JPH02175639A - アルフア型半水石膏の連続製造方法 - Google Patents

アルフア型半水石膏の連続製造方法

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JPH02175639A
JPH02175639A JP32897188A JP32897188A JPH02175639A JP H02175639 A JPH02175639 A JP H02175639A JP 32897188 A JP32897188 A JP 32897188A JP 32897188 A JP32897188 A JP 32897188A JP H02175639 A JPH02175639 A JP H02175639A
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hemihydrate gypsum
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Toshio Inoue
俊夫 井上
Minoru Sato
稔 佐藤
Naoharu Shinoda
篠田 直晴
Atsushi Tatani
多谷 淳
Masato Suwa
諏訪 征人
Koyo Tsutsui
筒井 浩養
Taketoshi Oguro
大黒 武敏
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Chubu Electric Power Co Inc
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Chubu Electric Power Co Inc
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B11/00Calcium sulfate cements
    • C04B11/02Methods and apparatus for dehydrating gypsum
    • C04B11/024Ingredients added before, or during, the calcining process, e.g. calcination modifiers

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は建築基材やボード材或いは模型用として用いら
れるアルファ型半水石膏の連続製造方法に関する。
〔従来の技術〕
アルファ型半水石膏の製法としては加圧水溶液法、加圧
水蒸気法、常圧水溶液法が知られておシ少量生産の回分
方式で製造するものが主である。回分方式とは違った流
通方式(連続方式)で製造する方法は特許第12308
70号(特願昭49〜53187号)に提案されておシ
大量生産に適した方法として実用化を進めて来たが、こ
の方法ではアルファ型半水石膏の結晶粒子形状の周期変
動が起こシ易く連続的に品質の安定したアルファ型半水
石膏を製造することが困難であるため、まだ大量生産の
できる実用装置はない。
従来のアルファ型半水石膏の連続式製造法の−例を特許
第1230870号(特願昭49−53187号)から
引用し、これを第5図によって説明する。
工水石膏スラリー調製槽1で媒晶剤と水と工水石膏を混
合して10 wt%の工水石膏スラリーとし、これを加
圧水熱処理槽2で140℃以上の温度で1〜1.5時間
の平均滞留時間にて攪拌してアルファ型半水石膏スラリ
ーを得る。これを温度と圧力を保持しながらシックナー
3で濃縮し乾燥器4で乾燥し、粉砕器5で粉砕してアル
ファ型半水石膏の製品を得る。一方、シックナー6で分
離された液は工水石膏スラリー調製槽1に返送され、メ
ークアップ水として再使用される。
媒晶剤は二水石臂量に対して一定の量を供給するもので
ある。
この従来法ではアルファ型半水石膏の結晶粒子が大きく
なっだシ小さくなったシして一定せず、品質が不安定で
あった。結晶粒子が大きくなったシ小さくなったシして
粒径分布が変動するとスラリー物性が変わることとなシ
、沈降分離操作やスラリー輸送操作、乾燥操作、粉砕操
作が物性変化で不安定となって操業が困難となる不具合
がちシ、製品の品質も不安定となる。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の流通式(連続式)の加圧水熱反応器によるアルフ
ァ型半水石膏の連続製造方法では、前述したようにアル
ファ型半水石膏の結晶粒子が大きくなっだシ、小さくな
ったりして一定せず品質が不安定であった。
本発明者らが、この品質不安定の原因を調べたところ、
結晶粒子の成長過程で不規則に結晶核が発生している仁
とによるものであることを突きとめた。
本発明では、この不規則な核発生を防止し核発生の量と
タイミングを規則的に管理できる方法を採用することに
よって品質の安定したアルファ型半水石膏を連続的に大
量生産する方法を提供するものである。
〔課題を解決するだめの手段〕
本発明者らは加圧水熱反応槽内で規則性ある核発生を生
じさせて粒度分布の変動が少ない品質の安定したアルフ
ァ型石膏結晶粒を連続的に得る方法につき鋭意研究の結
果、工水石膏スラリーが供給される加圧水熱反応槽に小
刻みに規則正しく媒晶剤の供給量をスイング変動させて
やることが効果的であることを見出した。
本発明はこの知見に基づいて完成されたものであって、
本発明は工水石膏と媒晶剤を100℃以上の温度に加熱
された流通式の加圧水熱反応槽に連続的に供給し該加圧
水熱反応槽において工水石膏を溶解させると同時に媒晶
剤の存在下でアルファ型半水石膏を晶析させ、該加圧水
熱反応槽から連続的にアルファ型半水石膏結晶のスラリ
ーを抜き出すに際し、該加圧水熱反応槽に供給する単位
時間当りの二本石膏重量Aに対し同時に該加圧水熱反応
槽に供給する単位時間当りの媒晶剤重量をBとCの大小
2つを選定し、B/B/Aを周期的に繰り返しなから媒
晶剤の供給量を管理することを特徴とするアルファ型半
水石膏の連続製造方法である。そして、本発明の好まし
い態様としては、前記技術構成におけるBとCを生成す
るアルファ型半水石膏の粒径検出信号により定めるよう
にすることが推奨される。
〔作用〕
本発明の小刻みで規則正しい媒晶剤の供給量のスイング
コントロールによって、少量の核発生を小刻みに規則正
しく起こすことができ、全体的に加圧水熱反応槽から連
続的に抜き出されるアルファ型石膏のつぶ状結晶の粒径
分布が安定したものとなる。
〔実施例〕
本発明方法の一実施例を第1図によって説明する。
天然石膏や排煙脱硫装置の副生石膏の如き化学石膏は工
水石膏であり、これを工水石膏ヤード1から二水石膏ス
ヲリー供給槽2へ導く。ここで後述の清澄液槽11から
の清澄液と混合し、35重量%の二水石膏スラリーにす
る。この二水石前スラリーを加圧ポンプを介して加圧水
熱反応槽3に連続的に送る。この反応槽3内で工水石膏
が一旦溶解し、そしてアルファ型半水石膏として結晶化
させるために、174℃のスチームを該反応槽3内に吹
き込みスラリー温度を120〜160℃1好ましくは1
40℃に維持する。
ここでアルファ型半水石膏の結晶粒子の成長過程で針状
結晶になるのを防止しつぶ状の結晶を得るために、第1
媒晶剤槽4から媒晶剤としてのクエン酸ナトリウムの1
0重量%の水溶液と第2媒晶剤槽5からクエン酸ナトリ
ウムの5重量%の水溶液とを流量分配調節器13を介し
て反応槽3に送る。
反応槽3内で生成するアルファ型半水石膏がつぶ状結晶
として生成するためには前述したように不規則な核発生
を抑制しなければならない。
そこで規則性のある核発生を生じさせ、粒度分布の変動
が少ない品質の安定した結晶粒を連続的に得るために、
小刻みに規則正しく媒晶剤の供給量をスイング変動させ
る。以下、その媒晶剤の供給量のスイングコントロール
の一態様を具体的に説明する。
反応槽3に供給する単位時間当りの工水石膏重量をAと
し、第1媒晶剤槽4から供給する単位時間当りの媒晶剤
重量をBとし、第2媒晶剤槽5から供給する単位時間当
りの媒晶剤重量をCとする。今前述の通シ第1媒晶剤槽
4には10重量%のクエン酸ソーダ水溶液が又第2媒晶
剤槽5には5重量%のそれが入っているから、流量分配
調節器13で交互に同流量を切シ換えるとした場合には
B:C=2:1の関係になる。
第2図に比較例として従来のように媒晶剤を第1媒晶剤
槽4から連続的に供給し、第2媒晶剤槽5からの供給は
停止した場合の反応槽3から抜き出されるアルファ型半
水石膏の結晶粒径分布50%D平均粒径の経時変化を示
した。
第3図は同じく媒晶剤を第2媒晶剤槽5からのみ供給し
た場合の上記と同じ経時変化を示すものである。
第2図、第3図が示すようにアルファ型半水石膏の結晶
粒径が不規則かつ、大きく変動していることが分かる。
第4図は本発明方法による媒晶剤のスイングコントロー
ルを採用した場合の一例であるBとCを30分毎に切シ
換え供給することによって核発生を少量づつ、かつ、小
刻みにコントロールできるため、アルファ型半水石膏の
結晶粒径分布は連続的に安定したものにすることができ
た。
第2.3.4図におけるB/Aは1/10口0 重量比
、Aは’ /2000重量比である。
さて、第1図について、反応槽3から連続的に抜き出さ
れる28重量%のアルファ型半水石膏スラリーは五7a
tm、140℃の加圧状態にあシ、第1フラツシユタン
ク6へ送うして1.5atm、111℃のフラッシュ蒸
気とスラリーに気液分離される。フラッシュ蒸気は乾燥
機9の熱源に利用される一方、111℃,1,5atm
のスラリーは第2フラツシユタンク7へ送られ、1 a
tm (常圧)、100℃のフラッシュ蒸気と同圧、同
温の29重量%のアルファ型半水石膏スラリーに気液分
離される。
次に常圧のアルファ型半水石膏スラリーはアルファ型半
水石膏分離機8へ送られるがスラリーの極一部は粒径分
布検出器12に送られてオンラインで結晶粒子の粒径分
布を測定し、平均粒径、累積分布、比表面積、それに形
状に係わる演算値を得、これらの検出信号を流量分配調
節器13へ送シ、そこで所望の結晶を得るためのB/、
 、 C/Aの各々の値とスイング間隔を調節B/ する。第4図に示したのは一例であり 、p” −0/
Aスイング間隔は、工水石膏の源が変わったシアルファ
型半水石膏の結晶形状を所望のものにするために変更す
ることは云うまでもない。
又媒晶剤槽の数は2つに限定されるものではなく例えば
1つで流量を変えることによってスイングコントロール
することができる。
第1図においてアルファ型半水石膏分離機8では常圧1
00℃のアルファ型半水石膏ケーキと清澄液に固液分離
される。清澄液槽11には100℃の清澄液がちシ、そ
の大部分が工水石膏スラリー供給槽2へ送られて循環使
用されると共に若干の余剰水は排水処理へ送られる。−
方、アルファ型半水石膏ケーキは7重量%の付着水を含
んでいるため、これを乾燥機9へ送って乾燥する。完全
に乾燥したアルファ型半水石膏は粉粒状となってアルフ
ァ型半水石膏サイロ10に貯蔵される。
〔発明の効果〕
媒晶剤のスイングコントロールを採用することによって
反応槽から連続的に抜き出されるアルファ型半水石膏は
つぶ状結晶の粒径分布の安定したものが得られるように
なった。しかも反応槽に連続的に供給する単位時間当り
の二水石貴重量人に対し媒晶剤の供給重量BとCの比B
/  、 c/Aの値とスイング間隔を変えることによ
って所望の粒径分布を有したアルファ型半水石膏の粉粒
体を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一突施態様図、第2図、第3図は本発
明の詳細な説明するための従来法によって得られるアル
ファ型半水石膏の結晶粒径分布50%D平均粒径経時変
化を示す図表、第4図は本発明の効果を示す得られるア
ルファ型半水石膏の結晶粒径分布50%D平均粒径の経
時変化を示す図表、第5図は従来法によるアルファ型半
水石膏連続式製造工程図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)二水石膏と媒晶剤を100℃以上の温度に加熱さ
    れた流通式の加圧水熱反応槽に連続的に供給し該加圧水
    熱反応槽において二水石膏を溶解させると同時に媒晶剤
    の存在下でアルファ型半水石膏を晶析させ、該加圧水熱
    反応槽から連続的にアルファ型半水石膏結晶のスラリー
    を抜き出すに際し、該加圧水熱反応槽に供給する単位時
    間当りの二水石膏重量Aに対し同時に該加圧水熱反応槽
    に供給する単位時間当りの媒晶剤重量をBとCの大小2
    つを選定し、B/AとC/Aを周期的に繰り返しながら
    媒晶剤の供給量を管理することを特徴とするアルファ型
    半水石膏の連続製造方法。
  2. (2)アルファ型半水石膏の粒径検出信号によりBとC
    を定めることを特徴とする特許請求の範囲(1)記載の
    アルファ型半水石膏の連続製造方法。
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