JPH02162117A - 故障表示装置及び自動車用空気調和装置の故障表示装置 - Google Patents

故障表示装置及び自動車用空気調和装置の故障表示装置

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JPH02162117A
JPH02162117A JP28149889A JP28149889A JPH02162117A JP H02162117 A JPH02162117 A JP H02162117A JP 28149889 A JP28149889 A JP 28149889A JP 28149889 A JP28149889 A JP 28149889A JP H02162117 A JPH02162117 A JP H02162117A
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air conditioner
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Kazuaki Takemoto
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00642Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
    • B60H1/00978Control systems or circuits characterised by failure of detection or safety means; Diagnostic methods

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  • Thermal Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動車用空気調和装置に係り、ウォーターバル
ブやエアミックスダンパ等を駆動するアクチュエータの
故障を検出するのに好適な故障検出手段を備えた自動車
用空気調和装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の自動車用空気調和装置には各種センサの断線、短
絡およびモータロンク等の故障検出表示が用いられるこ
とは一般に広く知られている。
また、特開昭58−141912号公報に開示されるも
ののように、センサの故障をそのセンサからの出力信号
の大きさが設定範囲か否かを判定して検出するものが知
られている。
〔発明が解決しようとする課題] また、従来からエアミックスダンパを自動制御する自動
車用空気調和装置も広く知られているが、このエアミッ
クスダンパを駆動するアクチュエータの故障を判別する
ことは困難であった。例えばエアミックスダンパの位置
を検出するポテンショメータの短絡あるいは断線は上記
のような従来の技術によって検出可能であったが、アク
チュエータの故障はダンパ位置の異常として表われず、
エアミックスダンパが正常位置範囲にあるにもかかわら
ずアクチュエータが故障し、ダンパが駆動されなかった
り、ダンパを所定位置に駆動できないという場合があっ
た。
本発明は上記のような問題点に鑑み、自動車用空気調和
装置におけるアクチュエータの故障を確実に検出するこ
とを目的としてなされたものである。
〔課題を解決するための手段〕
本願第1番目の発明では第5図に示すごとき構成の可逆
的に位置を変化し得るアクチュエータと、該アクチュエ
ータの実位置を検出するポジションセンサと、 該ポジションセンサを含む入力手段部からの信号を受け
前記アクチュエータの目標位置を演算し、前記アクチュ
エータの制御信号を出力する制御手段と を備えた自動車用空気調和装置において、前記ポジショ
ンセンサにより検出された上記アクチュエータの実位置
と前記目標位置との差の絶対値が所定量を越えて所定時
間継続した場合、前記アクチュエータの故障と判定する
故障判定手段と、 該判定手段の判定に基づき故障表示する故障表示手段と
を備えるという技術的手段を採用する。
また、本願第2番目の発明では、特に自動車用空気調和
装置の温度調節部材の故障検出に適合するために冷却手
段、加熱手段および車室内温度センサ、外気温センサな
らびに温度調節部材に連動するポジションセンサからの
電気信号を取込んで車室温度と目標温度との差に応じて
前記温度調節部材を制御する制御手段を備え、前記車室
温度を前記目標温度に自動制御する自動車用空気調和装
置において、 前記車室温度と前記目標温度とに基づいて前記温度調節
部材の目標位置を演算する目標位置演算手段と、 該演算手段で演算された目標位置と、前記ポジションセ
ンサで検出された検出位置との差の絶対値が所定量を越
えて所定時間継続した場合、前記温度調節部材を故障と
判定する故障判定手段と、該判定手段の判定に基づき故
障表示する故障表示手段とを備えるという技術的手段を
採用する。
[作用〕 上記の本願第1番目の発明によると、アクチュエータの
目標位置が演算により求められ、ポジションセンサによ
り検出される実位置を目標位置に一致させるようにアク
チュエータが制御される。
さらにアクチュエータの実位置と目標位置との差の絶対
値が所定量を越えて所定時間継続した場合、アクチュエ
ータの故障が判定され、表示が行われる。
ここで、アクチュエータを目標位置へ制御するときアク
チュエータの実位置は遅れをもって目標位置へ制御され
る。このため、実位置と目標位置との差の絶対値はアク
チュエータの正常状態においても所定量を越えることが
ある。しかし本願第1番目の発明では差の絶対値が所定
量を越えて、さらに所定時間継続したときアクチュエー
タを故障と判定しており、アクチュエータの作動精度や
作動遅れによる誤動作をすることなくアクチュエータの
故障を判定する。
本願第2番目の発明においては温度調節部材の目標位置
が演算され、温度調節部材の実位置を目標位置とするよ
うに制御が行われる。さらに温度調節部材の実位置と目
標位置との差の絶対値が所定量を越えて所定時間継続し
た場合、温度調節部材の故障が判定され表示が行われる
ここで、温度調節部材の位置は車室温度と目標温度との
偏差に応じて制御され、また目標位置の演算に対して実
位置は遅れをもって制御される。
このため、温度調節部材の実位置と目標位置との差の絶
対値は温度調節部材の作動中にその作動遅れのために頻
繁に増加する。しかし本発明では差の絶対値が所定量を
越え、さらに所定時間継続したとき温度調節部材の故障
を判定するため、温度調節部材の作動精度や作動遅れに
よる誤動作をすることなく故障が判定される。
〔実施例〕
以下図面を参照しつつ本発明を適用した実施例を説明す
る。
第1図は本発明による自動車用空気調和装置の一実施例
構成であってリヒート方式のものを示している。
第1図において、空気調和装置(エアコン)1の空気通
路2と、外気取入通路3および内気取入通路4との連結
部に内外気切換ダンパ5が設けられており、該内外気切
換ダンパ5により選択されて取り込まれた空気はブロワ
6によりその流量が選択され、次にエバボレータフによ
り冷却され、次にヒータコア8により暖められ、吹出切
換ダンパ9により選択された吹出口を介して車室10内
に吹出される。ここで上記エバボレータフにはエンジン
11の駆動力がクラッチ12を介して供給・遮断される
コンプレッサ13であって冷凍サイクル14の一環をな
すものにより冷媒が供給され、また上記ヒータコア8に
はエンジン11の冷却水がウォータバルブ15を介して
供給されるようにされ、それぞれ空気を冷却および加熱
する。
ウォータバルブ15は第2図に図示する如き構成をとり
、ダイアフラム16の負圧変化に伴ない一体となって図
面上下方向に移動する往路側バルブ17および復路側バ
ルブ18の各位置に応じて、エンジン11側からヒータ
コア8側に供給される温水の流量と、ヒータコア8内を
流れる間に冷却され再びヒータコア8側に供給される冷
水の流量との混合比が決定され、ヒータコア8に供給さ
れるエンジン冷却水の全体としての温度を決定する。
ダイアフラム16の空気取り入れ通路には、図示しない
エンジン吸気管側との連通路を開閉制御するホットバル
ブ19と、大気との連通路を開閉制御するクールバルブ
20とが配設されている。また往路側バルブ17からヒ
ータコア8に通ずる通路にモータポンプ21が設けられ
ている。
エアコン1には運転状態および雰囲気状態を検出するた
めの各種センサ類、および運転条件を指示するための条
件指示手段が設けられており、これらの入力手段群は後
述する如き制御回路32による温度制御のためのデータ
を供給する。即ち、外気温センサ22による外気温情報
、内気温センサ27による内気温情報、日射センサ28
による日射情報および温度設定器30からの目標温度情
報は、後述する如き必要吹出温度を計算するためのデー
タとして用いられ、またダクトセンサ23によるエバ後
温度情報および水温センサ26によるエンジン冷却水温
情報は算出された必要吹出温度データとともにアクチュ
エータの目標ストローク量(目標位置)を計算するため
に使用され、またポジションセンサ24によるアクチュ
エータの実位置情報は算出された目標位置データととも
にアクチュエータに対する制御量を計算するために用い
られる。更にエンジンの作動状態を検出する状態検出手
段の一例である負圧センサ25はその検出情報即ち圧力
情報が後述する如きアクチュエータ作動状態を判断する
ために使用される。
また条件指示手段の1つであるスイッチパネル29は各
種の運転モード、例えば自動運転モード、手動運転モー
ドなどを指示するために使用される。
更にエアコン1には異常表示器31が設けられており、
該異常表示器31は制御回路32によりアクチュエータ
に異常がある旨判断されると当該旨を表示する。
制御回路32はイグニッションスイッチ33がオン操作
され、電源回路34により定電圧が印加されると、上記
スイッチパネル29.温度設定器30により設定された
条件のもとで上記センサ類からの検出信号にもとづいて
所定の演算処理を行ない、各種の駆動手段を制御する。
ここでこの駆動手段には、内外気切換ダンパ5を駆動す
る内外気切換ダンパ駆動手段35.ブロワ6を駆動する
ブロワ駆動手段36.ホットバルブ19およびクールバ
ルブ20を駆動するウォータバルブ駆動手段37.吹出
切換ダンパ9を駆動する吹出切換ダンパ駆動手段38お
よび上述した如きエンジン11からコンプレッサ13へ
の駆動力伝達を断・続するクラッチ12がある。
また制御回路32は後述する如く、ウォータバルブ制御
指令信号を出力してから所定の条件が満足されると、ウ
ォータバルブ15の実位置が目標位置に一致しているか
否かを判断する判断処理を行ない、異常がある旨判断す
ると異常解除努力を行ない、ウォータバルブ15が正常
状態に回復できるようにする。
次に制御回路32による処理動作の主要部分を第3図の
フローチャートを参照しつつ説明する。
イグニッションスイッチ33をオンすると、制御回路3
2は処理を開始する。そして処理が進行シスチン’7”
 101に到達するとステップlolを実行し上記各種
センサ頚部ち入力手段群からの人力信号を1lli次取
り込む。
次にステップ102を実行し、上記ステップ101にて
取り込まれた各種データを基に必要吹出温度Taoを算
出する。この温度Tao算出に当っては、次の式即ち Tao=Ks 1Ts−Kr−Tr−KIしTamKs
un  0Tsun −C (但し、Ks、Kr、Kam、Ksun 、Cは夫々定
数、Tsは設定温度即ち目標温度、T「は車室内温度、
Tamは車室外温度、T sunは日射の強さを表わす
。) を用いる。またステップ102において、上記の如く算
出した必要吹出温度Tao、ダクトセンサ23によるエ
バ後温度情報および水温センサ26によるエンジン冷却
水温情報にもとづいてウォータバルブ15の目標ストロ
ークlsw (目標位置)を算出する。
次にステップ103を実行し、上記ステップ102にて
算出された目標ストローク量SWと、上記入力ステップ
101にて取り込まれたポジションセンサ24からの信
号によるウォータバルブ15の実ストローク量SP(実
位置)との偏差即ち(SW−3P)を算出する。ここで
目標ストローク量SWおよび実ストローク量SPはと、
もに0%がMAX  C00L、100%がMAX  
HOTに対応している。
次にステップ104を実行し、図示する如き予め定めた
制御パターン、即ち偏差(sw−sp)に対するホット
バルブ(HV)19およびクールバルブ(CV)200
制御特性に基づいてホットバルブ(HV)19.クール
バルブ(CV)20をオン即ち開放すべきか、あるいは
オフ即ち閉塞すべきかを決定する。なお上記制御パター
ンは図から明らかな如く、ホットバルブ(HV)19に
ついては、偏差(SW−3P)が6%以上に増大するよ
うになるとそれまでのオフ状態からオン状態に反転せし
めヒータコア8を通過する流体温度を上昇させるように
し、−力偏差(SW−3P)が3%以下に減少するよう
になるとそれまでのオン杖態からオフ状態に反転せしめ
ヒータコア8を通過する流体温度を維持するようにする
。またクールバルブ(C’/)20については、偏差<
5W−3P)が−6%以上に増大するようになると、そ
れまでのオフ状態からオン状態に反転せしめヒータコア
8を通過する流体温度を下降させるようにし、−力偏差
(SW−3P)が−3%以上に減少するようになると、
それまでのオン状態からオフ状態に反転せしめヒータコ
ア8を通過する流体温度を維持するようにする。
次にステップ105を実行し、上記ステップ104によ
り定められたホットバルブ(HV)19又はクールバル
ブ(CV)20がオン領域に属するか否かを判断する。
ホットバルブ(HV)19又はクールバルブ(CV)2
0がオン領域に属していると、次にステップ106を実
行し、オン領域に属しているバルブ19又は20をオン
すべくオン指令信号をウォータバルブ駆動手段37に出
力する。
次にステップ107を実行し、タイマがストップ状態に
あるならばタイマをスタートさせる。ここでこのタイマ
は後述する如く、ホットバルブ()(V)19又はクー
ルバルブ(CV)20をオンした後ウォータバルブ15
の実位置SPが変化しないままでいる時間を計測するも
のである。
次にステップlO8を実行し、上記ステップ101にて
取り込まれたウォータバルブ15の実位置SPと前回の
ステップ101実行により取り込まれた実位置にもとづ
いて実位置SPが変化したか否かを判断する。
実位置SPが変化した旨判断された場合はステップ10
9に、て上記タイマをクリアした上で、方実位置SPが
変化していない旨判断された場合は直線に、ステップ1
10に進み、該ステップ101において、上記ステップ
101にて取り込まれた負圧センサ25からの負圧信号
にもとづいて負圧が正常に発生しているか否かを判断す
る。
負圧が正常に発生していない旨判断された場合は図示し
ない後続のプログラムにジャツブする。
−力負圧が正常に発生している旨判断されると、次にス
テップ111を実行し、上記タイマの値が30秒以上に
あるか否かを判断する。
タイマ値が未だ30秒に到達していないときは図示しな
い後続のプログラムにジャンプする。−方タイマ値が3
0秒以上である旨判断されると、次にステップ112を
実行する。このステップl12においては、上記ステッ
プ106にてホットバルブ(HV)19についてオン指
令信号が出力された場合には、実位置SPが所定の範囲
即ち95%から105%までの判定に属しているか否か
を判断し、一方上記ステップ106にてクールバルブ(
CV)20についてオン指令信号が出力された場合には
、実位置SPが所定の範囲即ち一5%から+5%までの
範囲に属しているか否かを判断する。換言すればこの判
断処理は、ホットバルブ(HV)19についてオン指令
信号が出力されてから少なくとも30秒が経過した時点
においては実位置SPがMAX  HOTに達している
はずであるとして実際にMAX  HOT近傍に達して
いるか否かを判断し、一方クールバルブ(CV)20に
ついてオン指令信号が出力された場合については実位置
がMAX  C00L近傍に達しているか否かを判断す
る。
実位置SPがMAX  HOT近傍あるいはMAX  
C00L近傍に到達している旨、即ちウォータバルブ1
5が正常に動作している旨が判断されると、図示しない
後続のプログラムにジャンプする。一方つォータバルプ
15が正常に動作していない旨、即ち異常が発生してい
る旨が判断されると、次にステップ113を実行する。
ステップ113においては、解除努力カウンタの内容が
「2」に到達したか否かを判断する。ここで解除努力カ
ウンタは後述する如く制御指令信号を所定時間例えば5
秒間反転して出力する処理の回数をカウントするもので
ある。そして図示しない後続のプログラムを実行する。
解除努力カウンタの内容が未だ「2」に到達していない
。即ち「0」又は「1」であると、次にステップ114
を実行し、ホットバルブ(HV)19に対する制御指令
信号およびクールバルブ(CV)20に対する制御指令
信号を所定期間例えば5秒間反転維持し、ウォータパル
プ15の異常状態を解除する努力をする。この異常状態
としては例えばパルプのゴミ詰りなどが挙げられ、、パ
ルプが逆転されることによりゴミがパルプから除去され
ることがある。そしてステップ115を実行し、解除努
力カウンタの内容をインクリメントする。一方解除努力
カウンタの内容が「2」異常である旨判断されると、ス
テップ116.ステップ117およびステップ118を
順次実行する。
即ち解除努力カウンタをクリアし、異常表示指令信号を
異常表示器31に出力し、更にホットパルプ(HV)1
9およびクールバルブ(CV)20をともにオフ状態に
すべくオフ指令信号をウォータパルプ駆動手段37に出
力する。そして図示しない後続のプログラムを実行する
一方、上述した如きステップ105実行によりホットバ
ルブ(HV)19およびクールパルプ(CV)20がい
ずれもオン領域に達していない旨判断されると、次にス
テップ119を実行し、ホットバルブ(HV)19およ
び/またはクールバルブ(CV)20に対してオフ指令
信号を出力し、次にステップ120を実行し、上述した
タイマをストップおよびクリアする。そして図示しない
後続のプログラムを実行する。
このように第3図図示のフローチャートにおいて、ホッ
トバルブ(HV)19又はクールバルブ(CV)20に
対してオン指令信号が出力された後、負圧が正常に動作
している状態のもとで少なくとも30秒間実位置SPが
継続して変化しておらず、しかも実位置SPが目標位置
に一致していないときは、5秒間継続して制御指令信号
を反転状態とする解除努力が行なわれる。そして例えば
、努力したにもかかわらず依然として実位置SPが変化
しない場合には、上記の如き5秒間の反転出力後30秒
か経過した時点で第2回目の解除努力を行なうようにす
る。この解除努力は第3図においては最大2回とされる
。そして2回の解除努力にもかかわらず依然としてウォ
ータパルプ15に異常状態が発生していると判断してと
きは、異常表示器31に異常を表示させると共にホット
バルブ(HV)19およびクールバルブ(CV)20を
ともにオフ状態にする。
以上第3図のフローチャートを参照して制御回路32の
処理動作を説明したが、次に第4図を参照しつつ更に具
体的に説明する。
ウォータバルブの目標ストローク値(目標位置)SWが
例えば60%でありかつ実ストローク量(実位置)SP
が60%付近に維持されている状態の下で、時点T、で
温度設定器31が操作され目標ストローク量SWが例え
ば40%に変更されるようになると、クールバルブ(C
V)20がオンされ、実ストローク量SPは徐々に40
%の目標ストローク量SWに近づいてゆく。そして時点
1゛2で実ストローク量SPが目標ストローク量SWと
略一致し、その差(SW−3P)が上述した如き制御パ
ターンにおけるオフ領域に属するようになると、クール
バルブ(CV)20はオンからオフに反転され、以後4
0%付近の実ストローク量SPが維持される。
その後時点Txで再び目標温度の設定変更がなされ、目
標ストローク量SWが60%に変更されると、今度はホ
ットバルブ(HV)19に対してオン指令信号が出力さ
れホットバルブ(HV)19がオンされる。そして時点
T、から例えば30秒が経過した時点T4でホットバル
ブ(HV)19をオフにスイッチング、クールバルブ(
CV)20をオンにスイッチングし、この反転状態を5
秒間継続させる。即ち第1回目の解除努力を行なう。
この5秒間が経過した時点T、で、今度はホットバルブ
(1(V)19のみをオンさせ、30秒間該オン状態を
維持する。
そして30秒が経過した時点T6で第2回目の解除努力
を5秒間行なう。そして時点T、で再びホットバルブ(
HV)19のみをオンさせ、該オン状態を30秒間継続
させる。そして依然としてウォータパルプに異常状態が
ある場合は、特別TIで表示指令信号を異常表示器31
に出力し、異常を表示する。
以上に述べた実施例では、ステップ105の判定により
、ウォータバルブの目標ストロークSWと実ストローク
SPとの差の絶対値がステップ104に図示される所定
量を越えるか否かが判定され、さらにステップ107で
スタートされステップ111で経過時間を判定するタイ
マによって、上記ステップ105における判定が所定時
間継続したことが判定される。
そして、ステップ113ないし118の異常時処理を行
ない、ステップ117では異常表示を行なう。
上述した実施例においてはアクチュエータがウォータバ
ルブである場合について説明したが、その他のアクチュ
エータ例えばエアミックスタイプの空気調和装置におけ
るエアミックスダンパであってもよい。
またウォータバルブは上述した如きダイアフラム式のも
のでなくモータ式のものであってもよい。
〔発明の効果〕
以上述べたように本願第1番目の発明によると自動車用
空気調和装置におけるアクチュエータの故障を、そのア
クチュエータの作動精度1作動遅れにかかわらず確実に
判定し、表示することができる。          
         1また本願第2番目の発明によると
自動車用空気調和装置における温度調節部材の故障をそ
の゛温度調節部材の作動精度1作動遅れにかかわらず確
実に判定し、表示することができる。これにより温度調
節部材が故障し、所望の空調状態を得られないまま自動
車用空気調和装置の使用を続けるといった不具合を防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による自動車用空気調和装置の一実施例
構成、第2図はそのウォータバルブの概略構成図、第3
図は本発明による処理の主要部分を説明するためのフロ
ーチャート、第4図は更に具体的に説明するためのタイ
ムチャート、第5図は本発明のブロック構成図を示す。 1・・・空気調和装置、5・・・内外気切換ダンパ、6
・・・ブロワ、7・・・エバポレータ、8・・・ヒータ
コア。 9・・・吹出切換ダンパ、15・・・ウォータバルブ、
22・・・外気温センサ、23・・・ダクトセンサ、2
4・・・ポジションセンサ、25・・・負圧センサ、2
6・・・水温センサ、27・・・内気温センサ、28・
・・日射センサ、29・・・スイッチパネル、30・・
・温度設定器。 31・・・異常表示器、32・・・制御回路、33・・
・イグニッションスイッチ。 第1図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.可逆的に位置を変化し得るアクチュエータと、 該アクチュエータの実位置を検出するポジションセンサ
    と、 該ポジションセンサを含む入力手段群からの信号を受け
    前記アクチュエータの目標位置を演算し、前記アクチュ
    エータの制御信号を出力する制御手段と を備えた自動車用空気調和装置において、 前記ポジションセンサにより検出された上記アクチュエ
    ータの実位置と前記目標位置との差の絶対値が所定量を
    越えて所定時間継続した場合、前記アクチュエータの故
    障と判定する故障判定手段と、 該判定手段の判定に基づき故障表示する故障表示手段と を備えることを特徴とする自動車用空気調和装置。
  2. 2.冷却手段,加熱手段および車室内温度センサ,外気
    温センサならびに温度調節部材に連動するポジションセ
    ンサからの電気信号を取込んで車室温度と目標温度との
    差に応じて前記温度調節部材を制御する制御手段を備え
    、前記車室温度を前記目標温度に自動制御する自動車用
    空気調和装置において、 前記車室温度と前記目標温度とに基づいて前記温度調節
    部材の目標位置を演算する目標位置演算手段と、 該演算手段で演算された目標位置と、前記ポジションセ
    ンサで検出された検出位置との差の絶対値が所定量を越
    えて所定時間継続した場合、前記温度調節部材を故障と
    判定する故障判定手段と、該判定手段の判定に基づき故
    障表示する故障表示手段と を備えることを特徴とする自動車用空気調和装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2691110A1 (fr) * 1992-05-14 1993-11-19 Valeo Thermique Habitacle Dispositif de ventilation de l'habitacle d'un véhicule.
JP2008196740A (ja) * 2007-02-09 2008-08-28 Yamatake Corp 制御システム

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FR2691110A1 (fr) * 1992-05-14 1993-11-19 Valeo Thermique Habitacle Dispositif de ventilation de l'habitacle d'un véhicule.
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