JPH02183989A - 窒化アルミニウム絶縁体を有するスパークプラグ - Google Patents
窒化アルミニウム絶縁体を有するスパークプラグInfo
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- JPH02183989A JPH02183989A JP129989A JP129989A JPH02183989A JP H02183989 A JPH02183989 A JP H02183989A JP 129989 A JP129989 A JP 129989A JP 129989 A JP129989 A JP 129989A JP H02183989 A JPH02183989 A JP H02183989A
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Landscapes
- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
- Spark Plugs (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、内燃機関用スパークプラグ、特にそのプラグ
絶縁体に窒化アルミニウムを用いた時に生じるプラグキ
ャツプの熱による劣化を防止した内燃機関用スパークプ
ラグに関する。
絶縁体に窒化アルミニウムを用いた時に生じるプラグキ
ャツプの熱による劣化を防止した内燃機関用スパークプ
ラグに関する。
従来、絶縁体としてＡ２，０．を使用していたスパーク
プラグは、第２図に示すように主体金具１と絶縁体５と
の接合部に線パツキン４を介して、円錐テーパー状接触
部２のみで、絶縁体の放熱を行なってきた。これはＡｔ
、０３の熱伝導率が２０〜５０ ｗ／ｍ−ｋ 程度の
能力しかなく、プラグ先端部の熱を接触部まで充分に伝
達することができなかったため、前記以外の箇所に接触
部を設けても性能上回等変化がなかった。
プラグは、第２図に示すように主体金具１と絶縁体５と
の接合部に線パツキン４を介して、円錐テーパー状接触
部２のみで、絶縁体の放熱を行なってきた。これはＡｔ
、０３の熱伝導率が２０〜５０ ｗ／ｍ−ｋ 程度の
能力しかなく、プラグ先端部の熱を接触部まで充分に伝
達することができなかったため、前記以外の箇所に接触
部を設けても性能上回等変化がなかった。
しかるに、近年実用化を検討されてきた窒化アルミニウ
ム絶縁体は熱伝導性が良好（１５０〜１８０ ｗ／＋ｎ
−ｋ）のため、脚長先端部の高熱を主体金具へ伝達する
と共に、コｙゲーション部へも伝達するので、従来、ア
ルミナ絶縁体では問題となっていなかった高圧コードと
接続するプラグキャップゴムの熱による劣化が問題とし
て浮上してきた。
ム絶縁体は熱伝導性が良好（１５０〜１８０ ｗ／＋ｎ
−ｋ）のため、脚長先端部の高熱を主体金具へ伝達する
と共に、コｙゲーション部へも伝達するので、従来、ア
ルミナ絶縁体では問題となっていなかった高圧コードと
接続するプラグキャップゴムの熱による劣化が問題とし
て浮上してきた。
本発明は、前記した問題点を解決することを目的とする
ものである。
ものである。
本発明は、スパークプラグの窒化アルミニウム絶縁体中
の熱流を主体金具側へより多く伝達するよう、従来から
使用している線パツキンの他に、良熱伝導性のリング状
接触部を絶縁体と主体金具のクリアランス部に形成する
ことで、前記目的を達成することができる。
の熱流を主体金具側へより多く伝達するよう、従来から
使用している線パツキンの他に、良熱伝導性のリング状
接触部を絶縁体と主体金具のクリアランス部に形成する
ことで、前記目的を達成することができる。
本発明によれば、主体金具とＡｔＮ絶縁体の接触部を、
従来のスパークプラグより更に拡げ、主体金具への熱の
流出を一層積極的に行なうことで、次の効果が奏される
。
従来のスパークプラグより更に拡げ、主体金具への熱の
流出を一層積極的に行なうことで、次の効果が奏される
。
■ スパークプラグ脚長部先端温度が更に低下し、ブレ
イグニション発生の進角余裕度が拡がり、すなわち、よ
り高熱価の性能が得られる。
イグニション発生の進角余裕度が拡がり、すなわち、よ
り高熱価の性能が得られる。
■ コルゲーション部への軸方向の熱の流れを、主体金
具で十分くみ取ってやることで、コルゲーション部温度
を低下させ、プラグキャップゴムの変質を防止すること
ができる。
具で十分くみ取ってやることで、コルゲーション部温度
を低下させ、プラグキャップゴムの変質を防止すること
ができる。
−膜内ナスパークプラグの接触面積とリング状接触部の
効果を表にすると第１表のとおりである。
効果を表にすると第１表のとおりである。
第 １ 表
本発明は、第１図に示すように巾（高さ）１１のリング
状接触部５を設けることで、主体金具１と絶縁体５間に
ほぼ従来の２倍の接触面積が得られ、矢印で示すように
大きな熱ひき効果を得ることができた。
状接触部５を設けることで、主体金具１と絶縁体５間に
ほぼ従来の２倍の接触面積が得られ、矢印で示すように
大きな熱ひき効果を得ることができた。
実験的には、リング状接触部５の巾が１１以上あれば、
前記■■の効果が十分奏されることが確認できた。
前記■■の効果が十分奏されることが確認できた。
リング５の材質は、熱伝導率及び硬度の要請上下記第２
表に示すものが望ましい。
表に示すものが望ましい。
第 ２ 表
熱伝導率が５０ｗ／ｍ−に以下の材質では、接触部が断
熱材質に作用し、かえって逆効果となるので、主体金具
１（材質は軟ｗ４）と同程度以上の熱伝導率を持ってい
ることが必要である。
熱材質に作用し、かえって逆効果となるので、主体金具
１（材質は軟ｗ４）と同程度以上の熱伝導率を持ってい
ることが必要である。
硬度はＨｖ （ビッカース）１５０よシ大きいものを
用いると、接触部に対し、プラグ締付工程及びエンジン
装着時の絶縁体３と主体金具１の線膨張係数の差により
圧縮応力が加わり、絶縁体のしぼり割れ（第５図参照）
が発生する。
用いると、接触部に対し、プラグ締付工程及びエンジン
装着時の絶縁体３と主体金具１の線膨張係数の差により
圧縮応力が加わり、絶縁体のしぼり割れ（第５図参照）
が発生する。
したがって、接触部は応力伝達性の良くない、どちらか
といえば緩衝材となるような軟質材が望ましい。
といえば緩衝材となるような軟質材が望ましい。
本発明のスパークプラグにおけるリング状接触部５の形
成は、対応する絶縁体３０表面に、アラかじめメタライ
ズめっき、ＯＶＤ等によって付着しておいてもよく、超
音波圧接等機械的に固着しておいてもよい。また、第６
図（イ）〜（ハ）のように、一体型のパツキン１５を挿
入して接合してもよい。更には、第４図に示すように、
主体金具１の成形時にその内壁に局部的に凸部１６を設
けておき、絶縁体３を圧入し、従来の加締工程により組
付けてもよい。また、主体金具１の内壁のみに銅めつき
等を施こしてもよい。
成は、対応する絶縁体３０表面に、アラかじめメタライ
ズめっき、ＯＶＤ等によって付着しておいてもよく、超
音波圧接等機械的に固着しておいてもよい。また、第６
図（イ）〜（ハ）のように、一体型のパツキン１５を挿
入して接合してもよい。更には、第４図に示すように、
主体金具１の成形時にその内壁に局部的に凸部１６を設
けておき、絶縁体３を圧入し、従来の加締工程により組
付けてもよい。また、主体金具１の内壁のみに銅めつき
等を施こしてもよい。
実施例１
コルゲーショ：７部ＩＡＪｌ及ヒ耐ブレイグニション性
について第５表に示す。
について第５表に示す。
なお、テストに用いたスパークプラグの絶縁体脚長は２
Ｑ、Ｏｗｍで比較した。また、耐プレイグニツシヨン性
は、４サイクＡ／ｂ９ｔＴ、筒２ｏ ｏ 。
Ｑ、Ｏｗｍで比較した。また、耐プレイグニツシヨン性
は、４サイクＡ／ｂ９ｔＴ、筒２ｏ ｏ 。
僕エンジンで、５５００ ｒ、ｐ、ｔｎ Ｘ ４／４の
条件で、進角を変更して行なった。さらにコルゲーショ
ン部温度は、同エンジンで５５００ｒ、ｐ０ｍＸ４／４
の条件における上端より８■位置の表面温度である。
条件で、進角を変更して行なった。さらにコルゲーショ
ン部温度は、同エンジンで５５００ｒ、ｐ０ｍＸ４／４
の条件における上端より８■位置の表面温度である。
本発明は上記のように梠成したことにより、良熱伝導性
絶縁体から主体金具への熱の流れが更に良くなり、発火
部温度を低くしてワイドレンジプラグとすることができ
ると共に、軸方向のコルゲーション側への熱の流れも防
ぐことができ、キャップの熱による劣化を防ぎ、すぐれ
た性能のスパークプラグを得ることができる。
絶縁体から主体金具への熱の流れが更に良くなり、発火
部温度を低くしてワイドレンジプラグとすることができ
ると共に、軸方向のコルゲーション側への熱の流れも防
ぐことができ、キャップの熱による劣化を防ぎ、すぐれ
た性能のスパークプラグを得ることができる。
第１図は、本発明のリング状接触部を設けたスパークプ
ラグの部分断面図、第２図は線パツキンとリング状接触
部の性能対比のための説明図、第３図（イ）〜（ハ）は
リング状接触部をパツキン型とした説明図、第４図は、
主体金具にリング状接触部を設けた例の説明図、第５図
は、不適切な材質のリング状接触部によって生ずる欠陥
を示した説明図である。 １：主体金具、２：円錐テーパー状接触部、３：絶縁体
、４．：線パツキン、５：リング状接触部、６：中心電
極、７：外側電極、１５ニ一体型パツキン、１６：凸部 第 図 第２図 第３図
ラグの部分断面図、第２図は線パツキンとリング状接触
部の性能対比のための説明図、第３図（イ）〜（ハ）は
リング状接触部をパツキン型とした説明図、第４図は、
主体金具にリング状接触部を設けた例の説明図、第５図
は、不適切な材質のリング状接触部によって生ずる欠陥
を示した説明図である。 １：主体金具、２：円錐テーパー状接触部、３：絶縁体
、４．：線パツキン、５：リング状接触部、６：中心電
極、７：外側電極、１５ニ一体型パツキン、１６：凸部 第 図 第２図 第３図
Claims (4)
- （１）窒化アルミニウム絶縁体を有するスパークプラグ
の主体金具と絶縁体接合部において、円錐テーパー状接
触部以外に、中胴部方向にリング状接触部を有すること
を特徴とするスパークプラグ。 - （２）接触部のリング材料の熱伝導率が５０ｗ／ｍ・ｋ
以上である請求項１に記載のスパークプラグ。 - （３）リング材料の硬度がＨｖ１５０以下である請求項
１または２に記載のスパークプラグ。 - （４）リングの巾が１ｍｍ以上である請求項１、２また
は３に記載のスパークプラグ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP129989A JPH02183989A (ja) | 1989-01-09 | 1989-01-09 | 窒化アルミニウム絶縁体を有するスパークプラグ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP129989A JPH02183989A (ja) | 1989-01-09 | 1989-01-09 | 窒化アルミニウム絶縁体を有するスパークプラグ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02183989A true JPH02183989A (ja) | 1990-07-18 |
Family
ID=11497594
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP129989A Pending JPH02183989A (ja) | 1989-01-09 | 1989-01-09 | 窒化アルミニウム絶縁体を有するスパークプラグ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02183989A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007073224A (ja) * | 2005-09-05 | 2007-03-22 | Ngk Spark Plug Co Ltd | スパークプラグ |
| JP2008004266A (ja) * | 2006-04-04 | 2008-01-10 | Ngk Spark Plug Co Ltd | スパークプラグ |
| US7741763B2 (en) | 2006-08-29 | 2010-06-22 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | Spark plug |
| US8237343B2 (en) | 2005-08-22 | 2012-08-07 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | Spark plug having a metal fitting portion for holding an insulator at a portion opposite a tip end |
| WO2014013654A1 (ja) * | 2012-07-17 | 2014-01-23 | 日本特殊陶業株式会社 | スパークプラグ |
| WO2015155927A1 (ja) * | 2014-04-09 | 2015-10-15 | 日本特殊陶業株式会社 | スパークプラグ |
-
1989
- 1989-01-09 JP JP129989A patent/JPH02183989A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8237343B2 (en) | 2005-08-22 | 2012-08-07 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | Spark plug having a metal fitting portion for holding an insulator at a portion opposite a tip end |
| JP2007073224A (ja) * | 2005-09-05 | 2007-03-22 | Ngk Spark Plug Co Ltd | スパークプラグ |
| JP4741323B2 (ja) * | 2005-09-05 | 2011-08-03 | 日本特殊陶業株式会社 | スパークプラグ |
| JP2008004266A (ja) * | 2006-04-04 | 2008-01-10 | Ngk Spark Plug Co Ltd | スパークプラグ |
| US7741763B2 (en) | 2006-08-29 | 2010-06-22 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | Spark plug |
| WO2014013654A1 (ja) * | 2012-07-17 | 2014-01-23 | 日本特殊陶業株式会社 | スパークプラグ |
| JP5721859B2 (ja) * | 2012-07-17 | 2015-05-20 | 日本特殊陶業株式会社 | スパークプラグ |
| US9306375B2 (en) | 2012-07-17 | 2016-04-05 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | Spark plug |
| WO2015155927A1 (ja) * | 2014-04-09 | 2015-10-15 | 日本特殊陶業株式会社 | スパークプラグ |
| CN106170899A (zh) * | 2014-04-09 | 2016-11-30 | 日本特殊陶业株式会社 | 火花塞 |
| CN106170899B (zh) * | 2014-04-09 | 2017-11-14 | 日本特殊陶业株式会社 | 火花塞 |
| US10186844B2 (en) | 2014-04-09 | 2019-01-22 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | Spark plug |
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