JPH02192363A - 網点画像の画像データ変換方法 - Google Patents

網点画像の画像データ変換方法

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JPH02192363A
JPH02192363A JP1012159A JP1215989A JPH02192363A JP H02192363 A JPH02192363 A JP H02192363A JP 1012159 A JP1012159 A JP 1012159A JP 1215989 A JP1215989 A JP 1215989A JP H02192363 A JPH02192363 A JP H02192363A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、画像処理装置例えば製版用スキャナにおい
て使用される画像データ変換方法に関し、特に網点画像
である原画像を読取って得られた画像データを連続的な
多階調画像データに変換し、主としてモアレの発生を防
止するための画像データ変換方法に関する。
(従来の技術) 製版用スキャナで読取る原画として1ま、写真画像を用
いるのが普通である。しかし、原画とすべき写真画像が
無く、やむを得ず網点フィルムや網点印刷物などの網点
画像を原画としなければならない場合がある。
しかし、網点画像を原画として製版用スキャナで読取り
、通常の処理手順に従って印刷版及び印刷物を作成する
と、モアレが発生し易いことが一般に知られている。こ
のモアレは、原画を構成している網点パターンと、製版
用スキャナで画像データの処理を行なう際に用いられる
網点パターン(通常、これを「スクリーン」と呼ぶ。)
とが干渉することに基因している。
このようなモアレの発生を防止する従来方法としては、
例えば特開昭58−14136号公報に開示されている
ものがある。
(発明が解決しようとする課題) しかし、この従来方法は、網点画像である原画と走査t
i置とを相対的に運動させ、走査線を横断する方向に不
規則な横運動を発生させることにより、走査線を横断す
る方向の平均的な画像データを得る方法である。従って
、この方法は実質飽に原画像をぼかしていることと等価
であり、原画像を視覚的に忠実に再現できるような画像
データが得られないという問題があった。
(発明の目的) この発明は、従来の技術における上述の課題の解決を意
図しており、原画像を視覚的に忠実に表現し、かつ、モ
アレの発生を防止することのできる新たな画像データを
1ワるための画像データ変換方法を提供することを目的
とする。
(課題を解決するための手段) 上述の課題を解決するため、この発明では、網点で構成
された原画像を画素ごとに読取って得られた画像データ
を多階調画像データに変換する方法において、(a) 
 複数の画素から成る画素ブロックを複数設定し、(b
)  前記複数の画像ブロックのそれぞれについて、各
画素の画像データの平均値を葬出し、(c)  前記複
数の画素ブロックのそれぞれについて、その中心部の画
素における新たな画像データの値を、当該画素ブロック
の前記平均値に等しく設定するとともに、(d)  当
該画素ブロックの中心部以外の各画素における新たな画
像データの値を、当該画素ブロックの中心部から隣接す
る画素ブロックの中心部に向かって連続的に変化するよ
うに補間設定する。なお、中心部の画素は1個とは限ら
ず、複数の場合も含むものである。
(作用) 網点で構成された原画像を読取って得られた画像データ
は、その画像の網点パターンに従った濃度分布状態、す
なわち、高濃度の画素と低濃度の画素が近接して混在し
ている状態を表わしている。
この発明では、各画素ブロックがそれぞれ複数の画素を
含み、その画素ブロック内の画像データの平均値を当該
ブロックの中心部の新たな画像データ値とする。そして
、隣接する画素ブロックそれぞれの中心部の新たな画像
データ値にもとづいて、それぞれの中心部以外の画素の
新たな画像データ値を得る。
このため、原画像の網点パターンが消失しているので、
新たな画像データに基づいて、所定のスクリーンを用い
て画像を再現しても、モアレが発生することがない。
また、原画像をぼかすことなく、原画像の網点を読取っ
た画像データを塁に新たな画像データを求めるので、原
画に忠実な画像データを得ることができる。
ざらに、中心部以外の画素について、互いに隣接する画
素ブロックの中心部の間で画像データが連続的に変化す
るように補間設定するので、原画像において網点で表現
されていた階調変化を、滑らかな階調変化として表現す
る新たな画像データに変換することができ、原画像を視
覚的に忠実に再現する画像データが得られる。
(実施例) A、装置の概略構成および動作 第1図は、この発明の実施例を適用して画像データの変
換を行なう画像データ処理システムIPSの一例を示す
ブロック図である。第1図において、画像データ処理シ
ステムIPSは、入力スキャナ11画像処理装置2およ
び出力スキャナ3を備えている。この画像Ill!装置
2は、その内部にバッファメモリ21.演算回路22お
よびメモリ23を備えている。この実施例において、画
像処理装置2は切抜きマスクを作成するための切抜きマ
スク装置として構成されており、切抜きマスクの作成に
使用するためのグラフィックデイスプレィ4およびマウ
ス5などが接続されている。
第2図は実施例の動作を示すフローチャートである。
まず、ステップS1では網点画像である原画を入力スキ
ャナーで読取る。
第3図は原画Oの一部分を拡大して示す概念図である。
この原画Oは網点フィルムであり、画像は大小さまざま
な網点H−H7で表現されてぃす る。なお、この原画0では、網点H−H7内の領域のみ
が黒く、他の領域は透明である。また、原画Oは、入力
スキャナーで読取る際の読取画素Pによって仮想的に区
分されている。
ステップS1で原画Oが読取られると、各画素Pごとに
、当該画素の明るさ(1m度)を多階調で表現する画像
データD。が得られる。例えば画像データD。を8ビツ
トの2進数(10進数で0〜255)で表現する場合に
は、第3図の画素P8の画像データD の値(10進数
)は255、画素P。
O の画像データDboの値はOに設定され、また、画素P
。の画像データDc0の値は0と255の中間の値に設
定される。
ステップS2では、入力スキャナーで読取られた画像デ
ータ(以下、これを1初期画像データ」と呼ぶ。)Do
を画像処理装置2のメモリ23内に保存する。
ステップ83〜S9は、画像処理装置2内の演算処理の
手順である。
ステップS3では、原画0の内部が、(3X3)個の画
素で構成される複数の画素ブロックPBに分割設定され
る。第4図は画素ブロックPBを示す概念図である。画
素ブロックPBは、中心部の画素P。と、その周囲の8
つの画素P1〜P8とから構成されている。なお、画素
ブロックPBは、原画0の網点の網点面積率が100%
のときの網点形状(以下、1100%網点形状」と呼ぶ
。)とほぼ同程度の大きさを有する。言い換えれば、画
素ブロックPBが、100%網点形状と同程度の大きさ
になるように、画素Pの大きさが決められている。この
理由については後述する。
ステップS4では、メモリ23に保存されていた画像デ
ータD。の一部、すなわち、部分画像の画像データD。
−図示せず)を読出してバッファメモリ21に格納する
ステップS5では、演算回路22が部分画像の画像デー
タD。、に基づいて各画素ブロックPBの平均値を次の
ように算出する: e、−(e□ +e1+・・・+e8)/9 ・・・(
1)ここで、 e、:画素ブロックP8の平均値 ei(i= 0〜8):画素ブロックPB内の画素P・
の画像データ ステップS6では、各画素ブロックPBの中心部の画素
P。の新たなデータ”vOが、(1)式で求められた平
均値e、の値に設定される。
すなわち、 vO・・・(2) e=ev 第5図は、第3図に示す原画0内の画素ブロックPB、
〜PB、と、画像データの分布状態を示す概念図である
。第5図において、画素ブロックPBo以外の画素ブロ
ックでは、その中心部の画素の新たなデータ(すなわち
、当該画素ブロックの平均値)a、〜i、のみが示され
ている。
次に、ステップS7では各画素ブロックPBa〜PB、
の平均値a、〜i、に基づいて、各画素ブロックPBa
−PB、内の周辺画素の新たなデータが算出される。画
素ブロックPB  を例にとれば、その中の各周辺画素
の新たなデータev1〜ev8は次のように補間される
: e、1−mev+ (1−m)a、    ・・・3a
ev2−mev+ (1−m)bV   −3be、=
meV+ (1−m)CV   ・ 3CeV4=me
V十(1−m)fV・・・3dev5−mev+ (1
−m)  i 、    =13eev6=meV+ 
(1−m)h、    ・(34ev7=meV+ (
1−m)Q、    −3(]ev8=me、+ (1
−m)dv   −3hここで、 m:0.5≦m≦ 1.0  の定数 すなわち、画素ブロックPB8の周辺画素の新たなデー
タevl〜ev8は、その画素ブロックのPB。の平均
1i1!evと隣接画素ブロックの平均値av〜ivと
に、それぞれ重み係数mおよび(1−m)をかけ合せて
加重平均することによって求められる。従って、周辺画
素の新データeV1〜ev8は、当該画素ブロックの平
均値e、と隣接画素ブロックの平均値av−i、との中
間の値をとる。また、重み係数mは0.5〜1.0の範
囲に設定されるので、周辺画素の新データev1〜ev
8は、隣接画素ブロックの平均値a、〜1.よりも、自
らの画素ブロックPBoの平均値evに近い値となる。
このように各周辺画素の新データを補間設定することに
よって、画像平面上で滑らかに濃度が変化する状態を表
わす新たな画像データevo””” v8が得られる。
なお、重み係数mは、平均値e、と隣接画素ブロックの
平均値a、〜i、との差に従って、例えば次のように変
えるようにしてもよい:0≦Iev−aV1≦10 の
とき、 m−o、s         ・・・(4a)10<l
 e、−a、l≦30 17)、!:キ、m−o、s 
        ・・・(4b)250<le  −a
vl  (Dとき、■ m=  1.0             ・・・(4
C)ここで、画像データとしての平均値e  、a  
はv 8ビツトで表現されているものと仮定しており、従って
、平均値e、a、は10進数でO〜255■ の値をとる。
上記(4a)〜(4C)式は、隣接画素ブロックの平均
値の差が大きいほど、重み係数mの値を大きくしている
ことを意味する。このように重み係数mの値を変えるよ
うにすれば、隣接する画素ブロックの平均値の差が小さ
いときは、画素ごとの濃度の2次元的変化がゆるやかに
なるように表現する画像データが得られる。一方、隣接
する画素ブロックの平均値の差が大きいときは、画素ブ
ロックの境界でm度が急激に変わるように表現する画像
データが得られる。特に、隣接する画素ブロックの境界
が、ある図形の輪郭を表わすような場合には、その輪郭
における濃度の大きな変化が画像データとしてそのまま
表現されるので、輪郭が明瞭で、原画を忠実に再現する
画像データを得ることができるという利点がある。
なお、(4a) 〜(4c)式は画素ブロックPB、P
B8について表わされているが、一般に、任意の2つの
画素ブロックについても同様な式が設定される。また、
(4a)〜(4C)式の不等号の両端の値や、重み係数
mの値は、実際の画像処理の結果を通じて経験的に決定
される。
なお、以上のように求められた新たなデータ(以下、「
修正データ」と呼ぶ。)evO”ev&の平均値は、修
正データに変換される前のデータeo ”””’aの平
均値eVと異なる場合がある。修正データevo〜”v
8の平均値は、必ずしも変換前の平均値eVと等しくす
る必要は無いが、これらの平均値が互いに等しくなるよ
うに、修正データe、。〜e、8のそれぞれに等しい値
を加えるなど、所定の演算を施すようにしてもよい。
以上のように、演算回路22によって修正データとして
篩用された新たな画像データ(以下、「修正画像データ
」と呼ぶ。)DIは、バッファメモリ21に保存される
。そして、この修正画像データDIは、ステップS8に
おいて、バッファメモリ21からメモリ23に転送され
、保存される。
ステップS9では、原画Oの画像全体について処理が終
了したか否かが判断され、終了していない場合にはステ
ップS4に戻り、次の部分画像について、ステップ84
〜S8の処理が実行される。
このように、網目画像である原画Oの画像データD。は
、画素間でなめらかに濃度が変化する画像を表現するよ
うな修正画像データDlllに変換される。そして、修
正画像データD、は画像処理装置2から出力スキャナ3
に与えられ、そこで網変換など、の画像処理を受けて網
点フィルムとして記録される。修正ii!ii像データ
D、は、第3図に示すような網点パターンを有しておら
ず、なめらかな濃度変化を表現しているので、出力スキ
ャナ3において作成された網点フィルムには、スクリー
ンパターンとの干渉に基因するモアレが発生ずることが
ない。
なお、この実施例において、画像処理装置2は切抜きマ
スク装置として構成されている。従って、修正画像デー
タD、によって表現される画像(以下、「修正画像」と
呼ぶ。)は、グラフィックデイスプレィ4に表示され、
オペレータがマウス5などによって修正画像の中の所望
の輪郭を指定することによって切抜きマスクを作成する
こともできる。この際、修正画像内における画像の輪郭
がぼかされておらず、明瞭に表わされているので、正確
な切抜きマスクを得ることができるという利点もある。
B、変形例 この発明は、上記実施例に限らず、次のような変形も可
能である。
■ 原画は網点フィルムに限らず、多色刷りされた網点
印刷物であってもよい。この場合には、原画を読取る入
力スキャナとしてカラースキャナを用い、読取った画像
データはカラースキャナによってY、M、C,になどの
色成分(色分解画像データ)に分解される。色分解画像
データが得られた後は、その中の少なくとも1つの色分
解画像データについて、第2図のステップ$2〜S9を
実行すれば、上記実施例と同様の効果が得られる。
■ 上記実施例では(3X3)画素で構成される画素ブ
ロックPBを使用したが、一般に、(MXN)画素で構
成される画素ブロックを使用できる(ここで、M、Nは
整数)。
ffleA図は、(4X4)画素の画素ブロックPB4
を示す概念図である。また、第6B図は原画0を画素ブ
ロックPB4で分割した場合の画像データを示す概念図
である。これらの図において、1つの画素ブロックの中
心部の4つの画素P。〜P3の新データevo−ev3
は、当該画素ブロックの平均値e、に等しいとされる。
また、周辺画素P4〜P、5の新データは(3a)〜(
3h)式と同様な次の式で補間設定される。
e、4”mev+(1−m) a、     ・・・(
5a)e、5=8,6=rT1ev+ (1m)bv 
 −(5b)ev7=me、+ (1−m)Cv   
  ・(5c)V14  v15=meV+(1−m)
dv・・・(5d)e     = e ここで、 m:0.5≦m≦ 1.0  の定数 a−i:隣接画素ブロックの平均値 v すなわち、周辺画素の新データe  −e   は、v
4   v15 その画素ブロックの平均値e、と隣接画素ブロックの平
均値a、〜ivとに、それぞれ重み係数mおよび(1−
m>をかけ合わせて平均することによって求められる。
重み係数mは前記(4a)〜(4c)式と同様に、変え
ることができることは言うまでもない。
第7A図は、(5X5)画素の画素ブロックPB5を示
す概念図である。また、第78図は原画Oを画素ブロッ
クPB5で分割した場合の画像データを示す概念図であ
る。これらの図において、1つの画素ブロックの中心部
の画素P。の新データevoは、当該画素ブロックの平
均値e、に等しいとされる。
また、隣接する画素ブロックの中心画素にはさまれた位
置(つまり第7C図に示す上下、左右。
斜めの各矢印方向上の位W)にある各画素の新データ(
第7B図の中央の画素ブロックの例ではデータ8v1゛
v3° v5゛v7゛v9゛0v11゜eee e   、e   、e   〜e  )は次のように
v13   v15   v17   v24補間され
る。
e、1=m1 ev+ (1ml )av  ・・・(
6a)e、、7=m2 ev+(1−第2 ) a  
 −(6b)e v3”” ml e v + (1−
ml ) b y   ・・・(6C)ev18 =m
、、 ev+ (1−第2 ) bv−(6d)ここで
、 ml  :  0.5≦m1≦1.0  の定数rT1
2 :  0.5≦m2≦ 1.0  の定数また、m
1≦m2すなわち、(6a) 〜(ed)式によれば、
画素ブロックの中心に近い画素の新データはと、当該画
素ブロックの平均値に近い値となるように設定される。
(6a) 〜(6d)式には新データe、19,17.
ev3゜e、18についてのみ示しであるが、データe
V5゜eV9’ ev13は前述のデータevlと同様
な式で表わされる。同様に、データe   、ev19
   v21・ e  はデータe  と、データeV7.  Vll 
’v23      V17 eV15はデータe と、データeV2oV22゜v3
          ・ e e  はデータe  とそれぞれ同様な式で表わV24
      VlB される。
一方、隣接する画素ブロックの中心画素にはさまれた位
置に無い画素の新データ(第7B図の中央の画素ブロッ
クの例では、丸で囲まれたデータev2・ v4・ v
6・”V8・0v10・0v12・evle     
e 4およびe  )は、例えば次式によって与えられる: e、2=m3 ev17 + (1−m  ) b  
  ・・・(7)v23 ここで、 第3 :  0.5≦m3≦ 1.0  の定数bv2
3:画素ブロックPB5bの画素位ffP23における
新データ (7)式の右辺にある2つのデータe   、bV?7
   V23 は(6a)〜(6d)式に基づいて算出される。但し、
データbV23は、具体的には(6b)式と同様な次式
で算出される: b   =m  b  +(1−m  )d   ・=
(8)v232v      2v 従って、新データev12.bv23を求めた後で、(
1)式を用いれば、データev2を新たに算出できる。
なお、(6b)式、(7)式及び(8)式から、新デー
タev2の値は次のように書き表わすこともできる: e、2=m2 第3 ev+ (1第2 )第3 aV
+m  <1−第3)bV + (1−第2)< 1−第3)dv・(9)すなわち
、新データev2は自身のi!!ii素ブロックの平均
値eVと、隣接画素ブロックの平均値av。
b およびd にそれぞれ重み係数m 2 m 3゜v (1−m  )第3.第2 (1−第3)および(1第
2 )  < 1  第3 )を乗じて平均することに
より求められる。
このように、画素ブロックは、一般に(MXN)個の画
素で構成することが可能であるが、1つの画素ブロック
の大きさは、原画の網点の100%網点形状と同程度の
大きさに保たれる。すなわち、(MXN)画素で画素ブ
ロックが構成される場合に、MとNの値が大きくすると
ぎには、これに反比例して1画素の一辺の長さを小さく
する。これは、1つの画素ブロックの大きさが100%
網点形状に比べてあまりに大きくなると、本来は急峻な
濃度変化があるべき部分もなだらかな濃度変化を有する
ように画像データが過修正されてしまうという不都合が
あるからである。また、1つの画素ブロックの大きさが
100%網点形状に比べてあまりに小さくなると、網点
画像の網点パターンに近い画像が修正画像データによっ
て表現されることになり、モアレの発生を防止するとい
う効果が低くなるからである。
■ 中心部の画素の新データは(1)式のように当該画
素ブロックの各データの算術平均としたが、当該画素ブ
ロックの画像データに基づく他の平均値を用いてもよい
。例えば次のような重みつき平均などを用いても良い。
ここで、lは1.0以上の所定の定数である。
また、画素ブロック内の各画素のデータevk(k=o
−MXN−1) は、一般に、隣接スル画素ブロックの
代表的データを変数とする所定の関数fに従って補間す
ればよい。
evk”” f (a  、  b  、 ”・、  
i  )   ”・(11)v      V    
      v前述の(3a) 〜(3h)式や(5a
) 〜(5d)式、 (6a) 〜(6d)式、(7)
〜(9)式などは、上記(11)式の具体例である。な
お、これらの式からもわかるように、隣接する画素ブロ
ックの中心画素の間に存在する画素の新データは、当該
中心画素の中間において、その値が単調に変化するよう
に補間される。
(発明の効果) 以上説明したように、この発明によれば、網点画像であ
る原画像の画像データを、画素ブロックごとの画像デー
タの平均値を位置補間することによって新たな画像デー
タに変換するので、この新たな画像データは原画像の網
点パターンを有さず、この新たな画像データに基づいて
網点画像を再現しても、モアレの発生を防止できるとい
う効果がある。
また、原画像をぼかすことなく、原画像の網点を読取っ
た画像データを基に各画素の新たな画像データを求める
ので、原画に忠実な画像データを得ることができるとい
う効果がある。
さらに、隣接する画素ブロックの中心部の間で画像デー
タが連続的に変化するように補間するので、原画像にお
いて網点で表現されていた階調変化を、滑らかな階調変
化として表現する新たな画像データを得ることができ、
原画像を視覚的に忠実に再現する画像データが得られる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を適用する装置としての画像
処理システムの構成を示すブロック図、第2図は実施例
の手順を示すフローチャート、第3図は原画像を示す概
念図、 第4図、第6A図および第7A図は画素ブロックを示す
図、 第5図、第6B図および第7B図は原画の画像データの
分布を示す概念図、 第7C図は互いに隣接する中心画素を結ぶ方向の説明図
である。 IPS・・・画像処理システム、 2・・・画像処理装置、  0・・・原画、PB・・・
画素ブロック、 P、P−P8・・・画素、a 〜i 
・・・平均値、 ■v ”vl〜”v8・・・新たなデータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)網点で構成された原画像を画素ごとに読取つて得
    られた画像データを多階調画像データに変換する方法で
    あって、 (a)複数の画素から成る画素ブロックを複数設定し、 (b)前記複数の画素ブロックのそれぞれについて、各
    画素の画像データの平均値を算出し、(c)前記複数の
    画素ブロックのそれぞれについて、その中心部の画素に
    おける新たな画像データの値を、当該画素ブロックの前
    記平均値に等しく設定するとともに、 (d)当該画素ブロックの中心部以外の各画素における
    新たな画像データの値を、当該画素ブロックの中心部か
    ら隣接する画素ブロックの中心部に向かつて連続的に変
    化するように補間設定することを特徴とする網点画像の
    画像データ変換方法。
JP1012159A 1989-01-20 1989-01-20 網点画像の画像データ変換方法 Expired - Lifetime JPH0793683B2 (ja)

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Cited By (3)

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