JPH02178161A - 印刷所製品搬送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は特許請求の範囲第１項及び第２１項による上位
概念による印刷所製品搬送方法及び装置に関する。

〔従来の技術〕

このような装置は、例えばスイス特許第６３０５８３号
及びこれに対応する米国特許第４．３２０．８９４号か
ら公知である。搬送装置によって受け渡し場所に送られ
た鱗状に重なった形状に各々の印刷所製品は、後続の印
刷所製品の上に重なっている。従って印刷所製品の前縁
は先行の印刷所製品の上にオーバーラツプする。

搬送装置は印刷所製品を実質的に水平方向に輸送し、一
方搬出コンベヤの搬送装置は受け渡し場所において下か
ら上方に延びている。搬出コンベヤは、牽引部材に配置
された個々に制御可能なグリッパを有し、これが受け渡
し場所で搬入コンベヤによって送られてきた印刷所製品
の前縁をつかみ、次いで上方に上げて前記鱗状の重なり
形状を持ち上げる。従って、鱗状の重なり形状はなくな
る。この公知の装置では搬出コンベヤの搬送速度が、搬
送装置の搬送速度の半分程度である場合には、それぞれ
２つの印刷所製品は重なり合ってグリッパにつかまれ、
従って各々２つの重なり合った印刷所製品が一緒に持ち
上げられる。この公知の装置では、また、それぞれ個々
の印刷所製品が次の製品の上にある送られてきた鱗状の
重なり形成の場合、各々個々の印刷所製品はグリッパに
より把持して、そして鱗状の重なり形成を取除くか、又
は、それぞれ２つの印刷所製品を押し重ねて、各々のグ
リッパが２つの重なっている印刷所製品をつかんで搬出
する。

〔発明が解決しようとする課題〕

本発明の課題は、印刷所製品の搬送のための方法及び装
置であって、種々の形状で送られて来る印刷所製品を個
々に、あるいはそれぞれ１つの印刷所製品のみが他の上
に重なっている形状で搬出することができる方法及び装
置を提案することである。

〔課題を解決するための手段〕

この課題は特許請求の範囲第１項及び第２１項の特徴部
分の構成によって解決される。

〔作　用〕

印刷所製品は、その前縁を当接器に対して搬送される、
そしてそれぞれ当接部に止まっている印刷所印刷製品の
最上部の前縁又は後端の領域で上方に弯曲される。これ
によって、搬出コンベヤが印刷所製品を個々に、印刷所
製品が送られてくる形状に関係なく搬出できる前提条件
が作られる。

従ってそれぞれ印刷所製品前縁が先行の印刷所製品に重
なり、印刷所製品が不規則に配置されたり、あるいはそ
れぞれ２つ以上の印刷所製品が互に完全に重なっている
鱗状の重なり形成が処理される。更に、本発明による方
法及びこれに対応する装置によって、それぞれ多くの重
なった印刷所製品から成る互に間隔をへだてたパケット
で受け渡し場所に送られる印刷所製品を処理加工できる
。

好ましい方法では、弯曲が行なわれる領域が印刷新製品
に予め定められているか又は設けられている。これは特
許請求の範囲第３項による印刷所製品の対応する予弯曲
によって、及び特許請求の範囲第２２項ないし第２４項
による装置を用いて好ましい方法で行なわれる。印刷所
製品が受け渡し場所に搬入される前に印刷所製品が、そ
れ等が引張り応力の下にある巻きテープと一緒に巻かれ
ているローラから巻きもどされる場合、印刷所製品の巻
きテープの領域及び巻きテープ外の領域に、後で、弯曲
を行なう印刷所製品の異なる押圧領域を予め定めておく
か、あるいはマークを付けておくのがよい。

更に好ましい方法の改良及び装置の実施例は、更に他の
従属請求の範囲に明記されている。

〔実施例〕

以下に本発明の実施例について添附図面を参照して詳述
する。

第１図ないし第６図に示された装置は、受け渡し場所１
４に印刷所製品１２を運ぶための搬送装置１０と、受け
渡し場所１４に設けられた当接器１６と、同じく受け渡
し場所１４に配置された弯曲装置１８と、搬送方向Ｆか
ら見て、搬送装置１０の後に連結された搬出コンベヤ２
０とを有している。第２図ないし第４図及び第６図では
、弯曲装置１８は見易くするために図示されていない。

搬送装置１０は、ベルトコンベヤとして設計され、３つ
の互に平行に搬送方向Ｆに回転駆動され、側方に間隔を
へだてたベルト２２．２２’を有している。

このベルト２２．２２’は、搬送装置１０の搬送に役立
っているルートの初めと終りに、共通の軸２４上に取付
けたガイドローラ２６・２６′の周りにかけられている
。軸２４の軸受けブラケットは第１図では２８で示され
ている。搬送に有効なルートの初めの部分は図に示され
ていない。搬送装置１０の駆動は、公知の方法で図に示
されていないチェーン駆動で行なわれる。２つの側方の
ガイドローラ２６′の直径は、軸２４の中央に取付けた
ガイドローラ２６の直径よりも小さい。搬送に有効なル
ートの初めの部分にすべての３つのベルト２２　、２２
’が同じ大きさのガイドローラにかけられているので、
２つの側方のベルト２２′の搬送に有効な張り側は、搬
送方向Ｆで見て、中央のベルト２２の搬送に有効な張り
側に比べて下方に移動するようになる。この結果、ベル
ト２２．２２’上にある印刷所製品１２は、受け渡し場
所１４への搬入中、３０で示され、且つ破線で示した弯
曲の線に沿って両切妻屋根形状に予め弯曲される（特に
第１図参照）。

第１図ないし第３図に示すように、搬送装置１０のベル
ト２２．２２’上にある印刷所製品１２は、鱗状に重な
った形状Ｓに配置され、この形状Ｓでは、それぞれ２つ
の印刷所製品１２は屋根瓦状に重なり合い、同様に重な
り合った印刷所製品１２の対の上にあり、従って印刷所
製品１２の前縁３２はそれぞれ先行の印刷所製品にオー
バーラツプする。

当接器１６はフォーク状に設計されていて、下から中央
のベルト２２を取り囲む。シリンダ・ピストン装置３４
によって、当接器１６は、それが中央のベルト２２の搬
送に有効な張り側止に突出した当接位置、すなわち第１
図ないし第３図及び第５図に示す当接位置から、その自
由端がベルト２２の搬送に有効な張り側の下に配置され
た休止位置、すなわち第４図に示し且つ１６′で示され
た休止位置まで移動可能であり、またそして再び元の位
置に戻ることができる。

受け渡し場所１４に配置した弯曲装置１８は、搬送方向
Ｆに見て、印刷所製品１２の右側部縁３６の領域に配置
した当接要素３８と、それぞれ印刷所製品１２の左側部
縁３６′の領域に設けられた持ち上げ及びプッシュ要素
４０．４２とを有しており、これは第１図及び第５図に
示されている。当接要素３８は、その軸受ブラケット２
８に固定されたアングル材を有し、その長手方向の軸線
は搬送方向Ｆに平行に延び、その垂直方向に延びている
辺において、それぞれプッシュ要素４２によって把持さ
れた印刷所製品１２′がその右の側部縁で接している。

持ち上げ要素４０は、図示しない真空源に周期的に接続
可能である吸盤として設計され、かつ同様に図示されて
いない駆動装置によって垂直方向に上下動可能である（
２方向矢印Ａ）。プッシュ要素４２は、更に第５図にの
み示されたシリンダ・ピストン装置４４によって、水平
方向に且つ搬送方向Ｆに直角に当接要素３８に対して前
後に変位可能である（２方向矢印Ｂ）。

持ち上げ要素４０及びプッシュ要素４２の作動態様は、
第８図ないし第１１図に拡大して示されている。

同じ部分は第１図及び第５図と同じ参照記号が付されて
いる。持ち上げ要素４０は、矢印への上部から、印刷所
製品１２′の左の側部縁３６′の、当接器１６にとどま
っている印刷所製品１２′の最上部上に下降して真空源
に接続される。次の持ち上げ要素４０の上昇のとき、こ
の印刷所製品１２′は、側部縁３６′の部分を持ち上げ
る（第８図）。プッシュ要素４２は、その４２′で示し
た休止位置にある。次いで、横断面がアングル形状のプ
ッシュ要素４２は、更にシリンダ・ピストン装置４４に
よって矢印Ｂの方向に、持ち上げられた印刷所製品１２
′の側部縁３６′に接触し、そして持ち上げ要素４０は
、真空源との接続を断たれる。すると、印刷所製品１２
′は、持ち上げ要素４０からはなれて、そしてほぼ水平
に延びているプッシュ要素４２の辺上で、左の側部縁３
６′に接触する（第９図）。当接要素３８の方へのプッ
シュ要素４２の更にそれ以上の運動によって、印刷所製
品１２′は、その右側部縁３６を当接要素３８に接触さ
せ、そして中央部分を弯曲線３０に沿って弯曲する（特
に第１図、第５図及び第１０図参照）。

そのようにして弯曲した印刷所製品１２′が、搬出コン
ベヤ２０によってとらえられるや否や、プッシュ要素４
２は、第１１図に示したように、その休止位置４２′に
戻される。持ち上げ要素４０の再度の下降によって、こ
の要素は、未だ当接器１６に当たっている印刷所製品１
２の上に接触し、これは第１図に４０′で示されている
。次に持ち上げ要素４０が再び真空源に接続され、そし
て上述のサイクルが再び開始される。

搬出コンベヤ２０は、搬送方向Ｆに見て、搬送装置１０
０次に接続されたベルトコンベヤ２１と、受ケ渡し部分
１４において送られる印刷所製品１２の上方に配置され
た押圧装置４６とを有している。ベルトコンベヤ２１の
４つの互に平行に走っているベルト４８．４８’は公知
の方法で初め及び終りにおいて、ガイドローラの周りに
かけられている。この場合、第１図ないし第４図及び第
６図は初めの部分のみが示されている。これ等のガイド
ローラは、５０゜５０′で示されており、そして回転軸
５２に取付けられている。この回転軸５２は、ベルトコ
ンベヤ２１の端部部分に揺動可能に軸支された揺動バー
５４に配置されている。第１図、第２図及び第３図では
、揺動バー５４はその上方端位置で示されており、第４
図ではその矢印Ｃの方向の下方最端位置で示されている
。

搬送方向Ｆで見て、２つの中央のベルＸ８．４Ｂ’の右
のベルト４８′は、弯曲装置１８によって弯曲される印
刷所製品１２′の最大の弯曲が行なわれる部分に配置さ
れる。これはほぼ、当接要素３８と、完全に当接要素３
８の方に伸びた、弯曲装置１８のプッシュ要素４２との
間の中央にある。このベルト４８′は、ガイドローラ５
０′　に関して、その上方の張り側をＳ形状にして、２
つのガイドローラ５６．５８の周りに延びており、この
２つのガイドローラは、判り易くするために図示されて
おらず、且つピストン・シリンダ駆動装ｆｆ１６０によ
って矢印りの方向に変位可能な摺動部材に自由に回転可
能に軸支されている。ガイドローラ５８から、ベルト４
８′の搬送に有効な張り側がベルトコンベヤ２１の搬送
に有効なルートの端部の対応するガイドローラの方に延
びている。第３図では、印刷所製品１２．１２’は部分
的に切断して示されており、従ってガイドローラ５６．
５８’を有するベルト４８′がカバーされていない。第
２図では、摺動部材は移送位置にあり、この位置ではガ
イドローラ５８は、当接器１６の領域で、搬送方向に見
て、当接部１６の次に配置されている。第３図では、摺
動部材は、５８′で示した迎えの位置にあり、この位置
ではガイドローラ５８は搬送方向Ｆで見て当接器１６の
前にある。第４図では、摺動部材は５８″で示したその
休止位置に引っ込んでいる。この位置では、ガイドロー
ラ５８は、搬送方向Ｆで見て、搬送装置１０のガイドロ
ーラ２６゜２６′の後にあり、そしてフレーム５４の下
降しているときく矢印Ｃ）、搬送装置１０の中央のベル
ト２２の搬送に有効な張り側と同じ高さにある。

押圧装置４６も同じくベルトコンベヤとして設計されて
いる。その唯一のベルト４６は、移送及び迎え位置５８
．５８’にある摺動部材の場合に、ベルト４８′の上方
に配置されている。ベルト６４は２つのガイドローラ６
６．６６’の周りにかけられている。

この場合、搬送方向Ｆで見て、ガイドローラ６６の前に
あるガイドローラ６６′　は、ガイドローラ６６の回転
軸６８の周りにウェイトレバーの形で揺動可能に軸支さ
れている。ベルト６４及びベルト４８′は、摺動部材が
移送位置５８及び迎え位置５８′にあるとき、搬出する
印刷所製品１２．１２’に対する搬送ギャップ７０をあ
けて接している。押圧装置４６は、第１図ないし第３図
及び第５図では下方の位置にあり、この位置では、ベル
ト６４の下方の、搬送効果のある張り部が印刷所製品１
２．１２’に接触し、そして第４図では上方の位置にあ
るときを示しており、この位置では押圧装置４６は印刷
所製品１２から持ち上げられている。

ベルトコンベヤ２１のベルト４８．４８’上に、印刷所
製品１２が鱗状に重なった形状Ｓ′に配置されている。

この形状では、各々の印刷所製品１２は、搬送方向Ｆで
見て、次の印刷所製品１２の上に重なっており、従って
各々の前縁３２は先行の印刷所製品１２にオーバーラツ
プしている。第４図に示すような鱗状に重なった形状Ｓ
は、鱗状に重なった形状Ｓ′に相当する。

第１図ないし第３図、第５図及び第６図に示した装置は
下記のように作動する。受け渡し場所１４に予め貯えた
領域で、印刷所製品１２は予め弯曲される。それぞれ２
つの合同な、互に重なり合った印刷所製品１２は、当接
器１６の方に搬送され、ここで印刷所製品１２はそれ等
の前縁３２が当接する。次に、当接器１６に接触してい
るこれ等の印刷所製品１２．１２’の上部の印刷所製品
１２′が弯曲装置１８によって、上記に詳述したように
、前弯曲領域において完全に弯曲される。この弯曲工程
中、ガイドローラ５８はその移送位置にある（特に第２
図参照）。

印刷所製品１２′の弯曲のとき、弯曲した前縁３２を有
する印刷所製品は、下方から、搬出装置２０により既に
とらえられた先行する印刷所製品１２に接触する。５８
′で示した迎え位置へ、搬送方向Ｆと反対方向への、ガ
イドローラ５６．５８を有する摺動部材の伸長によって
、弯曲した印刷所製品１２′はベルト４８′によって下
方を把持されて、搬送ギャップ７０内に挿入される（第
３図）。これによって、押圧装置４６のガイドローラ６
６′は、少し持ち上げられ、そして印刷所製品１２′は
、搬送ギャップ７０の中でベルト６４の押圧力を受けて
、ベルト４８′、及び先行する印刷所製品１２に押しつ
けられ、確実に把持されて、そして搬出方向Ｆに搬出さ
れる。

次に、ガイドローラ５６．５８は、搬送方向Ｆに、移送
位置５８に戻される（第２図）。そしてまだ当接器１６
にとどまっている１つの印刷所製品１２が同様の方法で
弯曲され、そして搬送される。それぞれ個々に当接器１
６に接している２つの印刷所製品１２゜１２′が弯曲さ
れ、搬送されている間に、鱗状の重なった形状Ｓは一定
の速度で搬送方向に当接器１６の方に更に搬送される、
従って２つの次の互に重なった印刷所製品１２は、２つ
の先行する印刷所製品１２．１２’が搬出されるや否や
、当接部１６に接触する。

また、それぞれ２つの合同の、互に重なった印刷所製品
が２つの次の、同様に合同の、互に重なった印刷所製品
上に重なっている送られて来た鱗状に重なった形状Ｓか
ら、印刷所製品１２．１２’は個々に分けられ、そして
各々の印刷所製品１２が次の印刷所製品１２上に重なっ
た鱗状に重なった形状Ｓ′で搬出される。送られた鱗状
に重なった形状Ｓの印刷所製品１２の相互の位置が既に
正しく、そしてこれをもはや変更してはならない場合に
は、２つのガイドローラ５６．５８は、５８″で示した
休止位置に戻され（第４図）、搬出コンベヤ２０が下降
し、そして当接器１６は休止位置１６′　にもたらされ
る。このとき、押圧装置４６は、その下方の最終位置に
あって、図示されていない当接器に接触しており、従っ
てもはや印刷所製品１２の上にはない。

この作動方法では、印刷所製品１２の相互位置は不変で
あり、従って搬出された鱗状に重なった形状Ｓ′は、送
られた鱗状の重なった形状Ｓに対応している。

第７図は第５図による図に対応している。この場合しか
し送られてきた印刷所製品１２を予め弯曲する搬送装置
の構造が異なっている。第７図に示された搬送装置１０
も同様に、３つの実質的に互に平行なベルト２２．２２
’を有している、この場合しかし、２つの側方のベルト
２２′の搬送に有効な張り側は、搬送方向Ｆで見て側方
に下方に傾斜して配置されている。そのように３つのベ
ルト２２．２２’上に配置された印刷所製品１２は従っ
て両切妻屋根形状に弯曲される、この場合、弯曲線３０
は中央のベルト２２の領域にある。弯曲装置１８は、前
述のように、且つ第１図、第５図及び第８図ないし第１
１図に詳細に図示したと実質的に同様に設計されている
。当接要素３８はその側面を有し、搬送方向Ｆに見て、
右のベルト２２′の搬送に有効な張り側に直角に延びて
おり、持ち上げ要素４０の運動方向は、搬送方向Ｆに見
て左のベルト２２′の搬送に有効な張り側に直角に延び
ている。プッシュ要素４２は、シリンダ・ピストン装置
４４によってこの搬送に有効な張り側に平行な方向に移
動する。弯曲装置１８によって弯曲された印刷所製品１
２′は、その前縁３２の中央部分を押圧装置４６又は先
行する印刷所製品１２と接触せしめられ、ベルト４８′
により下から把持され、そして搬出される（第１図ない
し第３図参照）。当接器１６は、第１図及び第５図によ
る実施例と同じに設計されていて、下から中央のベルト
２２を把持している。

第１２図に示した装置は、第１図ないし第６図に示した
装置と同一である。従って、これは詳細に説明しない。

搬送装置２０のベルト２２．２２’上に配置された印刷
所製品１２は、各々の印刷所製品１２が次の印刷所製品
１２上にあり、そしてこの場合各々の印刷所製品１２が
隣りの印刷所製品１２に殆んど完全にオーバーラツプし
ている鱗状の重なった形状Ｓで、搬送方向Ｆに、当接器
１６に対して搬送される。この鱗状に重なった形状Ｓは
、鱗状の重なりバッファスタックの形状を有している。

前縁３２を当接器１６に当てている。この鱗状の重なり
バッファスタックのそれぞれの最前部の印刷所製品１２
′は、この図には示されていない弯曲装置１８（第１図
、第５図、第８図ないし第１１図参照）によって弯曲さ
れ、弯曲領域で搬出コンベヤ２０によって把持された先
行する印刷所製品１２の下に送られ、そして前記と同じ
方法でガイドロール５６及び５８の周りにかけられたベ
ルト４８′によって下から把持されて、搬出される。ベ
ルト４８．４８’及び押圧装置４６の搬送速度は、搬送
装置１０の搬送速度よりも速いので、送られてきた鱗状
の重なり形状から鱗状の重なり形状Ｓ′が形成される。

この形状では、各々の印刷所製品１２は、後続の印刷所
製品１２の上に重なっている。この場合しかしこれ等の
印刷所製品工２のオーバーラツプは少なくなっている。

第１３図に示した装置は実質的に第１２図による装置に
対応している。この場合しかし搬送装置１０は２つの部
分コンベヤ１０′及び１０″を有している。

第１の部分コンベヤ１０′のベルト２２”は、搬送方向
Ｆで見て、受け渡し場所１４の前方の領域でガイドロー
ラ７２の周りに掛けられている。このガイドローラ７２
は軸７４に取付けられている。この軸７４上に更に第１
３図に図示されていないガイドローラが取付けられてい
て、その周りに第２の部分コンベヤ１０″のベルト２２
．２２’が掛けられている。これ等のベルト２２．２２
’は、第１図あるいは第１２図に示したと同じ方法で、
受け渡し場所１４においてガイドローラ２６，２６’の
周りに掛けられている。第１の部分コンベヤ１０′の上
に鱗状に重なった形状Ｓの印刷所製品１２があり、これ
でもこれ等の印刷所製品１２は第１２図と同様に鱗状に
重なったバッファスタックを形成する。この鱗状に重な
ったバッファスタックの印刷所製品１２が第２の部分コ
ンベヤ１０′″の領域に達するや否や、これ等は加速さ
れ、そして２つのつながった印刷所製品１２の相互のオ
ーバーラツプは、第２の部分コンベヤ１０″の搬送速度
が第１の部分コンベヤ１０′の搬送速度よりも速いので
、縮小される。第２の部分コンベヤ１０″のベルト２２
．２２’上に配置された、鱗状に重なったバッファスタ
ックの印刷所製品１２は弯曲されて、それ等の前縁３２
を当接器１６の方に向けて搬送される。当接器１６に接
している印刷所製品１２′のそれぞれ最前部は、図示し
ていない弯曲装置１８によって弯曲され、ベルト４８′
により下方を把持されて、押圧装置６４とベルトコンベ
ヤ２１との間の搬送ギャップ７０内に挿入され、搬出さ
れる。この装置でも、鱗状に重なったバッファスタック
形状で送られた印刷所製品１２から、鱗状に重なった形
状Ｓ′が形成される。この形状では、各々の印刷所製品
１２は、後続の印刷所製品の上にあり、そして正確な所
定のオーバーラツプ又は２つの隣接する印刷所製品１２
は前縁３２の間に所定の正確な間隔を有している。

第１４図に示した装置では、搬送装置１０は、第１図な
いし第５図又は第１２図による装置と同様に構成されて
おり、従って詳細には説明しない。搬出コンベヤ７４は
、−点破線で示した搬送方向Ｆに回転駆動される牽引手
段７６を有しており、これ等に一定の間隔に連続して個
々に制御可能なグリッパ７８が配置されている。受け渡
し場所１４に於て、牽引手段７６は、その回転軸８０で
のみ図示されているガイドホイールの周りに掛けられて
いる。各々のグリッパ７８は２つのグリッパジョー８２
を有している。このグリッパジョーは作動レバー８４に
よって、開放位置からクランプ位置へ、そして再び戻る
方に変換可能である。これは例えば、作動レバー８４が
リンクによって揺動されるようにして行なわれる。印刷
所製品１２は、再びそれぞれ２つの印刷所製品１２が合
同に、互に重なって、２つの互に重なって続く印刷所製
品１２上にある鱗状に重なった形状Ｓで受け渡し場所１
４の搬送方向Ｆに搬送される。

ベルト２２．２２’上にある印刷所製品１２は予め弯曲
されて、その前縁３２を当接器１６の方に搬送される。

当接器１６にとどまって予め弯曲された印刷所製品１２
′のそれぞれの最上部が、この図に図示されていない弯
曲装置１８によって弯曲される。開放位置で受け渡し場
所１４に送られたグリッパ７８が、前縁３２の弯曲領域
で、グリッパジョー８２によってこの弯曲した印刷所製
品１２′を把持する。作動レバー８４の作動によって、
グリッパジョー８２はクランプ位置に変換され、従って
各々のグリッパ７８が１つの印刷所製品１２を保持して
これを搬出する。

第１５図により正面図でのみ図示された装置は、第１４
図による装置と同様に構成されている。受け渡し場所１
４に配置された、搬送装置１０の軸２４に、２つの外方
にあるベルト２２′のための２つのガイドローラ２６′
　と、２つのベルト２２′の間にあり、且つ互に平行に
延びているベルト２２のための２つのガイドローラ２６
とが軸支されている。ガイドローラ２６の直径は、ガイ
ドローラ２６′の直径よりも大きい。同様にまた、軸２
４に、第１４図に示したのと類似の搬出コンベヤ７４の
ためのガイドホイール８６が取付けられている。この牽
引手段７６は、このガイドホイール８６の周りに取付け
られ、そして同様に連続して配置された個々に制御可能
なグリッパ７８を有している。搬入コンベヤ１０により
送られた印刷所製品１２の２つの側部縁３６，３６’の
領域に、それぞれ持ち上げ要素４０及びプッシュ要素４
２が設けられている。持ち上げ要素４０は、第１図ない
し第１１図による装置と同様に設計されている。プッシ
ュ要素４２はそれぞれ搬送方向Ｆに平行に延びている軸
線の周りに、２方向矢印の方向Ｅに揺動可能である。

ベルト２２．２２’上にある印刷所製品１２は、それ等
の前縁３２を、シリンダ・ピストン装置３４によって当
接位置に保持された当接器１６の方に搬送され、このと
き予め弯曲される。当接器１６に接している印刷所製品
１２のそれぞれ最上部は、持ち上げ要素４０により側部
１！３６．３６’の領域で持ち上げられ、そして相互に
揺動するプッシュ要素４２により側部縁３６．３６’の
領域で下方を把持される。これにつづく持ち上げ要素４
０の排気によって、持ち上げ要素４０は印刷所製品１２
′を解放し、この印刷所製品１２は次の２つのプッシュ
要素４２の反対方向の揺動によって完全に弯曲される。

そのようにして中央領域を弯曲された印刷所製品１２は
、搬出コンベヤ７４のグリッパ７８によって前縁３２の
領域でつかまれ、そして搬出される。グリッパ７８がそ
の印刷所製品１２をつかむや否や、次の当接器１６に接
しており、且つ持ち上げ要素４０により持ち上げられる
べき印刷所製品１２′をつかみ、次いで弯曲するために
、プッシュ要素４２が互に揺動される。

第１６図には弯曲装置１８の更に他の実施例が概略的に
図示されている。これも同様に側部の当接要素３８と、
持ち上げ要素４０と、プッシュ要素４２とを有している
。持ち上げ要素４０はまた真空源と接続可能な吸盤部材
として設計されており、２方向矢印Ａの方向に上下可能
である。プッシュ要素４２は矢印Ｇの方向に図示してい
ない実質的に垂直に延びている軸線の周りに揺動可能で
ある。印刷所製品１２は、それぞれ２つの合同な、互に
重なっている印刷所製品１２が次の印刷所製品１２の上
にある鱗状に重なった形状Ｓに、搬送方向Ｆに受け渡し
領域１４に送られる。印刷所製品１２は当接器１６にそ
れ等の前縁３２で接触する。当接器１６に接している印
刷所製品１２′のそれぞれ最上部は、その左の側部縁３
６′及び後縁３２′の領域を持ち上げ要素４０によって
持ち上げられ、そしてこの側部縁３６′の領域をプッシ
ュ要素４２によって下から把持する。時計の針の方向へ
のプッシュ要素４２の揺動によって、搬送方向Ｆで見て
右の側部縁３６が、当接要素３８に対して押されて、印
刷所製品１２′が弯曲される。

この場合、プッシュ要素４２の揺動運動によって、前縁
３２の領域の弯曲は後縁３２′の領域よりも大きい。そ
のようにして弯曲した印刷所製品１２′は、前縁３２の
領域を搬出コンベヤ２０又は７４で把持されて搬出され
る（第１図ないし第７図及び第１４図、第１５図参照）
。

第１７図に、弯曲装置１８の更に他の実施例が簡単化し
て図示されている。これは特に、例えば新聞あるいは雑
誌のような分厚い印刷所製品１２の弯曲に利用すること
ができる。搬送方向Ｆに前縁を当接器に向けて搬送され
る印刷所製品１２の中、それぞれ上部の印刷所製品１２
′は、プッシュ要素４２によりその側部縁３６′を把持
され、Ｂの方向に、この図に示されていない側部縁に対
して押される。

このプッシュ要素４２は、印刷所製品１２．１２’の方
向に突出する舌片８８を有し、これがそれぞれ弯曲すべ
き印刷所製品１２′の上部側に接触する。この舌片８８
によって、強制的に予め弯曲されていない印刷所製品１
２．１２’が、２つの側部縁３６，３６’の間の中央領
域で弯曲されるのを保証される。このプッシュ要素４２
が、前縁３２の領域、あるいはこの図に示されていない
後縁３２′の領域で、それぞれの印刷所製品１２′に作
用するかどうかによって、この印刷所製品は前縁３２の
領域、あるいは後縁３２′の領域で弯曲される。

第１８図による装置１８も同様にベルトコンベヤとして
設計された搬送装置１０を有している。鱗状に重なった
形状Ｓの印刷所製品１２がベルト２２の上にあり、この
場合には、それぞれ２つの合同な、互に重なっている印
刷所製品１２が対の後続の印刷所製品１２上にある。受
け渡し場所１４に当接器１６が設けられており、その方
に、印刷所製品１２はそれ等の前縁３２を向けて搬送さ
れる。また同様に受け渡し場所１４に設けられた弯曲装
置１８は、第１６図に図示され、且つ更に上記に説明し
た弯曲装置と同様に構成されている。弯曲装置は、搬送
方向Ｆに見て、同様に印刷所製品１２の右側部縁３６の
領域に設けられた当接要素３８を有している。当接器１
６に接している印刷所製品１２．１２’の後縁３２′及
び左の側部縁３６′の領域に持ち上げ要素４０及びプッ
シュ要素４２が設けられている。後者は実質的に垂直に
延びている軸線の周りに揺動可能に軸支されている。こ
の場合、印刷所製品１２′の弯曲のための弯曲要素４２
は反時計方向に揺動可能である。搬出コンベヤ７４は回
転駆動され、且つ一点破線で図示された牽引部材７６に
連続して配置された個々に制御可能なグリッパ７８を有
している。牽引部材７６は、例えばガイドレールあるい
は図示されていないガイドホイールで上方から下方に、
搬送方向Ｆに受け渡し場所１４の方に導かれ、方向変換
して搬送方向Ｆ′の方に上方に搬出される。個々に制御
可能なグリッパ７８は、第１４図及び第１５図によるグ
リッパ７８と同様に構成され、同様の方法で制御可能で
ある。当接器１６に接している印刷所製品１２′のそれ
ぞれ最上部が、持ち上げ要素４０によって左の側部縁３
６′の後部領域を持ち上げられ、そしてブ・ソシュ要素
４２によって下方を把持される。時計の針の方向と反対
にこのプッシュ要素４２を揺動することによって、印刷
所製品１２′はその右側部縁３６を当接要素３８に対し
て押し、そして後縁３２′の中央領域を弯曲する。この
弯曲領域において、印刷所製品１２′は、グリッパ７８
によりつかまれて、搬送方向Ｆ′に搬出される。

第１９図ないし第２２図に図示された装置は、既に第７
図から明らかなように、類似の搬送装置１０を有してい
る。これは搬送方向Ｆに回転駆動される３つのベルト２
２．２２’を有し、これ等のベルト２２゜２２′は公知
の方法で搬送に有効なルートの初めと終りにおいてガイ
ドローラ２６，２６’の周りに掛けられ、これ等のガイ
ドローラの中、搬送に有効なルートの終りに設けられた
受け渡し領域１４におけるガイドローラのみが図示され
ている。搬送方向Ｆの方向に見て、側部のベルト２２′
の搬送に有効な張り側は、中央のベルト２２の搬送に有
効な張り側に対して側方に下方に傾斜しており、従って
このベルト２２．２２’上にある印刷所製品１２は、搬
送方向Ｆの方向にあり、中央のベルト２２の領域に延び
ている一点破線で示された弯曲線３０に沿って予め弯曲
される（第９図）。搬送方向Ｆの方向に見て、ベルト２
２．２２’の後に当接器１６が設けられ、これは搬送装
置１０の搬送路内に下からフォーク形状に突出している
。ベルト２２．２２’により送り出される印刷所製品１
２の前縁３２を当接器１６の方に導くために（第２１図
及び第２２図）、中央のベルト２２′の延長上に支持板
９０が設けられている。搬送装置１０のベルト２２．２
２’上に配置された印刷所製品１２は、鱗状に重なった
形状Ｓを有し、この形状Ｓではそれぞれ２つの合同な、
互に重なった印刷所製品１２が対の後続の印刷所製品１
２上に鱗状に重なっている。

受け渡し場所１４に、当接器１６に接しているそれぞれ
の印刷所製品１２′の最上部を持ち上げるための持ち上
げ部材９２と、持ち上げた印刷所製品１２′に弯曲を形
成するための弯曲部材９４とが設けられている。持ち上
げ部材９２は、吸盤状に形成されており、弁及び駆動装
置９６によって交互に真空源に接続可能であり、且つ吸
排気可能であって、第２２図に概略図に図示されている
ようにほぼ３角形状の軌道内を可動である。そのような
持ち上げ部材９２及びそれに対応する弁及び駆動装置９
６は、スイス特許第６２６５８９号又はそれに対応する
米国特許第４、２７９．４１２号から公知である。より
判り易くするために、第１９図では弁及び駆動装置９６
は図示されていない、そして搬出すべき印刷所製品１２
は、−点破線で示されており、透明と仮定されている。

弯曲部材９４は、３アームのスターホイール９８を有し
ており、これは、水平方向に、且つ搬送方向Ｆに直角に
延びている回転軸１００にしっかりと取付けられている
。回転軸１００、従ってスターホイール９８は、スター
ホイール９８のアーム１０２が回転中に下方から上方に
送られてくる印刷所製品１２の方に動くように駆動され
る。各々のアーム１０２の自由端に、例えば硬質ゴムの
シリンダ状のアタッチメント要素１０４がしっかりと取
付けられ、そのアタッチメント要素１０４の長手方向の
軸線は回転軸１００に平行に延びている。更に、弯曲部
材９４は、それぞれアタッチメント要素１０４が持ち上
げ部材９２によって持ち上げられた印刷所製品１２′の
下を把持するように配置されている。

搬送装置１０は搬出コンベヤ１０６の後に設けられてお
り、この搬出コンベヤ１０６は２つの互に重なって配置
されたベルトコンベヤ１０８　　・１１０を有し、これ
等は共通の搬送ギャップ１１２に接している。

下方のベルトコンベヤ１０８の最初の領域は、アタッチ
メント要素１０４がスターホイール９８の回転中、それ
等の最高点に達するところに設けられている。

上部ベルトコンベヤ１１０の最初の領域に設けられたガ
イドローラ１１４は、搬送方向Ｆの方向に見て、弯曲部
材９４の前方に設けられており、従ってベルトコンベヤ
１１０の下方の搬送に有効な張り側は、受け渡し場所１
４上をカバーして、ガイドローラ１１４から持ち上げ及
び弯曲部材９２．９４を経て、下方のベルトコンベヤ１
０８の上方の、搬送に有効な張り側の方に延びている。

スターホイール９８の回転のとき、そのアタッチメント
要素１０４は、ガイドローラ１１４と下方のベルトコン
ベヤ１０８との間で、上部のベルトコンベヤ１１０の搬
送に有効な張り側を少し持ち上げる。

第１９図ないし第２２図に図示した装置は下記のように
作動する。

持ち上げ部材９２は、第２２図に一点破線で示され、対
応する矢印で明示されたように、当接器１６に接してい
る印刷所製品１２′の最上部上に下降する。

持ち上げ部材９２は、支持板９０上にある印刷所製品１
２′に対してその前縁３２の領域で押され、そして真空
源に接続される。その後、弁及び駆動装置９６により、
持ち上げ部材９２が矢印の方向に上方に移動し、その結
果、吸着された印刷所製品１２′は支持板９０又はその
上に配置された印刷所製品１２から持ち上げられる。ス
ターホイール９８の回転中に、アーム１０２に配置され
たアタッチメント１０４が持ち上げられた印刷所製品１
２′の下を把持して共搬し、一方持ち上げ部材９２は弁
及び駆動装置９６によって排気して、矢印方向に持ち上
げた印刷所製品１２′から離される。アタッチメント１
０４はアーム１０２にしっかり固定されているので、下
方を把持された印刷所製品１２′は更に持ち上げられて
搬送方向Ｆに共搬される。従って、この印刷所製品はそ
の上側を先行する印刷所製品１２の下側に接触するか、
又は上部ベルトコンベヤ１１０の搬送に有効な張り側に
接触する。そのようにして、アタッチメント１０４と、
先行する印刷所製品１２又は上部ベルトコンベヤ１１０
との間に挾持された印刷所製品１２は、アタッチメント
要素１０４によって先縁３２を前にして搬送ギャップ１
１２内に挿入される。そのアタッチメント要素１０４は
それぞれ搬送ギャップ１１２の初めの領域において上部
ベルトコンベヤ１１０の搬送に有効な張り側を持ち上げ
られ、搬送ギャップ１１２が初めの領域で口状に大きく
開き、これが問題のない前縁３２の挿入を可能にする。

そのアクッチメト要素１０２が印刷所製品１２を搬送ギ
ャップ１１２内に挿入している間に、既に次の当接器１
６に接している印刷所製品１２′が、持ち上げ部材９２
によって持ち上げられ、それが、特に第２１図から明ら
かなように、次に更に他のアタッチメント要素１０４に
よって同じ方法で下方を把持される。

緒に当接器１６に接触している印刷所製品１２の個々の
弯曲中、２つの次の互に重なっている印刷所製品１２が
当接器１６の方に更に搬送される。

勿論、搬送装置１０．１０’　　、　１０”及び搬出コ
ンベヤ２０　、７４　、１０６の搬送速度、又は弯曲装
置１８又は持ち上げ及び弯曲部材９２．９４は、送られ
た印刷所製品１２及び形成され、搬出されるべき形状Ｓ
′の数に関して、常に当接器１６に接している１つの印
刷所製品１２′が弯曲され、搬出コンベヤ２０．７４・
１０６によっ把持され、又は、これによって送られるよ
うに互に調和がとられている。

勿論、送られた鱗状に重なった形状では、２つ以上の印
刷所製品が合同に互に重なっていることも考えられる。

しかしまた、印刷所製品がそれぞれ多くの互に重なって
いる印刷所製品から成る互に間隔をへだてたパケットの
印刷所製品が受け渡し場所に送られることも考えられる
。従って、このパケットは、先行するパケットの最も下
の印刷所製品が弯曲される前に、当接器１６に接してい
る印刷所製品の上に重ならないように搬送装置１０上で
互に離れているのが好ましい。

また、第１９図ないし第２２図による装置では、印刷所
製品１２′の完全な弯曲が吸盤によって行なわれること
も考えられる。この場合には、搬送コンベヤが第１図な
いし第１５図又は第１８図に図示されたように設計され
るのが好ましい。また、印刷所製品が前縁又は後縁の中
央領域で弯曲されるのではなく、その弯曲が側部縁の領
域で行なわれることも可能である。

更に、弯曲装置が持ち上げ要素のみを有し、それによっ
てその印刷所製品が持ち上げられ、そして持ち上げられ
た側部縁を他の側部縁の方に押すことも考えられる。折
りたたまれた印刷所製品では、折り目の領域では印刷所
製品部分が互に剥れないので、弯曲がこの折り目領域で
行なわれるのが好ましい。

それぞれの持ち上げた印刷所製品１２′が好ましくは水
平な軸線の周りの揺動によ・って弯曲するように、持ち
上げ要素を揺動可能に設計することも考えられる。

搬出コンベヤの搬送速度の増大によって、印刷所製品は
、個々に、相互にオーバーラツプすることなく搬出する
こともできる。

本発明による装置はまた送られてきた印刷所製品を一定
のタイミングで搬送するために所謂タク夕として使用す
ることもできる。

また、例えば弁によって、吸盤として設計された持ち上
げ要素４０又は持ち上げ部材９２と、真空源との間の接
続を、−作動サイクル中あるいは多くの作動サイクル中
、中断することも考えられる、この場合しかし持ち上げ
要素４０又は持ち上げ部材９２はその運動を続けている
。このとき、この作動サイクルでは当接器１６にとどま
っている印刷所製品１２′の最上部のものは弯曲されず
、搬出されない。

第１９図ないし第２２図による弯曲装置の実施例では、
送られてきた印刷所製品１２は例えば、■形状に下方に
弯曲することができる。上方への印刷所製品１２’の弯
曲のとき、それによって例えば付着による後続の印刷所
製品の共搬を防止することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本装置の第１の実施例を部分的に切断した概
略斜視図、 第２図ないし第４図は、作業サイクルの種々の時点及び
種々の作動における第１図と同じ実施例の部分断面側面
図、 第５図及び第６図は、第２図のＶ−Ｖ線、及びＶｌ−Ｖ
ｌ線に沿った縦断面、 第７図は、更に他の装置の実施例を示す第５図と同様な
概略図、 第８図ないし第１１図は、印刷所製品の弯曲のための側
部縁の持ち上げ及び下部把持を示す概略図、第１２図な
いし第１３図は、第２図による装置及び鱗状の重なりバ
ッファスタックの形で送られた印刷所製品処理のときの
他の実施例を示す概略図、第１４図及び第１５図は、２
つの更に他の実施例を示す概略図及び側面図であって、
印刷所製品をグリッパでもって把持されて搬出された状
態で示す図、 第１６図及び第１Ｔ図は、弯曲装置の２つの他の実施例
を示す概略図、 第１８図は、印刷所製品がそれ等の後縁を把持されて搬
出される装置の実施例を示す概略図、第１９図は、本装
置の更に他の実施例を示す概略斜視図、 第２０図及び第２１図は、第１９図と同じ実施例の側面
図及び正面図、 第２２図は、印刷所製品の持ち上げのための吸盤径路を
示す図である。 １０・・・製送装置、　　　　　１２・・・印刷所製品
、１４・・・受け渡し場所、　　　１６・・・当接器、
１８・・・弯曲装置、　　　　　２ｏ・・・搬出コンベ
ヤ、２２．２２’・・・ベルト、 ２６．２６’　・・・ガイドローラ、 ３４・・・シリンダ・ピストン装置、 ３８・・・当接要素、　　　　　４ｏ・・・持ち上げ要
素、４２・・・プッシュ要素、 ４４・・・シリンダ・ピストン要素、 ４６・・・押圧要素、　　　　　４８．４８’・・・ベ
ルト、５０．５０’・・・ガイドローラ、５４・・・揺
動バー５６．５８・・・ガイドローラ、 ６０・・・シリンダ・ピストン装置、 ６４・・・ベルト、 ６６．６６’　・・・ガイドローラ、 ７６・・・牽引手段、 ８２・・・グリッパジョー ８６・・・ガイドホイール、 ９０・・・支持板、 ９６・・・駆動装置、 １０２・・・アーム、 １０４・・・アタッチメント要素、 １０６・・・搬出コンベヤ、 １０８　、１１０・・・ベルトコンベヤ、１１４・・・
ガイドローラ。 ７８・・・グリッパ、 ８４・・・作動レバー ８８・・・舌片、 ９２・・・持ち上げ部材、 ９８・・・スターホイール、

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、印刷所製品が、互に完全に、あるいは搬送方向に見
   て部分的にオーバーラップして互に重なり、そして部分
   的オーバーラップのとき印刷所製品の前縁がそれぞれ先
   行の印刷所製品によってオーバーラップした形状で連続
   的に受け渡し場所に送られ、この受け渡し場所で搬出コ
   ンベヤによって受け継がれて、搬出される印刷所製品搬
   送方法において、 印刷所製品（１２）が、その前縁（３２）を受け渡し場
   所（１４）に設けられた当接器（１６）の方に向けて搬
   送され、それぞれ当接器（１６）にとどまっている印刷
   所製品（１２′）の最上部を、前縁あるいは後縁（３２
   、３２′）の領域、好ましくは中央領域で弯曲し、この
   領域で搬出コンベヤ（１０、７４、１０６）によって把
   持されて搬出されることを特徴とする方法。 ２、印刷所製品（１２）に弯曲すべき領域が設けられて
   いる請求項１に記載の方法。 ３、印刷所製品（１２）が弯曲の前に実質的に搬送方向
   （Ｆ）に、そして好ましくは中央領域に延びている弯曲
   の線（３０）に沿って両切妻屋根形状に予め弯曲される
   請求項２に記載の方法。 ４、当接器（１６）にとどまっている印刷所製品（１２
   ′）の最上部が２つの側部縁（３６、３６′）反対方向
   のプッシュによって弯曲される請求項１ないし３のいづ
   れか１項に記載の方法。 ５、印刷所製品（１２′）が弯曲のために少くとも１つ
   の側部縁（３６′）の領域で持ち上げられ、そしてこの
   側部縁（３６′）がプッシュ要素（４２）によって他方
   の側部縁（３６）の方に押される請求項４に記載の方法
   。 ６、印刷所製品（１２′）が１つの側部縁（３６′）の
   領域で持ち上げられ、プッシュ要素（４２）により下か
   ら把持され、それによって他方の側部縁（３６）を当接
   要素（３８）の方に押して弯曲される請求項５に記載の
   方法。 ７、印刷所製品（１２′）が両側部縁（３６、３６′）
   の領域で持ち上げられ、相対して変位可能なプッシュ要
   素（４２）により下方を把持し、そしてプッシュ要素（
   ４２）の相互の間隔の縮小によって弯曲される請求項５
   に記載の方法。 ８、少くとも１つの側部縁（３６′）が、場合によりそ
   のプッシュ要素（４２）によって、実質的に垂直に延び
   ている軸線の周りに他方の側部縁（３６）の方に揺動さ
   れる請求項４ないし７のいづれか１項に記載の方法。 ９、当接器（１６）にとどまっている印刷所製品（１２
   ′）の最上部が、持ち上げによって弯曲すべき領域で弯
   曲される請求項１ないし３のいづれか１項に記載の方法
   。 １０、印刷所製品（１２′）が、予定した弯曲の領域で
   弯曲部材（９４）により把持され、持ち上げられる請求
   項９に記載の方法。 １１、印刷所製品（１２′）が、持ち上げ部材（９２）
   によって、好ましくは吸盤によって、予定した弯曲の領
   域で少し持ち上げられ、次いで完全な弯曲形成のために
   弯曲部材（９４）、好ましくは回転駆動されるスターホ
   ィール（９８）によって下方を把持される請求項１０に
   記載の方法。 １２、弯曲した印刷所製品（１２′）が、前縁又は後縁
   （３２、３２′）の領域で、回転駆動される牽引部材（
   ７６）に配置された個々に制御可な搬出コンベヤ（７４
   ）のグリッパ（７８）によって把持され搬出される請求
   項１ないし１１のいづれか１項に記載の方法。 １３、弯曲した印刷所製品（１２′）が、場合によって
   、弯曲部材（９４）によって、前縁（３２）を先にして
   、ベルトコンベヤ（１０８）及び押圧装置（１０６）、
   好ましくは搬出コンベヤ（１０６）の更に他のベルトコ
   ンベヤ（１０６）によって形成された搬送ギャップ（１
   １２）内に挿入される請求項１ないし１１のいづれか１
   項に記載の方法。 １４、弯曲した印刷所製品（１２′）が、前縁（３２）
   を先にして、ベルトコンベヤ（４８′）及びその上方に
   設けられた押圧装置（４６）、好ましくは搬出コンベヤ
   （２０）の更に他のベルトコンベヤによって形成された
   搬送ギャップ（７０）内に挿入するために、下方の、入
   れ子式に搬送方向（１０）の方向に伸長するベルトコン
   ベヤ（４８′）によって下方を把持される請求項１ない
   し１１のいづれか１項に記載の方法。 １５、搬送ギャップ（７０）内に挿入されるべき印刷所
   製品（１２′）が、その前縁（３２）を先行する印刷所
   製品（１２）の下側に置かれる請求項１３又は１４に記
   載の方法。 １６、印刷所製品（１２）が鱗状に重なった形状で送ら
   れる請求項１ないし１５のいづれか１項に記載の方法。 １７、それぞれ２つの印刷所製品（１２）が、鱗状に重
   なった形状（Ｓ）で重なり合って、互に完全にオーバー
   ラップして受け渡し場所（１４）に送られる請求項１６
   に記載の方法。 １８、印刷所製品（１２）が、横になったスタックの形
   状で、好ましくは鱗状に重なったバッファスタックの形
   状で送られ、これでは、少くとも搬送方向（Ｆ）でみて
   最前部の印刷所製品（１２）の前縁（３２）が、それぞ
   れ先行する印刷所製品（１２）によってオーバーラップ
   されている請求項１ないし１５のいづれか１項に記載の
   方法。 １９、搬送方向（Ｆ）に見て、スタックの前部印刷所製
   品（１２）の相互のオーバーラップが、受け渡し場所（
   １４）の前で縮小される請求項１８に記載の方法。 ２０、印刷所製品（１２）が搬出コンベヤ（１０、７４
   、１０６）によってタイミングを合わせて搬出される請
   求項１ないし１９のいづれか１項に記載の方法。 ２１、印刷所製品を互に完全にあるいは搬送方向に見て
   部分的にオーバーラップして重なっており、そして部分
   的オーバーラップでは印刷所製品の前縁がそれぞれ先行
   の印刷所製品によってオーバーラップされている形状で
   受け渡し場所へ連続的に供給する搬送装置と、印刷所製
   品を受け継ぎ、搬出するための搬出コンベヤとを備えた
   印刷所製品の搬送装置において、 搬送装置（１０、１０″）の搬送路内に突出している当
   接器（１６）を具備し、この当接器（１６）の方に印刷
   所製品（１２）がその前縁（３２）を向けて搬送可能で
   あり、更に、搬出コンベヤ（２０、７４、１０６）によ
   り把持されるべき領域で、好ましくは前縁あるいは後縁
   （３２、３２′）の中央領域で、当接器（１６）にとど
   まっている印刷所製品（１２′）の最上部の弯曲のため
   の弯曲装置（１８、９４）を具備することを特徴とする
   装置。 ２２、実質的に搬送方向（Ｆ）に、そして好ましくは中
   央領域に延びている弯曲の線（３０）に沿って、印刷所
   製品（１２）の両切妻屋根形状の予弯曲のための、受け
   渡し場所（１４）の前に設けられた予弯曲装置（２２、
   ２２′）を有する請求項２１に記載の装置。 ２３、搬送装置（１０、１０″）が、予弯曲装置の領域
   に、少くとも２つの実質的に互に平行に延びているベル
   ト（２２、２２′）を有する回転駆動されるベルトコン
   ベヤを有し、この場合、弯曲の線（３０）の領域に設け
   られたベルト（２２）の搬送に有効な張り側が、少くと
   も受け渡し場所（１４）の領域で他のベルト（２２′）
   の搬送に有効な張り側の上方に延びている請求項２２に
   記載の装置。 ２４、搬送装置（１０）が予弯曲装置の領域に、少くと
   も２つの実質的に互に平行に延びているベルト（２２′
   ）を有する回転駆動されるベルトコンベヤを有し、この
   場合、ベルト（２２′）の搬送に有効な張り側が、少く
   とも受け渡し場所（１４）の領域において、搬送方向（
   Ｆ）に見て側方に下方に傾斜して配置されている請求項
   ２２に記載の装置。 ２５、弯曲装置（１８）が、弯曲すべき印刷所製品（１
   ２′）の側部縁（３６、３６′）の反対方向のプッシュ
   のためのプッシュ装置（３８、４２）を有している請求
   項２１ないし２４のいづれか１項に記載の装置。 ２６、弯曲装置（１８）が少くとも１つの側部縁（３６
   ′）の領域に、弯曲すべき印刷所製品（１２′）の持ち
   上げのための少くとも１つの持ち上げ要素（４０）を有
   し、そしてプッシュ装置が、他の側部縁（３６）に対す
   る方向に持ち上げた側部縁（３６′）を押すためのプッ
   シュ要素（４２）を有している請求項２５に記載の装置
   。 ２７、一方の側部縁（３６′）の領域に印刷所製品（１
   ２′）の持ち上げのための持ち上げ要素（４０）と、印
   刷所製品（１２′）の持ち上げた領域の下方を把持し、
   且つ当接要素（３８）に対して印刷所製品（１２′）の
   他方の側部縁（３６）を押すためのプッシュ要素（４２
   ）とを備えている請求項２６に記載の装置。 ２８、側部縁（３６、３６′）の領域で印刷所製品（１
   ２′）の持ち上げのための２つの持ち上げ要素（４０）
   と、それぞれの持ち上げた領域を下から把持し、且つ両
   側部縁（３６、３６′）の反対方向へのプッシュのため
   の、２つの相互の間隔を変更可能なプッシュ要素（４２
   ）とを備えている請求項２６に記載の装置。 ２９、少くとも１つのプッシュ要素（４２）が、実質的
   に垂直な軸の周りに揺動可能である請求項２６ないし２
   ８のいづれか１項に記載の装置。 ３０、弯曲装置が、予定した弯曲の領域に、印刷所製品
   （１２′）を持ち上げ、且つ弯曲形成のために、印刷所
   製品（１２′）に作用可能な弯曲部材（９４）を有して
   いる請求項２１ないし２４のいづれか１項に記載の装置
   。 ３１、弯曲装置が、予定した弯曲の領域に、弯曲すべき
   印刷所製品（１２′）の僅かな持ち上げのための持ち上
   げ部材（９２）、好ましくは吸盤を有しており、そして
   弯曲部材（９４）、好ましくは回転駆動されるスターホ
   ィール（９８）が、印刷所製品（１２′）を完全な弯曲
   形成のために持ち上げた領域を下から把持する請求項３
   ０に記載の装置。 ３２、搬出コンベヤ（７４）が、弯曲した前縁又は後縁
   （３２、３２′）の領域で印刷所製品（１２′）を把持
   するために、回転駆動される牽引部材（７６）に連続し
   て配置した、個々に制御可能なグリッパ（７８）を有し
   ている請求項２１ないし３１のいづれか１項に記載の装
   置。 ３３、搬出コンベヤ（１０６）が、ベルトコンベヤ（１
   ０８）及び押圧装置（１１０）、好ましくは更に他のベ
   ルトコンベヤを有し、そして印刷所製品（１２′）が前
   縁（３２）を先にして、場合によっては弯曲部材（９２
   ）によって、ベルトコンベヤ（１０８）及び押圧装置（
   １１０）によって制限された搬送ギャップ（１１２）内
   に挿入可能である請求項２１ないし３１のいづれか１項
   に記載の装置。 ３４、搬出コンベヤ（２０）が、ベルトコンベヤ（４８
   、４８′）及びその上に配置された押圧装置（４６）、
   好ましくは更に他のベルトコンベヤ（６４）を有し、そ
   してベルトコンベヤ（４８′）が、それぞれ弯曲した印
   刷所製品（１２′）の下方を把持するために、入れ子式
   に搬送方向（１０、１０″）の方向に伸長可能である請
   求項２１ないし３１のいづれか１項に記載の装置。 ３５、当接器（１６）が搬送路から伸長可能である請求
   項２１に記載の装置。 ３６、当接器（１６）にとどまっている印刷所製品（１
   ２′）の最上部への持ち上げ要素（４０）又は持ち上げ
   部材（９４）の作用を時間的に妨げるために手段が設け
   られている請求項２６ないし２８のいづれか１項に記載
   の装置。