JPH02165848A - スチールの高速連続鋳造方法及び装置 - Google Patents

スチールの高速連続鋳造方法及び装置

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JPH02165848A
JPH02165848A JP1192429A JP19242989A JPH02165848A JP H02165848 A JPH02165848 A JP H02165848A JP 1192429 A JP1192429 A JP 1192429A JP 19242989 A JP19242989 A JP 19242989A JP H02165848 A JPH02165848 A JP H02165848A
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JP
Japan
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casting
belt
pulley
outlet
roll
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Pending
Application number
JP1192429A
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English (en)
Inventor
Charles D Dykes
チャールズ ディー ダイクス
Sabah S Daniel
サバー エス ダニエル
J F Barry Wood
ジェイ エフ バリー ウッド
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Usx Eng & Consultants Inc
Hazelett Strip Casting Corp
Original Assignee
Usx Eng & Consultants Inc
Hazelett Strip Casting Corp
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Publication date
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Publication of JPH02165848A publication Critical patent/JPH02165848A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
    • B22D11/06Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars
    • B22D11/0605Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars formed by two belts, e.g. Hazelett-process
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
    • B22D11/06Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars
    • B22D11/0637Accessories therefor
    • B22D11/0677Accessories therefor for guiding, supporting or tensioning the casting belts

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Continuous Casting (AREA)
  • Moulding By Coating Moulds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 スチール製品を連続鋳造すべくツインベルト鋳造機を通
常の圧延機とタンデム(直列)に連結するには、遊星圧
延機の場合とは異なり、次のバラグラフにおいて説明す
るように高速で作動しなければならない。この「高速」
なる用語は、1分間当り少なくとも約300インチ(2
5フイート、約7.6111)のリニア排出速度をいう
ものとする。
熱い鋳造スチールスラブが、上記速度よりも非常に遅い
速度で通常の圧延機に搬入されると、圧延される鋳造製
品からの大量の熱が、該鋳造製品と接触する各圧延ロー
ルの局部的領域に伝導される。このため、鋳造製品は、
圧延機に搬入される前に過剰に冷却されると共に、圧延
ロール自体も、その作業面が局部的にオーバーヒートさ
れてしまう。
米国特許第2.640,235号には、ツインベルト鋳
造機の入口セクションにおける横方向に湾曲した鋳造ベ
ルトの外面に隣接して設けられた冷却チャンバすなわち
水ジャケットが開示されている(上記米国特許明細書の
第1図、第5図、第7図及び第8図に番号44.45.
46.48.49及び50で示す部材を参照)。この鋳
造機の鋳造セクションにおける鋳造ベルトに隣接した位
置には、他の冷却チャンバすなわち水ジャケットが設け
られている(上記米国特許明細書の第1図、第2図及び
第2a図における番号56及び59を参照)。
これらの冷却チャンバ内の冷却水の圧力によって・鋳造
ベルトが歪むことを防止するため、鋳造ベルトは、電磁
吸引力により非磁性体の銅又は真鍮型のスペーサ(上記
米国特許明細書の番号58又は58aを参照)に対して
保持されるようになっている。各鋳造ベルトの操縦(ス
テアリング)は、上記米国特許明細書の第6図に示すよ
うに、上流側のプーリローラ(上記米国特許明細書の番
号19を参照)の配向をベルト張力付与手段のピストン
ロッド(上記米国特許明細書の番号21を参照)の軸線
の回りで槻じることにより行われる。
上記米国特許明細書の第1図及び第9図には、両鋳造ベ
ルトが、ベルト駆動ローラとして作動するそれぞれの下
流側プーリローラ(上記米国特許明細書の番号25及び
40を参照)に到達する前に、鋳造製品から離れて拡散
することが示されている。
米国特許第2,904.860号には、それぞれの下流
側プーリローラ(上記米国特許明細書の第2図の番号1
30及び122を参照)に至る全道程で、鋳造製品に隣
接して延在している鋳造ベルト(上記米国特許明細書の
番号14及び16を参照)が示されている。しかしなが
ら、この鋳造機は、上方の鋳造ベルト(上記米国特許明
細書の番号14を参照)用の4つのプーリローラ(上記
米国特許明細書の第2図の番号126.134.130
及び142を参照)と、下方の鋳造ベルト(上記米国特
許明細書の番号16を参照)用の3つのプーリローラ(
上記米国特許明細書の番号118.206及び122を
参照)とを備えていて、鋳造ベルトを中央に走行させる
ための操縦が、上記米国特許明細書の第2図及び第6図
に示すように、中間ローラ(しばしば「第30−ラ」と
も呼ばれるもので、上記米国特許明細書の番号142又
は206を参照)の軸線を、それぞれの操縦ローラに接
触して通過するベルトに対して横の関係にはならないよ
うに傾動(スキュー)させることによって行われる。こ
の第30−ラによる操縦機構は、通過する鋳造ベルトと
操縦ローラ自体との間の摩擦接触に大部分を依存してお
り、摩擦係数及び温度状態の変化及びベルトの形状に生
じる僅かな欠陥等のため、全く有効で信鯨できるという
訳ではない。
米国特許第3.036.348号及びその関連する米国
特許第3.123.874号に開示されたツインベルト
鋳造機においては、上方の鋳造ベルト(上記米国特許明
細書第3.036.348号の第3図及び第12図の番
号20を参照)が、出口プーリロール(上記米国特許第
3.036.348号の第12図の番号7Bを参照)か
らかなり上、流側の位置で鋳造製品から拡開している。
上方の鋳造ベルトの操縦は、鋳造領域の平面に対して垂
直な平面内で出口プーリロール(上記米国特許第3.0
36.348号の番号78を参照)の軸線を傾斜させる
ことにより行われる。この出口プーリロールの操縦操作
を行うと、上方の鋳造ベルトが鋳造製品から拡開してク
リアランスが生じる。“上記米国特許第3.036.3
48号に開示された鋳造機においては、鋳造平面に垂直
な平面内で下方の上流側プーリロール(上記米国特許第
3.036゜348号の番号80を参照)の軸線を傾斜
させることにより、下方の鋳造ベルト(上記米国特許第
3゜036.348号の番号22を参照)が操縦される
。上記米国特許第3.036,348号の第13A図及
び第13B図には、プーリロールの軸線を傾斜させるこ
とにより、操縦操作を行うことが説明されている。
米国特許第3.167.830号には、それぞれの鋳造
ベルトを操縦するのに両出口プーリロールの軸線を傾斜
する点を除き上記米国特許第3.036,348号に開
示の上方の鋳造ベルトの操縦機構と同様な操縦機構が開
示されており、これによれば、鋳造領域の平面に垂直な
平面内で出口プーリロールの軸線が傾斜されるようにな
っている。上記米国特許第3.167.830号の第3
図、第6図及び第7図には、入ロブーリロール(上記米
国特許第3.167.830号の番号28及び30を参
照)に非常に近接した位置に配置された小径のベルトバ
ックアップローラ(上記米国特許第3.167、830
号の番号46を参照)が開示されており、他方のバック
アップローラ(上記米国特許第3.167、830号の
番号44を参照)は、上記バックアップローラ(上記番
号46)の直径よりも大きい。
米国特許第3.310.849号には、ツインベルト鋳
造機の両鋳造ベルト用の41一リロール機構が開示され
ている。上記米国特許第3.310.849号の第7図
及び第8図に示されているように、鋳造ベルトの操縦は
、鋳造平面に垂直な平面内で下流側の両プーリロールの
軸線を同時に傾斜させることにより行われる。上記米国
特許第3,310.849号の第2図及び第7図には、
鋳造ベルトが、出口プーリロール(上記米国特許第3,
310.849号の番号22.26を参照)に到達する
前に鋳造製品から拡開して、ベルトの操縦操作を行うた
めのクリアランスが形成することが示されている。
米国特許第3.878.883号、第3.949,80
5号及び第3.963.068号には、鋳造平面に垂直
な平面内で、出口プーリロール(番号22又は18を参
照)の軸線(第16図、第17図及び第18図の番号1
44を参照)を傾斜させる操縦装置が開示されている。
本願明細書の第1図、第2図及び第3図には、これらの
従来技術によるベルト操縦装置に包含される関係が示し
である。すなわち、従来のベルト操縦装置では、第2図
及び第3図に示すように、各出口プーリロール20.2
2が、鋳造領域Cの平面に垂直な平面内で傾斜され、こ
れによりそれぞれ上下の鋳造ベルト24.26の操縦を
行うようになっている。各鋳造ベルト24.26が最終
のバックアップローラ28を通過した後は、鋳造平面C
から鋳造ベルトが離れるように拡開させ、排出される鋳
造製品Pに対してクリアランスを形成することが必要で
ある。このクリアランスが必要とされる理由は、第2図
に示すように、出口プーリロール20,22を角度θだ
け傾斜できるようにして、ツインベルト鋳造機から排出
される新たな鋳造製品Pが、出口プーリロール20.2
2又は回転鋳造ベルト24.26により妨げられないよ
うにするためである。
前述の米国特許第2.904,860号に開示の鋳造機
においては、該米国特許明細書の第6図に示すような第
30−ラにより操縦が行われる。従って、排出される鋳
造製品から鋳造ベルトを拡開させる必要はない。しかし
ながら、上記理由から、かような第30−ラによる操縦
作動は、必ずしも完全に満足できるものではない。
鋳造スチール製品の製造に際し、ツインベルト鋳造機の
高速作動を達成するには、次のような多数の特徴を互い
に協働させる。すなわち、(1)各鋳造ベルトを、鋳造
機の内部で鋳造機の出口プーリロールに隣接して摺動自
在に支持することにより、鋳造製品の膨らみ(bulg
e)の制御及び冷却能力の向上を図ること、(2)各鋳
造ベルトを横方向に傾動操縦(lateral ske
w steering)することにより、移動モールド
の長さを有効に増大すること。これは、下流側のプーリ
ロールに至る全ての道程において各鋳造ベルトが鋳造製
品を抱き込むことにより可能になる。これにより、熱伝
導の連続性を得ることが可能になるが、これは、従来の
ベルト操縦機構では得られなかった。(3)排出される
鋳造製品を、鋳造機の外部で閉込めかつ支持して、比較
的薄い鋳肌すなわち鋳シェルが膨らまないようにするこ
と、(4)出口閉込め装置内でスプレー冷却を行い、ツ
インベルト鋳造機から排出される新たな鋳造製品の二次
冷却を行うことである。
本発明の種々の特徴、目的及び長所は、添付図面を参照
して述べる本発明の好ましい実施例についての以下の詳
細な説明により理解されるであろう。尚、添付図面は本
発明を分かり易(示すものであって、縮尺は必ずしも正
確ではない。また、全図面を通じて、同一のエレメント
には同一の参照番号を使用している。
第1図に示すように、最近のツインベルト鋳造機におい
ては、上方の鋳造ベルト24及び下方の鋳造ベルト26
の各々が、2つの主プーリロールの回りに掛けられてい
る。これに対し、前述の特許に開示されている従前のツ
インベルト鋳造機においては、各鋳造ベルトに対して2
つ以上のプーリロールがしばしば使用されている。第1
図のツインベルト鋳造機においては、上下の鋳造ベルト
24.26が、それぞれ人口プーリロール29.30に
より駆動され、かつ、出口プーリロール20.22によ
り張力が付与されかつ操縦されるようになっている。
両鋳造ベルト24.26は、移動モールド(移動金型)
部材として、多数のフィン付きバックアップローラ28
により案内されかつ拘束されている(第1図には、図面
を簡明にするため2つのバックアップローラ28のみを
示しである)、これにより、互いに対向するベルトの鋳
造面すなわちモールド面が、移動モールド領域Cの全長
に亘って所定の関係に維持されるようになっている。こ
れらのフィン付きバックアップローラ28は、米国特許
第3,167.830号に図示されかつ説明されている
形式のものである。
モールド領域Cの各側には、溶融金属34を閉じ込めて
おくための、可撓性をもつエンドレスの側部移動保持ダ
ム32(第11図、通常「エツジダム」と呼ばれている
)が設けられている。通常、鋳造ベルト24.26は、
最終のバックアンプローラ28(第1図)に至るまで、
モールド領域Cの全長に亘って互いに平行に保たれてい
る。
最近の従来技術によるツインベルト鋳造機においては、
鋳造ベルトは、角度θで示すように出口プーリロール2
0.22を傾動させることにより、ステアリング作動さ
せるためのクリアランスを与えるべく、最終の対のバッ
クアップローラ28を通過して出てくる鋳造製品Pから
拡開するように構成されている。
第2図及び第3図に示すように、鋳造ベルト24.26
は、それぞれの出口プーリロール20.22の軸線を、
鋳造領域(モールド領域)Cの平面に垂直な平面内で角
度θ(第2図)だけ傾動させることにより操縦される。
出口プーリロール(例えば第3図に示す出口プーリロー
ル20)をこのように傾動させると、操縦されたベルト
24が、入口プーリロール29に対して僅かに傾斜して
接近するようになる。例えば第3図に示すように、出口
プーリロール20の端部Aを僅かに持ち上げると同時に
端部Bを僅かに下降させると、鋳造ベルト24は矢印3
6で示す方向に操縦される。
逆に、端部Bを持ち上げ、端部Aを下降させると、鋳造
ベルト24は反対方向に操縦される。
本発明による横傾動操縦(ラテラル・スキューステアリ
ング)方法及び装置においては、出口プーリロール(例
えば第7図の出口プーリロール20)の軸線が、鋳造領
域Cの平面に平行な平面内でかつ大口プーリロール29
の軸線を通る平面内(すなわち入口プーリロール29の
軸線と共平面をなす平面内)において傾動(スキュー)
される。出口プーリロール20の軸線を矢印38で示す
方向(上方から見て反時計回り方向)に傾動させると、
鋳造ベルト24は矢印40の方向に操縦される。逆に、
出口プーリロール20を反対方向に傾動させると、鋳造
ベルト24は矢印40とは反対方向に操縦される。
このように、出口プーリロール20を傾動させると、回
転する鋳造ベルト24は僅かに傾斜して入口プーリロー
ル29に接近する。このため、鋳造ベルト24を所望の
軸線方向をなして入口プーリロール29に沿って前進さ
せ、鋳造ベルト24を、ツインベルト鋳造機における所
望の横方向位置に維持することができる。また、後述の
ように、ヨークに取り付けられた出口プーリロールを横
方向に傾動させることにより、鋳造ベルト24を所望の
操縦方向に直接シフトさせることもできる。
この横傾動操縦を行うと、第6図に示すように、鋳造ベ
ルト24.26が出口プーリロール20.22の周りを
周回し始める位置に至る全道程において、・鋳造される
製品Pを、両鋳造ベルト24.26により抱き込ませる
ことが可能になる。このため、移動モールドの長さを有
効に増大できることに加え、鋳造される製品からの熱伝
導の連続性を有効に増大させることが可能になる。また
、この横傾動操縦により、後で詳しく説明するが、第4
図及び第5図に示すようなフィン付きプレートを用いて
、各鋳造ベルト24.26を出ロブ−・リロール20.
22に隣接させて摺動自在に支持することが可能になる
第8図、第9図及び第10図には、上記のような横傾動
操縦作動を行わせる装置が示されており、この装置を下
方の鋳造ベルト26(第8図に破線で示されている)に
ついて説明する。鋳造ベルト26は、入口プーリロール
30を矢印31で示す方向に駆動することにより、大口
プーリロール30及び出口プーリロール22の回りで周
回される。矢印33は、鋳造製品P(第6図)の排出方
向を示すものである。出口プーリロール22は、摺動自
在に取り付けられた支持シャフト52を備えたヨーク5
0により支持されている。シャフト52は、下方の鋳造
ベルト26のキャリッジフレーム60の横フレーム部材
62に固定された円筒状の支持体58内で、ブシュ54
.56に取り付けられている。
鋳造ベルト26に張力を付与するため、支持体58には
大型の流体作動形シリンダ64が固定されており、該シ
リンダ64は、摺動自在ではあるが横方向には動かない
ように長手方向に配置されたヨークシャフト52にピン
止めされたピストンロッド66を備えている。このピス
トンロンドロ6は、摺動自在のヨークシナフト52上流
側端部に設けられた中空ソケット68内に延入している
ヨーク50の傾動は流体作動形の操縦シリンダ72 (
第8図)により行われ、該シリンダ72は、キャリッジ
フレーム60に取り付けられておりかつピボット76に
より操縦レバー78に連結されたピストンロッド74を
備えている。レバー78の支点ピボット80は、キャリ
ッジフレーム60に固定されたブラケット82に設けら
れている。
レバー78の反対側の端部は、ヨーク50に固定された
ハウジング86に、ピボット84を介して連結されてい
る。
操縦レバー78は第1種レバーであり、ピストンロッド
74により駆動される駆動側アームが、ハウジング86
を介してヨーク50に連結された荷重側アームよりかな
り長くなっている。従って、双方向矢印88で示すよう
にハウジング86及びヨーク50を移動させるとき、こ
のレバー78によって機械的な長所がもたらされる。
操縦シリンダ72は、操縦指令に応答して、押出し、引
っ込み又は中立の位置に交互に作動する。
このようにしてスチール製ヨーク50に加えられる力8
8により、ヨーク50は角度的な弾性変形すなわち傾動
(スキュー)を受け、この傾動は、プーリロール22.
30の回転軸線により限定される平面内で行われる。す
なわち、この平面と共平面をなす、指定共平面の(又は
横方向の)傾動操縦が行われる。
剛性の大きな金属ベルトを使用する場合には、横傾動操
縦を行うのに、矢印88で示す横方向に極く僅かに移動
させる必要があるか、或いは極く僅かに移動させるだけ
でよい。本発明の装置では、この移動量は通常、0.0
20 インチ(約0.5 ma+)である。
これは、約1/1000ラジアン(約3.4分)の角度
変位に相当する。有効な角度変位の上限は未だ見出され
ていないが、3/1000ラジアン(約10分)以内で
あると信じられている。本発明の装置においては、操縦
レバー78の駆動側アームの端部に設けられる好ましい
力付与手段(操縦シリンダ72)は、時々「キツカーシ
リンダ」とも呼ばれるショートストロークシリンダであ
って、僅かに約1/4エン(約6 m+s)の全ストロ
ークを有するものである。
支点ブラケット82の近くでキャリッジフレーム60の
フレーム部材62に取り付けられた支持体58にベルト
張力付与シリンダ64が設けられていること、及びピス
トンロッド66と摺動自在のヨークシャフト52との間
にピボット連結70が用いられていることから、ベルト
張力付与装置は、横方向の傾動力及び運動88に関して
ヨーク50から本質的に隔絶されている。従って、ベル
ト張力付与装置は、横傾動操縦作動88を妨げない(す
なわち妨害しない)という利点を有している。
各出口プーリロールの上記取付は構造により、有効な取
付は点M(第7図)をそれぞれの出口プーリロールの上
流側に配置することができ、このため、この取付は点M
とそれぞれの出口プーリロールの軸線とにより、鋳造領
域C(第6図)の平面にほぼ平行な平面が形成される。
第9図及び第10図には、操縦シリンダ72が示されて
おり、該操縦シリンダ72は、キャリッジフレーム60
に固定されたベアリングブロック92により支持された
トラニオン90に取り付けられている。ブラケット82
は操縦レバー78に跨がるように配置されており、操縦
レバー78は、スリーブベアリング94上に取り付けら
れておりかつスペーシングワッシャ96を介して支点ピ
ポッ)80に配置されている。第10図から、支点ピボ
ット80に近い部分の操縦レバー78は、その横断面が
大きくなっていて、かようなレバーに生じる曲げモーメ
ントに耐え得る充分な強度が得られるようになっている
ことが分かるであろう。
操縦レバー78がその支点ピボット80の回りで矢印9
8 (第9図)に示す揺動運動をする結果として、ハウ
ジング86がピボット84の上流側及び下流側(第10
図で見て右側及び左側)に移動することを防止するため
、とボット84は、ハウジング86に支持されたスライ
ドブロック100に取り付けられていて、ハウジング8
6に対して上流側及び下流側に摺動できるようになって
いる。
第9図には、出口プーリロール22に設けられたフィン
102が示されている。これらのフィン102は、回転
する鋳造ベルト26 (第9図には示されていない)の
内面に沿って移動する高速冷却水(図示せず)を、これ
らのフィン102の間の溝内に流すことによって除去で
きるようにするためのものである。鋳造ベルトの冷却を
行うツインベルト鋳造機の作動については、参考文献と
して本願に掲示した前述の特許に詳細に説明されている
出口プーリロール22と鋳造平面C(第6図)とを正確
に整合させるべく、キャリッジフレーム60に対して出
口プーリロール22の軸心のアライメント調整が行える
ようにするため、プーリロ−ルベアリング(図示せず)
が、回転自在の偏心部材104に支持されている。プー
リロールベアリングのこの偏心取付は部材104は、所
望の調整位置に回転され、キーパピン106によりその
調整位置に固定される。キーパピン106は、リテーナ
108に保持されていて、偏心取付は部材104に設け
られたソケット孔110と係合できるようになっている
ヨーク50を用いた本発明による上記の横傾動操縦方法
及び装置の長所及び利点は、操縦指令に応答して操縦シ
リンダ72によりヨーク50が第7図に矢印112で示
す方向に移動されると、直ちに、出口プーリロール20
及び鋳造ベルトを、所望の操縦方向40に僅かに変位で
きることである。
第4図及び第5図には、上下の鋳造ベルト24.26(
第6図)のそれぞれについての上下の支持プラテン12
4.126が示されている。上下の出口プーリロール2
0.22が破線で示されており、これらのロールのフィ
ンが番号102を付した破線で示されている。上下のキ
ャリッジフレームが、それぞれ番号61.60を付した
破線で示されている。
上方のプラテン124は、偏心的に調整可能な取付はシ
ャフト127.128により、上方のキャリッジフレー
ム61に取り付けられている。これらの再取付はシャフ
ト127.128は、破線で示されておりかつねじ13
0によりキャリッジフレーム61に固定されたブロック
129により支持されている。上流側の取付はシャフト
127は、スライダ132により垂直には移動できない
ように支持されている。このスライダ132は、上方の
プラテン124内で上流側/下流側方向に延在している
ソケットの凹部134内に受は入れられていて、このプ
ラテン124を容易に偏心的に調整できるようにツイン
ベルト鋳造機に取り付けることができるようになってい
る。上方の支持プラテン124は比較的幅狭の多数のフ
ィン136を備えている。該フィン136は、上流側/
下流側方向(第4図で見て左側/右側方向)に延在して
いて、それらの作動面は、それぞれの鋳造ベルトの内面
と共平面をなしている。これらのフィン136は、上方
の鋳造ベルト24(第4図には図示せず)の内面に沿っ
て下流側方向に流れる冷却水の高速流れを受は入れると
きに、上方の鋳造ベルト24が膨らまないように拘束す
るためのものである。それぞれのプラテン124.12
6のフィン136は、ウェブ135により互いに連結さ
れている。このウェブ135は、領域141においては
省略されていて、それぞれの出口プーリロール20.2
2に設けられた円周方向のフィン102と噛み合うこと
ができるクリアランスを与えている。
下方の支持プラテン126は、偏心的に調整可能な取付
はシャフト137.138により、下方のキャリッジフ
レーム60に取り付けられている。
上流側の取付はシャフト137は、クランプねじ140
により緊締されたクランプ139により保持されており
、下流側の取付はシャフト138は、クランプねじ14
4により緊締された別のクランプ142により保持され
ている。下方のキャリッジフレームの外面には、シャフ
トクランプ139.142に隣接する位置において、ね
じ154によりブロック146が固定されていて、シャ
フトクランプ139.142を調整できるように拘束し
ている。
上方の支持プラテン124の下流側の取付はシャフト1
28の偏心部1・50が、第4図に破線で示してあり、
下方の支持プラテン126の下流側取付はシャフト13
8の偏心部150が第5図に示しである。これらの偏心
部150は、それぞれのプラテン124.126のソケ
ット152内に回転自在に受は入れられている。調整自
在の各取付はシャフト127.128.137.138
は、同心状の露出した六角形の部分143を有しており
、この六角形部分143をレンチで掴み、偏心部150
の偏心方向を調整することにより、それぞれのプラテン
124.126の垂直位置を調整できるようになってい
る。
図示の便宜上、第4図には、プラテン124、126が
上流側/下流側方向に水平に延在しているものが示され
ている。しかしながら、ツインベルト鋳造機の鋳造平面
C及びこれらのプラテン124.126は、第6図に示
すように、下流側方向に下がるように傾斜(例えば、水
平に対して約66の傾斜)させることができる。
第5図には、第4図の5−5M方向から見た下方の支持
プラテン126の一部が示されている。
下方のキャリッジフレーム60の一部が破線で示されて
いる。偏心的に調整可能な取付はシャフト138は、キ
ャリッジフレーム60に設けられた取付は孔148を貫
通して延在しており、プラテン126の孔(ソケット)
152内に受は入れられている偏心した円筒状の端部(
偏心部)15゜に終端している。取付はシャフト138
は、その一部が六角形になっていて、この部分をレンチ
で)國んで回転させることにより、プラテン126の垂
直位置を調整できるようになっている。プラテンのフィ
ン136は、取り外し可能なインサート156のような
もので作り、ねじ158で固定するように構成してもよ
い。
第11図に示すように、ツインベルト鋳造機から排出さ
れる鋳造製品Pは、出口閉込め・支持袋?!!160内
に収容されかつ支持される。この出口閉込め・支持装置
160は、ツインベルト鋳造機からの出口Eにおいて、
回転する鋳造ベルト24.26に直ぐ隣接した位置に配
置されている。この装置160の目的は、比較的薄い鋳
シェル(castshell)  162が、高速鋳造
作業のため未だ溶融している内部34の金属的静圧(m
etallostaticpressure)により膨
らむことを防止すること、及び鋳造製品Pの直接スプレ
ー冷却を行うことにある。かような高速連続鋳造作業を
行うとき、この鋳造製品Pが約1インチ(約2.5cm
+)のオーダの厚さをもつスチールスラブである場合に
は、その溶融内部すなわちリキッドセンタ34は、出口
Eから下流側に約10フイート(約3m)の長さに亘っ
て延在すると見積もられる。
図示の便宜上、第11図には、鋳造製品P及び出口装置
160が水平関係をなして配置されている状態が示され
ている。しかしながら、これらは、下流側方向に下がる
ように傾斜させて配置し、鋳造平面C(第6図)の角度
と一致させることもできる。
出口装置160は、適当な排出ダクト及びドレン(図示
せず)を備えたスプレーチャンバ包囲体164と、後述
の多数のノズルを備えた上下のスプレーマニホルド16
8.169に加圧冷却水を供給するための供給連結部1
66.167と、互いに対向して配置された複数の対を
なす支持・閉込めローラ170.172.174.17
6とを有している。
加圧冷却水178は、約30〜120psi (約2.
1〜8.4kg/cm2)の範囲の圧力下で、供給連結
部166.167を通してスプレーマニホルド168.
169に供給される。これらのスプレーマニホルド16
8.169は鋳造製品Pの全幅に亘って拡がっており、
それぞれのマニホルドの壁のボートには、内ねじが設け
られた多数のカップリング180が溶接されていて、こ
れらのカップリングは鋳造製品Pに対して垂直に向いて
いる。これらのカップリング180の各々にはスプレー
ノズル182が螺着されており、該スプレーノズル18
2により、均一に分散した冷却水の円錐状のスプレー1
84が鋳シェル162上に噴霧されるようになっている
例えばこれらのスプレーノズル182は、均一に分散さ
れたスプレーパターンをもつ完全円錐状のスプレー18
4を生じさせるように設計された、Spraying 
5yste+s Co+5pany社から市販されてい
る“Full Jet” (登録商標)なるノズルで構
成することができる。
ノズル182は、鋳造スラブ(鋳造製品)Pの全幅に亘
って横方向に等間隔をなして3列に配置されており、そ
れぞれの列は、スプレー184が横方向に重なり合って
強い冷却効果が得られるように、互いに充分に近接して
配置されている。これらのノズル182は、第11図に
示すように、上流側/下流側方向に沿って配置されてい
る。すなわち、第2番目のローラ172の軸線と第3番
目のローラ174の軸線との中間には、第2列目のノズ
ル182が配置されており、第3番目のローラ174の
湾曲面と第4番目のローラ176の湾曲面との中間には
、第3列目のノズル182がスプレーパターンを描くよ
うに配置されている。
第1番目のローラ170と第2番目のローラ172との
間のほぼ中央には第1列目のノズル182が配置されて
いるが、これらのノズル182は幾分下流側にオフセッ
トして配置されていて、スプレーマニホルド168.1
69と回転する鋳造ベル)24.26の湾曲面との間に
クリアランスを与えるようになっている。
連続鋳造機の出口Eに比較的近接した位置において鋳造
製品Pを冷却すると同時に鋳シェル162を支持しかつ
閉込めるためのクリアランスが得られるようにするため
、対向する第1番目の対をなすローラ170は、例えば
1.75〜2.00インチ(約45〜51m5)の最小
直径を有している。鋳造製品Pの全幅に亘って延在する
これらの比較的小径のローラが撓まないようにするため
、これらのローラ170は、中間支持体及びベアリング
(図示せず)を備えた比較的短いセグメントに分けられ
ている。
出口プーリロール20の回りを周回する鋳造ベルト24
の湾曲外面と、出口プーリロール22の回りを周回する
鋳造ベルト26の湾曲外面との間の領域内には、冷却水
供給導管186.187が突入している。これらの導管
186.187には、鋳造スラブPの幅を横切って均一
な間隔で配置された多数のスプレーノズル188が設け
てあり、強力な冷却効果が得られるように横方向に重な
り合う関係をなしてスプレー190を噴出できるように
なっている。スプレーノズル188は、鋳造製品Pの平
面に対して約45′″の衝突角度をなして、鋳造機の出
口Eの方向(上流側方向)に向いており、これにより、
出口Eと第1ローラ170との間で鋳シェル162の実
質的に全領域に亘って、鋳シェル162に対してスプレ
ー190を衝突させることができる。ノズル188の衝
突角度は45°よりも実質的に小さな角度にすることが
できるが、スプレーが出口Eを超えて鋳造領域C内に侵
入しないようにするため、約10#以下の角度にはすべ
きでない。
下方の導管手段(供給導管) 187は、2つのサイド
ダム(エツジダム) 32 (第11図には1つのみが
示されている。これらのサイドダムは、鋳造製品Pに跨
がって鋳造機の出口Eから出てきて、下方の鋳造ベルト
26の外面により支持されて下方に湾曲する)に接触し
ないように配置されている。
互いに対向する第2番目の対をなすローラ172と第3
番目の対をなすローラ174とは同じ直径(例えば3i
ン(約7.6cm))を有しており、第4番目のローラ
176は最大の直径(例えば4インチ(約10cm+)
)を有している。第1番目の最小径のローラ170に比
べ、これらの第2番目〜第4番目のローラ172.17
4.176は曲げ変形に対する大きな剛性を有している
ため、第2番目及び第3番目のローラ172.174の
セグメント数、中間支持体及びベアリングの数は、第1
番目のローラ170のそれらの数よりも少なくすること
ができる。また、第4番目の最大径のローラ176は、
鋳造スラブPの全幅を横切るスパン間隔によっては、セ
グメントに区分しないで構成することもできる。
第11図に示す閉込め・支持・冷却装置160は、鋳造
機の出口Eから約36インチ(約91cm)の距離に亘
って延在している。図示の実施例では、第1番目の対を
なす対向ローラ170は、その中心が出口Eから約9−
1/8インチ (約23cm)の位置に配置されている
。第2番目の対をなす対向ローラ172は、第1番目の
ローラ170から中心間距離で約7−1/4インチ(約
18cm)隔てて配置されており、同様に、第3番目の
ローラ174は第2番目のローラ172から中心間距離
で約7−1/2インチ(約19c+s) 、第4番目の
ローラ176は第3番目のローラ174から中心間距離
で約7−3/4iン(約20cm)隔てて配置されてい
る。すなわち、これらの4対のローラの相互の中心間距
離は、約7〜8インチ(約18〜20cm)の範囲内に
ある。第3番目のローラ174と第4番目のローラ17
6との間の距離は、鋳シェル162に好ましからざる膨
らみを生じさせることなくして、14インチ(約36c
m)まで増大させることができる。
前述のように、鋳造機の出口Eから約16フイート(約
4.8 m)下流側には、ピンチロール装置を配置し、
その後に圧延機を配置することができる。
別の同様な閉込め・支持・冷却装置を、上記装置160
の下流側に配置して、スチールスラブ製品Pの連続鋳造
及び圧延を行うことができる。かような装置はピンチロ
ールに至るまで延在しており、上記装置160の第4番
目のローラ176と同様ではあるが溝かに大きな直径を
もつ数対の対向ローラを備えていて、これらのローラの
間には上記装置160のノズル182と同様な直接衝突
形円錐状スプレーノズルが配置されている。
上下の鋳造ベルト24.26の外面(鋳造面)は、スプ
レー190により濡らされることに注目すべきである。
これらの両鋳造ベルト24.26の外面は、入口プーリ
ロール29.30に向かって戻り走行する間に、完全に
乾燥することが重要である。この完全乾燥は、空気を吹
き付けることにより達成され、出口プーリロール20.
22の近くで行われる最初の吹き付けには、室温の空気
が使用される。入口プーリロール29.30の近くで行
われる最後の吹き付けには、充分に高温に加熱された空
気を使用して、ベルト表面に付着しているあらゆる残留
水分を完全に蒸発させる。
75インチ(1905m+*)の有効移動成形長さをも
つ本発明による鋳造方法及び装置を使用して、幅17エ
ン(432++uw)の低炭素鋼からなる1インチ(2
5,4mmm)の厚さの鋳造製品を製造するのに、1分
間当り4801ン(1分間当り40フイート、すなわち
、約12m1分)の鋳造速度を持続させることができた
以上、本発明の特定の好ましい実施例について説明し・
たが、これらの実施例は説明のためのものである。当業
者ならば、本発明の精神及び範囲を逸脱することなくし
て、本発明の上記鋳造方法及び装置を特定の連続鋳造条
件に合うようにその細部を変更できることから、本発明
の範囲は本発明についての上記説明により制限されるも
のではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来技術によるツインベルト形連続金属鋳造
機における移動モールドの鋳造領域及び2つの鋳造ベル
トを示す概略側面図である。 第2図は、第1図の2−2線の方向から見た第1図のツ
インベルト鋳造機の出口側端部(下流側端部)を示す概
略正面図であ・す、関連する鋳造ベルトを操縦するため
それぞれの出口プーリロールの軸線を傾斜させた状態(
傾斜角度θ)を示すものである。 第3図は、上方の鋳造ベルト及びその2つのプーリロー
ルを示す概略平面図であり、出口プーリロールの軸線を
傾けることにより、回転する鋳造ベルトが僅かに傾斜し
た状態で上流側のプーリロールに導かれるようにして、
鋳造ベルトを操縦する方法を示すものである。 第4図は、出口プーリロールの直ぐ上流側にある鋳造領
域の一部を、第1図に比べかなり拡大して示す側面図で
あり、最終のバックアップローラと出口プーリロールと
の間に延在しているベルト支持プラテンを示すものであ
る。 第5図は、第4図の5−5!#方向から見たベルト支持
プラテンの一部を断面した部分正面図であり、下方の鋳
造ベルト(第5図には図示せず)の内面に沿って高速で
冷却水を流すことができる下方のプラテンのフィンを示
すものである。 第6図は、第1図と同様な概略側面図であり、本発明に
より、鋳造平面に垂直な平面内で各出口プーリロールの
軸線を傾動させるためのクリアランスが不要になるので
、本発明の横傾動操縦により、鋳造ベルトが、最終のバ
ックアップローラと出口プーリロールとの間で鋳造製品
を抱き込むことが可能になる状態を示すものである。 第7図は、上方の鋳造ベルト及びその2つのプーリロー
ルの概略平面図であり、本発明による出口プーリロール
の横傾動操縦により、回転するベルトを操縦する方法を
示すものである。この第7図は、第3図と対比すべきも
のである。 第8図は、本発明による下方の鋳造ベルトの横傾動操縦
及びベルト張力付与装置を示す平面図である。 第9図は、第8図の一部の拡大図であり、本発明による
横傾動装置をより詳細に示すものである。 第10図は、第9図の装置の側面図である。 第11図は、ツインベルト鋳造機から排出される鋳造製
品の出口閉込め・冷却装置を示す一部を断面した側面図
である。 0.22・・・出口プーリロール、 4・・・上方の鋳造ベルト、 6・・・下方の鋳造ベルト、 8・・・バックアップローラ、 9.30・・・入口プーリロール、 2・・・エツジダム、 0・・・ヨーク、 0・・・キャリッジフレーム、 2・・・操縦シリンダ、  78・・・操縦レバー6・
・・ハウジング、 OO・・・スライドブロック、 102・・・フィン、    104・・・偏心部材、
106・・・キーパピン、 108・・・リテーナ、1
10・・・ソケット孔、 124・・・上方の支持プラテン、 126・・・下方の支持プラテン、 127.128.137.138・・・偏心取付はシャ
フト、 136・・・フィン、 160・・・出口閉込め・支持装置、 164・・・スプレーチャンバ包囲体、16B、169
・・・スプレーマニホルド、170.172.174.
176・・・支持・閉込めローラ、 182.188・・・スプレーノズル。 噌

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)最小圧延速度条件をもつ通常の圧延機に供給され
    る鋳造スチール製品を製造するための、上下の出口プー
    リロールの回りをそれぞれ周回する上下の鋳造ベルトを
    備えており、該上下の回転鋳造ベルトが、これらの両鋳
    造ベルトの間で前記それぞれの出口プーリロールより上
    流側に配置された最終のバックアップローラを通って走
    行し、前記鋳造スチール製品が前記両出口プーリロール
    の間に設けられた出口から排出されるように構成された
    ツインベルト鋳造機により、前記最小圧延速度条件を満
    たすスチールの高速連続鋳造を行う方法において、 鋳造される製品を、前記最終のバックアップローラとそ
    れぞれの出口プーリロールとの間の領域において、前記
    各鋳造ベルトにより抱き込ませる工程と、 鋳造されたスチール製品を支持しかつ閉込めるべく、前
    記出口から12インチ(約30cm)以内の位置におい
    て、前記鋳造スチール製品に第1の対向圧延接触力を付
    与する工程と、 鋳造スチール製品を更に支持しかつ閉込めるべく、前記
    第1の対向圧延接触力を付与する位置より下流側におい
    て、連続圧延接触の間で中心間距離が10インチ(約2
    5cm)以内の間隔を隔てた少なくとも第2及び第3の
    対向圧延接触力を前記鋳造スチール製品に付与する工程
    と、前記鋳造スチール製品を冷却すべく、前記出口と前
    記第1圧延接触力を付与する位置との間で前記鋳造スチ
    ール製品に第1の水スプレーを直接衝突させる工程と、 前記鋳造スチール製品を更に冷却すべく、前記第2及び
    第3の対向圧延接触力を付与する位置より上流側の位置
    において、少なくともそれぞれ第2及び第3の水スプレ
    ーを前記鋳造スチール製品に直接衡突させる工程とを有
    していることを特徴とするスチールの高速連続鋳造方法
  2. (2)前記第1の水スプレーを、前記出口に向いて傾斜
    した角度で上流側方向に向けて前記鋳造スチール製品に
    衝突させ、前記角度が前記鋳造スチール製品に対する角
    度であって、約10°以上の鋭角であることを特徴とす
    る請求項1に記載の方法。
  3. (3)前記上下の回転鋳造ベルトが、これらの間に鋳造
    平面を形成しており、 前記鋳造される製品を、前記最終のバックアップローラ
    とそれぞれの前記出口プーリロールとの間の領域におい
    て、各鋳造ベルトにより抱き込ませる前記工程が、前記
    出口プーリロールを前記鋳造平面に対して平行に横方向
    に傾動させることにより、前記回転鋳造ベルトを操縦す
    る工程を備えていることを特徴とする請求項1に記載の
    方法。
  4. (4)前記各回転鋳造ベルトが、移動モールドを形成す
    る外面と、液体冷却剤でベルトを冷却する内面とを備え
    ており、 共平面内にあり長手方向に延在するフィンを各々が備え
    ている1対のプラテンを設け、 前記鋳造ベルトの冷却が行えるようにしかつ前記鋳造ベ
    ルトにより鋳造スチール製品を抱き込むことができるよ
    うにすべく、前記フィンを上流側/下流側方向に延在さ
    せ、一方の前記プラテンに設けられたフィンを、それぞ
    れの最終バックアップローラとそれぞれの出口プーリロ
    ールとの間の前記領域において、一方の鋳造ベルトの内
    面と摺動接触させ、 前記鋳造ベルトの冷却が行えるようにしかつ前記鋳造ベ
    ルトにより鋳造スチール製品を抱き込むことができるよ
    うにすべく、前記フィンを上流側/下流側方向に延在さ
    せ、他方の前記プラテンに設けられたフィンを、それぞ
    れの最終バックアップローラとそれぞれの出口プーリロ
    ールとの間の前記領域において、他方の鋳造ベルトの内
    面と摺動接触させることを特徴とする請求項1に記載の
    方法。
  5. (5)前記上下の回転鋳造ベルトの各々が、これらの間
    に平らな移動モールドの鋳造領域を形成すべく、他方の
    鋳造ベルトの外面に対向して走行する外面と、ベルトを
    冷却するための内面であって該内面に沿って長手方向に
    冷却剤が流れることができるようにした内面とを備えて
    おり、共平面内にあり長手方向に延在するフィンを各々
    が備えている1対のプラテンを設け、 前記内面に沿って長手方向に流れる冷却剤を収容しかつ
    一方の前記鋳造ベルトの外面により鋳造スチール製品を
    抱き込むことができるようにすべく、前記フィンを前記
    一方の鋳造ベルトの内面に沿って長手方向に延在させ、
    一方の前記プラテンに設けられたフィンを、それぞれの
    最終バックアップローラとそれぞれの出口プーリロール
    との間の前記領域において、前記一方の鋳造ベルトの内
    面と摺動接触させ、 前記内面に沿って長手方向に流れる冷却剤を収容しかつ
    他方の前記鋳造ベルトの外面により鋳造スチール製品を
    抱き込むことができるようにすべく、前記フィンを前記
    他方の鋳造ベルトの内面に沿って長手方向に延在させ、
    他方の前記プラテンに設けられたフィンを、それぞれの
    最終バックアップローラとそれぞれの出口プーリロール
    との間の前記領域において、他方の鋳造ベルトの内面と
    摺動接触させることを特徴とする請求項3に記載の方法
  6. (6)前記第3の対向圧延接触力を付与する位置から下
    流側に、中心間距離で14インチ(約36cm)以内の
    間隔を隔てた位置において、前記鋳造スチール製品に第
    4の対向圧延接触力を付与し、前記第3の対向圧延接触
    力を付与する位置と前記第4の対向圧延接触力を付与す
    る位置との間で、前記鋳造スチール製品に第4の水スプ
    レーを直接衝突させる、ことを特徴とする請求項1に記
    載の方法。
  7. (7)最小圧延速度条件をもつ通常の圧延機に供給され
    る鋳造スチール製品を製造するための、上下の出口プー
    リロールの回りをそれぞれ周回する上下の鋳造ベルトを
    備えており、該鋳造ベルトは、これらの間に平らな移動
    モールドの鋳造領域を形成しており、該上下の回転鋳造
    ベルトが、これらの両鋳造ベルトの間で前記それぞれの
    出口プーリロールより上流側に配置された最終のバック
    アップローラを通って走行し、前記鋳造スチール製品が
    前記両出口プーリロールの間に設けられた出口において
    前記回転鋳造ベルトの間から排出されるように構成され
    たツインベルト鋳造機により、前記最小圧延速度条件を
    満たすスチールの高速連続鋳造を行う方法において、 前記鋳造ベルトが周回する前記それぞれの出口プーリロ
    ールを、横方向に傾動させることによって各回転鋳造ベ
    ルトを操縦する工程を有しており、 前記各回転鋳造ベルトが、鋳造されるスチール製品を、
    前記最終バックアップローラとそれぞれの出口プーリロ
    ールとの間の領域において抱き込むことができるように
    するため、前記出口プーリロールの横方向への傾動は、
    前記平らな移動モールドの鋳造領域との共平面内で行な
    われ、 前記鋳造スチール製品の膨らみを有効に防止できる、前
    記出口からの距離において、前記鋳造スチール製品に対
    向圧延接触力を付与する工程を有しており、 前記膨らみを有効に防止できる距離は、溶融金属の内部
    を包囲する前記鋳造スチール製品の固化したシェルが大
    きく膨らむことを防止できる距離であり、 前記出口と前記対向圧延接触力を付与する位置との間で
    前記固化したシェルに水スプレーを噴射し、この水スプ
    レーを、前記出口に向かって傾斜した角度をなして上流
    側方向に向けて噴射し、前記角度は前記固化したシェル
    に対する角度であって、約10°より大きな鋭角である
    ことを特徴とするスチールの高速連続鋳造方法。
  8. (8)前記上下の回転鋳造ベルトの各々が、これらの間
    に平らな移動モールドの鋳造領域を形成すべく、他方の
    鋳造ベルトの外面に対して間隔を隔てて対向する関係を
    なす外面と、ベルトを冷却するための内面であって該内
    面に沿って長手方向に液体冷却剤が流れることができる
    ようにした内面とを備えており、 共平面内にあり長手方向に延在するフィンを各々が備え
    ている1対のプラテンを設け、 前記内面に沿って長手方向に流れる冷却剤を収容しかつ
    一方の前記鋳造ベルトの外面により鋳造スチール製品を
    抱き込むことができるようにすべく、前記フィンを前記
    一方の鋳造ベルトの内面に沿って長手方向に延在させ、
    一方の前記プラテンに設けられたフィンを、それぞれの
    最終バックアップローラとそれぞれの出口プーリロール
    との間の前記領域において、前記一方の鋳造ベルトの内
    面と摺動接触させ、 前記内面に沿って長手方向に流れる冷却剤を収容しかつ
    他方の前記鋳造ベルトの外面により鋳造スチール製品を
    抱き込むことができるようにすべく、前記フィンを前記
    他方の鋳造ベルトの内面に沿って長手方向に延在させ、
    他方の前記プラテンに設けられたフィンを、それぞれの
    最終バックアップローラとそれぞれの出口プーリロール
    との間の前記領域において、他方の鋳造ベルトの内面と
    摺動接触させることを特徴とする請求項7に記載の方法
  9. (9)各々が回転軸線を有している上下の出口プーリロ
    ールの回りをそれぞれ周回する上下の鋳造ベルトを備え
    ており、該鋳造ベルトが、これらの間に移動モールドの
    鋳造領域を形成すべく互いに間隔を隔てた関係をなして
    走行し、前記移動鋳造領域が平らであるツインベルト鋳
    造機により連続鋳造を行う場合に、前記各回転鋳造ベル
    トを操縦する方法において、 前記平らな移動モールドの鋳造領域に平行な第1平面内
    で、前記上方の出口プーリロールの回転軸線を傾動させ
    て、前記上方の鋳造ベルトを操縦する工程と、 前記平らな移動モールドの鋳造領域に平行な第2平面内
    で、前記下方の出口プーリロールの回転軸線を傾動させ
    て、前記下方の鋳造ベルトを操縦する工程とを有してい
    ることを特徴とするツインベルト鋳造機の各回転鋳造ベ
    ルトの操縦方法。
  10. (10)前記傾動と同時に、前記第1平面内で上方のプ
    ーリロールを変位させ、 上方のプーリロールの前記変位は、前記上方の鋳造ベル
    トが操縦される方向に行われ、 前記傾動と同時に、前記第2平面内で下方のプーリロー
    ルを変位させ、 下方のプーリロールの前記変位は、前記下方の鋳造ベル
    トが操縦される方向に行われることを特徴とする請求項
    9に記載の方法。
  11. (11)最小圧延速度条件をもつ通常の圧延機に供給さ
    れる鋳造スチール製品を製造するための、上下の出口プ
    ーリロールの回りをそれぞれ周回する上下の鋳造ベルト
    を備えており、該上下の回転鋳造ベルトが、前記それぞ
    れの出口プーリロールより上流側に配置された最終のバ
    ックアップローラを通って走行し、前記鋳造スチール製
    品が前記両出口プーリロールの間に設けられた出口にお
    いて前記両回転鋳造ベルトの間から排出され、前記鋳造
    スチール製品が、溶融スチールの内部を包囲する固化シ
    ェルを備えているツインベルト鋳造機により、前記最小
    圧延速度条件を満たすスチールの高速連続鋳造装置にお
    いて、 鋳造されるスチール製品を、前記最終バックアップロー
    ラとそれぞれの出口プーリロールとの間の領域において
    前記各鋳造ベルトに抱き込ませる手段と、 前記出口より下流側において、前記固化シェルに圧延接
    触する1対の対向ローラとを有しており、 該1対のローラは、前記固化シェルの大きな膨らみを防
    止すべく、前記出口から、膨らみを有効に防止できる距
    離に配置されており、 前記出口と前記対をなす対向ローラとの間の領域におい
    て、前記固化シェルの上下から該固化シェルに水の冷却
    スプレーを噴霧すべく、前記鋳造スチール製品の上下に
    配置されたスプレーノズル手段を更に有しており、 該スプレーノズル手段が、前記固化シェルに対して鋭角
    をなして該固化シェルの方に向いており、前記スプレー
    ノズルの方向が前記出口に向かって上流側に傾斜してい
    て固化シェルを前記出口に隣接した位置において冷却で
    きることを特徴とするスチールの高速連続鋳造装置。
  12. (12)長手方向に延在する平行な共平面内にあるフィ
    ンを各々が備えている1対のプラテンと、前記最終バッ
    クアップローラとそれぞれの前記出口プーリロールとの
    間の領域において、鋳造されるスチール製品とは反対側
    の各鋳造ベルトの表面上で、上下の鋳造ベルトと摺動接
    触するように前記プラテンを取り付ける手段とを更に有
    していることを特徴とする請求項11に記載の装置。
  13. (13)鋳造されるスチール製品を、前記最終バックア
    ップローラとそれぞれの出口プーリロールとの間の領域
    において前記各鋳造ベルトに抱き込ませる前記手段が、 それぞれの回転鋳造ベルトを操縦する操縦手段を備えて
    おり、 該操縦手段が、前記鋳造スチール製品の固化シェーバー
    と共平面関係をなしてそれぞれの前記出口プーリロール
    を横方向に傾動させるようになっていることを特徴とす
    る請求項11に記載の装置。
  14. (14)前記操縦手段が、それぞれの出口プーリロール
    の前記横方向への傾動と同時に、前記固化シェルと共平
    面関係をなしてそれぞれの前記出口プーリロールを変位
    させる手段を備えており、それぞれの出口プーリロール
    の前記変位が、それぞれの回転鋳造ベルトの傾動による
    該回転鋳造ベルトの操縦方向と同じ方向に行われること
    を特徴とする請求項13に記載の装置。
  15. (15)上下の回転鋳造ベルトの互いに間隔を隔てた平
    行部分の間に平らな移動モールドの鋳造領域が形成され
    ており、各々が回転軸線を備えた上下の出口プーリロー
    ルのそれぞれの一部の回りを周回して、前記上下の鋳造
    ベルトが走行するように構成されたツインベルト連続鋳
    造機において、前記回転鋳造ベルトの操縦装置が、 前記上方の出口プーリロールを取り付ける取付け手段で
    あって、前記上方の出口プーリロールより上流側に第1
    の有効取付け点M(第7図)を形成する第1取付け手段
    を有しており、 前記第1の有効取付け点M及び前記上方の出口プーリロ
    ールの前記軸線が、前記平らな移動モールドの鋳造領域
    と平行な第1平面を形成しており、 前記第1の有効取付け点の回りの前記第1平面内で前記
    上方の出口プーリロールを傾動させて前記上方の鋳造ベ
    ルトを横方向に操縦する第1手段と、 前記下方の出口プーリロールを取り付ける取付け手段で
    あって、前記下方の出口プーリロールより上流側に第2
    の有効取付け点を形成する第2取付け手段とを有してお
    り、 前記第2の有効取付け点及び前記下方の出口プーリロー
    ルの前記軸線が、前記平らな移動モールドの鋳造領域と
    平行な第2平面を形成しており、 前記第2の有効取付け点の回りの前記第2平面内で前記
    下方の出口プーリロールを傾動させて前記下方の鋳造ベ
    ルトを横方向に操縦する第2手段を更に有していること
    を特徴とするツインベルト連続鋳造機の回転鋳造ベルト
    の操縦装置。
  16. (16)前記第1取付け手段が、前記上方の出口プーリ
    ロールの前記軸線を前記第1平面内で下流側方向に移動
    させて前記上方の鋳造ベルトに張力を付与するための張
    力付与手段を備えており、前記第2取付け手段が、前記
    下方の出口プーリロールの前記軸線を前記第2平面内で
    下流側方向に移動させて前記下方の鋳造ベルトに張力を
    付与するための張力付与手段を備えていることを特徴と
    する請求項15に記載の装置。
  17. (17)前記第1取付け手段が第1ヨークを備えていて
    、該第1ヨークが、前記上方の出口プーリロールを回転
    自在に支持しておりかつ前記上方の出口プーリロールの
    前記軸線に対して垂直な第1シャフトを備えており、 該第1シャフトが、前記第1平面内にある1つの軸線を
    備えており、 前記第1シャフトが、1つの軸線方向に摺動することが
    でき、 前記第1張力付与手段が前記第1シャフトに連結されて
    いて、該第1シャフトを下流側方向に軸線方向に摺動さ
    せて前記上方の鋳造ベルトに張力を付与できるようにな
    っており、 前記第2取付け手段が第2ヨークを備えていて、該第2
    ヨークが、前記下方の出口プーリロールを回転自在に支
    持しておりかつ前記下方の出口プーリロールの前記軸線
    に対して垂直な第2シャフトを備えており、 該第2シャフトが、前記第2平面内にある1つの軸線を
    備えており、 前記第2シャフトが、1つの軸線方向に摺動することが
    でき、 前記第2張力付与手段が前記第2シャフトに連結されて
    いて、該第2シャフトを下流側方向に軸線方向に摺動さ
    せて前記下方の鋳造ベルトに張力を付与できるようにな
    っていることを特徴とする請求項16記載の装置。
  18. (18)前記上方の出口プーリロールを傾動させる前記
    第1手段が、機械的な特徴を備えた第1レバーを備えて
    おり、 前記下方の出口プーリロールを傾動させる前記第2手段
    が、機械的な特徴を備えた第2レバーを備えていること
    を特徴とする請求項15に記載の装置。
  19. (19)前記上方の出口プーリロールを傾動させる前記
    第1手段が、前記第1ヨークに連結されておりかつ機械
    的な特徴を備えた第1レバーを備えており、 前記下方の出口プーリロールを傾動させる前記第2手段
    が、前記第2ヨークに連結されておりかつ機械的な特徴
    を備えた第2レバーを備えていることを特徴とする請求
    項17に記載の装置。
  20. (20)ツインベルト形連続金属鋳造機の鋳造ベルトが
    中央を走行するように操縦する方法であって、前記ツイ
    ンベルト形連続金属鋳造機が、溶融金属から直接鋳造で
    きるように構成されており、前記溶融金属が平らな移動
    モールド内に導入され、該移動モールドが、互いに対向
    して配置されていて長手方向に張力が付与された可撓性
    のある2つの移動する無端鋳造ベルトの面の間に形成さ
    れており、各鋳造ベルトは少なくとも2つの主プーリロ
    ールの回りを回転するようになっており、前記主プーリ
    ロールのうちの一方が、前記移動モールドの出口に配置
    された操縦プーリロールであり、前記主プーリロールの
    各々が回転軸線を備えておりかつこれらの回転軸線が前
    記平らな移動モールド領域に対して平行になるようにキ
    ャリッジフレームの両端部に取り付けられているツイン
    ベルト形連続金属鋳造機の鋳造ベルトが中央を走行する
    ように操縦する方法において、 少なくとも一方の前記主プーリロールの軸線に外向きの
    力を作用することにより、前記鋳造ベルト内に張力を付
    与し、 長手方向の張力が付与された鋳造ベルトを、少なくとも
    2つの前記主プーリロールの回りの経路内で回転させ、 前記平らな移動モールドに対して実質的に平行な平面内
    で前記操縦プーリロールの軸線を微小角度で傾動させる
    力を、前記操縦プーリロールに作用し、 前記鋳造ベルトが前記主プーリロールの中央を走行する
    ように、かつ同時に、前記操縦プーリロールが前記平ら
    な移動モールド空間に対して平行になるように前記鋳造
    ベルトを操縦し、冷却される鋳造製品を、前記鋳造ベル
    トが前記操縦プーリロールを周回する位置まで、前記鋳
    造ベルトによって抱き込ませ、前記ツインベルト金属鋳
    造機の平らな移動モールドの長さを長くすることを特徴
    とするツインベルト形連続金属鋳造機の鋳造ベルトの操
    縦方法。
  21. (21)前記操縦プーリロールがヨークに回転自在に取
    り付けられており、該ヨークは、前記操縦プーリロール
    の軸線に対して垂直に延在しておりかつヨークの長手方
    向に摺動できるシャフトに支持されており、 前記微小角度の傾動を生じさせる力に応答して、前記摺
    動自在のシャフト及びヨークを釣り合わせ、横方向に案
    内しかつ支持し、前記操縦プーリロールを、有効枢動点
    M(第9図)の回りで弾性的に撓み得るように枢動させ
    ることを特徴とする請求項20に記載の方法。
  22. (22)前記微小角度を10分以内の角度に制限するこ
    とを特徴とする請求項20に記載の方法。
  23. (23)2つの鋳造ベルトの互いに間隔を隔てた平行部
    分の間に平らな移動モールド領域が形成されるように構
    成されたツインベルト形連続金属鋳造機に使用するベル
    ト張力付与及び操縦装置において、 鋳造ベルトを支持しかつ回転させるためのキャリッジフ
    レームを有しており、該キャリッジフレームの両端部に
    は1対の主プーリロールが支持されており、これらの主
    プーリロールの軸線が、前記平らな移動モールド領域の
    平面に平行な平面を形成しており、 前記主プーリロールが取り付けられるヨークを有してお
    り、該ヨークは、長手方向に配置されていて横方向には
    動かないように拘束されている摺動自在のガイド部材で
    あって、前記キャリッジフレームに取り付けられており
    かつ前記一方の主プーリロールの軸線に対して平行に延
    在している摺動自在のガイド部材を備えており、前記キ
    ャリッジフレームと前記ヨークとの間に連結された力付
    与手段であって、前記平らな移動モールド領域の平面に
    対して実質的に平行な平面内で前記ヨークを弾性的かつ
    角度的な傾動を生じさせて、前記回転鋳造ベルトを操縦
    する力付与手段と、 前記キャリッジフレームと前記摺動自在のガイド部材と
    の間に連結されたベルト張力付与手段であって、前記キ
    ャリッジフレームの反対側の端部において前記ガイド部
    材を前記主プーリロールから離れる方向に摺動させて、
    前記鋳造ベルトに張力を付与するベルト張力付与手段と
    を更に有していることを特徴とするベルト張力付与及び
    操縦装置。
  24. (24)前記力付与手段が、 長手方向に配置された第1種レバーを備えており、 該レバーは、その支点が前記キャリッジフレームに取り
    付けられておりかつ荷重側アームより長い駆動側アーム
    を有しており、 前記駆動側アームが、前記キャリッジフレームに取り付
    けられた力発生手段に連結されており、 前記荷重側アームが、前記ヨークに連結されていること
    を特徴とする請求項23に記載の装置。
JP1192429A 1988-07-25 1989-07-25 スチールの高速連続鋳造方法及び装置 Pending JPH02165848A (ja)

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