JPH02182744A - 低分子量ポリ(オルトメチロール化)フェノール化合物とノボラック樹脂を含有する結合剤組成物 - Google Patents

低分子量ポリ(オルトメチロール化)フェノール化合物とノボラック樹脂を含有する結合剤組成物

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JPH02182744A
JPH02182744A JP1297241A JP29724189A JPH02182744A JP H02182744 A JPH02182744 A JP H02182744A JP 1297241 A JP1297241 A JP 1297241A JP 29724189 A JP29724189 A JP 29724189A JP H02182744 A JPH02182744 A JP H02182744A
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、粒状材料たとえば砂又はその他の耐火若しく
は鋳造用材料等の結合に用いて好適な新規バインダー組
成物に関する。
(従来の技術) 粒状耐火材料たとえば鋳型組成物の粒状材料を接合する
ためフェノール−ホルムアルデヒド樹脂を使用すること
は当該技術分野では既知である。
例えばクイスト(Qust)等の米国特許4,426,
467号は、硬化剤としてラクトンを用いる室温硬化性
の組成物を開示している。
斯かる組成物は常温硬化性である点では極めて望ましい
が、熱的諸性質は受入れ難いものであって、鋳造で溶融
金属に露出された際に経験する高温度で脈模様や裂は目
が発生する。耐火製品は極めて高い温度に耐え得る(例
えば炉内用)ことに加えて焼結の際に炭素の寄与が最適
となる必要があるが、この樹脂は耐火製品の調製用には
極めて不十分である。
熱的に不十分なる問題及び残留炭素の供給が不十分なる
問題を解決するため、フェノールノボラック樹脂が試み
られた。しかしながら、ツボラックス樹脂は、(i)硬
化に加熱を要する、(2)有毒なホルムアルデヒド煙を
発生する、(3)実際上「グリーン強度」がない、すな
わち 室温硬化しない、及び(4)ノボラック樹脂が高
分子量であって溶液粘度が高いために望ましくないこと
が多い。
炭素質集合体の接合にフェノールホルムアルデヒドノボ
ラック樹脂を使うことも知られており、例えばシャンド
ラム−リ(chandramou l i )等の米国
特許第4,755,455号(i988年10月4日公
告)及びシャンドラム−り等の米国特許セリアル第21
0,726号(i988年6月23日出願) (両者共
に本発明の譲受人に譲渡された。)に開示されている。
前者の好適教示では、ノボラック樹脂とレゾール樹脂の
ブレンドが使用されているが、このブレンドは加熱硬化
又は高水準の酸を必要とする。
ハリス(Harris)の米国特許第4,357,45
7号(i982年11月2日公告)は、4.4゛−イソ
プロピリデンジフェノール、水及びエチレンカーボネー
ト又はプロピレンカーボネートを使用して、充填剤の結
合に有用な樹脂溶液を製造する旨を教示している。
しかしながら、ハリスはアルカリ性硬化剤を使用してお
らず、実際、実施例では酸触媒を用いて樹脂を硬化して
いる。
日本特許出願公開昭62−282743号(大日本イン
キ社)は、平均分子量が300−1,500好ましくは
50o−t、tooのフェノールホルムアルデヒド樹脂
結合剤を教示している。この大日本インキ社の特許は、
分子量が出来るだけ高くなければならないと教示してお
り、メチロール化されたモノマーフェノール化合物でな
く、ポリマーのレゾール樹脂を使用している。
日本特許出願公開昭63−40636号及び同昭60−
180904号は、カリウムアルカリレゾール型ビスフ
ェノール樹脂水溶液を教示しており、これを砂と混合し
て有機エステルで硬化させると高強度の型になる。特開
昭63−40636号及び同昭60−180904号で
使用されるカリウムアルカリレゾール型ビスフェノール
樹脂は、ホルムアルデヒドと前以てメチロール化された
ビスフェノール化合物とを反応させて得られる、特開昭
60−180904号及び同昭63−40636号は、
低分子量メチロール化フェノール化合物を用いてノボラ
ック樹脂を架橋することを教示しておらず、特開昭60
−180904号は、1.2:l乃至2゜4・lといっ
た比較的高目のアルカリ/ビスフェノールモル比を必要
としている。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、先行技術の欠点を克服し、室温で硬化して各
種集合体及び基材に市販システムに関連して高強度の接
合を与えるような結合剤として有用な組成物を提供する
ものである。
本発明は、フェノール−ホルムアルデヒドノボラック樹
脂と反応して、アルカリと有機エステルの存在下に硬化
可能な結合剤を形成するような混合物を製造する低分子
量ポリ(オルトメチロール化)フェノール化合物を使用
することに関する。
この結合剤は、粒状集合体、水及びその他の添加物を含
有することもできる。
本発明に依れば、低分子量ポリ(オルトメチロール化〉
フェノール化合物たとえば2.6−ジメチロールP−ク
レゾール(以下DJ4PCと称する) ; 2,2’、
6゜6′−テトラメチロールビスフェノールA(以下T
14BPAと称する);又は2,4.6−トリメチロー
ルフェノール(以下TMPと称する)をノボラック樹脂
及びアルカリ水溶液と混合し、硬化剤として有機エステ
ルを用いる硬化可能な結合剤を形成することができる。
 2.6−シメチロールフエノール(DMP)誘導体及
びTMP誘導体たとえば2.6−ジメチロール4L−ブ
チルフェノールも、本発明の低分子量ポリ(オルトメチ
ロール化)フェノール化合物として機能する。
DMPCはPMCスペシャリティーズグループ(PMC
3pesialLies Group、米国オハイオ州
シンシナティー)から入手可能であり、 TMBPAは
米国特許第4゜357 、457号に記載されている。
TMPのナトリウム塩及びリチウム塩は、マーチン(R
,W、MarLin)、J。
Am、Chem、Soc、 、 73.3952(i9
51);フリーマン(J、H。
Freeman)、Am、Chem、Soc、 Div
、Org、Coat、PIast、Chem、Pap2
7..94(i967)に記載されている。
モノメチロール化フェノール化合物は、ノボラック樹脂
、アルカリ水溶液及び硬化剤と混合された際、一般に不
満足な室温硬化強度を与え、後オープン硬化(post
 oven cure)後の強度はポリメチロール化フ
ェノール化合物よりもはるかに低い。
斯かるモノメチロール化フェノール化合物には、例えば
0−ヒドロキシベンジルアルコール(サリゲニン、サリ
チルアルコール又は0−HBAとも称される)やP−ヒ
ドロキシベンジルアルコール(p−HBA)が含まれる
本発明の一特徴は、形状物品たとえば鋳型、中子又は耐
火製品の製造に使用する組成物を提供することである。
この組成物は、(a)集合体材料;(b) 1合体を所
望形状に接合するのに十分な量の硬化可能な樹脂結合剤
;及び(c)結合剤の硬化に十分な量のエステル官能性
硬化剤の混合物を含有し、結合剤(b)は、(i)ホル
ムアルデヒド:フェノールのモル比が約0.5:l乃至
約l:1範囲内のフェノールホルムアルデヒドノボラッ
ク樹脂と(ii)低分子量ポリ(オルトメチロール化)
フェノール化合物とを含有し、ノボラック樹脂(i>と
ポリ(オルトメチロール化)フェノール化合物(■)は
、ノボラック樹脂固形分基準で、約5・1乃至2:1の
重量比で存在し、かつ、エステル官能性硬化剤(c)は
、ラクトン、環状有機カーボネート、カルボン酸エステ
ル及びそれらの混合物からなる群から選択される。樹脂
結合剤は、集合体の重量基準で、約1%乃至約15%の
水準にて組成物中に存在する。硬化剤は、フェノール化
合物の重量基準で、約3%乃至約25%の水準にて樹脂
結合剤中に存在する。
本発明の組成物は、コンクリート等の剛性基材への塗付
用、コーティングの結合剤、或いは紙、1ji維又は織
物若しくは布 に含浸させる結合剤としても有用である
本願における「低分子量ポリ(オルトメチロール化)フ
ェノール化合物」なる用語は、2乃至4個のメチロール
基−CH20Hで置換され、そのうち−以上が芳香環上
水酸基に対してボルト位にある−又は二個のフェニル環
を含有する分子量約154乃至約320の化合物を意味
する。
本願における「低分子量ポリ(オルトメチロール化)フ
ェノール化合物」の定義は、ホルムアルデヒド若しくは
パラホルムアルデヒドと芳香族ヒドロキシル化合物との
反応生成物及び副反応生成物を包含することも意味し、
前記の反応生成物及び副反応生成物は、ペンタメチロー
ル化生成物;芳香環上の二個の水酸基又は二個のメチロ
ール基若しくは一個の芳香族ヒドロキシル基と一個のメ
チロール基が縮合して水分子を脱離し、酸素結合を形成
した縮合反応生成物:ホルムアルデヒド分子とメチロー
ル化芳香環のメチロール基との反応で得られたエーテル
化反応生成物を包含する。但し、上記例に限定されるわ
けではない。前記の反応生成物と副反応生成物は、ポリ
(オルトメチロール化)フェノール化合物に加えてパラ
メチロール化フェノール化合物を含むと解される。本発
明の低分子量ポリ(オルトメチロール化)フェノール化
合物として有用な好適反応生成物は、フェノール1モル
とホルムアルデヒド源2.7−3.0モルとを水溶液中
45−70℃で、アルカリとして水酸化カリウムを用い
(カリウムイオン:フェノールのモル比は0.4:1.
0)、例えば2乃至8時間反応させて調製されたもので
ある。
本発明の別特徴は、前記組成物を含む形状物品を提供す
ることである。
本発明の更なる特徴は、焼結して炭化品にすることがで
きる耐火物を製造する方法である。炭素は、附火材結合
を介して(すなわち、耐久性の炭素−炭素結合及び炭素
−集合体結合により)物品に寸法安定性を与え、かつま
た、耐摩耗性も付与する。耐火物は、前記の結合剤と集
合体材料とから調製される。耐火物用には、追加加熱し
て樹脂結合剤を炭化することができる。
本発明の面別なる特徴は、集合体、樹脂結合剤及び硬化
剤を含有する前記組成物から鋳型及び中子を製造する方
法である。
本発明の面別なる特徴は、紙や布 等の多孔質基材又は
コンクリート等の非多孔質基材のコーテインクとして有
用なる硬化可能な結合剤組成物である。
(課題を解決するための手段) 本発明の一特徴は、集合体材料、樹脂結合剤及び硬化剤
を含有する組成物である。集合体材料及び樹脂結合剤の
ある種の特性は、所望の最終製品に応じて選択される。
本発明の一実施態様では、Tl4BPA又はD14PC
等のポリ(オルトメチロール化)フェノール化合物の一
種以上をノボラック樹脂とl:2乃至l:5の重量比で
合せ、エステル官能性硬化剤たとえばトリアセチンと混
合して樹脂結合剤を製造する。この樹脂結合剤は、マグ
ネシア、砂又はアルミナ等の粒状集合体材料と併合する
ことができ、アルカリの存在下で硬化する。樹脂結合剤
:集合体材料の好適重量比は、約1=99乃至15:8
5である。本発明の組成物は、十分量のエステル官能性
硬化剤及びアルカリイオンの存在下に室温で硬化する。
本発明の結合剤/集合体混合物は、昇温下では官能性硬
化剤の存在下又は非存在下で硬化する。
集合体は、樹脂結合剤と結合して、例えば鋳型、中子又
は炉内供用耐火レンガ等の耐火物のような形状物品を形
成する材料ならば、どのような材料であってもよい。集
合体材料は、粒状、粉末、フレーク又は繊維等いずれの
形態であってもよい。
鋳造用に用いて好適な集合体材料には、シリカサンド、
石英、クロマイトサンド、ジルコンサンド、オリビンサ
ンド(olivine 5and )及びそれらの混合
物が含まれる。但し、これらに限定されるわけではない
、耐火用として好適な材料には、マグネシア、アルミナ
、ジルコニア、シリカ、炭化ケイ素、窒化ケイ素、窒化
ホウ素、ボーキサイト、クロマイト、コランダム及びそ
れらの混合物が含まれる。但し、これらに限定されるわ
けではない。
ノボラック樹脂、分子量約318以下のポリ(オルトメ
チロール化)フェノール化合物及びエステル官能性硬化
剤を含有する樹脂結合剤を使用することにより、25℃
で500乃至6000センチボイズのガードナー粘度を
有する樹脂結合剤が配合可能であり、この結合剤は適正
な室温硬化と高温強度を与えることが見出された。室温
「グリーン強度」が必要でない場合、樹脂結合剤が高温
露出により熱的に硬化されるならば、エステル官能性硬
化剤は必要ではない。本発明の樹脂結合剤中に低分子量
のポリ(オルトメチロール化)フェノール化合物又はそ
の誘導体を使用すると、所与濃度の所与ノボラック樹脂
に対し、従来の重縮合レゾール樹脂よりも溶液粘度の低
い組成物が得られる。本発明により得られる溶液粘度の
低下は、集合体材料の濡れを良好にして混合時間を短縮
する。この樹脂結合剤は、熱的に硬化されると、高い炭
化度や低い熱伝導性といった望ましい性質を与え、その
結果寸法安定性及び耐摩耗性を付与する炭素結合の形成
及び極高温に耐える能力をもたらし、この全てが耐火物
用として有用な結合剤にする。
本発明の樹脂結合剤の一成分はノボラック樹脂である。
ノボラック樹脂は、フェノールとアルデヒドとの一般に
酸性の樹脂状反応生成物であって、実用目的に関して、
加熱により硬化したり不溶・不融の条件に転化したすせ
ず、有機溶剤又はアルカリ水溶液には可溶性を保持して
熱溶融可能なものと定義される。この樹脂は、ヘキサメ
チレンテトラアミン(「ヘキサ」)等の硬化剤を添加し
ない限り硬化しない。本発明に有用なノボラック樹脂の
ホルムアルデヒド:フェノールのモル比は、約0.5:
l乃至約l=1の範囲内であり、約0.65:1乃至約
0.85:lが好ましい。ノボラック樹脂は、約4未満
のpH2更に好ましくはp]12でホルムアルデヒド源
とフェノールとを併合して調製することが好ましい。
本発明に使用されるフェノールホルムアルデヒドノボラ
ック樹脂は、これにホルムアルデヒド及びフェノールを
更に加えることができる。ノボラック樹脂に加えられる
ホルムアルデヒド又はホルムアルデヒド及びフェノール
は、樹脂結合剤組成物の第二成分として本発明に有用な
低分子量ポリ(オルトメチロール化)フェノール化合物
の調製時の過剰分であってもよい。
ノボラック樹脂は、本発明では例えば溶液、フレーク、
粉末又はホットメルトの形r床で使用される。
ノボラック樹脂単独では、エステル触媒による常温硬化
は不可である。従って、加熱せずにノボラック樹脂と共
にヘキサを使用すると、常温では物品に不適正な「グリ
ーン強度」しか付与しない。
すなわち、ヘキサ/ノボラック系を硬化させるには加熱
しなければならない。ヘキサ及び/又はその他のメチレ
ン発生化合物たとえばホルムアルデヒド又はパラホルム
アルデヒドを本発明の樹脂結合剤に添加することができ
る。ヘキサを使用する場合、フェノールノボラックの合
計重量を基準にして、約3%乃至約15%の水準、好ま
しくは約5%乃至10%の水準で添加される。
本発明樹脂結合剤の第二成分は、低分子量のメチロール
化ヒドロキシフェニルすなわちフェノール化合物である
。メチロール化ヒドロキシフェニル化合物は二以上のメ
チロール基を有すること及び該メチロール基の二以上が
芳香環上の水酸基に対してオルト位にあることが好まし
い。しかし、全メチロール基が同一水酸基に対してオル
ト位にある必要は必ずしも無い、フェニル基は、環上に
その他の置換基たとえばアルキル、アルカリール、アル
コキシ、アリール等を有することもできる。
但し上記例に限定されるわけではない。すなわち、オル
トメチロール化されたフェノール、クレゾール、ジフェ
ノール、ビスフェノール、ジヒドロキシナフタレン(例
えばメチロール化された1、5−.1゜6−;又は2.
7−ジヒドロキシナフタレン)並びにそれらの既知のア
リール、アルコキシ、アルカリール誘導体は、水酸基の
オルト位に二個のメチロール基が最少官能基として存在
するならば、全て本発明に使用可能である。メチロール
化フェノール化合物上のこの官能基数は、一般に、本発
明の樹脂結合剤に使用されるノボラック樹脂上の十分な
数の反応部位を架橋させて樹脂・結合剤を硬化させるの
に必要な最少数である。
すなわち、低分子量ポリ(オルトメチロール化)フェノ
ール化合物は、例えば、ビス−オルト(メチロール1.
5−ジヒドロキシナフタレン);ビスオルト(メチロー
ル1.6−ジヒドロキシナフタレン);ビス−オルト(
メチロール2.7−ジヒドロキシナフタレン);2,6
−シメチロールフエノール:2,46、−トリメチロー
ルフェノール:2,6−ジメチロール−p−クレゾール
:2.6−シメチロールーp−三級プチルフェノール:
2,6−シメチロールーP−フェニルフェノール; 6
,6’−ジメチロール2.2゛−ビフェノール: 4,
4’、6,6°テトラメチロール2,2°−ビフェノー
ル:2,2°−ジメチロール4.4゛−ビフェノール:
2,2′、6,6°−テトラメチロール4.4′−メチ
レンジフェノール、 6.6’−ジメチロール2.2−
メチレンジフェノール; 4,6.6’−)ツメチロー
ル2,2′メチレンジフエノール:4,4’,6.6’
−テトラメチロール2.2゛−メチレンジフェノール;
2.2°−ジメチロールビスフェノールA、2,2’,
6−ドリメチロールビスフエノールA 、 2.2.6
.6’−テトラメチロールビスフェノールA:及びそれ
らの既知のアルキル、アルコキシ、アルカリール又はア
リール誘導体、それらの異性体並びにそれらの混合物を
包含することができる。
ポリ(オルトメチロール化)フェノール化合物二ノボラ
ック樹脂の好適重量比は、約1=5乃至約1:2.0で
ある。
本発明組成物の樹脂結合剤はアルカリ性である。
樹脂結合剤中で架橋の触媒として使用される好適アルカ
リ化剤は、カリウム、ナトリウム、カルシウム又はリチ
ウムのアルカリイオンを与える化合物、たとえば水酸化
カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カルシウム、水酸
化リチウム、酸化カルシウム、酸化リチウム又はそれら
の混合物であり、水酸化カリウムがより好ましい。この
アルカリ酸化物又はそれらの混合物であり、水酸化カリ
ウムがより好ましい、このアルカリ酸化物又は水酸化物
は、一般に、組成物中のアルカリ(カリウムイオンの等
価物として計算する):フェノールのモル比が約0.1
:1乃至約0.7:1となる十分な量で存在する。
本発明の組成物に使用される樹脂結合剤は、前記割合の
ノボラック樹脂及びメチロール化フェノール化合物を溶
剤と混合して調製される。ガード(−粘度を更に取扱い
易い粘度たとえば25℃で6,000cps未満にする
には、樹脂結合剤の溶剤を使用する。樹脂結合剤用に好
適な溶剤は水であるが、水アルコール混合物も使用する
ことができる。グリコール及びグリコールエーテルも溶
剤、可塑剤又は希釈剤として添加することができる。
第一部分がメチロール化フェノール化合物、ノボラック
樹脂及びアルカリ化剤を含有し、第二部分がエステル官
能性硬化剤を含有するような三部分結合剤/集合体系が
本発明に従って調製される。
カルシウム及び/又はマグネシウムの酸化物又は水酸化
物及びそれらの混合物は、集合体混合物部分として存在
してもよい。カルシウム及びマグネシウムの酸化物又は
水酸化物の好適水準は、集合体合計重置の約0.5乃至
2.0%である。前記諸成分を別様に組合わせて三部分
系を形成することは、57者には明らかであろう。
ヘキサ、ホルムアルデヒド、パラホルムアルデヒド又は
その他のメチレン発生化合物の量は、般に樹脂結合剤中
のポリ(オルトメチロール化)フェノール化合物の量と
逆関係で変化する。ヘキサ又はホルムアルデヒドが無く
とも、メチロールの官能性のため、ポリ(オルトメチロ
ール化)フェノール化合物とノボラックとの組合せがエ
ステル官能性硬化剤の存在下に常温硬化可能だからであ
る。ヘキサを使用する場合、アルカリ度が高いほどへキ
サの効果を低下させるので、低アルカリ水準で樹脂結合
剤配合物に添加することが好ましい。しかしながら、ヘ
キサの使用は任意選択事項である。
更には、ポリ(オルトメチロール化)フェノール化合物
とノボラックとの組合せはへキサ又は硬化剤が無くとも
昇温下で硬化可能である。
本発明に有用な硬化剤は、−以上のエステル官能基を有
して、常温でレゾール樹脂の硬化触媒となり得る当該技
術分野に知られた化合物である。
エステル官能性硬化剤は、周囲条件化で本発明の低粘度
樹脂結合剤を硬化し、これまでノボラック集合体では得
られなかった「グリーン強度jを与える。エステル官能
性硬化剤は、ラクトン、環状有機カーボネート、カルボ
ン酸エステル等及びそれらの混合物からなる群から選択
される。一般に、常温グリーン強度を望む際には、3乃
至12炭素原子を有する硬化剤を使用することが好まし
く、4乃至10炭素原子のものが更に好適である。気体
状又は蒸気状のエステル例えばギ酸C,−C,アルキル
も、使用可能な硬化剤である。
レゾール樹脂の硬化に気体状エステルを使用することは
、米国特許筒4,468,359号(米国再発行特許筒
32,720号として再発行された。)に教示されてお
り、該特許を引用する。
本発明組成物の樹脂結合剤の室温硬化を促進するラクト
ンの例には、ガンマ−ブチロラクトン、バレロラクトン
、カプロラクトン、ベータープロピオラクトン、ベータ
ーブチロラクトン、ベータイソブチロラクトン、ベータ
ーイソペンチルラクトン、ガンマ−イソペンチルラクト
ン、デルタペンチルラクトン及びイアシロン−カプロラ
クトンが包含される。但し、上記例に限定されるわけで
はない。
本発明組成物の樹脂結合剤の硬化を促進する有機カーボ
ネートの例には、プロピレンカーボネート、エチレンカ
ーボネート、グリセロールカーボネート、1,2−ブチ
レンカーボネート、1.3−ブチレンカーボネート、1
.2−ペンチレンカーボネート及び1,3〜ペンチレン
カーボネートが包含される。但し、上記例に限定される
わけではない。その他の短鎖及び中鎖(例えば1乃至6
炭素)アルキルの一価又は多価アルコールと短鎖及び中
鎖カルボン酸(例えばl乃至6原子のカルボン酸)との
エステルも使用される。
樹脂結合剤の硬化を促進するカルボン酸には、酢酸メチ
ル、エチレングリコールニ#酸、グリセロール三酢酸(
ダイアセチン)及びグリセロール三酢酸(トリアセチン
)が包含される。但し、上記例に限定されるわけではな
い、カルボン酸エステルを使用する場合は、トリアセチ
ンが好適である。
その他の脂肪族モノエステル例えばギ酸エステル、プロ
ピオン満エステル、醋酸エステル又はべシラン酸エステ
ル等も好適である。好適な脂肪族多エステルには、エチ
レングリコール、ジエチレングリコール、プロピレング
リコール、1.3.−ブチレングリコール、グリセロー
ル、1.3−プロパンジオール、1.2−ブタンジオー
ル及び1.4−ブタンジオールのニギ酸エステル、二酢
酸エステル又は高級脂肪酸ジエステルが包含される。更
にはジカルボン酸のジエステル例えばマロン酸ジメチル
、グルタル酸ジメチル、アジピン酸ジメチル及びコハク
酸ジメチルも好適である。 急速な混合、賦形又は硬化
が望まれる際には、ギ酸低級アルキル、ガンマ−ブチロ
ラクトン及びプロピレンカーボネートが使用される。
フェノール、0−クレゾール、m−クレゾール、Pクレ
ゾール及びそれらの混合物、キシレノールの全異性体、
m−エチルフェノール、レゾルシノール、カテコール、
ヒドロキノン、ピロガロール、フロログルシノール(p
hlorogluacinol) 、クロロフェノール
、0−ヒドロキシジフェニル、p−ヒドロキシジフェニ
ル、ジフェニロールメタン、ジフェニロールプロパンの
ギ酸エステル、酢酸エステル及び二酢酸エステル等、英
国特許比BGB第2140017A号に教示されている
ような芳香族エステルも、本発明のエステル官能性硬化
剤として好適である。
エステル官能性硬化剤は、好ましくは、本発明組成物の
樹脂結合剤の硬化に十分な量で存在する。
その代表的な量は、樹脂結合剤中の全固形分重量を基準
として約3乃至25重量%であり、約lO乃至20%が
好ましい、 fat脂結合剤の室温硬化条件は、常温す
なわち約20℃(68°F)以上であることが好ましく
、約25° (77°F)以上が更に好ましく、例えば
20乃至35° (68乃至95°F)である、室温硬
化後に樹脂結合剤の熱硬化を促進させる加熱は、オーブ
ン加熱又は、例えば型若しくは樹脂結合剤及び集合体か
ら調製された物品に溶融塩を注ぐ加熱で行なうことがで
きる。この加熱は、樹脂を炭化することもできる。従っ
て、本発明での「硬化」なる用語は、メチロール化フェ
ノール化合物とノボラック樹脂を常温エステル触媒架橋
して硬化結合剤を形成すること及び、次の前記結合剤を
加熱及び/又はヘキサ−促進硬化させることの両者を意
味する。
樹脂結合剤、集合体及びエステル官能性硬化剤を合せて
製造される組成物は、更に、非反応性溶剤、シラン、ヘ
キサ、黒鉛、金属粉末、金属酸化物粉末、粘土、酸化鉄
又は尿素を含む多数の任意変性剤又は添加剤のいずれを
含有してもよい、鋳造用途及び砂結合剤オーバレイでは
、或いは集合体としてシリカサンドを使用する際には、
好適添加剤はシラン接着促進剤たとえばガンマ−アミノ
プロピルトリエトキシシランであり、樹脂結合剤合計量
基準で、例えば0.05%乃至0.5重量%までの量で
使用される。耐大物用途では、粘土、金属粉(例えばア
ルミニウム、マグネシウム又はケイ素)及び黒鉛が好適
添加物である。
−バーレイコーティング 本発明の別特徴は、コンクリート等の剛性表面に塗付す
るオーバーレイコーティングである。すなわち、前述の
ように調製された樹脂結合剤と集合体との系を含む室温
硬化可能な床用組成物を提供することである。オーバー
レイコーティングを施す集合体は、低密度又は高密度の
材料又はその混合物から選択することができる0本発明
に有用な低密度集合体には、軽石、パーライト及びバー
ミキュライトが包含され、他方の高密度集合体に石灰石
、石英、砂、砂利、破粉岩、破砕レンガ及び空冷された
高炉スラグが好ましい。
1−−l−−1 本発明の更に別の特徴は、紙、紙ボード、m維、織物又
は不繊維材料に前記の硬化可能な樹脂結合系又は前記の
結合剤/集合体混合物を含浸して、そのあと結合剤を硬
化させた含浸紙又は含浸布を提供することである。この
含浸紙又は含浸布は、液状エステルを用いずに最適プレ
スすることができ、含浸紙又は含浸布 にギ酸C,−C
,アルキルエステルのガスを通すことにより、気球状エ
ステル硬化剤で更に処理される9次にこの被覆基材を昇
温に露出することは有益であるが、必須ではない、yf
IiJ!LiL 本発明の更なる特徴は、前記の樹脂結合剤と硬止剤とを
合せて接合した何基集合体を含む形状物品である。
調製される形状物品には、例えば鋳造用形状品(例えば
鋳型や中子)、耐火物品(例えば耐火レンガ、キルン備
品、押湯、湯溜りライナー、絶縁物及びセラミック材料
)等が包含される。
ノ  ロの;   ゛ 本発明の面別なる特徴は、形状物品を調製する方法であ
る。その−特徴は熱分解又は焼結が可能な耐火物体を製
造する方法であり、別の特徴は鋳型や中子などの鋳造用
形状品を製造する方法である。
前記の集合体材料、ポリ(オルトメチロール化)フェノ
ール化合物、ノボラック樹脂及びエステル官能性硬化剤
の混合は、当該技術分野で知られている任意の手段たと
えばアイリッヒ(Eirich)ミキサー、シンプソン
(Simpson)ミキサー、ミュラー(Muller
)ミキサー、モルタル04ortar)ミキサー等の工
業用ミキサーを用いて行なわれる。メチロール化フェノ
ール化合物の存在により樹脂結合剤の粘度が低いため、
得られた混合物は高粘度樹脂を用いた結合剤系よりも流
動性に富むのである(25℃)。
前工程から得られる自由流動性の結合剤−集合体混合物
は、当該技術分野で既知の任意技術により成形され、加
圧されて所望の形状になる。例えば、結合剤−集合体は
、所望の温度及び圧力で圧縮成形、移送成形又は等静圧
圧縮又は押出成形若しくは射出成形に付される。一体形
代品は、結合体−集合体混合物を振動させながら型に注
入して形成することができ、オーバーレイ床材をごて塗
りすることができる。
賦形工程のあと、耐火物用途では、該形状品を当該技術
分野で既知の一連熱処理技術に付する。
代表的熱処理は、約127℃乃至205℃(260乃至
400°F)まで温度を連続的に高めて樹脂結合剤を熱
硬化させることに係わる。更に800℃乃至1000℃
まで加熱処理を施すと、樹脂結合剤の炭化が促進される
従来の鋳造技術で実施されているように、本発明の自由
流動性結合剤−集合体混合物は、当該技術分野で知られ
ている任意の方法、例えばクイス) (Quist)等
の米国特許第4,426.467号に開示されたような
方法を用いて、鋳造中子ボックス又は鋳型パターンに充
填可能である。該米国特許を引用する0例えば、調製直
後の結合剤−集合体混合物を中子ボックス又は鋳型パタ
ーン内に排出し、室温で一定時間常温放置するのである
。放置時間は、特に結合剤に使用された硬化剤に関係す
る。
同時に気体状の官能性硬化剤をを中子ボックス又は鋳型
パターンに導入しても、よい、気体状のエステル官能性
硬化剤を使用する場合は、樹脂結合剤から液状エステル
官能性硬化剤省くことができる。
一般に、気体状のエステル官能性硬化剤で組成物を硬化
させる常温硬化時間は、約10秒乃至約30秒であろう
この結果得られる形状物品は鋳造成形用に好適であり、
鋳造品が頻々経験する脈模様形成や引裂きに対して抵抗
を有する。
以下の実施例で本発明を説明するが、この実施例は単に
説明を意図するものであって、本発明の範囲又は本発明
の実施方法を限定すると解されてはならない、特記無い
限り、部及び百分率は重量基準である。
反応器に40℃のフェノール981グラム(i0,44
モル)と93%[#!i2 、0グラムを充填して77
℃に加熱した。この混合物に50%ホルムアルデヒド水
溶液467グラム(7,783モル)を60分にわたっ
て添加した0反応器合物を30分間還流させ、温度を1
10℃にして常圧蒸留をした。残渣を少量の石灰水スラ
リーで中和し、混合物を140℃にして常圧蒸留した。
圧力を61.0CI+ (24インチ> Hgに低下さ
せ、149℃で20分間にわたり減圧蒸留を行った。そ
の結果得られたノボラック樹脂製品は、6%の遊離フェ
ノールを含有し、融点の120℃(248°F)及び初
期のホルムアルデヒド:フェノールモル比の0.746
:lは低下した。
25乃至26℃(75乃至77°F)のマグネシア約1
゜0kgを仕込んだ3.8L (iガロン)ホバート(
HobarL)ミキサーに、前記ノボラック樹脂とDM
PCの50%樹脂水溶液70.9グラムを添加し、マグ
ネシア集合体重量基準で3%のフェノール樹脂固形分を
含有する混合物を製造した。前記ノボラック樹脂30.
5グラム、45%水酸化カリウム水溶液22.0グラム
、水29.9グラム及びDMPC7、6グラムから樹脂
水溶液を調製した。マグネシアはメツシュ寸法−14乃
至+48のものであった。結合剤−集合体混合物を2分
間混合し、そのあと17%トリアセチン(i2,1グラ
ム)硬化剤を該混合物に添加した。混合を1分間続けた
。該混合物試料150グラムをドツグボーン(dogb
one)ダイスに充填し、それを15)ンのラム圧を1
分間加えて引張り強さ試験片を製造した。長さ7.62
cm(3インチ)、厚み2.54CIIl(iインチ)
、首幅2.54CIIl(iインチ)の試験片を25℃
、42乃至48%の相対湿度に24時間放置したあと、
テイニアスオルセン(Tinius 01sen)引張
り試験機で破断した。一部のドツグボーン試験片を25
℃、24時間後に40時間の温度サイクルに露出した。
この温度サイクルは、98℃への加熱10時間、98℃
で18時間、引き続き177℃で12時間であった。こ
れらのオーブン硬化試料の引っ張り強さも測定してP。
0、C,(post oven cure後オーブン硬
化)として記録した。引張り試験後のドツグボーン試験
片の圧縮試験も実施した0本試験では、このドツグボー
ン試験片を長さ約3.66cm (i,44インチ)に
機械加工し、全表面積的12.6cal (i,95平
方インチ)、厚み2.22cm (7/8インチ)にし
た。窒素下1000℃で1時間焼成後に破損圧力を記録
した。各種組成物の室温24時間及び後オーブン硬化後
の室温引張り強さ及び圧縮破損試験結果を第1表に示す
反応器にフェノール(940グラム、10.0モル)と
45%水酸化カリウム水溶液(62,2グラム、0.5
0モル)を充填した。この溶液を60℃に暖め、この暖
かい溶液に50%ホルムアルデヒド水溶液(i074グ
ラム、17.9モル)を攪拌下30分間にわたって添加
し、その間温度は105℃に上昇した。次に反応混合物
を75−85℃に冷却し、T−Uのガードナー粘度(2
5℃)に達するまでその温度に保持しな。続いてこの溶
液を室温まで冷却し、該溶液692グラムを水74グラ
ムで稀釈し、45%水酸化カリウム水溶液120グラム
を混合しながら添加した。その結果カリウム:フェノー
ルのモル比は0.34:1となり、反応器に仕込んだ最
初のホルムアルデヒド:フェノールのモル比は1.79
:1であった。同様に、水と水酸化カリウムの使用量を
調整して、蒸気より低目及び高目のカリウム:フェノー
ルモル比のものを調製した。
反応器にフェノール(i000g 、 10.64モル
)とシュウ酸二水和物(3,6g、 0.0286モル
)を充填した。この溶液を100℃に加熱し、50%ホ
ルムアルデヒド水溶液(514g、8,57モル)を1
時間にわたって添加した0反応物を3時間還流させたあ
と、大気圧下で出来るだけ迅速に149℃まで蒸留した
この蒸留を圧力66cm (26インチ)Hg下で18
2℃まで続け、10分間保持した。得られたノボラック
樹脂生成物は3%の遊離フェノールを含有し、147’
C(297°F)の融点低下を示し、反応器に仕込んだ
ホルムアルデヒド:フェノールの初期のモル4比は0.
805:1であった。
低含浸用の溶液を以下のようにして調製した。
メタノール965重量%ノボラック樹脂溶液(実施例1
の方法にて調製) 13.9グラムを固形分62%のト
リメチロールフェノール溶液7.3グラムと混合した。
このトリメチロールフェノール溶液のホルムアルデヒド
:フェノールのモル比は2.87:Lであり、カリウム
:フェノールのモル比は帆5:1であった。この溶液を
45%水酸化カリウム水溶液3.4グラムとメタノール
125.5グラムで稀釈した。14゜Ocm X 20
.3CI11 (5,5X 8インチ)のオートリュー
ブ(Autolube)濾紙シートを前記溶液に5秒間
浸漬し、吸収紙4シ一ト間で直ちに吸い収った。次にこ
の含浸紙を循環空気オーブン内:149℃(30F で1.5 分間加熱して部分乾燥した。
次に この乾燥含浸紙をギ酸メチル蒸気に32℃(90゜ で10分間露出して硬化させた。
乾時に湿時のマレ ン(Mullen)破裂強度を測定した。
1・、6譚 5:l ヘキサ″ゝ 第」」阪(続き) 1、レゾール (単独)(di 2°(騒Y″ 3、レゾール :0X−31”’ 2.31 を世) 1.36 10.16 7.46 10.29 6.80 6.39 (92g) 7.04 ’<L’a’A> 1謁。
4:l ヘキサ51 5、ノボラック+ 0.32 へキサ1″  (47) 6、 レゾール  4.86 (単独)””   (705) 11.11 5.68 8.39 7、ノボラック :DMPC 4:1 8、ノボラック :rfAPC 4:1 1.03 6.11 0.27     7.30 <39)    (i060) lO,ノボラック :DMPC 9:1 0.50 5.28 12、ノボラック 二指BPA 4:1 13−ノボラック :TMP 1.85 6.02 (874’) 0.95     7.48 (i3g)    (i0g6) 21.93 (31g3) 策上人 0.311:1 度1表工吹艷Y 第」ヨk(続き) q:1 15、ノボラック :TMBPA 4:l ヘキサ11 16、ノボラック : DMPC 4:1 1.46 0.88 9.21 6.07 (8g1) 、梵渭 28.51 19ノボラツク : DMPC 4:1 0.12      8.02 29.52 (42g5) (a)マグネシアは−14乃至+48メツシュ寸法のも
のであった0組成物の95重量%量存在。
(b)  rP、o、c Jはpost−oven c
ure即ち後オーブン硬化を意味し、試料を98℃に加
熱して18時間保持したあと、12時間で177℃に加
熱したものである。
(c)窒素下1000℃で1時間焼成後の破損までの圧
力MPa(psi)。
(d)「レゾール」は、ホルムアルデヒド:フェノール
比1.79+1で実施例2の方法により調製したフェノ
ール−ホルムアルデヒド樹脂である。
(e) 0X−31は、ホルムアルデヒド:フェノール
比0.805:lで実施例3の方法により調製したノボ
ラック樹脂である。
(「)このノボラック樹脂は、実施例1の方法にて調製
し、実施例4.5及び7−19で使用したものである。
(g)へキサは、ノボラック樹脂の重量基準で10重量
%呈添加した。
(h) P、O,C,処理及び200℃1時間後の試料
の引張り強さを熱時(200℃)試験した。
値はMPa、()内にpsi値を示す。
東1人 (b)  ’ P、0.C,Jはpost、−oven
 cureすなわち後オーブン硬化を意味し、試料を9
8℃に加熱して18時間保持したあと、12時間で17
7℃に加熱した。
(d)「レゾール」は、ホルムアルデヒド:フェノール
比1.79:lで実施例2の方法により調製したフェノ
ール−ホルムアルデヒド樹脂である。
(e) 0X−31は、実施例3の方法により調製した
ノボラック樹脂である。
(f)ノボラックは、実施例1の方法により調製した樹
脂である。
第■表は、黒鉛10重量%を含むマグネシア集合体を含
有する組成物を、24時間室室温時処理及び40時間後
オーブン硬化サイクルに付した後の引張り強さを示す。
樹脂混合物は、エステル官能性硬化剤として17重量%
のトリアセチンを用いて、前出諸実施例のように調製さ
れた。この樹脂混合物をマグネシア/黒鉛集合体に、フ
ェノール固形分がマグネシア重量の3%に等しい量で添
加した。
策1人 23、レゾール(i) 0.63:1 4.09     5.85 (a)「レゾー゛ル」は、ホルムアルデヒド:フェノー
ル比1.79:1で実施例2の方法により調製したフェ
ノール−ホルムアルデヒド樹脂である。
(b)ノボラックは、実施例1の方法により調製した樹
脂である。
(c)  0X−31は、実施例3の方法により調製し
たノボラック樹脂である。
第V表は、低分子ポリ(オルトメチロール化)フェノー
ル化合物を使用しない比較例25,26.27及びTM
BPAとノボラック樹脂を使用する実施例28を提示す
る0本発明の重要な一特徴は、六週間後に維持された実
施例8の粘度が、レゾール樹脂単独(実施例26〉及び
レゾール/ノボラック樹脂混合物(実施例27)のそれ
よりも低いことである。
(a)  K/P比は、結合剤組成物中に存在するフェ
ノール官能基に対してカリウムイオンが等モル量となる
比である。
(b)レゾールは、ホルムアルデヒド:フェノール比1
.79:1で実施例2の方法により調製した樹脂である
(c)ノボラックは、実施例1の方法により調製した樹
脂である。
東■及 ■、無しく未処理紙) 2° 17゛8%(5び化 (9,5) (i8,3) (4,4) (4,5) 26、レゾール(ゝ’  0.63+1   250 
 320 470−500  62727、レゾール(
”  0.34:1   590  1700  54
90   >14.8004二l

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(a)分子量が約320未満であり、かつ、水酸基
    のオルト位に二以上のメチロ ール基を有するポリ(オルトメチロ ール化)フェノール化合物; (b)フェノール−ホルムアルデヒドノボ ラック樹脂;及び (c)組成物にアルカリイオンを供給し得 るアルカリ化剤、但し組成物内のア ルカリ(カリウムイオンの等価物と して計算される):フェノール基の モル比は約0.1:1乃至約0.7:1の範囲内であり
    、かつ、アルカリ化剤は 水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、 水酸化カルシウム、酸化カルシウム、 水酸化リチウム酸化リチウム及びそ れらの混合物からなる群から選択さ れる; を含有する三種以上の成分の組成物。 2、更に水を含有して、25℃における組成物のガード
    ナー粘度が6000センチポイズ未満である請求項1記
    載の組成物。 3、更にエステル官能性硬化剤を含有して、該エステル
    官能性硬化剤が、前記三成分の固形分重量を基準として
    約3乃至約25%の量で組成物中に存在し、それにより
    該組成物が周囲条件下で硬化可能である請求項1記載の
    組成物。 4、更に粒状の集合体材料を含有する請求項1記載の組
    成物。 5、ポリ(オルトメチロール化)フェノール化合物:フ
    ェノールホルムアルデヒドノボラック樹脂の重量比が、
    乾燥固形分重量基準で約1:5乃至約1:2である請求
    項1記載の組成物。 6、エステル官能性硬化剤が、ラクトン、環状有機カー
    ボネート及びカルボン酸エステル並びにそれらの混合物
    からなる群から選択される請求項3記載の組成物。 7、集合体材料がシリカサンド、石英、ジルコンサンド
    、軽石、バーミキュライト、パーライト、オリビンサン
    ド、マグネシア、水酸化マグネシウム、酸化マグネシウ
    ム、酸化カルシウム、水酸化カルシウム、ジルコニア、
    炭化ケイ素、窒化ケイ素、窒化ホウ素、砂利、ボーキサ
    イト、破砕岩、クロマイトサンド、破砕レンガ、コラン
    ダム、アルミナ、空冷高炉スラグ、シリカ及びそれらの
    混合物からなる群から選択され、かつ、該粒状集合体材
    料が組成物の約85乃至約98重量%量で存在する請求
    項4記載の組成物。 8、黒鉛、二酸化ケイ素、粘土、シラン、酸化鉄、尿素
    、アルミニウム粉末、マグネシウム粉末、ケイ素粉末及
    び非反応性溶剤からなる群から選択される添加物を更に
    含有して、該添加物が組成物の重量を基準として約20
    重量%までの合計量で存在する請求項1記載の組成物。 9、ホルムアルデヒド、パラホルムアルデヒド及びヘキ
    サンメチレンテトラアミンからなる群から選択されるメ
    チレン発生化合物を更に含有する請求項1記載の組成物
    。 10、前記のエステル官能性硬化剤が、トリアセチン、
    ブチロラクトン、カプロラクトン及びプロピレンカーボ
    ネートからなる群から選択される請求項3記載の組成物
    。 11、エステル官能性硬化剤が気体又は蒸気の形態にあ
    る請求項3記載の組成物。 12、ノボラック樹脂が約0.5:1乃至約1:1範囲
    のホルムアルデヒド:フェノールモル比を有する請求項
    1記載の組成物。 13、ポリ(オルトメチロール化)フェノール化合物が
    、ビス−オルト(メチロール1,5−ジヒドロキシナフ
    タレン);ビス−オルト(メチロール1,6−ジヒドロ
    キシナフタレン);ビス−オルト(メチロール2,7−
    ジヒドロキシナフタレン);2,6−ジメチロールフェ
    ノール;2,4,6−トリメチロールフェノール;2,
    6−ジメチロール−p−クレゾール;2,6−ジメチロ
    ール−p−三級ブチルフェノール;2,6−ジメチロー
    ル−p−フェニルフェノール;6,6’−ジメチロール
    2,2’−ビフェノール;4,4’,6,6’−テトラ
    メチロール2,2’−ビフェノール;2,2’−ジメチ
    ロール4,4’−ビフェノール;2,2’,6,6’−
    テトラメチロール4,4’−メチレンジフェノール;6
    ,6’−ジメチロール2,2−メチレンジフェノール;
    4,6,6’−トリメチロール2,2’−メチレンジフ
    ェノール;4,4’,6,6’−テトラメチロール2,
    2’−メチレンジフェノール;2,2’−ジメチロール
    ビスフェノールA;2,2’,6−トリメチロールビス
    フェノールA;2,2’,6,6’−テトラメチロール
    ビスフェノールA;及びそれらのアルキル、アルコキシ
    、アルカリール又はアリール誘導体並びにそれらの混合
    物からなる群から選択される請求項1記載の組成物。 14、(a)組成物中のアルカリ:フェノールのモル比
    を約0.1:1乃至約0.7:1にする十分な量で存在
    する前記のアルカ リ化剤; (b)水、C_1−C_4脂肪族及び芳香族のアルコー
    ル及びC_2−C_4グリコール並びにそれらの混合物
    からなる群から選択 される溶剤; (c)ラクトン、環状有機カーボネート及 びカルボン酸エステル並びにそれら の混合物からなる群から選択される エステル官能性硬化剤;及び (d)シリカサンド、石英、軽石、バーミ キュライト、パーライト、ジルコン サンド、オリビンサンド、マグネシ ア、水酸化マグネシウム、酸化マグ ネシウム、酸化カルシウム、水酸化 カルシウム、ジルコニア、炭化ケイ 素、窒化ケイ素、窒化ホウ素、砂利、 ボーキサイト、破砕岩、クロマイト サンド、破砕レンガ、コランダム、 アルミナ、空冷高炉スラグ、シリカ 及びそれらの混合物からなる群から 選択される粒状集合体材料 を更に含有する請求項13記載の組成物。 15、ポリ(オルトメチロール化)フェノール化合物が
    2,6−ジメチロール−p−クレゾールであり、かつ、
    アルカリ化剤が水酸化カリウムであって、ポリ(オルト
    メチロール化)フェノール化合物とノボラック樹脂との
    架橋の触媒として十分な量で存在する請求項14記載の
    組成物。 16、粒状集合体材料がマグネシアであって、該集合体
    が組成物の約70乃至97重量パーセント存在し、かつ
    、エステル官能性硬化剤がトリアセチンである請求項1
    4記載の組成物。 17、ポリ(オルトメチロール化)フェノール化合物が
    2,2’,6,6’−テトラメチロールビスフェノール
    Aであり、かつ、アルカリ化剤が水酸化カリウムであっ
    て、フェノール化合物とノボラック樹脂との架橋の触媒
    になる十分な量で存在する請求項14記載の組成物。 18、粒状集合体がアルミナであって、組成物の約70
    乃至97重量パーセント存在し、かつ、エステル官能性
    硬化剤がトリアセチンである請求項14記載の組成物。 19、ポリ(オルトメチロール化)フェノール化合物が
    2,4,6−トリメチロールフェノールであり、かつ、
    アルカリ化剤が水酸化カリウムであって、ポリ(オルト
    メチロール化)フェノール化合物とノボラック樹脂との
    架橋の触媒になる十分な量で存在する請求項14記載の
    組成物。 20、粒状集合体材料がシリカであって、該集合体が組
    成物の約70乃至97重量パーセント存在する請求項1
    4記載の組成物。 21、ポリ(オルトメチロール化)フェノール化合物が
    、ヒドロキシフェニル化合物とホルムアルドヒド又はパ
    ラホルムアルデヒド源とを組み合わせて得られる反応生
    成物を含有する請求項1記載の組成物。 22、樹脂結合剤で互いに接合された集合体材料を含む
    形状物品であつて、未硬化状態での前記樹脂結合剤が、
    (i)約0.5:1乃至約1:1範囲内のホルムアルデ
    ヒド:フェノールモル比を有するフェノール−ホルムア
    ルデヒドノボラック樹脂;(ii)約320未満の分子
    量を有し、かつ、フェノール化合物の水酸基のオルト位
    に二以上のメチロール基を有するポリ(オルトメチロー
    ル化)フェノール化合物;及び(iii)水酸化カリウ
    ム、水酸化ナトリウム、水酸化カルシウム、酸化カルシ
    ウム、酸化リチウム、水酸化リチウム及びそれらの混合
    物からなる群から選択され、樹脂結合剤中でアルカリ:
    フェノールのモル比が0.1:1乃至約0.7:1とな
    る十分な量で存在するアルカリ化剤を含有し、但し前期
    のアルカリ含量はカリウムイオンの等価物として計算さ
    れる量であり、ノボラック樹脂(i)とポリ(オルトメ
    チロール化)フェノール化合物(ii)は、約2:1乃
    至約5:1重量比で存在し、かつ、樹脂結合材は、ラク
    トン、環状有機カーボネート、カルボン酸エステル、ギ
    酸C_1−C_3アルキルエステル及びそれらの混合物
    からなる群から選択される硬化剤を用いて硬化されたも
    のであることを特徴とする形状物品。 23、集合体材料、フェノールホルムアルデヒドノボラ
    ック樹脂及びポリ(オルトメチロール化)フェノール化
    合物を含有する樹脂組成物、該樹脂結合剤を室温硬化さ
    せる十分な量のエステル官能性硬化剤、及び該樹脂結合
    剤中のアルカリ:フェノールのモル比を約0.1:1乃
    至約0.7:1にする十分な量で存在するアルカリ化剤
    から調製され、焼結すると炭化される物品を形成し得る
    耐火物体を製造する方法であって、前記アルカリ含量は
    カリウムイオンの等価物として計算される量であり、前
    記ノボラック樹脂は約0.5:1乃至約1:1範囲内の
    ホルムアルデヒド:フェノール比を有し、該ポリ(オル
    トメチロール化)フェノール化合物は320未満の分子
    量及びフェノール化合物の水酸基のオルト位に二以上の
    メチロール基を有し、かつ、ノボラック樹脂:ポリ(オ
    ルトメチロール化)フェノール化合物の重量比は約0.
    35:1乃至約5:1の範囲内にあり;前記硬化剤はラ
    クトン、有機カーボネート、カルボン酸エステル及びこ
    れらの混合物からなるエステル官能性硬化剤の群から選
    択され;該集合体はマグネシア、アルミナ、シリカ、石
    英、ジルコニア、ジルコンサンド、オリビンサンド、炭
    化ケイ素、窒化ケイ素、窒化ホウ素、ボーキサイト、ク
    ロマイト、コランダム及びそれらの混合物から選択され
    ;該アルカリ化剤は水酸化カリウム、水酸化ナトリウム
    、水酸化リチウム、水酸化カルシウム、酸化カルシウム
    、酸化リチウム及びそれらの混合物からなる群から選択
    されるものであつて、該方法が、 (a)前記集合体を前記ノボラック樹脂、前記エステル
    官能性硬化剤、前記ポリ(オルトメチロール化)フェノ
    ール化合物及び前記アルカリ化剤と混合して、結合剤−
    集合体混合物が形成されるまで前記集合体材料を被覆す
    ること; (b)前記の結合剤−集合体混合物を所望の形状に成形
    すること;及び (c)該形状物を硬化させて耐火物体を製造すること の諸工程を包含することを特徴とする耐火物体の製造方
    法。 24、形状物を加熱することにより工程(c)の硬化を
    行なう請求項23記載の方法。 25、集合体材料、フェノールホルムアルデヒドノボラ
    ック樹脂及びポリ(オルトメチロール化)フェノール化
    合物を含有する樹脂結合剤及び該樹脂結合剤中のアルカ
    リ:フェノールのモル比を約0.1:1乃至約0.7:
    1にする十分な量で存在するアルカリ化剤から調製され
    、焼結すると炭化される物品を形成し得る耐火物体を製
    造する方法であって、前記アルカリ含量がカリウムイオ
    ンの等価物として計算される量であり、前記ノボラック
    樹脂は約0.5:1乃至約1:1範囲内のホルムアルデ
    ヒド:フェノール比を有し、該ポリ(オルトメチロール
    化)フェノール化合物は320未満の分子量及びフェノ
    ール化合物の水酸基のオルト位に二以上のメチロール基
    を有し、かつ、ノボラック樹脂:ポリ(オルトメチロー
    ル化)フェノール化合物の重量比は約2:1乃至約5:
    1の範囲内にあり;前記集合体はマグネシア、アルミナ
    、シリカ、石英、ジルコニア、ジルコンサンド、オリビ
    ンサンド、炭化ケイ素、窒化ケイ素、窒化ホウ素、酸化
    カルシウム、水酸化カルシウム、酸化マグネシウム、水
    酸化マグネシウム、ボーキサイト、クロマイト、コラン
    ダム及びそれらの混合物から選択され;該アルカリ化剤
    は水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化リチウム
    、水酸化カルシウム、酸化カルシウム、酸化リチウム及
    びそれらの混合物からなる群から選択されるものであっ
    て、該方法が、(a)前記集合体を前記ノボラック樹脂
    、前記ポリ(オルトメチロール化)フェノール化合物及
    び前記アルカリ化剤と混合して、結合剤−集合体混合物
    が形成されるまで前記集合体を被覆すること;(b)前
    記の結合剤−集合体混合物を所望の形状に成形すること
    ;及び (c)該形状物を硬化させて耐火物体を製造すること の諸工程を包含することを特徴とする耐火物体の製造方
    法。 26、集合体材料、フェノールホルムアルデヒドノボラ
    ック樹脂及びポリ(オルトメチロール化)フェノール化
    合物を含有する樹脂結合剤、アルカリ化剤及びエステル
    官能性硬化剤から鋳型及び中子を製造する方法であって
    、前記ノボラック樹脂は約0.5:1乃至約1:1範囲
    内のホルムアルデヒド:フェノール比を有し、該ポリ(
    オルトメチロール化)フェノール化合物は320未満の
    分子量及びフェノール化合物の水酸基のオルト位に二以
    上のメチロール基を有し、かつ、ノボラック樹脂:ポリ
    (オルトメチロール化)フェノール化合物の重量比は約
    2:1乃至約5:1の範囲内にあり;前記エステル官能
    性硬化剤はラクトン、環状有機カーボネート、カルボン
    酸エステル及びそれらの混合物からなる群から選択され
    ;該集合体はシリカサンド、石英、クロマイトサンド、
    ジルコンサンド、オリビンサンド及びそれらの混合物か
    らなる群から選択され;該アルカリ化剤は水酸化カリウ
    ム、水酸化ナトリウム、水酸化カルシウム、酸化カルシ
    ウム、水酸化リチウム、酸化リチウム及びそれらの混合
    物から成る群か選択されるものであって、該方法が、 (a)前記集合体を前記ノボラック樹脂、前記エステル
    官能性硬化剤、前記ポリ(オルトメチロール化)フェノ
    ール化合物及び前記アルカリ化剤と混合すること、但し
    樹脂結合剤の合計重量は、結合剤−集合体混合物が形成
    されるまで前記集合体を被覆する十分な量である;及び (b)斯く形成された結合剤−集合体混合物を中子ボッ
    クス又は鋳型パターン内に急速に排出し、樹脂結合剤の
    硬化により集合体材料を結合して鋳造中子又は鋳型を製
    造すること の諸工程を包含することを特徴とする鋳型及び中子の製
    造方法。 27、ポリ(オルトメチロール化)フェノール化合物が
    ヒドロキシフェニル化合物とホルムアルデヒド源とを組
    み合わせて得られる組成物である請求項25記載の方法
    。 28、請求項14記載の組成物で被覆された基材。 29、基材がコンクリートである請求項28記載の被覆
    基材。 30、請求項3記載の組成物を含浸した基材。 31、基材が紙又は布材料である請求項30記載の含浸
    基材。 32、(a)集合体材料;(b)フェノールホルムアル
    デヒドノボラック樹脂及びポリ(オルトメチロール化)
    フェノール化合物を含有する樹脂結合剤;(c)樹脂結
    合剤を室温硬化させる十分な量のエステル官能性硬化剤
    ;及び(b)樹脂結合剤中のアルカリ:フェノールのモ
    ル比を0.1:1乃至約0.7:1にする十分な量でで
    存在するアルカリ化剤を含有する耐火物体であって、前
    記アルカリ含量はカリウムイオンの等価物として計算さ
    れる量であり、前記ノボラック樹脂は約0.5:1乃至
    約1:1範囲内のホルムアルデヒド:フェノール比を有
    し、該ポリ(オルトメチロール化)フェノール化合物は
    320未満の分子量及びフェノール化合物の水酸基のオ
    ルト位に二以上のメチロール基を有し、かつ、ノボラッ
    ク樹脂:ポリ(オルトメチロール化)フェノール化合物
    の重量比は、約2:1乃至約5:1の範囲内にあり;前
    記硬化剤はラクトン、環状有機カーボネート、カルボン
    酸エステル及びそれらの混合物からなるエステル官能性
    硬化剤の群から選択され;該集合体はマグネシア、アル
    ミナ、シリカ、石英、ジルコニア、ジルコンサンド、オ
    リビンサンド、水酸化カルシウム、酸化カルシウム、酸
    化マグネシウム、水酸化マグネシウム、炭化ケイ素、窒
    化ケイ素、窒化ホウ素、ボーキサイト、クロマイト、コ
    ランダム及びそれらの混合物からなる群から選択され;
    かつ、該アルカリ化剤は水酸化カリウム、水酸化ナトリ
    ウム、水酸化リチウム、水酸化カルシウム、酸化カルシ
    ウム、酸化リチウム及びそれらの混合物からなる群から
    選択されることを特徴とする耐火物体。 33、フェノール−ホルムアルデヒドノボラック樹脂を
    更にホルムアルデヒド又はホルムアルデヒド及びフェノ
    ールと合せる請求項1記載の組成物。
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