JPH02174709A - セルロース粒子含有化粧料 - Google Patents

セルロース粒子含有化粧料

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JPH02174709A
JPH02174709A JP32765088A JP32765088A JPH02174709A JP H02174709 A JPH02174709 A JP H02174709A JP 32765088 A JP32765088 A JP 32765088A JP 32765088 A JP32765088 A JP 32765088A JP H02174709 A JPH02174709 A JP H02174709A
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cellulose
particles
cosmetic
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Yoshihito Yaginuma
義仁 柳沼
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、セルロース粒子を含有してなる化粧料に関す
るものであり、さらに詳しくは特定の形状、構造、およ
び粒径を有する天然セルロース粒子を含有してなる化粧
料に関するものである。
(従来の技術及びその問題点) 一般的に化粧品には1人の体をきれいにする」「美化す
る」 「魅力を増加させる」 「容貌を変える」 「皮
膚もしくは毛髪をすこやかに保つ」という元来の目的の
他に、化粧時の使用性、使用感、仕上がり性、及び化粧
持ち等の感覚的な機能、あるいは作業性的な機能が同時
に求められており、これらの諸機能の改善には化粧品中
に球状の、及び/もしくは特定粒度の、および/もしく
は多孔性の粒子を配合することが効果的であることが知
られている。
特開昭60−255710号公報には粒度分布が均一で
、かつ平均粒径が2.5〜5μmである無機および有機
の粉体を含有する化粧料はマイルドな使用域と自然な仕
上がり惑を有することが記載されている。特開昭63−
126813号公報には珪酸、酸化チタン、熱可塑性樹
脂等の多孔質で球状の芯物質に香料を含浸させ、さらに
酸化鉄、マイカ等の微粉末をコーティングした粒子は色
彩、光沢、透明感、感触的な滑らかさ、伸び、のりの良
さ等の化粧料としての諸機能に優れていると記載されて
いる。特開昭59−193901号公報には化粧品塗布
時のソフトな感触と仕上がりの透明感に優れている中空
の合成樹脂球状粒子の製造法が開示されている。特開昭
61−83109号公報には化粧品塗布時の滑りが良く
、また特有のぬめり悪を有する平均粒径0.1〜70μ
mのエポキシ系球状粒子含有化粧料に関する記載が有る
。しかし、いずれの場合においても使用している物質は
重金属等の無機物質や合成樹脂であり、直接皮膚に接触
させる化粧品の性質上、安全性に恕念がもたれる。
化粧品には前述したような諸機能の他にt安全であるこ
と」が必要不可欠であるが、従来前述のような高機能を
有し、かつ安全な天然素材の化粧品原料を配合してなる
化粧料はなかった。天然セルロースは古来植物繊維とし
て食用に供しており、また現在では液状食品の分散安定
剤や医薬品の賦形型として広(使用されており、前述の
ようなr安全性1に関わる問題について考えたとき、極
めて好適な素材であるといえる。
もちろん天然セルロースが化粧品素材として用いられた
例は有り、例えば特公昭40−6118号公報には微結
晶セルロース粒子の化粧品への応用が、また特公昭61
−21201号公報には比較的卵形に近い粒子形状を有
し、かつ平均粒径が3〜30μmであるような微結晶セ
ルロース粒子の適用が記載されている。しかしいずれの
場合においても粒子の多孔性に関する明確な記述は無く
、製造方法からみておおよそ多孔構造を有しているとは
考えられず、従って化粧品使用時の軽いのび性や汗、皮
脂を抑える機能が不充分である。また、セルロース素材
としては多孔性の球状セルロース粒子を粉末化粧料に応
用し、のびの良さや粉浮きを改善したり(特開昭61−
100514号公報)、乳化化粧料に応用してのび、な
じみ、しっとり感、さっばり怒、皮膜惑を改善したり(
特開昭61−189210号公報)しているが、この技
術で用いられているセルロース粒子はセルロースあるい
はセルロース誘導体を熔解・再生して調製したものであ
るため、その結晶形はセルロース■型であった。真の天
然セルロースとはセルロース■型の結晶構造を有するも
のを意味する。また、これとても多孔性に関する記述は
定性的なものしかなく、先はどの場合と同様に、製造方
法からみて大きな細孔直径と充分な細孔容積を有してい
るとは考えられず、よってその機能面においても吸湿性
などの効果を充分発揮し得ないものと思われる。
(問題点を解決するための手段) 本発明はこうした現状に漏み、使用時ののび性、均一塗
布性に優れ、使用後、化粧くずれしにくく初めの仕上が
り状態を長く維持し、かつ安全性の高い化粧料を得るこ
とを目的に鋭意検討した結果、本発明に到達したもので
ある。
即ち、本発明は、結晶形が■型であり、粒子の長袖と短
軸の比が3以下で、かつ直径0.01 μm以上の細孔
の細孔容積が0.2cd/g以上の多孔構造を有し、そ
して平均粒径が2〜60μmであるセルロース粒子を配
合してなる化粧料である。
本発明においてセルロース粒子の配合量は、化粧料の種
類(もしくは形態)により左右されるものであり、−様
に規定することはできないが、例えば粉白粉、打粉、ケ
ーキ型ファンデーション類の場合だと5〜45重量%程
度、クリーム・乳液類の場合だと1〜30重景%重量、
口紅類の場合だと1〜40重量%程度、また制汗ステイ
ンクのごときものだと10〜70重量%程度の配合が化
粧料の機能改善に効果を及ぼすものである。
以下、本発明について説明する。
本発明で用いるセルロース粒子は、結晶形がI型であり
、ラミー、コツトンリンター、木材パルプ等の天然セル
ロースと同じ結晶構造を有する天然素材である。セルロ
ース性物質はビスコースレーヨン、キュプラ、酢酸セル
ロース、カルボキシメチルセルロース等、世の中に数多
く存在するが真の意味で天然素材と呼べるものはセルロ
ース!型の結晶構造を有するものだけである。
また、本発明で用いるセルロース粒子は、その粒子の長
袖と短軸の比が3以下、好ましくは2以下である。人間
の皮膚感覚は極めて敏感であるため、化粧品中に配合さ
れている粒子の長袖と短軸の比が3を超えると、化粧品
の塗布時ののび性に欠点を感じるようになる。
本明細書中で表現する“長軸と短軸の比が3以下の球状
粒子°゛というのは真球に近い形状の粒子、ないしは鋭
利な角を有さない比較的卵形の粒子を意味している。
さらに本発明で用いられるセルロース粒子は、平均粒径
が2μm〜60μmという特定の粒度を有することが必
要である。セルロース粒子の平均粒径は粒子形状にも増
して化粧品の性能を左右する要因であり、平均粒径が6
0μmより大きいと化粧品ののびは良いが粒子のザラツ
キが感じるようになり、またのりも悪くかつ厚ぼったく
なる。
また、平均粒径が2μmより小さくなると皮膚への密着
性は良くなるが、すべりが悪くなり、また粉っぽく不自
然な仕上がりとなる。ちなみに、その粒径頻度分布曲線
はだいたい平均粒径と山の頂が一致するような一山の分
布をとり、その曲線は左右対称でない場合が多(、また
その最大の粒子はおおよそ100μm以下である。
本発明で用いられるセルロース粒子は、0.01μm以
上の直径を有する細孔の容積が0.2 cn!/g以上
という極めて大きな多孔構造を有している。多孔性粒子
は一般に吸液能の高い場合が多いが、天然セルロースか
らなる多孔性の粒子は素材の本質的な性質と相俟って極
めて優れた吸水性及び吸油性を有するものであり、つま
りは皮脂や汗を迅速に、かつ良く含み結局化粧くずれが
しにく(なる。
しかも多くの保湿剤のように吸水して糊状化したり溶解
してベトッキを有することがないのでさっばりしてかつ
しっとりした状態を長時間維持し得る。以上のような特
性を発渾するには粒子がより多孔性であるほど有利であ
り、0.01μm以上の直径の細孔の細孔容積が0.2
 cal/g以上でなければならない0両条件とも大き
い値の方がより好ましい効果を得ることができるが、粒
子の強度上の制約からその上限はおのずと定まってしま
い、その値は細孔直径が平均粒径の1/lO程度、細孔
容積が1.2 ci/g程度である。
本発明で用いられるセルロース粒子は、例えば以下の様
な方法により製造することができるが、これらの方法に
限定されるものではない。
本発明で用いられるセルロース粒子は、有機溶媒に分散
させた微粒子状天然セルロースをスプレードライ法によ
り造粒、乾燥することにより得ることができる。有機溶
媒を使用せず、水を用いてもセルロース粒子を調製する
ことはできるが、直径0.01 μm以上の細孔の細孔
容積が極めて低いか、あるいは0となってしまい、本発
明で用いるセルロース粒子の製造方法としては不適当で
ある。
セルロース微粒子の有機溶媒スラリーは種々の方法で調
製することができる。例えば、天然セルロース原料を化
学的処理(酸加水分解等)及び/もしくは機械的処理(
粉砕、摩砕、等)により微粒子状のセルロース粒子とし
、この時分散媒となっている水を有機溶媒で置換し、さ
らに固形分濃度を調節することでスプレードライに供す
るスラリーを調製することができる。この場合、有機溶
媒に分散している分散微粒子の大きさは10μm以下、
好ましくは1μm以下であることが本発明にて用いられ
るセルロース粒子の中間原料として適当である。天然セ
ルロース原料としてはセルロースI型の結晶形を有する
ラミー、コツトンリンター、木材パルプ、結晶セルロー
スなどが用いられ、また有機溶媒としてはアセトン、メ
タノール、エタノール、イソプロピルアルコール、n−
ヘキサン、n−ペンタン、シクロヘキサン、ベンゼン等
の1種、もしくは2種以上が使用される。スプレードラ
イはスラリーの分散媒が有機溶媒であるから防爆を考慮
したクローズドシステムの、例えば窒素ガス循環型のス
プレードライヤーを使用して行う必要がある。
(発明の効果) 本発明のセルロース粒子含有化粧料は、長袖と短軸の比
が3以下で、かつ2〜60μmの平均粒径を有する球状
の天然セルロース粒子を含有するため、使用時はのび、
すべりが良く、ザラツキのような皮膚に対する刺激感が
なく、かつ肌への密着性が良いのでムラなく均一に塗布
することができ、いわゆる化粧のりの良い状態となり、
かつ化粧もちが良くなる。
また、該セルロース粒子は極めて多孔質で、かつ吸水性
、吸油性の良い天然セルロース粒子であるから、皮脂や
汗の含みが良く、さらには吸湿してもベトつかない保湿
性を有しているので、さっばりしていて、かつしっとり
とした状態を長時間維持し得る。
実施例に先立ち、セルロース粒子の物性評価方法につい
て説明する。
〈平均粒径(μm)> セイシン企業■製SKレーザーマイクロンサイザーによ
り乾式法にて測定を行った。
く長軸と短軸の比〉 粉体試料を水、エタノール、グリセリンの等重量混合溶
液に適当量分散させ、これを光学顕微鏡にて写真撮影し
、その写真に写っている個々の粒子について長袖(L)
と短軸(D)を測定し、その商(L/D)の平均値をも
って“長軸と短軸の比”とした。ちなみに短軸(D)は
1個の粒子をその間が最短となるように挟んだ2平行線
の間隔であり、また長軸(L)はその2平行線に直角な
方向の2つの平行線で挟んだときの間隔のことであり、
そして検体数は100個とした。
く細孔直径(μm)及び細孔容積(c111/g) >
島津製作所■ポアサイザー9300を用い、水銀ポロシ
メトリーにより細孔分布を求め、細孔容積は粒子的水銀
浸入体積をもって表した。
〈結晶形〉 X線デイフラクトメトリーによりX線回折を行い、その
デイフラクトグラムより判定した。
なお、実施例及び比較例にて使用したセルロース粒子試
料は以下のような方法で調製したものである。
試料A;市販DPバルブを2.4規定塩酸水溶液中で、
浴比100倍で、98°C230分間加水分解し、得ら
れた酸不溶解残渣を中和、濾過・洗浄することにより水
分50重量%の湿ケークを得た。
この湿ケークをイソプロピルアルコール(以下、IPA
と略)に分散し、濾過・脱水、再分散を3回繰り返し、
さらに固形分濃度1O01%にて日本精機製作所■製ゴ
ーリンホモジナイザー15M型を用い、処理圧400k
g/cfflで1回分散処理をおこなった後、窒素循環
型スプレードライヤーにて噴霧乾燥を行った。
こうして得られた粉体の180μm以上の粗粒分をJI
S標準篩(JIS  Z8801 180μm)にてカ
ットし、その線通留分を試料Aとした。試料Aの基礎物
性を第1表に示す。
試料B;湿ケークのIPA置換操作を1回、IPAスラ
リーの固形分濃度を13.0重量%とじ、あとは試料A
の場合と同様に調製して得られた粉体を試料Bとした。
試料Bの基礎物性を第1表に示す。
試料C;市販の結晶セルロース「アビセルPH−IOI
J  (旭化成工業■製)を固形分濃度が4.8重量%
となるようにIPAに分散し、前出のホモジナイザーに
て処理圧400kg/dで3回分散処理を行った後、窒
素循環型スプレードライヤーにて噴霧乾燥を行った。得
られた粉体を細用鉄工所■製ミクロンセパレーターにて
分級し、試料Cを得た。試料Cの基礎物性を第1表に示
す。
試料D;市販DPバルブを2.4規定塩酸水溶液中で、
浴比100倍で、105°C140分間加水分解し、得
られた酸不溶解残渣を中和、濾過・洗浄することにより
、水分50重量%の湿ケークを得た。この湿ケークをア
セトンに分散し、濾過・脱水、再分散を3回繰り返し、
ついで固形分濃度を3.5重量%とじた後、前出のホモ
ジナイザーにて、処理圧400kg/ctllで3回分
散処理を行い、これを窒素循環型スプレードライヤーに
て噴霧乾燥を行った。得られた粉体は前出のミクロンセ
パレータにて分級し、試料りを得た。試料りの基礎物性
を第1表に示す。
試料E、lPAスラリーの固形分濃度を3.0重量%、
ホモジナイザー処理を3回とし、あとは試料Aの場合と
同様に調製して得られた粉体を細用鉄工所■製ACMバ
ルベライザーで解砕後、前出のミクロンセパレーターに
て分級し試料Eを得た。
試料Eの基礎物性を第1表に示す。
試料F、IPAスラリーの固形分濃度を12.0重量%
、ホモジナイザー処理を1回とし、他の条件は試料Aの
場合と同様にして調整して得られた粉体を試料Fとした
。試料Fの基礎物性を第1表に示す。
j&料G、H;−市販の結晶セルロース「アビセルPH
−MO6J及び「アビセルPH−101J(旭化成工業
■製)を試料G及び試料Hとした。
試料G及び試料Hの基礎物性を第1表に示す。
第  1  表 (以下余白) (実施例) 実施例1 下記の基本処方中の粉体原料を高速ブレンダーにて混合
し、これを粉砕機にて処理して、さらに篩処理してから
圧縮成形し、ケーキ型ファンデーションを得た。なお、
セルロース粒子試料としては前述の試料A−Dを使用し
た。
く基本処方〉 ■セルロース粒子       23.0  重量%■
酸化チタン         7.0   //■コロ
イダルカオリン     20.0   〃■タルク 
            40.88   〃■ベンガ
ラ           0.8   ノI■黄酸化鉄
          2.5〃■黒酸化鉄      
    0.1〃■ステアリン酸マグネシウム   5
.O〃■パラオキシ安息香酸エチル  0.2〃[相]
ブチルヒドロキシアニソール 0.02〃■香料   
          0.5   ノI調製したケーキ
型ファンデーションの使用性を評価するために、女性専
門パネラ−15名に1〃月間の試用試験を行わせた。そ
の評価結果を第2表に示す。表中の記号は以下の内容を
表す。
◎・・・・ 11〜15名が良好と判定○・・・・ 6
〜10名が良好と判定 Δ・・・・ θ〜 5名が良好と判定 比較例1 上記実施例1においてセルロース粒子を試料E〜Hに代
えた以外は実施例1と同様にしてケーキ型ファンデーシ
ョンの調製及び評価を行った。その評価結果を第2表に
示す。
(以下余白) 第 表 (以下余白) 実施例2 〈基本処方〉 ■ステアリン酸 ■モノステ7りン酸プロピレングリコール■セトステア
リルアルコール ■液状ラノリン ■流動パラフィン ■ミリスチン酸イソプロピル ■パラオキシ安息香酸プロピル ■セルロース粒子 ■精製水 ()カルネキシメチルセルトスナトリウム■ベントナイ
ト @プロピレングリコール @トリエタノールアミン 0バラオキシ安息香酸メチル ■酸化チタン [相]タルク ■着色顔料 [相]香料 2.4  重量% 2.0   〃 0.2   〃 2.0   〃 2.5   〃 8.0〃 0.0   〃 8.0   〃 57.24   〃 0.2   〃 0.5   〃 3.5   〃 1.1   〃 0.01    〃 8、O〃 4、O〃 0.2   〃 0.1   4 第3表 (以下余白) 75゛Cに加熱した■に0を加え、これにあらかじめ@
に分散させておいた[相]を加え、さらに@、■を加え
て溶解する。この水相成分に混合・粉砕した■〜Oを加
え、コロイドミルを通す。これを80″Cで加熱・溶融
・混合した■〜■に撹拌しながら加え、その後冷却し、
45°Cで■を加え、室温まで撹拌・冷却することによ
り乳化型のファンデーションを調製した。セルロース粒
子■には試料A−Dを使用した。調製した乳化型のファ
ンデーションの使用性評価は実施例1と同様にしておこ
なった。その評価結果を第3衷に示す。
比較例2 実施例2におけるセルロース粒子■を試料E〜Hとする
以外は、実施例2と同様にして乳化型ファンデーション
の調製及び評価を行った。その評価結果を第3表に示す
(以下余白) 実施例3 く基本処方〉 ■モルト1粒子(試料C)    4.0  重量%■
■ステアリン酸       2.O〃■ステアリルア
ルコール   7.0  重ft%■還元ラノリン  
     2.0〃■スクワラン        5.
0〃■オクチルドデカノール   6.0〃■ポリオキ
シエチレンセチルエーテル          3.O
〃■モノステアリン酸グリセリン   2.0〃■香料
           0.3〃qΦジプチルヒFa−
tシトルエン             0.02  
   〃■パラオキシ安息香酸ブチル  0.2〃@プ
ロピレングリコール   5.0〃■精製水     
    63.48   〃まず、精製水0にプロピレ
ングリコール@を加え、加熱して70°Cとし水相部を
調整した。
一方、他の成分■〜■を混合、加熱(70°C)・融解
して油相部を調整した。この油相部に水相部を加え、予
備乳化後、ホモミキサーで均一になるように乳化し、そ
れから室温まで冷却することにより中性クリームを調製
した。この中性クリームは皮膚の保湿性に優れているに
もかかわらず、べとつき感が少なく、かつ塗布時の延展
性及び触感の優れた化粧料であった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 結晶形がI型であり、粒子の長軸と短軸の比が3以下で
    、かつ直径0.01μm以上の細孔の細孔容積が0.2
    cm^3/g以上の多孔構造を有し、そして平均粒径が
    2〜60μmであるセルロース粒子を配合してなるセル
    ロース粒子含有化粧料
JP32765088A 1988-12-27 1988-12-27 セルロース粒子含有化粧料 Pending JPH02174709A (ja)

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