JPH0217204A - 駆動源一体型液圧シリンダ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、広くはシリンダに関するものであフて、特に
液圧で駆動するシリンダに関するものである。

就中、その駆動源とポンプとがその液圧シリンダに一体
化され組み込まれた駆動源一体型液圧シリンダに関する
ものである。

［従来の技術］ 従来の油圧シリンダのごとき液圧シリンダは、そのシリ
ンダに液圧を供給するポンプとそのポンプを駆動する電
動モータのごとき駆動源とは別個に設けられていた。す
なわち、これらは全て寄せ集めのものから成っていた。

そこで、その外部の液圧ポンプからの長い外部配管によ
りその液圧シリンダに液圧を供給していた。

［発明が解決しようとする課題］ この場合、その長い配管に液漏れが生じると、そのシリ
ンダは当然に誤動作を起こす、その誤動作は、桟橋や建
設機械等にとっては大きな事故に結び付く重要な問題で
あった。

特に、桟橋等はトラック等の重量の大きな交通様間が行
きかいするゆえに、その通路に配管せねばならないこと
も多い、これらの場合、その長い配管に重量が掛かり、
そこに亀裂が生じやすく大変に危険である。

その上に、駆動源とそのポンプとシリンダが別に構成さ
れているということは、設置工事費も必要となるし、取
り扱いやもろもろのコストも掛かってくる。

Ｃ課題を解決するための手段］ 本発明にかかる駆動源一体型液圧シリンダは以上の問題
点に鑑みて、長い外部配管を廃止して、その駆動源やポ
ンプをその液圧シリンダに組み込んで一体化したもので
ある。

以下に、本発明にかかる駆動源一体型液圧シリンダの具
体的な構成を詳細に述べる。

最初に、第１の発明を述べる。これはまず、液圧シリン
ダがある。つぎに、電動モータ等の駆動源がある。この
駆動源は、上記の液圧シリンダに一体化されて設けられ
たものである。そして、液体ポンプがある。この液体ポ
ンプは、上記の駆動源により駆動され、且つ上記の液圧
シリンダに一体化されて設けられたものである。さらに
、この液体ポンプは、上記の液圧シリンダに液圧を供給
するものである。

つぎに、第２の発明を述べる。これは、まず、液圧シリ
ンダがある。つぎに、電動モータ等の駆動源がある。こ
の駆動源は、上記の液圧シリンダであってそのピストン
ヘッドまたは／およびロッド以外の箇所に一体化されて
設けられたものである。

そして、ｉα体ポンプがある。この液体ポンプは、上記
の駆動源により駆動され、且つ上記の液圧シリンダであ
ってそのピストンヘッドまたは／およびロッド以外の箇
所に一体化されて設けられたものである。さらに、この
液体ポンプは、上記の液圧シリンダに液圧を供給するも
のである。

そして、第３の発明を述べる。これはまず、液圧シリン
ダがある。つぎに、電動モータ等の駆動源がある。この
駆動源は、上記の液圧シリンダのピストンヘッドまたは
／およびロッドに一体化されて設けられたものである。

そして、液体ポンプがある。この液体ポンプは、上記の
駆動源により駆動されるものであり、且つ上記の液圧シ
リンダのピストンヘッドまたは／およびロッドに一体化
されて設けられたものである。

さらに、この液体ポンプは、上記の液圧シリンダに液圧
を供給するものである。

最後に、第４の発明を述べる。これは、まず、液圧シリ
ンダがある。つぎに、電動モータ等の駆動源がある。こ
の駆動源は、上記の液圧シリンダであってそのピストン
ヘッドまたは／およびロッド以外の箇所に一体化されて
設けられたものである。

そして、液体ポンプがある。この液体ポンプは、上記の
駆動源により駆動されるものであり、且つ上記の液圧シ
リンダであってピストンヘッドまたは／およびロッドま
たは／およびそのポート以外の箇所に一体化されて設け
られたものである。さらに、この液体ポンプは、上記の
液圧シリンダに液圧を供給するものである。および、液
体タンクがある。このｉα体タンクは、上記のシリンダ
であってそのピストンヘッドまたは／およびロッドまた
は／およびそのポート以外の箇所に設けられたものであ
る。最後に、余液排出手段と不足液吸入手段がある。二
〇余液排出手段と不足液吸入手段は、上記のシリンダで
あってそのピストンヘッドまたは／およびロッドまたは
／およびそのポート以外の箇所に設けられたものであっ
て上記の液体ポンプと上記の液体タンク間に結合するも
のである。

［作　用］ 本発明にかかる駆動源一体型液圧シリンダは以上のごと
き構成になしたゆえに、以下のごとき作用が生じた。

最初に、第１の発明の作用を述べる。これはまず、上記
の電動モータ等の駆動源が、上記の液圧シリンダに一体
化されて設けられ一体化して駆動するものである。

しかして、上記の液体ポンプが、上記の駆動源により駆
動される。そして、この液体ポンプは、上記の液圧シリ
ンダに一体化されて設けられて、上記の液圧シリンダに
液圧を供給する。

つぎに、第２の発明の作用を述べる。これは、まず、上
記の電動モータ等の駆動源が、上記の液圧シリンダであ
ってそのピストンヘッドまたは／およびロッド以外の箇
所に一体化されて設けられ一体化して駆動するものであ
る。

しかして、上記の液体ポンプが、上記の駆動源により駆
動される。そして、この液体ポンプは、上記の液圧シリ
ンダであってそのピストンヘッドまたは／およびロッド
以外の箇所に一体化されて設けられて、上記の液圧シリ
ンダにｔα圧を供給する。

そして、第３の発明の作用を述べる。これはまず、上記
の電動モータ等の駆動源が、上記の液圧シリンダのピス
トンヘッドまたは／およびロッドに一体化されて設けら
れ一体化して駆動するものである。

しかして、上記の液体ポンプが、上記の駆動源により駆
動される。そして、この液体ポンプは、上記の液圧シリ
ンダのピストンヘッドまたは／およびロッドに一体化さ
れて設けられて、上記の液圧シリンダに液圧を直接供給
する。

最後に、第４の発明の作用を述べる。これはまず、上記
の電動モータ等の駆動源が、上記の液圧シリンダの外部
に一体化されて設けられ一体化して駆動するものである
。

しかして、上記の液体ポンプが、上記の駆動源により駆
動される。そして、この液体ポンプは、上記の液圧シリ
ンダであってそのピストンヘッドまたは／およびロッド
または／およびそのポート以外の箇所に一体化されて設
けられて、上記の液圧シリンダに液圧を直接供給する。

さらに、液体タンクが、上記のシリンダであってそのピ
ストンヘッドまたは／およびロッドまたは／およびその
ポート以外の箇所に設けられ、液体の供給と貯蔵を行な
う、そして、余液排出手段と不足液吸入手段が、上記の
シリンダであってそのピストンヘッドまたは／およびロ
ッドまたは／およびそのポート以外の箇所に設けられ、
上記の液体ポンプと上記の液体タンク閏に結合する。

［実施例］ 以下に、本発明にかかる駆動源一体型液圧シリンダをそ
の一実施例を用いて添付の図面と共に詳細に説明する。

第１図は、本発明にかかる駆動源一体型液圧シリンダの
一実施例を示す説明図である。

まず、片ロッドの油圧シリンダ１０がある。この片ロッ
ドの油圧シリンダ】０は、その上部に空気出入口１１を
有している。もちろん、この空気出入口１１に代えて、
アキュムレータと成してもよい。

つぎに、両方向回転電動モータ２０がある。この電動モ
ータ２０は、上記の油圧シリンダ１０の上部に一体化さ
れて設けられたものである。もちろん、この電動モータ
２０に代えて、エンジン等の他の動力源にしてもよい、
ただし、エンジン等の一方向回転の駆動源の場合は、そ
の出力軸にギア等を入れてその回転方向を変えることが
できるようにしなければならない。

そして、両方向回転油圧ポンプ３０がある。この油圧ポ
ンプ３０は、上記の電動モータ２０により駆動されるも
のである。そして、この油圧ポンプ３０は、上記の油圧
シリンダ１０内に、この油圧シリンダ１０と一体化され
て設けられたものである。さらに、この油圧ポンプ３０
は、上記の油圧シリンダ１０の下のポートに油圧を供給
するものである。

なお、上記の動力源がエンジン等の一方向回転の駆動源
の場合であって、この油圧ポンプ３０が一方向回転型の
油圧ポンプの場合は、その油圧ポンプの油回路に切り替
え弁を入れて、その油の流れを反転させてもよい、いず
れにせよ、上記のシリンダＩＯであフてそのピストンヘ
ッドまたは／およびロッド以外の箇所のポートであるＡ
ポートは油タンクとなり、そのロッド側のポートである
Ｂポートに油を出し入れすることによりこのシリンダ１
０をピストン運動させるものである。

また、上記の駆動源が回転型の油圧ポンプの場合は、そ
の回転の停止中にここから油漏れが生じるゆえに、建設
機械等ではロッドが下降して危険であるゆえに、その時
は第２図に示すごとく漏れゼロ２ポート弁４０をその油
圧ポンプとそのシリンダの加減圧ポート側間に設けると
よい、もちろん、このポンプが油漏れのないものの場合
は、これは不要である。

しかして、第１図のものの空気出入口１１を第３図の実
施例のごとく、その油圧シリンダ１０の斜め上に設けれ
ば、縦横兼用型にできる。

また、上記の駆動源と油圧ポンプが一方向回転型の場合
は、第４図に示すごとくに、スプリング５０等の押し戻
し手段を設けてもよい、これで、その駆動源の回転停止
により、その押し戻し手段でそのピストン１２は押し戻
される。もちろん、そのピストン１２の負荷によりこの
ピストン１２が適宜に押し戻される環境で使用されるも
のにおいては、この押し戻し手段は不要となる。

つぎに、第５図に示すごとく、上記の電動モータ２０と
油圧ポンプ３０を、上記の油圧シリンダ１０のピストン
ヘッド１２内に収納してもよい。

しかして、上記の片ロツド油圧シリンダ１０が密閉式の
場合には、第５図に示すごとく、アキュムレータ１３を
設けるとよい、もちろん、上記の油圧シリンダを第６図
のごとくに、両ロッド型にしたり、第１図のごとくに空
気出入り口１１を有するものにすれば、このアキュムレ
ータは不要となる。

また、第７図に示すごとくに、電動モータ２０はその油
圧シリンダｌＯのロッド１４の先端に設けて、その油圧
ポンプ３０をそのピストンヘッド１２内に設けてもよい
、この場合も、上記の油圧シリンダを第８図に示すごと
くに、両ロッド型にしたり、第１図のごとくに空気出入
り口１１を有するものにすれば、このアキュムレータは
不要となる。

しかして、上記の第１図から第４図で説明したものはロ
ッド引き込み型のシリンダであるが、これを第９図に示
すごとくにロッド押し込み型シリンダにすることも可能
である。ここで、第９図では第４図のごとくにスプリン
グ５０を用いているが、その要否は第１図から第４図の
もので説明したことと同様であるゆえに、その説明をこ
こに援用する。

さらに、片ロツド複動型のシリンダについても以下のも
のが考えられる。複動型シリンダについては、上記の第
５図から第８図のもので説明したが、その内の第５図と
第７図で述べた片ロツド複動型シリンダに関連して以下
に述べる。

片ロツド複動型シリンダはそのロッドが片方のポートに
のみしかないゆえに、そのピストンの移動の変化率と各
ポートの容積比の比率の変化率とは比例しない、そこで
、−殻内には、第１０図に示すごとくにアンロード弁６
１（または外部パイロットリリーフ弁）とチエツク弁６
２とで油タンク７０を径由してその調整をなしている。

上記の第５図と第７図のものは、これをアキュムレータ
を用いて調整したものであるが、これに代えて第１１図
に示すごとくにアンロード弁６１（または外部パイロッ
トリリーフ弁）とチエツク弁６２とを、その油圧ポンプ
３０と共にそのシリンダｌＯに設けられた油タンク７１
内に収納するようになしてもよい、第１２図のものは、
その電動モータ２０もそのシリンダＩＯ内に収納したも
のである。

なお、以上の図面において、その油回路の配管８０の一
部がそのシリンダ１０の外部に描かれているものがある
が、これはその説明が判りやすくなるようにそう描いた
ものであって、実際にはそのシリンダＩＯの壁の中に埋
め込み一体に構成できる。もちろん、必要最小限におい
てそのシリンダの壁外に設けてもよい。

［発明の効果］ 本発明にかかる駆動源一体型液圧シリンダは以上のごと
き構成になしたゆえに、液圧シリンダの関連手段がその
液圧手段と一体化され、コンパクトになり、配管工事や
設置工事等が不要になり、配管破損による事故も防げる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明にかかる駆動源一体型液圧シリンダの
一実施例を示す説明図である。 第２図は、その別の実施例を示した説明図である。 第３図は、第１図に示したものを縦横兼用にしたものの
一実施例を示す説明図である。 第４図は、さらに別の実施例を示した説明図である。 第５図は、その別の発明の一実施例を示した説明図であ
る。 第６図は、第５図のものの別の実施例を示した説明図で
ある。 第７図は、その別の発明の一実施例を示した説明図であ
る。 第８図は、第７図のものの別の実施例を示した説明図で
ある。 第９図は、第４図のものの別の実施例を示した説明図で
ある。 第１０図は、従来の片ロツド複動液圧シリンダの一実施
例を示す説明図である。 第１１図は、第１Ｏ図に間し、本発明にかかる駆動源一
体型液圧シリンダの内の、片ロツド複動液圧シリンダの
一実施例を示す説明図である。 第１２図は、第１１図のものの別の実施例を示した説明
図である。 ＩＯ・・・油圧シリンダ　　　１１・・・空気出入り口
１２・・・ピストン　　　　　１３・・・アキュムレー
タ１４・・・ロッド　　　　　　２０・・・電動モータ
３０・・・油圧モータ ４０・・・漏れゼロ２ポート弁 ５０・・・スプリング ６１・・・アンロード弁　　　６２・・・チエツク弁７
１・・・油タンク

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）液圧シリンダ、該液圧シリンダに一体化されて設
   けられた電動モータ等の駆動源、該駆動源により駆動さ
   れ且つ上記の液圧シリンダに一体化されて設けられた液
   体ポンプであって上記の液圧シリンダに液圧を供給する
   もの、より構成されることを特徴とした駆動源一体型液
   圧シリンダ。
2. （２）液圧シリンダ、該液圧シリンダであってそのピス
   トンヘッドまたは／およびロッド以外の箇所に一体化さ
   れて設けられた電動モータ等の駆動源、該駆動源により
   駆動され且つ上記の液圧シリンダであってそのピストン
   ヘッドまたは／およびロッド以外の箇所に一体化されて
   設けられた液体ポンプであって上記の液圧シリンダに液
   圧を供給するもの、より構成されることを特徴とした駆
   動源一体型液圧シリンダ。
3. （３）液圧シリンダ、該液圧シリンダのピストンヘッド
   または／およびロッドに一体化されて設けられた電動モ
   ータ等の駆動源、該駆動源により駆動され且つ上記の液
   圧シリンダのピストンヘッドまたは／およびロッドに一
   体化されて設けられた液体ポンプであって上記の液圧シ
   リンダに液圧を供給するもの、より構成されることを特
   徴とした駆動源一体型液圧シリンダ。
4. （４）液圧シリンダ、該液圧シリンダであってそのピス
   トンヘッドまたは／およびロッド以外の箇所に一体化さ
   れて設けられた電動モータ等の駆動源、該駆動源により
   駆動され且つ上記の液圧シリンダであってそのピストン
   ヘッドまたは／およびロッドまたは／およびそのポート
   以外の箇所に一体化されて設けられた液体ポンプであっ
   て上記の液圧シリンダに液圧を供給するもの、上記のシ
   リンダであってそのピストンヘッドまたは／およびロッ
   ドまたは／およびそのポート以外の箇所に設けられた液
   体タンク、および上記のシリンダであってそのピストン
   ヘッドまたは／およびロッドまたは／およびそのポート
   以外の箇所に設けられたものであって上記の液体ポンプ
   と上記の液体タンク間に結合する余液排出手段と不足液
   吸入手段、より構成されることを特徴とした駆動源一体
   型液圧シリンダ。