JPH02193437A - ビデオテックス方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の属する技術分野） 本発明は、受信端末装置から画像情報送信部に再送要求
可能で、受信両面の品質向上をはかるビデオテックス方
式に関するものである。

（従来の技術） ビデオテックス方式はセンターツウ−エンド形の情報サ
ービスで、受信端末装置からのリクエスト信号により画
像情報を情報センタから送信してサービスしている。受
信端末装置で受信され１表示された画像情報の品質が良
くない場合には再送要求を行って、利用者が満足する画
面が得られるようになっている。

例えば、日本におけるビデオテックスの標準方式である
キャプテン方式では、画像情報に関するセンタからの下
り信号の伝送フォーマットは例えば第４図のようになっ
ている０図面において、１は画像情報データが無い時に
伝送されているフラグＦ、２はパケットの開始を現わす
フラグＦ、　３は画像情報データの入っているパケット
、４は誤り検出のためのＣＲＣ（Ｃｙｃｌｉｃ　Ｒｅｄ
ｕｎｄａｎｃｙ　Ｃｈｅｃｋ）符号、５はパケットの終
結と開始を兼ね表わすフラグＦ、６はパケットの終結を
表わすフラグ、７はデイスプレィ上の画面をクリアして
デフォルト状態に戻すクリアスクリーンコマンド（ＣＳ
）である。

この伝送フォーマットは、上述したように画像情報信号
の最初のパケットの先頭の部分には画面の表示をクリア
してデフォルト状態に戻すためのクリアスクリーンコマ
ンド（ＣＳ）が、フラグＦ　ｆＪ％らフラグＦまでの各
パケットの最後部には伝送途中における信号誤りを検出
するだのＣＩＴＴで規定されている２バイトの巡回冗長
検査符号（ＣＲＣ符号）が付加されている。伝送路でデ
ータ誤りが発生し、ＣＲＣ符号により誤りが検出された
場合にはＣＲＴデイスプレィ上ヘッダ部左端に“×”印
のエラーメツセージを表示することが規定されている。

このように誤りが検出されてもその情報を品質改善に利
用していないビデオテックスにおいては、データ誤りが
生じても受信したままの劣化した画面を表示しているだ
けである０回線の伝送特性が良好でなく受信画品質が劣
化した場合には利用者が、両面状況あるいはキャプテン
であるとｌ　Ｘ　ｎの表示を見て再送要求ボタンの押下
により再び画像情報をセンタから伝送させて良い画面が
受信されるまで繰り返す方法を採っている。

第５図は上述したキャプテン方式による受信動作フロー
を示し、キャプテンセンターと端末が接続されると、キ
ャプテン利用者は、電話からキャプテン端末の切替えを
行うため切替えボタンを押下する（１）、これによりセ
ンターからの開始画面情報を受信し誤り検査を行う（２
）、誤りの有無にかかわらず当該情報に対応する画面を
表示する（３）。この時、誤りが有る場合は“×”を合
わせて表示する。次に検索フェーズに入り、所要の画面
情報の送信要求のボタンを押下しく４）、当該情報を受
信する（５）、受信情報に関し誤り検査を行う（６）、
誤りの有無にかかわらず両面表示を行う（７）、この時
、誤りが有る場合ｒｅ　×１１印を付して画面表示を行
う、再送要求（８）について加入者が×”印をみて再送
するマニアルで行う、再送要求がない場合１次の検索フ
ローへ加入者が進める（９）、以下同様の手順を操り返
す。

従って、良い品質の画面を得ようとすると利用者が品質
をその都度判断するか、前述のキャプテンの如く“×”
印のエラーメツセージを見落さないで再送要求ボタンを
押下する必要があり時間を要した。

一般に、データ信号の信頼性が向上する手段として、誤
り訂正方式（Ｆ　Ｅ　Ｃ）及び自動再送方式（ＡＲＱ）
等の技術が用いられている。これらの技術では送信部に
おける誤り訂正或は検出のための符号付加用処理回路、
及び受信部における誤り訂正或は検出等の符号処理回路
を持ち、その間で誤り訂正あ、るいは再送処理を行って
いる。従って。

大規模なビデオテックス方式、特に現用のキャプテン方
式にこれらの技術を適用するには受信端末装置のみなら
ずセンタ側送信部における大幅な装置改造、あるいは処
理回路の新設が必要であって既にサービスされている方
式での実現は容易でない。

（発明の目的） 本発明は画像情報センタ側に於ける装置の改造あるいは
新装置設置等を全く行わず、受信端末装置に於ける簡単
な回路付加或はソフト処理することにより画像情報セン
タからの画像情報信号の再送を自動的に行えるようにし
て受信画品質の向上を図るものである。

（発明の構成） （発明の特徴と従来技術との差異） 本発明は上記目的を達成するため、受信端末装置におい
て、誤り検出用符号（例えば、キャプテンの場合ではＣ
ＲＣ符号）により検出された受信信号のデータ誤り信号
（誤り検出ＯＮ信号）を取り出し、それに基づいて再送
要求信号を発生させ、それを端末装置からの信号として
自動的に情報センタに向は送信する手段、誤り検出用符
号による誤り検出にもとずいて再送要求信号を自動送出
し、再送要求を自動送出した場合にはその誤り検出され
た１画面分の受信情報を破棄して表示せず正しい画面情
報が受信されるまで劣化した品質の画面を表示させない
ようにする手段、及び誤り検出用符号による誤り検出に
もとづいて再送要求信号を自動送出し１手動が画面要求
した場合にはクリアスクリーンコマンドを無視せず正し
く解釈するが、再送要求信号を自動送出した場合には以
後の画情報信号にあるクリアスクリーンコマンドを無視
すると同時に、正しく受信された情報パケットにもとづ
く画面は表示し、誤って受信されたパケットについては
表示せず再送により正しく受信されたパケットの画面の
み表示する手段とを受信端末装置に有し、総ての画情報
が正しく受信されるまでの所要時間を短くすることを最
も主要な特徴とする。

従来技術とは、画像情報をセンタから伝送されて良い画
面が受信されるまでの所要時間が著しく短縮され、かつ
センタ側送信部の大幅な改造や、処理回路の新設を行な
うことなく、受信端末装置の受信画品質の向上が図られ
る点が異なる。

（実施例） 第１図は本発明方式に実施される受信端末装置の一実施
例の構成図を示す０図において、１１はモデムで図示せ
ざる切替スイッチにより伝送路２１を電話機側と切替え
られる。１２はモデム１１のインターフェース、１３は
キーバッドで、これから発せられる信号はリモコン受光
部１４で受信される。１５はプログラムを内蔵してメモ
リ、１６は受信端末装置の全体を制御するＣＰＵ、１７
は受像機（ＴＶ）２２に対する表示制御回路、１８は外
部出力インタフェースで、例えばハードコピー装置やメ
ロデータ発生装置等２３へ接続される。１９は前記表示
制御回路１７のディジタル出力をアナログ出力に変換す
るＤ／Ａ変換器、２０は受像機２１に対する水平垂直タ
イミング発生回路を示し、上記各ブロック１２．１４．
１５゜１７、１８はデータバス２４でＣＰＵ１６と接続
されている。

次に上記受信端末装置を用いた本発明方式の動作シーケ
ンスを第２図及び第３図の動作フローチャートにより説
明する。

第２図は誤り検出用符号により信号が受像機２２へ検出
表示されたとき、それをもとに再送要求信号を伝送路２
１を介してセンタへ自動的に送出し。

誤りが検出された１画面分の全画像情報を破棄する場合
である。

まず、キャプテン通信網と接続後、加入者は電話機側か
らキャプテン端末に切替えボタンを押す（１）。開始画
面情報を受信後、誤り検査を行う（２）。誤りが無い場
合は画面表示を行う（３）。誤りが有る場合は当該画面
情報を破棄しく４）画面の自動再送要求を行い（５）、
誤り無しの画面が受信されるまで自動的に再送モードを
繰り返す、正しい画面受信後検査要求を加入者が行い（
６）１次の両面情報を受信する。

次に誤り検査を行い誤りが無い場合（７）、画面表示を
行う（８）。誤りが有る場合、前述と同様号外画面情報
を破棄しく９）、自動再送要求を行い（１０）、誤り無
しの画面が受信されるまで再送要求を繰り返す、誤り無
しの画面情報を受信機画面表示を行う（１１）、次に更
に検索要求が有る場合は要求情報を送信しく１２）、次
の画面情報の受信を行う。

検索が終了した場合は終了フローへ行く。

第３図は誤りが検出されたパケットを破棄し。

再送された画像情報信号のクリアスクリーンコマンドを
無視すると同時に正しく受信された情報パケットに基づ
く画面表示を行なう場合である。

まず、切替ボタンを押下後（１）、開始画面情報を受信
機する（２）、誤り検査（３）によりパケット誤りを発
見した場合、当該パケット情報を破棄し画面全体の再送
要求を自動により行う（４）と共に、正しいパケットに
より構成された部分の画面表示を行う（５）、再送によ
り送られてきたパケットの誤り検査を行い、当該パケッ
トについて誤りが無・い場合、そのパケットにより構成
される画面の部分を追記する。この時、クリアランスコ
マンドを無視する。

次に検索に入る（６）、上記と同様に第１の両面情報を
受信後（７）、正しいパケット部分のみの画面表示を自
動的に行う（８）、再送により当該部分の誤りが無くな
った場合、クリアランスコマンドを無視し画面の追記を
行う。

次に、更に検索要求がある場合、検索要求を手動で行い
、前述と同様に繰り返す、検索が終了した場合、終了フ
ローへ入る。

上述したように本発明方式は、ビデオテックスの情報セ
ンタでは利用者からの両面要求信号が受信されると要求
された画面番号の画像情報を受信端末装置に向けて送信
する。上述したキャプテンでは画面要求信号が受信され
るとビデオテックス通信処理装置！（Ｖｃｐ）からの指
示で情報センタの情報処理装置（ＣＡＰＦ）に蓄積され
ている画像情報が取り出され、一端ｖＣＰに蓄積されて
から加入者端末（受信端末装置）に伝送される。利用者
は加入者端末に表示された受信画に問題が無いと考えれ
ば階Ｍ４構造になっているキャプテンの案内にしたがっ
て自分の目的とする情報が得られるまで新しい画面を要
求する。しかし、伝送途中におけるデータ誤りにより受
信画面の品質が劣化した場合、利用者は再送ボタンを押
下して正しい画面が受信されるまで再送要求を続けるこ
とができる。

加入者端末から再送要求信号が送信された場合にはｖＣ
Ｐに蓄積されている同一画情報が再び送出される。

（発明の効果） 以上説明したように本発明方式によれば、両信号パケッ
トにある誤り検出用符号により誤り検出された場合、そ
の検出信号に基づいて自動的に再送要求信号を端末から
送信するので、センタ側装置には何等手を加えずに、受
信端末装置に置ける僅かな回路改造により自動再送機能
を実現して品質劣化の無い画面を得ることができる。

また、受信端末装置では受信画情報に誤りがあって誤り
検出用符号により誤りが検出されても、端末が受信デー
タの制御信号あるいは画面情報信号等を可能な範囲で解
釈して画情報をＣＲＴデイスプレィ上に表示するように
なっている。そのため、データが誤って受信された場合
には非常に見にくい画面が表示される。しかるに本発明
方式は、誤った画情報データを破棄し表示しないように
して正しい画情報が受信された時のみ表示するようにし
ているので、見にくい画面が利用者の目に触れることが
なく正しい画面のみを見れることになり利用者にとって
快適な環境を提供することができる。

さらに、１枚の画情報のデータは数百から数キロバイト
の長さになっており、これがパケット化されているため
１枚分の両面情報は非常に多数のパケットにより構成さ
れている。伝送路特性があまり悪くない状態でデータ誤
りの発生頻度が少ない場合には前記の方法でも正しい両
面の受信確率が高い、しかし、伝送路特性が劣悪な場合
には長い画情報データが完全に誤りなく受信される確率
は小さくなり、前記方法であると目的の画面が表示され
るまで長い時間を要することになる。しかし、同じパケ
ットが両面要求の最初から再送要求の度に連続して誤る
確率はきわめて少ないので、正しく受信されたデータパ
ケットは生かし、誤って受信されたデータパケットのみ
破棄するようにしたので、１画面が完全に受信されるま
で所要時間を短くすることができ利用環境を改善するこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明方式に実施される受信端末装置の一実施
例の構成図、第２図及び第３図は本発明方式の動作シー
ケンスを説明するフローチャート、第４図は従来のキャ
プテン方式による伝送フォーマットを示す図、第５図は
従来のキャプテンの受信動作フローを示す図である。 １１・・・モデム、１２・・・モデムインタフェース、
　１３・・・キーバッド、　１４・・・　リモコン受光
ｍ、１５・・・メモリ、１６・・・ＣＰＵ、１７・・・
表示制御回路、１８・・・外部出力インタフェース、１
９・・・ディジタル・アナログ変換器、２０・・・水平
垂直タイミング発生回路、２１・・・伝送路、２２・・
・ＴＶ受像機、２３・・・ハードコピー装置、メロデー
タ発生装置、２４・・・データバス。 特許出願人　日本電信電話株式会社 第 図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 画像情報信号が複数のパケットで伝送され、最初のパケ
   ットに表示中の画面をクリアするためのクリアスクリー
   ンコマンド及び各パケットの後部には伝送途中における
   信号誤りを検出するため符号があり、前記画像情報信号
   を受信端末装置に表示中の画面を、当該受信端末装置か
   ら画像情報送信部に再送要求可能なビデオテックス方式
   において、 両像情報送信部から送信された画像情報信号にある誤り
   検出用符号により信号が検出された場合、それをもとに
   再送要求信号を自動的に送出する手段と、誤りが検出さ
   れた１画面分の全画像情報を破棄する手段と、誤りが検
   出されたパケットを破棄し、再送された画像情報信号の
   前記クリアスクリーンコマンドを無視する手段と、を受
   信端末装置に有することを特徴とするビデオテックス方
   式。