JPH02143769A - モデム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は、ＰＯＳやパンコン等の種々のデータ端末装置
と接続し、電話回線等の通信回路を利用してデータ通信
を行なうモデムに関する。

（従来の技術） ＰＯＳやパソコン等の種々のデータ端末装置は、モデム
を介して電話回線等の通信回線に接続され、この通信回
線を利用して各種のデータ通信を行なっている。上記デ
ータ端末装置とモデムとの関係を第２図により説明する
。

第２図において、１１はモデムで、変復調機能を有する
モデム部１２を主体として構成されており、図示しない
通信回線および通信端末器とはインタフェース１３およ
び通信接続器１４を介して接続する。

１５は電源部で、外部電源と接続し、モデム部１２に動
作電源を供給する。

１７はＰＯＳやパソコン等のデータ端末装置で、モデム
１１を介して通信回線と接続し、この通信回線を利用し
てデータ通信を行なう。１８は電源自動立上げ装置で、
データ端末装置１７に対する電源部１９を内蔵している
。この電源自動立上げ装＠１８は、データ端末装置１７
からＣ１信号を入力することにより動作し、外部電源に
接続された前記電源部１９から電源を供給し、データ端
末装置１７を立上げる。

上記構成において、電話回線等の通信回線からデータが
送られて来ると、モデム１１内でＣＩ信号を含む信号に
交換され、データ端末装置１７に送られる。このとき、
データ端末袋＠１７は電源が立上っていないので、ＣＩ
信号はデータ端末装置１１を経由して電源自動立上げ装
置１８に送られる。電源自動立上げ装置１８は、このＣ
Ｉ信号を入力することにより動作し、その電源部１９か
らデータ端末装置１７に電源を供給し、これを立上げる
。

（発明が解決しようとする課題） 上記構成では、モデム１１および電源自動立上げ装置１
８の双方に常に電源を供給しておかなければならない。

特にモデム１１はデータ通信部以外においても電力を消
費することになり、消費電力が増大する。また、モデム
１１からデータ端末装置１７を経由して電源自動立上げ
装置１８にＣＩ信号を送っているので、このための信号
ケーブルが必要となり、配線コストが上昇する。さらに
、モデム１１とデータ端末袋＠１７とのそれぞれが電源
部１５又は１９を持つため、装置全体が大形化する等の
問題があった。

本発明の目的は、消費電力が低減化し、かつ部品の共用
化により構成の簡素化、省スペース化を計ったモデムを
提供することにある。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段） 本発明によるモデムは、通信回線に接続するモデム部を
有し、このモデム部によりデータ端末装置との間でデー
タの伝達を行なうもので、前記通信回線からの着信状態
を検出する着信検出回路、および、この着信検出回路に
よる着信検出信号により動作し前記モデム部およびデー
タ端末装置にそれぞれ電源を供給する電源自動立上げ制
御部を持っている。

（作用） 本発明では、通信回線からの着信状態を着信検出回路に
より検出し、この着信検出信号によって電源自動立上げ
制御部を動作させ、モデム部およびデータ端末装置にそ
れぞれ電源を供給するので、従来のようにモデム部がデ
ータ通信部以外においても常−時電力を消費することは
なく、消費電力が低減化する。また、モデム部およびデ
ータ端末装置に対する電源部を共通にできるので、部品
の共用化による簡素化、省スペース化が達成される。さ
らに、従来のように、データ端末装置を経由してＣＩ信
号を電源自動立上げ装置に送る必要がないので、これら
の信号ケーブルが不要となり、配線コストも低減化する
。

（実施例） 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。

第１図において、モデム２１は、従来と同じく変復調機
能を有するモデム部１２を有し、図示しない電話回線等
の通信回線（公衆回線又は専用回線等）とはインタフェ
ース１３および通信接続器１４を介して接続する。そし
て、ＰＯＳやパソコン等のデータ端末袋＠１７どの間で
データの伝達を行なう。

２２は着信検出回路で、モデム２１内に設けられており
、前記インタフェース１３を介して通信回線からのデー
タ着信状態を検出する。

２３は電源自動立上げ制御部で、同じくモデム２１内に
設けられており、モデム部１２およびデータ端末装置１
７に対する共通の電源部２４を内蔵している。この電源
自動立上げ制御部２３は、前記着信検出回路２２が、通
信回線からの着信を検出したことによる検出信号、すな
わちＣＩ信号を入力することにより動作し、前記電源部
２４からモデム部１２Ｊ３よびデータ端末装置１７にそ
れぞれ電源を供給し、これらを立上げる。

このように、通信回線からの着信状態を着信検出回路２
２によって検出し、この検出信号によって電源自動立上
げ制御部２３を動作させ、共通の電源部２４からモデム
部１２およびデータ端末装置１７の双方に電源を供給す
るようにしたので、モデム部１２はデータ通信時にのみ
電力が供給されることになり、従来のデータ通信部以外
においてもモデム部１２が電力を消費するものに比べ、
消ｖｉ電力が低減する。また、電源部２４がモデム部１
２およびデータ端末装置１７に対して共通であるため、
部品の共用化による簡素化および省スペース化が可能と
なる。さらに、従来のように、立上げ動作用のＣ１信号
をデータ端末装置１７を経由して送ることがないので、
このための通信ケーブルが不要となり、配線コストも低
減する。

〔発明の効果〕

以上のように本発明によ峨ば、消費電力が低減化すると
共に、部品の共用化による構成の簡素化、省スペース化
や、配線コストの低減化が可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるモデムの一実施例を示すブロック
図、第２図は従来のモデムを示すブロック図である。 １２・・モデム部、１７・・データ端末装置、２１・・
モデム、２２・・着信検出回路、２３・・電源自動立上
げ制御部。 序

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）通信回線に接続するモデム部を有し、このモデム
   部によりデータ端末装置との間でデータの伝達を行なう
   モデムにおいて、 前記通信回線からの着信状態を検出する着信検出回路と
   、 この着信検出回路による着信検出信号により動作し前記
   モデム部およびデータ端末装置にそれぞれ電源を供給す
   る電源自動立上げ制御部と、を備えたことを特徴とする
   モデム。