JPH0218703Y2 - - Google Patents

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JPH0218703Y2
JPH0218703Y2 JP1983168170U JP16817083U JPH0218703Y2 JP H0218703 Y2 JPH0218703 Y2 JP H0218703Y2 JP 1983168170 U JP1983168170 U JP 1983168170U JP 16817083 U JP16817083 U JP 16817083U JP H0218703 Y2 JPH0218703 Y2 JP H0218703Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案は直流および交流電源を入力とし得る
スイツチング電源装置に関する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
第1図は周知のスイツチング電源装置を示すも
のである。直流入力部において、直流電源11の
正極はスイツチ12を介してコンバータトランス
13の一次巻線131の一端部に接続される。こ
の一次巻線131の他端部にはトランジスタ14
のコレクタが接続され、このトランジスタ14の
エミツタは前記直流電源11の負極に接続され
る。前記トランス13の一次巻線131の一端部
およびトランジスタ14のエミツタ間にはリセツ
トコイル132およびダイオード15からなる直
列回路およびコンデンサ16が並列接続される。
また、前記コンバータトランス13の二次巻線1
3の一端部はダイオード17、チヨークコイル
18を介して一方出力端19に接続され、二次巻
線133の他端部はダイオード20を介して前記
ダイオード19とチヨークコイル18との接続点
に接続されるとともに、他方出力端21に接続さ
れる。これら出力端20,22の相互間にはコン
デンサ22が接続される。このコンデンサ22の
出力電圧は電圧制御回路23に供給される。この
電圧制御回路23は前記出力電圧に応てデユーテ
イの異なるパルス信号を発生するものであり、こ
の出力パルス信号は前記トランジスタ14のベー
ス、エミツタ間に供給される。
一方、交流入力部において、交流電源24の一
端部はスイツチ25、電源トランス26の一次巻
線261を介して交流電源24の他端部に接続さ
れる。前記トランス26の二次巻線262はブリ
ツジ整流回路27の入力端に接続され、この整流
回路27の出力端は前記コンデンサ16の両端部
に接続される。この整流出力電圧は直流電源11
の出力電圧と同様とされている。
上記構成において、直流電源11を入力とする
場合はスイツチ12のみがオンとされ、交流電源
24を入力とする場合はスイツチ25のみがオン
とされ、何れか一方の電源を入力として所定の直
流出力が生成される。
しかしながら、上記構成では交流入力部におい
て、電源トランス26が使用されている。この電
源トランス26は例えば入力電圧が100〔V〕、50
〔Hz〕で、出力電圧が10〔V〕で200〔W〕の電力を
得ようとすると、その形状は大型化し、重量は約
7〔Kg〕と非常に重くなる欠点を有している。
また、ブリツジ整流回路27も低電圧大電流の
整流回路となるため、順方向電圧(VF)が同じ
整流ダイオードを使用すると、交流電流を直接整
流する場合に比べて整流ダイオードの損失が大き
くなり、効率が低下する問題を有している。
〔考案の目的〕
この考案は上記事情に基づいてなされたもので
あり、その目的とするところは交流入力部に電源
トランスおよび低電圧大電流の整流ダイオードを
使用しないことにより、小型、軽量で高効率のス
イツチング電源装置を提供しようとするものであ
る。
〔考案の概要〕
この考案に係るスイツチング電源装置は、一つ
の二次巻線に対してそれぞれ同極性の第1、第2
の一次巻線を結合してなるコンバータトランスを
用い、交流電源の出力を第1の整流手段で直接整
流し、この整流出力を第1のスイツチング手段で
断続して第1の一次巻線に供給するようにし、一
方、直流電源の出力を第2のスイツチング手段で
断続して第2の一次巻線に供給するようにする。
この際、選択手段で交流電源あるいは直流電源を
選択的に接続して、コンバータトランスの二次巻
線から出力される交流電流を第2の整流手段で整
流し、第2の整流手段の出力をコイル及びコンデ
ンサで平滑出力し、この平滑出力に基づいて制御
手段により第1、第2のスイツチング手段を制御
して、前記平滑出力を安定化させる。ここで、選
択手段で交流電源が選択接続されているとき交流
電源の出力を取出して第3の整流手段で整流出力
し、この整流出力を第2のスイツチング手段を介
して前記第2の一次巻線に供給して、第1の巻線
の励磁に伴う第2の巻線の励磁により第2のスイ
ツチング手段に逆電圧がかかるのを防止する。一
方において、選択手段で交流電源が選択接続され
ているとき第3の整流手段の整流出力を利用し
て、制御手段の駆動電源とする。直流電源が選択
接続されているときは該電源出力を制御手段の駆
動源とする。
〔考案の実施例〕
以下、この考案の一実施例について図面を参照
して説明する。
第2図において、交流入力部を構成する交流電
源31の一端部はスイツチ32を介してブリツジ
整流回路33の一方入力端に接続され、この整流
回路33の他方入力端は前記交流電源31の他端
部に接続される。前記整流回路33の出力端間に
は平滑コンデンサ34が接続され、さらに、整流
回路33の一方出力端はダイオード35を介して
コンバータトランス36の交流用一次巻線361
の一端部に接続される。この一次巻線361の他
端部には電界効果トランジスタFET37のドレ
インが接続され、このFET37のソースは前記
整流回路33の他方出力端に接続される。前記一
次巻線361の一端部およびFET37のソース間
には交流用一次巻線361のリセツトコイル362
とダイオード38からなる直列回路、およびコン
デンサ39がそれぞれ並列接続される。また、前
記コンバータトランス36における二次巻線36
の一端はダイオード40、チヨークコイル41
を介して一方出力端42に接続され、二次巻線3
3の他端部はダイオード43を介して前記ダイ
オード40とチヨークコイル41との接続点に接
続されるとともに、他方出力端44に接続され
る。これら出力端42,44の相互間には平滑コ
ンデンサ45が接続される。このコンデンサ45
の出力電圧は電圧制御回路46に供給される。こ
の電圧制御回路46は前記出力電圧に応じてデユ
ーテイの異なるパルス信号を発生するものであ
り、この出力パルス信号の一方は前記FET37
のゲートに供給される。
一方、直流入力部において、直流電源47の正
極はスイツチ48を介してコンバータトランス3
6における直流用一次巻線364の一端部に接続
される。この一次巻線364の他端部にはトラン
ジスタ49のコレクタが接続され、このトランジ
スタ49のエミツタは前記直流電源47の負極に
接続される。前記一次巻線364の一端部および
トランジスタ49のエミツタ間には直流用一次巻
線364のリセツトコイル365とダイオード50
からなる直列回路、およびコンデンサ51がそれ
ぞれ並列接続される。また、前記スイツチ48に
は連動するスイツチ52が設けられる。このスイ
ツチ52の可動接片は交流入力部のスイツチ32
と連動するスイツチ53の固定接点に接続され
る。このスイツチ53の可動接片は直流入力部に
おけるスイツチ48の可動接片に接続される。ま
た、前記スイツチ52の固定接点と直流電源47
の負極間にはスイツチ48,52をオフ状態とす
るトリツプコイルTC54が設けられる。さらに、
この直流入力部には交流入力部が動作された場
合、前記電圧制御回路46に電源電圧を供給する
回路が設けられる。即ち、交流入力部におけるブ
リツジ整流回路33の両入端には補助トランス5
5の一次巻線551が接続され、このトランス5
5の二次巻線552はブリツジ整流回路56の両
入力端に接続される。この整流回路56の一方出
力端は前記直流電源47の負極に接続され、他方
出力端は前記電圧制御回路46の電源接続端に接
続されるとともに、ダイオード57、抵抗58を
介して前記スイツチ48の可動接片に接続され
る。
尚、前記補助トランス55の二次出力電圧は交
流入力部を動作して、ブリツジ整流回路33より
出力される電圧E1によつて、直流用一次巻線3
4に誘起される電圧でトランジスタ49のコレ
クタ、エミツタ間電圧が逆バイアスとならないよ
うに設定する。
また、電圧制御回路46は直流入力部が動作さ
れている場合は直流電源47より供給される電力
によつて動作される。
さらに、ダイオード35およびコンデンサ39
は、直流入力部が動作された場合、交流用一次巻
線361およびリセツトコイル362に誘起される
電圧で大容量のコンデンサ34が充電されること
を防止するものである。
上記構成において動作を説明する。スイツチ3
2をオンとすると、整流回路56の出力電圧によ
つて電圧制御回路46が動作され、この電圧制御
回路46より出力されるパルス信号によつて
FET37が駆動される。したがつて、出力端4
2,44相互間には交流電源31を用いた直流安
定化出力が得られる。
また、スイツチ48のみをオンとすると、電圧
制御回路46は直流電源47によつて動作され、
この電圧制御回路46より出力されるパルス信号
によつてトランジスタ49が駆動される。したが
つて、出力端42,44の相互間には直流電源4
7を用いた直流安定化出力が得られる。
さらに、スイツチ32がオンされた状態で、ス
イツチ48がオンされると、トリツプコイル54
が励磁され、スイツチ48,52はオフ状態に復
帰される。したがつて、交流入力部が優先して動
作され、交流電源47を用いた直流安定化出力が
得られる。
上記実施例によれば、交流入力部において、交
流電源31の出力電流を直接整流回路33で整流
し、この整流出力をコンバータトランス36の一
次巻線361に供給するとともにFET37でスイ
ツチングしている。したがつて、従来のような電
源トランスを必要としないため回路を小型且つ軽
量化することができる。尚、補助トランス55は
電圧制御回路46の電源供給用であるため、電力
容量が小さく、電源トランスに比べてはるかに小
型、軽量なものである。
また、整流回路33は交流電流を直接整流する
ため、整流回路33を構成するダイオードの損失
が小さく、高効率化することが可能である。
尚、上記実施例ではスイツチング素子を1個用
いたシングル構成のスイツチング電源装置にこの
考案を適用した場合について説明したが、この考
案をプツシユプル構成のスイツチング電源装置等
に適用することも可能である。
その他、この考案の要旨を変えない範囲で種種
変形実施可能なことは勿論である。
〔考案の効果〕
以上、詳述したようにこの考案によれば、交流
入力部に電源トランスおよび低電圧大電流の整流
ダイオードを使用しないため、小型、軽量で高効
率のスイツチング電源装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のスイツチング電源装置の一例を
示す回路構成図、第2図はこの考案に係わるスイ
ツチング電源装置の一実施例を示す回路構成図で
ある。 31……交流電源、32……スイツチ、33…
…ブリツジ整流回路、36……コンバータトラン
ス、37……FET、40,43……ダイオード、
41……チヨークコイル、45……コンデンサ、
46……電圧制御回路、47……直流電源、49
……トランジスタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一つの二次巻線に対してそれぞれ同極性の第
    1、第2の一次巻線を結合してなるコンバータト
    ランスと、交流電源より供給される交流電流を直
    接整流する第1の整流手段と、前記第1の整流手
    段の整流出力を断続し第1の一次巻線に供給する
    第1のスイツチング手段と、直流電源より供給さ
    れる直流電流を断続し前記第2の一次巻線に供給
    する第2のスイツチング手段と、前記交流電源あ
    るいは直流電源を選択的に接続する選択手段と、
    前記コンバータトランスの二次巻線に設けられた
    第2の整流手段と、この第2の整流手段の出力端
    に直列に接続されるコイルと、このコイルの出力
    を平滑するコンデンサと、このコンデンサの平滑
    出力に基づいて前記第1、第2のスイツチング手
    段を制御する制御手段と、前記選択手段で交流電
    源が選択接続されているとき前記交流電源の出力
    を取出して整流出力する第3の整流手段と、この
    第3の整流手段の整流出力を前記第2のスイツチ
    ング手段を介して前記第2の一次巻線に供給する
    第1の補助電源供給手段と、前記選択手段で交流
    電源が選択接続されているとき前記第3の整流手
    段の整流出力を、前記直流電源が選択接続されて
    いるとき該電源出力をそれぞれ前記制御手段の駆
    動電源とする第2の補助電源供給手段とを具備し
    たことを特徴とするスイツチング電源装置。
JP16817083U 1983-10-29 1983-10-29 スイツチング電源装置 Granted JPS6077286U (ja)

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JP16817083U JPS6077286U (ja) 1983-10-29 1983-10-29 スイツチング電源装置

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JP16817083U JPS6077286U (ja) 1983-10-29 1983-10-29 スイツチング電源装置

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JPS6077286U JPS6077286U (ja) 1985-05-30
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JP16817083U Granted JPS6077286U (ja) 1983-10-29 1983-10-29 スイツチング電源装置

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