JPH02194240A - 床構造体 - Google Patents

床構造体

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JPH02194240A
JPH02194240A JP1267989A JP1267989A JPH02194240A JP H02194240 A JPH02194240 A JP H02194240A JP 1267989 A JP1267989 A JP 1267989A JP 1267989 A JP1267989 A JP 1267989A JP H02194240 A JPH02194240 A JP H02194240A
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JP
Japan
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floor
vibration
beams
floor structure
minor
Prior art date
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JP1267989A
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English (en)
Inventor
Toshiro Takeda
武田 敏郎
Shoji Nagashima
長島 章二
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、重量床衝撃音遮断性能の良好な床構造体に間
する。
[従来の技術] 従来、建物ユニット等を構成する床構造体として、特公
昭61−3943号公報に記載される如きのものが用い
られている。この床構造体は、複数の大梁にて外枠を形
成し、複数の相互に並列配置される小梁のそれぞれを相
対する大梁間に架け渡し、各小梁の両端部を上記相対す
る大梁のそれぞれに固定し、この小梁の上部に間接的若
しくは直接的に床板を固定することにて構成されている
[発明が解決しようとする課題] 然しなから、上記の如くの床構造体を用いて構築される
建物にあっては、例えば上階室に居住する子供か飛び跳
ねたり走り回ったりする時に、その床の振動に起因する
衝撃音(以下、重量床衝撃音)か下階室に伝わり、居住
性を損なうことがある。
この重量床衝撃音のうち低音部は主として床全体の振動
に起因し、その低減のためには床構造体の剛性、重量、
制振等を考慮する必要がある。このうち、重量について
の考慮に関していえば、従来、床板を重くする方法の採
用があるが、未だ十分てない。
本発明は、床構造体の重量床衝撃音のうち主として低音
部を低減することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 請求項1に記載の本発明は、複数の大梁にて外枠を形成
し、複数の相互に並列配置される小梁のそれぞれを相対
する大梁間に架け渡し、各小梁の両端部を上記相対する
大梁のそれぞれに固定して構成される床構造体において
、各小梁の側面部で、該小梁に生ずる振動のうち低減し
たい振動数の振動の腹に相当する部分に集中荷重を付加
するようにしたものである。
請求項2に記載の本発明は、前記集中荷重が、ff a
tと粘弾性体よりなるようにしたものである。
し作用コ 請求項1に記載の本発明によれば、小梁に生ずる振動の
うち低減したい振動数の振動パターンを解析し、その振
動の腹(振動の振幅が最大となる位置)に相当する該小
梁の側面部に、集中荷重を付加することになる。
然るに、従来の床構造体では、建物の床上にて例えば子
供が飛び跳ねたり走り回ると、主として小梁の励損によ
り床全体が振動し、この床全体の振動が重量床衝撃音の
うちの低音部の原因となる。この時、請求項1に記載の
本発明の床構造体にあっては、上述の如くにより、小梁
の側面部で、上記低音部の振動の腹に相当する部分に集
中荷重を付加しているから、用いた集中荷重の殆ど全て
を振動低減のための有効重量として用いることができ、
効率的に小梁の振動を制振し、結果として床全体の振動
を減衰し、低音の重量床衝撃音を低減し、居住性を向上
できる。
又、請求項°2に記載の本発明にあっては、集中荷重を
質量と粘弾性体との組合わせにて構成することにより、
小梁に対する動吸振機能を得て、極めて効率的に小梁の
振動な制振てきる。
[実施例] 第1図は本発明の一実施例に係る床構造体か適用された
ユニット建物の要部を示す断面図、第2図は床構造体の
要部を示す斜視図、第3図は床構造体の要部の変形例を
示す斜視図、第4図はユニット建物を示す模式図、第5
図は軸組式建物ユニットを示す模式図、第6図は壁式建
物ユニットを示す模式図、第7図は本発明の他の実施例
に係る床構造体の要部を示す模式図である。
第4図に示すユニット建物10は、基礎11の上部に複
数の下階建物ユニット12を隣接配置し、それら下階建
物ユニット12の上部に複数の上階建物ユニット13を
隣接配置し、更にそれら上階建物ユニット13の上部に
複数の屋根ユニット14を搭載している。
ここて、建物ユニット12.13は、第5図に示す如く
の軸組式からなり、4本の角鋼管製柱15を4隅に配置
し、各社15の下端部に設けた溝形状鋼板製連結片16
に床構造体17の4隅を接合するとともに、各社15の
上端部に設けた溝形状鋼板製連結片18に天井構造体1
9の4隅・を接合することにて、箱形ななす如くに構成
されている。
床構造体17は、4本の溝形鋼製床大梁20を上記連結
片16の内側に重ね合わせる如くに嵌合、溶接して外枠
を形成している。又、床構造体17は、複数の相互に並
列配置される床小梁21のそれぞれを相対する床大梁2
0.20間に架け渡し、各床小梁21の両端部に設けた
溝形状鋼板製連結片22を上記対応する床大梁20のそ
れぞれに溶接している。この時、連結片22の上フラン
ジ22Aは床大梁20の上フランジ2OAの上に溶接さ
れ、連結片22の下フランジ22Bは床大梁20の下フ
ランジ20Bの上に溶接される(第1図参照)、更に、
床構造体17は、複数の相互に並列配置される木製床根
太23のそれぞれな各床小梁21に直交配置し、各床根
太23をそれら床小梁21の上部に接着剤又は釘打ちに
て固定し、各床根太23の上部に床板24を接着剤又は
釘打ちにて固定している(第1図参照)。
天井構造体19は、4本の溝形鋼製天井大梁25を上記
連結片18の内側に重ね合わせる如くに嵌合、溶接して
外枠を形成している。又、天井構造体19は、複数の相
互に並列配置される木製天井根太26のそれぞれを、天
井大梁25の下フランク25Bの上に接着剤又は釘打ち
にて固定している。更に、天井構造体19は、各天井根
太26の下部に天井板27を接着剤又は釘打ちにて固定
している(第1図参照)。
尚、第1図において、28は左右にて隣り合う建物ユニ
ット12(又は13)の床構造体17を相互に連結する
連結板であり、連結板28は各床構造体17を構成する
床入120の連結片16に近接する基部、及び該床大梁
20の中間部にボルト結合される。又、29は左右にて
隣り合う建物ユニッl−12(又は13)の天井構造体
19を相J1.に連結する連結片であり、連結片29は
各天井J+Il 遺体19を構成する天井大梁25の連
結片18に近接する基部、及び該天井大梁の中間部に天
井根太26の端部とともにボルト結合される。又、30
は下階建物ユニット12の天井大梁25と上階建物ユニ
ット13の床大梁20との間の間隙(連結片16.18
の各肉厚の和に相当する間隙)に介装されるスペーサで
あり、スペーサ30は床大梁20の下2ランジ20B、
天井大梁25の上フランジ25A、及び連結片22の下
フランジ22Bの3者とともにボルト結合される。
然して、本発明の床構造体17にあっては、第1図、第
2図に示す如く、各床小梁21の側面部で、該床小梁2
1に生ずる振動のうち低減したい振動数の振動の腹に相
当する部分に集中加重を付加している。第2図の集中荷
重31は、各床小梁21における長手方向の中央部の両
側部のそれぞれに設けられ、2枚の鋼板製質鰻板32を
床小梁21にボルト結合している。
次に、上記実施例の作用について説明する。
上記実施例によれば、床小梁21に生ずる振動のうち低
減したい振動数の振動パターンを解析し、その振動の腹
に相当する該床小梁21の側面部に、集中荷重31を付
加することになる。
然るに、従来の床構造体では、建物10の床上にて例え
ば子供が飛び跳ねたり走り回ると、主として小梁21の
励振により床全体が振動し、この床全体の振動が重量床
衝撃音のうちの低音部の原因となる。この時、上記床構
造体17にあっては、上述の如くにより、床小梁21の
側面部で、上記低音部の振動の腹に相当する部分に集中
荷重31を付加しているから、用いた集中荷重31の殆
ど全てを振動低減のための有効重量として用いることが
てき、効率的に床小梁21の振動を制振し、結果として
床全体の振動を減衰し、低音の重量床衝撃音を低減し、
居住性を向上できる。
又、本発明の床構造体17において、各床小梁21の側
面部に設ける上述の集中荷重31は、第3図に示す如く
、鋼板製の質量板32とゴム等からなる粘弾性板33と
を床小梁21にボルト結合するものであってもよい。
尚、上記第2図、第3図の集中荷重31は、床小梁21
の片側の側面部にのみ設けるものであってもよい。
第6図に示す建物ユニット40は、壁式からなり、床構
造体C床パネル)41と、床構造体41の側縁部に立設
される壁パネル42とからなっている。
床構造体41は、第6図、第7図に示す如く、4本の木
製床大梁43(側根太及び端根太)を互いに釘打ちする
ことにて外枠を形成し、複数の相互に並列配置される木
製床小梁44(根太)のそれぞれを相対する床大梁43
.43の間に掛は渡し、各床小梁44の両端部を上記相
対する床大梁43のそれぞれに針内することにて固定し
ている。更に、床構造体41は、各床小梁44の上部に
直接的に床板45を接着剤若しくは釘打ちにて固定して
いる。
然して、本発明の床構造体41にあっては、第7図に示
す如く、各床小梁44の側面部で、該床小梁44に生ず
る振動のうち低減したい振動数の振動の腹に相当する部
分に集中荷重46を付加している。
従って、上記壁式建物ユニット40を構成する床構造体
41にあっても、集中荷重46の存在により、重量床衝
撃音のうち主として低音部を低減することができる。
尚、本発明の床構造体は、通常の床厚みの範囲内に上述
の集中荷重を納めるものであるから、重置床衝撃音の低
減に際し、床厚みを増して天井高を低くする等の不都合
を伴うこともない。
又、本発明の床構造体は、下階室の床構成部分にも適用
でき、これにより下階室の床構成部分にて生ずる床振動
を制振し、結果としてこの床振動に起因する騒音を低減
し、居住性を向上することができる。
[発明の効果コ 以上のように本発明によれば、床構造体の重量床衝撃音
のうち主として低音部を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る床構造体が適用された
ユニット建物の要部を示す断面図、第2図は床構造体の
要部を示す斜視図、第3図は床構造体の要部の変形例を
示す斜視図、第4図はユニット建物を示す模式図、第5
図は軸組式建物ユニットを示す模式図、第6図は壁式建
物ユニットを示す模式図、第7図は本発明の他の実施例
に係る床構造体の要部を示す模式図である。 7・・・床構造体、 0・・・床大梁、 1・・・床小梁、 1・・・集中荷重、 2・・・質量板、 3・・・粘弾性板、 1・・・床構造体、 3・・・床大梁、 4・・・床小梁、 6・・・集中荷重。 特許出願人 積水化学工業株式会社 代表者  廣1)馨 第2図 第3図 第6図 簗7図 ム1

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の大梁にて外枠を形成し、複数の相互に並列
    配置される小梁のそれぞれを相対する大梁間に架け渡し
    、各小梁の両端部を上記相対する大梁のそれぞれに固定
    して構成される床構造体において、各小梁の側面部で、
    該小梁に生ずる振動のうち低減したい振動数の振動の腹
    に相当する部分に集中荷重を付加することを特徴とする
    床構造体。
  2. (2)前記集中荷重が、質量と粘弾性体よりなる請求項
    1記載の床構造体。
JP1267989A 1989-01-20 1989-01-20 床構造体 Pending JPH02194240A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003003646A (ja) * 2001-06-22 2003-01-08 Daiwa House Ind Co Ltd 制振床の構造、制振床パネル及び制振根太材
JP2006070494A (ja) * 2004-08-31 2006-03-16 Tokai Rubber Ind Ltd 床構造
JP2007126940A (ja) * 2005-11-07 2007-05-24 Toyota Motor Corp 建物用制振構造
JP2007162263A (ja) * 2005-12-12 2007-06-28 Toyoda Gosei Co Ltd 建物用制振装置
JP2008014073A (ja) * 2006-07-07 2008-01-24 Hayakawa Rubber Co Ltd 防音構造
JP2008285844A (ja) * 2007-05-16 2008-11-27 Sekisui House Ltd 制振床構造

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