JPH0216177A - 熱活性アプリケーションシート及びそれを用いた転写方法 - Google Patents

熱活性アプリケーションシート及びそれを用いた転写方法

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JPH0216177A
JPH0216177A JP16591388A JP16591388A JPH0216177A JP H0216177 A JPH0216177 A JP H0216177A JP 16591388 A JP16591388 A JP 16591388A JP 16591388 A JP16591388 A JP 16591388A JP H0216177 A JPH0216177 A JP H0216177A
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adhesive
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Katsura Ochi
桂 越智
Yasuaki Onishi
大西 泰明
Kazuhisa Kaneizumi
和久 金泉
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、アプリケーションシート及び該アプリケーシ
ョンシートを用いた転写方法、詳しくはマーキング用等
の粘着シートを構成するフィルムを、カッティングマシ
ン等でカッティングして文字又は図柄(以下、文字等と
もいう)からなる所定形状のフィルム部分を形成し、剥
離紙から分離した該フィルム部分を一時的に接着し、次
いで、上記フィルム部分に被着されている粘着剤層を介
して被着体に貼り合わせることにより該フィルム部分の
転写を行う場合に用いられるアプリケーションシート及
びそれを用いて行う転写方法に関する。
〔従来の技術〕
従来より、アプリケーションシートは知られており、粘
着シートを貼り付ける作業を行う場合の補助手段として
利用されている0例えば、剥離紙に粘着剤層を介してフ
ィルムが被着されてなるマーキング用等の粘着シートを
用い、該粘着シートを構成する上記フィルムを所定形状
にカッティングして文字又は図柄を形成する場合につい
て説明すれば、カッティング形成された文字等のフィル
ム部分のみを残して、その他の不要な部分を剥離紙から
剥がしく通常カス取りと呼ばれる)、次いで、該剥離紙
上に残った上記文字等のフィルム部分を、その表面(粘
着剤層とは反対側の面)でアプリケーションシートに一
時的に接着する。
上記アプリケーションシートには、一般に感圧接着剤層
が設けられており、該アプリケーションシートに対する
上記文字等のフィルム部分の接着は、該両者を互いに圧
接することにより行われる。
次いで、上記アプリケージジンシートを剥離紙から引き
離すことにより、上記フィルム部分がカッティングされ
たそのままの形態で該アプリケーションシートに接着さ
れた状態が形成され、上述の一時的な接着が達成される
その後、所望の被着体上に、上記アプリケーションシー
トに接着されている上記フィルム部分を、その粘着剤層
を介して接合し、更に、該アプリケーションシートの上
から押圧して圧接し、続いて、上記転写用シートを引き
剥がす。
その際、上記アプリケーションシートの感圧接着剤層は
、上記フィルム部分に被着されている粘着剤層より粘接
着力が低いため、」二記アプリケーションシートを引き
剥がすと、上記文字等のフィルム部分のみが被着体の表
面に残存し、該フィルム部分の転写が達成される。
上述のアプリケーションシートを利用する場合は、粘着
シートにおける文字又は図柄のフィルム部分をカフティ
ング形成したそのままの形態で貼り付ける(転写する)
ことができる、従って、仮に上記文字等のフィルム部分
が離在している場合であっても、その離在した形態を維
持したままで該フィルム部分を被着体に転写することが
可能である。
また、最近はコンピューターを利用したカッティングマ
シン等の普及により、−段と71リケーシ四ンシートの
利用が広がっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、これら従来の感圧接着型アプリケーショ
ンシートにおいては、アプリケ−シロンシートを粘着シ
ートのフィルムの表面に1llFして接着する場合、上
記フィルムが全面に渡って接着してしまうため、予め不
要部分のフィルムを除去する作業が必須であり、すべて
手作業である現状では非常に手間がかかるという問題が
あった。
従って、本発明の目的はアプリケーションシートを用い
て転写を行う際に、不要部分のフィルムの除去作業が不
要であり、それ故に作業効率のよい熱活性アプリケーシ
ョンテープ及びそれを用いた転写方法を提供することに
ある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、接着力が熱により活性化される接着剤層を有
することを特徴とする熱活性アプリケーションシートを
提供することにより上記目的を達成したものである。
また、本発明は、上記熱活性アプリケーションシートを
用いる転写方法として、剥離紙上に粘着剤層を介してフ
ィルムを積層してなる粘着シートの該フィルムを所定形
状にカッティングして文字又は図柄を形成した後、上記
フィルムの表面に熱活性アプリケーションシートを、そ
の接着剤層を上記表面に向けてR’Hし、次いで、上記
文字又は図柄に対応する上記熱活性アプリケーションシ
ートの対応領域を加熱し、該熱活性アプリケーションシ
ートに上記文字又は図柄のフィルム部分のみを接着させ
、次いで、上記粘着シートから上記熱活性アプリケーシ
ョンシートを引き離して上記フィルム部分のみを該熱活
性アプリケーションシートに接着された状態を形成し、
然かる後、上記フィルム部分に被着されている粘着剤層
を被着体の側に向けて、該フィルム部分を該被着体の表
面に接合し、更に上記熱活性アプリケーションシートの
上から押圧して上記フィルム部分を上記表面に圧接し、
続いて、上記熱活性アプリケーションシートを引き剥が
して上記フィルム部分の転写を行うことを特徴とする転
写方法を提供するものである。
〔作用〕
本発明によれば、粘着シートのフィルムをカッティング
して文字等のフィルム部分を形成した後、そのフィルム
の表面に、本発明の熱活性アプリケ−シロンシートを載
置し、上記フィルム部分に対応する該熱活性アプリケー
ションシートの対応領域を加熱圧接し、次いで、上記熱
活性アプリケーションシートを上記粘着シートから引き
離すことにより、該熱活性アプリケーションシートに上
記フィルム部分のみを接着できるため、その後、通常の
方法により上記フィルム部分の転写が達成される。
以下、本発明の熱活性アプリケーションシ〒トについて
詳細に説明する。
本発明の熱活性アプリケーションシートは、基本的には
、紙、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル等
からなる基材シートに、熱活性型接着剤からなる接着剤
層を被着形成した形状を有するものであり、上記基材シ
ートは、二種以上の材料を積層してなるものであっても
よく、また、場合によっては、全体を熱活性型接着剤層
のみで形成してなるものであってもよい。
本発明の熱活性アプリケーションシートにおける接着剤
層を形成する熱活性型接着剤としては、常温では殆ど接
着性を示さず、熱を加えることによりその部分のみに顕
著な接着力を発揮する性質を有しているものであれば特
に制限はないが、例えば、ポリエチレン系、ポリ酢酸ビ
ニル系、ポリエステル系、ポリアミド系、アクリル系等
の接着剤を単独で、又は複合化して利用できる。
上記接着剤層は、アプリケーションシートとして有効な
接着力を発現する温度、即ち活性化温度が、約25℃〜
150℃であり、好ましくは約40℃〜145℃、更に
好ましくは約り0℃〜約140℃、特に好ましくは約り
0℃〜約130℃である。
また、上記活性型接着剤層の接着特性としては、特に限
定されるものではなく、使用方法、条件等により若干異
なってくる。上記接着剤層の粘着シートのフィルムに対
する接着力は、通常、粘着剤層を介する上記フィルムの
被着体に対する接着力より小さいが、剥離紙に対する接
着力より大きくなるように設計される。上記接着剤層の
有する接着力の具体的な値としては、251)幅の粘着
シートに対する接着力で表す場合、20 g / 25
 mm〜1000 g/25龍であることが好ましく、
30g/25龍〜500g/25mであることが更に好
ましい。
次に、以上詳述した熱活性アプリケーションシートを用
いて行う転写方法にって、第1図を参照しながら説明す
る。
第1図は、本発明の熱活性アプリケーションシートを適
用する粘着シートであり、該粘着シートは、フィルム1
が粘着剤層2を介して剥離紙3に積層されてなるもので
ある。
先ず、図示したように、上記粘着シートのフィルム1に
、該フィルムlをカッティングして文字Nからなるフィ
ルム部分4を形成する。このN字形状のフィルム部分4
は、その周囲が粘着剤層2に達する深さまでカッティン
グされており、その周辺に位置する他のフィルムからは
完全に切断・分離されている。
次いで、第1図の上記粘着シートのフィルムlの表面(
図中上面)に、本発明の熱活性アプリケーションシート
(図示せず)を、その接着剤層を下(フィルムlの表面
側)に向けて載置し、次いで上記フィルム部分4の上に
位置する熱活性アプリケーションシートの対応領域を圧
接するとともに、該熱活性アプリケーションシートの接
着剤層の接着力が発現する温度まで上記対応領域を加熱
する。
次いで、上記熱活性アプリケーションシートを上記粘着
シートから引き離すと、剥離紙3から剥がれた上記フィ
ルム部分4のみが該熱活性アプリケーションシートに接
着された状態が形成される。
即ち、加熱・圧接をしなかった、上記N字形状のフィル
ム部分4以外の不要部分のフィルムは、上記熱活性アプ
リケーションシートに接着されていないため上記tIJ
l離紙3にMJiされたままの状態にある。
然る後、上述の如くして形成したN字形状のフィルム部
分4のみが接着されている上記熱活性アブリケーシッン
シートを、被着体(図示せず)の表面に、該表面側に上
記フィルム部分4を向けてR’lL、該フィルム部分4
に被着されている粘着剤層2を上記被着体の表面に接合
させ、更に上記熱活性アプリケーションシートの上から
押圧し、上記フィルム部分4を強く圧接する。
続いて、上記熱活性アプリケージ日ンシートを上記被着
体から引き剥がすと、該被着体表面に上記フィルム部分
4が残存し、結果として該フィルム部分4の転写が達成
される。
以上説明した如く、本発明の熱活性アプリケーションシ
ートを用いることにより、粘着シートに形成したN字形
状のフィルム部分4を、該フィルム部分4を除いた不要
部分のフィルムを予め除去する作業を行うことなく、容
易且つ確実に転写することができる。
本発明の熱活性アプリケーションシートを用いる転写方
法について更に詳述すると、粘着シートにおけるフィル
ムをカッティングする方法に特に制限はないが、例えば
、コンピューター制御されたカッティングマシンを用い
ることにより、正確に且つ任意の形状にカッティングす
ることができる。
また、カッティング形成されたフィルム部分4を熱活性
アプリケーションシートに接着させるために、該熱活性
アプリケーションシートを圧接し且つ加熱する方法にも
特に制限はないが、上述のカッティングマシンを用い、
そのカッティング用の刃を、加熱用ペンに交喚するとこ
とにより、上記接着を容易に達成できる。尚、上記加熱
圧接は熱活性アプリケーションシートにおける上記フィ
ルム部分4の対応領域の全1体に行う場合に限るもので
なく、該フィルム部分が接着可能である限り、上記対応
領域の一部であってもよい。
以上のように、本発明の転写方法によれば、非常に面倒
で時間のかかる作業であったカス取り(不要部分のフィ
ルム除去)を全く行うことなく、文字等のフィルム部分
4の転写が可能となり、その作業能率を大幅に向上する
ことができる。
〔実施例〕
次に、本発明の効果を明らかにするために行った実施例
について説明する。
転写方法を実施するに先立って、エチレン−酢酸ビニル
系共重合樹脂(商品名:エバフレックスEV40Y・三
井デュポンポリケミカル■製)をテトラハイドロフラン
に溶解した溶液を、厚さ100μの紙からなる基材シー
トの上に塗布し、次いで乾燥して、厚さ25μの上記共
重合樹脂からなる接着剤層を有する熱活性アプリケージ
四ンシートを作成した。このエチレン−酢酸ビ系樹脂層
の厚さ、即ち接着剤層の厚さは25μであった。
次に、粘着シート(商品名:ハイニスカル5010・日
本カーバイド工業■製)をコンビエータ−制御のカッテ
ィングマシン(商品名: DC−860−■ジクナム製
)を用い、前記第1図に示したと同様のN字形状のフィ
ルム部分4をカッティング形成した。
次いで、第1図に示したと同様の粘着シートの上に、先
に作成した熱活性アプリケーションシート(エチレン−
酢酸ビニル系樹脂コート紙)を、その接着剤層が粘着シ
ートを構成するフィルムに接触するように該粘着シート
に載置し、上記文字のフィルム部分4に対応する熱活性
アプリケ−シロンシートの領域(対応領域)のみを12
0℃の加熱用ペンでその上から押圧し、該両者を圧接す
ると同時に加熱した。
次いで、上記熱活性アプリケーションシートを粘着シー
トから引き離すことにより、上記フィルム部分4のみを
、その接着剤層を介して熱活性アブリケージランシート
に接着させ、その結果、該熱活性アプリケーションシー
トに転位させることができた。
然る後、上記フィルム部分4のみが転位接着された熱活
性アプリケーションシートを、該フィルム部分4に被着
されている粘着剤層を下にしてアルミ板(被着体)の上
に接合し、次いで、熱活性アプリケーションシートの上
からスキージで十分な力で押圧した0次いで、熱活性ア
プリケーションシートを上記アルミ板から引き剥がすこ
とにより、該フィルム部分4のみをアルミ板に接着させ
たまま残すことができ、N字形状のフィルム部分の転写
が達成された。
〔発明の効果〕
本発明の熱活性アプリケーションシートは、所定形状に
カッティング形成した粘着シートのフィルム部分を転写
する場合に適用すると、カッティング後に不要部分のフ
ィルムを除去する必要がないので転写作業の能率を向上
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の熱活性7プリケーシヨンシートを適
用する粘着シートの一例を示す概略斜視図である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)接着力が熱により活性化される接着剤層を有する
    ことを特徴とする熱活性アプリケーションシート。
  2. (2)接着剤層の活性化温度が約25℃〜約150℃で
    ある請求項(1)記載の熱活性アプリケーションシート
  3. (3)剥離紙上に粘着剤層を介してフィルムを積層して
    なる粘着シートの該フィルムを所定形状にカッティング
    して文字又は図柄を形成した後、上記フィルムの表面に
    熱活性アプリケーションシートを、その接着剤層を上記
    表面に向けて載置し、次いで、上記文字又は図柄に対応
    する上記熱活性アプリケーションシートの対応領域を加
    熱し、該熱活性アプリケーションシートに上記文字又は
    図柄のフィルム部分のみを接着させ、次いで、上記粘着
    シートから上記熱活性アプリケーションシートを引き離
    して上記フィルム部分のみを該熱活性アプリケーション
    シートに接着された状態を形成し、然かる後、上記フィ
    ルム部分に被着されている粘着剤層を被着体の側に向け
    て、該フィルム部分を該被着体の表面に接合し、更に上
    記熱活性アプリケーションシートの上から押圧して上記
    フィルム部分を上記表面に圧接し、続いて、上記熱活性
    アプリケーションシートを引き剥がして上記フィルム部
    分の転写を行うことを特徴とする転写方法。
JP16591388A 1988-07-05 1988-07-05 熱活性アプリケーションシート及びそれを用いた転写方法 Expired - Lifetime JP2655172B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5612737A (en) * 1990-02-01 1997-03-18 Canon Kabushiki Kaisha Electronic still camera with temporarily halting and restarting of optical system control

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5612737A (en) * 1990-02-01 1997-03-18 Canon Kabushiki Kaisha Electronic still camera with temporarily halting and restarting of optical system control

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