトラゾ
リル）スルホン酸塩、安定剤として／−フェニルーコー
メルカブトイミダゾールを含むことができる。また、オ
キシエチルアミノ化合物、例えば、トリエタノ−ルアξ
ンを含有させることは、米国特許３４／りｉｔｊに記載
のように、処理液の貯蔵寿命を増加させるのに有用であ
る。また、／−ヒドロキシエチリデン−／、／−ホスホ
ン酸のような有機ホスーコタ− ホン酸化合物を画像安定化剤に用いることができる。ま
た、酸化亜鉛、酢酸亜鉛や硝酸亜鉛などのような亜鉛化
合物を剥離性良化剤に用いることができる。

処理液に添加する遮光剤としては、白色顔料（例えば、
二酸化チタン、二酸化珪素、カオリン）や黒色顔料（例
えば、カーボンブラックや有機黒色顔料）が用いられる
。

上述のような処理液は、好ましくは破壊可能な容器に収
容されて処理要素とされる。破壊可能な容器およびその
材質については、公知のいかなるものを使用することが
でき、これらについては例えば米国特許３０！ｔ≠り／
、同３０！ｌ、≠タコ、同３／７３！１０、同３７ｊｔ
ＯＹＯ７、同３１３ＪＩ３／、同’１ＪＯＪ７．ｔＱ、
同’ｆｉ、３０Ｊ７ＪＩ等に詳しく記載されている。

以下に、実施例および比較例をあげて、本発明をさらに
詳細に説明する。

（実施例） ／、受像シートの作成 支持体ポリエチレンラミネート紙の上に順に次の層を設
は受像シートを作成した。　　　（）内の数値は塗布量
ｙ／ｍ　　で示すものである。

（１）　　中和層： 酢酸セルロース（酢化度６１％）　　（Ａ）、メチルビ
ニルエーテル−無水マレイン酸共重合体（≠）、ユビテ
ツクス（ｕｖｉｔｅｘ　）ＯＢ　（チバガイギー社の商
品名）　　（ｏ、ｏ≠）、／−（≠−ヘキシルカルバモ
イルフェニル）−２，３−ジヒドロキシイミダゾール−
２−チオン　（（７，，２ｊ） （，２）　画像安定化層 酢酸セルロース（酢化度＜Ｚｊ％）　（≠）、下記化合
物　（２） ｘ：ｙ：ｚ＝、ｔ：４’７．ｔ：４４７　、ｊ（３）　
タイミング層 酢酸セルロース（酢化度３５％）　（１）（≠）受像層 酢酸セルロース（酢化度ｊ！％）　（２）、硫化パラジ
ウム（７＃×１０　　’）、／−（弘−へキシルカルバ
モイルフェニル）−２，３−ジヒドロイミダゾール−コ
ーチオン　（ｉ、ｏｘｉｏ−２）（り　　ケン化 水酸化ナトリウム　ｌλりとグリセリン　２≠１とメタ
ノール２１０ｍ１ｊを混合した液で表面からケン化し、
水洗した。

（６）　剥離層 ブチルメタアクリレート−アクリル酸共重合体（モル比
ｉｓ：ｒｓ）　　（ｏ、１） （７）　バック層 上記支持体の裏面には遮光層、白色層および保護層が塗
布される （７−／）　　遮光層 カーボンブラック　（４’）、ゼラチン　＜ｒ＞、ポリ
エチルアクリレート球状粒子（平均直径Ｏ０Ｑ！μ？７
Ｌ） （７−λ）　白色層 二酸化チタン　（ｊ）、ゼラチン　（ｏ、７）（７−Ｊ
）　　保護層 ポリメチルメタアクリレート（平均直径λ、！ｆｉｒｌ
Ｌ＞　　（０，２）、ゼラチン　（／、＆）λ、感光シ
ートの作成 支持体（ポリエチレンテレフタレート）上に下記の各層
を表／に従って塗布して感光シー）Ａ／〜ｓｉｏを作成
した。　　（）内の数値は塗布量を１ｉ　／　ｍ　２で
示すものである。乳剤の塗布量は銀換算量を示す。ゼラ
チンの塗布量は、乳剤中のゼラチンの塗布量も含む。

Ａ、乳剤　　平均粒径ｏ、ｒμの沃臭化銀沃化銀含量　
３．ｒモルチ Ｂ、乳剤　　平均粒径０．３μの沃臭化銀沃化銀含量　
コ、タモルチ Ａ、Ｂ乳剤ともイリジウム塩を銀１ モル当シ、３×ｌＯモル含む。さ らに、通常の硫黄、金増感により、感 光性を持たせた。

Ｃ６乳剤　　平均粒径ｏ、ｏｔμの沃化銀化学増感を施
さず、実質的に非感光 性乳剤である。

第１層　　非感光性銀沈殿核含有層 コロイド銀（ｏ、ｏ弘）、ゼラチン （／、り） 第２層　　感光層（Ｉ）　　　表１に従って乳剤Ａを含
む 第３層　　感光層（ｎ）　　　表／に従って乳剤Ｂを含
む 第≠層　　保護層　　　　　表１に従って乳剤Ｃを含む ゼラチン（０・７）　ポリメチルメ タクリレート粒子（ｏ、／） 第２層、第３層に、表／の乳剤Ａ、Ｈの塗布銀量に比例
して、下記のゼラチン、かぶ）防止剤、増感色素を配分
し、含有させた。

ゼラチン（３，ｏ） ≠−ヒドロキシー６−メチルー／、、３．ｊａ−３ダー ７−チトラザインデン（ｏ、ｏｌ♂） よ−クロロベンゾトリアゾール（ｏ、ｏｏｔｌ）下記増
感色素（各ｏ、ｏｏ２） 支持体のパック側には、カーボンブラック（≠。

Ｏ）、ゼラチン（２，０）からなる遮光層を設けた。

３、処理液の調製 処理液は空気によって酸化されてしまうので、窒素気流
中で調製される。

二酸化チタン　　　　　　　　　　　　ｚｙ水酸化カリ
ウム　　　　　　　　　２ｒｏ　　　ｙウラシル　　　
　　　　　　　　　　タＯ！テトラヒドロピリミジンチ
オン　　　ｏ、、２ｙｌ−フェニル−２−メルカプトイ ミダゾール　　　　　　　　　　　　Ｏ，コタ硝酸亜鉛
・りＨ２Ｏ≠ｏｙ トリエタノールアミン　　　　　　　　ｔｙ／−ヒドロ
キシエチリデン−７゜ ／−ホスホ／酸（３０％水溶液）／ｊｙヒドロキシエチ
ルセルロース　　　　１１３　　　ＰＮ、Ｎ−ビスーメ
トキシエチルヒ ドロキシルアミン（７７％水溶 液）２２θ　タ ≠−メチル、弘−ヒドロキシメチ ルー／−フェニルー３−ピラゾ リジノン　　　　　　　　　　　　　　ｉ、ｔｙ水　　
　　　　　　　　　　　　　　　　１３ｏｏ　　　ｒｄ
（展開処理） 受像シート、感材シートと処理液を組合せて展開処理を
した。展開と剥離の条件は２ｊ　０Ｃ３０”とした。

得られた写真のセンシトメトリーデータを表／で示す。

肩階調は〔濃度ｉ、ｏを与える点二Ａ〕と〔Ａの濃度を
与える露光量から１０ｇスケールでＯ１弘低い露光量に
おける濃度二Ｂ〕を結んだ直線の勾配から決められる。

Ｑｓｈ：肩階調＝（Ｂ−ｋ）１０．≠ 脚階調は〔最低濃度十ｏ、ｉの濃度を与える点二Ｃ〕、
〔Ｃの濃度を与える露光量から１０ｇスケールでＱ、グ
低い露光量における濃度＝Ｄ〕を結んだ直線の勾配から
決められる。

Ｑｈｉ：脚階調＝（Ｄ−Ｃ）１０．≠ 中濃度部階調は、〔濃度値０．７を与える露光量から、
１０ｇスケールで０．２高い露光量、Ｏ１２低い露光量
における濃度をそれぞれ：Ｅ、Ｆ）、ＥＦを結んだ直線
の勾配から Ｇ：中濃度部階調：（Ｆ−Ｅ）／（７，参階調はいづれ
も、値が高い場合、硬い階調、低い場合、歌い階調と表
現する。

相対感度は、濃度でｏ、ｔを与える相対露光量で示した
。

表１の結果から、本発明の方法に従えば、高濃度部から
中、低濃度部にわたって、ガンマ−特性が一定値に近い
いわゆる直線性の良い好ましい階調が得られることがわ
かる。

Ｊｌ− （発明の効果） 感光要素を構成する層の少くとも一層中に、好ましくは
非感光性の層中に、とくに好ましくは支持体から最も遠
い位置にある非感光性層中にヨウ化銀なｌＯモルチ以上
含む非感光性ハロゲン化銀を含有させることによシ、画
像の粒状性や転写進行性を悪化させないで、肩階調を軟
らかくし、しかも高濃度部から低濃度部までの広い範囲
で直線性の良い階調をもつ好ましい画像が得られるとい
う効果が生ずる。

特許出願人　富士写真フィルム株式会社−ダ　Ｏ−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 画像露光された感光性ハロゲン化銀乳剤層を含む感光要
   素をハロゲン化銀溶剤の存在下で、アルカリ処理組成物
   を用いて現像して、該乳剤層の未露光ハロゲン化銀の少
   なくとも一部を転写性銀錯塩とし、該錯塩の少なくとも
   一部を銀沈殿剤含有受像層へ転写して該受像層に画像を
   形成させることを含む銀塩拡散転写による画像形成方法
   において、該感光要素を構成する少くとも一層中に、実
   質的に非感光性の、ヨウ化銀を１０モル％以上含むハロ
   ゲン化銀を含有させる事を特徴とする銀塩拡散転写法に
   よる画像形成方法。