JPH02168029A - 乾式クラッチの制御装置 - Google Patents
乾式クラッチの制御装置Info
- Publication number
- JPH02168029A JPH02168029A JP63324667A JP32466788A JPH02168029A JP H02168029 A JPH02168029 A JP H02168029A JP 63324667 A JP63324667 A JP 63324667A JP 32466788 A JP32466788 A JP 32466788A JP H02168029 A JPH02168029 A JP H02168029A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clutch
- speed
- engagement
- area
- control
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000008859 change Effects 0.000 claims description 16
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 abstract description 14
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000001737 promoting effect Effects 0.000 description 3
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 2
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 2
- 230000004044 response Effects 0.000 description 2
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 235000013372 meat Nutrition 0.000 description 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 1
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ベルト式無段変速機等を備えた車両において
、乾式クラッチを電子制御する制御装置に関し、詳しく
は、発進時の半クラツチ状態の制御に関する。
、乾式クラッチを電子制御する制御装置に関し、詳しく
は、発進時の半クラツチ状態の制御に関する。
近年、車両のクラッチとして、トルクコンバータ、電磁
式クラッチの他に乾式クラッチを用い、この乾式クラッ
チを発進時や停車直前に自動的に接断制御することが考
えられている。
式クラッチの他に乾式クラッチを用い、この乾式クラッ
チを発進時や停車直前に自動的に接断制御することが考
えられている。
そこで従来、上記乾式クラッチの制御に関しては、例え
ば特開昭60−78119号公報の先行技術がある。こ
こで、発進時のクラッチ接続速度パターンとして、第1
.第2.第3の3つの速度パターンに分割して設定し、
この速度パターンに応じクラッチの操作速度を決定して
制御することが示されている。
ば特開昭60−78119号公報の先行技術がある。こ
こで、発進時のクラッチ接続速度パターンとして、第1
.第2.第3の3つの速度パターンに分割して設定し、
この速度パターンに応じクラッチの操作速度を決定して
制御することが示されている。
ところで、上記先行技術のものにあっては、発進時のク
ラッチ接続速度のすべてを予め設定したパターンにのみ
基づいて制御する方式であるため、発進時の走行抵抗が
変動したり、クラッチミート部か経年変化したような種
々の外乱要素に対し、適切に対処して制御することがで
きない。このため、発進時の車両の挙動が外乱要素によ
り変化し、安定した発進を常に行い難い。
ラッチ接続速度のすべてを予め設定したパターンにのみ
基づいて制御する方式であるため、発進時の走行抵抗が
変動したり、クラッチミート部か経年変化したような種
々の外乱要素に対し、適切に対処して制御することがで
きない。このため、発進時の車両の挙動が外乱要素によ
り変化し、安定した発進を常に行い難い。
ここでクラッチ接続パターンは、一般にクラッチがつな
がり始める第1の領域、クラッチ位置を制御して入力回
転数を安定に保ちながら出力回転数の上昇を図る半クラ
ッチの第2領域、最後に入・出力回転数が一致してクラ
ッチを完全に係合する第3の領域に分割される。従って
、最も重要なのは第2の領域であり、この領域では外乱
要素の影響を受は易いことから、これに対し制御を適切
に実行する必要がある。
がり始める第1の領域、クラッチ位置を制御して入力回
転数を安定に保ちながら出力回転数の上昇を図る半クラ
ッチの第2領域、最後に入・出力回転数が一致してクラ
ッチを完全に係合する第3の領域に分割される。従って
、最も重要なのは第2の領域であり、この領域では外乱
要素の影響を受は易いことから、これに対し制御を適切
に実行する必要がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、半クラツチ領域において外乱要素に対
しスリップを少なくして円滑にクラッチミートすること
が可能な乾式クラッチの制御装置を提供することにある
。
とするところは、半クラツチ領域において外乱要素に対
しスリップを少なくして円滑にクラッチミートすること
が可能な乾式クラッチの制御装置を提供することにある
。
上記目的を達成するため、本発明の乾式クラ・ノチの制
御装置は、半クラツチ領域での外乱要素は入力側エンジ
ン回転数の変化に表われるため、このエンジン回転数の
変化状態に応じてクラッチ接続速度を可変制御すれば良
い点に着目している。
御装置は、半クラツチ領域での外乱要素は入力側エンジ
ン回転数の変化に表われるため、このエンジン回転数の
変化状態に応じてクラッチ接続速度を可変制御すれば良
い点に着目している。
そこで、クラッチ断から発進制御を領域1. II。
■に3分割し、上記領域Iでは最大クラッチ接続速度で
目標クラッチ位置に移動し、上記領域IIではエンジン
回転数の変化に応じクラッチ接続速度を設定して移動し
、上記領域IIIでは所定のクラッチ接続速度で移動し
て完全係合するものである。
目標クラッチ位置に移動し、上記領域IIではエンジン
回転数の変化に応じクラッチ接続速度を設定して移動し
、上記領域IIIでは所定のクラッチ接続速度で移動し
て完全係合するものである。
上記構成に基づき、特に領域Hの半クラツチ領域ではエ
ンジン回転数が徐々に上昇することで、クラッチ接続が
微小な接続速度で行われ、このとき外乱要素によりエン
ジン回転数の上昇が制限されるとクラッチの移動も停止
することになり、こうしてエンジン回転数の上昇を促し
ながらクラッチ接続を滑らかに進行するようになる。
ンジン回転数が徐々に上昇することで、クラッチ接続が
微小な接続速度で行われ、このとき外乱要素によりエン
ジン回転数の上昇が制限されるとクラッチの移動も停止
することになり、こうしてエンジン回転数の上昇を促し
ながらクラッチ接続を滑らかに進行するようになる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図において、乾式クラッチに無段変速機を組合わせ
た駆動系について述べると、エンジンlのクランク軸2
が乾式クラッチ3のフライホイール4に連結する。乾式
クラッチ3はフライホイール4にダイヤフラムスプリン
グ5を有するクラッチプレート6が対向配置し、このス
プリング5にレリーズレバ−7を介しアクチュエータの
例えばDCモータ8等が連結して成る。DCモータ8は
ブレーキ機構を内蔵して通電の停止により任意の位置に
停止保持するものであり、回転を直線変位に変換してレ
リーズレバ−7を操作する。ここで、例えばDCモータ
8の正転によるレバー7の操作でフライホイール4とク
ラッチプレート6を摩擦力で機械的に係合して接続し、
DCモータ8の逆転によるレバー7の操作でその係合を
解いて切断する。また、かかるDCモータ8の正逆転時
に通電をデユーティ制御し、回転速度を可変とし、クラ
ッチ位置の変化速度をデユーティ比に応じて可変する構
成である。
た駆動系について述べると、エンジンlのクランク軸2
が乾式クラッチ3のフライホイール4に連結する。乾式
クラッチ3はフライホイール4にダイヤフラムスプリン
グ5を有するクラッチプレート6が対向配置し、このス
プリング5にレリーズレバ−7を介しアクチュエータの
例えばDCモータ8等が連結して成る。DCモータ8は
ブレーキ機構を内蔵して通電の停止により任意の位置に
停止保持するものであり、回転を直線変位に変換してレ
リーズレバ−7を操作する。ここで、例えばDCモータ
8の正転によるレバー7の操作でフライホイール4とク
ラッチプレート6を摩擦力で機械的に係合して接続し、
DCモータ8の逆転によるレバー7の操作でその係合を
解いて切断する。また、かかるDCモータ8の正逆転時
に通電をデユーティ制御し、回転速度を可変とし、クラ
ッチ位置の変化速度をデユーティ比に応じて可変する構
成である。
上記乾式クラッチ3のクラッチプレート6は、前後進切
換装置9を介して無段変速機10のプライマリ軸11に
連結し、二のプライマリ軸11のプライマリプーリ12
とセカンダリ軸13のセカンダリプーリ14にベルト1
5が巻装される。セカンダリ軸13はリダクンヨンギャ
16を介しディファレンシャル装置17に連結し、ディ
ファレンシャル装置17から車輪側に伝動構成される。
換装置9を介して無段変速機10のプライマリ軸11に
連結し、二のプライマリ軸11のプライマリプーリ12
とセカンダリ軸13のセカンダリプーリ14にベルト1
5が巻装される。セカンダリ軸13はリダクンヨンギャ
16を介しディファレンシャル装置17に連結し、ディ
ファレンシャル装置17から車輪側に伝動構成される。
無段変速機10はセカンダリプーリ14のライン圧、プ
ライマリプーリ12のプライマリ圧をソレノイド弁等で
電子制御することで、伝達トルクに応じたプーリ押付力
を付与し、更にベルト15の巻付は径の比を変えて自動
的に無段変速する構成である。
ライマリプーリ12のプライマリ圧をソレノイド弁等で
電子制御することで、伝達トルクに応じたプーリ押付力
を付与し、更にベルト15の巻付は径の比を変えて自動
的に無段変速する構成である。
制御系について述べると、−セレクトレバー側のシフト
位置センサ20.アクセルペダル側のアクセルスイッチ
21.エンジン回転数センサ22.スロットル開度セン
サ23.ブライマリブーり回転数センサ24.セカンダ
リブーり回転数センサ25.更にモータ側てクラッチ位
置を検出するクラッチ位置検出器26を有する。そして
、これらの各信号が電子制御ユニット27に入力し、制
御ユニット27からのモータ制御信号がDCモータ8に
出力して乾式りラッチ3のクラッチ位置を制御する。ま
た、制御ユニット27からの変速制御とライン圧制御の
各信号は油圧制御回路28に出力し、無段変速機10を
変速制御するようになっている。
位置センサ20.アクセルペダル側のアクセルスイッチ
21.エンジン回転数センサ22.スロットル開度セン
サ23.ブライマリブーり回転数センサ24.セカンダ
リブーり回転数センサ25.更にモータ側てクラッチ位
置を検出するクラッチ位置検出器26を有する。そして
、これらの各信号が電子制御ユニット27に入力し、制
御ユニット27からのモータ制御信号がDCモータ8に
出力して乾式りラッチ3のクラッチ位置を制御する。ま
た、制御ユニット27からの変速制御とライン圧制御の
各信号は油圧制御回路28に出力し、無段変速機10を
変速制御するようになっている。
第2図において電子制御系について述べる。
先ず、無段変速制御系について述べると、変速速度制御
部30とライン圧制御部31とを有する。変速速度制御
部30は、実変速比算出部32でプライマリプーリ回転
数センサ24.セカンダリプーリ回転数センサ25のプ
ライマリブーり回転数Np、セカンダリプーリ回転数N
sにより実変速比lを算出し、目標変速比算出部33で
目標プライマリプーリ回転数Npd、セカンダリブーり
回転数Nsにより目標変速比isを算出する。そして変
速速度算出部34では、これらの実変速比l、目標変速
比isの偏差等により変速速度di/dtを求め、これ
に応じたデユーティ信号をソレノイド弁35に出力して
実変速比1を目標変速比isに追従制御する。ライン圧
制御部31は、スロットル開度センサ23のスロットル
開度θ2エンジン回転数センサ22のエンジン回転数N
eによりエンジントルクTを求め、これと実変速比fに
より目標ライン圧PLDを設定する。
部30とライン圧制御部31とを有する。変速速度制御
部30は、実変速比算出部32でプライマリプーリ回転
数センサ24.セカンダリプーリ回転数センサ25のプ
ライマリブーり回転数Np、セカンダリプーリ回転数N
sにより実変速比lを算出し、目標変速比算出部33で
目標プライマリプーリ回転数Npd、セカンダリブーり
回転数Nsにより目標変速比isを算出する。そして変
速速度算出部34では、これらの実変速比l、目標変速
比isの偏差等により変速速度di/dtを求め、これ
に応じたデユーティ信号をソレノイド弁35に出力して
実変速比1を目標変速比isに追従制御する。ライン圧
制御部31は、スロットル開度センサ23のスロットル
開度θ2エンジン回転数センサ22のエンジン回転数N
eによりエンジントルクTを求め、これと実変速比fに
より目標ライン圧PLDを設定する。
そして、この目標ライン圧PLOに応じたデユーティ信
号をソレノイド弁36に出力して、伝達トルクに応じラ
イン圧制御する。
号をソレノイド弁36に出力して、伝達トルクに応じラ
イン圧制御する。
次いで、クラッチ制御系について述べると、クラッチ位
置検出器26の信号が入力する実クラッチ位置検出部4
0を有し、実際のクラッチ位置Sを検出する。また、発
進意志の有無と共にクラッチ状態を判断するため、クラ
ッチ断判定部41.半クラッチ判定部42.クラッチ接
判定部43を有する。クラッチ断判定部41はシフト位
置センサ20のシフト位置がパーキング(P)、ニュー
トラル(N)の場合、そのシフト位置がドライブ(D)
、リバース(R)でアクセルスイッチ21のアクセルO
FFの走行状態で、更にエンストを防止するための所定
の直結速度以下の場合にクラッチ解放を判断する。
置検出器26の信号が入力する実クラッチ位置検出部4
0を有し、実際のクラッチ位置Sを検出する。また、発
進意志の有無と共にクラッチ状態を判断するため、クラ
ッチ断判定部41.半クラッチ判定部42.クラッチ接
判定部43を有する。クラッチ断判定部41はシフト位
置センサ20のシフト位置がパーキング(P)、ニュー
トラル(N)の場合、そのシフト位置がドライブ(D)
、リバース(R)でアクセルスイッチ21のアクセルO
FFの走行状態で、更にエンストを防止するための所定
の直結速度以下の場合にクラッチ解放を判断する。
半クラツチ判定部42は、シフト位置がり、Rでアクセ
ルスイッチにクラッチ断判定部41により前回がクラッ
チ断制御の場合に半クラツチ状態を判断する。クラッチ
接判定部43は、後述するように半クラツチ制御により
クラッチ接領域に入った場合、アクセルOFFの走行状
態で直結車速以上の場合にクラッチ係合を判断する。
ルスイッチにクラッチ断判定部41により前回がクラッ
チ断制御の場合に半クラツチ状態を判断する。クラッチ
接判定部43は、後述するように半クラツチ制御により
クラッチ接領域に入った場合、アクセルOFFの走行状
態で直結車速以上の場合にクラッチ係合を判断する。
クラッチ断判定部41の判断結果は比較制御部44に入
力し、第3図(a)のクラッチ特性のクラッチ接続開始
直前の目標クラッチ位置SDI と実クラッチ位置Sと
を比較するのであり、この結果がモータ正逆転制御部4
5と接続速度設定部46とに入力する。そしてSDI<
Sの場合は正逆転制御部45から逆転信号を、SD1≧
Sの場合は正逆転制御部45から正転信号を、それぞれ
駆動部47を介してDCモータ8に出力する。またこの
とき、接続速度設定部46からクラッチ接続速度S1に
対応した所定のデユーティ信号を出力し、モータ回転速
度を制御する。
力し、第3図(a)のクラッチ特性のクラッチ接続開始
直前の目標クラッチ位置SDI と実クラッチ位置Sと
を比較するのであり、この結果がモータ正逆転制御部4
5と接続速度設定部46とに入力する。そしてSDI<
Sの場合は正逆転制御部45から逆転信号を、SD1≧
Sの場合は正逆転制御部45から正転信号を、それぞれ
駆動部47を介してDCモータ8に出力する。またこの
とき、接続速度設定部46からクラッチ接続速度S1に
対応した所定のデユーティ信号を出力し、モータ回転速
度を制御する。
半クラツチ判定部42に対しては、3つの領域に分割し
た領域I、領域■、領域■の領域I判定部48、領域■
判定部49.領域■判定部50を有する。
た領域I、領域■、領域■の領域I判定部48、領域■
判定部49.領域■判定部50を有する。
領域Iは目標クラッチ位置への変化域、領域■は半クラ
ツチ制御域、領域■はクラッチ接続への変化域である。
ツチ制御域、領域■はクラッチ接続への変化域である。
領域I判定部48の出力は比較判定部51に入力し、第
3図(、a)の目標クラッチ位置SD2と実クラッチ位
置Sとを比較し、SD2≧Sの場合にモータ正転を指示
し、同時に接続速度設定部52て最大接続速度3Mを指
示する。領域■判定部49は5D2−3の時点て選択さ
れ、接続速度設定部53でクラッチ接続速度$2を定め
る。
3図(、a)の目標クラッチ位置SD2と実クラッチ位
置Sとを比較し、SD2≧Sの場合にモータ正転を指示
し、同時に接続速度設定部52て最大接続速度3Mを指
示する。領域■判定部49は5D2−3の時点て選択さ
れ、接続速度設定部53でクラッチ接続速度$2を定め
る。
方、エンジン回転数変化算出部54においてエンジン回
転数変化NOが算出され、このエンジン回転数変化NO
が接続速度設定部53に入力している。
転数変化NOが算出され、このエンジン回転数変化NO
が接続速度設定部53に入力している。
ここで、エンジン回転数変化f’Jaに対し接続速度$
2が第3図(b)のように増大関数で設定されており、
モータ正転とこのマツプ検索されるクラッチ接続速度S
2とを出力する。領域■判定部50はミート検出部55
においてNo−Npが検出された時点で選択され、接続
速度設定部56でモータ正転と所定の接続速度$3とを
出力する。
2が第3図(b)のように増大関数で設定されており、
モータ正転とこのマツプ検索されるクラッチ接続速度S
2とを出力する。領域■判定部50はミート検出部55
においてNo−Npが検出された時点で選択され、接続
速度設定部56でモータ正転と所定の接続速度$3とを
出力する。
クラッチ接判定If543は、上記領域■判定部50の
出力により選択され、比較制御部57で第3図(a)の
最大の目標クラッチ位置SD3と実クラッチ位置Sとを
比較し、5D3−Sになるようにモータ正転を指示する
ようになっている。
出力により選択され、比較制御部57で第3図(a)の
最大の目標クラッチ位置SD3と実クラッチ位置Sとを
比較し、5D3−Sになるようにモータ正転を指示する
ようになっている。
次いで、かかる構成の制御装置の作用について述べる。
先ず、停車時にN、Pへのシフト位置、またはり、Hの
シフト位置でもアクセルOFFの場合は、クラッチ断判
定部41が選択される。そこで、比較制御部44により
モータ制御されて、乾式クラッチ3は接続開始直前の目
標クラッチ位置SDI に待機されるのであり、こうし
て乾式クラッチ3は解放状態で遊びやガタが詰められる
。
シフト位置でもアクセルOFFの場合は、クラッチ断判
定部41が選択される。そこで、比較制御部44により
モータ制御されて、乾式クラッチ3は接続開始直前の目
標クラッチ位置SDI に待機されるのであり、こうし
て乾式クラッチ3は解放状態で遊びやガタが詰められる
。
次いで、上記クラッチ断制御の後にり、Rのシフト位置
でアクセルONすると、半クラツチ判定部42により領
域1判定部48が選択される。このため、比較制御部5
1に基づきモータ正逆転制御部45から正転信号が出力
し、接続速度設定部°52により最大接続速度$Mに応
じたデユーティ信号が出力してDCモータ8を駆動する
ことで、乾式クラッチ3は第4図(b)のように最大接
続速度$hで目標クラッチ位置SD2に移動する。こう
して、乾式クラッチ3は直ちにミート付近に移行するが
、係合力が微小であるためエンジン回転数NOは第4図
(C)のように立上る゛。そして5D2−5に達すると
領域■判定部49が選択され、接続速度設定部53でエ
ンジン回転数変化8eに応じたクラ・ソチ接続速度白2
が設定される。ここで半クラツチ領域に入ると、クラッ
チ係合力に応じて動力伝達が開始し、エンジン回転数N
eの上昇も緩やかになることでクラッチ接続速度$2が
小さく設定され、これに応じたデユーティ信号でDCモ
ータ8はゆっくり回転し、乾式クラッチ3が微小スピー
ドで第4図(b)のように移動する。モして外乱要素に
よりQe≦0になると、$2−oになって乾式クラッチ
3の移動が一時的に停止し、エンジン回転数Neの上昇
が促される。こうして、エンジン回転数Neの上昇を促
しながら乾式クラッチ3は徐々に接続方向に移動して係
合力を増すようになり、これに伴い車両は沿らかに発進
して、クラッチ出力側のプライマリプーリ回転数Npは
第4図(C)のように円滑に上昇する。
でアクセルONすると、半クラツチ判定部42により領
域1判定部48が選択される。このため、比較制御部5
1に基づきモータ正逆転制御部45から正転信号が出力
し、接続速度設定部°52により最大接続速度$Mに応
じたデユーティ信号が出力してDCモータ8を駆動する
ことで、乾式クラッチ3は第4図(b)のように最大接
続速度$hで目標クラッチ位置SD2に移動する。こう
して、乾式クラッチ3は直ちにミート付近に移行するが
、係合力が微小であるためエンジン回転数NOは第4図
(C)のように立上る゛。そして5D2−5に達すると
領域■判定部49が選択され、接続速度設定部53でエ
ンジン回転数変化8eに応じたクラ・ソチ接続速度白2
が設定される。ここで半クラツチ領域に入ると、クラッ
チ係合力に応じて動力伝達が開始し、エンジン回転数N
eの上昇も緩やかになることでクラッチ接続速度$2が
小さく設定され、これに応じたデユーティ信号でDCモ
ータ8はゆっくり回転し、乾式クラッチ3が微小スピー
ドで第4図(b)のように移動する。モして外乱要素に
よりQe≦0になると、$2−oになって乾式クラッチ
3の移動が一時的に停止し、エンジン回転数Neの上昇
が促される。こうして、エンジン回転数Neの上昇を促
しながら乾式クラッチ3は徐々に接続方向に移動して係
合力を増すようになり、これに伴い車両は沿らかに発進
して、クラッチ出力側のプライマリプーリ回転数Npは
第4図(C)のように円滑に上昇する。
一方、例えば無段変速機10が略変速開始点に達してN
e =Npのミート点になると、領域■判定部50が選
択されて、接続速度設定部56による所定のクラッチ接
続速度$3でDCモータ8が駆動される。また、クラッ
チ接判定部43の比較制御部57でDCモータ8が停止
されることになり、これにより乾式クラッチ3は最大の
目標クラッチ位置SD3に速やかに移動し、完全係合状
態を保つのである。
e =Npのミート点になると、領域■判定部50が選
択されて、接続速度設定部56による所定のクラッチ接
続速度$3でDCモータ8が駆動される。また、クラッ
チ接判定部43の比較制御部57でDCモータ8が停止
されることになり、これにより乾式クラッチ3は最大の
目標クラッチ位置SD3に速やかに移動し、完全係合状
態を保つのである。
次いで、上述のようにクラッチ係合した後は、エンジン
動力がそのまま無段変速機10に入力し、変速速度制御
部30とライン圧制御部31とにより無段変速された動
力が出力して走行する。
動力がそのまま無段変速機10に入力し、変速速度制御
部30とライン圧制御部31とにより無段変速された動
力が出力して走行する。
なお、本発明は上記実施例のみに限定されるものではな
く、油圧式クラッチ、他の変速機にも適用し得る。
く、油圧式クラッチ、他の変速機にも適用し得る。
以上述べてきたように、本発明によれば、乾式クラッチ
の発進制御において、半クラツチ領域ではクラッチ接続
速度をエンジン回転数の変化状聾により定めて移動制御
するので、外乱要素に対し係合力が適切に調整され、ク
ラッチを常に滑らかにミートし得る。
の発進制御において、半クラツチ領域ではクラッチ接続
速度をエンジン回転数の変化状聾により定めて移動制御
するので、外乱要素に対し係合力が適切に調整され、ク
ラッチを常に滑らかにミートし得る。
さらに、クラッチ接続速度は零以上で常にクラッチ接続
側に動作するので、クラッチのスリップが抑制される。
側に動作するので、クラッチのスリップが抑制される。
また、クラッチミート点の変化に対しても、それを適切
に補正し得る。
に補正し得る。
第1図は本発明の乾式クラッチの制御装置の実施例の全
体構成図、 第2図は制御系のブロック図、 第3図(a)はクラッチ特性図、(b)は領域■のクラ
ッチ接続速度の特性図、 第4図はクラッチの制御状態を示す図である。 3・・・乾式クラッチ、8・・・DCモータ、27・・
・制御ユニット、48・・・領域■判定部、49・・・
領域■判定部、50・・・領域■判定部:51・・・比
較制御部、52.53.56・・・接続速度設定部、 54・・・エンジン回転数変化算出 部 同
体構成図、 第2図は制御系のブロック図、 第3図(a)はクラッチ特性図、(b)は領域■のクラ
ッチ接続速度の特性図、 第4図はクラッチの制御状態を示す図である。 3・・・乾式クラッチ、8・・・DCモータ、27・・
・制御ユニット、48・・・領域■判定部、49・・・
領域■判定部、50・・・領域■判定部:51・・・比
較制御部、52.53.56・・・接続速度設定部、 54・・・エンジン回転数変化算出 部 同
Claims (2)
- (1)クラッチ断から発進制御を領域I,II,III
に3分割し、 上記領域Iでは最大クラッチ接続速度で目標クラッチ位
置に移動し、 上記領域IIではエンジン回転数の変化に応じクラッチ
接続速度を設定して移動し、 上記領域IIIでは所定のクラッチ接続速度で移動して
完全係合することを特徴とする乾式クラッチの制御装置
。 - (2)上記領域IIでのクラッチ接続速度はエンジン回
転数の変化の増大関数で決定する請求項(1)記載の乾
式クラッチの制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63324667A JPH02168029A (ja) | 1988-12-21 | 1988-12-21 | 乾式クラッチの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63324667A JPH02168029A (ja) | 1988-12-21 | 1988-12-21 | 乾式クラッチの制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02168029A true JPH02168029A (ja) | 1990-06-28 |
Family
ID=18168386
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63324667A Pending JPH02168029A (ja) | 1988-12-21 | 1988-12-21 | 乾式クラッチの制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02168029A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0702170A3 (en) * | 1994-09-19 | 1997-10-29 | Eaton Corp | Clutch re-engagement control |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5839821A (ja) * | 1981-09-03 | 1983-03-08 | Mazda Motor Corp | 自動車のクラツチ制御装置 |
JPS6023660A (ja) * | 1983-07-18 | 1985-02-06 | Toyota Motor Corp | クラツチ駆動制御装置 |
JPS6078119A (ja) * | 1983-10-03 | 1985-05-02 | Ono Sokki Co Ltd | クラツチ制御方法 |
-
1988
- 1988-12-21 JP JP63324667A patent/JPH02168029A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5839821A (ja) * | 1981-09-03 | 1983-03-08 | Mazda Motor Corp | 自動車のクラツチ制御装置 |
JPS6023660A (ja) * | 1983-07-18 | 1985-02-06 | Toyota Motor Corp | クラツチ駆動制御装置 |
JPS6078119A (ja) * | 1983-10-03 | 1985-05-02 | Ono Sokki Co Ltd | クラツチ制御方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0702170A3 (en) * | 1994-09-19 | 1997-10-29 | Eaton Corp | Clutch re-engagement control |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5117931A (en) | Vehicle power transmission apparatus having an engine starting function | |
US5069086A (en) | Belt ratio controller for a continuously vaiable transmission | |
US5060768A (en) | Creep control for a continuously variable transmission | |
US4856380A (en) | Method of controlling clutch pressure of continuously variable transmission system | |
EP0668184B1 (en) | Clutch operational control apparatus | |
US5060770A (en) | Method of controlling rotational speed of continuous variable transmission | |
JPH09217799A (ja) | 無段自動変速機の変速制御装置 | |
US5209332A (en) | Control system for a clutch of a motor vehicle | |
JPS62255247A (ja) | 車両用自動クラツチの制御装置 | |
JPH02168029A (ja) | 乾式クラッチの制御装置 | |
JPH02195026A (ja) | 乾式クラッチの制御装置 | |
JP2631882B2 (ja) | 車両用自動クラッチの制御装置 | |
JP2731925B2 (ja) | 乾式クラッチの制御装置 | |
JP2769725B2 (ja) | 連続可変変速機のクラッチ制御方法 | |
JP2652370B2 (ja) | 車両用自動クラツチの制御装置 | |
EP0240281B1 (en) | Control system for an electromagnetic clutch for a vehicle | |
JP2948696B2 (ja) | クラッチ制御装置 | |
JPH01195142A (ja) | 無段変速機付車両のクラッチ制御装置 | |
JP2852518B2 (ja) | シフトレバー位置信号の判定方法 | |
JP2984454B2 (ja) | クラッチの制御方法 | |
JPH1054458A (ja) | 自動変速機用油圧制御装置 | |
JPH0384225A (ja) | 車両用クラッチの制御装置 | |
JPH02229923A (ja) | クラッチの制御装置 | |
JPH02229924A (ja) | クラッチの制御装置 | |
JPH02195027A (ja) | 乾式クラッチの制御装置 |