JPH02182141A - タコス生地およびタコスの製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、メキシコ料理として有名なタコスの外周部
を形成する生地、および該生地の中に具が入れられたタ
コスの新規な製造方法に関し、特に、タコス生地と具の
味がなじむように製造するとともに、歩きながらタコス
を食べることができるように工夫した新規なタコスの製
造方法に関する。

（従来の技術および従来の問題点） 従来のタコスにおいては、該タコスの生地自体が弱いも
のであり、そのままの状態ではボロボロになってかけて
しまう性質を持っていたために、該生地を油で揚げるこ
とにより生地を強くするようにしており、このため、該
生地が油っこいものになってしまうという問題点があっ
た。

また、従来のタコスにおいては、該油で揚げた生地の中
に、加工ひき肉、レタス、チーズ等を入れていたが、こ
れらの加工ひき肉、レタス、チーズ等を生地の中に入れ
る際には何ら熱加工を施すことな（入れるようにされて
いたために、油で揚げた温かい生地の中に、冷たい加工
ひき肉、レタス、チーズ等が入れられることになり、こ
のため、温かい中に冷たいものが入ることで全体の味が
なじまないものになってしまうという問題点があった。

また、従来のタコスにおいては、その全体が横広かりの
形状とされていたために、該タコスを食べる場合には、
両手を使用して食へなければならず、このため、歩きな
がら片手のみでタコスを食べることかできないという問
題点があった。

（発明の目的） この発明は上記従来の問題点に鑑みてなされたものであ
って、タコス生地と具の味がなじむように製造され、か
つ、歩きながらタコスを食べることができるように工夫
されたタコスの製造方法を提供することを目的とする。

（問題点を解決するための手段） この発明は、小麦粉、とうもろこし粉、卵、砂糖、山芋
を主原料として水でとき、こねることにより製造したも
のを鉄板上で焼くことによりタコス生地を製造すること
により上記目的を達成するものである。

また、この発明は、タコス生地上に、トマトホール、玉
ねキ、ニンニク、ペーストを主原料とするソースを塗布
し、さらに、該タコス生地上に、野菜、肉加工品、卵加
工品等をのせ、同時に焼くことにより製造することによ
り上記目的を達成するものである。

また、この発明は、タコス生地を略円形に形成するとと
もに該タコス生地上に、トマトホール、玉ねぎ、ニンニ
ク、ペーストを主原料とするソースを塗布後、該タコス
生地上に、野菜、肉加工品、卵加工品等をのせ、同時に
焼き、しかる後、前記タコス生地の対向する外周部近傍
の内略三分の一を内側に接合させることにより、底面が
傾斜面となした略円錐形状のタコスを製造することによ
り上記目的を達成するものである。

（作用） この発明においては、小麦粉、とうもろこし粉、卵、砂
糖、山芋を主原料として水でとき、こねることにより製
造したものを鉄板上で焼くことによりタコス生地を製造
しているため、タコスの生地自体が強いものとなり、そ
のままの状態でもボロボロになってかけてしまうことが
なく、また、油で揚げていないためタコス生地が油っこ
くなることがない。

また、この発明においては、タコス生地上に、トマトホ
ール、玉ねぎ、ニンニク、ペーストを主原料とするソー
スを塗布し、さらに、該タコス生地上に、野菜、肉加工
品、卵加工品等をのせ、同時に焼くことによりタコスを
製造しているため、温かいタコス生地の中に、温かい野
菜等が入れられることになり、このため、温かい中に温
かいものが入るため、タコス全体の味がなじむものにな
る。

また、この発明においては、タコス生地を略円形に形成
するとともに該タコス生地上に、トマトホール、玉ねぎ
、ニンニク、ペーストを主原料とするソースを塗布後、
該タコス生地上に、野菜、肉加工品、卵加工品等をのせ
、同時に焼き、しかる後、前記タコス生地の対向する外
周部近傍の内略三分の一を内側に接合させることにより
、底面が傾斜面となした略円錐形状のタコスを製造して
いるため、その全体が略円錐形状となり、このため、タ
コスを食べる場合において、略円錐形状の下部を片手で
容易に持つことが出来る。

また、この場合に、略円錐形状のタコスの底面が傾斜面
となっているため、該傾斜面から容易にタコスを食べる
ことが出来、歩きながらでも片手のみで容易にタコスを
食べることかできる。

（実施例） 以下本発明の請求項１の実施例を詳細に説明する。

この実施例は、小麦粉、とうもろこし粉、卵、砂糖、山
芋を主原料として水でとき、こねることにより製造した
ものを鉄板上で焼くことによりタコス生地を製造したも
のである。

前記タコス生地を構成する小麦粉等の混合割合は、小麦
粉３００ｇ、とうもろこし粉２００ｇ、卵３ヶ、砂糖１
００ｇ、山芋をすったもの１００ｇ。

であり、その他に、塩５ｇ、だしの素１０ｃｃ、味甚粉
１０ｇを加えて、８００ｃｃの水でとき、さらに全体が
よく混合されるようにこねることにより製造する。

つぎに、該こねたものを、１５０〜２００度に加熱され
た鉄板上に３０〜６０秒間置くことにより焼きごみを行
う。

尚、この鉄板上にこねたものを置き焼きこみを行う場合
には、約４０ｃｃの原材料を使用して一枚が直径１４ｃ
＋ｎ、厚みが１５〜２０ｍｍで重さが４２ｇ程度の円形
状態のタコス生地となるように原材料を広げることによ
り行う。

また、このようにして焼きこむことにより製造されたタ
コス生地の保存は、１０枚程度のタコス生地を１パツク
として真空冷蔵させることにより行う。

次に、本発明の請求項２の実施例を詳細に説明する。

この実施例は、前記した請求項１の実施例に示す製造方
法で製造されたタコス生地上に、トマトホール、玉ねぎ
、ニンニク、ペーストを主原料とするソースを塗布し、
さらに、該タコス生地上に、野菜、肉加工品、卵加工品
等をのせ、同時に焼くことにより製造することによりタ
コスを製造したものである。

前記タコス生地上に塗布されるソースの混合割合は、該
ソースを１０ｋｇ製造する場合には、トマトの皮をむい
た状態で封缶されたトマトホール２缶、玉ねぎ２ｋｇ、
ニンニク１００ｇ、ペースト１００ｇ１であり、その他
に、カエンペッパー１４ｇ、塩４０ｇ１　フジビーエッ
クス５［１ｇを加えて全体がよく混合されるようにこね
ることにより製造する。

尚、このソースは、−枚のタコス生地上に約７．５ｇ塗
布する。

前記ソースが塗布されたタコス生地上には、まず、野菜
、肉加工品、卵加工品等のいずれか一つをのせ、さらに
、その上に約１０ｇで５ｃｍ角の平面状をなしたチーズ
や２ｍｍカットされたチーズ等をのせ、マヨネーズをか
ける。

前記タコス生地上にのせられる野菜としては、玉ねぎ、
ピーマン、コーン等であり、また前記タコス生地上にの
せられる肉加工品としては、ウィンナ−ハンバーグ等で
あり、さらに、前記タコス生地上にのせられる卵加工品
としては目玉焼き等を使用する。

前記タコス生地と、野菜、肉加工品、卵加工品等の焼き
こみは、可動式の網が内蔵されたグリラーの中に両者を
同時に入れ、上下から約２００度の熱を加えることによ
り約２０秒程焼きこむことにより行う。

次に、本発明の請求項３の実施例を詳細に説明する。

この実施例は、前記した請求項１の実施例に示す製造方
法で製造されたタコス生地を略円形に形成するとともに
該タコス生地上に、トマトホール、玉ねぎ、ニンニク、
ペーストを主原料とするソースを塗布後、該タコス生地
上に、野菜、肉加工品、卵加工品等をのせ、同時に焼き
、しかる後、荊記タコス生地の対向する外周部近傍の内
略三分の一を内側に接合させることにより、底面が傾斜
面となした略円錐形状のタコスを製造するものである。

前記略円錐形状のタコスの製造に際しては、まず、手作
業等により略円形のタコス生地の対向する外周部近傍の
内、下端の略三分の−の部分を相互に具が置かれたタコ
ス生地内側方向に折りたたみ、さらに、相互の生地を合
わせる。

次に、該折りたたまれたタコスを底面が傾斜面となった
円錐形状の紙パツクに、該折りたたまれた部分が円錐の
頂点方向に収まるように収納する。

このようにしてタコスを収納させることにより、円錐形
状の傾斜面とされた底面部が開口部となり、この部分か
らタコスの具が見えるようになる。

また、手で持つ場合には該円錐形状の頂点部分を鉛直方
向下方に向けることにより、タコスの具が見える円錐形
状の底面部を上部に向けることができ、また、該円錐形
状の下部から徐々に鉛直方向上方へタコスを移動させる
ことにより片手で容易にタコスを食べることができる。

（発明の効果） ■本発明は上記のように、小麦粉、とうもろこし粉、卵
、砂糖、山芋を主原料として水でとき、こねることによ
り製造したものを鉄板上で焼くことによりタコス生地を
製造しているため、タコスの生地自体が強いものとなり
、そのままの状態でもボロボロになってかけてしまうこ
とがなく、また、油で揚げていないためタコス生地が油
っこくなることがないという優れた効果を有する。

■また、この発明においては、タコス生地と、該タコス
生地上にのせた、野菜、肉加工品、卵加工品等を同時に
焼くことによりタコスを製造しているため、温かいタコ
ス生地の中に、温かい野菜等が入れられることになり、
このため、温かい中に温かいものが入り、タコス全体の
味をなじませることができるという優れた効果を有する
。

れた効果を有する。

また、この場合に、略円錐形状のタコスの底面が傾斜面
となっているため、該傾斜面から容易にタコスを食べる
ことが出来、歩きながらでも片手のみで容易にタコスを
食べることができるという優れた効果を有するものであ
る。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）小麦粉、とうもろこし粉、卵、砂糖、山芋を主原
   料として水でとき、こねることによ り製造したものを鉄板上で焼くことにより 製造することを特徴とするタコス生地の製 造方法。
2. （２）請求項１記載のタコス生地上に、トマトホール、
   玉ねぎ、ニンニク、ペーストを主原 料とするソースを塗布し、さらに、該タコ ス生地上に、野菜、肉加工品、卵加工品等 をのせ、同時に焼くことにより製造するこ とを特徴とするタコスの製造方法。
3. （３）請求項１記載のタコス生地を略円形に形成すると
   ともに該タコス生地上に、トマトホ ール、玉ねぎ、ニンニク、ペーストを主原 料とするソースを塗布後、該タコス生地上 に、野菜、肉加工品、卵加工品等をのせ、 同時に焼き、しかる後、前記タコス生地の 対向する外周部近傍の内略三分の一を内側 に接合させることにより、底面が傾斜面と なした略円錐形状のタコスを製造すること を特徴とするタコスの製造方法。