JPH02157079A - 配管内の清掃装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は配管内の清掃装置、特に循環水管内の清掃装置
に関するものである。

〔従来の技術〕

従来、例えば直径２ｍ程度の循環水管等の配管内を清掃
するには大型の機械は導入出来ず作業員が配管内に入り
手作業で直接清掃していた。

〔発明が解決しようとする課題〕

然しなからこのような手動による清掃では時間と労力を
多く必要とする欠点がある。

本発明の目的はこのような欠点を除くようにしたもので
ある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の配管内の清掃装置はフレームによって回転自在
に支持した回転中心軸と、この回転中心軸を回転駆動す
る機構と、前記フレームから半径方向に延びる伸縮可能
な少なくとも３本のアームと、このアームの先端に設け
た配管内面係合部と、前記アームの伸縮機構と、前記回
転中心軸によって回転される支持筒と、この支持筒によ
って保持したその先端に清掃用回転ブレードを有するブ
レード回転軸と、このブレード回転軸を回転駆動する機
構と、前記清掃用回転ブレードを前記配管内面に係合せ
しめるよう前記回転中心軸に相対的に移動せしめる機構
とより成ることを特徴とする。

〔作　用〕

本発明の配管内の清掃装置によれば大型の機械を導入出
来ない小径の配管内が人手によらず短時間に確実に清掃
されるようになる。

〔実施例〕

以下図面によって本発明の詳細な説明する。

本発明においては第１図、第３図に示すようにモータ１
によって駆動される回転軸２の先端に、例えば実公昭５
９−４０８２５号公報に示すような清掃用回転ブレード
３を取り付け、この回転軸２を軸受（図示せず）によっ
て回転自在に支持した支持筒４を回転中心軸５の一端に
固定したスリーブ６に軸方向に進退自在に挿通せしめる
。

前記支持筒４にはエアシリンダー７を平行に配置し、こ
のエアシリンダー７を前記スリーブ６にステー８を介し
て固定せしめると共にエアシリンダー７のピストンロッ
ド９を連結杆１０を介して前記支持筒４に固定せしめ、
エアシリンダー７を作動してそのピストンロッド９を進
退せしめれば支持筒４がモータ１と共にスリーブ６に相
対的に軸方向に進退されるようにする。

前記回転中心軸５の他端にその回転軸を連結したモータ
１１を第１の枠１２に固定すると共に、回転中心軸５の
両端部分をこの第１の枠１２及びこれに対向する第２の
枠１３によって軸受（図示せず）を介して回動自在に支
持し、各枠１２．１３に例えばその円周方向に１２０°
づつ離間した位置で半径方向外方に延びる互いに等しい
長さの３本の垂直リンク１４．１５の基部を回動自在に
枢支し、このリンク１４，１５の他端間には水平リンク
１６の両端を夫々枢支し、この各水平リンク１６には半
径方向外方に延びる垂直アーム１７の基部を固定し、こ
の垂直アーム１７の先端によって車輪１８を回動自在に
支持せしめる。

前記回転中心軸５には更に第１、第２のブロック１９．
２０を夫々軸方向に摺動自在に嵌合せしめ、この第１の
ブロック１９と前記垂直リンク１５に連結リンク２１の
両端を夫々枢支せしめ、前記第１．第２のブロック１９
．２０間にスプリング２２を介挿せしめる。

又前記第２のブロック２０には螺杵２３を螺合し、この
螺杵２３を第１．第２の枠１２．１３によって回動自在
ではあるが軸方向には移動しないよう支持せしめ、この
螺杵２３を歯車やチェーン、スプロケット等の伝達機構
２４を介してハンドル２５によって回動可能ならしめる
。

本発明の配管内の清掃装置は上記のような構成であるか
らハンドル２５を回せば螺杵２３、第２のブロック２０
、スプリング２２を介して第１のブロック１９が回転中
心軸５上を軸方向に移動し、例えば第２の枠１３の方向
に移動させた場合には連結リンク２１、垂直リンク１４
．１５を介して水平リンク１６が半径方向外方に変位す
るようになる。

従って車輪１８が配管２６の内壁に接する迄水平リンク
１６を半径方向外方に変位せしめればこれによって本発
明の配管内の清掃装置を配管２６内に固定することが出
来、この場合垂直リンク１４．１５及び水平リンク１６
は夫々１２０°づつ異なる角度位置にあるから回転中心
軸５は配管２６の中心に位置されるようになる。

この状態でエアシリンダー７を作動してブレード３の支
持筒４をスリーブ６に相対的に半径方向外方に移動して
ブレード３を配管２６の内面に係合せしめ、モータ１に
よってブレード３を回転し且つモータ１１によって回転
中心軸５を回転せしめればブレード３によって配管２６
の内周面を３６０’に渡り清掃することが出来る。

上記のようにして配管２６の内周面の一部分を清掃した
後本発明の配管内の清掃装置を軸方向に移動して配管２
６の内周面の他の部分を清掃せしめるようにする。

尚エアシリンダー７の代わりにボールネジジヤツキ等地
の伸縮装置を用いても良い。

〔発明の効果〕

上記のように本発明の配管内の清掃装置によれば配管の
内面を極めて容易に且つ能率良く清掃することが出来る
。

尚本発明の配管内の清掃装置においては互いに１２０６
異なる角度位置にある車輪１８の少なくとも１つをその
向きが自在に変わる自在キャスターとし、他の少なくと
も１つを一方向回転車輪とすればリンク機構によって車
輪１８を配管２６の中心に位置決めする際の作動を円滑
に行うことが出来る。

又モータ１及び１１は流体駆動又は電気駆動モータとす
ることが出来る。

更に車輪１８を移動するためのリンク及び螺杵に代えて
任意の流体シリンダーを用いても良い。

面図、第２図はその側面図、第３図はブレード及びその
支持筒部分の詳細図である。

■、１１・・・モータ、２・・・回転軸、３・・・清掃
用回転ブレード、４・・・支持筒、５・・・回転中心軸
、６・・・スリーブ、７・・・エアシリンダー、８・・
・ステー、９・・・ピストンロンド、１０・・・連結杆
、１２・・・枠、１３・・・枠、１４．１５・・・垂直
リンク、１６・・・水平リンク、１７・・・垂直アーム
、１８・・・車輪、１９．２０・・・ブロック、２１・
・・連結リンク、２２・・・スプリング、２３・・・螺
杵、２４・・・伝達機構、２５・・・ハンドル、２６・
・・配管。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の配管内の清掃装置の説明用正手続補正
書 （自 平成元年１月２４日

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）フレームによって回転自在に支持した回転中心軸
   と、この回転中心軸を回転駆動する機構と、前記フレー
   ムから半径方向に延びる伸縮可能な少なくとも３本のア
   ームと、このアームの先端に設けた配管内面係合部と、
   前記アームの伸縮機構と、前記回転中心軸によって回転
   される支持筒と、この支持筒によって保持したその先端
   に清掃用回転ブレードを有するブレード回転軸と、この
   ブレード回転軸を回転駆動する機構と、前記清掃用回転
   ブレードを前記配管内面に係合せしめるよう前記回転中
   心軸に相対的に移動せしめる機構とより成ることを特徴
   とする配管内の清掃装置。
2. （２）前記配管内面係合部が車輪であり、そのうちの少
   なくとも１つが向き変更自在の自在キャスターであり、
   他の少なくとも１つが一方向回転車輪である請求項１記
   載の配管内の清掃装置。