JPH02185269A - 光化学治療装置 - Google Patents

光化学治療装置

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JPH02185269A
JPH02185269A JP1005435A JP543589A JPH02185269A JP H02185269 A JPH02185269 A JP H02185269A JP 1005435 A JP1005435 A JP 1005435A JP 543589 A JP543589 A JP 543589A JP H02185269 A JPH02185269 A JP H02185269A
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JP
Japan
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semiconductor laser
sliding tube
laser device
photochemical treatment
slit
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JP1005435A
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Hideyuki Adachi
英之 安達
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は例えば癌(悪性腫瘍)細胞にレーザ光を照射し
て光化学反応によりその悪性細胞を破壊するために用い
られる光化学治療装置に関する。
[従来の技術] 近年、癌の治療において、Hp D (ヘマトポルフィ
リン誘導体)等の薬剤を用いた光化学治療法が注目を集
めている。この治療法はH,D等の腫瘍親和性物質を体
内に投入して、これを癌細胞だけに取り込ませた後、H
PDの励起スペクトルの範囲にあるレーザ光を照射して
、癌細胞を光化学的に活性化し、変性をひき起こして破
壊するというものである。
かかる光化学治療装置としては第13図に示すごとく構
成されたものが知られている。すなわち、Krレーザ(
λ−410nm)、またはArレーザ(λ−514,5
nm)を励起する気体レーザ装置3、あるいはA「レー
ザ(λ−570〜630 nm)を励起する図示しない
色素レーザ装置に接続された光ファイバ4を内視鏡5の
チャンネルに挿通して、人体1の癌細胞2の部位まで導
くものであった。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、この光化学治療方法ではその癌細胞2に
対するレーザ光の照射を数十分間程度、連続して行なう
必要があるので、術者はその間、レーザ光が癌細胞2の
部位から外れないように内視鏡5の手元において、微妙
なアングル操作を続けなければならない。したがって、
術者にとっての負担がきわめて大きかった。
特に、管腔臓器内の癌細胞2に対しての位置決め作業は
アングル操作に加えて、内視鏡5の挿入部の先後方向へ
の微妙な押引き操作も要求されるため、−層、面倒であ
り、術者の負担がより大きなものであった。
本発明は上記課題に着目してなされたもので、その目的
とするところは管腔臓器における患部についての光化学
治療を行なう術者に過大な負担をかけることなく、その
管腔臓器の患部に対してレーザ光を長時間安定して連続
して確実に照明できる光化学治療装置を提供することに
ある。
[課題を解決するための手段およびその作用〕上記課題
を解決するために本発明は生体の管腔内の部位における
患部について光化学治療を行なう光化学治療装置におい
て、内視鏡の挿入部の挿入を案内するスライディングチ
ューブを設け、この挿入補助用スライディングチューブ
の一部には上記患部に向けてレーザ光を照射する半導体
レーザを位置選択自在に設け、さらに、この半導体レー
ザの位置を選択する位置決め操作機構と、上記スライデ
ィングチューブを管腔内に固定する保持手段とを具備し
たものである。
しかして、この光化学治療装置によれば、スライディン
グチューブを用いて内視鏡の挿入部を患部まで案内し、
その内視鏡による観察下で、そのスライディングチュー
ブの位置を定めることができる。そして、このスライデ
ィングチューブはこれをその管腔内に固定する保持手段
により所定位置に固定される。さらに、固定されたスラ
イディングチューブの一部に設けられた半導体レーザは
これの位置決め操作機構により上記患部に向けて正確に
位置決めされる。そして、このように正確に位置で固定
された半導体し〜ザから患部へ向けてレーザ光を照射す
る。
このため、管腔臓器の患部に対する半導体レーザの位置
を長時間安定して保持することができる。
[実施例] 第1図ないし第6図は本発明の第1の実施例を示すもの
である。第1図に示すように、光化学治療装置9は中空
可撓管よりなるスライディングチューブ10と、体外に
設置される半導体レーザ用電源11とバルーン用空気圧
源12とから構成している。スライディングチューブ1
0はこれ自身、後述する生体の管腔臓器28内に挿入さ
れるとともに、斜視型内視鏡5の挿入部を挿通して管腔
臓器28に案内することができる。スライディングチュ
ーブ10はその先端付近に前後に離れて保持手段として
設けられた2個のバルーン13゜13を設けてなり、こ
の両バルーン13.13の間に位置してその外周の一部
には半導体レーザ装置15が設けられている。この部分
の構成を第2図ないし第4図を用いて詳しく説明する。
すなわち、まず、第2図で示すように、例えば透明な樹
脂で作られたスライディングチューブ10の先端付近の
周面壁部には一定距離を前後において2個のバルーン1
3.13が配設されるが、この両バルーン13.13間
において、スライディングチューブ10の長手軸方向に
沿って一条のスリット14が形成されている。このスリ
ット14の断面形状は第3図に示すように左右壁面部分
にそれぞれ対向して凹状の溝17.17が刻設され、こ
の両??に17.17に後述する半導体レーザ装置15
の保持本体29の左右各端部をそれぞれ嵌め込んで挟み
込むようにして支持している。
したがって、この半導体レーザ装置15はスリット14
に沿ってスライディングチューブ10の長手方向にスラ
イド可能であり、また、このスリット14から外れ落ち
ることがない。また、半導体レーザ装置15の保持本体
29の前端とスライディングチューブ10とはそれぞれ
固定部材18を介して引張りばね19で連結されている
。また、半導体レーザ装置15の保持本体29の後端に
はワイヤ20を連結しており、このワイヤ20はスライ
ディングチューブ10の壁部内に設けた挿通用管路21
を通じてに手元側へ導びがれ、ワイヤ20はスライディ
ングチューブ10の最後端面に開口する挿通用管路21
の開口部より外部に突出している。さらに、スライディ
ングチューブ10の後端部には第2図で示すように挿通
用管路21と交わるようねじ孔22を穿設され、このね
じ孔22には固定用止めねじ23を螺挿されている。
固定用止めねじ23はねじ込んで締め付けにより上記ワ
イヤ20を固定できるようになっている。
すなわち、これらによりスライディングチューブ10を
管腔内に固定する保持手段が構成されている。
また、上述した2個のバルーン13はスライディングチ
ューブ10の壁部内に設けた給排気管路24に連通して
いる。この給排気管路24はスライディングチューブ1
0の手元部から導出する給排気管25に接続している。
この給排気管25は体外に設置されるバルーン用空気圧
源12に連結している。また、第1図で示すように給排
気管25の途中には開閉用弁16が設けられている。
また、半導体レーザ装置15には電力供給用のリード線
26が接続されている。電力供給用のリド線26は上述
したワイヤ20と同じく管路21を通じてスライディン
グチューブ10の手元部に導びかれ、その手元部に開口
する開口部27より外部に突出して半導体レーザ用電源
11に接続している。
さらに、半導体レーザ装置15は第4図で示すように構
成されている。すなわち、その保持本体29には凹所3
0が形成され、この凹所30にはモニタ用フォトダイオ
ード31を固定する底部32と、レーザ光を発振する半
導体レーザチップ33を固定する側壁凸部34と、集光
レンズ35を固定する開口部36とが形成されている。
さらに、この保持本体29はアルミニウムなどの伝熱性
の優れた材質からなり、このため、上記半導体レーザチ
ップ33の熱を放射する機能を有する。
半導体レーザチップ33はモニタ用フォトダイオード3
1および集光レンズ35に向けてレーザ光を発振し、凹
所30の開口部36から外部へ放射する。また、一般に
、半導体レーザチップ33は発熱によりその出力が変化
する特性を有しており、そのため、モニタ用フォトダイ
オード31(;おいてレーザ光の出力変化を検出し、そ
の出力変化に応じて半導体レーザチップ33への注入電
流を変える。このモニタ用フォトダイオード31の働き
によって均一なレーザ光を連続して得ることができるよ
うになっている。
ところで、半導体レーザチップ33は、例えばCaA、
1JAs系(λ−780〜830ni)のダブルへテロ
接合レーザであり、そのチップ自体の大きさは数110
0n角程度であり、1個当りの出力は1〜5Wと高出力
も可能である。一方、HpDの励起スペクトルに適した
レーザ光で癌細胞だけを選択的に破壊するためには約1
00mWの出力があれば足りるので、出力的に見れば本
発明の半導体レーザチップ33に充分使用可能である。
第5図はHpDの励起スペクトルを示すグラフであり、
第6図は血中のヘモグロビンの吸収スペクトルを示すグ
ラフである。体内に投入されるHpDは第5図のライン
Ω1で示される励起波長を有し、400n1m付近で最
大となる。K「レーザ、Arレーザ、Arレーザ励起色
素レーザを用いると、その励起効率は高められるが、1
〜5W級の出力を有する上記GaA IAs系の半導体
レーザチップ33であれば、波長が780〜830 n
aのレーザ光であっても十分な励起効率を得ることがで
きる。また、波長が780〜830 rv範囲のレザ光
は第6図のラインg2で示す血液中のヘモグロビン吸収
スペクトルから明らかなように、従来のKrレーザなど
に比べて透過特性が優れており、したがって、癌組織の
内側まで入り込むことができ、この点に関しても有用で
ある。
次に、上記構成の光化学治療装置の作用を説明する。食
道のような管腔臓器28に発生した癌細胞2に対して使
用する場合を例にする。
予じめ、HpDを体内に注入してこれを癌細胞2内に取
り込ませる。次に、スライディングチューブ10を経口
的に目的とする管腔臓器28まで挿入する。このとき、
両バルーン13.13の間に癌細胞2が位置するように
、スライディングチスーブ10内に内視鏡5を挿入して
癌細胞2の位置を確認しながら行なう。目標位置にスラ
イディングチューブ10が位置したところで、開閉弁1
6を操作してこれを開き、両バルーン13゜13内に空
気圧源12より圧縮空気を送り込む。
すると、バルーン13.13は管腔臓器28の内壁面に
押し当るまで膨脂し、スライディングチューブ10をそ
の管腔臓器28に対して固定する。
このとき、スリット14が癌細胞2が向かない位置にあ
るときにはスライディングチューブ10を手元側で捩り
、スリット14を癌細胞2へ向ける。
ついで、半導体レーザ装置15が癌細胞2の真下に位置
するように、ワイヤ20を手元側で押し引きして操作す
る。つまり、ワイヤ20を引くと、半導体レーザ装置1
5は後方へスライドし、また、ワイヤ20を緩めると、
引張りばね19の牽引力によって先端側へ移動する。そ
して、半導体レーザ装置15が癌!411胞2に向き合
う位置にきたことを内視鏡5で確認したら固定用止めね
じ23でワイヤ20を締め付けて固定する。これにより
半導体レーザ装置15が癌細胞2に向き合う正しい位置
に固定することができる。
続いて、半導体レーザ用電源11を入れ、半導体レーザ
チップ33を励起して均一なレーザ光を集光レンズ35
を介して癌細胞2に集光させて照射する。これによって
光化学反応により癌細胞2だけを破壊することができる
この光化学治療では、癌細胞2に対するレーザ照射を数
十分連続して行なう必要があるが、上記構成によれば、
−度半導体レーザ装置15の位置を決定すると、長時間
その位置に固定することができる。したがって、連続照
射の間レーザ光の焦点がずれないので、術者の負担がき
わめて軽くなるとともに、正確な治療を効率よく行なう
ことができる。
また、半導体レーザ装置15の位置をスライディングチ
ューブ10の軸方向に微少移動させることが可能なので
、癌細胞2に対して焦点を合わせ易い。
さらに、スライディングチューブ10に半導体レーザ装
置15を組み込む方式なので、内視鏡5については特に
制限が無く、一般のものでよい。
また、半導体レーザ装置15を用いるので、装置全体の
小型化、簡略化および生産コストの低減化等を図ること
ができる。
第7図よび第8図は本発明の第2の実施例を示すもので
ある。上述した第1の実施例ではスライディングチュー
ブ10上の1ケ所にスリット14と半導体レーザ装置1
5を設けたが、この第2の実施例では第6図に示すよう
にスライディングチューブ10の周面に複数本のスリッ
ト14.由と各スリット14.・・・内にそれぞれ半導
体レーザ装置15.・・・を設けた。また、各半導体レ
ーザ装置15、・・・が各スリット14.・・・に対し
て独立にスライド動作するように、ワイヤ20.管路2
1、固定ねじ23等を設ける。また、各リード線26゜
・・・は各々の半導体レーザ装置15.・・・に付いて
いる。また、スライディングチューブ10の後端側部分
は第8図で示すよ・5に構成されている。すなわち、こ
の実施例は複数の半導体レーザ装置15゜・・をスライ
ディングチューブ10の周面に分散して設けた点が上記
第1の実施例と特に異なり、その他の構成は第1の実施
例のものと実質的に同じである。
そして、この第2の実施例の構成によれば、ある管腔臓
器28に癌細胞2が存在するとき、1ケ所だけてなく周
囲にいくつか点在している場合があるが、このような場
合において、それらを同時に治療することができる。
すなわち、第1の実施例の場合と同様にしてスライディ
ングチューブ10を管腔臓器28に挿入し、癌細胞2を
両バルーン1.3.13間に位置するようにして固定す
る。このとき、複数本あるスリット14.・・の内、い
くつかの上に癌細胞2゜・・・が位置している筈である
。次に、癌細胞2.・・・が位置しているスリット14
.・・・の半導体レーザ15、・・を、これに対応した
それぞれのワイヤ20、・・・を操作によりその各癌細
胞2の真下にスライドさせ、固定ねじ23.・・・でワ
イヤ20.・・・を固定する。続いて、半導体レーザ用
電源11と図示しない分配器により前記各癌細胞2、・
・・に対応する半導体レーザ装置15、・・・にだけ選
択的に電力を供給して、光化学治療を行なう。
この実施例の構成によれば、一つの装置で複数の癌細胞
2.・・・を同時に治療することができるとともに、こ
れを容易に行なうことができ、治療時間の大幅な短縮に
つながる。
第9図および第10図は本発明の第3の実施例を示すも
のである。上述した第1、第2の実施例では半導体レー
ザ装置15をスライディングチューブjOの軸方向への
み移動させることが可能であったが、この第3の実施例
では半導体レーザ装置15をスライディングチューブ1
0の周方向にも移動可能にする構成にしたものである。
すなわち、スライディングチューブ10の外周面部に対
して円筒形状の超音波モータ38を嵌め込んでなり、こ
の超音波モータ38はステータ39とロータ40とで構
成される。ロータ40はステータ39の外周面上を回転
する。このロータ40の外周の一部に半導体レーザ装置
15を設けたものである。さらに、スライディングチュ
ーブ10の周面部にはそのスライディングチューブ10
の長手軸方向に沿う複数のスリット14.・・・を設け
ており、ステータ39に結合した固定部材41がその少
なくとも1つのスリット14に対してスライド自在に嵌
め込まれている。この固定部材40には上述した第1、
第2の実施例と同様に引張りばね19とワイヤ20が接
続されていて、ワイヤ20の操作により超音波モータ3
8を軸方向に移動させることができる。また、超音波モ
ータ38のリード線42はそのスライディングチュブ1
0の壁部内を通じて外部の図示しない駆動電源に接続さ
れるようになっている。
しかして、この実施例の場合も、上述した第1、第2の
実施例と同様にして、両バルーン13゜13でスライデ
ィングチューブ1oを管腔臓器28の壁面に固定する。
ついで、ワイヤ20を操作して超音波モータ38を癌細
胞2のある深さまでスライドさせる。そして、超音波モ
ータ38を回転させることにより半導体レーザ装置15
を癌細胞2の真下に向き合う位置まで移動させる。その
後、上述したと同様の光化学治療を行なうのである。
この実施例の構成によれば、半導体レーザ装置15の移
動がスライディングチューブ10の軸方向と共に周方向
にも可能となったので、より正確に癌細胞2に対してレ
ーザ光を照射することができる。さらに、複数の部位に
癌細胞2.・・・が存在する場合でも、スライディング
チューブ10を何度も移動させないで、ワイヤ20の操
作と超音波モータ38の回転操作で、順次、癌細胞2の
真下位置に半導体レーザ装置15を移動させて治療をす
ることができる。
第11図および第12図は本発明の第4の実施例を示す
ものである。この実施例は第3の実施例においての超音
波モータ38の代わりに静電モータ43を用いたもので
ある。この静電モータ43は第11図で示すように回転
リング44と固定リング45で構成されている。固定リ
ング45は超音波モータ38のステータ39と同様にし
てスライディングチューブ10に固定されている。固定
リング45の外周面には一定間隔で複数の電極46a、
・・・が配置されている。回転リング44の内面の一部
にも電極46bが1個配置されている。
そして、回転リング44側の電極46bと固定リング4
5側の電極46a、・・・の間には隙間があり、互いに
接触しないようになっている。
そこで、第12図に示すように回転リング44側の電極
46bと固定リング45側の電極46a。
・・に順次電圧をかけると、その電極46a。
46b間に働く静電気力によって電極46a。
46bが引き合い回転する。その他の作用は第3の実施
例と同じである。
この実施例の構成によれば、上記超音波モータ38の場
合より薄くコンパクト化できる。
なお、本発明は以上述べた各実施例のものに限定される
ものでない。例えば引張りばねは弾性部材であればそれ
に代用できるとともに、形状記憶合金等による駆動も考
えられる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、内視鏡による観察
下で、そのスライディングチューブの位置を定めること
ができるとともに、これをその管腔内に固定することが
できる。さらに、固定されたスライディングチューブの
一部に設けられた半導体レーザを患部に向けて正確に位
置決めできる。そして、このように正確に位置で固定さ
れた半導体レーザから患部へ向けてレーザ光を照射する
から、管腔臓器における患部についての光化学治療を行
なう術者に過大な負担をかけることなく、その管腔臓器
の患部に対してレーザ光を長時間安定して連続して照射
し確実に治療できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は本発明の第1の実施例を示し、第
1図はその治療装置の斜視図、第2図はその挿入側先端
部の側断面図、第3図はスリットおよび半導体レーザ装
置部の正面断面図、第4図は半導体レーザ装置部の側断
面図、第5図はHpDの励起スペクトルを示すグラフ、
第6図は血中のヘモグロビンの吸収スペクトルを示すグ
ラフ、第7図および第8図は本発明の第2の実施例を示
し、第7図はその治療装置の使用状態の斜視図、第8図
は同じくその治療装置の手元部分の斜視図、第9図およ
び第10図は本発明の第3の実施例を示し、第9図はそ
の治療装置の先端部分の斜視図、第10図は同じくその
治療装置の先端部分の側断面図、第11図および第12
図は本発明の第4の実施例を示し、第11図はその治療
装置の静電モータ部分の側断面図、第12図は同じくそ
の治療装置の静電モータ部分の正面断面図、第13図は
従来方式の説明図である。 2・・・癌細胞、9・・・光化学治療装置、10・・・
スライディングチューブ、13・・・バルーン、14・
・・スリット、15・・・半導体レーザ装置、20・・
・ワイヤ、28・・・管腔臓器、33・・・半導体チッ
プ、38・・・超音波モータ、43・・・静電モータ。 出願人代理人 弁理士 坪 井  4 第 4 図 第1図 =准−L(λ)/nm 第 5 図 茗 2 v −;*L<λ)/nm 第 6 回 第 図 へr 図 図 手 続 打1j 正 書 平成元年 5月10日 事件の表示 特願平1 5号 2゜ 発明の名称 光 化 学 治 療 装 置 3゜ 補正をする者 一1■件との関係

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 生体の管腔内の部位における患部について光化学治療を
    行なう光化学治療装置において、内視鏡の挿入部の挿入
    を案内するスライディングチューブと、この挿入補助用
    スライディングチューブの一部に位置選択自在に設けら
    れ上記患部に向けてレーザ光を照射する半導体レーザと
    、この半導体レーザの位置を選択する位置決め操作機構
    と、上記スライディングチューブを管腔内に固定する保
    持手段とを具備したことを特徴とする光化学治療装置。
JP1005435A 1989-01-12 1989-01-12 光化学治療装置 Pending JPH02185269A (ja)

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