JPH021649B2 - - Google Patents
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- JPH021649B2 JPH021649B2 JP20096686A JP20096686A JPH021649B2 JP H021649 B2 JPH021649 B2 JP H021649B2 JP 20096686 A JP20096686 A JP 20096686A JP 20096686 A JP20096686 A JP 20096686A JP H021649 B2 JPH021649 B2 JP H021649B2
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- Japan
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- parcel shelf
- rear parcel
- reinforcement
- resin
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R5/00—Compartments within vehicle body primarily intended or sufficiently spacious for trunks, suit-cases, or the like
- B60R5/04—Compartments within vehicle body primarily intended or sufficiently spacious for trunks, suit-cases, or the like arranged at rear of vehicle
- B60R5/044—Compartments within vehicle body primarily intended or sufficiently spacious for trunks, suit-cases, or the like arranged at rear of vehicle luggage covering means, e.g. parcel shelves
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C51/00—Shaping by thermoforming, i.e. shaping sheets or sheet like preforms after heating, e.g. shaping sheets in matched moulds or by deep-drawing; Apparatus therefor
- B29C51/006—Shaping by thermoforming, i.e. shaping sheets or sheet like preforms after heating, e.g. shaping sheets in matched moulds or by deep-drawing; Apparatus therefor for making articles having hollow walls
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
≪発明の分野≫
この発明は自動車用リアパーセルシエルフの成
形方法に関する。
形方法に関する。
≪従来技術とその問題点≫
周知のように、リアパーセルシエルフは、乗用
車の後部座席後方に配設されるもので、乗用車の
タイプ等によつて種々の形態のものがある。
車の後部座席後方に配設されるもので、乗用車の
タイプ等によつて種々の形態のものがある。
例えば、その代表的なリアパーセルシエルフと
して、所定の形状にプレス成形した樹脂基板(板
厚1〜5mm程度)を金属製のレインフオースで補
強した構造のものがある。
して、所定の形状にプレス成形した樹脂基板(板
厚1〜5mm程度)を金属製のレインフオースで補
強した構造のものがある。
この種のリアパーセルシエルフの成形方法は、
まずセルロース系フイラーあるいは無機質フイラ
ーを含有するポリプロピレン樹脂シートの小片を
加熱軟化させた状態で、プレス金型の下型面上に
セツトし、次いでレインフオースを該樹脂シート
の小片上に載置し、さらに、リアパーセルシエル
フ本体を形成するための樹脂基板を積層し、然る
後、プレス上型を下型に係合、圧締することによ
り、三者を一体成形するものである。
まずセルロース系フイラーあるいは無機質フイラ
ーを含有するポリプロピレン樹脂シートの小片を
加熱軟化させた状態で、プレス金型の下型面上に
セツトし、次いでレインフオースを該樹脂シート
の小片上に載置し、さらに、リアパーセルシエル
フ本体を形成するための樹脂基板を積層し、然る
後、プレス上型を下型に係合、圧締することによ
り、三者を一体成形するものである。
ここにおいてレインフオースは通常中空角筒か
らなり、比較的長尺でかつ断面は例えば10mm角程
度の大きさのものが用いられる。
らなり、比較的長尺でかつ断面は例えば10mm角程
度の大きさのものが用いられる。
このように、金属製のレインフオースを樹脂シ
ートで樹脂基板に補強した構造のリアパーセルシ
エルフにあつては、次のような問題点があつた。
ートで樹脂基板に補強した構造のリアパーセルシ
エルフにあつては、次のような問題点があつた。
第1に乗用車では、軽量化が大きな課題の1つ
になつているが、レインフオースは金属製のもの
が一般的であり、樹脂基板の下面に複数本並設さ
れるから、リアパーセルシエルフの重量アツプは
避けられないものとなる。
になつているが、レインフオースは金属製のもの
が一般的であり、樹脂基板の下面に複数本並設さ
れるから、リアパーセルシエルフの重量アツプは
避けられないものとなる。
また、造形上の制限が多く、リアパーセルシエ
ルフの形状変更が容易にできないという不具合も
あつた。
ルフの形状変更が容易にできないという不具合も
あつた。
すなわち、レインフオースは細長い面部分を補
強するのが一般的であるが、補強な必要な部位面
の形態はこのようなものに限らず、例えばリアパ
ーセルシエルフ下面の大部分あるいはリアパーセ
ルシエルフの外周縁下面のみのように、製品の形
状によつて種々の形態がある。
強するのが一般的であるが、補強な必要な部位面
の形態はこのようなものに限らず、例えばリアパ
ーセルシエルフ下面の大部分あるいはリアパーセ
ルシエルフの外周縁下面のみのように、製品の形
状によつて種々の形態がある。
このような要求に対して、レインフオースを用
いて充分対応することは困難であり、従つて、リ
アパーセルシエルフはレインフオースで補強でき
る形状に限定して設計せざるを得ないのである。
いて充分対応することは困難であり、従つて、リ
アパーセルシエルフはレインフオースで補強でき
る形状に限定して設計せざるを得ないのである。
さらに厄介なことに、上記構造においてはリア
パーセルシエルフに反りが生じる。すなわち金属
製レインフオースは樹脂基板の下面に取着される
が、反りは両者の収縮率が異なることに起因した
現象である。
パーセルシエルフに反りが生じる。すなわち金属
製レインフオースは樹脂基板の下面に取着される
が、反りは両者の収縮率が異なることに起因した
現象である。
すなわち、従来レインフオースの固定構造は、
例えば第5図A,Bに示すようになつている。第
5図Aにおいて、この固定構造は、上面に表皮材
1が配置された樹脂基板2の下面と、この樹脂基
板2と同材質の埋設用の小片3の両面間に断面矩
形状の中空状レインフオース4を配置し、樹脂基
板2および小片3を互いに半溶融状態(軟化状
態)にして、上下型間に設置し、次いで圧締する
ことにより、同図Bに示すように、レインフオー
ス4を一体的に埋設するようにしたものである。
例えば第5図A,Bに示すようになつている。第
5図Aにおいて、この固定構造は、上面に表皮材
1が配置された樹脂基板2の下面と、この樹脂基
板2と同材質の埋設用の小片3の両面間に断面矩
形状の中空状レインフオース4を配置し、樹脂基
板2および小片3を互いに半溶融状態(軟化状
態)にして、上下型間に設置し、次いで圧締する
ことにより、同図Bに示すように、レインフオー
ス4を一体的に埋設するようにしたものである。
しかしながら、このような固定構造において
は、第6図に示すように、レインフオース4の末
端部は前記小片3によつて閉じられた状態であ
り、このレインフオースをインサートした状態で
コールドプレスすると樹脂基板1および小片3と
レインフオース4は加熱状態から常温に冷却され
るのに伴い収縮差が生じる(樹脂の方が金属に比
して収縮が大である)。
は、第6図に示すように、レインフオース4の末
端部は前記小片3によつて閉じられた状態であ
り、このレインフオースをインサートした状態で
コールドプレスすると樹脂基板1および小片3と
レインフオース4は加熱状態から常温に冷却され
るのに伴い収縮差が生じる(樹脂の方が金属に比
して収縮が大である)。
かつ、レインフオース4はその両端において小
片3によつて被包された状態であるために、樹脂
基板の表面側に同第6図に想像線で示すように反
りが生じるのである。
片3によつて被包された状態であるために、樹脂
基板の表面側に同第6図に想像線で示すように反
りが生じるのである。
そして、前記反りを防止する構造として次のよ
うなものが提案されている。この構造は、第7図
に示すように、レインフオース4の端縁に樹脂製
のエンドキヤツプ5を移動可能に装着したもので
ある。
うなものが提案されている。この構造は、第7図
に示すように、レインフオース4の端縁に樹脂製
のエンドキヤツプ5を移動可能に装着したもので
ある。
エンドキヤツプ5はレインフオース4の外形よ
りも大きなフランジ部6とレインフオース4の内
周部に嵌合されるガイド部7とで構成されてい
る。
りも大きなフランジ部6とレインフオース4の内
周部に嵌合されるガイド部7とで構成されてい
る。
このようなエンドキヤツプ5をフランジ部6と
レインフオース4の縁部との間に所要の間隙を設
けるようにして、レインフオース4の縁部に装着
するのである。
レインフオース4の縁部との間に所要の間隙を設
けるようにして、レインフオース4の縁部に装着
するのである。
すると、所定のリアパーセルシエルフが成形さ
れ、冷却する際に前記樹脂基板2、小片3が収縮
すると、エンドキヤツプ5のガイド部7がレイン
フオース4縁部内に没入移動し、樹脂基板2等の
縮みしろを調節し、もつて前記反りが防止される
のである。
れ、冷却する際に前記樹脂基板2、小片3が収縮
すると、エンドキヤツプ5のガイド部7がレイン
フオース4縁部内に没入移動し、樹脂基板2等の
縮みしろを調節し、もつて前記反りが防止される
のである。
しかし、この構造においてはエンドキヤツプお
よびレインフオースが必要なため、必然的に作業
工数およびコストアツプをもたらす難があつた。
よびレインフオースが必要なため、必然的に作業
工数およびコストアツプをもたらす難があつた。
≪発明の目的≫
この発明は、以上のような従来の欠点に鑑みな
されたものであつて、本発明の目的とするところ
は、軽量でしかも良好な強度を有するリアパーセ
ルシエルフの成形方法を提供することにある。
されたものであつて、本発明の目的とするところ
は、軽量でしかも良好な強度を有するリアパーセ
ルシエルフの成形方法を提供することにある。
≪発明の構成と効果≫
上記目的を達成するために、本発明に係る自動
車用リアパーセルシエルの成形方法は、プレス成
形用金型の下型面上に加熱軟化した熱可塑性樹脂
よりなる第1基板を載置する工程と、この第1基
板の一端にブロー装置と連結するエア吹出口をセ
ツトする工程と、該エア吹出口を前記第1基板と
ともに挟み込むように、熱可塑性樹脂よりなる第
2基板を第1基板の上面に載置する工程と、次い
で直ちに上型を下型上に係合・圧締するととも
に、前記エア吹出口からエアを圧送することによ
り、上記樹脂板間に空間部を有する形状に第1基
板並びに第2基板を成形する工程とよりなる。
車用リアパーセルシエルの成形方法は、プレス成
形用金型の下型面上に加熱軟化した熱可塑性樹脂
よりなる第1基板を載置する工程と、この第1基
板の一端にブロー装置と連結するエア吹出口をセ
ツトする工程と、該エア吹出口を前記第1基板と
ともに挟み込むように、熱可塑性樹脂よりなる第
2基板を第1基板の上面に載置する工程と、次い
で直ちに上型を下型上に係合・圧締するととも
に、前記エア吹出口からエアを圧送することによ
り、上記樹脂板間に空間部を有する形状に第1基
板並びに第2基板を成形する工程とよりなる。
すなわち、本発明による自動車用リアパーセル
シエルフの成形方法によれば、上下の熱可塑性樹
脂基板が強固に積層された一般部と、樹脂基板間
に空間部を有し、かつ全体を所要形状に成形され
たリアパーセルシエルフを得ることができる。
シエルフの成形方法によれば、上下の熱可塑性樹
脂基板が強固に積層された一般部と、樹脂基板間
に空間部を有し、かつ全体を所要形状に成形され
たリアパーセルシエルフを得ることができる。
従つて、従来のレインフオースを廃止しても充
分な強度が確保され、製品の軽量かに大きく貢献
することができるとともにレインフオースを廃止
することにより、樹脂基板とレインフオースとの
収縮率の差異から生じる製品の反りも未然に解決
され、外観性能も向上する。
分な強度が確保され、製品の軽量かに大きく貢献
することができるとともにレインフオースを廃止
することにより、樹脂基板とレインフオースとの
収縮率の差異から生じる製品の反りも未然に解決
され、外観性能も向上する。
さらに、樹脂基板間に空間部を有する二重構造
により、断熱効果、並びに吸音効果が基待でき、
車室内の静粛性を維持する等種々の利点を有す
る。
により、断熱効果、並びに吸音効果が基待でき、
車室内の静粛性を維持する等種々の利点を有す
る。
≪実施例の説明≫
以下、本発明に係る成形方法について、その一
実施例を図面を参照して詳細に説明する。
実施例を図面を参照して詳細に説明する。
第1図および第2図はこの発明に係る自動車用
リアパーセルシエルフの成形方法の各工程を示
す。
リアパーセルシエルフの成形方法の各工程を示
す。
各図において、符号10は所要形状の型面10
aを形成した下型を示し、符号11は上記下型1
0に係合する型面11aを形成した上型を示し、
また符号12はブロー装置Bに連結するエア吹出
口(ノズル)を示す。
aを形成した下型を示し、符号11は上記下型1
0に係合する型面11aを形成した上型を示し、
また符号12はブロー装置Bに連結するエア吹出
口(ノズル)を示す。
これら、各上・下型10,11から構成される
プレス成形用金型のうち下型10の型面10a上
に第1図に示すように、裏当てシート13および
熱可塑性樹脂製の第1基板14を順次載置する。
プレス成形用金型のうち下型10の型面10a上
に第1図に示すように、裏当てシート13および
熱可塑性樹脂製の第1基板14を順次載置する。
ここにおいて、裏当てシート13は、不織布ま
たは織布が用いられる。また、熱可塑性樹脂の第
1基板14はセルロース系フイラーあるいは無機
質フイラーを含有するポリプロピレン複合樹脂シ
ートをヒータ等の加熱手段によつて予め半溶融状
態に加熱軟化されたものである。
たは織布が用いられる。また、熱可塑性樹脂の第
1基板14はセルロース系フイラーあるいは無機
質フイラーを含有するポリプロピレン複合樹脂シ
ートをヒータ等の加熱手段によつて予め半溶融状
態に加熱軟化されたものである。
上記裏当てシート13および第1基板14を載
置後、上記エア吹出口12を第1基板14と後述
する熱可塑性樹脂製の第2基板15との間に挟み
込むように所定位置にセツトする。
置後、上記エア吹出口12を第1基板14と後述
する熱可塑性樹脂製の第2基板15との間に挟み
込むように所定位置にセツトする。
次いで、第1基板14と同様加熱軟化された熱
可塑性樹脂の第2基板15および表皮材16を第
1基板14の上面に載置する。通常、表皮材16
は、カーペツト、織布、不織布等が用いられ、ま
た、第2基板15としては、第1基板14と同材
質または近似の収縮率を有する材質が用いられ
る。
可塑性樹脂の第2基板15および表皮材16を第
1基板14の上面に載置する。通常、表皮材16
は、カーペツト、織布、不織布等が用いられ、ま
た、第2基板15としては、第1基板14と同材
質または近似の収縮率を有する材質が用いられ
る。
そして、これら材質のシートを載置した後、第
2図に示すように直ちに上下型を係合、圧締する
とともに、エア吹出口12から、エアを圧送する
ことにより、前記裏当てシート13および熱可塑
性樹脂の各基板14,15、並びに表皮材16を
両型面10a,11aのキヤビテイ形状に沿つて
一体成形し、かつ、圧送されたエアにより下面の
第1基板14は裏当てシート13とともに下型1
0に形成した溝部10bに押圧され、第1基板1
4および第2基板15の間には空間部17が形成
される。
2図に示すように直ちに上下型を係合、圧締する
とともに、エア吹出口12から、エアを圧送する
ことにより、前記裏当てシート13および熱可塑
性樹脂の各基板14,15、並びに表皮材16を
両型面10a,11aのキヤビテイ形状に沿つて
一体成形し、かつ、圧送されたエアにより下面の
第1基板14は裏当てシート13とともに下型1
0に形成した溝部10bに押圧され、第1基板1
4および第2基板15の間には空間部17が形成
される。
その後、冷却した上、下型の係合を解除し、成
形品を取出し、成形品の係合縁部をトリム加工す
れば、第3図および第4図に示すリアパーセルシ
エルフ20が得られる。
形品を取出し、成形品の係合縁部をトリム加工す
れば、第3図および第4図に示すリアパーセルシ
エルフ20が得られる。
第3図は、本成形によつて得られたリアパーセ
ルシエルフの一部破断斜視図、第4図は同リアパ
ーセルシエルフの裏面を示す一部破断斜視図であ
る。
ルシエルフの一部破断斜視図、第4図は同リアパ
ーセルシエルフの裏面を示す一部破断斜視図であ
る。
上記リアパーセルシエルフ20は、熱可塑性樹
脂の第1基板14と一体化された熱可塑性樹脂の
第2基板15と、該第2基板の上面に貼着された
表皮材16並びに第1基板14の下面に貼着され
た裏当てシート13とから構成されており、各部
材間は前記成形時においてアンカー効果または溶
融接合により強固に接合固定されている。
脂の第1基板14と一体化された熱可塑性樹脂の
第2基板15と、該第2基板の上面に貼着された
表皮材16並びに第1基板14の下面に貼着され
た裏当てシート13とから構成されており、各部
材間は前記成形時においてアンカー効果または溶
融接合により強固に接合固定されている。
また、リアパーセルシエルフ20は各部材が強
固に積層された一般部20aと樹脂基板間に空間
部17を有する補強部20bとからなり、前記一
般部20aには小物類を収容する凹部21が形成
されている。空間部17は全体として連通する溝
を形成し、例えばリアパーセルシエルフ20の上
面に荷物等により負荷がかかつても、その撓み変
形は極めて小さく、良好な強度が得られる。な
お、本実施例においてはエアは成形時空間部17
の端部17aより圧送されるが、形状により複数
箇所設定しても良く、また、その箇所に必要に応
じてキヤツプを嵌合しても良い。さらに、前記表
皮材16および裏当てシート13は仕様により適
宜省略しても良い。
固に積層された一般部20aと樹脂基板間に空間
部17を有する補強部20bとからなり、前記一
般部20aには小物類を収容する凹部21が形成
されている。空間部17は全体として連通する溝
を形成し、例えばリアパーセルシエルフ20の上
面に荷物等により負荷がかかつても、その撓み変
形は極めて小さく、良好な強度が得られる。な
お、本実施例においてはエアは成形時空間部17
の端部17aより圧送されるが、形状により複数
箇所設定しても良く、また、その箇所に必要に応
じてキヤツプを嵌合しても良い。さらに、前記表
皮材16および裏当てシート13は仕様により適
宜省略しても良い。
第1図および第2図は本発明に係るリアパーセ
ルシエルフの成形方法を示す各断面図、第3図は
本発明に係る成形方法を適用したリアパーセルシ
エルフの一部破断斜視図、第4図は同リアパーセ
ルシエルフの裏面を示す一部破断斜視図、第5図
A,Bは従来のリアパーセルシエルフのレインフ
オースの固定構造を示す断面図、第6図は上記固
定構造の未端取付部分の構造を示す部分断面図、
第7図は上記固定構造に付加するエンドキヤツプ
を示す斜視図である。 10……プレス成形用下型、11……プレス成
形用上型、12……エア吹出口、13……裏当て
シート、14……第1基板、15……第2基板、
16……表皮材、17……空間部、20……リア
パーセルシエルフ、20a……一般部、20b…
…補強部。
ルシエルフの成形方法を示す各断面図、第3図は
本発明に係る成形方法を適用したリアパーセルシ
エルフの一部破断斜視図、第4図は同リアパーセ
ルシエルフの裏面を示す一部破断斜視図、第5図
A,Bは従来のリアパーセルシエルフのレインフ
オースの固定構造を示す断面図、第6図は上記固
定構造の未端取付部分の構造を示す部分断面図、
第7図は上記固定構造に付加するエンドキヤツプ
を示す斜視図である。 10……プレス成形用下型、11……プレス成
形用上型、12……エア吹出口、13……裏当て
シート、14……第1基板、15……第2基板、
16……表皮材、17……空間部、20……リア
パーセルシエルフ、20a……一般部、20b…
…補強部。
Claims (1)
- 1 プレス成形用金型の下型面上に加熱軟化した
熱可塑性樹脂よりなる第1基板を載置する工程
と、この第1基板の一端にブロー装置と連結する
エア吹出口をセツトする工程と、該エア吹出口を
前記第1基板とともに挟み込むように、熱可塑性
樹脂よりなる第2基板を第1基板の上面に載置す
る工程と、次いで直ちに上型を下型上に係合・圧
締するとともに、前記エア吹出口からエアを圧送
することにより、上記樹脂板間に空間部を有する
形状に第1基板並びに第2基板を成形する工程と
よりなることを特徴とする自動車用リアパーセル
シエルフの成形方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20096686A JPS6356429A (ja) | 1986-08-27 | 1986-08-27 | 自動車用リアパーセルシェルフの成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20096686A JPS6356429A (ja) | 1986-08-27 | 1986-08-27 | 自動車用リアパーセルシェルフの成形方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6356429A JPS6356429A (ja) | 1988-03-11 |
JPH021649B2 true JPH021649B2 (ja) | 1990-01-12 |
Family
ID=16433278
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20096686A Granted JPS6356429A (ja) | 1986-08-27 | 1986-08-27 | 自動車用リアパーセルシェルフの成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6356429A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6392431A (ja) * | 1986-10-08 | 1988-04-22 | Kyoraku Co Ltd | 表皮付成形品の製造方法 |
JP2002018934A (ja) * | 2000-07-05 | 2002-01-22 | T S Tec Kk | 車両用ライニング及びその製造方法 |
KR100447138B1 (ko) * | 2001-08-11 | 2004-09-04 | 윤선영 | 이중주벽을 가지는 금속 제품 성형장치 |
-
1986
- 1986-08-27 JP JP20096686A patent/JPS6356429A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPS6356429A (ja) | 1988-03-11 |
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