JPH02168115A - アブソリュートエンコーダ - Google Patents

アブソリュートエンコーダ

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JPH02168115A
JPH02168115A JP63322189A JP32218988A JPH02168115A JP H02168115 A JPH02168115 A JP H02168115A JP 63322189 A JP63322189 A JP 63322189A JP 32218988 A JP32218988 A JP 32218988A JP H02168115 A JPH02168115 A JP H02168115A
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康 大野
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徹夫 服部
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はアブソリュートエンコーダに関するものである
[従来の技術] 従来、アブソリュートエンコーダとして例えは特開昭5
7−17’、+211号公報マタは実開昭60−152
915号公報に示されているように、符号板上のアブソ
リュートパターンをlトラックにし、このトラック長さ
方向に複数の検出器を配列して、各検出器の出力の組合
せコードによって絶対位置を検出する磁気式または光学
式のアブソリュートエンコーダが知られている。
前述の従来のアブソリュートエンコーダでは、磁気式と
光学式とを問わず、そのアブソリュートパターンの二進
ビット0,1の読み取りのために前記組合せコードのビ
ット数に対応した多数の非接触検出器をトラック上に配
列し、各検出器からの出力信号を電気回路によって矩形
波に波形整形してから二進数に数値化する必要がある。
しかしながら、各検出器からの出力fS号を波形整形処
理によって矩形波にする場合、その立上り・立下りが成
る有限の時間を経て行なわれ、またそのタイミングに各
検出器で不可避的にずれが生じる。従って例えばエンコ
ーダの分解能を上げるために符号板のアブソリュートパ
ターンを細かくする場合には、各検出器の出力パルスの
立上り・立下り時間とタイミングの同期が特に問題とな
り、検出器と符号板の相対移動の正逆両方向について、
これら立上り・立下り部分での各検出器出力の読み出し
結果が正確な位置コードにならず、エンコーダ出力に誤
りが生じる恐れがある。
[発明が解決しようとする課題] この問題の一つの解決策として本発明者らは、符号板上
の1トラック形式のアブソリュートパターンにインクリ
メンタルパターンのトラックを添設し、このインクリメ
ンタルトラックを利用して作ったクロック13号をスト
ローブ信号としてラッチ回路を動作させることにより、
各検出器の出力パルスを最適タイミングで同時に読み取
ってアブソリュート出力を得る方式を先に提案した(特
願昭63−170782) 、この方式の概要を第4図
(a) (b)に示す。第4図(a)の例はスケール目
盛数が24=16 (n=4)パルスの光学式の例で、
円盤型符号板lに1トラツクのアブソリュートパターン
のトラック2とインクリメンタルトラック3が製作され
ている。トラック2のアブソリュートパターンは000
0110101111001になっている。4−1〜4
−4はトラック2の読、み取り用の先センサーで、これ
より4ビツトの二進コードからなるアブソリュート12
号を得る。インクリメンタルトラック3は別の光センサ
−5によって読み取られる。尚、6は符号板1の回転軸
心である。
第4図(b)は出力回路を示したもので、センサー5か
らのインクリメンタル信号と、センサー4−1〜4−4
からのアブソリュート信号とを、各々パルス整形回路1
0.10−1〜10−4で矩形波に波形整形した後、ア
ブソリュート信号はそのままラッチ回路14へ人力し、
インクリメンタルパルスはワンショット回路12へ人力
してその立上りと立下りの両方の時点でクロックパルス
を発生させ、これをラッチ回路14のストローブ信号と
して使用する。この場合、前記クロックパルスはアブソ
リュート信号を構成する単位パルスのパルス幅の略中央
の時点にて立上るようにしである。ラッチ回路14はク
ロックパルスが到来する度にその時のアブソリュート信
号のパルスの高低レベルを読み取り、次のクロックが入
るまでその値をラッチして出力端子16−1〜16−4
に出力し続ける。
このようなラッチ方式によフて前述のエンコーダ出力の
誤り発生は回避されたが、この方式にj6いては別のト
ラックのインクリメンタル信号から発生させたクロック
パルスをストローブ信号にしてアブソリュート信号、を
ラッチさせていたので、たとえば電源投入時のように未
だインクリメンタル信号の立上りまたは立下りが検出さ
れる以前の状態ではストローブ信号としてのクロックパ
ルスが発生していないことから正しいアブソリュート信
号は出力されず、符号板をアブソリュート信号の最小読
取り単位分だけ動かしてインクリメンタル信号の立上り
または立下りを生じさせ、それによるストローブパルス
による最初のラッチを待たなければならない欠点が指摘
された。
本発明はこの点に鑑みてなされたものであり、電源投入
時にも即時に正確な絶対位置検出出力を得ることができ
、しかも読み取りに誤りを生じることの極めて少ない高
精度のアブソリュートエンコーダを提供することを目的
とするものである。
[課題を解決するための手段] この発明のアブソリュートエンコーダは、アブソリュー
トパターンのトラックとインクリメンタルパターンのト
ラックを略平行に有する符号板とこの符号板に対して前
記トラックの長手方向に相対移動可能な検出器とを備え
ており、特に前述の課題を達成するために、 前記アブソリュートパターンを読取って対応したパルス
列の第1信号および該パルス列中の最小読取り単位パル
スのパルス幅の1/2に相当する位相差をもつ第2信号
を各組毎に夫々生じる複数組のアブソリュート信号用検
出器と、 前記インクリメンタルパターンを読取って前記パルス列
中の最小読取り単位パルスのパルス幅にほぼ等しい繰返
し周期の二値信号を、前記単位パルスに対して前記繰返
し周期のほぼ局の位相差で生しるインクリメンタル信号
用検出器と、前記二値信号が一方の値をとっているとき
に前記各組のアブソリュート信号用検出器から前記第1
信号のみを取り出し、前記二値信号が他方の値をとって
いるときには前記第2信号の−みを取り出す信号選択手
段とを備えてなるものである。
[作 用] この発明のアブソリュートエンコーダでは、符号板のト
ラックのアブソリュートパターンが複数組のアブソリュ
ート信号用検出器で読み取られると、各組の検出器から
はそれぞれアブソリュートパターンに対応したパルス列
の第1信号と第2信号とが出力される。これら第1信号
と第2信号とは、各組において前記パルス列中の最小読
取り単位パルスのパルス幅の1/2に相当する位相差を
もっている。
一方、インクリメンタルイ8号用検出器はこれに同期し
て前記最小読取り単位パルスのパルス幅にほぼ等しい繰
返し周期の二(W信号を、前記単位パルスに対して前記
繰返し周期のほぼ1/4の位相差で生じる。
第1信号と第2信号とは互いにアブソリュート単位パル
ス幅の%に相当する位相差をもつ同一内容の列からなり
、また前記二値19号はアブソリュート単位パルス幅に
ほぼ等しい繰返し周期もち、しかも第1信号および第2
信号に対しては前記単位パルス幅のほぼ属に相当する位
相差で進みまたは遅れている。
従って、第1信号と第2信号のパルス列中の立上り・立
下りは、二値信号のパルスの中はどの時点に同期するこ
とになり、しかも例えば第1信号のパルス列中の立上り
・立下りが二値信号の高レベル時に同期すれば第2 (
3号のパルス列中の立上り・立下りは二値信号の低レベ
ル時に同期し、逆に第1信号のパルス列中の立上り・立
下りが二値信号の低レベル時に同期すれば第2信号のパ
ルス列中の立上り・立下りは二値信号の高レベル時に同
期する。
各組のアブソリュート信号用検出器の第1信号か第2信
号かを選択して同時に高低レベルを読み取れば絶対位置
出力が得られるが、この場合、信号選択手段が前記二値
信号の状態に応じて第1信号または第2信号を選択し、
前記二値信号が一方の値をとっているときには前記各組
のアブソリュート信号用検出器から前記第1信号のみが
取り出され、前記二値信号が他方の値をとっているとき
には前記第2信号のみが取り出される。
このようにして、符号板と検出器の相対移動方向に関わ
りなく2個ずつn組のアブソリュート信号用検出器の各
組からの第1信号または第2信号をインクリメンタル信
号用検出器からの二値信号の状態に応して選択して取り
出し、所定ビット数nの並列データとして絶対位置信号
出力を得るものである。
例えば符号板のアブソリュートパターンが4ビツトのア
ブソリュートコードからなる場合、2個ずつ4組(計8
個)のアブソリュート信号用検出器と1個のインクリメ
ンタルイ3号用検出器か用いられる。
4組のアブソリュート信号用検出器は、各組のピッチか
前記アブソリュートパターンの最小読取り単位パターン
長の約%に相当するピッチとなるようにトラック長手方
向に配列される。即ち、この場合、各組は前記単位パタ
ーン長のほぼ1/2に相当するピッチの2個の検出器か
らなり、このような検出器の組が4つ配列され盃ことに
なる。
−M的にはこのアブソリニー118号用検出器の組数は
、符号板のアブソリュートパターンのスケール目盛数を
Xとすると、 21−目  く x ≦ 2  n       −(
1)の関係を満足するn組であり、アブソリュート(m
分用検出器の総数は20個となる。
前述のように、4ビツトのアブソリュートパターンのト
ラックに対して2個ずつ4組の検出器を配列した場合、
相対移動に伴って4組の検出器からそれぞれ互いにアブ
ソリュート単位パルス幅の%に相当する位相差をもつパ
ルス列からなる第1信号と第2信号とが順次出力される
。4組の第1信号と4組の第2信号は双方ともに同一内
容の4ビツトの並列データであるが、互いの位相がアブ
ソリュート単位パルス幅の%に相当する位相差ですれて
いる。この間、インクリメンタル信号用検出器はアブソ
リュート単位パルス幅にほぼ等しい繰返し周期の二値信
号を同期して生じており、この二値(3号は第1信号お
よび第2 (3号の単位パルスに対して前記繰返し周期
のほぼ埼の位相差をもっている。換言すれば、符号板の
インクリメンタルパターンとインクリメンタル信号用検
出器の組合せは、前述のような二値信号を生じるように
アブソリュートパターンおよびアブソリュート信号用検
出器の組に対して相対的な配列および位置関係を定めら
れている。
信号選択手段は、例えば二値信号が高レベルにあるとき
には各組の第1信号を4ビツトの並列データ出力として
取出すと共に第2信号を阻止し、逆に二値信号が低レベ
ルのときには各組の第2信号を4ビツトの並列データ出
力として取出すと共に第1信号を阻止する。
本発明において信号選択手段の動作は前記二値信号の高
低レベルに基いて行なわれ、そのための二値信号は、符
号板に一定ピッチのインクリメンタルパターンを設けて
おいてその検出信号から得るのがよい。またこの場合、
検出信号として互いに位相が90度ずれた所謂A相出力
とB相出力とを取り出し、前記信号選択手段でこれらA
B相の出力により選択動作を行うようにしても等価であ
る。
この発明の実施例を図面と共に説明すれば以下の通りで
ある。
[実施例] 第1図は、検出器に光電変換素子を用いた4ビツトの光
学式アブソリュートエンコーダの場合の本発明の一実施
例を示している。
第1図において、このアブソリュートエンコーダは、符
号板(スケール)11と、符号板に記録されたアブソリ
ュート信号およびインクリメンタル信号を読み取るため
の検出部20と、検出部からの信号を処理して絶対位置
を表わす4ビツトの並列データに変換する信号処理部3
0とからなっている。
符号数(スケール)11は透明基板からなり、その表面
には、金属の碁石などによる不透明部分(斜線部)と透
明部分(白抜部)とでr□、IJのビットを形成してな
るアブソリュートパターンを設けた第1のトラック13
と、スケール全長分を32等分して各分割領域を不透明
部分と透明部分とに交互に繰り返してインクリメンタル
パターンとした第2のトラック15とが並行に併設され
ている。
前記第1のトラック13上に形成されたアブソリュート
パターンは、スケール全長分を16の最小読み取り単位
パターンで分割して目盛数16とした4ビツト(n=4
)のアブソリュートコードであり、全周期配列と呼ばれ
る次のパターン、rOOoololloollllol
Jを有するものである。このアブソリュートパターンは
、第1図の第1トラツク13において図の左方から右方
へ順に、透明部分による連続した四つの「OJビット、
不透明部分による単一のrl」ビット、透明部分による
単一の「0」ビット、不透明部分による連続した二つの
「IJビット、透明部分による連続した二つの「0」ビ
ット、不透明部分による連続した四つの「1」ビット、
透明部分による単一の「0」ビット、不透明部分による
単一の「1」ビットとして示されている。
第2のトラック15は前述信号選択用の二値信号を得る
ためのインクリメンタルパターンを有するものであり、
このトラック15上には、全長に互って丁度前記アブソ
リュートパターンの最小読み取り単位パターンの1/2
に相当する長さ寸法の32個の区画が交互に透明・不透
明を変えて配列されており、全長を32分割したインク
リメンタルパターンとなっている。またこのインクリメ
ンタルパターンは、アブソリュートパターンに対して前
記単位パターンの屑に相当する位相差を付けて配列され
ている。
検出部20は、アブソリュート信号用検出器としてのフ
ォトダイオードアレイを構成する8個のフォトダイオー
ド21 a、21 b 〜24a、24bと、インクリ
メンタル信号用検出器としての単一のフォトダイオード
25とを備え、符号板11の上方から光を当てて、符号
板11の下面側でフォ  ト ダ イ オ − ト  
21a、    21b  〜 24a、   24b
によりトラック13のアブソリュートパターンを検出し
、またフォトダイオード25によりトラック15のイン
クリメンタルパターンを検出し、この場合、透過光「0
」、遮光を[1」とする。
第2図には、前記各フォトダイオード21a〜24bお
よび25の検出出力を処理するための信号処理部30の
回路の一例が示されている。
すなわち、アブソリュート信号用検出器としてのフォト
ダイオード21a、21b 〜24a、24bの各検出
出力はそれぞれ増幅器31a、31b〜34a、34b
で増幅されたのちコンパレータ41a、41b〜44a
、44bによって波形整形されて矩形波信号からなるパ
ルス列71a。
71b〜74a、74bとなり、それぞれ信号選択回路
50を構成するトライステートバッファ回路51a、5
1b 〜54a、54bに人力されている。
方、インクリメンタル信号用検出器としてのフォトダイ
オード25からの検出出力は、同様に増幅器35とコン
パレータ45を介して方形波に整形されて二値信号75
として信号選択回路50の各トライステートバッフ7回
路51a、51b〜54a、54bの制御入力端子に入
力されている。これによってコンパレータ45からの二
値信号75が低レベルのときはトライステートバッフ7
回路51a、52a、53a、54aがフォトダイオー
ド21a、22a、23a、24aによる検出信号に基
づくパルス列を出力端子61.62.63.64へ出力
し、またコンパレータ45からの二値信号75が高レベ
ルのときにはトライステートバッファ回路51b、52
b、53b。
54bがフォトダイオード21b、22b、23b、2
4bによる検出信号に基づくパルス列を出力端子61,
62,63.64へ出力する。
第3図は前記各コンパレータの出力波形と最終出力信号
との関係を示す波形図で、このうち、センサ選択記号a
、bは、二値信号75が低レベルのときはコンパレータ
41a、42a、43a。
44aから出力されるフォ1−ダイオード21a。
22a、23a、24aの検出出力によるパルス列71
a、72a、73a、74aが最終出力として選択され
、逆に二値信号75が高レベルのときはコンパレータ4
1b、42b、43b、44bから出力されるフォトダ
イオード21b、22b、23b、24bの検出出力に
よるパルス列71b、72b、73b、74bが最終出
力として選択されることを意味し、また最終出力につい
ては、選択されたパルス列の並列コードを16進数で表
わしである。
前記アブソリュート13号とインクリメンタル信号との
位相関係は、フォトダイオード21a、22a、23a
、24aの検出出力によるパルス列71a、72a、7
3a、74aの立上りと立下がりのタイミングが、前記
二値信号75の低レベル時のパルス幅の略中夫の時点に
なるように、またフォトダイオード21b、22b、2
3b、24bの検出出力によるパルス列71b、72b
73b、74bの立上りと立下がりのタイミングが、前
記二値信号75の高レベルのパルス幅の略中夫の時点に
なるようにしてあり、これによって選択されたほうの出
力信号にはアブソリュート信号パルス列の矩形波の立上
り・立下り付近の不確足部分が含まれないようになり、
誤った内容での読取りを防いでいる。このような位相差
タイミングの選定はアブソリュートパターンのトラック
13とその検出用のフォトダイオードアレイ21a〜2
4bの組合せに対してインクリメンタルパターンのトラ
ック15とその検出用のフォトダイオード25の組合せ
の配置上の位相差を適切に設定することで容易に実現可
能である。
本実施例のアブソリュートパターンは、゛前述したよう
にN=4ビットの全周期配列と呼ばれる16分割のもの
であり、第1図に示したように、符号板11の長手方向
へ検出部20をその隣接する4組のフォトダイオード2
1 ab、22ab、23ab、24abのを1組分の
ピッチづつ相対的にシフトさせた場合に、前記隣接する
4組に符号板11の全長に亙って同しrO,IJの組合
せのコード18号が生しないようにトラック13上のア
ブソリュートパターンの配列(アブソリュートコート)
が定められており、これは前述した通り、rooooI
ol 100111101Jである。
従って出力端子61を2°、62を2′  63を22
64を23に割り当てると4ビツトのアブソリュート信
号が得られ、第3図にはそれぞれのアブソリュート信号
に対応する十六進数が最終信号として示されている。
このように、インクリメンタルtH号による二値信号で
対構成のアブソリュート信号の立上り・立下り近傍の不
安定領域を交互に相補的に隠蔽するように切換えて出力
することにより、常に安定した絶対位置出力信号の取り
出しと電源没入時の即時出力の獲得とがなされるもので
ある。
尚、以上によフて得られる最終信号は数字が順番に並ん
でいないが、これは実際使用に際して適当なROMなど
の変換手段によって所望の数列に変換すれはよい。
アブソリュートパターンの配列は前述の16分割のもの
以外にも種々のものがあり、その配列の決定は次のよう
にして行なう。
即ち、ビット数が少ないときは順次試行錯誤的に行なっ
てもよいが、ピント数が多くなるとフンピユータで演算
させる必要がある。
前述の4ビツトの場合で説明すると、例えは各ビットが
「0」の場合は必ずあるから、先ず4つの「0」の連続
ro、0,0.OJを考える。モして[0」が5つ連続
すると同じ組合せが生してしまうことになるから、「O
」が4つ続いた後には必ずrl」がくると考える。この
ようにして順次r01か「l」かを追加していき、4つ
ずつの区切りで1ビツトずつシフトしたときに同し内容
の組合せが生じないようにすればよい。
このようにしてコンピュータに演算させた結果を第5図
(a)(b)(c)(d)に示す。
第5図(a)は5ビツト、即ちN=5の場合のアブソリ
ュートコードであり、第5図(b)は6ビツト、即ちN
=6の場合のアブソリュートコードであり、第5図(C
)は8ビツト、即ちN=8の場合のアブソリュートコー
トであり、そして第5図(C)は10ビツト、即ちN=
10の場合のアブソリュートコードである。
第5図(b)(c)(d)のアブソリュ−トコートは、
行の末尾のビットがその次(下)の行の先頭のビットに
つながって一連のものとして構成される。
これら第5図のアブソリュートコートをロータリーエン
コーダに用いる場合には、最下行の最後のビットが第1
行の先頭のビットにつながって堵端状に連続するように
する。
第5図の例ではアブソリュート信号用検出器のフォトダ
イオードの各組をアブソリュートパターンの最小読取り
単位の%に相当するピッチで速読配置する場合にコード
配列であるが、パターンが細かくなってフォトダイオー
ドアレイの配列ビッツか寸法上の制限によりそれ以上細
かくできなくなる場合には、アブソリュートパターンの
コード配列を工夫することにより、例えはコード配列の
1ビット置きの間隔でフォトダイオードを配列すること
ができる。そのような−例として第6図にN=10の場
合のアブソリュートコードを示す。
この場合、N=10であるから2個ずつ10組のフォト
ダイオードが各組につぎ1ビツト間隔て配列されること
になる。
勿論、他の間隔についても同様にアブソリュートコード
を適宜定めることは可能であり、−船釣にはアブソリュ
ート信号用検出器のフォトダイオードの各紐間配列ピッ
チの整数倍についてアブソリュートコードを作ることが
できる。
更に第5図の各アブソリュートコードは目盛数で示すと
(a)がN=5で32目盛、(b)がN=6で64目盛
、(C)がN=8で256目盛、(d)がN=10で1
024目盛であるが、実際の用途ではこのような中途半
端な目盛数でない区切りのよい目盛数が要求されること
が多い。第7〜12はそのような区切りのよい目盛数の
アブソリュートコートの例を示している。
即ち、第7図はロータリーエンコーダなどで角度を1度
読みするのに適した目盛数360の例、第8図は目盛a
ioooの例、第9図は目盛数2oooの例、第10図
は目盛数5000の例、第1A〜IIC図は目盛数10
000の例、第12AN12F図は角度1分読みに適し
た21600目盛の例である。
以上に例示したようなアブソリュートコードによれば、
1トラツクでアブソリュートパターンが実現できるので
、所謂インクリメンタル型のエンコーダと大ぎさが殆ど
変わらないアブソリュートエンコーダを得ることが可能
である。
本発明は直線位置を読み取るためのリニアエンコーダお
よび回転位置を読み取るためのロータリーエンコーダの
いずれにも適用でき、また、実h&例に挙げた光学式の
ものに限らず、磁気式その他の任意の検出方式のアブソ
リュートエンコーダに通用できることは述べるまでもな
い。
[発明の効果] 以上に述べたように、この発明によれば、電沖を投入し
たときに直ちに絶対位蓋信号が得られ、また符号板のア
ブソリュートパターンをトラック上の複数組の検出器に
よって読み取る際に、同時にインクリメンタル信号によ
り各組のアブソリュート信号の立上り・立下り付近の不
確定領域を交互に相補的に隠蔽して取り出すので、イン
クリメンタルエンコーダ基みの精度で誤出力の発生を防
止した高分解能のアブソリュートエンコーダを提供する
ことかでざるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係る光学式アブソリュー
トエンコーダの構成を示す模式図、第2図は検出器の検
出出力を処理するためのf33号処理路の一例を示す回
路図、第3図は動作説明のための波形を示すタイミング
チャート線図、第4図(a)は先の提案に係る光学式ア
ブソリュートエンコーダの符号板の模式平面図、同図(
b)は同しくその検出器の検出出力を処理するための(
3号処理回路の一例を示す回路図、第5図は異なるビッ
ト数のアブソリュート信号を得るためのアブソリュート
パターンを決定するアブソリ:L−トコートの幾つかの
例を示す説明図、第6図は間を一定ビッ装置きに開けて
読む場合のアブソリュートコードを示す説明図、第7図
は目盛数360の場合のアブソリュートコードを示す説
明図、第8図は目盛数t oooの場合のアブソリュー
トコードを示す説明図、第9図は目盛数2000の場合
のアブソリュートコードを示す説明図、第10図は目盛
数5000の場合のアブソリュートコートを示す説明図
、第11図は第11A−11C図の組み合せ配列を示す
説明図、第11A、1180図は目盛数10000の場
合のアブソリュートコートを示す説明図、第12図は第
12A〜12F図の組み合せ配列を示す説明図、第12
A2B、12C,12D、12E、12F図は目盛数2
1600の場合のアブソリュートコードを示す説明図で
ある。 (主要部分の符号の説明) +1:符号板 +3ニドラツク(アブソリュート) 15・トラック(インクリメンタル) 21ab〜24ab :フオトダイオードアレイ25・
フォトダイオード 31ab 〜:14ab :増幅器 41ab 〜44ab: 51ab〜54ab 61〜64 : コンパレータ 信号選択回路 トライステートバラ 出力端子 ファ回路

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 アブソリュートパターンのトラックとインクリメンタル
    パターンのトラックを略平行に有する符号板と、この符
    号板に対して前記トラックの長手方向に相対移動可能な
    検出器とを備えたアブソリュートエンコーダにおいて、 前記アブソリュートパターンを読取って対応したパルス
    列の第1信号および該パルス列中の最小読取り単位パル
    スのパルス幅の1/2に相当する位相差をもつ第2信号
    を各組毎に夫々生じる複数組のアブソリュート信号用検
    出器と、 前記インクリメンタルパターンを読取って前記パルス列
    中の最小読取り単位パルスのパルス幅にほぼ等しい繰返
    し周期の二値信号を、前記単位パルスに対して前記繰返
    し周期のほぼ1/4の位相差で生じるインクリメンタル
    信号用検出器と、 前記二値信号が一方の値をとっているときに前記各組の
    アブソリュート信号用検出器から前記第1信号のみを取
    り出し、前記二値信号が他方の値をとっているときには
    前記第2信号のみを取り出す信号選択手段、 とを備えたことを特徴とするアブソリュートエンコーダ
JP63322189A 1988-12-22 1988-12-22 アブソリュートエンコーダ Expired - Lifetime JP2754635B2 (ja)

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US07/453,986 US5068529A (en) 1988-12-22 1989-12-20 Absolute position detection encoder
DE3942625A DE3942625A1 (de) 1988-12-22 1989-12-22 Absolutkodierer

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH05223596A (ja) * 1992-02-13 1993-08-31 Japan Servo Co Ltd アブソリュートエンコーダ
JP2007218907A (ja) * 2006-02-15 2007-08-30 Dr Johannes Heidenhain Gmbh エンコーダ
JP2010066129A (ja) * 2008-09-11 2010-03-25 Iai:Kk アブソリュート型リニアエンコーダとアクチュエータ
US8497469B2 (en) 2010-06-15 2013-07-30 Canon Kabushiki Kaisha Rotary encoder that detects rotation angle

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JPH0235314A (ja) * 1988-07-25 1990-02-05 Yaskawa Electric Mfg Co Ltd 絶対値エンコーダ

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