JPH0215657Y2 - - Google Patents

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JPH0215657Y2
JPH0215657Y2 JP1983095984U JP9598483U JPH0215657Y2 JP H0215657 Y2 JPH0215657 Y2 JP H0215657Y2 JP 1983095984 U JP1983095984 U JP 1983095984U JP 9598483 U JP9598483 U JP 9598483U JP H0215657 Y2 JPH0215657 Y2 JP H0215657Y2
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JP
Japan
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memory device
music
musical score
automatic performance
covers
Prior art date
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JP1983095984U
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English (en)
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JPS603065U (ja
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Publication of JPS603065U publication Critical patent/JPS603065U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、自動演奏装置用楽譜帳に関し、い
ずれか一方の表紙の内側の面にメモリ装置を固着
したことにより楽譜内容を見ながらそれに対応す
る自動演奏を簡単に楽しめるようにしたものであ
る。
従来、楽譜シートの下端近傍にROM(リー
ド・オンリイ・メモリ)を設け、このROMから
楽譜データを読取つて自動演奏等に利用すること
は知られている(例えば、実開昭55−174798号公
報参照)。
このような従来技術によると、(1)一枚の楽譜シ
ートの大きさに限度があるため長い曲等は記載で
きないか、記載できても細かくて見にくくなるこ
と、(2)一枚の楽譜シートにつき一個のメモリを装
着するので、シートのコストが高くなること、な
どの問題点があつた。
この考案の目的は、これらの問題点を解決した
新規な自動演奏装置用楽譜帳を提供することにあ
る。
この考案の楽譜帳22が使用されるべき自動演
奏装置は、自動演奏手段を内蔵した本体10と、
この本体の上部に設けられた譜面立て16と、前
記本体の上部で前記譜面立ての手前に設けられ、
外部記憶手段と接続されるコネクタ装置20とを
そなえ、前記自動演奏手段では前記外部記憶手段
から前記コネクタ装置を介して演奏情報を読出し
て自動演奏を遂行するようになつている。そし
て、この考案の楽譜帳は、このような自動演奏装
置において前記譜面立てに立てかけて開いた状態
で使用されるものであつて、 (a) 一対の表紙24,26と、 (b) これらの表紙の間に左右に開き得るようにと
じ込まれ、1又は複数の楽曲が記載された複数
の楽譜シート28と、 (c) 前記外部記憶手段として前記コネクタ装置に
接続されるべきメモリ装置であつて、前記一対
の表紙のうちいずれか一方の表紙の内側の面に
おいて下端の外方角部の近傍に固着され、前記
楽曲に関する演奏情報を記憶したもの30とを
そなえ、 各楽譜シートにおいて下端の外方角部を含めて
その近傍部分を前記一方の表紙の内側の面におけ
る前記メモリ装置の固着部に対応して除去したこ
とにより前記複数の楽譜シートが前記メモリ装置
に重ならないようにしたことを特徴とするもので
ある。
以下、添付図面に示す実施例についてこの考案
を詳述する。
第1図は、この考案の一実施例によるメモリ装
置付き楽譜帳の使用状況を示すものである。
電子楽器本体10の上面には、譜面載置用の凹
部12が設けられており、この凹部12の手前側
に譜面すべり防止用の細長い凸起部14が設けら
れている。凹部12の後方には譜面支持用の板状
部材(譜面立て)16が設けられ、凹部12の右
側には溝18内にコネクタ装置20が設けられて
いる。
楽譜帳22は、表の表紙24と、裏の表紙26
と、これらの表紙24及び26間にとじこまれた
複数枚の楽譜シート28と、裏の表紙26の内側
に面において下端の外方角部に固着された偏平状
のメモリ装置30とを含んでいる。各楽譜シート
28は、下端の外方角部を含めてその近傍部分が
メモリ装置30の固着部に対応して除去されてお
り、それによつてメモリ装置30の設置に伴う楽
譜帳22の厚さ増大が防止されると共にメモリ装
置30とコネクタ装置20との接続・分離操作が
容易に行なえるようになつている。
メモリ装置30は、第2図及び第3図に示すよ
うに、絶縁性基板32の凹部にIC(集積回路)メ
モリ34としてフラツトパツケージ形ROMを配
置し、その上に金属などからなる導体カバー36
をかぶせて基板32に固定した構成になつてい
る。なお、ROMには、予め、楽譜シート28に
印刷された複数曲に対応する楽譜データがストア
されている。
ICメモリ34の信号導出用リード38は第2
図に示すようにカバー36の欠除部において基板
32の対応するリード導出溝に個別的に導出さ
れ、各リード38の先端部は第3図に示すように
対応するリード導出溝の凹部40に挿入固定され
ている。また、ICメモリ34の接地用リード4
2は第3図に示すようにカバー36の内面に電気
的に接続されている。
カバー36において、リード導出用欠除部の両
側には第2図に示すように一対の凹部44及び4
6が設けられている。これらの凹部44及び46
は後述するようにコネクタ装置20にメモリ装置
30を結合する際にコネクタ装置20の一対の係
合片とそれぞれ係合するものである。
楽譜帳22の使用にあたつては、これを第1図
に示すように凹部12に載置し、裏の表紙26の
下方右隅部を溝18に挿入する。すると、メモリ
装置30は第4図に示すようにコネクタ装置20
と結合し、ICメモリ34はコネクタ装置20を
介して電子楽器の内部回路に電気的に接続され
る。
第4図において、コネクタ装置20は、電子楽
器本体にねじ止めされるベース48をそなえてお
り、このベース48上には一対の突出片50及び
52が互いに平行に離間して設けられ、これらの
突出片50及び52には端子板54がロツド56
により回動自在に装着されている。また、ベース
48上には、挿入されてくる表紙26及びメモリ
装置30の端部を停止させるためのストツパ58
が設けられている。
端子板54のベース48に対向する面には、
各々板ばねからなる多数の端子60を互いに電気
的に絶縁した形で保持する第1及び第2の保持片
62及び64がベース48の方に突出するように
設けられており、第2の保持片64はストツパ5
8の上面に当たるようになつている。また、端子
板54の先端部両側にはメモリ装置30の凹部4
4及び46にそれぞれ係合する係合片66及び6
8がベース48の方に突出するように設けられて
いる。
ロツド56には、コイルばね70が装着されて
おり、このばね70の一端は端子板54上に延長
し、常時、端子板54をベース48の方(前方)
に押圧するようになつている。
メモリ装置30がストツパ58に向けて挿入さ
れるとき、端子板54はカバー36が係合片66
及び68の下を摺動するのに応じてばね70の力
に抗して後方に回動し、メモリ装置30の受入れ
を可能にする。そして、メモリ装置30の先端部
がストツパ58に達すると、係合片66及び68
がそれぞれ凹部44及び46に嵌合してメモリ装
置30を固定する一方、端子60のうちのアース
用端子60aがカバー36に電気接触すると共に
他の端子も対応するリード38に電気接触し、そ
れによつてICメモリ34と電子楽器の内部回路
との電気的接続が達成される。
このような電気的接続が達成された後は、選曲
スイツチを操作して所望の曲を選択し、この選択
された曲の楽譜データをICメモリ34から読出
して自動演奏、自動押鍵表示等に利用することが
できる。この場合、読出したデータは電子楽器内
のRAM(ランダム・アクセス・メモリ)等に一
旦ストアさせてから利用してもよいし、このよう
なストア処理なしに直接利用してもよい。
なお、楽譜帳22は、使用後、溝18から取出
すが、この場合、端子板54がばね70の力に抗
して後方に回動するので、メモリ装置30は簡単
にコネクタ装置20から離脱させることができ
る。
以上のように、この考案によれば、自動演奏装
置用楽譜帳において、いずれか一方の表紙の内側
の面にて下端の外方角部の近傍にメモリ装置を固
着すると共に表紙間にとじ込まれた各楽譜シート
にて下端の外方角部を含めてその近傍部分をメモ
リ装置の固着部に対応して除去したので、次のよ
うな作用効果が得られる。
(1) 複数の楽譜シートには、長い楽曲又は複数の
楽曲を見やすく記載することができ、特に楽譜
シートにおいて下端の外方角部を含めてその近
傍部分をメモリ装置の固着部に対応して除去し
たので、各楽譜シートの下部をメモリ装置に対
応する幅で内方側端から外方側端まで除去した
場合に比べてシート面積が広がり、より多くの
事項を記載可能となる。そして、最近のICメ
モリは記憶容量が増大しているので、メモリ装
置には楽譜シートに記載された長い曲又は複数
の曲に対応した演奏情報を十分記憶可能であ
る。従つて、従来のように楽譜シートを頻繁に
交換することなく1つの楽譜帳を用いて長い曲
又は複数の曲の自動演奏を楽しむことができ、
その際に譜面から容易に演奏内容を読み取るこ
とができる。
(2) 複数の楽譜シートにつき1つのメモリ装置を
設けたので、シート一枚当りのコストを低減で
きる。
(3) 表紙内面の下端の外方角部の近傍にメモリ装
置を固着したので、メモリ装置が表紙間で保護
されると共に、メモリ装置とコネクタ装置との
接続・分離操作が簡単かつ確実に行なえ、しか
もメモリ装置を表紙の一部に着脱自在に設けた
場合のように使用に際してメモリ装置を楽譜帳
に対し着脱操作したり、メモリ装置が紛失して
いたりする不都合がない。
(4) 各楽譜シートにおいてメモリ装置に対応する
部分を除去したので、楽譜帳がメモリ装置の設
置個所で厚くなるのを防止することができ、持
ち運びや保管に便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例によるメモリ装
置付き楽譜帳の使用状況を示す斜視図、第2図
は、メモリ装置の斜視図、第3図は、メモリ装置
の断面図、第4図は、メモリ装置とコネクタ装置
との結合状況を示す斜視図である。 22……楽譜帳、24,26……表紙、28…
…楽譜シート、30……メモリ装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 自動演奏手段を内蔵した本体10と、この本体
    の上部に設けられた譜面立て16と、前記本体の
    上部で前記譜面立ての手前に設けられ、外部記憶
    手段と接続されるコネクタ装置20とをそなえ、
    前記自動演奏手段では前記外部記憶手段から前記
    コネクタ装置を介して演奏情報を読出して自動演
    奏を遂行するようになつている自動演奏装置にお
    いて前記譜面立てに立てかけて開いた状態で使用
    されるべき自動演奏装置用楽譜帳22であつて、 (a) 一対の表紙24,26と、 (b) これらの表紙の間に左右に開き得るようにと
    じ込まれ、1又は複数の楽曲が記載された複数
    の楽譜シート28と、 (c) 前記外部記憶手段として前記コネクタ装置に
    接続されるべきメモリ装置であつて、前記一対
    の表紙のうちいずれか一方の表紙の内側の面に
    おいて下端の外方角部の近傍に固着され、前記
    楽曲に関する演奏情報を記憶したもの30とを
    そなえ、 各楽譜シートにおいて下端の外方角部を含めて
    その近傍部分を前記一方の表紙の内側の面におけ
    る前記メモリ装置の固着部に対応して除去したこ
    とにより前記複数の楽譜シートが前記メモリ装置
    に重ならないようにしたことを特徴とする自動演
    奏装置用楽譜帳。
JP9598483U 1983-06-22 1983-06-22 自動演奏装置用楽譜帳 Granted JPS603065U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9598483U JPS603065U (ja) 1983-06-22 1983-06-22 自動演奏装置用楽譜帳

Applications Claiming Priority (1)

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JP9598483U JPS603065U (ja) 1983-06-22 1983-06-22 自動演奏装置用楽譜帳

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS603065U JPS603065U (ja) 1985-01-10
JPH0215657Y2 true JPH0215657Y2 (ja) 1990-04-26

Family

ID=30228958

Family Applications (1)

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JP9598483U Granted JPS603065U (ja) 1983-06-22 1983-06-22 自動演奏装置用楽譜帳

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5638295A (en) * 1979-09-06 1981-04-13 Takara Mfg Co Ltd Book having explaining sound

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5638295A (en) * 1979-09-06 1981-04-13 Takara Mfg Co Ltd Book having explaining sound

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Publication number Publication date
JPS603065U (ja) 1985-01-10

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