JPH02172592A - ミネラル水の製造方法、ミネラル水の製造装置、および、炭酸水・ミネラル水の製造装置 - Google Patents

ミネラル水の製造方法、ミネラル水の製造装置、および、炭酸水・ミネラル水の製造装置

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JPH02172592A
JPH02172592A JP32708188A JP32708188A JPH02172592A JP H02172592 A JPH02172592 A JP H02172592A JP 32708188 A JP32708188 A JP 32708188A JP 32708188 A JP32708188 A JP 32708188A JP H02172592 A JPH02172592 A JP H02172592A
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Japan
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water
mineral
carbonated water
carbonated
concentration
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JP32708188A
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Takashi Takiuchi
滝内 峻
Shinobu Ikeno
池野 忍
Hiroe Ikemasu
池増 弘恵
Hiroe Ichiba
市場 弘恵
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ミネラル水の製造方法、ミネラル水の製造
装置、および、炭酸水・ミネラル水の製造装置に関する
〔従来の技術〕
従来、ミネラル成分、例えば、カルシウム、あるいは、
マグネシウムを適度に含む水は、まろやかな「こ(」が
あり、しかも、必須ミネラル成分の摂取という健康上の
観点でも有意義である。
ミネラル成分は、10〜200ppm程度の濃度である
。例えば、カルシウムを含むミネラル水は、通常、原水
に炭酸ガスを吹き込んで得た炭酸水をミネラル成分含有
炭酸塩に接触させてミネラル成分を付与することにより
製造されている。
遊離炭酸がある程度含まれていると、されやかな口あた
りを与えるという効果がある。ただ、遊離炭酸の量の多
いミネラル水も、舌を強く刺激するので多飲するには通
さないが、逆に、清涼飲料水的なぴりっとした刺激を楽
しめる面があって、それはそれで好まれ、人気があった
りする。ただ、普通、炭酸濃度は一定の範囲を越えない
ようにすることが多い。
他に、炭酸濃度が高く、ミネラル成分の少ない炭酸水が
ある。ソーダ水とも呼ばれ、アルコールを薄める等に使
われる。家庭等でも、ソーダサイホンを用いて作られる
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来、所定濃度のミネラル成分を含むミ
ネラル水を効率良く製造することは困難であった。ミネ
ラル成分を素早く溶解させるため、炭酸濃度を濃くする
と熔解は早くなるけれど、遊離炭酸の濃いミネラル水し
か得られない。適当な遊離炭酸濃度となるように、原炭
散水の炭酸濃度を薄くすると、所定濃度分のミネラル成
分を熔解するのに時間がかかってしまう。
また、上記炭酸水や炭酸濃度の異なるミネラル水が随時
に作れ嗜好の多様化に迅速に対応できるようにする必要
も生じてきている。
上記事情に鑑み、請求項1〜3記載の発明は、ミネラル
成分が所定濃度になったミネラル水を効率よく製造でき
る方法および装置を提供することを第1の課題とし、請
求項4.5記載の発明は、炭酸水、炭酸濃度の高いミネ
ラル水、炭酸濃度の低いミネラル水を適宜に作れる装置
を提供することを第2の課題としている。
〔課題を解決するための手段〕
前記課題を解決するため、請求項1〜5記載の発明は、
以下のような構成となっている。
請求項1記載のミネラル水の製造方法では、原水に炭酸
ガスを吹き込んで得た炭酸水にミネラル成分を付与して
ミネラル水を製造するにあたり、過剰にミネラル成分を
付与しておいてから所定濃度となるように原水で薄める
ようにしている。
請求項2記載のミネラル水の製造方法では、ミネラル成
分の付与量をモニタリングし、モニタ結果に応じて加え
る原水の量を調整するようにしている。
請求項3記載のミネラル水の製造装置では、原水に炭酸
ガスを吹き込んで炭酸水を作る炭酸水作製手段と、この
手段から炭酸水の供給を受け同炭酸水にミネラル成分を
付与させるミネラル成分供給手段を備えるとともに、ミ
ネラル水を排出する排出口を備える装置において、前記
ミネラル成分供給手段で過剰にミネラル成分が付与され
たミネラル水を所定のミネラル成分濃度にするために原
水を混ぜる混合手段が、前記ミネラル成分供給手段と排
出口の間に設けられた構成としている。
請求項4記載の炭酸水・ミネラル水の製造装置は、原水
の供給を受けて炭酸濃度の低い炭酸水と炭酸濃度の高い
炭酸水を作る炭酸水作製手段と、この手段から供給され
る炭酸水にミネラル成分を付与してミネラル水にするミ
ネラル成分供給手段とを備えているとともに、炭酸水を
排出する排出口を炭酸水作製手段の後方に備え、かつ、
炭酸濃度の低い炭酸水を用いたミネラル水、炭酸濃度の
高い炭酸水を用いたミネラル水を排出する排出口をミネ
ラル成分供給手段の後方に備えている構成となっている
請求項5記載の炭酸水・ミネラル水の製造装置は、炭酸
水作製手段が、炭酸濃度の濃い炭酸水に原水を混ぜ炭酸
濃度を薄めて炭酸濃度の低い炭酸水を作る構成となって
いる。
〔作   用〕
請求項1〜3記載の発明では、過剰にミネラル成分が付
与されるまでミネラル熔解反応を行うため、炭酸濃度を
濃くしても、未反応の遊離炭酸が多量に残留しないので
、最終的に得られるミネラル水の炭酸濃度が高すぎると
いうことはない。炭酸濃度を高くできるため、ミネラル
溶解反応が素早く終了させられ、また、濃度を薄めるた
めの原水の混合も素早(行うことができるものであるた
め、製造を効率よく行うことができる。
ミネラル熔解反応を十分に進めミネラル成分濃度が濃い
いわばミネラル水原液となっており、ミネラル水原液に
おける過剰濃度は比較的安定しているので、これに所定
割合の原水を加え薄めるようにして、所定濃度に近い濃
度のミネラル成分が付与されたミネラル水とすることが
できる。
請求項2記載の発明では、過剰付与状態のミネラル成分
濃度を測定し、その測定結果に基づいて濃度を薄める原
水の添加量を決めるため、得られたミネラル水のミネラ
ル成分濃度は極めて正確である。
請求項4.5記載の発明では、炭酸濃度の高い炭酸水、
炭酸濃度の低い炭酸水が作れる手段を備え、しかも、こ
れら両炭酸水にミネラル成分が付与できる手段を備え、
さらに、排出口から適宜に炭酸水、炭酸濃度の高いミネ
ラル水、炭酸濃度の低いミネラル水が排出される。
請求項5記載の発明では、炭酸濃度の濃い炭酸水を作っ
ておいて、その炭酸濃度を薄めることにより、炭酸濃度
の低い炭酸水を作製している。基本的には炭酸濃度の高
い炭酸水だけを作るように炭酸ガスの吹き込み制御を行
えばよいので、構成が簡単である。
〔実 施 例〕
以下、この発明を、その一実施例をあられす図面を参照
しながら詳しく説明する。
第1図は、請求項1記載のミネラル水の製造方法の一例
を用いミネラル水を作る請求項3記載のミネラル水の製
造装置の実施例をあられす。
製造装置1は、いわゆる上水、水道水、蒸留水等の原水
受け口1から原水の供給を受け、排出口0から所定濃度
のミネラル成分を含むミネラル水を排出するようになっ
ている。受け口Iからの原水は、炭酸水作製部2の炭酸
ガス付与タンク3に送られる。タンク3に入った原水は
、炭酸ガスボンベ4の炭酸ガスが付与され炭酸水となっ
た後、管を通してミネラル成分供給部5に送られる。こ
の炭酸水における遊離炭酸濃度は100〜100o p
pm程度に調節するようはするのがよい。
ミネラル成分供給部5には、ミネラル石(例えば、炭酸
カルシウム: Ca CO*が主成分)が充填されてい
て、炭酸水が接触すると下記の溶解反応が起こりミネラ
ル成分が付与されることになる。炭酸濃度が高いので溶
解反応が終了するまでの時間は短くてすむ。
CaCO5+COt + HJ −(a+l) + 2
11CQ*−微量成分としてマグネシウムが下記の熔解
反応で溶出してくる場合もある。
Ca−Mg(COx)t + 2COt + 2HtO
→Ca” 十Mg” +2HCO*−ミネラル成分供給
部5で十分に溶解反応を進め、ミネラル成分を過剰に付
与した後、絞り弁6を通して混合部8に送り出す。一方
、過剰に付与されたミネラル成分を薄めるために、原水
が絞り弁7を通して混合部8に送られている。この混合
部8で両者が混合され所定濃度のミネラル成分を含むよ
うになったミネラル水が排出口0に送り出される。
炭酸水を300 ppmの遊離炭酸濃度とし、ミネラル
成分供給部5をミネラル石として平均粒径1■■の炭酸
カルシウム50gを充填した容器とし、炭酸水の容器内
での滞留時間を1時間とした場合、この供給部5からは
カルシウム濃度200ppm、遊離炭酸濃度60ppm
の原液が出されてくる。
この原液を絞り弁6.7の調節により混合部8で2〜1
0倍に薄めれば、カルシウム濃度20〜1100pp、
遊離炭酸濃度6〜30ppmのものが排出口0から出て
くる。
上記製造装置によらないで、下記のようにして、請求項
1記載の発明の製造方法を実施してもミネラル水を得る
ことができる。
ミネラル石として平均粒径11mの炭酸カルシウム10
0gを適当な容器に充填し、遊離炭酸濃度200ppm
の炭酸水200−を容器に10分間滞留させ、カルシウ
ム濃度130ppm、遊離炭酸濃度40ppmの原液を
得る。この原液を原水で1.5〜5倍に薄めれば、カル
シウム濃度25〜90ppm程度、遊離炭酸濃度8〜3
opp−程度のミネラル水を製造できる。
滞留時間が20分間とした他は、上と同様にしてカルシ
ウム濃度190ppm、遊離炭酸濃度90ppraの原
液を得る。この原液を原水で2〜10倍に薄めれば、カ
ルシウム濃度25〜90ppIII程度、遊離炭酸濃度
8〜30ppm程度のミネラル水が製造できる。
最終的に得られたミネラル水におけるミネラル成分の付
与量は10〜1100pp程度が好ましい10ppmよ
り少ないと「ごく」がなく、1100ppより多いと、
しつこすぎたり、あるいは、人によっては下痢を起こす
等の傾向が出てくる。
最終的に得られたミネラル水における遊離炭酸濃度は3
〜1100pp程度、あるいは、3〜30ppff1程
度が好ましい。
また、未反応遊離炭酸と付与されたミネラル成分の重量
比率は0.5以下であることが好ましい。
通常、熔解反応における反応温度は10〜30℃程度で
あり、反応時間は5分〜1時間程度である。
上記の実施例は、ミネラル成分供給部に所定量の炭酸水
を導入し、ついで、所定時間、炭酸水を滞留させた後、
一端、ミネラル成分が付与された炭酸水を導出した後、
新たな炭酸水を導入するバンチ方式であったが、連続的
に行うような方式であってもよい。
第2図は、請求項3記載の発明にかかる製造装置の一実
施例をあられしており、この装置は、請求項1.2記載
のミネラル水の製造方法の一例を実施しているものでも
ある。
製造装置10は、いわゆる上水、水道水、蒸留水等の原
水受け口Iから原水の供給を受け、排出口Oから所定濃
度のミネラル成分を含むミネラル水を排出するようにな
っている。受け口Iからの原水は、まず原水溜め部(原
水タンク)11に導かれ、電磁弁31を通り炭酸水作製
部12の炭酸ガス付与タンク12aに送られる。タンク
12aに入った原水は、炭酸ガスボンベ12bの炭酸ガ
スが付与され炭酸水となって、ポンプPによりミネラル
成分供給部13に送られる。
ミネラル成分供給部13は、ミネラル石15を充填した
網状カートリッジ16が容器14に装着された構成とな
っていて、容器14−側から炭酸水が導入され他側から
導出されるようになっており、容器14を通る際、ミネ
ラル石15と接触し溶解反応が起き、ミネラル成分が付
与される。ミネラル石15を交換したい場合は、新たな
ミネラル石15の充填された網状カートリッジ16を用
意して、カートリッジごと変える。カートリッジ交換に
よるミネラル石更新方式は、手軽で衛生的である。なお
、17はO−リングである。
ミネラル成分供給部13でミネラル成分を付与した後、
モニタ部18でミネラル成分濃度が測定される。モニタ
部18は、イオン選択性電極18aと電位メータ18b
を備えていて、ミネラル成分濃度、すなわちカルシウム
濃度、あるいは、カルシウム濃度子マグネシウム濃度(
硬度)が測定される。電極電位Eは活量に依存する。E
=に+(0,059/2)  1 o ga (但し、
E:起電力、a:活量〕の関係があり、活量aとミネラ
ル成分濃度は比例関係にあるので濃度の測定ができる。
測定された結果は、コントローラ部19に送られる。
測定結果を受けて、コントローラ部19はつぎのような
制御を行う。
ミネラル成分濃度が所定の範囲内にある場合、電磁弁3
2を開いてミネラル成分供給部13から出るミネラル水
をそのまま排出口Oから出す。
ミネラル成分濃度が所定範囲を越えている場合、電磁弁
32.33を開くとともにポンプP′を働かせて、混合
部20でミネラル成分供給部13から出るミネラル水と
原水を混ぜ所定のミネラル成分濃度にしてから排出口O
から出す。この場合には、請求項1.2記載のミネラル
水の製造方法の一例が実施されていることになる。
ミネラル成分濃度が所定範囲を下回る場合、電磁弁34
を開く (電磁弁32は閉)とともにポンプPを働かせ
て、ミネラル成分供給部13から出るミネラル水を再び
、管21を介してミネラル成分供給部13に戻し、再度
、ミネラル成分の付与を繰り返すようにする。
なお、第3図は、上記装置におけるミネラル水を作製す
るときの液の流れをあられすフローチャートである。
続いて、請求項4.5記載の発明にかかる炭酸水・ミネ
ラル水の製造装置の一例を説明する。
第4図は、請求項4記載の発明にかかる炭酸水・ミネラ
ル水の製造装置の一例を模式的にあられす。
炭酸水・ミネラル水の製造装置は、原水の供給を受けて
炭酸濃度の低い炭酸水と炭酸濃度の高い炭酸水を作る炭
酸水作製部40と、同作製部40から供給される炭酸水
にミネラル成分を付与しミネラル水にするミネラル成分
供給部42とを備えている。さらに、この製造装置は、
炭酸水を排出する排出口Cを炭酸水作製部40後方に備
えているとともに、炭酸濃度の低い炭酸水を用いたミネ
ラル水を排出する排出口りと、炭酸濃度の高い炭酸水を
用いたミネラル水を排出する排出口Eをミネラル成分供
給部42の後方に備えている。
炭酸水作製部40のタンク41には原水受け口Aから原
水が供給されるとともに、炭酸ガスがガス供給口Bから
吹き込まれる。作製部40は、ガス吹き込み量を調節し
、炭酸濃度の低い炭酸水、あるいは、炭酸濃度の高い炭
酸水のいずれかを作る。なお、炭酸濃度が高い炭酸水の
場合、炭酸ガス量が4000ppm程度以上であること
が好ましく、炭酸濃度が低い炭酸水の場合、炭酸ガス量
が100ρpI11程度以下であることが好ましい。
三方コック50を管61.62が接続する状態にすれば
、タンク41の炭酸水は排出口Cから送り出される。三
方コック50を管61.63が接続する状態とすれば、
炭酸水はミネラル成分供給部42に送られる。
ミネラル成分供給部42は、ミネラル石(カルシウムや
マグネシウム含有炭酸塩)を充填した筒状容器43.4
4を備えている。容器43はミネラル石充填量を多くし
てあり、一方、容器44はミネラル石充填量を少なくし
である。
炭酸水作製部40から供給される炭酸水が炭酸濃度の低
いものである場合、三方コック51を管63.64が接
続する状態とし、炭酸水を容器43に導入するようにす
る。炭酸濃度の低い場合、ミネラル成分の熔解速度が遅
いが、容器43はミネラル石充填量が多いため、所定量
のミネラル成分が付与され、炭酸濃度の低いミネラル水
が排出口りへと送り出される。
逆に、炭酸水作製部40から供給される炭酸水が炭酸濃
度の高いものである場合、三方コック51を管63.6
5が接続する状態とし、炭酸水を容器44に導入するよ
うにする。炭酸濃度の高い場合、ミネラル成分の溶解速
度が早く過剰にミネラル成分が付与される恐れがあるが
、容器44はミネラル石充填量が少ないため、所定量の
ミネラル成分が付与され、炭酸濃度の高いミネラル水が
排出口Eへと送り出される。
以上のように、この炭酸水・ミネラル水の製造装置は、
三方コック50.51の切り換えにより、炭酸水、炭酸
濃度の低いミネラル水、炭酸濃度の高いミネラル水を適
宜に作ることができるのである。
第5図は、請求項5記載の発明にかかる炭酸水・ミネラ
ル水の製造装置の他の例を模式的にあられす。
この炭酸水・ミネラル水の製造装置は、原水の供給を受
けて炭酸濃度の低い炭酸水と炭酸濃度の高い炭酸水を作
る炭酸水作製部40′と、作製部40′から供給される
炭酸水にミネラル成分を付与しミネラル水にするミネラ
ル成分供給部42′とを備えている。さらに、この装置
は、炭酸水を排出する排出口Cを炭酸水作製部40′の
後方に備えているとともに、炭酸濃度の低い炭酸水を用
いたミネラル水を排出する排出口りと炭酸濃度の高い炭
酸水を用いたミネラル水を排出する排出口Eをミネラル
成分供給部42′の後方に備えている。
炭酸水作製部40′のタンク41′は、原水受け口Aか
ら原水の供給を受けるとともにガス供給口Bから炭酸ガ
スの供給を受ける。このタンク41′では炭酸濃度の高
い炭酸水だけを作る。そのため、炭酸ガス濃度の低い炭
酸水は、後述するように、タンク41′で作られた炭酸
濃度の高い炭酸水に原水を加えて作る。三方コック55
を管71.72が接続する状態にすれば、排出口Cから
炭酸濃度の高い炭酸水が出てくる。
炭酸水作製部40’で作る炭酸水が炭酸濃度の低いもの
である場合、三方コック55を管71.72が接続する
状態とし、三方コック56を管73.74が接続した状
態とし、かつ、三方コック57を原水が管76に流れる
状態にする。管76は管73の途中に接続されていて炭
酸濃度が原水で薄められ炭酸濃度の低い炭酸水が作製部
40′からミネラル成分供給部42′へ送り出される。
ミネラル成分供給部42′は、ミネラル石(カルシウム
やマグネシウム含有炭酸塩)を充填した筒状容器43.
44を備えている。容器43はミネラル石充填量が多く
て、一方、容器44はミネラル石充填量が少ない。
炭酸水作製部40′から炭酸濃度の高い炭酸水を供給部
42′に送る場合、三方コック55を管71.73が接
続する状態とし、三方コンク56を管73.75が接続
する状態にする。そうすると、炭酸濃度の高い炭酸水が
容器44に導入され、所定量のミネラル成分が付与され
た後、炭酸濃度の高いミネラル水が排出口Eへと送り出
される炭酸水作製部40′から炭酸濃度の低い炭酸水を
供給部42′に送る場合、三方コック55.56.57
を前述の如くに切り換える。そうすると、炭酸濃度の低
い炭酸水が容器43に導入され、所定量のミネラル成分
が付与された後、炭酸濃度の低いミネラル水が排出口り
へと送り出される。
以上のように、この炭酸水・ミネラル水の製造装置は、
三方コック55〜57の切り換えにより、炭酸水、炭酸
濃度の低いミネラル水、炭酸濃度の高いミネラル水を適
宜に作ることができる。
この発明は上記実施例に限らない。第1図に示す装置に
おいてもモニタ部を設け、その測定結果で原水の混合量
を決めミネラル成分の付与量の精度を高めるようにして
もよい。
第4図、第5図の装置がミネラル成分供給部が容器をひ
とつだけ備えており、炭酸水の滞留時間を炭酸濃度の高
低に応じて切り換え、排出口を1個にした構成であって
もよい。
〔発明の効果〕
請求項1〜3記載の発明は、過剰にミネラルを付与して
おいてから所定濃度となるように原水で薄めるようにし
ているため、所定濃度のミネラル成分を含むミネラル水
を効率良く製造することができる。
請求項2記載の発明は、ミネラル成分の付与量をモニタ
リングし、モニタ結果に応じて加える原水の量を調整す
るようにするため、ミネラル成分の濃度を正確に所定濃
度とすることができる。
請求項4.5記載の発明は、炭酸水、炭酸濃度の低い炭
酸水を用いたミネラル水、炭酸濃度の高い炭酸水を用い
たミネラル水を適宜に作れるため、多様化した要求に迅
速に対応できる。
請求項5記載の発明は、加えて、炭酸水作製手段の構成
が比較的簡単になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、請求項1記載の製造方法の一例を用いミネラ
ル水を作る請求項3記載の装置の実施例をあられす模式
的説明図、第2図は、請求項1.2の製造方法の一例を
利用しミネラル水を作る請求項3記載の装置の実施例を
あられす模式的説明図、第3図はこの装置におけるミネ
ラル水の製造の流れをあられすフローチャート、第4図
は、請求項4記載の発明にかかる炭酸水・ミネラル水の
製造装置の一例をあられす模式的説明図、第5図は、請
求項5記載の発明にかかる炭酸水・ミネラル水の製造装
置の一例をあられす模式的説明図である。 1.10・・・製造装置  2.12・・・炭酸水作製
部 5.13・・・ミネラル成分供給部  8.20・
・・混合部  18・・・モニタ部 40.40′・・
・炭酸水作製部   42.42′・・ミネラル成分供
給部  C・・・炭酸水の排出口  D、E、0・・・
ミネラル水の排出口 代理人 弁理士  松 本 武 彦 慎2 図 第3 零巨糸六ネ甫正書く自発 平成1年2月3日 2、発明の名称 第5図 3、補正をする者 事件との関係   特許出願人 住  所    大阪府門真市大字門真1048番地名
 称(583)松下電工株式会社 代表者  (誠嘘役 三 好 俊 夫 4、代理人 な   し 6、補正の対象 別紙のとおり 6、補正の対象 明細書 7、補正の内容 ■ 明IlI書第3頁第9〜10行に「ミネラル成分は
、・・・ミネラル水は」とあるを、「一般の飲用水のミ
ネラル成分は10ppm程度の濃度である。 例えば、カルシウムを添加したミネラル水は」と訂正す
る。 ■ 明細書第9頁第20行にr2+1cO1−Jとある
を、r4HcOfi−Jと訂正する。 ■ 明細書第12頁第2〜3行に「、あるいは3〜30
ppm程度」とあるを削除する。 ■ 明細書第12頁第11行に「一端」とあるを、「−
旦」と訂正する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 原水に炭酸ガスを吹き込んで得た炭酸水にミネラル
    成分を付与してミネラル水を製造するにあたり、過剰に
    ミネラル成分を付与しておいてから所定濃度となるよう
    に原水で薄めるようにすることを特徴とするミネラル水
    の製造方法。 2 ミネラル成分の付与量をモニタリングし、モニタ結
    果に応じて加える原水の量を調整する請求項1記載のミ
    ネラル水の製造方法。 3 原水に炭酸ガスを吹き込んで炭酸水を作る炭酸水作
    製手段と、この手段から炭酸水の供給を受け同炭酸水に
    ミネラル成分を付与するミネラル成分供給手段を備える
    とともに、ミネラル水を排出する排出口を備えるミネラ
    ル水の製造装置において、前記ミネラル成分供給手段で
    過剰にミネラル成分が付与されたミネラル水を所定のミ
    ネラル成分濃度にするために原水を混ぜる混合手段が、
    前記ミネラル成分供給手段と排出口の間に設けられてい
    ることを特徴とするミネラル水の製造装置。 4 原水の供給を受けて炭酸濃度の低い炭酸水と炭酸濃
    度の高い炭酸水を作る炭酸水作製手段と、この手段から
    供給される炭酸水にミネラル成分を付与してミネラル水
    にするミネラル成分供給手段とを備えているとともに、
    炭酸水を排出する排出口を炭酸水作製手段の後方に備え
    、かつ、炭酸濃度の低い炭酸水を用いたミネラル水、炭
    酸濃度の高い炭酸水を用いたミネラル水を排出する排出
    口をミネラル成分供給手段の後方に備えている炭酸水・
    ミネラル水の製造装置。 5 炭酸水作製手段が、炭酸濃度の濃い炭酸水に原水を
    混ぜ炭酸濃度を薄めて炭酸濃度の低い炭酸水を作る請求
    項4記載の炭酸水・ミネラル水の製造装置。
JP32708188A 1988-12-23 1988-12-23 ミネラル水の製造方法、ミネラル水の製造装置、および、炭酸水・ミネラル水の製造装置 Pending JPH02172592A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100437270B1 (ko) * 2001-04-11 2004-06-23 주식회사 파이맥스 이중 추출방식에 의한 복합 목욕수 제조장치
JP2010029817A (ja) * 2008-07-30 2010-02-12 Kuritakku Kk 飲料水及びその製造方法
JP2013535332A (ja) * 2010-08-13 2013-09-12 オムヤ・デイベロツプメント・アー・ゲー 脱塩水および淡水の再ミネラル化のための微粒子化CaCO3スラリー注入システム
WO2014093049A1 (en) * 2012-12-12 2014-06-19 Pristinehydro Development, Inc. Water stabilization, revitalization, filtration and treatment systems and methods
JP2014525345A (ja) * 2011-08-31 2014-09-29 オムヤ インターナショナル アーゲー 軟水への炭酸カルシウム溶液の添加による脱塩水および淡水の再ミネラル化

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