JPH02178904A - 高保磁力永久磁石の着磁装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はモータ、スピーカ等、主として電気エネルギー
と機械エネルギーの変換媒体として使われ、エネルキー
変換材料である高保磁力永久磁石の着磁装置に関するも
のである。

従来の技術 近年、高保磁力永久磁石の着磁装置は永久磁石の保磁力
の向上に伴い大規模、高容量化が必要となり、着磁の容
易性及び飽和着磁の安定性が望まれている。

以下、前述した従来の高保磁力永久磁石の着磁装置につ
いて説明する。

第２図（ａ）　、　（ｂ）は従来の高保磁力永久磁石の
着磁装置の構成図であり、］は磁性材料から成るヨーク
、２は通常導電材料から成る着磁コイルでヨーク１に１
回もしくは複数回巻かれている。

一般に高保磁力永久磁石の着磁方法は、直流パルス電源
を用い、着磁を行っている。

発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、永久磁石の保磁力
が大きくなるほど着磁装置の大規模化、高容量化が必要
となるが、着磁コイル２は一般的に電気抵抗を有してい
るため、着磁コイルに流れる電流が制限され、飽和着磁
てきないという問題点を有している。

そのため永久磁石のグレードを下げ、保磁力を落とし、
形状を大きくし特性を確保するという問題点を有してい
た。また、多極着磁や永久磁石の磁場゛方向に形状が厚
い場合においても前記同様の問題点を有していた。

本発明は上記問題点に鑑み、高保磁力の永久磁石を容易
に飽和着磁できる高保磁力永久磁石の着磁装置を提供す
るものである。

課題を解決するだめの手段 上記課題を解決するために本発明の高保磁力永久磁石の
着磁装置は、着磁コイルに超電導祠料を使用するもので
ある。

作用 本発明は」二足した構成によって、超電導材料の電気抵
抗率が○になる性質を利用することにより、着磁コイル
に流れる電流を制限すること無く、高保磁力永久磁石の
飽和着磁ができる。

実施例 以下本発明の一実施例の高保磁力永久磁石の着磁装置に
ついて、図面を参照しながら説明する。

第１図（ａ）　、　（ｂ）は本発明の高保磁力永久磁石
の着磁装置の構成図であり、１は磁性材料から成るヨー
ク、２ａは超電導材料からなる着磁コイルで、従来例と
同様にヨーク１に１回もしくは複数回巻かれている。な
お、着磁コイル２ａは超電導状態が発生する温度の環境
下に保磁されている。３はヨーク］を常温環境下に保つ
ヒータ、４はヨーク１と着磁コイル２ａを分離し断熱す
るだめの断熱材である。

以上のように本実施例によれば、着磁コイルに超電導材
を使用することにより、容易に高保磁力永久磁石の飽和
着磁ができる。

なお、前記実施例において、ヨークの温度環境を室温と
したが、高保磁力永久磁石の温度依存性を考慮して保磁
力の低下が見られる高温環境下としてもよい。

発明の効果 以」二のように本発明は着磁コイル材に超電導材料を使
用し、前記材料の電気抵抗率がＯになる性質を利用する
ことにより、高保磁力永久磁石の飽和着磁ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）は本発明の実施例における高保磁力永久磁
石の着磁装置の構成図、（ｂ）はその断面図、第２図（
ａ）は従来の高保磁力永久磁石の着磁装置の構成図で、
（ｂ）はその断面図である。 １・・・・・・ヨーク、２，２ａ・・・・・・着磁コイ
ル、３・・・・ヒータ、４・・・・・・断熱材料。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 磁性材料からなるヨークと、このヨークに巻かれた着磁
   コイルを有し、永久磁石を着磁する着磁装置において、
   着磁コイル材料に超電導材料を使用した高保磁力永久磁
   石の着磁装置。