JPH02168372A - 把数検出装置 - Google Patents

把数検出装置

Info

Publication number
JPH02168372A
JPH02168372A JP63322050A JP32205088A JPH02168372A JP H02168372 A JPH02168372 A JP H02168372A JP 63322050 A JP63322050 A JP 63322050A JP 32205088 A JP32205088 A JP 32205088A JP H02168372 A JPH02168372 A JP H02168372A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
bundle
scanning
boundary
detecting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63322050A
Other languages
English (en)
Inventor
Masamichi Sato
正道 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP63322050A priority Critical patent/JPH02168372A/ja
Priority to DE68921578T priority patent/DE68921578T2/de
Priority to EP89123398A priority patent/EP0374799B1/en
Priority to US07/453,837 priority patent/US5017773A/en
Publication of JPH02168372A publication Critical patent/JPH02168372A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06MCOUNTING MECHANISMS; COUNTING OF OBJECTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06M9/00Counting of objects in a stack thereof
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06MCOUNTING MECHANISMS; COUNTING OF OBJECTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06M7/00Counting of objects carried by a conveyor

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Inspection Of Paper Currency And Valuable Securities (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、例えば金融機関において用いられる紙幣計数
装置などにおいて、搬送される紙幣の束に包含される把
数を検出する把数検出装置に関する。
(従来の技術) 従来、紙幣計数手段の1つとして、搬送されてくる紙幣
(紙葉類)の束の妥当性を検出することにより、束に含
まれている把の数を検出する把数検出装置がある。ここ
で、「把」とは、紙幣を一定枚数(例えば100枚)束
ねて小帯で巻いたものをいい、「束」とは、把を一定数
(例えば10把)束ねて大帯で巻いたものをいう。
このような把数検出装置は、束の重さによりその束の妥
当性を検出する計量方式を採用するものである。すなわ
ち、検出の対象とする束の重量を測定し、この測定した
重量が、予め紙幣の種類毎に用意された重量の上限値お
よび下限値(比較デ−タ)の範囲内に在るか否かを調べ
、これらの範囲内になければその束には所定の上敷が含
まれていないと判断するものである。
しかしながら、このような重量により上敷を検出するも
のは、紙幣に貼られたテープ等の異物や計n1時の湿度
等の影響で紙幣の重量が変化することにより、設定され
た上限値および下限値の範囲内から逸脱したり、あるい
は本来は所定の重量に満たないにも拘らず上記上限値お
よび下限値の範囲内入ってしまい誤検出を生じるという
欠点があった。また、紙幣の種類に応じて重量の上限値
お、よび゛下限値を設定しなければならず、その操作が
面倒であり、さらに、重量を測定するために搬送されて
いる束を一時的に停止させる必要があり、処理速度に限
界がある等の欠点があった。
(発明が解決しようとする課8) 本発明は、上記したように重量により上敷を検知するも
のは紙葉類に付着された異物や計測時の湿度等の影響で
紙葉類の重量が変化することにより正確な計測ができず
誤検出が発生し、また検出する紙葉類の種類に応じて比
較データを設定しなければならず、その操作が面倒であ
り、さらに重量測定のために搬送を一時的に停止させる
必要があるので処理速度に限界がある等の欠点を解消す
るためになされたもので、紙葉類の重量に影響されずに
、簡単な操作により正確な上敷を高速度で検出すること
のできる上敷検出装置を提供することを目的としている
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の上敷検出装置は、所定枚数の紙葉類を小事で巻
いてなる把を所定数束ねて大帯で巻いてなる束を搬送す
る搬送手段と、この搬送手段により搬送される前記束に
光を照射して走査する走査手段と、この走査手段により
光照射された前記束からの反射光を電気信号に変換して
走査信号を得る光電変換手段と、この光電変換手段から
の走査信号の変化点により把と把との境目を検出する境
目検出手段と、この境目検出手段により検出された境目
の数に基づき、前記束に包含される上敷を検出する上敷
検出手段とを具備したことを特徴とする。
(作用) 本発明は、搬送される紙葉類の束に光を照射して走査を
行ゝい、この光照射された束からの反射光を光電変換す
ることにより走査信号を得、この走査信号に含まれる変
化点を把と把との境目に生じる暗部に基づく境目信号と
して検出することにより上敷を検出するようにしたもの
である。
(実施例) 以下、本発明の一実施例に1いて図面を参照して説明す
る。第1図は光学系の概略構成を示すもので、光学系ベ
ース10、半導体レーザ11、コリメータレンズ12、
正8面体ミラー13、反射ミラー14、フォトセル15
.16.17.18および標準板19.20により構成
されている。
光学系ベース10上に配設される半導体レーザ(走査手
段)11は、例えば780 nIlの近赤外波長のレー
ザ光を発生するものである。この半導体レーザ11が発
生するレーザ光はコリメータレンズ12を通して、図示
矢印C方向へ一定速度で回転する正8面体ミラー(走査
手段)13の側面部に照射されるようになっている。そ
して、この正8面体ミラー13からの反射光は、その正
8面体ミラー13の回転動作に伴って一定方向(図示矢
印A方向)の走査ビーム光を構成するようになっている
。すなわち、この走査ビーム光は、上記紙幣の束1の搬
送方向Bに対して略直角になるように走査されるように
なっている。
上記正8面対ミラー13からの走査ビーム光は、固定し
て配設されている反射ミラー1により反射され、光学系
下を搬送される紙幣の束1に照射されるようになってい
る。上記コリメータレンズ12は、半導体レーザ11か
らの光をこの束1の上面で結像するように調整されてい
る。
上記レーザ光を照射された束1が反射する拡散光は、そ
の斜め上方に設けられた4個のフォトセル15.16.
17.18に導かれるようになっている。これら4個の
フォトセル15.16、17.18の前面に位置する光
学系ベース10には、第2図に示すように、それぞれ、
700ないし1200n■の領域の波長の光を透過させ
るフィルタ15a、16a、17a、18aが設けられ
ており、さらに、これらフォトセル15.16.17.
18とフィルタ15 a s 16 a s 17 a
 518aとの間には集光レンズ15b、16b。
17b、18bが設けられている。そして、上記4個の
フォトセル15.16.17.18は、フィルタ15a
、16a、17a、18aおよび集光レンズ15b、1
6b、17b、18bを介して受光した光の強度に応じ
た電気信号(走査信号)を出力するようになっている。
また、19および20は標準板であり、搬送される束1
の上面と路間−の高さに設けられ、これらの間を束1が
搬送されるようになっている。標準板19は、フォトセ
ル15.16.17.18から出力される光電変換信号
の取込み開始タイミングを検知するために使用されるも
ので、標準板20は、例えばフォトセル15.16.1
7.18の自己診断のために用いられるものである。
また、21は搬送路(搬送手段)で、上記光学系下に設
けられ、束1を載置して図示矢印B方向へ所定速度で搬
送するものである。
なお、図中、3は把2に巻かれた小事であり、4.5は
束1に巻かれた大帯である。
第2図は、各フォトセル15.16.17.18が検出
する検出視野を示すものである。すなわち、フォトセル
15は範囲Eの領域、フォトセル16は範囲Fの領域、
フォトセル17は範囲Gの領域、フォトセル18は範囲
Hの領域に対応する反射光を、それぞれ光電変換するよ
うになっている。このように、複数の検出領域E−Hを
、その斜め上方に設けた複数のフォトセル15.16.
17.18で分担して検出するように構成することによ
り、次に述べるように、小事3に描かれた文字あるいは
図形等の影響を除去して把2と把2との境目を正確に検
出することができるようになっている。
把2と把2の境目の検出原理について第3図および第4
図を参照して説明する。すなわち、把2の検出は、把2
に巻かれた小事3にレーザ光を照射し、その反射光を光
電変換して把2と把2との間に形成される暗部に対応し
て変化する信号(境1」信号)を検出することにより行
う。この際、小事3に押されたスタンプによる文字ある
いは図形等の影響を除去して把2を検知するようになっ
ている。
すなわち、小事3に照射したレーザ光による反射光を、
その小事3の真上に設けられた受光器25で受光した場
合、第4図(b)に示すように、把2と把2との間に形
成される暗部に基づく信号S1の他に、小事3に押され
たスタンプによる文字あるいは図形等3aによりレーザ
光が吸収され、これによって反射率が小さくなったこと
による信号S2が出現し、上記暗部に基づく信号S1と
の区別ができなくなる。一方、小事3に照射したレーザ
光による反射光を、その小事3の斜め上方に設けられた
受光器26で受光するようにすると、上記小事3に押さ
れたスタンプによる文字あるいは図形等3aからの反射
光の影響は少なくなり、第4図(c)に示すように、把
2と把2との間に形成される暗部に基づく境目信号S1
は明確に暗部信号として現われるが、小事3に押された
スタンプによる文字等3aによる信号S2は極端に弱め
られ、これら信号1と信号S2との区別は充分できるも
のとなっている。かかる理由により、第1図および第2
図に示すように、検出領域に対してフォトセルが斜め上
方に位置するように、検出領域およびフォトセルを複数
に分割して配設している。また、可視領域の模様に関し
ては、レーザ光とフィルタ15b、16b、lb、18
bの波長域により影響を除去するようになっている。
上記のように、把2の上面からの反射光を、その斜め上
方で受光した各フォトセル15.16.17.18から
の出力波形を第5図(b)ないしくe)に示す。これら
各信号は、後述する信号合成回路30で合成され、1つ
の走査信号が生成されるようになっている。すなわち、
フォトセル15の下方部に配設されている標準板19の
反射光をフォトセル15で受光して電気信号に変換し、
その信号を基準(トリガー)として以下1こ続く各フォ
トセル15.16.17.18からの信号を合成するこ
とにより第5図(f)に示すような境目信号を得ること
ができるようになっている。
第6図は本実施例の電気回路のブロック図であり、フォ
トセル15.16.17.18の各出力信号は、それぞ
れ増幅器15 c s 16 c s 17 c 51
8cにより増幅され、信号合成部30におくられる。ま
た、標準板19を検知したフォトセル15からの信号は
、増幅器15cにより増幅された後、走査方向タイミン
グ発生部34に送られる。
走査方向タイミング発生部34は、この信号を受取って
走査方向タイミング信号を生成し、図示各部の制御タイ
ミングとして送出するようになっている。上記信号合成
部30では、上記したように、走査方向タイミング信号
に従って増幅器15C116c、17cv 18cから
の各信号を合成し、第5図(f)に示すような境目信号
を生成する。
この信号合成部30からの出力信号は、シェージング補
正回路31にて、フォトセル15.16.17.18と
検出位置との距離の関係で信号の繋ぎ目付近に生じる歪
みが除去されるようになっている。このシェージング補
正回路31からの信号は、ローパスフィルタ32により
高周波成分が除去された後、AGC回路33に送られる
。このAGC回路33は、レーザ光の低下による悪影響
を除去するため、標準板19の反射光量の変化に比例し
なAGC補正を行なうものである。そして、このAGC
回路33の出力信号は、2値化信号変換回路35により
2値化されて人寄信号が生成され、また、2値化信号変
換回路36により2値化されて束幅信号が生成され、さ
らに、増幅回路37で所定の増幅が行われた後、微分回
路38で微分され、2値化信号変換回路39で2値化さ
れて境目信号が生成される。
上記2値化信号変換回路35.36.39における2値
化は、所定のレベルの電圧(スライス電圧)と入力信号
とを比較することにより行われ、スライス電圧よりも高
い電圧の人力信号が得られたときに °1°に変換され
るようになっている。
第7図は、上記2値化信号変換回路39から得られる信
号の一例を示す。同図(a)に示す走査a1つまり小事
3や大帯5がない部分の走査を行なった時の各部の信号
は同図(b)に示す通りである。つまり、信号合成部3
0から出力される合成信号S IGIがシェージング補
正回路31、ローパスフィルタ32、AGC回路33、
および増幅回路37を経由して微分回路38に供給され
ると、微分回路38からは、その立上がりの変化時点を
捕えて変化する微分信号5IG2が出力される。この微
分信号S IO2が、2値化信号変換回路39に供給さ
れることにより所定のスライス電圧でスライスされて2
値化された境目信号5IG3として出力される。同様に
、第7図(a)に示す走査b1つまり大帯5の上を走査
した時の各部の信号は同図(C)に示す通りである。つ
まり、信号合成部30から出力される合成信号5IGI
が、上記と同様の回路を経由して微分回路38に供給さ
れると、微分回路38からは、その立上がりの変化時点
を捕えて変化する微分信号5IG2が出力される。この
場合、大帯5からの反射光量が大きいので上記走査aに
おける信号S IGI、S IO2よりも、大きいレベ
ルの信号5IG1.5IG2が得られる。この微分信号
5IG2が、2値化信号変換回路39に供給されること
により所定のスライス電圧でスライスされて2値化され
た境目信号5IG3が出力される。また、第7図(a)
に示す走査C1つまり小事3の上を走査した時の各部の
信号は同図(d)に示す通りである。
つまり、信号合成部30から出力される合成信号5IG
Iが、上記と同様の回路を経由して微分回路38に供給
されると、微分回路38からは、その立上がりの変化時
点を捕えて変化する微分信号5IG2が出力される。こ
の微分信号5IG2は、把2の境目に対応したパルス数
だけ出力される。
この微分信号5IG2が、2値化信号変換回路39に供
給されることにより所定のスライス電圧でスライスされ
て2値化された境目信号S IO2として出力される。
この第7図(d)に示す境目信号5IG3が、把2を計
数する信号として使用されることになる。
次に、上記2値化化号変換回路35および36から得ら
れる人寄信号および束幅信号の一例を第8図に示す。同
図(a)に示す走査d1つまり搬送路21部分の走査を
行なった時に、信号合成部30から出力される合成信号
5IG4は、シェージング補正回路31、ローパスフィ
ルタ32、AGC回路33を経由して2値化化号変換回
路35および36に供給される。しかしながら、束幅検
出用のスライス電圧Vaおよび大帯検出用のスライス電
圧vbのいずれにも達しないために、2値化化号変換回
路35および36からは有意信号 °1°は出力されな
い。次に、走査e1つまり帯のない束1の上面部分の走
査を行なった時も同様に、信号合成部30から出力され
る合成信号5IG5は、シェージング補正回路31、ロ
ーノくスフィルタ32、AGC回路33を経由して2値
化化号変換回路35および36に供給される。この場合
は、走査dの場合よりもレベルの高い信号が得られ、大
帯検出用のスライス電圧vbには達しないが束幅検出用
のスライス電圧Vaには達し、2値化化号変換回路35
からは有意信号 °1゛は出力されないが、2値化化号
変換回路36からは、スライス電圧Va以上の電圧の部
分を有意信号°1゛とする2値化号(図示しない)が出
力される。次に、走査f1つまり大帯5の部分の走査を
行なった時も同様に、信号合成部30から出力される合
成信号5IG6は、シェージング補正回路31、ローパ
スフィルタ32、AGC回路33を経由して21i1!
化信号変換回路35および36に供給される。この場合
は、白い帯の部分を走査することになるのでその反射光
量も大きくなり、上記走査d、eの場合よりもレベルの
高い信号が得られる。そして、この信号5IG6は、束
幅検出用のスライス電圧Vaおよび大帯検出用のスライ
ス電圧vbを越えるため、2値化化号変換回路35およ
び36からは、スライス電圧Vaおよびvb以上の電圧
の部分を有意信号°1゛とする2値化号(図示しない)
が出力される。
また、第6図に示す大帯サンプリング回路40は、2値
化化号変換回路35が出力する人寄信号を、上記走査方
向タイミング発生部34で発生する走査方向タイミング
信号でサンプリングし、メモリ41に送出して記憶せし
めるものである。このメモリ41はCPU42によりア
クセスされるようになっている。また、2値化化号変換
回路36から出力される束幅信号は、束影検出回路43
、走査信号取込み発生回路45、および束幅後端信号発
生回路46に供給されるようになっている。そして、束
幅信号を受取った束影検出回路43は、束1が搬送され
てきたきたことを検出して搬送方向タイミング発生回路
44に供給する。
搬送方向タイミング発生回路44では、搬送方向に関す
るタイミング信号を発生し、走査信号取込み発生回路4
5に供給する。この走査信号取込み発生回路A5で発生
する取込み信号はCPU42および走査方向サンプリン
グ回路47に供給され、走査信号の取込み範囲を規定す
るようになっている。
また、束幅後端信号発生回路46は、2値化化号変換回
路36が出力する束幅信号の後端の立下がりを検出して
後端信号を発生し、走査方向サンプリング回路47に供
給するものである。走査方向サンプリング回路47は、
2値化化号変換回路39から供給される境目信号を、上
記走査信号取込み発生回路45からの取込み信号が出力
されている間、サンプリングを行なって変換回路48に
供給するものである。この際、束幅後端信号発生回路4
6が出力する後端信号をもサンプリングするようになっ
ている。また、変換回路48では、走査方向サンプリン
グ回路47から受取ったサンプリングデータをバイトデ
ータに変換し、メモリ41に順次格納して行くものであ
る。かかるサンプリングデータは、各走査線に対応して
得られ、次々とメモリ41に格納されていく。
次に、上記のような構成において第10図のフローチャ
ートを参照しながら動作を説明する。本実施例では、第
9図(b)に示すように、走査方向のサンプリング数を
0〜159までの160個とし、同図(a)に示すデー
タ取込み範囲について行なう走査回数を40回とする場
合について説明する。
まず、CPU42は、メモリ41に記憶されたデータに
より束1の先端を基準に・して走査方向に対する °1
゛のデータ、つまり境目信号を累積した度数分布を作成
する(ステップTI)。つまり、メモリ41内にアドレ
ス0〜159を有する160の領域を設定する。ついで
、上記した動作によりメモリ41に格納されている1回
目の走査信号のデータを順次読出し、°1゛であるか否
かを検査し、 °1°であればそのサンプリング位置に
対応するアドレスで指定される領域に1を加算する。次
に、同様にして、2回目の走査信号のデータを順次読出
し、 °1°であるか否かを検査し、1°であればその
サンプリング位置に対応するアドレスで指定される領域
に1を加算する。上記動作を40回の走査信号分実行す
ることにより、第9図(c)に示すような境目信号の度
数分布が得られる。
次に、上記度数分布より束幅を求める(ステップT2)
。つまり、束1の先端の信号と後端の信号は各走査にお
いて必ず検出されるので(第9図(b)参照)、束幅は
累計値のピークとピークとの間として求められる。した
がって、これが所定の累計値より大きいという条件のも
とて最大の累計値を有する走査方向位置(サンプリング
位置)を求め、その位置を束幅pとする。そして、求め
られた束幅pを、予め束幅の許容値として設定されてい
る値と比較しくステップT3)、許容値外であればステ
ップ14へ分岐して異常束として認識し、判定結果とし
て排除信号を送出して処理を終了する。
一方、上記束幅pが許容値以内であれば、ステップT4
へ進み、大帯5が巻かれているか否かが調べられる。つ
まり、大帯信号を大帯信号サンプリング回路40でサン
プリングしてメモリ41に格納されているデータを読出
し、格納されている走査信号の本数を調べ、その数が予
め設定されている数量上あるか否かを調べる。そして、
設定されている数より少なければステップ14へ分岐し
、大帯が巻かれていない異常束として認識し、判定結果
として排除信号を送出して処理を終了する。
一方、上記ステップT4で大帯が巻かれていることが判
断されると、ステップT5へ進み、基準上幅を求める。
基準上幅は、上記ステップT2で求めた束幅pを、束1
に含まれているべき把の数(例えば10)で割ったもの
である。
次に、上記ステップT2で求めた束幅pより境目検出ゲ
ートSを作成する。境目検出ゲートSとは、境目信号が
出現すべき範囲を示すデータであり、次式に従って作成
する。
rXn−t  ≦ S ≦ rXn+tここでnは、上
敷であり、n−1、・・・qの任意の値を選択すること
ができる。また、「は、束幅pを検出すべき上敷qで割
った値である。また、tは、許容誤差を規定する任意の
値である。
次に、上記で作成した境目検出ゲー)s内で、ピーク値
が所定累計値以上の境目信号のアドレアス(走査方向位
置)を求める(ステップT7)。
そして、求めたピーク値のアドレスより、6把の上幅を
求める(ステップT8)。次いで、ステップT5で求め
た基準上幅に基づき上幅の許容値を算出しくステップT
9)、ステップT8で求めた許容値の範囲に入っている
か否かを調べることにより上幅の異常があるか否かを調
べる(ステップT10)。すなわち、各上幅が次式で示
す範囲内にあるか否かを調べる。
r−u≦把上幅r十u ここで、UおよびVは、上幅の許容値であり、任意に設
定されるものである。ここで、上幅が上記許容範囲外で
あればステップ14へ分岐して異常束として認識し、判
定結果として排除信号を送出して処理を終了する。一方
、上幅が上記範囲内にあれば上幅内の上敷を数え(ステ
ップT11)、上敷が予め設定された値と一致するか否
かが調べられる(ステップ12)。ここで一致しなけれ
ば、ステップ14へ分岐して異常束として認識し、判定
結果として排除信号を送出して処理を終了する。
一方、上記上敷が一致すれば、ステップT13へ進み、
正常束として認識し、判定結果として正常信号を送出し
て処理を終了する。
以上説明したように、搬送される紙幣の束1にレーザ光
を照射して走査を行い、このレーザ光を照射された束1
からの反射光を光電変換することにより、束を構成する
把2の境目信号を含んだ走査信号、大帯信号、束幅信号
をメモリ41に記憶しておき、このメモリ41に記憶さ
れた上記各信号に基づいて上敷を検出するようにしたの
で、従来のように紙幣の重量に影響されずに、正確な上
敷を検出することができるとともに、紙幣の種類に従っ
た比較データを設定する必要もないので操作が簡単であ
り、また、光学的手段により上敷を検出するようにした
ので高速度で検出することのできるものとなっている。
また、上記実施例によれば、上敷を検出するとともに、
束幅の異常、大帯の有無あるいは上幅の異常等も検出す
ることができるので、束および把に関して多面的に検査
することができ、非常に有用なものとなっている。
なお、前記実施例では、上敷検出を行う紙葉類が紙幣の
場合について説明したが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、たとえば紙幣以外の有価証券あるいは郵便
物などの場合も同様に適用できる。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、搬送される紙葉類
の束に光を照射して走査を行い、この光照射された束か
らの反射光を光電変換することにより走査信号を得、こ
の走査信号に含まれる変化点を把と把との境目に生じる
暗部に基づく境目信号として検出することにより上敷を
検出するようにしたので、紙葉類の重量に影響されずに
、簡単な操作により正確な上敷を高速度で検出すること
のできる上敷検出装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を示すもので、第1図は光学系の
概略構成図で、同図(a)は平面図、同図(b)は正面
図、同図(c)は側面図、第2図は検出視野を説明する
ための図、第3図は反射光の検出原理を説明するための
図、第4図および第5図は反射光の検出原理を説明する
ための波形図、第6図は電気回路のブロック図、第7図
および第8図は電気回路の動作を説明するための波形図
、第9図は境目検出処理の動作を説明するための説明図
、第10図は動作を説明するためのフローチャートであ
る。 1・・・束、2・・・把、11・・・半導体レーザ(走
査手段)  12・・・コリメータレンズ、13・・・
正8面体ミラー(走査手段) 14・・・反射ミラー1
5.16.17.18・・・フォトセル(光電変換手段
)、19.20・・・標準板、21・・・搬送路(搬送
手段)、41・・・メモリ、42・・・CPU (境目
検出手段、上敷検出手段)。 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同  弁理士 山 下 (b) (C) 第 1 図 第 図 口y25 y26 第 図 第 図 第 図 @ 10 図(a)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  所定枚数の紙葉類を小帯で巻いてなる把を所定数束ね
    て大帯で巻いてなる束を搬送する搬送手段と、 この搬送手段により搬送される前記束に光を照射して走
    査する走査手段と、 この走査手段により光照射された前記束からの反射光を
    電気信号に変換して走査信号を得る光電変換手段と、 この光電変換手段からの走査信号の変化点により把と把
    との境目を検出する境目検出手段と、この境目検出手段
    により検出された境目の数に基づき、前記束に包含され
    る把数を検出する把数検出手段と を具備することを特徴とする把数検出装置。
JP63322050A 1988-12-22 1988-12-22 把数検出装置 Pending JPH02168372A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63322050A JPH02168372A (ja) 1988-12-22 1988-12-22 把数検出装置
DE68921578T DE68921578T2 (de) 1988-12-22 1989-12-18 Gerät zum Detektieren einer Anzahl Packungen in einem Bündel.
EP89123398A EP0374799B1 (en) 1988-12-22 1989-12-18 Apparatus for detecting number of packs included in bundle
US07/453,837 US5017773A (en) 1988-12-22 1989-12-20 Apparatus for detecting number of packs included in bundle

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63322050A JPH02168372A (ja) 1988-12-22 1988-12-22 把数検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02168372A true JPH02168372A (ja) 1990-06-28

Family

ID=18139352

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63322050A Pending JPH02168372A (ja) 1988-12-22 1988-12-22 把数検出装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5017773A (ja)
EP (1) EP0374799B1 (ja)
JP (1) JPH02168372A (ja)
DE (1) DE68921578T2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5202554A (en) * 1990-06-01 1993-04-13 De La Rue Systems Limited Methods of and apparatus for separating and detecting sheets
US5221837A (en) * 1992-03-27 1993-06-22 Faraday National Corporation Non-contact envelope counter using distance measurement
JPH10124644A (ja) * 1996-10-24 1998-05-15 Sony Corp 画像処理装置及び画像処理方法
JP2004334873A (ja) * 2003-04-30 2004-11-25 Datacard Corp 積み重ねられた製品を計数する装置
JP2005293000A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Kirin Techno-System Corp 積層枚数計測装置
JP2013130922A (ja) * 2011-12-20 2013-07-04 Laurel Kikai Co Ltd 小束紙幣検出センサ

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB9209992D0 (en) * 1992-05-08 1992-06-24 Sencon Uk Ltd Improvements in and relating to handling apparatus and sensors for them
GB2266768B (en) * 1992-05-08 1996-11-13 Sencon Improvements in and relating to handling apparatus and sensors for them
US5307294A (en) * 1992-12-22 1994-04-26 Aman James A Automated end tally system
US5534690A (en) * 1995-01-19 1996-07-09 Goldenberg; Lior Methods and apparatus for counting thin stacked objects
US6312623B1 (en) 1996-06-18 2001-11-06 Abb Power T&D Company Inc. High oleic acid oil compositions and methods of making and electrical insulation fluids and devices comprising the same
AU747325B2 (en) * 1997-06-09 2002-05-16 Bethlehem Technologies, Inc. Portable system for inventory identification and control
US6502052B1 (en) * 1998-02-19 2002-12-31 Kabushiki Kaisha Toshiba Note bundle managing apparatus to store and count note bundles
CA2361969A1 (en) 2001-11-14 2003-05-14 Omron Canada Inc. A method and system for double feed detection in a letter sorting apparatus
DE10226663A1 (de) * 2002-06-14 2003-12-24 Sick Ag Verfahren zum Auffinden von Gegenständen auf einer Trägerebene
FI112848B (fi) * 2002-07-12 2004-01-30 Finn Power Oy Valmistussolu sekä siirto- ja käsittelylaitteisto työkappaleita varten
IL187545A0 (en) * 2007-11-21 2008-03-20 Ioimage Ltd A method of verifying the contents of bundles of paper currency
JP2018116386A (ja) * 2017-01-17 2018-07-26 株式会社東芝 紙幣集積装置、紙幣包装システム、および紙幣集積方法

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3581067A (en) * 1968-12-02 1971-05-25 Spartanics Pitch matching detecting and counting system
US3841205A (en) * 1973-04-11 1974-10-15 Scripps E Co Electromechanical detector system and method for controlling flow of newspaper bundles
US4188544A (en) * 1977-08-22 1980-02-12 Weyerhaeuser Company Method and apparatus for automatically processing a workpiece employing calibrated scanning
AT355358B (de) * 1978-06-06 1980-02-25 Hudler Heinz Vorrichtung zur maschinellen erkennung von mit zaehnung versehenen, nicht praeparierten brief- marken
JPS5644991A (en) * 1979-09-21 1981-04-24 Tokyo Shibaura Electric Co Document handling machine
CH633378A5 (fr) * 1979-10-19 1982-11-30 Radioelectrique Comp Ind Machine de table pour le comptage de liasses de billets usages.
US4845917A (en) * 1986-10-14 1989-07-11 Kabushiki Kaisha Toshiba System for processing paper sheets
US4929843A (en) * 1989-06-28 1990-05-29 General Electric Company Apparatus and method for determining a dimension of an object

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5202554A (en) * 1990-06-01 1993-04-13 De La Rue Systems Limited Methods of and apparatus for separating and detecting sheets
US5221837A (en) * 1992-03-27 1993-06-22 Faraday National Corporation Non-contact envelope counter using distance measurement
JPH10124644A (ja) * 1996-10-24 1998-05-15 Sony Corp 画像処理装置及び画像処理方法
JP2004334873A (ja) * 2003-04-30 2004-11-25 Datacard Corp 積み重ねられた製品を計数する装置
JP2005293000A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Kirin Techno-System Corp 積層枚数計測装置
JP2013130922A (ja) * 2011-12-20 2013-07-04 Laurel Kikai Co Ltd 小束紙幣検出センサ

Also Published As

Publication number Publication date
EP0374799A3 (en) 1991-07-24
DE68921578D1 (de) 1995-04-13
DE68921578T2 (de) 1995-07-13
EP0374799B1 (en) 1995-03-08
EP0374799A2 (en) 1990-06-27
US5017773A (en) 1991-05-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH02168372A (ja) 把数検出装置
EP0069893B1 (en) A printed matter identifying apparatus and method
EP0257749B1 (en) Methods and apparatus for monitoring the diffuse reflectivity of a surface
TW505899B (en) Coin discriminating apparatus
DE59008998D1 (de) Verfahren und Vorrichtung zum Prüfen von Dokumenten.
EP1066602B1 (en) Methods and apparatus for monitoring articles
US6937322B2 (en) Methods and devices for testing the color fastness of imprinted objects
US4054377A (en) Method and apparatus for examining sheet material
JPH11173997A (ja) 紙葉類の異物判別装置
JPH0620234B2 (ja) 画像情報読取装置のシェーディング特性測定方法
JPH02168104A (ja) 紙葉類の形状検知装置
JPS5936052A (ja) 紙葉類の角折検知装置
JP2707665B2 (ja) 紙片検出装置
JPS5896388A (ja) 紙葉類の判別装置
JPH02108185A (ja) 紙葉類鑑別装置
JPH08219730A (ja) 紙葉類良否判別装置
JPS63135532A (ja) 巻糸パツケ−ジのバンチ巻検査方法
JPS61246890A (ja) 印刷物判別装置
JPH07306963A (ja) 紙葉類良否判別装置及び紙葉類良否判別方法
JPS5842910B2 (ja) 紙葉類の検知装置
JPS605996B2 (ja) 紙状物体の判別装置
JP3600289B2 (ja) ***判別装置
GB1600962A (en) Apparatus for checking documents
JPH0782565B2 (ja) 紙幣データ補正方法
JP2592830B2 (ja) 郵便物宛名認識装置