JPH0215009A - 除草組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ユーペンゾチアゾールーコーイルオキシーＮ
−メチルアセトアニリドと３，７−ジクロル−ｇ−キノ
リンカルボン酸とを含有する除草組成物に関する。

コーベンゾチアゾールーコーイルオキシーＮ−メチルア
セトアニリド（以下化合物Ａと略記する）とダー（２，
ｑ−ジクロロベンゾイル）−／、３−ジメチルピラゾー
ル−５−イル−ｐ−トルエンスルホネートとの混合剤が
優れた除草活性を有することは、本願出願日前公知の刊
行物に記載されている（特公昭乙２−３０９乙／）。

また、３，７−ノクロルーｇ−キノリンカル？ン酸（以
下化合物Ｂと略記する）が除草剤として優れた活性を示
すことは、特開昭５７−／乙５３６ざ号等に記載されて
いる。

化合物Ａ及び化合物Ｂは水田雑草、特にはタイヌビエに
対し極めて有効な除草活性を示す。しかしながら、タイ
ヌビエを防除する場合に、少量および低薬量で使用する
と、前記化合物の除草活性は完全に満足しうるものとは
限らない。

化合物Ａは、イネに対する薬害がなく、タイヌビエに対
し、すぐれた除草活性をもち、その水溶解性は／４＼さ
く、処理した土壌表層に吸着し流亡しにくい。しかしな
がら、生育の進んだタイヌビエ（特には３葉期以上）を
完全に防除するには、低濃度では効力が不十分である。

化合物Ｂは、葉令の進んだタイヌビエにもすぐれた除草
活性をもつが、漏水の激しい水田や施用直後の赦雨など
によシ流亡しやすく、そのすぐれた殺ヒエ活性が損なわ
れ残効性に乏しくなることがある。

本発明者らは、これらの化合物について研究を重ねた結
果、化合物Ａと化合物Ｂとの混合物を施用することによ
り、タイヌビエの防除にあたって、施用適期中が広がる
こと、雨などの影響をうけにくくなること、残効性が維
持されること、しかも、これら化合物をそれぞれ単独に
施用したときの除草効果よりもその効果のほうが顕著に
大きいという、予期しない相乗効果を見いだし、本発明
を完成するに至った。

本発明の相乗効果は、両化合物の特定混合比において特
に強く現われる。混合比は化合物Ａの７重量部に対して
化合物Ｂは、Ｏ，ＯＳ〜０．　ｆ重量部が好ましいがよ
り好ましくは、０．．２〜Ｏ，？重量部である。

本発明による組成物は、イネを害することなく、水田雑
草に対して非常にすぐれた除草活性を示す。

したがって水田雑草の選択的除草のために使用できる。

特に対象となる水田雑草としては、次のようなものがあ
る。

単子葉植物としては、 タイヌビエ　Ｅｃｈｉｎｏｃｈｌｏａ　ｏｒｙｚｉｃｏ
ｌａ　ｖａｓｉｕｙコナギ　　　Ｍｏｎｏａｈｏｒｉａ
　ｖａｇｉｎａｌｉｍ　Ｐｒ＠ｓｌタマがヤツリ　　Ｃ
ｙｐｅｒｕｍ　ｄｉｆｆｏｒｍｉｓ　Ｌ。

マツ″イ　　Ｅｌｅｏｃｈａｒｉｓ　ａｃｉｃｕｌａｒ
ｉｓ　Ｌ。

双子葉植物としては、 アゼナ　　　Ｌｌｎｄｅｒｎｌａ　ｐｒｏｃｕｍｂｅｎ
ａ　Ｐｈ１ｌｏｃｏｘチヨウジタデ　Ｌｕｄｗｉｇｉａ
　ｐｒｏｓｔｒａｔａ　Ｒｏｘｂ。

ミゾハコベ　Ｅｌａｔｉｎｅ　ｔｒｉａｎｄｒａ　５ｃ
ｈｋ。

しかしながら、本発明の除草組成物の使用はこれら雑草
に全く限定されず、他の雑草に対しても同じように適用
できる。

本発明の除草組成物は通常の製剤形態にすることができ
る。そして斯る形態としては、特には、粒剤を挙げるこ
とができる。

この製剤は公知の方法で製造することができる。

斯る方法は、例えば、活性化合物を、拡展剤、即ち、固
体希釈剤、必要な場合には界面活性剤を用いて、混合す
ることによって行なわれる。

固体希釈剤としては、アンモニウム塩及び土製天然鉱物
（例えば、カオリン、クレー　タルク、チョーク、石英
、アタパルガイド、モンモリロナイト、又は珪藻上等）
及び土壌合成鉱物（例えば、高分散ケイ酸、アルミナ、
ケイ酸塩等）を挙げることができる。粒剤のための固体
担体としては、粉砕且つ分別された岩石（例えば、方解
石、大理石、軽石、海泡石、白雲面等）、無機及び有機
物粉の合成粒、そして有機物質細粒体（例えば、おがく
ず、ココやしの実のから、とうもろこしの穂軸そしてタ
バコの茎等）を挙げることができる。

固着剤も、製剤（粒剤）に使用することができ、斯る固
着剤としては、カルボキシメチルセルロースそして天然
及び合成ポリマー（例えば、アラビアゴム、ポリビニル
アルコールソシてポリビニルアセテート類等）そして天
然燐脂質類（例えば、セファリン類及びレシチン類）及
び合成燐脂質類を挙げることができる。更に添加剤とし
て鉱物及び植物油類も使用することができる。

着色剤を使用することもでき、斯る着色剤としては、無
機顔料類（例えば酸化鉄、酸化チタンそしてプルシアン
ブルー）、そしてアリゾリン染料、アゾ染料又は金属フ
タロシアニン染料のような有機染料類、そして更に、鉄
、マンガン、ボロン、銅、コバルト、モリブデン及び亜
鉛の塩のような微を要素を挙げることができる。

製剤は一般に活性化合物混合物θ／乃至９３重量％、好
ましくはａＳ乃至９０重量％含有する。

本発明による活性化合物混合物は雑草を防除するために
そのままあるいはその製剤の形態で使用することができ
、又製剤にされた形態又はタンク混合物が可能である。

他の公知の活性化合物、通常水田に使用される活性化合
物、例えば、殺菌剤、殺虫剤、植物生長調整剤、植物栄
養剤、土壌改良剤及び他の除草剤との混合物としても可
能である。

本発明による除草組成物は、植物の発芽前又は発芽後に
施用することができる。

施用する該組成物の量は実質的な範囲で変えることがで
きる。施用量は、有効成分量として、θ／３〜ａ９ｋｙ
／ｈａ　、好ましくはθ２３〜θ乙、ｒａｃｙ／ｈａで
ある。

除草作用に於いて個々の活性物質は弱点を有するが、該
組成物は単なる作用効果をはるかに超えて各種雑草に対
して有効な非常に広範な除草スペクトルを示す。

本発明による除草組成物の優れた効果は次の実施例に挙
げることができる。しかし、本発明はこれのみに限定さ
れるべきものではない。

生物試験例ニー 実施例／ 水田雑草に対する湛水下水面施用処理試験活性化合物の
調製 担体：アセトン５重を部 乳化剤：ペンジルオキシポリグリコールエーテル７１１
部 活性化合物の調合剤は、７重量部の活性化合物と上述し
た分食の担体及び乳化剤とを混合し、乳剤として得らｎ
る。その調合剤の所定薬量を、水で希釈して調製する。

試験方法 １７２ｏｏｏアールのポット（２ｊｘ２０ｘｑｃｍ）に
水田土壌を充填し１．２．５葉期（草丈／　３ｃｍ　）
の水稲苗（品種二日本晴）を／ポット当シ／株３本植え
とじλケ所移植した。更に、タイヌビエ、タマガヤツリ
、コナギ、／年生広葉雑草（アゼナ、キカシグサ、ミゾ
ハコベ、ヒメミゾハギ、アブツメ等）の種子を接種し、
湿潤状態に保った。二日後約２〜３ｃｍ湛水し、水稲移
植１０日後、本発明の化合物を上記調製による乳剤形態
にて、所定量をピペットで施用した。施用後、７日あた
！ｌｌ／ｃｒｒＬの減水処理を５日間行った。

その後は約３ｃＩｒＬの湛水状態を保ち、薬剤処理を週
間後に除草効果及び水稲に対する薬害を次の基準によシ
θ〜左の段階に類別評価した。

薬害の評価は無処理区に比較した場合 り：無処理区に対する薬害率　　９０％以上（致命的損
偏）ダニ　　　　　ｌ　　　　　　　３０％以上ｑＯ％
未満３　：　　　　　　　Ｉ　　　　　　　　３０％以
上５０％未満２：　　　　　　Ｉ　　　　　　　　１０
％以上３０％未満／　：　　　　　　ｌ　　　　　　　
Ｏ越７０％未満０：　　　　　　ｌ　　　　　　　０％
（薬害なし）と した。

効果の評価は無処理区に比較した場合、３：無処理区に
対する殺草率　　９５％以上（枯死）４：　　　　　　
　ｚ　　　　　　　　ｌｊＱ％以上９！ｒ％未満３　　
　　　　　　　　　　　　３０％以上ｇＯ％未満！ ２　：　　　　　　　Ｉ　　　　　　　　３０％以上３
０％未満／　：　　　　　　＃　　　　　　　　１０％
以上３０％未満０　　　　　　　　　　　　　７０５未
満（効果なし）作物に対する薬害の評価は無処理区に比
較した。

試験結果を第１表に示す。

第　　／　　表 （殺草車重％） 第１表をもとに、等効果線法（雑草研究第１左巻／Ｉ、
〜／ヲ頁記載）で作用の検定を行ったところ、本発明の
化合物Ａと化合物Ｂには相乗効果があることが示された
。第７図にそれを示す。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の化合物Ａと化合物Ｂに関する等効果
線法による作図（効果９０％の等効果線図）である。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）２−ベンゾチアゾール−２−イルオキシ−Ｎ−メ
   チルアセトアニリド及び３，７−ジクロル−８−キノリ
   ンカルボン酸からなる活性成分を含有することを特徴と
   する除草組成物。
2. （２）水田に使用する請求項１の除草組成物。