JPH021643Y2 - - Google Patents

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JPH021643Y2
JPH021643Y2 JP1986192596U JP19259686U JPH021643Y2 JP H021643 Y2 JPH021643 Y2 JP H021643Y2 JP 1986192596 U JP1986192596 U JP 1986192596U JP 19259686 U JP19259686 U JP 19259686U JP H021643 Y2 JPH021643 Y2 JP H021643Y2
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tariff
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taximeter
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  • Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電子式タクシーメータにおいて、設
定された割増時間外に誤つてか、もしくは不正に
割増料金用のタリフ設定器を操作しても、割増料
金演算を行わないタクシーメータに関する。
〔従来の技術〕
タクシーの料金は、ある設定された時間内、例
えば23時から明朝5時までの深夜には2割増の深
夜割増料金になることが定められている。
タクシーメータには、賃走、割増、迎車、支
払、空車等のタリフを設定する為の押しボタンス
イツチで構成されたタリフ設定器が、料金及びタ
リフ表示装置と一体的に設けられており、タクシ
ーの乗務員が、乗客を乗せた時は、メータに取付
けられたタリフ設定器を操作して、営業走行に入
るのであるが、この時、設定されている割増料金
の時間外であるにもかかわらず、タリフ設定器の
うち割増料金ボタンを誤つて操作してしまうこと
があり、また、乗務員が不正に割増料金ボタンを
操作することが考えられ、このような場合には、
乗客との金銭トラブルが生じたり、また乗務員が
営業所に戻つてからの金銭トラブルが生じるとい
う問題点がある。
例えば、特開昭56−111985号公報に、前面パネ
ルにスイツチで構成された空車、賃走、2割増、
支払、迎車等のタリフ設定器が設けられてなるタ
クシーメータが記載されれいる。
このようなタクシーメータでは、通常料金演算
と割増料金演算の選択を、乗務員がタリフ設定器
の押しボタンを押すことによつて行つているため
に、乗務員が操作を誤れば、正規の料金演算を行
わない。
このような誤操作は、賃走ボタンと割増ボタン
が近接していれば、一層起こり易く、乗客がこれ
を確認することも困難である。
乗務員がこのようなことを悪用して、割増時間
外に不正に割増料金で営業走行を行うことは非常
に問題である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は上記問題点に鑑み、割増料金の設定時
間外にタクシーメータのタリフ設定器を誤つて操
作しても、メータが割増料金演算の動作をするこ
とがなく、また乗務員が不正に割増料金用のタリ
フ操作子を操作することを防止するタクシーメー
タの提供を目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記目的を達成する為に、料金及び
タリフ等の表示装置と、車両の走行距離に基づい
て距離パルスを発生する距離パルス発生器と、前
記表示装置に一体的に設けられ、賃走、割増、迎
車、支払、空車等のタリフ設定を行う為の複数の
ボタンスイツチで構成されたタリフ設定器と、前
記距離パルス発生器による距離パルスに基づいて
賃走料金演算、割増料金演算またはその他の料金
演算を択一的に行う料金演算手段と、各種営業デ
ータを一時格納する一時記憶手段と、制御プログ
ラム、各種パラメータ、割増設定時刻等が格納さ
れている記憶手段と、現在時刻を管理する時計素
子と、該時計素子が管理する現在時刻を前記記憶
手段に格納された割増設定時刻と比較する比較手
段と、該比較手段の比較結果及び前記タリフ設定
器のタリフ位置に基づいて前記料金演手段の料金
演算を選択する選択手段と、を有するタクシーメ
ータを構成するものである。
〔作用〕
本考案は、上述のような構成からなり、タクシ
ーの営業走行において、タリフ設定器のタリフ位
置に基づいて料金演算手段が、賃走料金演算、割
増料金演算、その他の料金演算を択一的に行うと
ともに、現在時刻を割増設定時刻と比較して、そ
の結果、設定時間外であれば、割増料金演算を禁
止して、乗務員の誤操作や不正な操作を防止する
ものである。
〔実施例〕
本考案の詳細を図示した実施例に基づいて説明
する。
第1図は、本考案に係るタクシーメータのクレ
ーム対応図である。
即ち、本考案のタクシーメータは、料金及びタ
リフ等の表示装置1と、車両の走行距離に基づい
て距離パルスを発生する距離パルス発生器2と、
前記表示装置1に一体的に設けられ、賃走、割
増、迎車、支払、空車等のタリフ設定を行う為の
複数のボタンスイツチで構成されたタリフ設定器
3と、前記距離パルス発生器2による距離パルス
に基づいて賃走料金演算、割増料金演算またはそ
の他の料金演算を択一的に行う料金演算手段4
と、各種営業データを一時格納する一時記憶手段
5と、制御プログラム、各種パラメータ、割増設
定時刻等が格納されている記憶手段6と、現在時
刻を管理する時計素子7と、該時計素子7が管理
する現在時刻を前記記憶手段6に格納された割増
設定時刻と比較する比較手段8と、該比較手段8
の比較結果及び前記タリフ設定器3のタリフ位置
に基づいて前記料金演手段4の料金演算を選択す
る選択手段9と、を有するものである。
ここで、表示装置1は、タリフ設定器3のタリ
フ位置を表示するとともに、その時の営業データ
即ち料金額を表示するものである。
また、タリフ設定器3は、賃走タリフボタン、
割増タリフボタン、迎車タリフボタン、支払ボタ
ン、空車ボタン等の押しボタンスイツチから構成
されており、この押しボタンスイツチの操作に応
じて選択手段9が各種料金演算の選択を行い、料
金演算手段4を制御する。
タリフ設定器3の割増タリフボタンが操作され
た時には、比較手段8によつて時計素子7が管理
する現在時刻を記憶手段6に格納された割増設定
時刻と比較しその比較結果を選択手段9に入力す
る。
この結果、現在時刻が割増設定時間内であれ
ば、選択手段9は割増料金演算を行うように料金
演算手段4を制御する。
また、現在時刻が割増設定時間外であれば、割
増タリフボタンの設定をキヤンセルするか、また
は選択手段9によつて賃走料金演算を行うように
料金演算手段4を制御する。
第2図は、本考案に係るタクシーメータの実施
例の簡略ブロツク図である。
10は、所謂マイクロプロセツサで構成される
中央処理装置(以下CPUと称す)であり、この
CPU10は第1図における賃走料金演算、割増
料金演算、またはその他の料金演算を択一的に行
う料金演算手段4、時計素子7は管理する現在時
刻を記憶手段6に格納された割増設定時刻と比較
する比較手段8及び料金演算手段4の料金演算を
選択する選択手段9等を包含するものである。
このCPU10は、記憶手段6を構成するリー
ドオンリーメモリ(以下ROMと称す)に格納さ
れた制御プログラムに従つて各処理を行うもので
ある。
ROM11には、制御プログラムの他にも、各
種パラメータや割増設定時刻等が格納されてお
り、逐次呼び出し可能とされている。
7は現在時刻を管理する時計素子であり、時計
用LSIを使用し、この時計素子7により管理され
た現在時刻によつて、CPU10は賃走料金演算、
割増料金演算等の料金演算を制御するものであ
る。
12はタクシーの各種データを一時格納する為
のランダムアクセスメモリ(以下RAMと称す)
であり、このRAM12に格納されるデータとし
ては、営業時の日付、車番、運転手コード、全走
行距離、実車走行距離、乗車回数、その後の料金
の加算回数その他当日の各指数、また1営業毎の
走行距離、それに要した時間、その時のタリフ位
置、空車時の走行距離、それに要した時間等があ
る。
1は料金及びタリフ等の表示装置であり、走行
時におけるタリフ位置並びにCPU10によつて
制御演算された料金額を表示するもので、螢光表
示管、発光ダイオード、液晶等種々の表示装置が
採用されるものである。
3は走行時のタリフ位置を設定する為のタリフ
設定器であり、賃走、割増、迎車、支払、空車等
の料金制御を指示する為の複数の押しボタンスイ
ツチよりなるものであり、当該タクシーメータの
前面に設けられる表示装置1と一体的に取付けら
れるものである。
2は車両の走行距離に基づいて距離パルスを発
生する距離パルス発生器である。
13は営業所等に設けられるデータ処理装置で
あり、タクシーが営業所に戻つた時、タクシーメ
ータに設けられたデータ入出力用端子(図示せ
ず)に着脱可能なケーブルによつて接続され、前
記RAM12に格納された各種データが転送され
て、このデータを例えば外部記憶装置に記憶させ
たり、プリンタにプリントアウトする等の処理を
行うとともに、その内部に設けたマスター時計に
より時計素子7の現在時刻を正確に補正するもの
である。
このような本考案に係るタクシーメータは、タ
リフ設定器3のいずれかの押しボタンスイツチが
操作された時、そのタリフ位置を表示装置1に表
示するとともに、そのタリフ位置に応じた料金演
算を選択し、逐次料金額の表示を行うものであ
る。
また、ROM11にはあらかじめ割増設定時刻
が格納されており、タリフ設定器3のうち割増タ
リフボタンが操作された時には、時計素子7が管
理している現在時刻を割増設定時刻と比較し、現
在時刻が割増設定時間外であれば、割増タリフボ
タンのタリフ設定をキヤンセルするか、または賃
走料金演算を選択する。
ここで、時計素子7によつて管理される現在時
刻は、営業所にあるデータ処理装置13のマスタ
ー時計によつて毎日補正されており、誤差の少な
いものである。
上述の動作を更に詳しく、第3図に示すフロー
チヤートによつて説明する。
即ち、空車走行中にタリフ設定器3が操作され
たことを検出した時、この操作された押しボタン
スイツチが賃走タリフボタンであるか、割増タリ
フボタンであるかの判断をし、賃走タリフボタン
であればその時刻に関係なく賃走料金演算を行
う。
それに対し、割増タリフボタンである時は、時
計素子7によつて管理されている現在時刻を読み
出して、既設定である割増設定時刻と比較し、割
増設定時間内であれば割増料金演算を行い、割増
設定時間外であれば、警告音または警告表示等に
よる警告を発生し、タリフ設定器による操作をキ
ヤンセルする。
もちろん、タリフ設定器3のうち、賃走タリフ
ボタン、割増タリフボタン以外の迎車タリフボタ
ン、支払ボタン、空車ボタン等が操作された時
は、それに応じた料金演算を選択するものであ
る。
このようにしてなる本考案に係るタクシーメー
タは、現在時刻を時計素子7によつて管理してお
り、既設定である割増設定時間外で割増タリフボ
タンを誤つてかまたは故意に不正の為に操作して
も、警告音もしくは警告表示等の警告を発生し
て、誤操作もしくは不正操作を防止することがで
きるものである。
第4図は本考案に係るタクシーメータの他の実
施例のフローチヤートである。
即ち、空車走行中にタリフ設定器3が操作され
たことを検出して、それが賃走タリフボタンであ
る場合は、そのまま賃走料金演算を行うことは前
述と同様であり、割増タリフボタンが操作された
ことを検出した時には、時計素子7により管理さ
れた現在時刻と、既設定である割増設定時刻とを
比較し、割増設定時間内であれば、割増料金演算
を行うことは当然であるが、割増設定時間外であ
れば、自動的に賃走料金演算を行うというもので
ある。
このようにしてなる場合においては、割増設定
時間外において、誤つて割増タリフボタンを操作
したり、また故意に不正の目的で割増タリフボタ
ンを操作したりすることを自動的に防止でき、か
つタリフ設定器を操作した時点で自動的にとどこ
おりなく客載走行を行うことができるものであ
る。
〔考案の効果〕
本考案に係るタクシーメータは上述のようにし
てなる為、既設定の割増設定時間外における割増
タリフボタンの誤操作または不正操作を防止する
ものであり、このことにより、乗客との金銭トラ
ブルや乗務員が営業所に戻つてから起こす金銭ト
ラブル等を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るタクシーメータのクレー
ム対応図、第2図は本考案に係るタクシーメータ
の簡略ブロツク図、第3図は本考案に係るタクシ
ーメータの1実施例のフローチヤート、第4図は
本考案に係るタクシーメータの他の実施例のフロ
ーチヤートである。 1:表示装置、2:距離パルス発生器、3:タ
リフ設定器、4:料金演算手段、5:一時記憶手
段、6:記憶手段、7:時計素子、8:比較手
段、9:選択手段、10:CPU、11:ROM、
12:RAM、13:データ処理装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 料金及びタリフ等の表示装置と、 車両の走行距離に基づいて距離パルスを発生す
    る距離パルス発生器と、 前記表示装置に一体的に設けられ、賃走、割
    増、迎車、支払、空車等のタリフ設定を行う為の
    複数のボタンスイツチで構成されたタリフ設定器
    と、 前記距離パルス発生器による距離パルスに基づ
    いて賃走料金演算、割増料金演算またはその他の
    料金演算を択一的に行う料金演算手段と、 各種営業データを一時格納する一時記憶手段
    と、 制御プログラム、各種パラメータ、割増設定時
    刻等が格納されている記憶手段と、 現在時刻を管理する時計素子と、 該時計素子が管理する現在時刻を前記記憶手段
    に格納された割増設定時刻と比較する比較手段
    と、 該比較手段の比較結果及び前記タリフ設定器の
    タリフ位置に基づいて前記料金演手段の料金演算
    を選択する選択手段と、 を有するタクシーメータ。
JP1986192596U 1986-12-15 1986-12-15 Expired JPH021643Y2 (ja)

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JP1986192596U JPH021643Y2 (ja) 1986-12-15 1986-12-15

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JP1986192596U JPH021643Y2 (ja) 1986-12-15 1986-12-15

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Publication Number Publication Date
JPS6397171U JPS6397171U (ja) 1988-06-23
JPH021643Y2 true JPH021643Y2 (ja) 1990-01-16

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Families Citing this family (4)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0454690A (ja) * 1990-06-22 1992-02-21 Futaba Keiki Kk 電子式タクシーメータ
JP2784413B2 (ja) * 1992-05-25 1998-08-06 矢崎総業株式会社 タキシーメータ
JP2784415B2 (ja) * 1992-10-16 1998-08-06 矢崎総業株式会社 タキシーメータ
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56111985A (en) * 1980-02-07 1981-09-04 Nishibe Keiki Mfg Cumulative data processor for taxi meter

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JPS6397171U (ja) 1988-06-23

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