JPH0219358B2 - - Google Patents
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- JPH0219358B2 JPH0219358B2 JP60116151A JP11615185A JPH0219358B2 JP H0219358 B2 JPH0219358 B2 JP H0219358B2 JP 60116151 A JP60116151 A JP 60116151A JP 11615185 A JP11615185 A JP 11615185A JP H0219358 B2 JPH0219358 B2 JP H0219358B2
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- tape
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Landscapes
- Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
- Adhesive Tapes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、建築工事、土木工事、空調工事等に
おいて管体の接続部を粘着テープ又はシートで接
続する方法に関する。
おいて管体の接続部を粘着テープ又はシートで接
続する方法に関する。
従来、建築工事等の各種工事において、管体の
接続にアスフアルト・コンパウンドによる粘着テ
ープ或いはシートが多く利用されている。例え
ば、土木工事において、ヒユーム管等の接続部に
漏水防止のためアスフアルト・コンパウンドを主
体とした粘着テープが利用され、更に空調工事に
おいては、風管等の金属管の接続部に同様なアス
フアルト・コンパウンドによる粘着テープやシー
トが利用されている。
接続にアスフアルト・コンパウンドによる粘着テ
ープ或いはシートが多く利用されている。例え
ば、土木工事において、ヒユーム管等の接続部に
漏水防止のためアスフアルト・コンパウンドを主
体とした粘着テープが利用され、更に空調工事に
おいては、風管等の金属管の接続部に同様なアス
フアルト・コンパウンドによる粘着テープやシー
トが利用されている。
しかしながら、これらの工事に用いる従来のア
スフアルト・コンパウンドによるテープやシート
は、アスフアルト・コンパウンドの単層か或いは
芯部に織布、不織布、プラスチツクフイルムを用
い、これにアスフアルト・コンパウンド層を成層
したものであるため、伸縮性に乏しく、シール
性、水密性に劣り、特に前記の諸工事において、
曲面や凹凸面などに用いる場合、これらの面に追
随し難いので、この部分における防水性が悪く、
漏水が生じる等の問題があつた。
スフアルト・コンパウンドによるテープやシート
は、アスフアルト・コンパウンドの単層か或いは
芯部に織布、不織布、プラスチツクフイルムを用
い、これにアスフアルト・コンパウンド層を成層
したものであるため、伸縮性に乏しく、シール
性、水密性に劣り、特に前記の諸工事において、
曲面や凹凸面などに用いる場合、これらの面に追
随し難いので、この部分における防水性が悪く、
漏水が生じる等の問題があつた。
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、優
れたシール性をもつて管体を接続でき、特に曲面
や凹凸面などに確実に追随し、このため各種工事
において曲面や凹凸面を有する接続部などに使用
した場合、これに追随して〓間や空〓等を生じさ
せることがなく、この接続部を確実に防水し得る
管体の接続方法を提供することを目的とする。
れたシール性をもつて管体を接続でき、特に曲面
や凹凸面などに確実に追随し、このため各種工事
において曲面や凹凸面を有する接続部などに使用
した場合、これに追随して〓間や空〓等を生じさ
せることがなく、この接続部を確実に防水し得る
管体の接続方法を提供することを目的とする。
即ち、本発明は上記目的を達成するため、管体
の接続部に、伸長度200％以上の伸縮性を有する
テープ状もしくはシート状のポリウレタン系弾性
繊維の不織布からなる基材の少なくとも片面にブ
チルゴムとアスフアルトが重量比として１：２〜
５の割合のゴム化アスフアルトからなる粘着剤層
を成層してなる粘着テープ又はシートを100％以
上伸長して巻き付け、貼着し、次いで該テープ又
はシートの復元力により収縮させて、上記接続部
を締め付けると共に、液密状態にシールするよう
にしたものである。
の接続部に、伸長度200％以上の伸縮性を有する
テープ状もしくはシート状のポリウレタン系弾性
繊維の不織布からなる基材の少なくとも片面にブ
チルゴムとアスフアルトが重量比として１：２〜
５の割合のゴム化アスフアルトからなる粘着剤層
を成層してなる粘着テープ又はシートを100％以
上伸長して巻き付け、貼着し、次いで該テープ又
はシートの復元力により収縮させて、上記接続部
を締め付けると共に、液密状態にシールするよう
にしたものである。
本発明の管体の接続方法によれば、粘着テープ
もしくはシートがこのように基材として伸長度
200％以上の伸縮性を有するテープ状もしくはシ
ート状のポリウレタン系弾性繊維の不織布を使用
し、粘着剤としてブチルゴムとアスフアルトが重
量比１：２〜５の伸縮性を有するゴム化アスフア
ルトを使用して構成されているので、容易に100
％以上伸長することができ、管体の接続に際し、
100％以上伸長させた状態でその接続部に巻き付
け粘着した後、前記基材の復元力で接続部を締め
付けるため、粘着テープもしくはシートを貼着し
た際に接続部に〓間や空〓などが生じても粘着テ
ープもしくはシートが収縮してこれを埋めるよう
に作用するので、シール性に優れ、接続部の水密
化が確実に達成され、該接続部における漏水が防
止されると共に、曲面や凹凸面に良好に追随する
ため、各種工事において管体の接続に有効に使用
される。
もしくはシートがこのように基材として伸長度
200％以上の伸縮性を有するテープ状もしくはシ
ート状のポリウレタン系弾性繊維の不織布を使用
し、粘着剤としてブチルゴムとアスフアルトが重
量比１：２〜５の伸縮性を有するゴム化アスフア
ルトを使用して構成されているので、容易に100
％以上伸長することができ、管体の接続に際し、
100％以上伸長させた状態でその接続部に巻き付
け粘着した後、前記基材の復元力で接続部を締め
付けるため、粘着テープもしくはシートを貼着し
た際に接続部に〓間や空〓などが生じても粘着テ
ープもしくはシートが収縮してこれを埋めるよう
に作用するので、シール性に優れ、接続部の水密
化が確実に達成され、該接続部における漏水が防
止されると共に、曲面や凹凸面に良好に追随する
ため、各種工事において管体の接続に有効に使用
される。
以下、本発明につき図面を参照して更に詳しく
説明する。
説明する。
本発明に係る管体の接続方法は、管体の接続部
に粘着テープ又はシートを巻き付けるものである
が、粘着テープもしくはシートは、伸長度200％
以上、好ましくは400％以上の伸縮性を有するテ
ープ状もしくはシート状基材の片面又は両面の粘
着剤層を成層し、更に必要により粘着剤層上の剥
離性フイルムを積層したものである。
に粘着テープ又はシートを巻き付けるものである
が、粘着テープもしくはシートは、伸長度200％
以上、好ましくは400％以上の伸縮性を有するテ
ープ状もしくはシート状基材の片面又は両面の粘
着剤層を成層し、更に必要により粘着剤層上の剥
離性フイルムを積層したものである。
ここで、伸縮性の基材としては、厚さ0.5〜３
mm、特に0.8〜1.5mmであり、重量25〜200Kg／m2、
特に30〜120ｇ／m2のポリウレタン系の弾性繊維
からなる不織布が用いられる。また、粘着剤とし
ては、ブチルゴムとアスフアルトからなるゴム化
アスフアルトが用いられるが、かかるゴム化アス
フアルトとしては、とりわけ環球法による軟化点
が65〜150℃であり、針入度が130〜250程度のも
のが好ましい。この場合、ブチルゴムとアスフア
ルトとの配合比は、重量比としてブチルゴム１に
対してアスフアルトを２〜５程度とするものであ
り、また可塑剤としてテルペン樹脂等の石油系樹
脂などを配合することができる。更に、このよう
なゴム化アスフアルトを粘着剤として使用する場
合、必要によりこのゴム化アスフアルト粘着剤層
の表面に初期接着を確保するためゴム系粘着剤の
薄膜層を形成することができる。
mm、特に0.8〜1.5mmであり、重量25〜200Kg／m2、
特に30〜120ｇ／m2のポリウレタン系の弾性繊維
からなる不織布が用いられる。また、粘着剤とし
ては、ブチルゴムとアスフアルトからなるゴム化
アスフアルトが用いられるが、かかるゴム化アス
フアルトとしては、とりわけ環球法による軟化点
が65〜150℃であり、針入度が130〜250程度のも
のが好ましい。この場合、ブチルゴムとアスフア
ルトとの配合比は、重量比としてブチルゴム１に
対してアスフアルトを２〜５程度とするものであ
り、また可塑剤としてテルペン樹脂等の石油系樹
脂などを配合することができる。更に、このよう
なゴム化アスフアルトを粘着剤として使用する場
合、必要によりこのゴム化アスフアルト粘着剤層
の表面に初期接着を確保するためゴム系粘着剤の
薄膜層を形成することができる。
このように、伸縮性基材として上記不織布を使
用し、これにゴム化アスフアルトの粘着剤層を成
層する場合は、第１図に示すように基材１にゴム
化アスフアルト粘着剤層２を成層する際に基材１
中にゴム化アスフアルト粘着剤が浸透し、基材１
と粘着剤層２とが一体化した粘着テープ又はシー
ト３が得られる。
用し、これにゴム化アスフアルトの粘着剤層を成
層する場合は、第１図に示すように基材１にゴム
化アスフアルト粘着剤層２を成層する際に基材１
中にゴム化アスフアルト粘着剤が浸透し、基材１
と粘着剤層２とが一体化した粘着テープ又はシー
ト３が得られる。
本発明の接続方法は、例えば管体相互を接続す
る場合、第２図に示したように、管体４，４′の
接続部に粘着テープ又はシート３を100％以上伸
長して巻き付け、貼着するもので、巻き付け、伸
長後、該テープ又はシート３の復元力により該テ
ープ又はシート３が収縮し、これによりテープ又
はシート３が接続部を締め付けるものである。
る場合、第２図に示したように、管体４，４′の
接続部に粘着テープ又はシート３を100％以上伸
長して巻き付け、貼着するもので、巻き付け、伸
長後、該テープ又はシート３の復元力により該テ
ープ又はシート３が収縮し、これによりテープ又
はシート３が接続部を締め付けるものである。
このため、該接続部が〓間や空〓などが生じる
ことなく、液密にシールされ、接続部からの漏水
が防止される。
ことなく、液密にシールされ、接続部からの漏水
が防止される。
本発明の管体の接続方法は、建築工事、土木工
事、空調工事等の工事において管体を接合した場
合の接続部の防水などのために有効に使用される
もので、管体を接続するに際し、粘着テープ又は
シートを100％以上伸長した状態に接続部に巻き
付け、貼着する。これにより、貼着後、粘着テー
プ又はシートはその復元力により収縮するように
作用し、接続部を締め付け、液密状態にシールす
るものであつて、前記接続部が曲面や凹凸面があ
つてもこれに確実に追随し、粘着テープ又はシー
トの貼着時に〓間や空〓などが生じてもこれを埋
めるようにするので、極めてシール性がよく、接
続部を確実に防水する。
事、空調工事等の工事において管体を接合した場
合の接続部の防水などのために有効に使用される
もので、管体を接続するに際し、粘着テープ又は
シートを100％以上伸長した状態に接続部に巻き
付け、貼着する。これにより、貼着後、粘着テー
プ又はシートはその復元力により収縮するように
作用し、接続部を締め付け、液密状態にシールす
るものであつて、前記接続部が曲面や凹凸面があ
つてもこれに確実に追随し、粘着テープ又はシー
トの貼着時に〓間や空〓などが生じてもこれを埋
めるようにするので、極めてシール性がよく、接
続部を確実に防水する。
以下、実施例を示す。
重量50ｇ／m2のポリウレタン系の弾性繊維不織
布（伸長度約500％）を基材とし、その両面にそ
れぞれ軟化点77℃、針入度175のブチルゴムとア
スフアルトを１：４（重量比）で配合したゴム化
アスフアルトを厚さ0.5mmとなるように成層し、
幅10cmの粘着テープを作成した。
布（伸長度約500％）を基材とし、その両面にそ
れぞれ軟化点77℃、針入度175のブチルゴムとア
スフアルトを１：４（重量比）で配合したゴム化
アスフアルトを厚さ0.5mmとなるように成層し、
幅10cmの粘着テープを作成した。
これに３Kg／10cmの力を加えて伸長度100％以
上に伸長し、これを直径300mmのコンクリートヒ
ユーム管の接合部に２回巻き付け、貼着した。そ
の結果、この粘着テープは貼着後収縮を開始し、
前記接合部に対する密着性が向上して良好な水密
構造が得られた。
上に伸長し、これを直径300mmのコンクリートヒ
ユーム管の接合部に２回巻き付け、貼着した。そ
の結果、この粘着テープは貼着後収縮を開始し、
前記接合部に対する密着性が向上して良好な水密
構造が得られた。
以上説明したように、本発明は伸長度200％以
上の伸縮性を有するテープ状もしくはシート状の
ポリウレタン系弾性繊維の不織布からなる基材の
少なくとも片面にブチルゴムとアスフアルトが重
量比として１：２〜５の割合のゴム化アスフアル
トからなる粘着剤層を成層した粘着テープ又はシ
ートを100％以上伸長して管体の接続部に巻き付
けた後、収縮させることにより、接続部の曲面や
凹凸部にも追随し、管体の接続部を締め付け、確
実にシールし、その適用箇所に良好な水密構造を
形成することができる。
上の伸縮性を有するテープ状もしくはシート状の
ポリウレタン系弾性繊維の不織布からなる基材の
少なくとも片面にブチルゴムとアスフアルトが重
量比として１：２〜５の割合のゴム化アスフアル
トからなる粘着剤層を成層した粘着テープ又はシ
ートを100％以上伸長して管体の接続部に巻き付
けた後、収縮させることにより、接続部の曲面や
凹凸部にも追随し、管体の接続部を締め付け、確
実にシールし、その適用箇所に良好な水密構造を
形成することができる。
第１図は本発明の実施に用いる粘着テープ又は
シートの一例を示す断面図、第２図は本発明の管
体接続方法の一実施例を示す断面図である。 １……基材、２……粘着剤層、３……粘着テー
プ又はシート、４，４′……管体。
シートの一例を示す断面図、第２図は本発明の管
体接続方法の一実施例を示す断面図である。 １……基材、２……粘着剤層、３……粘着テー
プ又はシート、４，４′……管体。
Claims (1)
- １ 管体の接続部に、伸長度200％以上の伸縮性
を有するテープ状もしくはシート状のポリウレタ
ン系弾性繊維の不織布からなる基材の少なくとも
片面にブチルゴムとアスフアルトが重量比として
１：２〜５の割合のゴム化アスフアルトからなる
粘着剤層を成層してなる粘着テープ又はシートを
100％以上伸長して巻き付け、貼着し、次いで該
テープ又はシートの復元力により収縮させて、上
記接続部を締め付けると共に、液密状態にシール
することを特徴とする管体の接続方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11615185A JPS61275371A (ja) | 1985-05-29 | 1985-05-29 | 管体の接続方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11615185A JPS61275371A (ja) | 1985-05-29 | 1985-05-29 | 管体の接続方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61275371A JPS61275371A (ja) | 1986-12-05 |
| JPH0219358B2 true JPH0219358B2 (ja) | 1990-05-01 |
Family
ID=14680018
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11615185A Granted JPS61275371A (ja) | 1985-05-29 | 1985-05-29 | 管体の接続方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61275371A (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19733014A1 (de) * | 1997-07-31 | 1999-02-04 | Beiersdorf Ag | Selbstklebeband |
| JP2002097428A (ja) * | 2000-09-25 | 2002-04-02 | Sekisui Chem Co Ltd | 止水性粘着テープ |
| DE10151731A1 (de) * | 2001-10-19 | 2003-04-30 | Saint Gobain Isover G & H Ag | Selbstklebendes flexibles Dichtungsband für die Abdichtung von Bauteildurchtritten durch Kunststofffolien an Dächern und dergleichen |
| WO2006012682A2 (en) * | 2004-08-03 | 2006-02-09 | First Green Park Pty Ltd. | Corrosion resisting pipelines |
| JP4699075B2 (ja) * | 2005-04-20 | 2011-06-08 | 日東電工株式会社 | 防水気密用両面粘着テープ |
| JP5431668B2 (ja) * | 2007-10-01 | 2014-03-05 | 萩原工業株式会社 | 伸長性粘着シート |
| US9388329B2 (en) | 2007-12-18 | 2016-07-12 | 3M Innovative Properties Company | Stretchable, hand-tearable, conformable, and cinchable reinforced adhesive tape articles |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS588190A (ja) * | 1981-07-06 | 1983-01-18 | 三星産業株式会社 | 嵩高不織布によるアスフアルトル−フイング |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5963109U (ja) * | 1982-10-20 | 1984-04-25 | 三ツ星ベルト株式会社 | 防水シ−ト |
-
1985
- 1985-05-29 JP JP11615185A patent/JPS61275371A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS588190A (ja) * | 1981-07-06 | 1983-01-18 | 三星産業株式会社 | 嵩高不織布によるアスフアルトル−フイング |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61275371A (ja) | 1986-12-05 |
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| JPH048580B2 (ja) |